JPH0773080A - マルチメディア文書記憶管理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 参照頻度の多少に拘わらず、記憶されたデー
タに関して予め決められた条件が満足された場合には、
予め決めれた圧縮等のアクションを実行させることによ
りユーザの要求に沿った記憶状態の管理を行うこと。 【構成】 異なったタイプのデータからなるマルチメデ
ィア文書データを記憶する記憶装置２と、記憶装置２に
対するアクションを開始するための条件を記述するため
の条件記述部４と、記憶装置２に記憶された複数のマル
チメディア文書データのそれぞれに関し条件記述部４に
記述された条件を満たすかどうかを判定する条件判定部
５と、記憶装置２に対するアクションの種類を記述する
ためのアクション記述部６と、条件記述部４に記述され
た条件が満たされたときにアクション記述部６に記述さ
れたアクションを実行するアクション実行部７とを備え
ている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、マルチメディア文書デ
ータを記憶する記憶装置において、この記憶装置に記憶
されているマルチメディア文書データを管理する記憶管
理装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】テキストデータ、音声データ、画像デー
タ、動画データ等の複数のタイプのデータから構成され
るデータは、一般にマルチメディア文書データと呼ばれ
ている。マルチメディア文書の持つデータは、画像や音
声などのデータが含まれているため、テキストデータに
較べはるかにデータ量が大きい。したがって、マルチメ
ディア文書を記憶するためのディスク記憶装置等の記憶
装置としては大容量のものが必要となる。また、社会に
おける情報量が増加するにしたがって、記憶装置に格納
する必要のあるデータのデータ量は、一般に増え続ける
傾向にある。このため、物理的な記憶装置の記憶容量が
非常に重要な問題となる。

【０００３】そこで、新規にデータをディスク記憶装置
に格納する際に、残りディスク容量が少ない場合、既に
格納されているどのデータに対して、どういう処理を行
う事によって、新たに新規データを格納する領域を作り
出すかという戦略を立てる必要が生じ、これに対して幾
つかの手法が考えられる。

【０００４】例えば、特開平４−９１５５８号公報に示
される画像記憶装置では、参照頻度を見て、過去に参照
回数の少なかった画像からデータを圧縮し、ディスクの
空き領域を増やす機構を提案している。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平４−９
１５５８号公報に記載の装置では、参照回数しか見てい
ないため、条件によっては必ずしも、有用でない画像か
らデータが圧縮されるとは限らず、その時点での参照回
数は少ないけれども有用であるデータの場合には、記憶
装置に記憶されている画像のデータを迅速にアクセスで
きないという不都合があった。

【０００６】参照回数は少ないけれども有用であるデー
タとしては、たとえば、ごく最近作成され参照回数がま
だ少ない画像データや、参照回数は少ないがごく最近頻
繁に使用している画像データ、あるいは特別のアクセス
権が設定され、特別な人にしかアクセスできず、結果と
して参照回数が少ない画像データ、参照回数は少ない
が、画像データの内容そのものに「秘」や「ｐｒｉｏｒ
ｉｔｙ」等のそれ自身の重要性が文字パターンとして記
述されているもの、或いは、それ自身の重要性がバーコ
ード等の記号で記述されているもの、更には、背景など
の様に単体での利用は少ないが、他のデータと組み合せ
て参照される画像データなどがある。

【０００７】上記公報に記載の装置によれば、このよう
な参照回数は少ないけれども有用であるデータは、他の
データよりも先に圧縮されてしまうため、その画像のデ
ータが必要になる度に伸長処理を行わなければならず、
必要とするデータに迅速にアクセスできないという問題
があった。

【０００８】また、格納されているデータのサイズが小
さくて、例えそのファイルを削除しても、他の画像を格
納するには不十分なサイズの画像データの場合には、１
つの画像を格納するのに、幾つものデータを犠牲にしな
ければならない場合が起きる。例えば、Ａ３サイズの画
像データを新たに格納する場合には、Ｂ５サイズの画像
データを二つ削除しても未だ容量が不足であるので、更
に別の画像データを削除する必要がある。

【０００９】次に、上記公報に記載の装置においては、
残りディスク容量が少なくなった場合の対処方法とし
て、参照頻度が少ないものに対し、“圧縮“しか行って
いないため、次に利用する際に必ず伸長しなくてはなら
ず、システムの応答時間が長くなるという欠点があっ
た。

【００１０】また、圧縮処理を行うタイミングが、ユー
ザが使用している最中の残りディスク容量が少なくなっ
た時であるため、使用中に突然システムの応答時間が変
わるという欠点もあった。

【００１１】また、処理の対象が画像データに限定され
ているため、テキストデータや音声などの多様なデータ
タイプに対応することも困難であった。

【００１２】そこで本発明は、参照頻度の多少に拘わら
ず、記憶されたデータに関して予め決められた条件が満
足された場合には、予め決めれた圧縮等のアクションを
実行させることによりユーザの要求に沿った記憶状態の
管理を行うことを目的とする。

【００１３】

【課題を解決するための手段】本発明のマルチメディア
文書記憶管理装置は、異なったタイプのデータからなる
マルチメディア文書データを記憶する記憶装置と、該記
憶装置に対するアクションを開始するための条件を記述
するための条件記述部と、前記記憶装置に記憶された複
数のマルチメディア文書データのそれぞれに関し前記条
件記述部に記述された条件を満たすかどうかを判定する
条件判定部と、前記記憶装置に対するアクションの種類
を記述するためのアクション記述部と、前記条件記述部
に記述された条件が満たされたときに前記アクション記
述部に記述されたアクションを実行するアクション実行
部とを備えていることを特徴とする。

【００１４】

【作用】本発明の作用を具体的に例を挙げて説明する。

【００１５】図１は、本発明のマルチメディア文書記憶
管理装置の原理的構成を示すブロック図である。本発明
のマルチメディア文書記憶管理装置は、音声や画像，テ
キストなどのマルチメディアデータの入出力を行うマル
チメディアデータ入出力部１と、それらのデータを格納
する為の記憶装置２と、演算の為のプロセッサ３とを備
え、更に、記憶装置２に格納された各データに対してア
クションを引き起こす為の条件を記述する条件記述部４
と、その条件が満たされているかどうかを判定する条件
判定部５と、条件判定部５によって条件が満たされた際
のアクションとして何を行うかを記述したアクション記
述部６と、アクション記述部６に記述された内容に従っ
てアクションを実行するアクション実行部７とを備えて
いる。プロセッサ３は、バス８を介してマルチメディア
データ入出力部１、記憶装置２及び条件判定ブロック５
に接続されている。

【００１６】以下、動作について説明する。

【００１７】マルチメディアデータ入出力部１より入力
されたマルチメディアデータ１は、プロセッサ３により
日付，解像度等の属性が自動的に付与され、またユーザ
からの特別な付加属性情報があればそれも付与されて、
各々記憶装置２に格納される。記憶装置２に格納された
マルチメディアデータは、アクション記述部６に記述さ
れた所定の条件が満足された時点、たとえば、記憶装置
中に新たなデータの格納領域が無くなった時、ユーザか
ら指示された時、ある一定時刻或いは時間間隔、プロセ
ッサの負荷の軽い時などの任意の時期に、条件記述部４
に記述された条件に対して、満たされているかどうかを
条件判定部５によって判定される。条件を満たしていた
場合には、アクション記述部６に記述されたアクション
の内容に従ってアクション実行部７はアクションを実行
する。

【００１８】

【実施例】以下、図面を参照しながら実施例に基づいて
本発明の特徴を具体的に説明する。

【００１９】図２は、本発明のマルチメディア文書記憶
管理装置の実施例を示すブロック図である。なお、図１
のブロック図と対応する部分には同一符号を付してい
る。

【００２０】図２に示す様に、マルチメディアデータ入
出力部１には、データの表示を行うディスプレイ１１
ａ、データの入力を行うキーボード１１ｂ、ディスプレ
イ１１ａ上の座標を指定するマウス１２、音声情報の入
力を行うマイク１３ａ、音声情報の出力を行うスピーカ
１３ｂ、画像情報の入力を行うスキャナ１４、ネットワ
ークを介して外部装置との通信を行うネットワークイン
タフェース１５等が設けられている。また、バス８には
メモリ９及びタイマ１０が接続されている。なお、タイ
マ１０は設定された時間経過後、或いは、時間間隔で出
力を発生するものであるが、現在の日時を示すデータを
生成する時計回路も含まれているものとする。

【００２１】図２に示すマルチメディア文書記憶管理装
置においては、スキャナ１４などから入力された自然画
像や、画像編集装置 (図示せず) により生成／編集され
た画像、さらにキーボード１１ｂから入力されたテキス
トデータ、或いはマイク１３ａから収録された音声デー
タなどのマルチメディア・データを記憶するが、ここで
は、マルチメディア・データの１つとして画像を例に挙
げて説明する。

【００２２】以下動作について説明する。

【００２３】原稿の画像をスキャナ１４で走査すること
により得られた画像データは、一旦メモリ９中に蓄えら
れてディスプレイ１１ａ上に表示され、ユーザによって
編集などの処理を適宜受ける。処理後の画像データは、
キーボード１１ｂから入力されたユーザの指示により記
憶装置２に格納されるが、この格納の際には画像データ
に各種の属性データが付与された状態で格納される。画
像データに付与される属性データとしては、システムに
より自動的に付与されるものと、ユーザが意識的に付与
するものがある。

【００２４】システムにより自動的に付与される属性デ
ータとしては、作成者名、作成日時、変更日時、データ
タイプ、データサイズ、格納形式、解像度等がある。作
成者名は、ユーザが起動するときにキーボード１１ｂか
ら入力したユーザ名から得られ、作成日時及び変更日時
はタイマ１０から得られる。データタイプは、データの
種類が、テキストデータであるか、音声データである
か、或いは、画像データであるかを示すものであり、マ
ルチメディアデータ入出力部１においてどの入出力装置
を使用するかで一義的に決定される。データサイズは、
システムにより知ることができる。格納形式は、スキャ
ナ装置を起動するときのパラメータとして、ユーザがキ
ーボード１１ｂ或いはマウス１２によって入力或いは選
択するもので、画像データがＲＧＢであるかどうか等の
情報が含まれたヘッダー情報やデータの圧縮の有無を指
定することができ、Ｓｕｎのラスタ形式、ｔｉｆｆ形
式、ＪＰＥＧ形式等の多くの形式の中から一つを選択し
てシステムが生成する。また、スキャナ装置としてイン
テリジェントスキャナが使用される場合には、格納形式
まで自動的にデータが生成される場合もある。いずれに
しても、格納形式はシステムが生成するものであるの
で、当然システム側で識別できる。解像度は、データタ
イプと同様に入出力装置の種類で一義的に決定される。

【００２５】また、ユーザが付与する属性データとして
は、画像名、アクセス権、有効期限、マルチメディア文
書へのリンク（その画像が入るべきマルチメディア文書
の名前，ページ位置等）等がある。

【００２６】その後、アクション記述部６に記述された
アクションを実行するかどうかの判定が行われる。ま
ず、条件記述部４中に記述された条件を、記憶装置２中
の画像データが満たすかどうかを、条件判定部５により
判定する。その結果、格納された画像データが条件を満
たしていた場合、アクション記述部６を参照し、どの様
なアクションを行うかを得る。その記述に従い、アクシ
ョン実行部７により、指示されたアクションが実行され
る。アクションとしては、大きく分けて、ユーザへの通
知、各処理の実行、データ属性の変更処理、データ位置
の変更処理の四つがある。各処理の実行では、たとえ
ば、画像データの解像度変換、移動、削除、符号化、暗
号化等を行い、データ属性の変更処理等を行い、データ
位置の変更処理では 記憶装置内のデータ格納位置の変
更等を行う。

【００２７】次に、本発明に関係した部分の動作の詳細
を、図３、図４及び図５のフローチャートを参照して説
明する。

【００２８】本発明の処理は、大きく３つの処理に分か
れる。すなわち、まず最初に、アクション記述部に記述
されたアクションを実行するかどうかの条件判定をする
時期を確定するための処理、次に、条件判定を行う処
理、最後に、条件判定された結果、実際にアクションを
実行する処理である。

【００２９】図３は、最初の処理であるアクション記述
部６に記述されたアクションを実行するかどうかの条件
判定をする時期を確定するためのフローチャートであ
る。

【００３０】まずプロセッサ３が、アクション記述部６
中に記述されたアクション実行判定の時期を読み込み
（ステップ１０１）、もしも時期に達していたら (ステ
ップ１０２）、当該条件判定のステップ１０３へ移る。
そうで無かったらば、必要な時間だけ待機 (ステップ１
０４）した後ステップ１０２に戻り、再びアクション実
行判定の時期に達したかどうかを調べる。

【００３１】基本的には、待機のステップ１０４では、
割り込み待ちの状態にあり、例えば読み込んだアクショ
ン実行の時期が『ある一定時間後』である場合、タイマ
１０に一定時間をセットした後、待機状態でタイマ割り
込みを待つ。もしもこれが、例えば『ユーザから指示さ
れた時』など、システムからの割り込みならば、待機の
ステップ１０４ではユーザからの指示による割り込みを
待つ。これらの場合１回でアクション実行の判定時期に
達し、このループを抜けるが、他の記述の場合、例えば
『一定時間間隔』などの場合には、適当な時間間隔でポ
ーリングし続ける事もありうる。

【００３２】その様にして、アクション実行の判定時期
に至ったら、次の処理として、実際にアクションを実行
するかどうかの条件判定を行う。

【００３３】図４に示す様に、まず条件記述部４中より
アクション実行の条件を読み込み、その判定すべき条件
が、属性、内容、データ構造のいずれかによって (ステ
ップ２０１，２０２，２０３）各判定処理に移り (ステ
ップ２０４，２０５，２０６）、その後アクション実行
処理に移る (ステップ２０７）。もしも、どれにも当て
はまらない場合には、判定条件が未定義であるというメ
ッセージを出力して (ステップ２０８）アクション実行
の判定時期確定の処理へ戻る。

【００３４】属性の判定処理 (ステップ２０４）では、
記憶装置２中に格納された属性を読み込み、各画像の属
性値が、上記で読み込んだアクション実行の条件を満足
するかどうかを調べ、満足していたら実際にアクション
実行の処理 (ステップ２０７）へ、満足していないなら
ば、再びアクション実行の判定時期確定の処理（図３の
フローチャート）へ戻る。

【００３５】内容の判定処理 (ステップ２０５）では、
記憶装置２中に格納された画像データそのものを読み込
み、各画像の内容が、上記で読み込んだアクション実行
の条件を満足するかどうかを調べ、満足していたら実際
にアクション実行の処理へ、満足していないならば、再
びアクション実行の判定時期確定の処理へ戻る。なお、
ここでいう内容とは、具体的には画像のビットパターン
そのものを意味し、条件も基準のビットパターンを参照
して記述する。

【００３６】データ構造の判定処理 (ステップ２０６）
では同様に、記憶装置２中に格納された画像データのデ
ータ構造が、上記で読み込んだアクション実行の条件を
満足するかどうかを調べ、満足していたら実際にアクシ
ョン実行の処理へ、満足していないならば、再びアクシ
ョン実行の判定時期確定の処理へ戻る。なお、ここでい
うデータ構造とは、他のデータとの関係との関係を示す
リンク構造，ツリー構造等の構造である。たとえば、マ
ルチメディア文書中に二つの画像がある場合、一方の画
像だけ圧縮されては不都合なので、その一方の画像を含
むマルチメディア文書とリンクを持つ全ての画像を圧縮
するようにする。

【００３７】図５に、アクションを実行する処理を示
す。

【００３８】まず、アクション記述部６から実行するア
クションに関する記述を読み込む (ステップ３０１）。
次に、実行すべきアクションが、ユーザへの通知である
か (ステップ３０２）、処理であるか (ステップ３０
３）、データ属性の変更であるか (ステップ３０４）、
データ格納位置の変更であるか (ステップ３０５）、に
よって、各実行処理 (ステップ３０６，３０７，３０
８，３０９）に移り、もしもどれにも該当しない場合に
は、アクションが未定義であるというメッセージを出力
して (ステップ３１０）、アクション実行の判定時期確
定の処理へ戻る。

【００３９】ユーザへの通知の実行処理 (ステップ３０
６）では、ディスプレイ１ａにユーザへのメッセージ、
例えば、「ディスクが一杯になりました。不要なファイ
ルを消去して下さい」というメッセージを出力して終了
する。

【００４０】処理の実行処理 (ステップ３０７）では、
更に処理の種類が、解像度変換であるか、移動などのア
フィン変換であるか、削除であるか、符号化や暗号化で
あるかを調べ、各々の処理を実施する。

【００４１】データ属性の変更である場合 (ステップ３
０８）には、記憶装置２中に格納された属性ファイルを
読み込み、当該属性値を変更する。

【００４２】最後に、データ格納位置の変更である場合
(ステップ３０９）には、記憶装置２中に格納された画
像の格納位置を移動する。

【００４３】以上の処理が終了したら、アクション実行
の判定時期確定の処理へ戻り、再び待機状態になる。

【００４４】以上述べたように、本発明では、参照回数
に関わらず、時系列的に登録の古いもの、時系列的に最
後に参照された時刻が古いもの、アクセス権で指定され
る機密性の低いもの、データの内容自体に重要な情報が
記載されていないもの、構造を持つようなデータの場
合、他のデータとの関わり（リンク）が少ないもの、デ
ータサイズの大きいもの、などの、任意の条件に対応す
るために、任意の条件を設定するための条件記述部４
と、各データがその条件を満たしているかどうかを判定
する条件判定部５を設け、更に、上記任意の条件が満た
された時に、それに対するアクションとして、ユーザへ
の通知、画像処理やテキスト処理または音声処理などの
処理一般、データの属性の変更、アクション実行の時期
などを任意に設定できる様にする事に依って、例えばユ
ーザへの通知により人間の手を介在したよりきめ細かな
対処を行ったり、あるいは画像データの場合、画像処理
中の解像度変換を用いて、画像品質を犠牲にしても、圧
縮／伸長を行わずに、すなわちシステムの応答時間を犠
牲にせずに、ディスクの空き領域を確保したり、また、
一定期間を経たのちデータ属性中のアクセス権を変更し
て、機密扱いを自動的に解除し、かつ誰でもそのデータ
を必要に応じて削除する事などが可能になる。また、こ
れらの実行が夜間の誰も使用していない時や、プロセッ
サの負荷の少ない時期などに行われる様になる。

【００４５】また、たとえば、条件記述部に条件として
「最も画像データのサイズの大きなもの」と記述してお
けば、新たに画像データを追加する空き領域がディスク
上になくなったときに、１番サイズの大きな画像データ
がまずアクション実行の候補となる。したがって、最初
に１番サイズの大きな画像データがディスクから削除さ
れることになり、サイズの小さな幾つものデータを犠牲
にすることなく新たな画像データをディスクに格納する
ことができる。

【００４６】

【発明の効果】以上に述べた様に本発明は、任意の条件
に適合したマルチメディア・データに対し任意のアクシ
ョンが実行できる様にする事で、ユーザにとって最適な
条件での記憶装置の有効な使用が可能となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明のマルチメディア文書記憶管理装置の
原理的構成を示すブロック図である。

【図２】 本発明のマルチメディア文書記憶管理装置の
実施例を示すブロック図である。

【図３】 条件判定の時期を確定するフローチャートで
ある。

【図４】 各データが条件を満たしているかどうかを判
定するフローチャートである。

【図５】 アクション実行のフローチャートである。

【符号の説明】

１…マルチメディアデータ入出力部、２…記憶装置、３
…プロセッサ、４…条件記述部、５…条件判定部、６…
アクション記述部、７…アクション実行部、８…バス、
９…メモリ、１０ａ…タイマ、１０ｂ…クロック、１１
ａ…ディスプレイ、１１ｂ…キーボード、１２…マウ
ス、１３…マイク／スピーカ、１４…スキャナ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 異なったタイプのデータからなるマル
   チメディア文書データを記憶する記憶装置と、 該記憶装置に対するアクションを開始するための条件を
   記述するための条件記述部と、 前記記憶装置に記憶された複数のマルチメディア文書デ
   ータのそれぞれに関し前記条件記述部に記述された条件
   を満たすかどうかを判定する条件判定部と、 前記記憶装置に対するアクションの種類を記述するため
   のアクション記述部と、 前記条件記述部に記述された条件が満たされたときに前
   記アクション記述部に記述されたアクションを実行する
   アクション実行部とを備えていることを特徴とするマル
   チメディア文書記憶管理装置。