JP2006023003A - オープンショーケース - Google Patents

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Katsuyuki Osawa
克之 大澤
Kazuya Nakayama
和哉 中山
Kenji Hirata
賢二 平田
Takeshi Watanabe
健 渡邊
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Abstract

【課題】内外多層のエアカーテンを形成する多段オープンショーケースにおいて、エアカーテンからの外気の巻き込みによる熱侵入を減少させる。
【解決手段】商品貯蔵室7の前面開口部に、冷気と非冷空気とからなる内外2層のエアカーテン11,14が上から下に向かって吹出し形成されるオープンショーケースにおいて、外層エアカーテン14の吹出し方向を内層エアカーテン11の吹出し方向に対して庫外側に傾ける。これにより、流速の大きい空気吹出し口9,12近傍において外層エアカーテン14を内層エアカーテン11から離間させ、境界層における干渉渦の発生・成長を遅延抑制して外気の巻き込みによる熱侵入を減少させることができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、商品貯蔵室の前面開口部に内外多層のエアカーテンを形成する冷気循環式の多段オープンショーケースに関し、詳しくはエアカーテンからの熱侵入を減少させるための手段に関する。
冷気循環式の多段オープンショーケースは、一般に前面が開口した商品貯蔵室の周囲に冷気と非冷空気とからなる内外多層の空気流を循環させ、商品貯蔵室の前面開口部に上から下に向かう内外多層のエアカーテンを吹出し形成し、商品貯蔵室内の多段の陳列棚に載置された冷凍食品や生鮮食品などの商品を冷却保存している。このような冷気循環式の多段オープンショーケースについては、例えば特許文献1や特許文献2に記載されている。
図9は内外2層のエアカーテンを有するこの種のオープンショーケースの従来例を示す縦断面図、図10はその空気吹出し部の拡大図である。図9及び図10において、断熱壁からなるショーケース本体1と鋼板からなる内箱2との間に内外2層の空気循環ダクト3及び4が断面C字状に形成され、それらの底部に通風ファン5が共通に設置されるとともに、内層ダクト3には冷却器6が設置されている。内箱2の内部は商品貯蔵室7として陳列棚8が多段(図示は4段)に設置され、その上に図示しない商品が陳列されている。
通風ファン5の運転により、商品貯蔵室7の周囲を矢印で示すように空気が循環し、その際、内層ダクト3の空気は冷却器6を通過して冷却される。この冷気は、内層ダクト3の上端部の冷気吹出し口9から吹き出され、下端部の冷気吸込み口10から吸い込まれて、商品貯蔵室7の前面開口部に上から下に向かう冷気エアカーテン(内層エアカーテン)11を形成する。同様に、外層ダクト4の非冷空気は、上端部の非冷空気吹出し口12から吹き出され、下端部の非冷空気吸込み口13から吸い込まれて、冷気エアカーテン11の庫外側に、上から下に向かう非冷空気エアカーテン(外層エアカーテン)14を形成する。空気吹出し口9及び12には、図10に示すようにハニカム構造の整流体14及び15がそれぞれ組み込まれている。商品貯蔵室7は、内箱2に設けられた図示しない多数の小穴及び冷気エアカーテン11から庫内に流入する冷気により一定温度に冷却されている。
特開平8−327211号公報(図3) 特開2000−102458号公報(図3)
上記した多層エアカーテンを有する冷気循環式オープンショーケースにおいて、図10に示すように、冷気からなる内層エアカーテン11の吹出し方向と非冷空気からなる外層エアカーテン14の吹出し方向とは一般に平行で、通常は鉛直下向きに揃えられている。そのため、従来は図10に示すように、流速の大きい吹出し口近傍で、外層の非冷空気エアカーテン14と内層の冷気エアカーテン11とが互いに干渉して流れに乱れが起こりやすく、その結果として循環空気は高温の外気を巻き込みながらエアカーテンを形成し、庫内への熱侵入が生じる。
一方、オープンショーケースにおいては、商品貯蔵室の内外の温度差から生じる圧力差により、エアカーテンは図9に示すように庫内側に湾曲する。その結果、内層の冷気エアカーテン14から庫内へ流入する冷気の供給が陳列棚の上段側に集中しやすく、庫内での商品冷却に偏りが生じやすい。
そこで、この発明の課題は、内外多層のエアカーテンを形成する多段オープンショーケースにおいて、エアカーテンからの外気の巻き込みによる熱侵入を減少させるとともに、陳列棚の上段側への冷気の集中を緩和して庫内温度の均一化を図ることにある。
上記課題を解決するために、この発明は、商品貯蔵室の前面開口部に、冷気と非冷空気とからなる内外多層のエアカーテンが上から下に向かって吹出し形成されるオープンショーケースにおいて、非冷空気からなる外層エアカーテンの吹出し方向を冷気からなる内層エアカーテンの吹出し方向に対して庫外側に傾けるものとする(請求項1)。
請求項1の発明は、外層エアカーテンの吹出し方向を内層エアカーテンの吹出し方向に対して庫外側に傾けることにより、非冷空気エアカーテンが吹出し方向に進むにしたがって冷気エアカーテンから離れるようにするものである。これにより、エアカーテン吹出し口近傍において非冷空気エアカーテンを冷気エアカーテンから離間させ、非冷空気エアカーテンと冷気エアカーテンとの境界層における干渉渦の発生・成長を遅延抑制し、外気の巻き込みを減少させることができる。冷気エアカーテンから離れる方向に進んだ非冷空気エアカーテンは、やがて庫内外の圧力差により冷気エアカーテン付近に押し戻される。
また、請求項1の発明によれば、庫内外の圧力差が非冷空気エアカーテンを介して冷気エアカーテンを庫内側へ湾曲させる時期が遅れるため、冷気エアカーテンから流入する冷気が下段側の陳列棚に分散され、庫内上部への冷気の集中が緩和される。
請求項1の発明において、前記内層エアカーテンの吹出し方向も鉛直方向に対して庫外層に傾けることができる(請求項2)。請求項2の発明によれば、内層エアカーテンの吹出し方向を鉛直下向きから庫外側に傾けることにより、庫内側への内層エアカーテンの湾曲が抑制され、上段陳列棚への冷気の集中が一層緩和される。
請求項1又は請求項2の発明において、前記内層エアカーテンの吹出し方向に対する前記外層エアカーテンの吹出し方向の相対傾き角は5°以上とするのがよい(請求項3)。
この発明によれば、内外層のエアカーテンの干渉による外気の巻き込みを減少させ、外気からの熱侵入を抑制してオープンショーケースの所要冷凍能力を低減できるとともに、庫内の上下温度差を縮小させて保冷品質の向上を図ることができる。
以下、図1〜図8に基づいて、この発明の実施の形態を説明する。なお、従来例と対応する部分には同一の符号を用いるものとする。
図1はこの発明の実施例1を示すオープンショーケースの縦断面図、図2は図1における空気吹出し口の拡大図である。図1及び図2において、図9及び図10の従来例と相違するのは、外層ダクト4の上端部の非冷空気吹出し口12が鉛直下向きから庫外側に振られ、非冷空気からなる外層エアカーテン14の吹出し方向が冷気からなる内層エアカーテン11の吹出し方向に対して庫外側に傾けられている点である。図示の場合、内層エアカーテン11の吹出し方向は鉛直下向きで、外層エアカーテン14の吹出し方向は鉛直方向、つまり内層エアカーテン11の吹出し方向に対して庫外側(図1の左側)に30℃傾けられている。
図示実施例1において、吹出し口12から吹出された外層エアカーテン14は、吹出し口9から鉛直下向きに吹出された内層エアカーテン11から離れる方向に進み、流速の低下とともに庫内外の圧力差で内層エアカーテン11付近に押し戻される。これにより、吹出し直後の流速の速い状態での内層エアカーテン11と外層エアカーテン14との干渉が回避され、境界層での干渉渦の発生が抑制される結果、外気の巻き込みによる熱侵入が減少する。
また、庫内外の圧力差が外層エアカーテン14を介して内層エアカーテン11を庫内側に湾曲させる時期が遅れるため、その間は冷気が庫内に押し込まれる作用が軽減され、冷気の流入が冷気吹出し口9に近い最上段の陳列棚8から、より下段の陳列棚8に分散される。その結果、冷気吸込み口10付近の最下段の陳列棚8への冷気の流入量が増加し、庫内上下の温度幅が縮小する。
図3及び図4は、この発明の実施例2を示すものである。この実施例2の実施例1との相違は、非冷空気吹出し口12が冷気吹出し口9と同じく鉛直下向きで、ハニカム整流体16の下側に平行な多数の板材からなる風向板17が設置されている点である。この風向板17により、外層エアカーテン14の吹出し方向は内層エアカーテン11の吹出し方向に対して庫外側に30°傾けられる。この実施例2によっても、実施例1と同様の作用効果が得られる。
図5及び図6は、この発明の実施例3を示すものである。この実施例3の実施例1との相違は、鉛直下向きの非冷空気吹出し口12に、ハニカム整流体16が庫外側に振られて組み込まれている点である。このハニカム整流体16により、外層エアカーテン14の吹出し方向は内層エアカーテン11に対して庫外側に30°傾けられる。この実施例3によっても、実施例1と同様の作用効果が得られる。
図7及び図8は、この発明の実施例4を示すものである。この実施例4の実施例1との相違は、ともに鉛直下向きの冷気吹出し口9と非冷空気吹出し口12の下側に、平行な多数の板材からなる風向板17及び18が設置されている点である。風向板17は鉛直下向きから45°庫外側に振られて設置され、風向板18は鉛直下向きから15°庫外側に振られて設置されている。その結果、風向板17は風向板18に対して相対的に30°庫外側に振られている。これにより、外層エアカーテン14の吹出し方向は内層エアカーテン11の吹出し方向に対して庫外側に30°傾けられる。
この実施例4によっても、実施例1と同様の作用効果が得られる。また更に、実施例4によれば、内層エアカーテン11も庫外側に15°傾けられて吹き出されるため、冷気18が上段側の陳列棚8に流入する量が減少し、庫内上下の温度幅が実施例1に比べて一層縮小する。なお、図示実施の形態では内外2層のエアカーテンを有するオープンショーケースの例を示したが、この発明は3層あるいはそれ以上の多層エアカーテンを有するオープンショーケースについても適用可能である。
この発明の実施例1を示すオープンショーケースの縦断面図である。 図1における空気吹出し口部分の拡大図である。 この発明の実施例2を示すオープンショーケースの縦断面図である。 図3における空気吹出し口部分の拡大図である。 この発明の実施例3を示すオープンショーケースの縦断面図である。 図5における空気吹出し口部分の拡大図である。 この発明の実施例4を示すオープンショーケースの縦断面図である。 図7における空気吹出し口部分の拡大図である。 従来例を示すオープンショーケースの縦断面図である。 図9における空気吹出し口部分の拡大図である。
符号の説明
1 ショーケース本体
2 内箱
3 内層循環ダクト
4 外層循環ダクト
5 通風ファン
6 冷却器
7 商品貯蔵室
8 陳列棚
9 冷気吹出し口
11 内層エアカーテン
12 非冷空気吹出し口
14 外層エアカーテン
17 風向板
18 風向板

Claims (3)

  1. 商品貯蔵室の前面開口部に、冷気と非冷空気とからなる内外多層のエアカーテンが上から下に向かって吹出し形成されるオープンショーケースにおいて、
    非冷空気からなる外層エアカーテンの吹出し方向を冷気からなる内層エアカーテンの吹出し方向に対して庫外側に傾けたことを特徴とするオープンショーケース。
  2. 前記内層エアカーテンの吹出し方向を鉛直方向に対して庫外側に傾けたことを特徴とする請求項1記載のオープンショーケース。
  3. 前記内層エアカーテンの吹出し方向に対する前記外層エアカーテンの吹出し方向の相対傾き角を5°以上としたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のオープンショーケース。

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