JPH0626986Y2 - 回転検出装置 - Google Patents

回転検出装置

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JPH0626986Y2
JPH0626986Y2 JP1988114203U JP11420388U JPH0626986Y2 JP H0626986 Y2 JPH0626986 Y2 JP H0626986Y2 JP 1988114203 U JP1988114203 U JP 1988114203U JP 11420388 U JP11420388 U JP 11420388U JP H0626986 Y2 JPH0626986 Y2 JP H0626986Y2
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rotation
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JP1988114203U
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喜久夫 山本
寿夫 三島
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Sony Corp
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Sony Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、回転体の回転周期等を検出する回転検出装置
に関する。
[考案の概要] 本考案は、周波数発生器が出力する周波数信号に基づい
て回転速度等を検出する回転検出装置において、 信号レベルを複数領域に区分し、各サンプリング点にお
ける前記周波数信号の領域を求め、サンプリング点間の
変化に基づいて回転周期等を知るよう構成することによ
り、 信号のノイズや歪みによる悪影響を受けずに回転周期等
を正確に検出できるものである。
[従来の技術] 例えばVTR(ビデオテープレコーダ)にはテーププリ
エンド検出やリール台回転異常検出を行うためにリール
台の回転状態を検出するべく回転検出装置が用いられ
る。かかる回転検出装置はリール台と共に回転する回転
板を有し、この回転板には円周方向に透光部と不透光部
が交互に形成されている。この回転板を介して発光素子
と受光素子とが対向して配置され、受光素子の出力がア
ンプを介してマイコンに導かれている。
而して、リール台の回転と共に回転板が回転すると、受
光素子が回転に応じた周波数信号を出力する。マイコン
はこの周波数信号のゼロクロス点をチェックして回転周
期を検出する。そして、回転速度が所定値以上となる点
をチェックしてテーププリエンド検出を行ったり、所定
時間以内にゼロクロス点が存するかをチェックしてリー
ル台回転異常検出を行う。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、発光素子と受光素子から成るフォトカッ
プラであるか否かを問わず一般に周波数発生器の周波数
信号にはノイズが乗ったり、信号歪みが生じたりする。
そのため、上記のように周波数信号のゼロクロス点をチ
ェックする手段ではゼロクロス点近傍に生じるノイズや
歪みによってゼロクロス点のチェックを誤り回転周期を
正確に検出することができないという欠点があった。
そこで、本考案は周波数発生器が出力する周波数信号の
ノイズや歪みによる悪影響をほとんど受けることなく回
転体の回転周期等の回転状態を正確に検出できる回転検
出装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するための本考案の回転検出装置は、回
転体の回転速度に応じた周波数信号を出力する周波数発
生器と、 信号レベルを複数領域に区分し、一定時間毎のサンプリ
ング点における前記周波数信号の領域を定める領域決定
手段と、 前回のサンプリング点と領域の今回のサンプリング点の
領域とを比較し、領域が変化したか否か及び極性を判別
する領域変化判別手段と、 この領域変化判別手段が領域変化ありと判別した場合
に、領域変化の極性が前回以前のサンプリング点のもの
と比較して反転したか否かを判別する極性判別手段と、 この極性判別手段が極性反転ありと判別した場合にその
サンプリング点を周期基準点としてこの周期基準点間を
計測する計測手段と、 を備えてこの計測手段の計測値から前記回転体の回転状
態を知るものである。
[作用] 回転体が回転すると、周波数発生器が回転速度に応じた
周波数信号を出力し、領域決定周手段が各サンプリング
点について周波数信号の領域を定める。領域変化判別手
段が前回のサンプリング点の領域と今回のサンプリング
点の領域を比較し、領域変化ありと判別した場合には極
性判別手段が前回以前のサンプリング点の極性と比較
し、反転していれば周波数信号の上ピーク点又は下ピー
ク点でありそのサンプリング点を周期基準点とし、この
周期基準点の間(上ピーク点と下ピーク点の間)を計測
手段が計測し、この計測値を基に回転周期等を知る。従
って、周波数信号を各サンプリング点毎の領域に分ける
領域の変化状態を見て回転周期を検出するため、信号の
ノイズや歪みが一領域の範囲内であればそのノイズや歪
みよる悪影響を受けることなく回転周期等が検出され
る。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面を用いて説明する。
この実施例では本考案の回転検出装置をリールの回転検
出に適用した場合が示されている。
第1図において、リールの下にはリールと共に回転する
回転板1が設けられ、この回転板1の円周方向に交互に
S極とN極の着磁パターンが形成されている。この回転
板1の対向位置には周波数発生器であるホール素子2が
配置されている。このホール素子2は回転板1の回転速
度に応じた周波数信号を出力し、この周波数出力はアン
プ3を介してA/D変換器4に導かれている。このA/
D変換器4はマイコン5からのサンプリングクロックに
基づいて前記周波数信号を8ビットのディジタル信号に
変換し、このディジタル信号がマイコン5に供給され
る。
マイコン5は、領域決定手段、領域変化判別手段、極性
判別手段、計測手段及び領域データ・極性データ保持手
段等を有し、第3図に示すフローチャートを実行する。
即ち、マイコン5はA/D変換器4から8ビットのデー
タが送られてくると、領域決定手段が信号レベルに応じ
てそのデーをA〜Fの六段階の領域に分ける。この領域
区分は例えば上位4ビットの変化に着目して行う。領域
変化判別手段は二つの領域データを比較して領域の変化
があったか否か及びその極性(領域データの大小)を判
別する。極性判別手段は領域変化があった場合に、その
極性と前回以前の極性データとを比較して極性の変化が
あったか否かを判別する。計測手段は極性変化があった
場合にカウンタ6のカウント値を取り込むと共にカウン
タ6にリセット信号を出力する。又、カウンタ6からの
カウント値より回転周期を算出する。領域データ・極性
データ保持手段は基準点となる領域データ及び極性デー
タを一時的に記憶し、このデータは適宜更新される。
また、マイコン5は、A/D変換器4に一定時間(例え
ば6ms)毎にサンプリングクロックを出力し、このサ
ンプリングクロックはカウンタ6にも送られる。計測手
段であるカウンタ6はサンプリングクロックを計数クロ
ックとしてカウントする。
さらに、マイコン5は、テーププリエンド検出手段とリ
ール回転異常検出手段を有する。テーププリエンド検出
手段はカウンタ6から取り込まれるカウント値をチェッ
クし、このカウント値が設定値以下又は以上になればテ
ーププリエンド表示を行う。尚、カウント値が二回以上
設定値以下又は以上になったとき初めてテーププリエン
ド表示を行うように構成すれば誤差表示防止上好まし
い。リール回転異常検出手段は領域変化判別手段の判別
をチェックし、領域変化ありの判別信号が所定時間(例
えば3秒間)以内になければリール回転異常と判断す
る。
以下、上記構成の作用について第2図及び第3図を用い
て説明する。
リールが回転し回転体1が回転すると、ホール素子2が
周波数信号を出力し、この周波数信号がアンプ3で第2
図で示すように増幅されてA/D変換器4に出力され
る。A/D変換器4はサンプリングクロックに基づいて
所定時間毎(t1,t2…)に周波数信号をディジタル化
し、この出力がマイコン5に送られる。第3図に示すよ
うに、先ず、t1のデータaがマイコン5に送られると、
領域決定手段がデータaを領域データDとし、この領域
データDが基準領域データとして領域データ・極性デー
タ保持手段が取り込む(ステップS1)。次に、t2のデー
タbがマイコン5に送られると、領域決定手段がデータ
bを領域データEとする(ステップS2)。領域変化判別
手段が基準領域データDと領域データEを化し(ステッ
プS3)、領域データに変化ありと判別して基準点の領域
データがEに更新される(ステップS4)。又、両者の領
域データより極性を判別し(基準点の領域データより大
のときプラス(+)でその反対のときマイナス
(−))、極性データの(+)を基準極性データとして
領域データ・極性データ保持手段が取り込む(ステップ
S5)。次に、t3のデータCが送られると、領域決定手段
がデータCを領域データFと決定し(ステップS6)、こ
れと基準領域データEと比較して領域データに変化あり
と判別すると共に極性データを(+)と判別する(ステ
ップS7)。基準領域データをFに更新し(ステップ
(S8)、極性データ(+)を基準極性データ(+)と比
較し、極性に反転なしを判別する(ステップS9)。次
に、t4のデータDが送られると、データDを領域データ
Fと決定し(ステップS6)、これと基準領域データFと
比較し領域データに変化なしと判別する(ステップ
S7)。次に、t5のデータEが送られると、領域データE
と決定され(ステップS6)、これと基準領域データFと
比較し領域データに変化ありと判別すると共に極性デー
タを(−)と判別する(ステップS7)。基準領域データ
がEに更新される(ステップS8)と共に極性データ
(−)と基準極性データ(+)と比較し極性の反転あり
と判別する(ステップS9)。そして基準極性データを
(−)に更新する(ステップS10)。又、極性の反転あ
りと判別されると、計測手段はカウンタ6のカウント値
を取り込む(ステップS11)と共にカウンタ6にリセッ
ト信号を出力する(ステップS12)。t5のサンプリング
点が周期基準点となる。尚、最初のカウント値はデータ
として採用しない。
このようにしてサンプリングがt6,t7,…と進み、t14
データNがマイコン5に送られる際には、基準領域デー
タがAで基準極性データが(−)であると共にカウンタ
6はマイコン5のサンプリングクロックを順次カウント
している。そして、領域決定手段がデータNを領域デー
タBと決定し(ステップS6)、領域変化判別手段が領域
データBと基準領域データAを比較し、領域変化ありを
判別すると共に極性データ(+)を判別する(ステップ
S7)。すると、基準領域データがBに更新され(ステッ
プS8)、又、極性反転判別手段が極性データ(+)と基
準極性データ(−)を比較し、極性の反転ありを判別す
る(ステップS9)。そして、基準極性データが(+)に
更新される(ステップS10)。又、計測手段はカウンタ
6のカウント値Nを取り込む(ステップS11)と共にカ
ウンタ6にリセット信号を出力する(ステップS12)。
以上のことが繰り返されてカウント値が得られ、このカ
ウント値Nより回転周期(T=2・N・Δt)が検出さ
れる。尚、Δtはサンプリングクロックの時間間隔(t
n+1-tn)である。
テーププリエンド検出手段は上記カウント値が設定値以
下又は以上になればテーププリエンド表示を行う。又
は、リール回転異常検出手段は領域変化判別手段の領域
変化ありの判別信号が所定時間以内に出力されなければ
リール回転異常と判断する。
上記の領域決定手段において、周波数信号にノイズや歪
みがあっても一領域の範囲内、例えばデータbにおいて
領域データEの範囲内であればデータbの領域データは
Eと決定される。そのため、。ノイズや歪みによる悪影
響をほとんど受けることなく回転周期等の回転状態を検
出できる。従って、一領域の大きさは周波数信号に乗る
ノイズや歪みの大きさと回転周期精度との調和点から適
宜決定される。
[考案の効果] 以上述べたように本考案によれば、周波数発生器が出力
する周波数信号に基づいて回転速度等を検出する回転検
出装置において、信号レベルを複数領域に区分し、各サ
ンプリング点における前記周波数信号の領域を求め、サ
ンプリング点間の領域変化に基づいて回転周期等を知る
よう構成したので、信号のノイズや歪みによる悪影響を
受けずに回転周期等の回転状態を正確に検出できるとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の実施例を示し、第1図は回
転検出装置のブロック図、第2図はホール素子の出力波
形図、第3図はフローチャート図である。 2…ホール素子(周波数発生器)、5…マイコン(領域
決定手段等)、6…カウンタ(計測手段)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転体の回転速度に応じた周波数信号を出
    力する周波数発生器と、 信号レベルを複数領域に区分し、一定時間毎のサンプリ
    ング点における前記周波数信号の領域を定める領域決定
    手段と、 前回のサンプリング点の領域と今回のサンプリング点の
    領域とを比較し、領域が変化したか否か及び極性を判別
    する領域変化判別手段と、 この領域変化判別手段が領域変化ありと判別した場合
    に、領域変化の極性が前回以前のサンプリング点のもの
    と比較して反転したか否かを判別する極性判別手段と、 この極性判別手段が極性反転ありと判別した場合にその
    サンプリング点を周期基準点としてこの周期基準点間を
    計測する計測手段と、 を備えてこの計測手段の計測値から前記回転体の回転状
    態を知ることを特徴とする回転検出装置。
JP1988114203U 1988-08-31 1988-08-31 回転検出装置 Expired - Lifetime JPH0626986Y2 (ja)

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JP1988114203U JPH0626986Y2 (ja) 1988-08-31 1988-08-31 回転検出装置

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JP1988114203U JPH0626986Y2 (ja) 1988-08-31 1988-08-31 回転検出装置

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JPH0235346U JPH0235346U (ja) 1990-03-07
JPH0626986Y2 true JPH0626986Y2 (ja) 1994-07-20

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ID=31354739

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JP1988114203U Expired - Lifetime JPH0626986Y2 (ja) 1988-08-31 1988-08-31 回転検出装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5182571B2 (ja) * 2008-06-26 2013-04-17 アイシン精機株式会社 センサ信号処理装置

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JPH0235346U (ja) 1990-03-07

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