JPH0772959B2 - 情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録再生装置

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JPH0772959B2
JPH0772959B2 JP60206467A JP20646785A JPH0772959B2 JP H0772959 B2 JPH0772959 B2 JP H0772959B2 JP 60206467 A JP60206467 A JP 60206467A JP 20646785 A JP20646785 A JP 20646785A JP H0772959 B2 JPH0772959 B2 JP H0772959B2
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pcm
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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、ヘリカルスキャン方式の磁気記録再生装置に
係り、特に多数の時間軸圧縮したディジタル情報信号を
記録再生するのに好適な情報記録再生装置に関する。
〔発明の背景〕
最近のヘリカルスキャン方式VTRでは、再生音声の高品
位化をはかる傾向にある。その具体的手段の1つとし
て、音声信号をディジタル信号に変換し、1フィールド
期間ごとに時間軸圧縮して映像信号記録トラックの延長
上であり、少なくとも2つの回転ヘッドが同時にテープ
上を走査している期間(オーバーラップ期間)に形成さ
れるトラック区間にPCM記録する方法が知られている。
このような音声信号の時間軸圧縮PCM記録対応のVTRにお
いて、例えば特開昭58−222402号に記載されているよう
に、本来映像信号が記録されるトラックにも時間軸圧縮
PCM音声信号を記録する方法が提案されている。(以
下、この方式をPCMマルチトラック記録方式と記す。)
この提案は映像信号記録トラックを例えば5等分し、そ
れぞれに時間軸圧縮PCM音声信号を記録することによ
り、オーバーラップ期間を含め、合計6つのPCM音声ト
ラックを形成するものである。従って、このVTRをオー
ディオ専用機として使用する場合は、通常のビデオ用と
して使用する場合の6倍の記録時間が得られ、高品位な
PCM音声の長時間記録再生が実現できる。
しかしながら、例えばこのPCMマルチトラックシステム
で記録時間が2時間のテープを用いる場合を考えると、
その記録時間は6倍の12時間となる普通の音楽であれば
100曲以上の記録が可能となる。そのため再生時に、従
来のVTRと同じように“再生",“巻きもどし",“早送
り”の繰り返しによって再生しようとする曲の検索、い
わゆる頭出しを行なうのでは非常に煩わしく時間のかか
るものとなる。
また、頭出しを行う検索装置を付加した場合、回路規模
が大きくなるという問題がある。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、PCMマルチトラックシステムにおける
上述の問題点を解決し、小規模回路構成で、多数の曲が
記録されているテープにおいて、再生時に高速且つ自動
的な頭出しが可能な情報記録再生装置を提供することに
ある。
〔発明の概要〕
上記の目的を達成するために、本発明は音声信号におけ
る曲の先頭部分とその他の部分等を表すインデックス信
号として異なる周波数の信号を割り当て、このインデッ
クス信号をPCM音声信号が記録される同一トラック上の
前記PCM音声信号エリアの近傍に記録し、再生時に磁気
テープを記録時に比べて高速で走行すると共に、再生さ
れたインデックス信号をパルス信号にリミット増幅し、
磁気ヘッドの回転位相に同期した所定のゲート時間にお
けるインデックスパルス数をカウントし、高速サーチの
モードに応じて設定される基準値と前記カウント値を比
較することによりインデックス信号を識別し、この識別
結果を用いて記録トラック上の所定のPCM音声信号エリ
アの頭出しを行う構成にしている。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1図は、本発明を用いPCMマルチトラック記録方式の
場合に再生時、高速頭出しが可能な情報記録再生装置の
記録系ブロック図である。第1図において、1は映像信
号の入力端子,2は色差信号分離用バンドパスフィルタ
(BPF),3は周波数変換器,4は輝度信号分離用ロウパス
フィルタ(LPF),5は周波数変換器,6は加算器,7は垂直
同期信号分離回路,8は1/2分周器,9はスイッチ,10は音声
信号入力端子,11はアナログ・ディジタル変換器(A/Dコ
ンバータ),12aは記録用PCMプロセッサ,13はメモリ,14
はゲート信号発生器,15はクロック発生器,16はスイッ
チ,17は1/4分周器,18はタイマ,19はスイッチ,20は記録
アンプ,21はリファレンス信号発生器,22はスイッチ,23
はサーボ回路,24はスイッチ,25は6相SW30発生器,26は
セレクト回路,27はインバータ,28,29及び31はアンドゲ
ート,30はオアゲート,32はセレクト信号の入力端子,33
は回転シリンダ,34a及び34bは回転ヘッド,35は磁気テー
プである。上記ブロックのうち、1から9は映像信号処
理系を示し、10から13は音声信号処理系を示す。そし
て、14から32は制御系を示す。まず映像信号と、オーバ
ーラップ部に時間軸圧縮PCM音声信号を記録する場合
(以下これをAV記録モードと記す。)について説明す
る。
第1図において、入力端子1より入力された映像信号RV
はBPF2及びLPF4に供給される。BPF2により取り出された
色差信号RVCは、周波数変換器3へ入力され、低域変換
色差信号とされた後、加算器6へ供給される。一方、LP
F4により取り出された輝度信号RVYは周波数変調器5及
び垂直同期信号分離回路7へ供給される。周波数変調器
5で、周波数変調された輝度信号は加算回路6へ入力さ
れ、上記の低域変換色信号と加算されスイッチ9を介し
て記録アンプ20へ供給される。尚、スイッチ9はモード
制御信号MSがハイの場合にオフ,ロウの場合にオンする
ものであり、AV記録モードでは、モード制御信号MSはモ
ード切り換スイッチがAV端子側に閉じられているため、
ロウレベルになっている。また、垂直同期信号分離回路
7ではLPF4より供給される輝度信号PVYより垂直同期信
号VSを取り出し、1/2分周器8へ供給する。1/2分周器8
で分周された垂直同期信号SV30は、スイッチ22を介して
サーボ回路23へ供給され、シリンダ33の回転基準とな
る。尚スイッチ22はモード制御信号MSに従ってAV記録モ
ードではAV端子側に閉じている。
一方、入力端子10より入力される音声信号RAは、A/Dコ
ンバータ11によりディジタル信号に変換されPCMプロセ
ッサ12aへ供給される。PCMプロセッサ12aは、入力され
るディジタル音声信号DRAを、1フィールド期間分を一
単位とし、メモリ13を利用してインターリーブ,エラー
検出・訂正符号の付加,時間軸圧縮,パルスコード変調
等の処理をほどこした後、時間軸圧縮PCM音声信号PCDと
してスイッチ16のL側端子を介して記録アンプ20へ供給
している。尚、上記A/Dコンバータ11及びPCMプロセッサ
12aにおける信号処理は、クロック発生回路15にて発生
されるクロックMCKを基準クロックとし、オアゲート30
より供給されるヘッド切り換えタイミング信号PCM30を
タイミング基準にして行なう。また、本実施例ではパル
スコード変調方式として、第2図に示すようなバイフェ
ーズマーク変調方式を採用している。バイフェーズマー
ク変調は、第2図を見てわかる様に、各ビットの境界で
状態反転をし、データが“1"の場合には、ビット周期の
中央でも状態反転する変調方式である。また上記スイッ
チ16は、制御信号SCに従って切り換えられるものであ
り、制御信号SCがハイの時はH端子端に、ロウの時はL
端子側に閉じられる。AV記録モードでは、モード切り換
えスイッチMSがロウであるため、アンドゲート31の出力
である上記制御信号SCは常にロウとなり、従ってスイッ
チ16はL端子側に閉じている。尚、上記スイッチ16の制
御信号SCは、PCMマルチトラック記録の場合(以下、こ
れをAA記録モードと記す。)に、再生時の高速頭出しに
用いるインデックス信号の記録に重要な働きをするもの
であり、詳細は後ほどのAA記録モードの所で説明する。
映像記録信号RAV及びPCM音声信号RPDが入力される記録
アンプ20は、ゲート発生回路14より供給される記録ゲー
ト信号PCMGTと、オアゲート30より供給されるヘッド切
り換えタイミング信号PCM30とに従って、上記映像記録
信号RAVをテープ巻き付け角180゜のビデオ領域へ連続的
に記録し、またPCM音声信号RPDをテープ巻き付け角36゜
のPCM領域へ時間間欠的に記録する。この記録アンプ20
の具体的な一構成例を第3図に、またその各入出力信号
のタイミングチャートを第4図に示す。
第3図において、101は映像記録信号RAVの入力端子,102
はPCM音声信号の入力端子,103はヘッド切り換えタイミ
ング信号PCM30の入力端子,104は記録ゲート信号PCMGTの
入力端子,105及び106は記録信号を回転ヘッド34a及び34
bへ供給する出力端子であり、36及び37は記録信号の切
り換えスイツチ,38はインバータ,39及び40はアンドゲー
ト,そして、41及び42は記録信号を記録に適したレベル
に増幅するアンプである。また、第4図において(1)
はヘッド回転位相検出信号SW30であり、(2)はヘッド
切り換えタイミング信号PCM30、(3)は記録ゲート信
号PCMGT,(4)はPCM音声信号RPD,(5)は映像記録信
号RAV,(6)は上記スイッチ36の切り換え制御信号Qa,
(7)は上記スイッチ37の切り換え制御信号Qb,(8)
は上記回転ヘッド34aへ供給される記録信号Ra,(9)は
上記回転ヘッド34bへ胸腔される記録信号Rbである。
尚、上記の(8)及び(9)における点線部分は、回転
ヘッド34a及び34bが磁気テープ35に接していない期間を
示す。第3図において、スイッチ36及びスイッチ37は、
それぞれスイッチ切り換え制御信号Qa及びQbがハイの場
合はH端子側に閉じられ、ロウの場合はL端子側に閉じ
られる。従って、PCM音声信号RPDと映像記録信号RAVの
記録タイミングは、ヘッド切り換えタイミング信号PCM3
0と記録ゲート信号PCMGTに従って決まり、AV記録モード
では第5図及び表1に示すようなフォーマットで記録さ
れる。
ではここで、上記のヘッドの切り換えタイミング信号PC
M30と、記録ゲート信号PCMGTとについて説明する。
第1図において、AV記録モードでは1/2分周した垂直同
期信号SV30の供給されているサーボ回路23には、シリン
ダ33の回転により発生するタックパルスTPが入力されて
いる。そしてこのサーボ回路23では、1フィールドの映
像信号がvideo領域に記録されるように、上記の1/2分周
垂直同期信号SV30と、上記タックパルスTPを波形整形し
たヘッド回転位相検出信号SW30とが所定の位相関係で同
期するように、シリンダ33の回転を制御する。上記ヘッ
ド回転位相検出信号SW30は、第1図におけるヘッド34a
がPCM領域からビデオ領域へ入る時点でハイからロウへ
切り換わり、ヘッド34bがPCM領域からビデオ領域へ入る
時点でロウからハイへ切り換わる信号である。このヘッ
ド回転位相検出信号SW30は、アンドゲート28及び6相SW
30発生回路25へ供給される。AV記録モードでは、モード
制御信号MSがロウであるため、オアゲート30の出力であ
るヘッド切り換えタイミング信号PCM30は、上記ヘッド
回転位相検出信号SW30となる。従って、記録映像信号RA
Vは、1フィールド周期ごとに、ヘッド34a及び34bを交
互に介してテープ35のビデオ領域へ記録される。
また、ヘッド切り換えタイミング信号PCM30はクロック
発生回路5,ゲート発生回路14,及びPCMプロセッサ12aへ
供給されている。そして、クロック発生回路15は、上記
ヘッド切り換えタイミング信号に同期して、PCMプロセ
ッサ12aにおける信号処理の基準となるクロックMCK及び
タイミングカウント用クロックQCKを発生している。本
実施例では、クロックMCKの周波数 MCKを約11.58MHz,
クロックQCKの周波数 QCKを約62.94KHzとしている。
これらの周波数は MCK=736 H=736×525 PCM30 QCK=4 H=4×525 PCM30 ここで Hは水平同期信号の周波数 PCMはヘッド切り換えタイミング信号の周波数であ
り、垂直同期信号の1/2の周波数 である。
ゲート信号発生回路14は、ヘッド切り換えタイミング信
号PCM30のエッジよりクロックQCKをカウントすることに
より、モード制御信号MSがロウの場合は、第6図の
(2)に示す様な記録ゲート信号PCMGTを発生し、記録
アンプ20へ供給している。この記録ゲート信号PCMGT
は、ヘッド切り換えタイミング信号PCM30のエッジの手
前36゜の時点より立ち上がり、同エッジ手前の2.62゜の
時点で立ち下がっており、第5図に示したクロックラン
インエリアa,データエリアb及びアフターレコーディン
グ用マージンエリアcへのPCMデータの記録に対応して
いる。また、ヘッド切り換えタイミング信号PCM30のエ
ッジの手前2.62゜の時点で記録ゲート信号PCMGTを立ち
下げているのは、映像信号を2.62゜分だけオーバーラッ
プ記録するためである。尚、第5図のS点は、ヘッド切
り換えタイミング信号のエッジの時点でヘッドがテープ
上を走査するポイントである。
また、PCMプロセッサ12aより出力されるPCM音声信号RPD
は、ヘッド切り換えタイミング信号PCM30及び基準クロ
ックMCKにより、第5図のエリアbをヘッド34a又は34b
が走査する期間に時間軸音声データが発生され、それ以
外はオール“1"のデータが発生されるものである。尚、
上記PCM音声信号RPDのデータ伝送レートは5.79bit/秒で
ある。従って、上記オール“1"が記録される第5図のエ
リアa及びエリアcには5.79MHzの単一周波数信号が記
録されることになる。
では次に本特許の中心部分であるAA記録モード(PCMマ
ルチトラック記録モード)について説明する。
第1図において、AA記録モードでは、モード切り換えス
イッチ24はAA端子側に閉じられモード制御信号MSはハイ
となる。これによって、オアゲート30の出力であるヘッ
ド切り換えタイミング信号PCM30は、セレクト回路26の
出力信号となる。セレクト回路26は6相SW30発生回路25
より供給される6つのタイミング信号の中から、入力端
子32を介して入力されるセレクト信号TrSに従って1つ
を選択し、アンドゲート29へ供給する。上記6つのタイ
ミング信号は、サーボ回路23より供給されるヘッド回転
位相検出信号SW30を基準にし、この信号SW30の位相を、
36゜(N−1)〔Nは1,2……6〕ずつ遅らせたもので
ある。第7図に、ヘッド回転位相検出信号をSW30とAA記
録モードにおける6つのヘッド切り換えタイミング信号
PCM30を示す。第7図において、(1)はヘッド回転位
相検出信号SW30,(2)は6つのヘッド切り換えタイミ
ング信号PCM30,(3)は上記の6つのタイミング信号PC
M30に対応して発生された記録ゲート信号PCMGTである。
上記(2)と(3)における添字1,2,……6は、第8図
に示したAA記録モード時のテープパターンにおけるトラ
ックのTrNo1,TrNo2……TrNo6に記録する場合に対応して
いる。
AA記録モードにおける各トラックのフォーマットは、第
8図及び表2に示す通りである。
このAA記録モードのフォーマットが、第5図及び表1に
示したAV記録モードのフォーマットと異なる箇所は、各
トラックの後部にインデックスエリアhを設けた事であ
る。このインデックスエリアhは第5図に示したAV記録
モード時のアフターレコーディング用マージンエリアc
及びビデオオーバーラップエリアdの一部を、インデッ
クス信号の記録に割り当てたものである。尚、第8図に
おけるgはセパレーションエリアでデータエリアとイン
デックスエリアを分離するものであり、またiはガード
エリアで各トラックを分離するものである。
上記インデックス信号は再生時の高速頭出しサーチ時に
用いるもので、通常はPCMデータの“1"である5.79MHz単
一周波数信号が記録される。そして、各曲の先頭部分の
例えば300トラックにわたっては、PCMデータの“0"であ
る2.895MHz単一周波数が記録される。PCMデータ“0"を3
00トラックにわたり記録するのは、再生時の頭出しが例
えば100倍速という超高速サーチででも、少なくとも1
回は、各曲の先頭部のインデックス信号“0"を検出でき
るようにするためである。再生時の高速頭出しは、上記
インデックスエリアのPCMデータが“0"であるか“1"で
あるかを検出し、これによって曲数のカウント及び曲の
先頭部の検索を行なう。
それでは、上記インデックス信号の記録方法について第
1図を用いて説明する。第1図においてAA記録モード時
は、ハイレベルのモード制御信号MSがゲート発生回路14
及びアンドゲート31へ供給される。この場合、ゲート発
生回路14では、ヘッド切り換えタイミング信号PCM30の
エッジを基準にして、クロックQCKをカウントすること
により、第6図の(3)に示すような記録ゲート信号PC
MGTと同図(4)に示すインデックスゲート信号IGTを発
生する。上記、AA記録モードにおける記録ゲート信号PC
MGTは、AV記録モードの場合に比べてゲート幅を後方に
広くしている。これはAA記録モードの場合は、ビデオオ
ーバラップエリアの必要がなく、かわりにPCMデータが
記録されるインデックスエリアを設けるためである。こ
の記録ゲート信号PCMGTは、AV記録モード時と同様に記
録アンプ20へ供給され、第3図に示したアンプ内にスイ
ッチ36,37を制御する。
一方、インデックスゲート信号IGTはアンドゲート31へ
供給される。アンドゲート31には上記インデックスゲー
ト信号IGTの他にモード制御信号MS及びタイマ回路18よ
り供給されるゲート信号TGTが入力されており、これら
のアンド出力である制御信号SCをスイッチ16へ供給す
る。上記タイマ回路18は、各曲の先頭部又はその直前で
オンされるスイッチ19より供給されるインデックスパル
スIPが入力された後、300フィールド期間(5秒間)だ
けハイとなるゲート信号TGTを発生する。従ってAA記録
モード時には、各曲の先頭部分の300トラックを記録す
る場合に、ヘッド34a又は34bがインデックスエリアhを
走査する期間は、スイッチ16はH端子側に閉じられる。
従って、このインデックス記録期間は11.58MHzのクロッ
クMCKを1/4分周したPCMデータの“0"である。2.895MHz
の単一周波数信号IDΦを記録アンプ20へ供給し、インデ
ックスエリアhにPCMデータ“0"を記録する。従って、
各曲の先頭付近に記録されるインデックス信号は第9図
に示く通りとなる。第9図において、(1)は入力音声
信号RAを示し、(2)はスイッチ19より供給されるイン
デックスパルスIP,(3)はタイマ18より供給されるゲ
ート信号TGT,そして(4)はインデックス信号が記録さ
れているPCM信号トラックを示している。
尚、AA記録モードでは、モード制御信号MSがハイであり
従って、スイッチ9はオフ状態にしている。これは、AA
モード時に映像記録信号RAVが回転ヘッド34a及び34bに
供給され、すでに記録されているトラックが消去される
ことを防止するためである。
また、AA記録モード時における第1図に示すブロック11
からブロック13での音声信号処理は、前述のAV記録モー
ド時と同様であるので、ここでの説明は省略する。
次に再生系の一例について第10図を用いて説明する。第
10図は、本発明を用いてPCMマルチトラック記録方式の
場合に、高速頭出しが可能な情報記録再生装置の再生系
ブロック図である。第10図において、43は再生映像信号
の出力端子44は映像スケルチ回路,45は加算器,46は周波
数復調器,47は周波数変換器,48は周波数変調輝度信号分
離用HPF,49は低域変換分離用LPF50は再生音声の出力端
子,51はミュート回路,52はディジタル・アナログ変換器
(D/Aコンバータ),53は前置増幅器,54及び55は制御信
号の入力端子,56はシステムコントローラ,57はインデッ
クス信号検出回路,58はウインドウ回路(ゲート回路)
である。そして12bは再生用PCMプロセッサである。な
お、第10図において第1図と同一の符号をほどこしたブ
ロックは、第1図で説明したブロックと同一の機能を有
するブロックである。上記ブロックのうち、43から49は
映像信号処理系を示し、50から52及び12b,13は音声信号
処理系を示す。それではまず、映像信号と、オーバーラ
ップ部の時間軸圧縮PCM音声信号を再生する場合(以下
これをAV再生モードと記す。)について説明する。
第10図において、回転ヘッド34a,34bによって再生され
た信号Pa,Pbは、前置増幅器53で充分に増幅されると共
に、ヘッド切り換えタイミング信号PCM30に従って順次
切り換えられ、ビデオ領域から再生された映像信号PAV
はHPF48及びLPF49へ供給され、PCM領域から再生されたP
CM音声信号PPDはインデックス検出回路57及びウインド
ウ回路58へ供給される。HPF48は再生映像信号PAVより周
波数変調輝度信号PVYを分離し周波数復調回路46へ供給
する。また、LPF49は再生信号PAVより低域変換色差信号
PVCを分離し周波数変換回路47へ供給する。そして、復
調された輝度信号と、元の周波数帯へもどされた色差信
号は加算器45で加算された後、スケルチ回路44を介し
て、映像出力端子43より出力される。尚、上記スケルチ
回路44は、スイッチ24より供給されるモード制御信号MS
に従って、AV再生モード以外では、再生映像信号PVの出
力を遮断している。
一方、テープ35上のPCM領域より再生されたPCM信号PPD
は、ウインドウ回路58にて、ゲート発生回路14より供給
されるゲート信号PCMGTのハイ期間のみ、PCMプロセッサ
12bへ供給される。PCMプロセッサ12bは、再生されるPCM
信号PPDを、1フィールド分ごとに一単位とし、メモリ1
3を利用し、パルスコード復調,時間軸伸張,エラ検出
及び訂正,デインターリーブ等の処理をほどこした後、
D/Aコンバータ52へ供給する。D/Aコンバータ52へ供給さ
れたディジタル音声信号PDAは、アナログ音声信号に変
換された後、ミュート回路51を介して、出力端子50より
出力される。上記ミュート回路51は、再生開始時や、サ
ーチ時の再生音声の音質が著しく劣化した場合に、シス
テムコントローラ56より供給されるミュート制御信号Mu
tに従って再生音声の出力を遮断するものである。上記P
CMプロセッサ12b及びD/Aコンバータ52における信号処理
は、クロック発生回路15にて発生されるクロックMCKを
基準クロックとし、オアゲート30より供給されるヘッド
切り換えタイミング信号PCM30をタイミング基準として
行なう。尚、上記ヘッド切り換えタイミング信号PCM30
の発生方法は、前述の記録系と同様であり、ここでの説
明は省略する。
では次に、PCMマルチトラック記録テープを再生する場
合(以下、この場合をAA再生モードと記す。) 第10図において、AA再生モードでは、モード切り換えス
イッチ24はAA端子側に閉じられ、モード制御信号MSはハ
イとなる。これによって、オアゲート30の出力であるヘ
ッド切り換えタイミング信号PCM30は、セレクト回路26
の出力信号、即ち、第7図(15)に示した6つの信号の
うち、セレクト信号Trsに従って選択した1つとなる。
そして、その選択されたヘッド切り換えタイミング信号
PCM30に従って第8図に示したTrNo1からTrNo6のうちの
特定のトラックに記録されているPCM音声信号を再生す
る。通常再生時におけるPCM音声信号の処理は、前述のA
V再生モードにおける信号処理と同様でありここでの説
明は省略する。
では次に、高速サーチ再生による頭出しを行なう場合に
ついて説明する。この場合、まず、入力端子54及び55を
介して、サーチ方向指定信号Di及び現在再生地点から何
番目の曲を再生するのかを指定する曲数指定信号SNがシ
ステムコントローラ56へ入力される。上記サーチ方向指
定信号Diは、例えば、フォワード方向サーチに対しては
ロウレベルであり、リバース方向サーチに対してはハイ
レベルという2値信号であり曲数指定信号SNは、例えば
4ビットのバイナリ信号で、従って、フォワード方向,
リバース方向共16曲目までの頭出しに対応している。シ
ステムコントローラ56は上記のサーチ方向指定信号Diに
従い、サーボ回路23へフォワード又はリバース方向のサ
ーチ制御信号MDを出力する。サーボ回路23は上記サーチ
制御信号MDに従って、図には示していないがキャプスタ
ンモータの回転数を上げテープ走行速度を高速にする。
一方、前置増幅器53より出力されるPCM信号PPDはインデ
ックス信号検出回路57へ供給されており、ここで、各曲
の先頭部の検出が行なわれる。
第11図に、インデックス信号検出回路57の一構成例を示
す。第11図において、107はサーチ方向指定信号の入力
端子,108は再生PCM信号の入力端子,109はインデックス
ゲート信号の入力端子,110は検出信号Noの出力端子であ
る。そして、59はリミッタ,60,62はアンドゲート,61は
インバータ,63は61及び62より構成される立ち上がりエ
ッジ検出回路,64は基準値発生回路,65はカウンタ,66は
比較器,67はデコーダである。
第11図において、入力端子108を介して入力されたPCM信
号PPDは、リミッタ59によりパルス波にされた後、アン
ドゲート60の一方の入力端子に供給される。上記アンド
ゲート60の他方の入力端子には、入力端子109を介して
入力されるインデックスゲート信号IGTが供給されてお
り、従って、アンドゲート60の出力信号は、インデック
スゲート期間だけのPCM信号となり、カウンタ65へクロ
ックとして供給される。
一方、該カウンタ65には、エッジ検出回路63により検出
されたインデックスゲート信号の立ち上がりエッジ信号
Edが、リセット信号として供給されており、従って、カ
ウンタ65のカウント値Ncは1インデックスゲート期間の
PCM信号パルスの数となる。従って、各曲の先頭部のト
ラックを再生する場合のカウント値Ncは、その他のトラ
ックを再生する場合のカウント値Ncに比べ半分の値とな
る。これは、先のAA記録モード時の所で説明したよう
に、インデックス信号エリアには各曲の先頭部分では第
2図に示したバイフェーズマーク変調データの“0"が記
録され、その他の部分ではデータの“1"が記録されてい
るためである。ただし、ここで注意を要する点は高速サ
ーチ再生の場合には、インデックス信号エリアに、たと
え同じデータが記録されている場合にでも、サーチスピ
ード及びテープ走行速度の違いにより、上記カウント値
Ncは変動してしまう。これは、高速サーチによりヘッド
とテープの相対速度が変化するためである。上記カウン
ト値の変動量は、例えば、8ミリビデオ規格のフォーマ
ットの場合には、フォワード方向100倍速サーチの場合
は、約−38%リバース方向100倍速サーチの場合は、約
+38%となる。今、仮りに、インデックス信号エリアに
記録時、データ“1"の場合が100パルス、データ“0"の
場合が50パルス記録されていたとすると高速サーチ再生
時の上記カウント値Ncは、表3のようになり、固定値と
比較したのでは正確なデータの“0",“1"判別はできな
くなる。
そこで本実施例では、第11図に示すように、基準値発生
回路64に、サーチ方向指定信号Diを供給し、この信号Di
のハイ,ロウにより基準値Nrを変化するようにしてい
る。例えば、仮りに、記録時のインデックス信号のパル
ス数が先の表3に示した場合では、フォワード方向100
倍速サーチ時は基準値Nrを46とし、リバース方向100倍
速サーチ時は103とするわけである。上記基準値発生回
路64の基準値出力Nrと、カウンタ65のカウント値出力Nc
は、比較器66に供給され、大小比較が行なわれる。そし
て、基準値Nr<カウント値Ncの場合は、データ“1"を表
わすパルスLを、基準値Nr>カウント値Ncの場合は、デ
ータ“0"を表わすパルスSをデコーダ67へ供給する。デ
コーダ67は上記のパルスL及びパルスSにより、各曲の
先頭部を検出し、その検出出力Nfを出力端子110を介し
て第10図のシステムコントローラ56へ供給する。そして
システムコントローラ56は、デコーダ67より供給される
各曲の先頭部検出信号Nfをカウントし、曲数指定信号SN
と一致するところまでテープを高速サーチにより送る。
以上説明したように本実施例によれば、上記インデック
ス信号として、各曲の先頭部分とその他の部分で異なる
周波数の信号を記録し、AA再生モードでは、高速サーチ
再生で上記インデックス信号の周波数を検出し、再生地
点が曲の先頭部か、それ以外の部分かを判別することが
できる。これにより、所定の曲の先頭部まで、高速サー
チによりテープを送ることが可能となり、自動的な高速
頭出しを行なうことができる。そして、インデックス信
号は、バイフェーズマーク信号の連続するビット“0"の
例あるいは連続するビット“1"の例で構成しているので
PCM信号処理用クロックを1/2あるいは1/4に分周するだ
けで発生でき、またインデックス信号の検出は、所定の
ゲート期間に再生されるインデックスパルスのカウント
およびそのカウント値と基準値との比較だけで行えるの
で、小規模回路構成である。
なお、本実施例ではインデックスエリアとしてPCM音声
データの後方の約2゜の領域を利用しているが、このイ
ンデックスエリアを、第8図に示したセパレーションエ
リアg及びガードエリアiにまで拡張し、最大4.7゜の
領域まで記録しても何ら問題ない。また、PCM音声デー
タ前方の領域を、インデックスエリアとし使用しても良
い。ただしその場合、PCM音声データ最先部から約2゜
のエリアにはクロックランイン信号を記録するため、イ
ンデックス信号の記録は行なわない。
また、本実施例では、インデックス信号として各曲の先
頭部分にデータ“1"を(5.79MHz単一周波)それ以外の
部分にデータ“0"(2.895MHz単一周波)を記録している
が他の周波数信号でもよい。
それでは次に、既に音声信号が記録されているテープ
に、アフターレコーデイングでインデックス信号を記録
する場合について、第12図を用いて説明する。なお第12
図において、第1図及び第10図と同一の符号をほどこし
たブロックは、第1図及び第10図で説明したブロックと
同一の機能を有するブロックである。第12図において、
68はインデックスアフレココントローラ,69はインデッ
クス信号切り換えスイッチ,70及び71は1/2分周回路,72
はアンドゲート,73a及び73bは記録再生切り換えスイッ
チである。第12図において、インデックス信号のアフタ
ーレコーディング時は、PCMプロセッサ12bにて、ウイン
ドウ回路58を介して入力される再生PCM信号よりアドレ
ス信号を検出し、アドレスデータAdrをインデックスア
フレココントローラ68に供給する。ここで、アドレスデ
ータAdrについて第13図を用いて説明する。第13図にお
いて(1)はヘッド位相検出信号SW30であり、(2)は
第8図に示したトラックTrNo1,TrNo2,……,TrNo6に対応
した時間軸圧縮PCM音声信号PGD,(3)は1トラック分
の時間軸圧縮PCM音声信号のブロック構成,(4)は上
記音声ブロックのデータ構成を示している。第13図に示
すように時間軸圧縮PCM音声信号は、1フィールド期間
ごとに、例えば132個のブロックに分割されている。そ
して、上記の各ブロックには音声データD1からD8(8ビ
ット×8ワード)以外に、同期信号S(3ビット),ブ
ロックのアドレス信号Adr8ビット,そしてエラー訂正信
号Q及びP(8ビット×2ワード)が冗長されている。
このうち、アドレス信号Adrは、分割された132個のブロ
ックにそれぞれ対応したものであり、アドレス信号Adr
を検出することにより、その検出時点でヘッドが走査し
ているトラック上の地点を知ることができる。
第12図において、インデックスアフレココントローラ68
では、上記アドレス信号Adrより132個有るアドレスのう
ち、いずれか1つ以上のアドレスを検知することにより
PCM音声データの終点を自動的に見つけ出し、インデッ
クス信号INDを記録するためのタイミング信号ARGTを発
生する。具体的には、例えば、100番目のブロックB100
のアドレスを検知したとすると、そこからPCM音声デー
タの終点までのビット数M(ビット)は、1ブロックの
ビット構成が第13図の(23)に示すようになっているた
め M=107×(132−100)+96=3520(ビット) となる。今、ビット伝送レートが、5.79MbPSであり、基
準クロックMCKの周波数が11.58MHzであるので、100番目
のブロックB100のアドレスを検出した時点より7040(35
20×2=7040)個の基準クロックをカウントした時点
が、PCM音声データの終点となる。
上記のインデックス信号アフレコタイミング信号ARGT
は、記録アンプ20及び記録再生切り換えスイッチ73a,73
bに供給される。記録アンプ20は、上記タイミング信号A
RGTとヘッド切り換えタイミング信号PCM30に従って、イ
ンデックス信号記録タイミング期間のみ、インデックス
信号INDをスイッチ73a及び73bに供給する。上記スイッ
チ73a及び73bは、アフレコ時は通常、PB端子側に閉じて
いるが、インデックス信号を記録する期間だけは、アフ
レコタイミング信号ARGTに従ってREC端子側へ閉じられ
記録インデックス信号をヘッド34aまたはヘッド34bへ供
給し、テープ35の現在再生しているトラックのインデッ
クスエリアへ記録する。この場合インデックス信号とし
て記録される信号は、第1図で説明した通常の記録の場
合と同様に、PCMデータの“1"である5.79MHzの単一周波
数信号とPCMデータの“0"である2.895MHzの単一周波数
信号の2種類の信号である。この2つの信号は、クロッ
ク発生回路15で発生される11.58MHzの基準クロックMCK
を1/2分周回路70及び71に分周して作っている。1/2分周
回路70及び71で発生された2周波のインデックス信号
は、それぞれ、インデックス信号切り換えスイッチ69の
L入力端子とH入力端子に供給される。このインデック
ス信号切り換えスイッチ69は、制御信号ASCがハイの場
合はH側に、ロウの場合はL側に閉じられる。上記制御
信号ASCは、第1図で説明したのと同様に、スイッチ19
がオンされた時点より、例えば300フィールド期間(5
秒間)ハイとなり、従って、その間はインデックス信号
切り換えスイッチ69は、H側に閉じられるため記録され
るインデックス信号は、PCMデータ“0"の2.895MHz単一
周波となる。上記以外の期間では、インデックス信号は
PCMデータ“1"の5.79MHz単一周波となる。
以上説明したように本実施例では、インデックス信号
が、PCM音声信号が記録されるエリアとは別個に設けた
エリアに記録するため、既に記録されているPCM音声信
号に影響を与えることなく該インデックス信号だけのア
フターレコーディングが可能であり、編集作業等に非常
に有効である。また、上記インデックス信号のアフター
レコーディング時は、再生PCM音声信号中のアドレスを
基準にして、インデックス信号の記録タイミングを決定
するよう構成しているため、PCM音声データの記録エリ
アと、インデックス信号の記録エリアとの位置関係を常
に一定に保つことができ、既に記録されてあったインデ
ックス信号の、重ね書き時の消し残りをなくし、正確な
インデックス信号の書換えができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、小規模回路構成に
て、PCM音声信号とは別にインデックスの記録が可能で
あり、再生時に該インデックス信号を高速サーチで検出
する共に、その情報に従って所定の曲が記録されている
箇所まで、正確、且つ迅速にテープを走行し頭出しをす
ることができ、その効果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す記録系ブロック図,第2
図はバイフェーズマーク変調信号の波形例を示す図,第
3図は記録増幅器の一構成例を示すブロック図,第4図
は記録系主要信号のタイミングチャート,第5図はAV記
録モード時の記録フォーマット図,第6図はゲート信号
の発生タイミングチャート,第7図はAA記録再生モード
時の制御信号のタイミングチャート,第8図はAA記録モ
ード時の記録フォーマット図,第9図はインデックス信
号の記録パーンの一例を示す図,第10図は本発明の実施
例を示す再生系ブロック図,第11図はインデックス信号
検出回路の一構成例を示すブロック図,第12図はインデ
ックス信号のアフターレコーディング系を示すブロック
図,第13図は時間軸圧縮PCM信号のデータフォーマット
を示す図である。 符号の説明 11……アナログ・ディジタル変換器、 12a……記録系PCMプロセッサ、 12b……再生系PCMプロセッサ、 13……メモリ、14……ゲート発生回路、 15……クロック発生回路、 16……インデックス信号切り換えスイッチ、 17……1/4分周器、18……タイマー回路、 19……インデックス信号制御スイッチ、 24……モード切り換えスイッチ、 25……6相SW30発生回路、 26……セレクト回路、27……インバータ 28,29,31……アンドゲート、 30……オアゲート、44……スケルチ回路、 51……ミュート回路、 52……ディジタル・アナログ変換器、 56……システムコントローラ、 57……インデックス検出回路、 58……ウインドウ回路、 59……リミッタ、60,62……アンドゲート、 61……インバータ、 63……立ち上がりエッジ検出回路、 64……基準値発生回路、 65……カウンタ、66……比較器、 67……デコーダ、 68……インデックスアフレココントロール、 69……インデックス信号切り換えスイッチ、 70,71……1/2分周器、 72……アンドゲート、 73a,73b……記録再生切り換え回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−26685(JP,A) 特開 昭62−3450(JP,A) 特開 昭61−187186(JP,A) 特開 昭61−162850(JP,A) 特開 昭61−162879(JP,A) 特開 昭59−201205(JP,A) 特開 昭58−80144(JP,A) 特開 昭60−1654(JP,A) 特開 昭60−50668(JP,A) 特開 昭58−222402(JP,A) 特開 昭58−32280(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テープに対して磁気ヘッドがヘリカル
    走査する時の走査軌跡を記録トラックとして、時間軸圧
    縮されたPCM音声信号を、PCM音声信号エリアとして前記
    記録トラックの長さ方向に区分しながら記録すると共
    に、前記PCM音声信号に関連するインデックス信号を上
    記PCM音声信号が記録される同一トラック上の前記PCM音
    声信号エリアの近傍に記録し、再生時に磁気テープを記
    録時に比べて高速で走行し、前記インデックス信号を検
    出するようにした情報記録再生装置において、 記録系に、 磁気ヘッドの回転に同期した記録ゲート信号の発生手段
    と、 前記記録ゲート信号のゲート期間に、前記ゲート期間を
    単位として異なる周波数のインデックス信号を記録する
    インデックス信号記録手段を備え、 再生系に、 前記磁気テープ上に記録されているインデックス信号を
    再生する手段と、 磁気ヘッドの回転に同期した再生ゲート信号の発生手段
    と、 前記インデックス信号を再生する手段から再生されたイ
    ンデックス信号をパルス信号に変換するリミット増幅手
    段と、 前記再生ゲート信号のゲート期間に再生されるインデッ
    クス信号パルスをカウントするカウント手段と、 サーチ再生のモードに応じた基準値を発生する基準値発
    生手段と、 前記カウント手段のカウント値と前記基準値を比較する
    ことでインデックス信号を識別するインデックス信号識
    別手段と、 前記識別されたインデックス信号を用いて記録トラック
    上の所定のPCM音声信号エリアの頭出しを行う手段 とを備えたことを特徴とする情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】前記PCM音声信号は、バイフェーズマーク
    信号であり、前記インデックス信号は、バイフェーズマ
    ーク信号の連続するビット“0"の列あるいは連続するビ
    ット“1"の列で構成されることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の情報記録再生装置。
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