JPS6239355B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6239355B2 JPS6239355B2 JP5931280A JP5931280A JPS6239355B2 JP S6239355 B2 JPS6239355 B2 JP S6239355B2 JP 5931280 A JP5931280 A JP 5931280A JP 5931280 A JP5931280 A JP 5931280A JP S6239355 B2 JPS6239355 B2 JP S6239355B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- wall
- outlet
- passage
- outside
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- Expired
Links
- 230000004907 flux Effects 0.000 claims description 9
- 238000007664 blowing Methods 0.000 claims description 3
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 3
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 8
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 6
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 description 5
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、内外複数のエアカーテン流束を有
している、オープンシヨーケースの改良に係り、
特に複数のエアカーテン流束相互間の空気の混合
を少なくするべく改良したものに関する。
している、オープンシヨーケースの改良に係り、
特に複数のエアカーテン流束相互間の空気の混合
を少なくするべく改良したものに関する。
従来の前記したようなオープンシヨーケースに
あつては、第１図に示すように、エアカーテンの
吹出口は、例えば内側吹出口B1と外側吹出口B2
とが境界壁７で区画して並設されている。そして
この場合の流束分布は図示D1の如くなる。この
流速分布で注目すべきは、各吹出口B1とB2間の
隔壁の部分で流速が極めて小さいことである。こ
れはこの隔壁表面において境界層が成長している
ためで、有限な厚さをもつた混合が始まつている
ことを示している。ふたつのエアカーテンの出口
速度分布が短形であるような理想的な場合は流れ
はある所迄層流に保たれるが、現実には前記のよ
うな状態にあり、このような流速分布のエアカー
テンの場合には、両流束間に空気の混合がはげし
く、これが、冷凍冷蔵オープンシヨーケースの場
合における、冷凍装置の負荷を不要に増加させる
原因となつている。
あつては、第１図に示すように、エアカーテンの
吹出口は、例えば内側吹出口B1と外側吹出口B2
とが境界壁７で区画して並設されている。そして
この場合の流束分布は図示D1の如くなる。この
流速分布で注目すべきは、各吹出口B1とB2間の
隔壁の部分で流速が極めて小さいことである。こ
れはこの隔壁表面において境界層が成長している
ためで、有限な厚さをもつた混合が始まつている
ことを示している。ふたつのエアカーテンの出口
速度分布が短形であるような理想的な場合は流れ
はある所迄層流に保たれるが、現実には前記のよ
うな状態にあり、このような流速分布のエアカー
テンの場合には、両流束間に空気の混合がはげし
く、これが、冷凍冷蔵オープンシヨーケースの場
合における、冷凍装置の負荷を不要に増加させる
原因となつている。
それ故にこの発明においては、前記した複数の
エアカーテン吹出しの合流点迄に形成された境界
層を制御して、流速分布の変化を少なくするよう
にした、オープンシヨーケースを提供することが
主たる目的である。この発明の他の目的や特徴
は、以下のさらに詳細な説明によつて、逐次明確
にされる。
エアカーテン吹出しの合流点迄に形成された境界
層を制御して、流速分布の変化を少なくするよう
にした、オープンシヨーケースを提供することが
主たる目的である。この発明の他の目的や特徴
は、以下のさらに詳細な説明によつて、逐次明確
にされる。
以下第２図および第３図を参照して、この発明
一実施例を詳述する。但しこの実施例では、エア
カーテンの流束を内外２重とした。冷凍冷蔵オー
プンシヨーケースであるが、この発明をこの実施
の形態に限定するものではない。
一実施例を詳述する。但しこの実施例では、エア
カーテンの流束を内外２重とした。冷凍冷蔵オー
プンシヨーケースであるが、この発明をこの実施
の形態に限定するものではない。
１は断熱壁により構成した、オープンシヨーケ
ース外箱である。
ース外箱である。
２は外箱１内に空隙を有して設けられた内箱で
ある。
ある。
３は外箱１と内箱２との空隙に構成された冷気
循環用送風通路である。
循環用送風通路である。
４は図示しない冷凍装置の一部であるエバポレ
ータであり、通路３内に設けられる。
ータであり、通路３内に設けられる。
５は通路３内に設けられた送風機である。
６は外箱１の上部に構成された外気送風通路で
あり、６１はこの通路６の送風機である。
あり、６１はこの通路６の送風機である。
かくして通路３の吸込口Ｓと、吹出口B1との
間に、内側エアカーテン流束が生成されるべく構
成される。また通路６の吹出口B2からは外側エ
アカーテン流束が生成されるべく構成される。
間に、内側エアカーテン流束が生成されるべく構
成される。また通路６の吹出口B2からは外側エ
アカーテン流束が生成されるべく構成される。
７は吹出口B1とB2間の境界壁であり、７１，
７２および７３の三重に構成される。
７２および７３の三重に構成される。
吹出口B1には、整流ハネカム３ａが設けら
れ、かつハネカム３ａ前方（図において左方）境
界壁７２と７３間には吸気孔３ｂが開設される。
一方通路３の吹出口B1近辺上流側には通路狭窄
部３ｃを設け、この狭窄部３ｃの壁には流れに直
角方向の通気孔３ｄが穿設され、さらにこの通気
孔３ｄは吸気孔３ｂと連通されている。
れ、かつハネカム３ａ前方（図において左方）境
界壁７２と７３間には吸気孔３ｂが開設される。
一方通路３の吹出口B1近辺上流側には通路狭窄
部３ｃを設け、この狭窄部３ｃの壁には流れに直
角方向の通気孔３ｄが穿設され、さらにこの通気
孔３ｄは吸気孔３ｂと連通されている。
さらに吹出口B2にも整流ハネカム６ａが設け
られ、かつハネカム６ａ後方の境界壁７１には、
吸気孔６ｂが開設される。一方通路６の吹出口
B2近辺上流側には通路狭窄部６ｃを設け、この
狭窄部６ｃの壁には流れに直角方向の通気孔６ｄ
が穿設され、さらにこの通気孔６ｄは吸気孔６ｂ
と連通されている。また壁７１と７２の下方は一
体となり左右方向（図において紙面に直角方向）
の水抜きとい８を構成する。とい８の端部は詳細
は図示しないが外箱１外の適宣の水溜めに連通す
る。
られ、かつハネカム６ａ後方の境界壁７１には、
吸気孔６ｂが開設される。一方通路６の吹出口
B2近辺上流側には通路狭窄部６ｃを設け、この
狭窄部６ｃの壁には流れに直角方向の通気孔６ｄ
が穿設され、さらにこの通気孔６ｄは吸気孔６ｂ
と連通されている。また壁７１と７２の下方は一
体となり左右方向（図において紙面に直角方向）
の水抜きとい８を構成する。とい８の端部は詳細
は図示しないが外箱１外の適宣の水溜めに連通す
る。
次に前述実施例の作用につき述べる。
まず図示しない冷凍装置を能動化し、送風機５
および６１を起動する。伴ない通路３内には図示
矢印方向に冷気が循環し、通路６内には図示矢印
方向に外気が圧送される。
および６１を起動する。伴ない通路３内には図示
矢印方向に冷気が循環し、通路６内には図示矢印
方向に外気が圧送される。
そして、吹出口B1およびB2からエアカーテン
が吹き出す。この際、吹出口B1から吹き出した
エアカーテンのうち、吹出口B2と隣接する前方
部分は、狭窄部３ｃの底圧部（流速が部分的に大
となり、静圧が低下する部分）によつて吸気孔３
ｂおよび通気孔３ｄを経由して吸い込まれる。同
様にして、吹出口B2から吹き出したエアカーテ
ンのうち、吹出口B1と隣接する後方部分は、狭
窄部６ｃの底圧部によつて吸気孔６ｂおよび通気
孔６ｄを経由して吸い込まれる。従つて、吹出口
B1およびB2共、境界壁７に面した流れは、前述
した吹い込みにより、壁７における境界層が吸い
取られて、層流を維持しうるものであり、エアカ
ーテン吹出個所における風速分布は第３図D2の
如く、第１図D1に比し風速の変化は少なくな
る。
が吹き出す。この際、吹出口B1から吹き出した
エアカーテンのうち、吹出口B2と隣接する前方
部分は、狭窄部３ｃの底圧部（流速が部分的に大
となり、静圧が低下する部分）によつて吸気孔３
ｂおよび通気孔３ｄを経由して吸い込まれる。同
様にして、吹出口B2から吹き出したエアカーテ
ンのうち、吹出口B1と隣接する後方部分は、狭
窄部６ｃの底圧部によつて吸気孔６ｂおよび通気
孔６ｄを経由して吸い込まれる。従つて、吹出口
B1およびB2共、境界壁７に面した流れは、前述
した吹い込みにより、壁７における境界層が吸い
取られて、層流を維持しうるものであり、エアカ
ーテン吹出個所における風速分布は第３図D2の
如く、第１図D1に比し風速の変化は少なくな
る。
以上によつて明らかなように、吹出口B1およ
びB2から吹き出したエアカーテンの境界部は、
相互に層流境界層となり、風速の落ち込みもな
く、この両エアカーテン間の空気の入れ換わりも
きん少ですみ、冷凍装置の負荷を無用に増加させ
ることもない。
びB2から吹き出したエアカーテンの境界部は、
相互に層流境界層となり、風速の落ち込みもな
く、この両エアカーテン間の空気の入れ換わりも
きん少ですみ、冷凍装置の負荷を無用に増加させ
ることもない。
さらに、壁７は吹出口B1の冷気により冷却さ
れ、これに接する吹出口B2のより高温の空気中
の水蒸気が凝縮して水滴となり、付着するが、こ
の実施例の場合は壁７２が冷却され、壁７１と７
２間を通過する外気の水蒸気が壁７２の壁面に水
滴として付着し、これら水滴は降下してとい８に
よつて外部へ排出されるものである。従つて、壁
７１の吹出口B2に面した壁面にはほとんど水滴
の付着は見られない。
れ、これに接する吹出口B2のより高温の空気中
の水蒸気が凝縮して水滴となり、付着するが、こ
の実施例の場合は壁７２が冷却され、壁７１と７
２間を通過する外気の水蒸気が壁７２の壁面に水
滴として付着し、これら水滴は降下してとい８に
よつて外部へ排出されるものである。従つて、壁
７１の吹出口B2に面した壁面にはほとんど水滴
の付着は見られない。
この発明は前述実施例のほか、例えば吸気口は
境界壁の内または外側いずれか片方のみに設けて
もよく、またエアカーテンは内外三重以上の流束
としてもよく、また温蔵シヨーケースであつても
空気加熱手段の負荷を低減しうるものであり、そ
の他この発明の技術的思想の範囲内における各構
成の均等物との置き換えも、またこの発明の技術
的範囲に含まれるものである。
境界壁の内または外側いずれか片方のみに設けて
もよく、またエアカーテンは内外三重以上の流束
としてもよく、また温蔵シヨーケースであつても
空気加熱手段の負荷を低減しうるものであり、そ
の他この発明の技術的思想の範囲内における各構
成の均等物との置き換えも、またこの発明の技術
的範囲に含まれるものである。
この発明は前述のとおりであるから、簡単な構
成で、省エネルギー化した、オープンシヨーケー
スを提供しうるものである。
成で、省エネルギー化した、オープンシヨーケー
スを提供しうるものである。
第１図は従来のオープンシヨーケースの作用説
明用一部縦断側面図である。第２図はこの発明一
実施例の縦断側面図であり、第３図はその一部分
を含む作用説明図である。 ３……冷気循環送風通路、６……外気送風通
路、３ｂおよび６ｂ……吸気孔、３ｃおよび６ｃ
……通路狭窄部、３ｄおよび６ｄ……通気孔、７
……境界壁、B1およびB2……エアカーテン吹出
口。
明用一部縦断側面図である。第２図はこの発明一
実施例の縦断側面図であり、第３図はその一部分
を含む作用説明図である。 ３……冷気循環送風通路、６……外気送風通
路、３ｂおよび６ｂ……吸気孔、３ｃおよび６ｃ
……通路狭窄部、３ｄおよび６ｄ……通気孔、７
……境界壁、B1およびB2……エアカーテン吹出
口。
Claims (1)
- １ 境界壁によつて吹出口が区画されて内外複数
の流束を有するエアカーテンを具備するオープン
シヨーケースにおいて、前記境界壁にはその内側
およびまたは外側に吸気孔を開口し、一方この吸
気孔を開口した側の吹出口上流の送風通路に狭窄
部を設け、前記吸気孔はこの狭窄部の壁に流れに
直角方向に穿設した通気孔と連通していることを
特徴とする、前記オープンシヨーケース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5931280A JPS56155363A (en) | 1980-05-01 | 1980-05-01 | Showcase |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5931280A JPS56155363A (en) | 1980-05-01 | 1980-05-01 | Showcase |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56155363A JPS56155363A (en) | 1981-12-01 |
| JPS6239355B2 true JPS6239355B2 (ja) | 1987-08-22 |
Family
ID=13109717
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5931280A Granted JPS56155363A (en) | 1980-05-01 | 1980-05-01 | Showcase |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS56155363A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH048552U (ja) * | 1990-05-10 | 1992-01-27 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0548050Y2 (ja) * | 1985-10-11 | 1993-12-20 | ||
| JP2006023003A (ja) * | 2004-07-07 | 2006-01-26 | Fuji Electric Retail Systems Co Ltd | オープンショーケース |
-
1980
- 1980-05-01 JP JP5931280A patent/JPS56155363A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH048552U (ja) * | 1990-05-10 | 1992-01-27 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56155363A (en) | 1981-12-01 |
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