JPH0772662B2 - 低温ショーケース - Google Patents

低温ショーケース

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JPH0772662B2
JPH0772662B2 JP25966188A JP25966188A JPH0772662B2 JP H0772662 B2 JPH0772662 B2 JP H0772662B2 JP 25966188 A JP25966188 A JP 25966188A JP 25966188 A JP25966188 A JP 25966188A JP H0772662 B2 JPH0772662 B2 JP H0772662B2
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JP
Japan
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air
air curtain
heat insulating
temperature showcase
partition plate
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俊明 宮武
博 谷口
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は開口にエアーカーテンを形成する低温ショーケ
ースに関する。
(ロ)従来の技術 特公昭60−14988号公報(以下従来技術1という)のオ
ープンショーケースには、冷気吹出口の内側近傍となる
区画板の天壁に沿って前記吹出口と平行関係をなす吹出
孔を設け、吹出口及び吹出孔の双方から冷気流を吹き出
し、開口を閉塞するエアーカーテンと、このエアーカー
テンに最上段の棚前方で合流するバイパス冷気流とを形
成する構成が示されている。
又、実公昭53−19751号公報(以下従来技術2という)
のオープンショーケースには、左右両側板の一部に取付
けた透明板の内側面と側板の内側面とが同一面になるよ
うにした構成が示されている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 上記従来技術1によれば、吹出孔からのバイパス冷気流
によってエアーカーテンの貯蔵室側への湾曲を阻止する
ことができる反面、第6図の如く側板の切欠部の中央に
透明板を取付けている関係上、エアーカーテンの端流が
符号(ア)の如く外方向に向って広がって乱流となり、
この結果、エアーカーテンの風速分布が第6図に符号
(イ)で示す如く左右両側部の速度が遅く開口における
冷凍負荷の増加を招く課題があった。
又、従来技術2は側板、透明板双方の内側面が同一面に
なっている関係上、上記従来技術1よりもエアーカーテ
ン端流の乱れが少なくなるが、内側面の粘性抵抗により
やはり端流の速度が他の部分より遅く、エアーカーテン
の左右両側部の乱れを改善できないという課題があっ
た。
更に、双方の従来技術によれば、区画板の天壁前縁にお
いて、貯蔵室側の温度と比較して冷気通路側の温度が低
いために、貯蔵室側に結露が生じてしまうという課題も
あった。
本発明は上記課題を解決することを目的とするものであ
る。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明では上記課題を解決するために、吹出口の内側と
なる区画板の天壁前縁に沿って多数の吹出孔を形成し、
側板に近い部分においてその数が多くなるように構成し
た手段を採用した。
(ホ)作用 上記手段によれば、冷気の一部が吹出孔より吹き出さ
れ、側板近傍のエアーカーテンの流量を多くしているの
で、端流の外方向への乱れや側板内面の粘性抵抗による
速度低下を流量の多さで補い、エアーカーテンの左右両
側部を他の部分と略同じ速度に維持することができる。
また、区画板の天壁前縁に沿って多数の吹出孔を設けて
貯蔵室側に冷却器を通過した乾燥冷気を吹き出すことに
より、区画板の天壁前縁の結露を防止することができ
る。
(ヘ)実施例 以下図面に基づいて本発明の実施例を説明する。
(1)は前面に商品収納及び取出用の開口(3)を形成
した断熱壁(2)にて本体を構成してなる低温ショーケ
ースで、前記断熱壁(2)の内面より適当間隔を存して
第1,第2両区画板(4)(5)を配設してプレートフィ
ン形冷却器(6)及び送風ファン(7)を設置する冷気
通路である内層(8)と、送風ファン(9)を設置する
外層(10)と、前記開口(3)の上縁に沿って併設され
た内外両層(8)(10)の吹出口(11)(12)と、前記
開口(3)の下縁に沿って併設された内外両層(8)
(10)の吹込口(13)(14)と、複数段の棚(15)及び
展示促進用の鏡(16)を備えた貯蔵室(17)とを形成
し、前記冷却器(6)で熱交換された冷気を送風ファン
(7)でもって、又外層(10)の空気を送風ファン
(9)でもって第3図矢印に示す如く夫々強制循環する
ことにより、前記開口(3)に温度の異なる2層のエア
ーカーテン(A1)(A2)を形成して貯蔵室(17)の冷却
を図るものである。
(18)は前記断熱壁(2)の左右両側面に取付けられた
左右一対の断熱側板で、その一部が切欠された、該切欠
部分に外部から貯蔵室(17)を透視可能となす透明板
(19)が取付けられている。この透明板(19)は第4図
に示す如くその内面が側板(18)の内面と略同一面とな
るように貯蔵室寄りに取付けられる場合と、第5図に示
す如く内面が側板(18)の内面と段差を形成するように
この両側板の中央に取付けられる場合とがあるが、何れ
にせよ、透明板(19)の内面には前記両エアーカーテン
(A1)(A2)の端流が接し、且つ前記棚(15)の側面前
部が近接することになる。前者の場合は、側板(18)と
透明板(19)との内面が略同一面となる関係上、前記両
エアーカーテン(A1)(A2)の端流の流れが良いことが
長所であるがこの種のショウケースは殆ど棚(15)が片
持式(後端の係合片が貯蔵室背面の支柱の孔に係合され
ている方式)のブラケット(左右一対)に架設載置され
ている関係上、商品収納及び取出の際に棚(15)に衝撃
が加わるとブラケットが左右方向に揺れて棚(15)側面
前部が透明板(19)の内面に当たり破損させることが短
所であり、又後者の場合は、前者とは長所、短所が逆に
なる。従って、透明板(19)の取付け位置は何れを選択
するかは、前者、後者、長所、短所を考慮して適宜行わ
れることになる。
(20)(21)はハニカム材からなる整流装置で、前記両
吹出口(11)(12)に配置され、内外両層(8)(10)
から夫々開口(3)に吹き出される気流が層流となるよ
うに整流する。(22)(23)は貯蔵室(17)を照明され
た細長い蛍光灯で、貯蔵室(17)内に配置された蛍光灯
(22)は、その管壁が直接冷気に晒されないようにする
ために透明な円筒ジャケット(24)で被覆されている。
第1図及び第2図に示す(25)は吹出口(11)の内側と
なる第1区画板(4)の天壁(4A)前縁に沿って形成さ
れ、前記内層(8)と連通する多数の吹出孔で、前記側
板(18)に近い部分ではその数が多くなるように複数列
形成されて吹出孔群(25A)となっている。この吹出孔
(25)からは内層(8)を通過して吹出口(11)に至る
冷気流のうち一部が吹き出されることになるが、その流
量は吹出孔群(25A)の関係から側板(18)近傍が多く
なる。
前記吹出孔(25)から貯蔵室(17)に吹き出された冷気
流は、エアーカーテン(A1)の吹き出し初速度が維持さ
れるエア領域(A1−C)に吸収されることになる関係
上、エアーカーテン(A1)の端流、即ち透明板(19)に
沿って流れる冷気流の流量が単位面積当たり、他の部分
よりも多くなるために、端流の外方向への乱れ及び透明
板(19)内面の粘性抵抗による速度低下を補うことがで
き、この結果、端流の速度を他の部分と略同じにして第
4図及び第5図にて符号(イ)で示すように風速分布が
均一なエアーカーテン(A1)が得られる。
また、区画板(4)の天壁(4A)前縁に沿って多数の吹
出孔(25)を設けて貯蔵室(17)側に冷却器(6)を通
過した乾燥冷気を吹き出すことにより、区画板(4)の
天壁(4A)前縁の結露を防止することができる。
従って、エアーカーテン(A1)の端流の乱れや速度低下
を予め考慮して端流の流量を多くしている関係上、エア
ーカーテン(A1)の風速分布の均一化が図れる。
(ト)発明の効果 上述した本発明によれば、冷気の一部が吹出孔より吹き
出され、側板近傍のエアーカーテンの流量を多くしてい
るので、端流の外方向への乱れや側板内面の粘性抵抗に
よる速度低下を流量の多さで補い、エアーカーテンの左
右両側部を他の部分と略同じ速度に維持することがで
き、エアーカーテンの風速分布が改善され、開口におけ
る冷凍負荷を軽減できる効果を奏する。
また、区画板の天壁前縁に沿って多数の吹出孔を設けて
貯蔵室側に冷却器を通過した乾燥冷気を吹き出すことに
より、区画板の天壁前縁の結露を防止することができる
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本発明低温ショーケースの実施例を
示し、第1図は要部底面図、第2図は要部縦断面図、第
3図は全体縦断面図、第4図及び第5図は透明板の取付
位置が夫々異なる要部正面図、第6図は第4図及び第5
図に対応する従来技術の要部正面図である。 (3)……開口、(A1)……エアーカーテン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一側面に形成した商品収納及び取出用の開
    口(3)を形成した本体を構成する断熱壁(2)と、該
    断熱壁の内面より間隔を存して設けられた区画板(4)
    と、前記断熱壁と区画板との間に形成され冷却器(6)
    及び送風ファン(7)等を設置する冷気通路(8)と、
    該冷気通路の吹出口(11)よりエアーカーテン(A1)を
    形成してなる低温ショーケース(1)において、前記吹
    出口の内側となる区画板の天壁(4A)前縁に沿って多数
    の吹出孔(25)を形成し、側板(18)に近い部分におい
    てその数が多くなるように構成したことを特徴とする低
    温ショーケース。
JP25966188A 1988-10-14 1988-10-14 低温ショーケース Expired - Fee Related JPH0772662B2 (ja)

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JPH02106681A JPH02106681A (ja) 1990-04-18
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