JPH0774065B2 - 糸貯蔵，供給及び測定装置の制御方法 - Google Patents
糸貯蔵，供給及び測定装置の制御方法Info
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- JPH0774065B2 JPH0774065B2 JP60214394A JP21439485A JPH0774065B2 JP H0774065 B2 JPH0774065 B2 JP H0774065B2 JP 60214394 A JP60214394 A JP 60214394A JP 21439485 A JP21439485 A JP 21439485A JP H0774065 B2 JPH0774065 B2 JP H0774065B2
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- D03—WEAVING
- D03D—WOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
- D03D47/00—Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms
- D03D47/34—Handling the weft between bulk storage and weft-inserting means
- D03D47/36—Measuring and cutting the weft
- D03D47/361—Drum-type weft feeding devices
- D03D47/362—Drum-type weft feeding devices with yarn retaining devices, e.g. stopping pins
- D03D47/363—Construction or control of the yarn retaining devices
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2557/00—Means for control not provided for in groups B65H2551/00 - B65H2555/00
- B65H2557/30—Control systems architecture or components, e.g. electronic or pneumatic modules; Details thereof
- B65H2557/33—Control systems architecture or components, e.g. electronic or pneumatic modules; Details thereof for digital control, e.g. for generating, counting or comparing pulses
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- Looms (AREA)
- Forwarding And Storing Of Filamentary Material (AREA)
Description
本発明は、糸貯蔵、供給及び測定装置の制御方法に関す
る。
る。
本願出願人の国際特許出願PCT/EP83/00254号（W084/013
94号）には、すでに糸貯蔵、供給及び測定装置を制御す
る非常に高度な技術が開示されている。より詳細に述べ
れば、巻上装置によって糸が巻きつけられる固定の貯蔵
ドラムを備え、貯蔵ドラムから糸が引き出され、貯蔵ド
ラムの引き出し端部の周囲で糸が螺旋状に動くジェット
織機用の糸貯蔵、供給及び測定装置の制御方法が開示さ
れている。装置は更に、貯蔵ドラムから糸が引き出され
る間糸が検知領域を通るように配置され、パルス信号を
発生する糸検知手段を具備し、各パルス信号は、糸検知
手段の検知領域を糸が通過していることを示す。更にま
た、装置は、糸貯蔵ドラムの周囲で一定の角度間隔で並
んだ複数の電磁糸停止装置をも備えている。各電磁停止
装置は、制御ユニットにより発生する作動電流により付
勢される電磁コイル、及び、貯蔵ドラムから糸を引き出
すのを停止するため、コイルを付勢するとき糸の引出し
通路へ移動できる停止部材をも備えている。従来の糸貯
蔵、供給及び測定装置の制御ユニットは、先行する糸引
出しサイクルの終りに作動され且つ現在の糸引出しサイ
クルの開始時に糸を放すところの停止装置の位置番号を
記憶する、記憶装置を有している。位置番号に関する前
記の情報に基づき、制御ユニットは、一回の横糸挿入シ
ョットに対するショット長に対応する所望の糸の長さに
関する情報に基づいて次に作動される停止装置の位置番
号を決定する。言い換えれば、制御ユニットは、所望の
糸の長さを達成するため、貯蔵ドラムから引き出される
巻数を決定し、完全巻数を決定し、更に糸の所望ショッ
ト長を得るために必要な最後の一巻の端数を求める。従
って、先行する糸停止装置に対する、次の停止装置の位
置オフセットは、次に作動される糸停止装置の位置番号
に関する情報を得るための、前述の最後の一巻の端数か
ら導かれる。すでに作動された停止装置を解除した後、
制御ユニットは解除の瞬間から時間を測定し、それから
実際に引き出された糸の長さを推定し、更に糸が糸セン
サの検知領域を通過する毎に、実際に引き出された糸の
長さに計算上の長さを定期的に合わせるようにする。所
望の糸長が8.5巻きであるとすると、先行する引き出し
サイクルの終りに作動された停止位置の解除以来の計算
した時間に対応する、計算上の糸長は、センサの検知領
域を糸が通過する毎に、側ち現在の例では８回、実際の
長さに統一されるようになる。糸センサから８個のパル
スを受け取ると、従来の制御ユニットは、前期サイクル
の終りに作動される糸停止装置の位置番号から導かれた
位置番号を有する糸停止装置を作動する。
94号）には、すでに糸貯蔵、供給及び測定装置を制御す
る非常に高度な技術が開示されている。より詳細に述べ
れば、巻上装置によって糸が巻きつけられる固定の貯蔵
ドラムを備え、貯蔵ドラムから糸が引き出され、貯蔵ド
ラムの引き出し端部の周囲で糸が螺旋状に動くジェット
織機用の糸貯蔵、供給及び測定装置の制御方法が開示さ
れている。装置は更に、貯蔵ドラムから糸が引き出され
る間糸が検知領域を通るように配置され、パルス信号を
発生する糸検知手段を具備し、各パルス信号は、糸検知
手段の検知領域を糸が通過していることを示す。更にま
た、装置は、糸貯蔵ドラムの周囲で一定の角度間隔で並
んだ複数の電磁糸停止装置をも備えている。各電磁停止
装置は、制御ユニットにより発生する作動電流により付
勢される電磁コイル、及び、貯蔵ドラムから糸を引き出
すのを停止するため、コイルを付勢するとき糸の引出し
通路へ移動できる停止部材をも備えている。従来の糸貯
蔵、供給及び測定装置の制御ユニットは、先行する糸引
出しサイクルの終りに作動され且つ現在の糸引出しサイ
クルの開始時に糸を放すところの停止装置の位置番号を
記憶する、記憶装置を有している。位置番号に関する前
記の情報に基づき、制御ユニットは、一回の横糸挿入シ
ョットに対するショット長に対応する所望の糸の長さに
関する情報に基づいて次に作動される停止装置の位置番
号を決定する。言い換えれば、制御ユニットは、所望の
糸の長さを達成するため、貯蔵ドラムから引き出される
巻数を決定し、完全巻数を決定し、更に糸の所望ショッ
ト長を得るために必要な最後の一巻の端数を求める。従
って、先行する糸停止装置に対する、次の停止装置の位
置オフセットは、次に作動される糸停止装置の位置番号
に関する情報を得るための、前述の最後の一巻の端数か
ら導かれる。すでに作動された停止装置を解除した後、
制御ユニットは解除の瞬間から時間を測定し、それから
実際に引き出された糸の長さを推定し、更に糸が糸セン
サの検知領域を通過する毎に、実際に引き出された糸の
長さに計算上の長さを定期的に合わせるようにする。所
望の糸長が8.5巻きであるとすると、先行する引き出し
サイクルの終りに作動された停止位置の解除以来の計算
した時間に対応する、計算上の糸長は、センサの検知領
域を糸が通過する毎に、側ち現在の例では８回、実際の
長さに統一されるようになる。糸センサから８個のパル
スを受け取ると、従来の制御ユニットは、前期サイクル
の終りに作動される糸停止装置の位置番号から導かれた
位置番号を有する糸停止装置を作動する。
しかしながら、従来のシステムは挿入ショットの間の横
糸の非常に速い速度に適応できない、即ち非常に小さな
半径の貯蔵ドラムを有し、所定の横糸挿入速度で高速の
回転引き出し速度を有する貯蔵、供給及び測定装置を制
御するには向いていない。 この従来技術からみて、本発明は、装置が高速運転中で
あっても横糸を正確な長さにできるように、上述の従来
の方法を如何にして進歩させるかを技術的課題としてい
る。
糸の非常に速い速度に適応できない、即ち非常に小さな
半径の貯蔵ドラムを有し、所定の横糸挿入速度で高速の
回転引き出し速度を有する貯蔵、供給及び測定装置を制
御するには向いていない。 この従来技術からみて、本発明は、装置が高速運転中で
あっても横糸を正確な長さにできるように、上述の従来
の方法を如何にして進歩させるかを技術的課題としてい
る。
本発明によれば、停止位置の作動は所定のパルスの検知
に対して遅らされており、所定のパルスは必ずしも貯蔵
ドラムから最後の完全な１巻きが引き出されたことを表
示するパルスでなくともよい。言い換えれば、本発明
は、貯蔵ドラムから引き出される完全な１巻きの数に必
ずしも一致していない所定のパルス数を受け取った後に
遅れ時間を利用することを示唆している。但し、所定の
パルス数は、例えば最後の１つ前の１巻きに対応した数
として選ばれており、遅れ時間は、前記パルスの発生時
と停止装置に作動信号を供給する時との間の時間差を示
している。このようにすれば、糸貯蔵、供給及び測定装
置をかなりの高速度で運転できる。又は、比較的長い応
答時間を有している停止装置を使用することが可能にな
る。なお、応答時間とは、停止装置の電磁コイルに作動
電流を供給する時点と停止装置の停止部材の動作が終了
すると時点との間の時間間隔をいう。 本発明による方法は、半径を変えられる固定の貯蔵ドラ
ムと好ましくは単一の糸停止装置を備えた糸貯蔵、供給
及び測定装置に使用することができる。この場合、遅れ
時間は異なるショット長に対して同じままである。つま
り、遅れ時間は、ショット長とは無関係であり、引き出
し速度によって決まる。 半径が固定されている固定の貯蔵ドラムと複数の糸停止
装置とを備えた糸貯蔵、供給及び測定装置を使用すると
きは、最小の遅れ時間に結び付けられている停止装置の
位置に対する、次に作動されるべきそれぞれの停止装置
の相対位置に、遅れ時間は、比例している。通常、最小
の停止時間に結び付けられている停止装置は、糸センサ
の検知領域を糸が通過する瞬間に停止装置に作動電流を
送ると、作動された停止装置から糸が角度で180度離れ
たその瞬間にその停止装置の作動が終了するように、糸
センサに対して配置される。 好ましくは、パルス数、送れ時間及びサイクルの終りに
作動されるべき停止装置の位置番号に関するそれぞれの
値は、所望のショット長及び前回に作動された停止装置
の位置番号を入力することによってアドレスされるいわ
ゆるルック・アップ・テーブル（looc−up table）の形
式でROM（リード・オンリ・メモリ）に記憶されてい
る。
に対して遅らされており、所定のパルスは必ずしも貯蔵
ドラムから最後の完全な１巻きが引き出されたことを表
示するパルスでなくともよい。言い換えれば、本発明
は、貯蔵ドラムから引き出される完全な１巻きの数に必
ずしも一致していない所定のパルス数を受け取った後に
遅れ時間を利用することを示唆している。但し、所定の
パルス数は、例えば最後の１つ前の１巻きに対応した数
として選ばれており、遅れ時間は、前記パルスの発生時
と停止装置に作動信号を供給する時との間の時間差を示
している。このようにすれば、糸貯蔵、供給及び測定装
置をかなりの高速度で運転できる。又は、比較的長い応
答時間を有している停止装置を使用することが可能にな
る。なお、応答時間とは、停止装置の電磁コイルに作動
電流を供給する時点と停止装置の停止部材の動作が終了
すると時点との間の時間間隔をいう。 本発明による方法は、半径を変えられる固定の貯蔵ドラ
ムと好ましくは単一の糸停止装置を備えた糸貯蔵、供給
及び測定装置に使用することができる。この場合、遅れ
時間は異なるショット長に対して同じままである。つま
り、遅れ時間は、ショット長とは無関係であり、引き出
し速度によって決まる。 半径が固定されている固定の貯蔵ドラムと複数の糸停止
装置とを備えた糸貯蔵、供給及び測定装置を使用すると
きは、最小の遅れ時間に結び付けられている停止装置の
位置に対する、次に作動されるべきそれぞれの停止装置
の相対位置に、遅れ時間は、比例している。通常、最小
の停止時間に結び付けられている停止装置は、糸センサ
の検知領域を糸が通過する瞬間に停止装置に作動電流を
送ると、作動された停止装置から糸が角度で180度離れ
たその瞬間にその停止装置の作動が終了するように、糸
センサに対して配置される。 好ましくは、パルス数、送れ時間及びサイクルの終りに
作動されるべき停止装置の位置番号に関するそれぞれの
値は、所望のショット長及び前回に作動された停止装置
の位置番号を入力することによってアドレスされるいわ
ゆるルック・アップ・テーブル（looc−up table）の形
式でROM（リード・オンリ・メモリ）に記憶されてい
る。
以下、本発明の実施例を添付図面を参照して説明する。 第１図の糸貯蔵、供給及び測定装置はそれ自体公知であ
る。その構造と装置の回路に関する限りでは、前述の特
許出願、PCT/EP83/00254号（W084/01394号）が参考にな
る。一方、この特許出願の開示内容はよく知られている
ので、機械的構造と、糸貯蔵、供給及び測定装置の作動
方法の原理とを詳述することはしない。 ここで第１図を参照するに、貯蔵ドラムＤはガイド・リ
ング30及びバルーン抑止リング（図略）とから成り、糸
Ｙの引出し通路を画成する隙間が両者間にできている。
24個の停止装置EM1〜EM24は、ガイド・リング30の外周
で等角間隔で配置されている。好ましくは光学的なもの
である糸センサＳは、発行素子及び受光素子からなり、
糸Ｙが貯蔵ドラムより引き出されるとき糸センサＳの検
知領域を通過するように配置されている。第１図からわ
かるように、糸センサＳは貯蔵ドラムＤの引き出し端部
のすぐ近くに配置されている。糸センサＳ及び24個の停
止装置EM1〜EM24の各々（図面を簡略化するための２個
だけ示されている）は、制御ユニットCUと接続されてい
る。制御ユニットCUは、いわゆるゼロ・センサZSにも接
続されている。このゼロ・センサZSは織機の主軸が１回
転するとパルスを１個発生する。 停止装置EM1〜EM24のうちの１つに作動電流が送られる
と、停止部材が、貯蔵ドラムの引き出し端部の周囲に引
き出されて螺旋状に動いている糸の通路内へ移動する。
これにより、停止部材は引き出しを終了させる。 電気的制御ユニットCUは、演算ユニット、例えばマイク
ロコンピュータと、RWM（リード・ライト・メモリ）の
他にROMとを含んで成っている。 運転中、制御ユニットCUは、先行する引き出しサイクル
の終りに作動された停止装置を消勢する（「開放する段
階」）。その後、糸は貯蔵ドラムから自由に引き出され
る。糸の引き出し中、糸センサＳは、その検知領域を通
過する糸の引き出し点が１回転すると１つのパルスを発
生する。糸センサＳから発生するパルス数又は計算され
た引き出し長さであってパルスが発生する毎に更新され
るものに基づいて、引き出された完全な１巻きの数が決
定できる。パルス数を計数した後（「パルス計数段
階」）、次に作動されるべき停止装置の位置番号にによ
って決まる遅れ時間の計時を開始し（「時間間隔の計時
を開始する段階」）、「遅れ時間の計時を開始する段
階」）、その遅れ時間の経過の後、制御ユニットCUは次
に作動されるべき停止装置を作動する（「停止装置作動
段階」）。これらの詳細は、第２図及び別表を参照して
後述される。 制御ユニットは、所望の糸長に関する情報に基づく他
に、前の引き出しサイクルの終りに作動させられた停止
装置に関する情報に基づいて、現在の引き出しサイクル
の終りに作動させられるべき停止装置の位置番号を計算
する（「停止装置選択段階」）。これについては、前述
の特許出願が参考になる。 本発明の基本的思想は、貯蔵ドラムＤから引き出される
時間に応じた横糸の長さを示す第２図のグラフに説明さ
れている。時間tZでゼロ・センサZSからでるゼロ信号に
よって生じる横糸の引き出しサイクルの開始時に、前に
作動された停止装置EM1〜EM24は解除される。時間tS1で
糸センサＳは最初のパルスを発生し、糸Ｙがそ検知領域
を通過したことを示す。更に、時間tS2,tS3,tS4等で貯
蔵ドラムから糸が一回転分引き出されると更にパルスが
発生する。時間tactになると、制御ユニットは次に作動
されるべき停止装置に作動電流を送る。停止装置EM1〜E
M24の応答時間tRの後、その停止部材は時間tposで最終
位置に達する。作動される停止装置と半径方向でほぼ対
向する位置から出る糸Ｙに必要な時間ｔ0.5の後、即
ち、糸を1/2巻き引き出すのに必要な時間の後、糸は作
動される停止装置の停止部材と接触するようになり、横
糸の引き出しは止まる。 第２図に例示の如く、現在の引き出しサイクルの終りで
作動されるべき停止装置には、時間tS4で糸センサＳか
ら最後のパルス信号が出る前に作動電流が送られる。こ
の場合、時間tS3で糸センサＳから発生する、最後のパ
ルス信号の１つ前のパルス信号が、サイクルの終りに作
動されるべき停止装置の作動を引き起こす。今後の説明
から明らかな如く、引き出しサイクルを終りに作動され
るべき停止装置の作動に先立つ各「安全最終センサ信
号」は、作動されるべき停止装置の位置と糸の引き出し
速度によって決まる。 停止装置を作動させる前に糸センサＳによって発生され
るべきパルス数Ｎに一致する各「安全最終センサ信号」
を決定するには次の計算が行われる。 １）ショット長Ｌを横糸挿入速度Ｖで割り、全ての横糸
挿入時間tStopを求める（「全横糸挿入時間を決定する
段階」）。 ２）求めた挿入時間tStopから、停止装置EM1〜EM24の応
答時間tRと、横糸挿入速度Ｖで貯蔵ドラムから1/2巻き
の糸を引き出すのに必要な時間ｔ0.5を引き、停止装置
の作動時間tactを求める（「作動時間を決定する段
階」）。こ作動時間tactは前に作動された停止装置の解
除時と次に作動されるべき停止装置へ作動信号を送る時
との間の時間を示す。なお、ｔ0.5は、1/2巻きの糸長を
横糸挿入速度Ｖで割ることによって求めることができる
（「２分の１巻きの横糸を引き出すのに必要な時間を決
定する段階」）。 ３）次に計算された作動時間tactまでに横糸挿入速度Ｖ
で貯蔵ドラムから引き出され得る完全な一巻きの数を計
算してパルス数Ｎを求める（「パルス数決定段階」、
「パルスの数を決定する段階」）。第２図の例では、パ
ルス数は３である。その後、作動時間tactから、貯蔵ド
ラムから完全な１巻き分の糸を引き出すのに必要な時間
にパルス数を書けたものを引いて、遅れ時間tdを求める
（「遅れ時間決定段階」）。 好ましくは、次に作動されるべき停止装置の位置番号、
現在の停止装置の位置番号及び各パルス数によって決ま
るそれぞれの遅れ時間は、前に作動された停止装置の各
位置番号や所望のショット長Ｌについて、前もって決め
られているのがよい（「遅れ時間を割り当てる段
階」）。これらの前もって決められた値は、以下の別表
に示されているように、ルック・アップ・テーブルの形
で制御ユニットCUの半導体ROM（図略）に記憶されてい
る（「所定のデータを格納する段階」、「所定のデータ
を記憶させる段階」）。 このルック・アップ・テーブルは、前に作動された停止
装置の位置番号に一致するアドレス部分と、次に作動さ
れるべき停止装置の位置番号に関する第１データ・コラ
ム（これは公知である）と、次の停止装置を作動させる
前に計数されるべきパルス数に関するデータ・コラム及
びパルス数に一致するパルスの発生時と次の停止位置に
送られる作動信号の発生時との間の各遅れ時間tdに関す
る付加的データ・コラムを有している（「結び付ける段
階」）。 こけらの値が、所望の各横糸ショット長と糸の引き出し
速度によって決まり、その他織機や糸自信の特性などに
より次々に変わることは、この分野に通じているもので
あれば明らかなことであろう。 ここで、上記別表に例示されている場合における横糸挿
入シーケンスについて説明する。位置番号１を有する停
止位置からシーケンスを開始するものとすると、再び位
置番号１から始まる次のシーケンスが開始するまでに、
以下のようにして、連続する24回の横糸挿入サイクル
（即ち引き出しサイクル）が実行される。先ず、位置番
号１の停止装置を解除した後、２つのパルスを持ち、２
番目のパルスが発生すると同時に5.038ミリ秒の遅れ時
間tdの計時が開始する。その遅れ時間が経過すると、位
置番号14の停止装置が、横糸を捕獲すべく作動させられ
る。現シーケンスにおける次のサイクルは、位置番号14
の停止装置を解除することから始まり、３つのパルスを
待つ。３番目のパルスが発生すると同時に0.808ミリ秒
の遅れ時間tdの計時が開始する。その遅れ時間が経過す
るや否や、位置番号３の停止装置が、横糸を捕獲すべく
作動させられる。このシーケンスは、位置番号12の停止
装置が解除されるところの24番目のサイクルまで、別表
に従って続けられる。位置番号12の停止装置が解除され
ると、３つのパルスを待ち、３番目のパルスが発生する
と同時に0.038ミリ秒の遅れ時間tdの計時が開始する。
その遅れ時間が経過すると、位置番号１の停止装置が、
横糸を捕獲すべく作動させられる。そして、再び、新し
い横糸挿入シーケンスが、位置番号１の停止装置の解除
から始まる（「横糸挿入段階」）。 第２図に示したように、上述の方法で計算した遅れ時間
tdのため、糸Ｙの引き出し点が作動された停止装置から
1/2巻き離れる瞬間に、作動されるべき停止装置の動き
は終了する。しかしながら、1/4巻きと3/4巻きとの間で
引き出し点を離れさせる異なる遅れ時間も、同様であ
る。 本発明の原理は、単一の糸停止挿入装置を有するが、引
き出される横糸の１ショット毎の長さを調節するためお
半径を変えられる固定貯蔵ドラムを有する糸貯蔵、供給
及び測定装置にも応用できる。 この場合、半径は所望のショット長Ｌに関して決まり、
手で調節する。糸センサＳは、好ましくは（必須ではな
いが）、糸の引き出し点の回転運動の方向である停止装
置に関して多少オフセットされ、停止装置のすぐ近くに
配置される。一定の糸引き出し速度を用いると、一定の
遅れ時間が異なるショット長Ｌについて設定できる。本
発明の原理によれば、停止装置の応答時間tRの間の糸の
引き出し長さよりも短い外周をもつ貯蔵ドラムを有する
装置を使うこともできる。何故ならば、作動されるべき
停止装置に送られる作動信号が、１つのサイクル中で糸
センサＳから受け取る最後の信号に基づいて発生される
必要がないからであり、従って、例えば、糸貯蔵、供給
及び測定装置の半径が小さく、停止装置の応答時間tRが
完全な１巻きを引き出す時間よりも長い場合には、セン
サＳからの、最後の１つ前の信号、又は、もし必要なら
ば、それよりもっと早い信号を用いることができるから
である。
る。その構造と装置の回路に関する限りでは、前述の特
許出願、PCT/EP83/00254号（W084/01394号）が参考にな
る。一方、この特許出願の開示内容はよく知られている
ので、機械的構造と、糸貯蔵、供給及び測定装置の作動
方法の原理とを詳述することはしない。 ここで第１図を参照するに、貯蔵ドラムＤはガイド・リ
ング30及びバルーン抑止リング（図略）とから成り、糸
Ｙの引出し通路を画成する隙間が両者間にできている。
24個の停止装置EM1〜EM24は、ガイド・リング30の外周
で等角間隔で配置されている。好ましくは光学的なもの
である糸センサＳは、発行素子及び受光素子からなり、
糸Ｙが貯蔵ドラムより引き出されるとき糸センサＳの検
知領域を通過するように配置されている。第１図からわ
かるように、糸センサＳは貯蔵ドラムＤの引き出し端部
のすぐ近くに配置されている。糸センサＳ及び24個の停
止装置EM1〜EM24の各々（図面を簡略化するための２個
だけ示されている）は、制御ユニットCUと接続されてい
る。制御ユニットCUは、いわゆるゼロ・センサZSにも接
続されている。このゼロ・センサZSは織機の主軸が１回
転するとパルスを１個発生する。 停止装置EM1〜EM24のうちの１つに作動電流が送られる
と、停止部材が、貯蔵ドラムの引き出し端部の周囲に引
き出されて螺旋状に動いている糸の通路内へ移動する。
これにより、停止部材は引き出しを終了させる。 電気的制御ユニットCUは、演算ユニット、例えばマイク
ロコンピュータと、RWM（リード・ライト・メモリ）の
他にROMとを含んで成っている。 運転中、制御ユニットCUは、先行する引き出しサイクル
の終りに作動された停止装置を消勢する（「開放する段
階」）。その後、糸は貯蔵ドラムから自由に引き出され
る。糸の引き出し中、糸センサＳは、その検知領域を通
過する糸の引き出し点が１回転すると１つのパルスを発
生する。糸センサＳから発生するパルス数又は計算され
た引き出し長さであってパルスが発生する毎に更新され
るものに基づいて、引き出された完全な１巻きの数が決
定できる。パルス数を計数した後（「パルス計数段
階」）、次に作動されるべき停止装置の位置番号にによ
って決まる遅れ時間の計時を開始し（「時間間隔の計時
を開始する段階」）、「遅れ時間の計時を開始する段
階」）、その遅れ時間の経過の後、制御ユニットCUは次
に作動されるべき停止装置を作動する（「停止装置作動
段階」）。これらの詳細は、第２図及び別表を参照して
後述される。 制御ユニットは、所望の糸長に関する情報に基づく他
に、前の引き出しサイクルの終りに作動させられた停止
装置に関する情報に基づいて、現在の引き出しサイクル
の終りに作動させられるべき停止装置の位置番号を計算
する（「停止装置選択段階」）。これについては、前述
の特許出願が参考になる。 本発明の基本的思想は、貯蔵ドラムＤから引き出される
時間に応じた横糸の長さを示す第２図のグラフに説明さ
れている。時間tZでゼロ・センサZSからでるゼロ信号に
よって生じる横糸の引き出しサイクルの開始時に、前に
作動された停止装置EM1〜EM24は解除される。時間tS1で
糸センサＳは最初のパルスを発生し、糸Ｙがそ検知領域
を通過したことを示す。更に、時間tS2,tS3,tS4等で貯
蔵ドラムから糸が一回転分引き出されると更にパルスが
発生する。時間tactになると、制御ユニットは次に作動
されるべき停止装置に作動電流を送る。停止装置EM1〜E
M24の応答時間tRの後、その停止部材は時間tposで最終
位置に達する。作動される停止装置と半径方向でほぼ対
向する位置から出る糸Ｙに必要な時間ｔ0.5の後、即
ち、糸を1/2巻き引き出すのに必要な時間の後、糸は作
動される停止装置の停止部材と接触するようになり、横
糸の引き出しは止まる。 第２図に例示の如く、現在の引き出しサイクルの終りで
作動されるべき停止装置には、時間tS4で糸センサＳか
ら最後のパルス信号が出る前に作動電流が送られる。こ
の場合、時間tS3で糸センサＳから発生する、最後のパ
ルス信号の１つ前のパルス信号が、サイクルの終りに作
動されるべき停止装置の作動を引き起こす。今後の説明
から明らかな如く、引き出しサイクルを終りに作動され
るべき停止装置の作動に先立つ各「安全最終センサ信
号」は、作動されるべき停止装置の位置と糸の引き出し
速度によって決まる。 停止装置を作動させる前に糸センサＳによって発生され
るべきパルス数Ｎに一致する各「安全最終センサ信号」
を決定するには次の計算が行われる。 １）ショット長Ｌを横糸挿入速度Ｖで割り、全ての横糸
挿入時間tStopを求める（「全横糸挿入時間を決定する
段階」）。 ２）求めた挿入時間tStopから、停止装置EM1〜EM24の応
答時間tRと、横糸挿入速度Ｖで貯蔵ドラムから1/2巻き
の糸を引き出すのに必要な時間ｔ0.5を引き、停止装置
の作動時間tactを求める（「作動時間を決定する段
階」）。こ作動時間tactは前に作動された停止装置の解
除時と次に作動されるべき停止装置へ作動信号を送る時
との間の時間を示す。なお、ｔ0.5は、1/2巻きの糸長を
横糸挿入速度Ｖで割ることによって求めることができる
（「２分の１巻きの横糸を引き出すのに必要な時間を決
定する段階」）。 ３）次に計算された作動時間tactまでに横糸挿入速度Ｖ
で貯蔵ドラムから引き出され得る完全な一巻きの数を計
算してパルス数Ｎを求める（「パルス数決定段階」、
「パルスの数を決定する段階」）。第２図の例では、パ
ルス数は３である。その後、作動時間tactから、貯蔵ド
ラムから完全な１巻き分の糸を引き出すのに必要な時間
にパルス数を書けたものを引いて、遅れ時間tdを求める
（「遅れ時間決定段階」）。 好ましくは、次に作動されるべき停止装置の位置番号、
現在の停止装置の位置番号及び各パルス数によって決ま
るそれぞれの遅れ時間は、前に作動された停止装置の各
位置番号や所望のショット長Ｌについて、前もって決め
られているのがよい（「遅れ時間を割り当てる段
階」）。これらの前もって決められた値は、以下の別表
に示されているように、ルック・アップ・テーブルの形
で制御ユニットCUの半導体ROM（図略）に記憶されてい
る（「所定のデータを格納する段階」、「所定のデータ
を記憶させる段階」）。 このルック・アップ・テーブルは、前に作動された停止
装置の位置番号に一致するアドレス部分と、次に作動さ
れるべき停止装置の位置番号に関する第１データ・コラ
ム（これは公知である）と、次の停止装置を作動させる
前に計数されるべきパルス数に関するデータ・コラム及
びパルス数に一致するパルスの発生時と次の停止位置に
送られる作動信号の発生時との間の各遅れ時間tdに関す
る付加的データ・コラムを有している（「結び付ける段
階」）。 こけらの値が、所望の各横糸ショット長と糸の引き出し
速度によって決まり、その他織機や糸自信の特性などに
より次々に変わることは、この分野に通じているもので
あれば明らかなことであろう。 ここで、上記別表に例示されている場合における横糸挿
入シーケンスについて説明する。位置番号１を有する停
止位置からシーケンスを開始するものとすると、再び位
置番号１から始まる次のシーケンスが開始するまでに、
以下のようにして、連続する24回の横糸挿入サイクル
（即ち引き出しサイクル）が実行される。先ず、位置番
号１の停止装置を解除した後、２つのパルスを持ち、２
番目のパルスが発生すると同時に5.038ミリ秒の遅れ時
間tdの計時が開始する。その遅れ時間が経過すると、位
置番号14の停止装置が、横糸を捕獲すべく作動させられ
る。現シーケンスにおける次のサイクルは、位置番号14
の停止装置を解除することから始まり、３つのパルスを
待つ。３番目のパルスが発生すると同時に0.808ミリ秒
の遅れ時間tdの計時が開始する。その遅れ時間が経過す
るや否や、位置番号３の停止装置が、横糸を捕獲すべく
作動させられる。このシーケンスは、位置番号12の停止
装置が解除されるところの24番目のサイクルまで、別表
に従って続けられる。位置番号12の停止装置が解除され
ると、３つのパルスを待ち、３番目のパルスが発生する
と同時に0.038ミリ秒の遅れ時間tdの計時が開始する。
その遅れ時間が経過すると、位置番号１の停止装置が、
横糸を捕獲すべく作動させられる。そして、再び、新し
い横糸挿入シーケンスが、位置番号１の停止装置の解除
から始まる（「横糸挿入段階」）。 第２図に示したように、上述の方法で計算した遅れ時間
tdのため、糸Ｙの引き出し点が作動された停止装置から
1/2巻き離れる瞬間に、作動されるべき停止装置の動き
は終了する。しかしながら、1/4巻きと3/4巻きとの間で
引き出し点を離れさせる異なる遅れ時間も、同様であ
る。 本発明の原理は、単一の糸停止挿入装置を有するが、引
き出される横糸の１ショット毎の長さを調節するためお
半径を変えられる固定貯蔵ドラムを有する糸貯蔵、供給
及び測定装置にも応用できる。 この場合、半径は所望のショット長Ｌに関して決まり、
手で調節する。糸センサＳは、好ましくは（必須ではな
いが）、糸の引き出し点の回転運動の方向である停止装
置に関して多少オフセットされ、停止装置のすぐ近くに
配置される。一定の糸引き出し速度を用いると、一定の
遅れ時間が異なるショット長Ｌについて設定できる。本
発明の原理によれば、停止装置の応答時間tRの間の糸の
引き出し長さよりも短い外周をもつ貯蔵ドラムを有する
装置を使うこともできる。何故ならば、作動されるべき
停止装置に送られる作動信号が、１つのサイクル中で糸
センサＳから受け取る最後の信号に基づいて発生される
必要がないからであり、従って、例えば、糸貯蔵、供給
及び測定装置の半径が小さく、停止装置の応答時間tRが
完全な１巻きを引き出す時間よりも長い場合には、セン
サＳからの、最後の１つ前の信号、又は、もし必要なら
ば、それよりもっと早い信号を用いることができるから
である。
上述の説明から分かる通り、本発明は、送れ時間を使う
ことにより、糸貯蔵、供給及び測定装置の運転方法ほ信
頼性を高め、横糸引き出しを高速度で行うことを可能に
する。
ことにより、糸貯蔵、供給及び測定装置の運転方法ほ信
頼性を高め、横糸引き出しを高速度で行うことを可能に
する。
第１図は、糸貯蔵、供給及び測定装置の貯蔵ドラムの引
き出し端を示す概略図であり、 第２図は、貯蔵ドラムから引き出される時間によつて決
まる糸長を示すグラフである。 〔主要部分の符号の説明〕 貯蔵ドラム……Ｄ 糸センサ……Ｓ 糸停止装置……EM1〜EM24 制御ユニット……CU 糸……Ｙ 遅れ時間……td シヨツト長……Ｌ
き出し端を示す概略図であり、 第２図は、貯蔵ドラムから引き出される時間によつて決
まる糸長を示すグラフである。 〔主要部分の符号の説明〕 貯蔵ドラム……Ｄ 糸センサ……Ｓ 糸停止装置……EM1〜EM24 制御ユニット……CU 糸……Ｙ 遅れ時間……td シヨツト長……Ｌ
Claims (12)
- 【請求項１】糸貯蔵、供給及び測定装置の制御方法であ
って、その糸貯蔵、供給及び測定装置は、巻取装置によ
って横糸がその上に巻回され得ると共にそこから横糸が
引き出され得るところの固定の貯蔵ドラムと、この貯蔵
ドラムからの横糸の引き出しを検出すると共に横糸がそ
の検出領域を通過する毎にパルスを生成する横糸センサ
と、停止位置とを備えており、前記制御方法は、停止装
置を作動させる前に横糸センサによって発生されるべき
パルスの数を決定するパルス数決定段階と、横糸センサ
によって発生されるパルスを計数するパルス計数段階と
を備えており、更に、前記制御方法は、決定されたパル
スの数と等しくなる計数値をもたらすパルスの発生時か
ら始まる遅れ時間を決定する遅れ時間決定段階と、決定
された遅れ時間の終了時に停止装置を作動させる停止装
置作動段階とを備えており、前記決定された遅れ時間
は、横糸引出し速度と、横糸センサ及び作動させらされ
るべき停止装置の相対位置とに依存している、ものにお
いて、 前記糸貯蔵、供給及び測定装置が、複数の前記停止装置
を備えており、それらの停止装置のうちの選択された一
の停止装置が、前記遅れ時間の終了時に作動させられ、 横糸センサによって発生されるパルスであって、作動さ
せられるべき停止装置を作動させる前に計数されるべき
ものの数を決定する前記パルス数決定段階が、 所望のショット長を入力する段階と、 ショット長を所定の横糸挿入速度で除することにより、
全横糸挿入時間を決定する段階と、 決定された全横糸挿入時間を、停止装置の所定の応答時
間と、前記所定の横糸挿入速度で貯蔵ドラムから２分の
１巻きの横糸を引き出すのに必要な所定の時間とで減ず
ることにより、作動時間を決定する段階であって、その
作動時間は、前回作動させられた停止装置の開放時と、
次に作動させられるべき停止装置への作動信号の供給時
との間の時間である、ものと、 前記所定の横糸挿入速度で前記作動時間の間に貯蔵ドラ
ムから引き出され得る横糸の完全な１巻きの数を計算す
ることにより、パルスの数を決定する段階と、 を備えており、且つ 前記遅れ時間決定段階が、決定された作動時間を、
（１）前記所定の挿入速度で貯蔵ドラムから完全な１巻
きの横糸を引き出すのに必要な所定の時間に、決定され
たパルスの数を乗じた時間と、（２）前回作動させられ
た停止装置の開放時及び横糸センサからの最初のパルス
の受信時の間の時間と、の和で減ずることにより、実行
される、 ことを特徴とする制御方法。 - 【請求項２】各前記遅れ時間が、ショット長には依存せ
ず、引出し速度に依存する特許請求の範囲第１項記載の
制御方法。 - 【請求項３】前記遅れ時間の終了時における前記停止装
置の起動に続くその停止装置の運動が、横糸の引出し点
がその停止装置から２分の１巻き〜４分の３巻きの範囲
内の角距離を有する際に完了するよう、前記遅れ時間
が、決定される特許請求の範囲第１項記載の制御方法。 - 【請求項４】糸貯蔵、供給及び測定装置の制御方法であ
って、その糸貯蔵、供給及び測定装置は、横糸がその上
に巻回され得ると共に横糸がその一端部の周囲を周方向
に移動することによってそこから引き出され得るところ
の固定の貯蔵ドラムと、この貯蔵ドラムの前記一端部の
周りの互いに角度的に離隔させられている位置に支持さ
れている複数の停止装置であって、それが作動させられ
た場合において、横糸がそれらと角度的に整合させられ
るとき、横糸の周方向引出し運動を各々停止させるもの
と、前記貯蔵ドラムの前記一端部の周りの所定の角位置
に設けられている横糸センサであって、周方向に引き出
されつつある横糸がその横糸センサを通過する毎にパル
スを生成するものとを備えている、ものにおいて、 前記制御方法が、 各前記停止装置を、それぞれの所定のパルス数と、それ
ぞれの所定の遅れ時間と、前記停止装置のうちの１つを
識別するそれぞれの値とに結び付ける段階と、 一連の連続する横糸挿入を行う横糸挿入段階と、 を備えており、 各前記横糸挿入段階が、 直前の横糸挿入の終了時に作動させられた一つの前記停
止装置を開放する段階と、 その後、前記横糸センサによって生成されるパルスを計
数するパルス計数段階と、 その後、前記開放された停止装置と結び付けられている
所定のパルス数に等しい計数値をもたらす前記横糸セン
サからのパルスの発生時に時間間隔の計時を開始する段
階であって、前記時間間隔は、前記開放された停止装置
と結び付けられている前記所定の遅れ時間に等しい長さ
を有している、ものと、 前記開放された停止装置と結び付けられている前記値に
よって識別されている停止装置を、前記時間間隔の終了
時に作動させる停止装置作動段階と、 を備えている、 ことを特徴とする制御方法。 - 【請求項５】前記遅れ時間の終了時における前記停止装
置の起動に続くその停止装置の運動が、横糸の引出し点
がその停止位置から２分の１巻き〜４分の３巻きの範囲
内の角距離を有する際に完了するよう、前記遅れ時間
が、決定される特許請求の範囲第４項記載の制御方法。 - 【請求項６】糸貯蔵、供給及び測定装置の制御方法であ
って、その糸貯蔵、供給及び測定装置は、固定された直
径の固定の貯蔵ドラムと、この貯蔵ドラムの周りの互い
に角度的に離隔させられている位置に設けられている少
なくとも２つの停止装置であって、ショット毎の横糸引
出し長を調節するものと、横糸の引き出しを検出する横
糸センサであって、横糸がその検出領域を通過する毎に
パルスを生成するものとを備えており、前記制御方法
は、横糸挿入ショットの終了時に作動させられるべき、
前記停止装置のうちの１つの停止装置を、前回の横糸挿
入ショットの終了時に作動させられた停止装置に対する
その位置と所望のショット長とに基づいて選択する停止
装置選択段階と、前記選択された停止装置が作動させら
れる前に横糸センサによって発生されるべきパルスの数
を決定するパルス数決定段階と、横糸センサによって発
生されるパルスを計数するパルス計数段階とを備えてい
るものにおいて、 各前記停止装置にそれぞれの遅れ時間を割り当てる段階
であって、前記停止装置のうちの１つの停止装置は、最
小遅れ時間を割り当てられると共に、残りの停止装置
は、それぞれの停止装置から前記最小遅れ時間を割り当
てられた前記１つの停止装置までの角距離に比例してい
るそれぞれの遅れ時間を各々割り当てられる、ものと、 前記選択された停止装置に割り当てられている遅れ時間
を決定する遅れ時間決定段階と、 決定されたパルスの数に等しくなる計数値をもたらす、
前記横糸センサからのパルスの発生時に、前記決定され
た遅れ時間の計時を開始する段階と、前記決定された遅
れ時間の終了時に前記選択された停止装置を作動させる
停止装置作動段階と、 を備えていることを特徴とする制御方法。 - 【請求項７】所定の遅れ時間の経過後に作動させられる
べき停止装置を作動させる前に横糸センサによって発生
されるべきパルスの数を決定する前記パルス数決定段階
が、 ショット長及び横糸挿入速度を決定すると共に、決定さ
れた挿入速度で貯蔵ドラムから２分の１巻きの横糸を引
き出すのに必要な時間を決定する段階と、 ショット長を横糸挿入速度で除することにより、全横糸
挿入時間を決定する段階と、 決定された全横糸挿入時間を、作動させられるべき停止
装置の応答時間と、前記横糸挿入速度で貯蔵ドラムから
２分の１巻きの横糸を引き出すのに必要な時間とで減ず
ることにより、作動時間を決定する段階であって、その
作動時間は、前回に作動させられた停止装置の開放時
と、次に作動させられるべき停止装置への作動信号の供
給時との間の時間である、ものと、 前記横糸挿入速度で作動時間の間に貯蔵ドラムから引き
出され得る横糸の完全な１巻きの数を計算することによ
り、パルスの数を決定する段階と、 を備えており、且つ 前記遅れ時間を決定する段階が、貯蔵ドラムから完全な
１巻きの横糸を引き出すための時間にパルスの数を乗
じ、次いで、作動時間からその積を減ずることにより、
実行される、 特許請求の範囲第６項記載の制御方法。 - 【請求項８】前記糸貯蔵、供給及び測定装置の制御装置
のメモリに所定のデータを記憶させる段階であって、前
記所定のデータは、各前記停止装置について、そのよう
な停止装置の次の作動時にアクセスされるデータ・セッ
トを備えており、各データ・セットは、パルス数と、遅
れ時間と、次に作動させられるべき停止装置の識別子と
を備えており、前記所定のデータは、所定のショット長
について実験的に決定されている、ものを備えており、
且つ、前記パルス数決定段階と前記遅れ時間決定段階と
が、前記メモリ内の前記所定のデータから、最も最近に
作動させられた停止装置についての前記データ・セット
を取り出すことにより、実行されることを特徴とする特
許請求の範囲第６項記載の制御方法。 - 【請求項９】各前記遅れ時間が、ショット長には依存せ
ず、引出し速度に依存する特許請求の範囲第６項記載の
制御方法。 - 【請求項１０】前記遅れ時間の終了時における前記停止
装置の起動に続くその停止装置の運動が、横糸の引出し
点がその停止装置から２分の１巻き〜４分の３巻きの範
囲内の角距離を有する際に完了するよう、前記遅れ時間
が、決定される特許請求の範囲第６項記載の制御方法。 - 【請求項１１】糸貯蔵、供給及び測定装置の制御方法で
あって、その糸貯蔵、供給及び測定装置は、巻取装置に
よって横糸がその上に巻回され得ると共にそこから横糸
が引き出され得るところの固定の貯蔵ドラムと、この貯
蔵ドラムからの横糸の引き出しを検出すると共に横糸が
その検出領域を通過する毎にパルスを生成する横糸セン
サと、停止装置とを備えており、前記制御方法は、停止
装置を作動させる前に横糸センサによって発生されるべ
きパルスの数を決定するパルス数決定段階と、横糸セン
サによって発生されるパルスを計数するパルス計数段階
とを備えており、更に、前記制御方法は、決定されたパ
ルスの数の等しくなる計数値をもたらすパルスの発生時
から始まる遅れ時間を決定する遅れ時間決定段階と、決
定された遅れ時間の終了時に停止装置を作動させる停止
装置作動段階とを備えており、前記決定された遅れ時間
は、横糸引出し速度と、横糸センサ及び作動させらされ
るべき停止装置の相対位置とに依存している、ものにお
いて、 前記糸貯蔵、供給及び測定装置が、複数の前記停止装置
を備えており、それらの停止装置のうちの選択された一
の停止装置が、前記遅れ時間の終了時間に作動させら
れ、且つ 前記糸貯蔵、供給及び測定装置の制御装置のメモリに所
定のデータを記憶させる段階であって、前記所定のデー
タは、各前記停止装置について、そのような停止装置の
次の作動時にアクセスされるデータ・セットを備えてお
り、各データ・セットは、パルス数と、遅れ時間と、次
に作動させられるべき停止装置の識別子とを備えてお
り、前記所定のデータは、所定のショット長について実
験的に決定されている、ものを備えており、且つ、前記
パルス数決定段階と前記遅れ時間決定段階とが、前記メ
モリ内の前記所定のデータから、最も最近に作動させら
れた停止装置についての前記データ・セットを取り出す
ことにより、実行される、 ことを特徴とする制御方法。 - 【請求項１２】各前記遅れ時間が、ショット長には依存
せず、引出し速度に依存する特許請求の範囲第11項記載
の制御方法。
Applications Claiming Priority (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| SE8404847-9 | 1984-09-27 | ||
| SE8404847A SE8404847D0 (sv) | 1984-09-27 | 1984-09-27 | Sett och anordning for styrning av en s k metfournissor, foretredesvis for dysvevmaskiner av air- eller water-jet typ |
| SE8404907-1 | 1984-10-01 | ||
| SE8404907A SE8404907D0 (sv) | 1984-10-01 | 1984-10-01 | Sett och anordning for styrning av en s k metfournissor, foretredesvis for dysvevmaskiner av air- eller waterjet typ |
| SE8404934A SE8404934D0 (sv) | 1984-10-03 | 1984-10-03 | Sett och anordning for styrning av en s k metfournissor, foretredesvis for dysvevmaskiner av air- eller waterjet typ |
| SE8404934-5 | 1984-10-03 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61124476A JPS61124476A (ja) | 1986-06-12 |
| JPH0774065B2 true JPH0774065B2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=27355313
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60214394A Expired - Lifetime JPH0774065B2 (ja) | 1984-09-27 | 1985-09-27 | 糸貯蔵，供給及び測定装置の制御方法 |
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| Country | Link |
|---|---|
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| EP (1) | EP0176987B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0774065B2 (ja) |
| DE (1) | DE3569717D1 (ja) |
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| SE408890B (sv) * | 1977-11-14 | 1979-07-16 | Aros Electronics Ab | Sett och apparat for styrning av en tradmatningsanordning |
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- 1985-09-27 EP EP85112300A patent/EP0176987B1/en not_active Expired
- 1985-09-27 JP JP60214394A patent/JPH0774065B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0176987A1 (en) | 1986-04-09 |
| DE3569717D1 (en) | 1989-06-01 |
| US4768565A (en) | 1988-09-06 |
| JPS61124476A (ja) | 1986-06-12 |
| EP0176987B1 (en) | 1989-04-26 |
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