JPH077468Y2 - 前面パネルの取付構造 - Google Patents

前面パネルの取付構造

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Publication number
JPH077468Y2
JPH077468Y2 JP16702088U JP16702088U JPH077468Y2 JP H077468 Y2 JPH077468 Y2 JP H077468Y2 JP 16702088 U JP16702088 U JP 16702088U JP 16702088 U JP16702088 U JP 16702088U JP H077468 Y2 JPH077468 Y2 JP H077468Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
front panel
bolt
mounting structure
locking member
frame
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP16702088U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0287842U (ja
Inventor
英二 高橋
仁志 市村
Original Assignee
東陶機器株式会社
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Filing date
Publication date
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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
  • Finishing Walls (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、前面パネルの取付構造に関する。
(従来の技術) 表面にタイルを貼着したり、塩化ビニールを被覆した化
粧板を前面パネルと称し、この前面パネルを枠体の側面
に後付けし、上面をカウンタで塞いでなるユニット施工
が好んで採用されている。
枠体は普通、形鋼で縦長の箱形に構成され、内部に配管
類を収納する。枠体は床面に直接置くことが多いので、
据付け精度は床面の仕上がり程度に左右される。
従って、最終仕上げに使用される前面パネルは周囲の機
器とのバランスをとるべく若干の高さ調整を必須とし、
その為に調整機能を備えた前面パネルの取付構造が種々
提案されている。
例えば、実公昭61-5438号公報には調節捩子(17)を回
転させることによりタイルパネル(3)を上下させるパ
ネル板取付構造が開示されている。
(考案が解決しようとする課題) 前記タイルパネル(3)は、その枠(10)に垂設した棒
状の突出片(9,9′)を受け部(8)に設けた挿入部(1
4)の孔に進退自在に挿通している。
従って、タイルパネル(3)が水平方向に移動すると挿
入部(14)の孔に突出片(9,9′)が当って、移動が阻
止される。
しかしながら、突出片(9,9′)と挿入部(14)の孔と
の間には隙間が存在し、その為にタイルパネル(3)が
水平方向にガタつく不具合がある。
即ち、ボルトやネジを回動してタイルパネルを上下させ
る構成では、上下移動を自在にする代りに、水平方向に
若干のガタを許容せざるを得ず、このガタを除くべく、
例えば薄板を隙間に詰めるなどの手当を必要とする。
(課題を解決するための手段) 上記不都合を解決すべく本考案は、前面パネルの裏面か
ら水平に延出するとともにボルト孔を有するハンガ部材
と、このハンガ部材のボルト孔を貫通して前面パネルを
吊上げる吊上げボルトと、この吊上げボルトが螺合する
ナット部を備えるとともに一端に鉤部を設けた係止部材
と、この係止部材を支承すべく枠体に設けられた水平ビ
ームとからなる前面パネルの取付構造を構成し、前記鉤
部には吊上げボルトを枠体側へ引寄せる付勢部を備えて
いることを特徴とする。
(作用) 吊上げボルトを回動すると枠体の水平ビームに支承され
ている係止部材を基準にして、前面パネルは上下動す
る。
貫通している吊上げボルトより大径なボルト孔に対し、
該吊上げボルトは付勢部材にて枠体前に引寄せられて前
記ボルト孔の内面に密着するので、前面パネルのガタつ
きは無くなる。
(実施例) 本考案の実施例を添付図面に基づいて以下に説明する。
第1図は前面パネル付き小便器ユニット斜視図である。
小便器ユニット1は、形鋼を組み合せて構成した枠体2
と、この枠体の前面に取付けられた前面パネル3と、こ
の前面パネルに取付けられた小便器4と、この小便器に
給・排水する配管類5と、枠体の上面をカバーするカウ
ンタ6とからなる。
図示する如く枠体2は床面7に載置される為に高さ精度
は良くなく、更に周囲とのバランスをとるべく前面パネ
ル3を上下に調整する必要がある。
第2図は第1図の要部拡大断面図であり、前面パネル3
の下地板3aからは断面四角形なハンガ部材10が水平に延
出するとともに、このハンガ部材10の上方に断面形な
ガイド部材11がビス11a,11aにて下地板3aに止められて
いる。
これらハンガ部材10とガイド部材11とには夫々ボルト孔
10a,10a,11bが明けられている。
上記ボルト孔10a,10a,11bには吊上げボルト12が下から
上へ貫通し、ボルトの頭12aがハンガ部材10に当ってい
る。
前記吊上げボルト12が螺合するナット部13aを備えて横
板13bと縦板13cとからなる係止部材13の先端には下方へ
折曲げられた鉤部13dが設けられ、この鉤部にバネ作用
を成す付勢部14が形成されている。
一方、枠体2には形状の水平ビーム15が掛け渡されて
いる。
以上の構成からなる前面パネルの取付構造の組立手順を
次に説明する。
背面にはハンガ部材10とガイド部材11とを固着されてい
る下地板3aに係止部材13を、その縦板13cが下地板3aに
当るように仮置きし、次いで吊上げボルト12をハンガ部
材のボルト孔10a,10aに通し、且つ係止部材13のナット
部13aに螺合せしめる。ナット部13aを貫通したボルト12
の先端はガイド部材のボルト孔11bを貫通する。
次に、前面パネル3と共に係止部材13を水平ビーム15へ
嵌め合せる。即ち、係止部材の鉤部13dとハンガ部材10
とで水平ビーム15を挟する。
鉤部13dの付勢部14が係止部材13を枠体2側へ付勢する
ので、螺合している吊上げボルト12をも引寄せる。この
結果、吊上げボルト12はボルト孔10a,10a,11bの内面10
b,10b,11cに密着する。
前面パネル3は、ハンガ部材10と吊上げボルト12と係止
部材13とを介して枠体の水平ビーム15に係止される。
前面パネル3の高さ調整はマイナスドライバを上から差
し入れて吊上げボルト12先端の溝12bに掛けて、ボルト1
2を回転することによりボルト12は係止部材13を基準に
して上下する。上下したボルト12はハンガ部材10を介し
て前面パネル3を上下させる。
第3図は付勢部の別実施例図であり、付勢部24は鉤部13
dに水平方向に進退自在に嵌入したピン部材24aと、この
ピン部材を水平ビーム15へ押し出すバネ24bと、バネ抑
え24cとからなる。
尚、付勢部14,24は係止部材13を前面パネル3から離す
方向に付勢する作用を為すものであれば構成を限るもの
ではない。
(考案の効果) 以上に述べた如く本考案は鉤部の付勢部の作用で吊上げ
ボルトを引寄せて該吊上げボルトをボルト孔内面に密着
するようにしたので、前面パネルのガタつきを防止で
き、以って従来の高さ調整機能付前面パネルの不具合を
解消する効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は前面パネル付き小便器ユニット斜視図、第2図
は第1図の要部拡大断面図、第3図は付勢部の別実施例
図である。 2……、枠体、3……前面パネル 10……ハンガ部材、10a……ボルト孔 12……吊上げボルト、13……係止部材 13a……ナット部、13d……鉤部 14……付勢部、15……水平ビーム

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】枠体の側面に前面パネルを取付ける前面パ
    ネルの取付構造において、 前記取付構造は、前面パネルの裏面から水平に延出する
    とともにボルト孔を有するハンガ部材と、 このハンガ部材のボルト孔を貫通して前面パネルを吊上
    げる吊上げボルトと、 この吊上げボルトが螺合するナット部を備えるとともに
    一端に鉤部を設けた係止部材と、 この係止部材を支承すべく枠体に設けられた水平ビーム
    とからなり、 前記鉤部には吊上げボルトを枠体側へ引寄せる付勢部を
    備えていることを特徴とする前面パネルの取付構造。
JP16702088U 1988-12-23 1988-12-23 前面パネルの取付構造 Expired - Lifetime JPH077468Y2 (ja)

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JP16702088U JPH077468Y2 (ja) 1988-12-23 1988-12-23 前面パネルの取付構造

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Publication Number Publication Date
JPH0287842U JPH0287842U (ja) 1990-07-11
JPH077468Y2 true JPH077468Y2 (ja) 1995-02-22

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