JPH0772694A - カラー電子写真記録装置 - Google Patents

カラー電子写真記録装置

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JPH0772694A
JPH0772694A JP5155685A JP15568593A JPH0772694A JP H0772694 A JPH0772694 A JP H0772694A JP 5155685 A JP5155685 A JP 5155685A JP 15568593 A JP15568593 A JP 15568593A JP H0772694 A JPH0772694 A JP H0772694A
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JP
Japan
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speed
intermediate transfer
recording medium
roller
paper
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Application number
JP5155685A
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English (en)
Inventor
Shigeo Tsuda
茂雄 津田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPH0772694A publication Critical patent/JPH0772694A/ja
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 印画速度があまり遅くならず、また装置自体
がおおきくならず、記録媒体の種類選択設定の誤りによ
る印画画質の不具合がないカラー電子写真記録装置を得
ることを目的とする。 【構成】 用紙カセット21から搬送された記録媒体の
光透過または反射率を検知してOHPシートか紙かを識
別するセンサー30をタイミングローラ22と転写装置
ローラ23の中間に設け、その識別信号がCPU31に
伝えられる。上記識別信号で記録媒体がOHPシートと
判ると、速度制御回路19によりタイミングローラ22
が制御され、OHPシートの搬送が各色成分のトナー像
の1画面分全てが中間転写ベルト13に転写されるまで
停止し、OHPシートへの転写を開始する時に、速度制
御回路19により中間転写ベルト13及び定着器24を
低速で回転しOHPシートに転写しながら低速で搬送し
定着器24で熱定着を行うものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カラー電子写真記録
装置に関し、記録媒体がOHPシートの場合にトナー像
を一旦中間転写体に重ねた後に転写熱定着する際の定着
速度低下の画像記録合計時間への影響を少なくするもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のカラー電子写真記録装置の構成に
ついて図4を参照しながら説明する。図4は、例えば特
開平2−183288号公報に示された従来のカラー電
子写真記録装置の断面を示す図である。
【0003】図4において、1は外箱、2は露光器、3
はCPU(図示せず)によって制御される露光器2の露
光制御部である。また、4は有機感光体からなる感光体
ベルトであって、所定間隔に配設された駆動ローラ5と
従動ローラ6との間に回転可能に掛設されている。
【0004】また、7は主帯電器、8はクリーナ、9は
除電ランプ、10、11及び12は現像機であって、感
光体ベルト4に対向して周囲に設けられており、それぞ
れイエロー、マゼンタ及びシアンの現像剤(トナー)が
収納されている。13は中間転写ベルトであって、ロー
ラ14及び15並びに転写ローラ16間に張設され、駆
動ローラ5に当接する位置に感光体ベルト4から中間転
写ベルト13に現像剤を移行する中間転写器17が設け
られている。
【0005】この中間転写器17は、駆動ローラ5と中
間転写ベルト13の間に静電気を印加しておき、帯電さ
れている現像剤(トナー)を感光体ベルト4から中間転
写ベルト13に移す。このとき、感光体ベルト4と中間
転写ベルト13とは画像の歪み、色ズレ防止のためにそ
の周速を同一に保つことが重要である。
【0006】中間転写ベルト13の周囲には、感光体ベ
ルト4との当接位置から転写プロセス順に、中間転写器
17、ローラ15、転写ローラ16、クリーナ18及び
ローラ14が、また転写ローラ16に対抗する位置に転
写装置ローラ23が設けられている。20及び21は用
紙のサイズ別の用紙カセットであって、転写装置ローラ
23までの間には、タイミングローラ22が設けられて
いる。
【0007】さらに、24は定着器、25は定着ロー
ラ、26は加圧ローラである。転写装置ローラ23と定
着器24の間には用紙搬送ベルト27が設けられてい
る。28は画像記録が完成した用紙を取り出す排紙部で
ある。
【0008】つぎに、前述した従来のカラー電子写真記
録装置の動作について図5を参照しながら説明する。図
5は、従来のカラー電子写真記録装置の動作を示すフロ
ーチャートである。
【0009】ステップ60、62〜66において、画像
記録開始のキー(図示せず)が押下されるとCPUを介
して、まず、記録対象画像のイエロー対応の画素信号を
露光制御部3で生成し、露光器2により回転する帯電さ
れた感光体ベルト4に静電潜像を描く。静電潜像の描か
れた感光体ベルト4は、回転によりイエロー現像機10
の位置において静電潜像上にイエロー現像剤のトナー像
が現像され、そして中間転写器17の位置において中間
転写ベルト13へイエローのトナー像が転写される。ト
ナー像が転写された感光体ベルト4は、クリーナ8によ
りクリーニングされ、除電ランプ9により除電され、主
帯電器7により帯電され、次々にマゼンタ、シアンの静
電潜像をトナー現像して色ズレのないように中間転写ベ
ルト13上の画像対応位置へトナー像を重ね転写する。
【0010】ステップ67〜69において、中間転写ベ
ルト13上へ3色目の重ね転写が進行中に、用紙カセッ
ト20または用紙カセット21から用紙がタイミングロ
ーラ22により転写装置ローラ23へ搬送され、用紙と
トナー像の関係位置が合致するタイミングで中間転写ベ
ルト13上のトナー像が用紙に転写される。用紙は、ト
ナー像の転写がなされながら搬送され、定着器24は、
上記用紙を加熱し各色の現像剤をその上に定着させカラ
ー画像が得られる。
【0011】最近、このようなカラー電子写真記録装置
を用いて、用紙に代わって透明な合成樹脂フィルムから
構成されるOHPシートへのカラー画像を生成すること
がよく行われるようになった。
【0012】ステップ61、70〜76において、記録
媒体が紙かOHPシートかを記録媒体選択設定キー(図
示せず)によりモード設定する。一般に、OHPシート
は、紙に比べ熱容量が大きく紙と同じ定着条件では、現
像剤の定着が不十分となり画像の透過性が損なわれる。
そこで、定着器24において加熱容量を大きくするため
にOHPシートのときは、定着搬送速度を紙の場合に比
べ2〜4倍遅い速度で熱定着することが行われる。
【0013】なお、定着器24において加熱容量を大き
くするために定着温度を上昇させる方法は、定着ローラ
25及び加圧ローラ26の寿命が短くなり、またOHP
シートと用紙とに同じ画像を得るため交互に画像記録す
るときは用紙が過熱され定着時にオフセットを生じて画
像が汚れるので、あまり用いられない。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
カラー電子写真記録装置では、画像の歪み、各色の色ズ
レ、濃度の変化をなくすために、各色の現像、中間転写
ベルト13への転写速度を同一にしなければならず、ま
た、感光体ベルト4、中間転写ベルト13の周速もOH
Pシートの定着搬送速度に合わせなければならず、しか
も3色とも搬送速度を遅くしなければならないので、画
像記録速度が2〜4倍遅くなるという問題点があった。
【0015】また、図5に示すように、OHPシートモ
ードの指定を行わなければならず、OHPシートモード
を選択した場合でも用紙カセット20、21から、紙が
搬送されたり、紙モードのときにOHPシートが搬送さ
れて上記不具合が生じるという問題点があった。
【0016】さらに、定着搬送速度を遅くする方法とし
て、用紙搬送ベルト27の長さをOHPシートの長さ以
上に確保し、OHPシートに完全に転写されるまでは同
一の速度で搬送転写する。次に、紙モードの場合はその
ままの速度で搬送定着し、OHPシートモードの場合は
2〜4倍遅い速度で搬送定着する方法がある。この方法
では用紙搬送ベルト27が長くなり、装置が大きくなる
という問題点があった。
【0017】この発明は、前述した問題点を解決するた
めになされたもので、記録媒体がOHPシートの場合で
も、転写熱定着する際の定着速度低下の画像記録合計時
間への影響を少なくし、記録媒体がOHPシートの場合
と、紙の場合の定着速度を最適にできるカラー電子写真
記録装置を得ることを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
るカラー電子写真記録装置は、次に掲げる手段を備えた
ものである。 〔1〕 感光体上に順次形成される各色成分のトナー像
を第1の速度で一旦中間転写体に1画面分重ね合わせる
中間転写手段。 〔2〕 前記中間転写体に重ね合わせられた1画面分の
トナー像を前記第1の速度より遅い第2の速度で紙より
も熱容量が大きい記録媒体に転写し定着する転写定着手
段。
【0019】この発明の請求項2に係るカラー電子写真
記録装置は、次に掲げる手段を備えたものである。 〔1〕 感光体上に順次形成される各色成分のトナー像
を第1の速度で一旦中間転写体に1画面分重ね合わせる
中間転写手段。 〔2〕 記録媒体の種類を識別する種類識別手段。 〔3〕 識別された記録媒体が紙よりも熱容量が大きい
場合は前記中間転写体に重ね合わせられた1画面分のト
ナー像を前記第1の速度より遅い第2の速度で前記熱容
量が大きい記録媒体に転写し定着する転写定着手段。
【0020】
【作用】この発明の請求項1に係るカラー電子写真記録
装置においては、中間転写手段によって、感光体上に順
次形成される各色成分のトナー像が第1の速度で一旦中
間転写体に1画面分重ね合わせられる。そして、転写定
着手段によって、前記中間転写体に重ね合わせられた1
画面分のトナー像が前記第1の速度より遅い第2の速度
で紙よりも熱容量が大きい記録媒体に転写され定着され
る。
【0021】この発明の請求項2に係るカラー電子写真
記録装置においては、中間転写手段によって、感光体上
に順次形成される各色成分のトナー像が第1の速度で一
旦中間転写体に1画面分重ね合わせられる。また、種類
識別手段によって、記録媒体の種類が識別される。そし
て、転写定着手段によって、識別された記録媒体が紙よ
りも熱容量が大きい場合は前記中間転写体に重ね合わせ
られた1画面分のトナー像が前記第1の速度より遅い第
2の速度で前記熱容量が大きい記録媒体に転写され定着
される。
【0022】
【実施例】
実施例1.この発明の実施例1の構成について図1及び
図2を参照しながら説明する。図1は、この発明の実施
例1の要部の断面を示す図であり、外箱1〜クリーナ1
8、用紙カセット20〜排紙部28は上述した従来装置
のものと同様である。なお、各図中、同一符号は同一又
は相当部分を示す。
【0023】図1において、30はセンサーであって、
用紙カセット20または21から搬送された用紙の光透
過または反射率を検知してOHPシートか紙かを識別す
る。
【0024】図2は、この発明の実施例1の露光制御部
を示すブロック図である。同図において、19は速度制
御回路、31はCPU、32はメモリである。
【0025】このセンサー30は、タイミングローラ2
2と転写装置ローラ23の中間に設けられ、その識別信
号はCPU31に伝えられる。上記識別信号に基づき、
CPU31は、速度制御回路19により駆動ローラ5、
ローラ15、用紙搬送ベルト27、定着ローラ25、タ
イミングローラ22の速度を制御する。駆動ローラ5、
ローラ15、用紙搬送ベルト27及び定着ローラ25の
周速は、速度制御回路19によってほぼ同一に制御され
る。
【0026】ところで、この発明に係る中間転写手段
は、この発明の実施例1では中間転写ベルト13〜クリ
ーナ18から構成され、この発明の請求項2に係る種類
識別手段は、この実施例1ではセンサー30に相当し、
この発明に係る転写定着手段は、この実施例1では転写
装置ローラ23〜用紙搬送ベルト27から構成される。
【0027】つぎに、前述した実施例1の動作について
図3を参照しながら説明する。図3は、この発明の実施
例1の動作を示すフローチャートである。
【0028】まず、紙モードに設定され、用紙が搬送さ
れた場合の印画動作について説明する。
【0029】ステップ40〜50において、3色目のト
ナー像が中間転写ベルト13に転写されている時に、用
紙が搬送速度VPで搬送され、センサー30を通過する
と識別信号がCPU31に送られる。CPU31が用紙
と判定すると転写装置ローラ23が上がり転写ローラ1
6に接触し、上記ローラ間に電圧が印加され各色成分の
トナー像が用紙に転写される。トナー像の転写された用
紙は、中間転写ベルト13から剥離されながら用紙搬送
ベルト27によって搬送速度VPで定着器24へ搬送さ
れ熱定着される。
【0030】つづいて、紙モードに設定され、OHPシ
ートが搬送された場合の印画動作について説明する。
【0031】ステップ40〜48、及び53において、
3色目のトナー像が中間転写ベルト13に転写されてい
る時に、紙モードに設定されているので、OHPシート
がタイミングローラ22により搬送速度VPで搬送さ
れ、センサー30を通過すると識別信号がCPU31に
送られる。CPU31が紙でなくOHPシートと判定す
ると直ちに速度制御回路19によりタイミングローラ2
2を制御して、各色成分のトナー像の1画面分全てが中
間転写ベルト13に転写されるまでOHPシートを停止
させる。
【0032】ステップ54〜55、及び50において、
OHPシートとトナー像の関係位置が合致するタイミン
グまではローラ15により回転させられている中間転写
ベルト13が周速VPで回転する。その後、中間転写ベ
ルト13の周速が速度制御回路19により制御されて上
記周速VPの約1/3倍の速度で回転すると同時に転写
装置ローラ23が上がり転写ローラ16に接触し、上記
ローラ間に電圧が印加されて各色成分のトナー像がOH
Pシートに転写される。OHPシートは、中間転写ベル
ト13から上記トナー像を転写剥離されながら速度制御
回路19により上記周速VPの約1/3倍の速度で制御
された用紙搬送ベルト27により定着器24へ搬送され
る。そして、速度制御回路19により制御された上記周
速VPの約1/3倍の速度で定着ローラ25が回転し熱
定着されるため、OHPシートの熱定着加熱容量が紙の
場合に比べて約3倍になり透過性の良いOHP画像が得
られることになる。
【0033】つづいて、OHPシートモードに設定さ
れ、用紙が搬送された場合の印画動作について説明す
る。
【0034】ステップ40〜46、51〜52、及び4
9〜50において、3色目のトナー像が中間転写ベルト
13に転写されている時に、用紙が搬送速度VPで搬送
され、センサー30を通過すると識別信号がCPU31
に送られる。CPU31が用紙と判定すると転写装置ロ
ーラ23が上がり転写ローラ16に接触し、上記ローラ
間に電圧が印加され各色成分のトナー像が用紙に転写さ
れる。トナー像の転写された用紙は、中間転写ベルト1
3から剥離されながら用紙搬送ベルト27によって搬送
速度VPで定着器24へ搬送され熱定着される。
【0035】つづいて、OHPシートモードに設定さ
れ、OHPシートが搬送された場合の印画動作について
説明する。
【0036】ステップ40〜46、及び51〜53にお
いて、3色目のトナー像が中間転写ベルト13に転写さ
れている時に、OHPシートモードに設定されているの
で、OHPシートがタイミングローラ22により搬送速
度VPで搬送され、センサー30を通過すると識別信号
がCPU31に送られる。CPU31が紙でなくOHP
シートと判定すると直ちに速度制御回路19によりタイ
ミングローラ22を制御して、各色成分のトナー像の1
画面分全てが中間転写ベルト13に転写されるまでOH
Pシートを停止させる。
【0037】ステップ54〜55、及び50において、
OHPシートとトナー像の関係位置が合致するタイミン
グまではローラ15により回転させられている中間転写
ベルト13が周速VPで回転する。その後、中間転写ベ
ルト13の周速が速度制御回路19により制御されて上
記周速VPの約1/3倍の速度で回転すると同時に転写
装置ローラ23が上がり転写ローラ16に接触し、上記
ローラ間に電圧が印加されて各色成分のトナー像がOH
Pシートに転写される。OHPシートは、中間転写ベル
ト13から上記トナー像を転写剥離されながら速度制御
回路19により上記周速VPの約1/3倍の速度で制御
された用紙搬送ベルト27により定着器24へ搬送され
る。そして、速度制御回路19により制御された上記周
速VPの約1/3倍の速度で定着ローラ25が回転し熱
定着されるため、OHPシートの熱定着加熱容量が紙の
場合に比べて約3倍になり透過性の良いOHP画像が得
られることになる。
【0038】この発明の実施例1は、前述したように、
印画速度があまり遅くならず、また装置自体がおおきく
ならず、記録媒体の種類選択設定の誤りによる印画画質
の不具合がないカラー電子写真記録装置を得ることを目
的とする。そこで、この実施例1は、用紙カセット20
または21から搬送された記録媒体の光透過または反射
率を検知してOHPシートか紙かを識別するセンサー3
0をタイミングローラ22と転写装置ローラ23の中間
に設け、その識別信号がCPU31に伝えられる。上記
識別信号で記録媒体がOHPシートと判ると、速度制御
回路19によりタイミングローラ22が制御され、OH
Pシートの搬送が各色成分のトナー像の1画面分全てが
中間転写ベルト13に転写されるまで停止し、OHPシ
ートへの転写を開始する時に、速度制御回路19により
中間転写ベルト13及び定着器24を低速で回転しOH
Pシートに転写しながら低速で搬送し定着器24で熱定
着を行うものである。
【0039】すなわち、現像、中間転写ベルト13への
転写速度が記録媒体の種類によらず一定であり、OHP
シートの場合は、各色成分のトナー像を中間転写ベルト
13に完全に重ね合わせ転写した後、速度制御回路19
により中間転写ベルト13及び定着器24を低速で回転
させ転写しながらOHPシートを搬送し熱定着するもの
である。
【0040】従って、中間転写ベルト13上のトナー像
は、OHPシートに転写しながら定着する工程のみを低
速とするので、従来装置のように、現像、中間転写ベル
ト13への転写と前記工程を含む印画全工程を低速とす
る場合に比べ印画トータルとしての速度が早くなる。ま
た、用紙搬送ベルト27を長くする必要がないため装置
自体を小型に構成することができる。さらに、記録媒体
の種類を識別するためのセンサー30を設けたので、記
録媒体の選択設定誤りによる印画画質の不具合をなくす
ことができる。
【0041】
【発明の効果】この発明の請求項1に係るカラー電子写
真記録装置は、以上説明したとおり、感光体上に順次形
成される各色成分のトナー像を第1の速度で一旦中間転
写体に1画面分重ね合わせる中間転写手段と、前記中間
転写体に重ね合わせられた1画面分のトナー像を前記第
1の速度より遅い第2の速度で紙よりも熱容量が大きい
記録媒体に転写し定着する転写定着手段とを備えたの
で、紙よりも熱容量の大きい記録媒体に印画する場合で
も印画時間が伸びるのを最小限にすることができるとい
う効果を奏する。
【0042】この発明の請求項2に係るカラー電子写真
記録装置は、以上説明したとおり、感光体上に順次形成
される各色成分のトナー像を第1の速度で一旦中間転写
体に1画面分重ね合わせる中間転写手段と、記録媒体の
種類を識別する種類識別手段と、識別された記録媒体が
紙よりも熱容量が大きい場合は前記中間転写体に重ね合
わせられた1画面分のトナー像を前記第1の速度より遅
い第2の速度で前記熱容量が大きい記録媒体に転写し定
着する転写定着手段とを備えたので、紙よりも熱容量の
大きい記録媒体に印画する場合でも印画時間が伸びるの
を最小限にすることができるという効果を奏する。ま
た、記録媒体の選択設定誤りによる印画画質の不具合を
なくすことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1の要部断面を示す図であ
る。
【図2】この発明の実施例1の露光制御部を示すブロッ
ク図である。
【図3】この発明の実施例1の動作を示すフローチャー
トである。
【図4】従来のカラー電子写真記録装置の断面を示す図
である。
【図5】従来のカラー電子写真記録装置の動作を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
2 露光器 3 露光制御部 4 感光体ベルト 5 駆動ローラ 10、11、12 現像機 13 中間転写ベルト 14、15 ローラ 16 転写ローラ 17 中間転写器 18 クリーナ 19 速度制御回路 22 タイミングローラ 23 転写装置ローラ 24 定着器 25 定着ローラ 26 加圧ローラ 27 用紙搬送ベルト 30 センサー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体上に順次形成される各色成分のト
    ナー像を第1の速度で一旦中間転写体に1画面分重ね合
    わせる中間転写手段、及び前記中間転写体に重ね合わせ
    られた1画面分のトナー像を前記第1の速度より遅い第
    2の速度で紙よりも熱容量が大きい記録媒体に転写し定
    着する転写定着手段を備えたことを特徴とするカラー電
    子写真記録装置。
  2. 【請求項2】 感光体上に順次形成される各色成分のト
    ナー像を第1の速度で一旦中間転写体に1画面分重ね合
    わせる中間転写手段、記録媒体の種類を識別する種類識
    別手段、及び識別された記録媒体が紙よりも熱容量が大
    きい場合は前記中間転写体に重ね合わせられた1画面分
    のトナー像を前記第1の速度より遅い第2の速度で前記
    熱容量が大きい記録媒体に転写し定着する転写定着手段
    を備えたことを特徴とするカラー電子写真記録装置。
JP5155685A 1993-06-25 1993-06-25 カラー電子写真記録装置 Pending JPH0772694A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5155685A JPH0772694A (ja) 1993-06-25 1993-06-25 カラー電子写真記録装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6219498B1 (en) * 1997-11-28 2001-04-17 Sharp Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having improved image transfer characteristics
JP2001356556A (ja) * 2000-06-15 2001-12-26 Minolta Co Ltd 画像形成装置

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