JPH0772697B2 - 重量検知器 - Google Patents
重量検知器Info
- Publication number
- JPH0772697B2 JPH0772697B2 JP62053313A JP5331387A JPH0772697B2 JP H0772697 B2 JPH0772697 B2 JP H0772697B2 JP 62053313 A JP62053313 A JP 62053313A JP 5331387 A JP5331387 A JP 5331387A JP H0772697 B2 JPH0772697 B2 JP H0772697B2
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- JP
- Japan
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- weight
- rotation
- value
- detected
- weighing
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- Electric Ovens (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子レンジなどの加熱調理器に用いられる重
量検知器に関し、特に回転する秤量台を有し、載置され
た物体の重量変化を検知する重量検知器に関する。
量検知器に関し、特に回転する秤量台を有し、載置され
た物体の重量変化を検知する重量検知器に関する。
従来の技術 従来、この種の回転する秤量台(回転台)を有する重量
検知器は、秤量機構に四隅誤差が発生するため、秤量台
が一回転する間重量を検知し、その最大値、最小値ある
いは平均値を重量値としていた(例えば、特開昭58−17
5722号公報)。
検知器は、秤量機構に四隅誤差が発生するため、秤量台
が一回転する間重量を検知し、その最大値、最小値ある
いは平均値を重量値としていた(例えば、特開昭58−17
5722号公報)。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような重量検知器においては、検知
重量値が秤量台が一回転当り1個と少ないため、雑音に
弱く重量値のS/Nが悪かった。あるいは、秤量台上の物
体に重量変化が生じても秤量台が一回転するまで、その
重量変化を検知出来ないという問題点があった。
重量値が秤量台が一回転当り1個と少ないため、雑音に
弱く重量値のS/Nが悪かった。あるいは、秤量台上の物
体に重量変化が生じても秤量台が一回転するまで、その
重量変化を検知出来ないという問題点があった。
本発明は、このような従来の問題点を解消するもので、
秤量機構に四隅誤差があっても、高精度にS/N高く、ま
た、秤量台上の物体に重量変化が生じた場合には即座に
検知することが出来る重量検知器を提供することを目的
とする。
秤量機構に四隅誤差があっても、高精度にS/N高く、ま
た、秤量台上の物体に重量変化が生じた場合には即座に
検知することが出来る重量検知器を提供することを目的
とする。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本発明の重量検知器は、
物体を載置するための回転台(秤量台)と、回転台上に
載置された物体の重量を検知する重量検知素子と、重量
検知素子からの信号を処理する回路部とからなる構成を
備えたものである。
物体を載置するための回転台(秤量台)と、回転台上に
載置された物体の重量を検知する重量検知素子と、重量
検知素子からの信号を処理する回路部とからなる構成を
備えたものである。
作用 本発明は、上記構成になるため、物体を載置する回転台
を回転させながら、回転台上の物体の重量を検知するこ
とが出来る。回転台が一回転する間に、物体の重量をn
回検知するとともに、前記回転台が一回転したあと、こ
の検知した重量値を順次n個平均し、重量値とすること
により秤量機構に四隅誤差があっても、物体の重量を精
確に検知することができる。また、一回転当り、n個の
精確な重量値が順次得られるため、S/N高くまた、重量
変化を即座に検知出来るものである。
を回転させながら、回転台上の物体の重量を検知するこ
とが出来る。回転台が一回転する間に、物体の重量をn
回検知するとともに、前記回転台が一回転したあと、こ
の検知した重量値を順次n個平均し、重量値とすること
により秤量機構に四隅誤差があっても、物体の重量を精
確に検知することができる。また、一回転当り、n個の
精確な重量値が順次得られるため、S/N高くまた、重量
変化を即座に検知出来るものである。
実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、1は物体2を載置するための回転台
(秤量台)を示す。3は回転台1の回転軸を示し、4は
回転軸3に取り付けられた、回転台駆動用のモータを示
す。5は回転台1上の物体2の重量を検知するための重
量検知素子を示し、6は重量検知素子5からの信号を処
理するための回路部を示す。7は電源を示す。
(秤量台)を示す。3は回転台1の回転軸を示し、4は
回転軸3に取り付けられた、回転台駆動用のモータを示
す。5は回転台1上の物体2の重量を検知するための重
量検知素子を示し、6は重量検知素子5からの信号を処
理するための回路部を示す。7は電源を示す。
第2図に回転台1を、モータ4により周期10秒で回転さ
せたときの重量検知素子5からの信号の時間変化を示
す。同図は、横軸に時間tを、縦軸に検知重量W(t)
を示す。検知重量W(t)は、秤量機構に四隅誤差があ
るため、平均重量250gに対し、回転台の回転による見掛
け上の重量変化が±7.5gであった。尚同図は、検知開始
後約90秒から150秒の間に、物体に重量減少約9g発生し
た場合を示す。重量検知は、1秒間当り1回の割合、即
ち一回転当り、10回(n=10)の割合で行なった。
せたときの重量検知素子5からの信号の時間変化を示
す。同図は、横軸に時間tを、縦軸に検知重量W(t)
を示す。検知重量W(t)は、秤量機構に四隅誤差があ
るため、平均重量250gに対し、回転台の回転による見掛
け上の重量変化が±7.5gであった。尚同図は、検知開始
後約90秒から150秒の間に、物体に重量減少約9g発生し
た場合を示す。重量検知は、1秒間当り1回の割合、即
ち一回転当り、10回(n=10)の割合で行なった。
第3図に、重量検知素子からの検知重量W(t)を、回
路部6で処理した結果を示す。即ち、回路部6では、次
式に示す処理を実施した。
路部6で処理した結果を示す。即ち、回路部6では、次
式に示す処理を実施した。
上式において、τは回転周期(=10秒)を示す。(1)
式の左辺の<>nは、一回転(時間τ)の順次平均値を
示す。尚、最小の1回転の間、t=0〜t=τの間は、
平均値を重量検知開始直後の重量値W0(約251g)を用い
た。
式の左辺の<>nは、一回転(時間τ)の順次平均値を
示す。尚、最小の1回転の間、t=0〜t=τの間は、
平均値を重量検知開始直後の重量値W0(約251g)を用い
た。
秤量機構の四隅誤差に基づく秤量台の回転による重量変
動が±7.5gあっても(第2図参照)、時間90秒以後に発
生した微少な重量減少9gを精確に検知することが出来
た。(第3図参照)。即ち、第3図において、物体2に
重量変化がない場合、時間0〜90秒の間、重量値が非常
に安定していることがわかる(±1g以内)。
動が±7.5gあっても(第2図参照)、時間90秒以後に発
生した微少な重量減少9gを精確に検知することが出来
た。(第3図参照)。即ち、第3図において、物体2に
重量変化がない場合、時間0〜90秒の間、重量値が非常
に安定していることがわかる(±1g以内)。
また従来の重量検知器、例えば、一回転の最大値、最小
値、あるいは平均値などの1回転当り1点の重量値に比
べれば、1回転当り、n点(n=10)の重量値が得ら
れ、S/N高く、雑音に強いことがわかる。
値、あるいは平均値などの1回転当り1点の重量値に比
べれば、1回転当り、n点(n=10)の重量値が得ら
れ、S/N高く、雑音に強いことがわかる。
発明の効果 以上説明したように、本発明の重量検知器によれば、以
下に示す効果が得られる。
下に示す効果が得られる。
(1) 重量検知を1回転当りn回行ない、順次n点平
均値を重量値とするため、秤量機構に四隅誤差が生じて
も精確に物体の重量値を検知することが出来る。
均値を重量値とするため、秤量機構に四隅誤差が生じて
も精確に物体の重量値を検知することが出来る。
(2) 物体に重量変化が生じた場合、即座に検知する
ことが出来る。
ことが出来る。
(3) 1回転当り、n点もの重量値が得られるため、
S/N高く、雑音に対し強くなる。
S/N高く、雑音に対し強くなる。
第1図は本発明の一実施例の重量検知器の構成図、第2
図、第3図はそれぞれ同重量検知器の特性図である。 1……回転台(秤量台)、2……物体、3……回転軸、
4……モータ、5……重量検知器、6……回路部、7…
…電源。
図、第3図はそれぞれ同重量検知器の特性図である。 1……回転台(秤量台)、2……物体、3……回転軸、
4……モータ、5……重量検知器、6……回路部、7…
…電源。
Claims (1)
- 【請求項1】物体を載置する回転台と、この回転台の上
に載置された物体の重量を検知する重量検知素子と、こ
の重量検知素子により前記回転台が一回転する間に、回
転台上の重量をn回検知するとともに、前記回転台が一
回転したあと、この検知した重量値を順次n個平均する
回路部とを備えた重量検知器。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62053313A JPH0772697B2 (ja) | 1987-03-09 | 1987-03-09 | 重量検知器 |
EP88100425A EP0275097B1 (en) | 1987-01-16 | 1988-01-14 | Heat cooking apparatus |
DE88100425T DE3882719T2 (de) | 1987-01-16 | 1988-01-14 | Kochgerät. |
CA000556494A CA1300237C (en) | 1987-01-16 | 1988-01-14 | Cooking apparatus |
AU10313/88A AU589056B2 (en) | 1987-01-16 | 1988-01-15 | Heat cooking apparatus |
KR1019880000237A KR900008976B1 (ko) | 1987-01-16 | 1988-01-15 | 가열조리기 |
US07/297,936 US4895067A (en) | 1987-01-16 | 1989-01-17 | Heat cooking apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62053313A JPH0772697B2 (ja) | 1987-03-09 | 1987-03-09 | 重量検知器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63218825A JPS63218825A (ja) | 1988-09-12 |
JPH0772697B2 true JPH0772697B2 (ja) | 1995-08-02 |
Family
ID=12939231
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62053313A Expired - Lifetime JPH0772697B2 (ja) | 1987-01-16 | 1987-03-09 | 重量検知器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0772697B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6214206B2 (ja) * | 1983-11-15 | 1987-04-01 | Showa Aluminium Co Ltd |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0350323Y2 (ja) * | 1985-07-10 | 1991-10-28 |
-
1987
- 1987-03-09 JP JP62053313A patent/JPH0772697B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6214206B2 (ja) * | 1983-11-15 | 1987-04-01 | Showa Aluminium Co Ltd |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63218825A (ja) | 1988-09-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |