JPH0772646B2 - 強制循環式風呂装置における自動温度調節装置 - Google Patents

強制循環式風呂装置における自動温度調節装置

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JPH0772646B2
JPH0772646B2 JP61310996A JP31099686A JPH0772646B2 JP H0772646 B2 JPH0772646 B2 JP H0772646B2 JP 61310996 A JP61310996 A JP 61310996A JP 31099686 A JP31099686 A JP 31099686A JP H0772646 B2 JPH0772646 B2 JP H0772646B2
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安勝 廣
芳隆 戸田
伸二 平瀬
康雄 鍛治
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は浴槽水を風呂釜へ強制循環させながら風呂を加
熱する風呂装置における、風呂温度を所定の設定温度に
保持するための自動温度調節装置に関する。
<従来の技術> この種風呂装置の自動温度調節装置として、従来、実開
昭60−59032号公報記載の装置が提供されている。
この装置は、強制循環ポンプの駆動及び風呂釜のバーナ
の燃焼により、風呂の温度が所定の設定温度に達した後
は、その後一定の待機時間T1を経過した後にまず前記強
制循環ポンプを再駆動し、そしてさらに一定時間T2の待
機をさせた後に温度検出器からの検出温度と設定温度と
を比較させ、検出温度が設定温度以下であればバーナの
燃焼を開始するようにした装置である。
<発明が解決しようとする問題点> しかしながら、上記従来技術では、強制循環ポンプの再
駆動開始後、温度検出器による温度チェックまでに一定
時間T2の待機時間を置いたため、湯がさめているときで
も直ちに追焚きに入らない欠点があった。同様に湯がさ
めていないときでも直ちには強制循環ポンプが停止され
ない欠点があった。
さらに、バーナの燃焼に際しては、一般に燃焼が開始さ
れる前に、通常一定時間のプリパージを行い、燃焼室内
の空気を新鮮なものに置き換える動作が行われるが、こ
れを前述の従来装置に当てはめて、温度検出器による温
度チェック後バーナの燃焼開始までに一定時間T3のプリ
パージを行う場合には、結局、強制循環ポンプの再駆動
開始からバーナの点火までに最低、T2+T3時間の空白時
間が存在してしまうことになる。よって非常に応答の遅
い装置となってしまう欠点があった。
<目的> そこで本発明は上記従来技術の欠点を解消し、強制循環
ポンプの再駆動後、プリパージを含めてバーナ燃焼へ至
るまでの時間或いは湯がさめていない場合の強制循環ポ
ンプの停止等に至るまでの時間を短時間に抑え、応答が
速く効率の良い強制循環式風呂装置における自動温度調
節装置の提供を目的とする。
<問題点を解決するための手段> 本発明は、浴槽1と、該浴槽1とは別に配置される風呂
釜2と、該風呂釜2と前記浴槽1との間に湯を循環させ
るための循環路6と、該循環路6に配置される強制循環
ポンプ7及び浴槽温度の温度検出器8とを有し、浴槽1
の自動保温運転を行う場合には、浴槽温度が設定温度に
達すると一定の待機時間を経過するのを待って前記強制
循環ポンプ7を再駆動して浴槽温度を検出し、温度が設
定温度よりも低下している場合には前記風呂釜2のバー
ナ3を再燃焼するようにした強制循環式風呂装置におけ
る自動温度調節装置であって、前記一定の待機時間を経
過した時点で前記強制循環ポンプ7の駆動と前記風呂釜
2のファン5によるプリパージ送風と前記温度検出器8
による温度検出とを同時に開始させると共にこれによっ
て前記ファン5によるプリパージ時間が経過するまでに
前記温度検出器8が設定温度以上を検出しない場合には
前記プリパージ時間の経過と同時にバーナ3の燃焼を開
始させ、一方前記プリパージ時間の経過前であっても前
記温度検出器8が設定温度以上を検出した場合にはその
時点で前記強制循環ポンプ7とファン5の駆動を停止さ
せる制御部9を備えたことを特徴としている。
<作用> 自動保温運転がなされている場合には、浴槽温度が設定
温度になった後一定の待機時間が経過すると、制御部9
によって、強制循環ポンプ7が再駆動されると共に同時
にファン5によるプリパージ送風が開始され且つ温度検
出器8による温度検出が開始される。そして温度検出器
8による検出温度が浴槽の設定温度以上であれば、その
時点で、例え前記プリパージ送風時間が経過していなく
とも、ただちに強制循環ポンプ7とファン5の駆動が停
止され、待機状態に入る。一方、温度検出器8による検
出温度が前記プリパージ時間が経過するまでの間におい
て設定温度以上でなければ、即ち設定温度未満の場合に
は、前記プリパージ時間の経過と同時にバーナ3の燃焼
が開始される。この燃焼によって温度検出器8が設定温
度以上を検出すると、その時点で燃焼が停止され、そし
てさらに強制循環ポンプ7、ファン5の駆動が停止され
て、待機状態に入る。
強制循環ポンプ7の再駆動からバーナ3の燃焼まではプ
リパージ送風時間T3だけを待てばよい。また温度検出器
8の検出温度が設定温度以上になれば、例え強制循環ポ
ンプ7の再駆動開始初期でプリパージ送風開始初期であ
っても、その時点で強制循環ポンプ7、ファン5の駆動
が停止される。よって本装置では、保温運転時におい
て、湯がさめていて燃焼を開始する場合でも、また湯が
さめていない場合に強制循環ポンプ7やファン5が停止
する場合においても、その応答が速やかになされる。
<実施例> 第1図は本発明の実施装置の全体構成図、第2図は実施
装置における動作のフローチャートである。
浴槽1に対して風呂釜2が別に配置されている。該風呂
釜2には、バーナ3、熱交換器4、送風用のファン5等
が設けられている。浴槽1と風呂釜2との間は循環路6
で接続されており、強制循環ポンプ7の駆動によって浴
槽1内の湯が風呂釜1に循環される。循環路6の浴槽1
からの出口近傍に温度検出器8が設けられる。前記バー
ナ3の燃焼のオンオフ、送風ファン5のオンオフ、強制
循環ポンプ7のオンオフのタイミングは制御部9により
行われる。該制御部9にはタイマーが内蔵され、前記温
度検出器8からの温度情報やリモートコントローラ10か
らの指令により、プログラム制御が行われる。
今、リモートコントローラ10により風呂の温度が設定さ
れ、追焚きの指令がなされると、制御部9を介して強制
循環ポンプ7が駆動され、ファン5がオンされた後、バ
ーナ3の燃焼が開始される。そして、湯の温度が上昇し
て設定温度に達すると、温度検出器8がこれを検出し、
制御部9を介してバーナ3、ファン5、循環ポンプ7を
オフする。これで初期の焚上げが完了し、以後保温運転
が開始される。第2図に沿って自動保温運転がなされる
場合の保温運転動作をさらに説明する。前記湯温が設定
温度に達すると、前記バーナ3、ファン5、循環ポンプ
7がオフされると同時に、制御部9内にタイマーがセッ
トされ、一定時間T1の待機時間が設定される。そしてこ
の待機時間T1が経過した時点で循環ポンプ7の再駆動が
開始される。そしてこの再駆動と同時に前記ファン5が
オンされプリパージのタイマーがセットされる。そして
さらに前記循環ポンプ7の再駆動開始に遅れることなく
前記温度検出器8による温度検出も開始される。すなわ
ち、循環ポンプ7とファン5と温度検出器8による温度
検出が前記待機時間T1経過後に同時にオンされる。そし
て温度検出器8による検出温度が設定温度より高い場合
には、ただちに前記ファン5と循環ポンプ7が停止され
ると共に前記待機時間T1のタイマーがリセットされる。
前記ファン5のオンと同時に開始されるプリパージのタ
イマー時間T3は予め設定しておく。このプリパージの時
間T3がタイムアップした時点で、尚も検出温度が設定温
度よりも低い場合にはバーナ3の燃焼が開始される。検
出温度が設定温度に達すると、バーナ3、ファン5、循
環ポンプ7がオフされ、待機時間T1のタイマーがリセッ
トされる。以上の動作が繰り返されて風呂の保温が行わ
れる。
本装置では循環ポンプ7の再駆動開始からバーナ3の燃
焼開始までの時間がプリパージ時間T3だけとなる。また
ポンプ7の再駆動開始後ただちに温度比較がなされ、設
定温度以上であればただちに前記ポンプ7やファン5が
停止される。従来装置ではバーナの燃焼開始までに、プ
リパージの時間T3に温度チェックのための待機時間T2
加算された時間が必要であった。また設定温度以上であ
っても、ポンプ再駆動から温度チェックのための待機時
間T2はポンプが駆動されたままで、停止されなかった。
<効果> 本発明は以上の構成よりなり、一定の待機時間を経過し
た時点で強制循環ポンプ7の駆動と前記風呂釜2のファ
ン5よるプリパージ送風と前記温度検出器8による温度
検出とを同時に開始させると共にこれによって前記ファ
ン5によるプリパージ時間が経過するまでに前記温度検
出器8が設定温度以上を検出しない場合には前記プリパ
ージ時間の経過と同時にバーナ3の燃焼を開始させ、一
方前記プリパージ時間の経過前であっても前記温度検出
器8が設定温度以上を検出した場合にはその時点で前記
強制循環ポンプ7とファン5の駆動を停止させる制御部
9を備えたので、浴槽1の湯がさめている場合には、強
制循環ポンプ7の再駆動開始からプリパージ時間の経過
を以て直ちに燃焼を開始することができる。よって温度
低下に対する非常に速やかなる加熱態勢を確保すること
ができる。
また浴槽1の湯がさめていない場合には、例え強制循環
ポンプ7の再駆動開始初期でプリパージ送風開始初期で
あっても、その時点で強制循環ポンプ7、ファン5の駆
動を停止することがてきるので、非常に省エネルギーで
ある。
また何れにせよ、自動保温運転時において、湯がさめて
いて燃焼を開始する場合や、湯がさめていない場合に強
制循環ポンプ7やファン5が停止する場合における応答
が極めて速やかになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施装置の全体構成図、第2図は実施
装置における動作のフローチャートである。 1:浴槽、2:風呂釜 3:バーナ、5:ファン 6:循環路、7:循環ポンプ 8:温度検出器、9:制御部 10:リモートコントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平瀬 伸二 兵庫県神戸市中央区明石町32番地 株式会 社ノーリツ内 (72)発明者 鍛治 康雄 兵庫県神戸市中央区明石町32番地 株式会 社ノーリツ内 (72)発明者 砂川 和雄 兵庫県神戸市中央区明石町32番地 株式会 社ノーリツ内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴槽1と、該浴槽1とは別に配置される風
    呂釜2と、該風呂釜2と前記浴槽1との間に湯を循環さ
    せるための循環路6と、該循環路6に配置される強制循
    環ポンプ7及び浴槽温度の温度検出器8とを有し、浴槽
    1の自動保温運転を行う場合には、浴槽温度が設定温度
    に達すると一定の待機時間を経過するのを待って前記強
    制循環ポンプ7を再駆動して浴槽温度を検出し、温度が
    設定温度よりも低下している場合には前記風呂釜2のバ
    ーナ3を再燃焼するようにした強制循環式風呂装置にお
    ける自動温度調節装置であって、前記一定の待機時間を
    経過した時点で前記強制循環ポンプ7の駆動と前記風呂
    釜2のファン5によるプリパージ送風と前記温度検出器
    8による温度検出とを同時に開始させると共にこれによ
    って前記ファン5によるプリパージ時間が経過するまで
    に前記温度検出器8が設定温度以上を検出しない場合に
    は前記プリパージ時間の経過と同時にバーナ3の燃焼を
    開始させ、一方前記プリパージ時間の経過前であっても
    前記温度検出器8が設定温度以上を検出した場合にはそ
    の時点で前記強制循環ポンプ7とファン5の駆動を停止
    させる制御部9を備えたことを特徴とする強制循環式風
    呂装置における自動温度調節装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0658618A (ja) * 1991-01-22 1994-03-04 Shusuke Kobayashi 風呂釜装置

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JPS60142116A (ja) * 1983-12-28 1985-07-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 燃焼装置
JPS6059032B2 (ja) * 1980-10-06 1985-12-23 大阪瓦斯株式会社 導管ライニング方法

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