JPH077216Y2 - シートスライド装置 - Google Patents

シートスライド装置

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JPH077216Y2
JPH077216Y2 JP6339190U JP6339190U JPH077216Y2 JP H077216 Y2 JPH077216 Y2 JP H077216Y2 JP 6339190 U JP6339190 U JP 6339190U JP 6339190 U JP6339190 U JP 6339190U JP H077216 Y2 JPH077216 Y2 JP H077216Y2
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勉 相原
昭宏 武田
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、車体側のレールと、該車体側のレールに相対
的に移動可能に嵌合し、座席を支持する座席側のレール
とより成るレールユニットを有して成るシートスライド
装置に関する。
「従来の技術」 従来のシートスライド装置としては、例えば、レールユ
ニットを有していて、レールユニットが車体側のレール
と、車体側のレールが相対的に移動可能に嵌合し、座席
を支持する座席側のレールとより成り、座席側のレール
の側縁部が車体側のレールの抱持溝部に挿通し、車体側
のレールの側縁部にスライド部材が側方から嵌合され、
スライド部材が抱持溝部に長手方向に移動可能に嵌め込
まれるものである。
「考案が解決しようとする課題」 しかしながら、このような従来のシートスライド装置で
は、例えば、座席を最前位置にすべく座席側のレールを
前方に移動した際に、車体側のレールの後端部が座席側
のレールから後方へ出っ張るようになり、出っ張った部
位のスライド部材が抱持溝部で抱持されなくなり、長期
の使用等により、その部位のスライド部材が側方に湾曲
するようになって、見栄えがよくないという問題点があ
った。
また、車体側のレールの側縁部にスライド部材を外れな
いように固く嵌め込むようにすると、スライド部材の着
脱に手間がかかって、生産性が低下するという問題点が
ある。
本考案は、このような従来の問題点に着目してなされた
もので、スライド部材を簡単に嵌脱するようにし、嵌め
込んだ際には容易に外れないようにしたことにより、生
産性を向上することができるシートスライド装置を提供
することを目的としている。
「課題を解決するための手段」 かかる目的を達成するための本考案の要旨とするところ
は、 車体側のレールと、該車体側のレールに相対的に移動可
能に嵌合し、座席を支持する座席側のレールとより成る
レールユニットを有し、両レールを相対的に移動させる
駆動部を設けて成るシートスライド装置において、 前記車体側のレールと座席側のレールとの一方のレール
は、上向きまたは下向きの溝形断面をしていて、略水平
な主面板の両縁に抱持溝部を形成して成り、他方のレー
ルは、該主面板に平行な面部を有し、該抱持溝部に挿通
する嵌合縁部を両縁に設けて成り、 前記嵌合縁部に嵌め込まれ、前記抱持溝部に長手方向に
移動可能に嵌合するスライド部材を備え、 該スライド部材は、前記他方のレールの長手方向の端部
に外側方向に外れ不能に掛止する係止部と、該係止部を
前記他方のレールの長手方向の端部に掛止させながら、
前記スライド部材を回動するようにして前記嵌合縁部に
嵌め込む際に、前記嵌合縁部に形成された切欠きに嵌合
して長手方向に移動不能に掛止する突起部とを有するこ
とを特徴とするシートスライド装置に存する。
「作用」 一方のレールの主面板の両側には抱持溝部が形成され、
他方のレールの嵌合縁部にはスライド部材が嵌め込ま
れ、スライド部材は抱持溝部に長手方向に移動可能に嵌
合するものである。
他方のレールにスライド部材を嵌め込むには、スライド
部材の係止部を他方のレールの長手方向の端部に外側方
向に外れ不能に掛止し、係止部を他方のレールの長手方
向の端部に掛止させながら、スライド部材を回動するよ
うにする。
スライド部材が回動して、嵌合縁部に嵌め込まれると、
前後して、突起部が嵌合縁部に形成された切欠きに嵌合
する。
それにより、スライド部材が長手方向に移動不能に他方
のレールの嵌合縁部に嵌め込まれるようになり、他方の
レールの長手方向の端部から外側方向に外れることがな
い。
「実施例」 以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明する。
各図は本考案の一実施例を示している。
第3図から第8図に示すように、シートスライド装置10
は、座席の巾に対応してレールユニット20,20aを座席下
面とフロアとの間に平行に配置し、両レールユニット2
0,20aに座席のシートクッションの前方下部内に装着さ
れる駆動源ユニット25を接続して成る。駆動源ユニット
25からは回転駆動力を伝達するフレキシブルケーブルF
が両レールユニット20,20aに延びている。
レールユニット20,20aは対象的なほぼ同一の構造をして
おり、以下、レールユニット20を代表して説明する。
レールユニット20は、座席のシートクッションの下部に
固定され座席を支持する座席側のレール30と、フロアに
固定される車体側のレール40とが相対的に移動可能に嵌
合して成る。
ハウジング内に電動モータ26が内装され、ハウジングの
端部に接続筒28が形成され、接続筒28内に駆動モータ26
の駆動軸26aが突出している。接続筒28にはフレキシブ
ルケーブルFの端部が嵌合していて、フレキシブルケー
ブルFが駆動軸26aに接続している。
座席側のレール30は下向きの溝形断面をしていて、略水
平な主面板31の両縁に抱持溝部32,32が形成されてい
る。
車体側のレール40は、特に、第7図および第8図に示す
ように、カバープレート41とカバープレート41の下に固
設された上向き溝形断面の補強レール部材45とを合わせ
て成る。カバープレート41は、両縁が座席側のレール30
の抱持溝部32に挿通する嵌合縁部42,42をなし、中央部
に長溝43が縦方向に穿設され、長溝43の一方の内縁にラ
ック44が刻設されている。
座席側のレール30には駆動部60が装着されており、駆動
源ユニット25から延びたフレキシブルケーブルFが駆動
部60に接続している。
補強レール部材45は、両縁のフランジ46,46がカバープ
レート41の下面に接合され、底面は座席側のレール30の
主面板31に平行な面部47をなしている。
座席側のレール30の主面板31の下面に接触プレート39が
添設され、この接触プレート39と車体側のレール40の補
強レール部材45の面部47との間に、上下方向の荷重を受
ける転動ローラ51,51が複数個所に介装されている。
転動ローラ51,51は、車体側のレール40のカバープレー
ト41の長溝43から落とし込まれ面部47の上に載ってい
る。
座席側のレール30の抱持溝部32と車体側のレール40の嵌
合縁部42との間に、側方の荷重を受ける複数のロール体
52,52…が介装されている。座席側のレール30の抱持溝
部32と車体側のレール40の嵌合縁部42との間のロール体
52,52…のない部分にはスライド部材である樹脂スライ
ダ53,53が緩嵌されている。
第1図および第2図に示すように、カバープレート41の
両側縁部の前後端には前後方向へそれぞれ突出する半円
形状の突起部41aが形成されている。また、カバープレ
ート41の両側縁部の前後方向の中間部には切欠き41bが
形成されている。
樹脂スライダ53にはカバープレート41の両側縁部に嵌込
まれる嵌合用の溝54が形成されている。
樹脂スライダ53の一端部は係止部55となっている。係止
部55は半円形状の突起部41aに外側方向へ外れ不能に係
止するとともに、半円形状の突起部41aに摺接しながら
回動可能に、半円形状の突起部41aと同じ半円形状に溝
が形成されたものである。
樹脂スライダ53には、切欠き41bに嵌合する前後一組の
突起部56,56が形成されている。一組の突起部56,56は嵌
合用の溝54の溝内に突出していて、係止部55が半円形状
の突起部41aに摺接しながら回動し、樹脂スライダ53が
カバープレート41の側縁部に嵌め込まれる際に切欠き41
bに嵌合して前後方向に移動不能に掛止するものであ
る。
また、カバープレート41の収納凹部41cにはロール体52
が収容され、樹脂スライダ53の他端部には、ロール体52
を部分的に突出可能な貫通孔57が穿設されている。
第3図から第10図に示すように、駆動部60は、そのケー
ス体61aに内装されるフレキシブルケーブルFにより回
動されるウオーム66と、ウオーム66に噛合するウオーム
ホイール67と、ウオームホイール67に連動して回転され
るピニオン68とを有している。ピニオン68がラック44に
噛合している。
ケース体61aはアッパケース61とロアケース62とを上下
方向に組合わせて成るものである。アッパケース61は座
席側のレール30の主面板31に固設されていて、アッパケ
ース61にはウオーム66を上方から嵌込むための収納部63
が凹設されている。収納部63はウオーム66が半分だけ没
入するような凹部になっている。
収納部63は、中央部にウオーム66本体が嵌合する大半円
形状断面の凹部63aと、両側にウオーム66の回転軸66aが
嵌合する小半円形状断面の凹部63bとから成っている。
ロアケース62には収納部63と対称的な凹部が形成され、
ロアケース62はアッパケース61に重なり合って、上方に
開かれた収納部63の開口63cを覆っている。
ウオーム66の両方の回転軸66aの一方にはフレキシブル
ケーブルFの端部が相互に回動不能に嵌合している。フ
レキシブルケーブルFの端部にはケース体61aに抜け不
能に嵌合する連結筒F1が固着されている。ウオーム66の
他方の回転軸66aの先端にはベアリング部材70が嵌合し
ている。
ウオーム66の両方の回転軸66aにはスリーブ部材75がそ
れぞれ外嵌している。スリーブ部材75の基端には、ウオ
ーム66本体に当接可能なフランジ部76が形成されてい
る。
アッパケース61にはウオーム66の回転軸66aの軸線上に
ねじ孔64が穿設されていて、ねじ孔64には、回転軸66a
の軸線方向すなわち前後方向に進退して収納部63内に出
没可能なガタ止め用のボルト80が螺合している。ガタ止
め用のボルト80の一端81が円板状の中継部材90およびベ
アリング部材70を介してウオーム66を前方へ押し付けて
いて、ウオーム66本体がスリーブ部材75のフランジ部76
を介して収納部63の大半円形状断面の凹部63aの前壁63d
に当接している。
第12図に示すように、ガタ止め用のボルト80のねじ山と
ねじ孔64のねじ谷との間には、一般的に0.16mm程度の隙
間がある。
第10および第11図に示すように、ガタ止め用のボルト80
の一端81はアッパーケース61の後端部61bから後方へ突
出していて、ガタ止め用のボルト80の他端81bには、回
転防止用のナット85が螺合している。また、他端81bに
は工具が嵌合する6角孔82が穿設されている。回転防止
用のナット85はばね座金であるウエーブワッシャ86を有
していて、ウエーブワッシャ86はカシメ部85aにより回
転防止用のナット85に一体的に組み付けられている。
ウエーブワッシャ86は、アッパアケース61の後壁部61b
に弾撥的に当接していて、回転防止用のナット85を介し
てガタ止め用のボルト80を後方へ付勢している。
次に作用を説明する。
カバープレート41の両側縁部に樹脂スライダ53を嵌合す
るには、カバープレート41の前後端部に形成された半円
形状の突起部41aに、樹脂スライダ53の係止部55を引っ
掛ける。このとき、カバープレート41の収納凹部41cに
ロール体52を入れておく。
次に、半円形状の突起部41aに樹脂スライダ53の係止部5
5を引っ掛けた状態で、樹脂スライダ53を回動するよう
にする。
第1図において想像線で示すように、樹脂スライダ53の
係止部55が半円形状の突起部41aに摺接しながら回動す
る。このとき、係止部55が半円形状の突起部41aから外
側方向へ外れることはない。
樹脂スライダ53が回動して、カバープレート41の両側縁
部に嵌合用の溝54が嵌込まれると、第1図において実線
で示すように、樹脂スライダ53側の前後一組の突起部5
6,56が、カバープレート41側の切欠き41bに嵌合する。
樹脂スライダ53の貫通孔57からロール体52の一部が突出
するようになる。
係止部55が半円形状の突起部41aに掛止し、かつ、前後
一組の突起部56,56が切欠き41bに嵌合しているため、樹
脂スライダ53が前後方向へ移動不能にカバープレート41
に掛止するとともに、カバープレート41の半円形状の突
起部41aから外側方向に外れることがない。
前述のようにして、他の樹脂スライダ53もカバープレー
ト41に嵌め込むようにする。
樹脂スライダ53をカバープレート41から外すには、樹脂
スライダ53を反対方向に回動すればよい。それにより、
前後一組の突起部56,56が切欠き41bから外れ、樹脂スラ
イダ53が前後移動可能になり、樹脂スライダ53を前後方
向へ移動すれば、樹脂スライダ53の係止部55がカバープ
レート41の半円形状の突起部41aから外れる。
次に、座席側のレール30の抱持溝部32に樹脂スライダ53
を嵌込むようにして、車体側のレール40を座席側のレー
ルに前後移動可能に挿着する。
座席側のレール30の主面板31に駆動部60を組み付けるに
は、アッパケース61を主面板31に固設する。
前後して、アッパケース61のねじ孔64にガタ止め用のボ
ルト80を螺合しておく。このとき、回転防止用のナット
85に組付けられたウエーブワッシャ86をアッパケース61
の後壁部61bに弾撥的に当接して、ガタ止め用のボルト8
0を後方へ付勢し、ねじ孔64のねじ谷の後側斜面にガタ
止め用のボルト80のねじ山を弾撥的に当接するようにし
ておく。また、アッパケース61の収納部63の小半円形状
断面の凹部63bにプレート部材90を落し込むようにし、
ねじ孔64の方へ寄せておく。
次に、アッパケース61の収納部63にウオーム66を嵌込
む。このとき、ウオーム66の両側の回転軸66aにスリー
ブ部材75を外嵌しておく。また、ウオーム66の回転軸66
aの一端部にフレキシブルケーブルFを嵌込み、回転軸6
6aの他端部にベアリング部材70を嵌合しておく。
次に、上方から収納部63にウオーム66を落し込むように
する。それにより、ウオーム66本体が収納部63の大半円
形状の凹部63aに嵌込まれ、スリーブ部材75が小半円形
状の凹部63bに嵌込まれる。また、フレキシブルケーブ
ルFの連結筒F1も収納部63に嵌込まれ抜けないようにな
る。
このとき、ウオーム66がウオームホイール67に噛合する
ようにする。
次に、ねじ孔64に予め螺合しておいたガタ止め用のボル
ト80の6角孔82に入れた工具を回転して、ガタ止め用の
ボルト80を前進させるようにする。
それにより、ガタ止め用のボルト80の一端81が中継部材
90を介して、ベアリング部材70に当接し、さらに、中継
部材90およびベアリング部材70を介してウオーム66に回
転軸66aを前方へ押しこむ。
ウオーム66が前方へ押し込まれると、他方の回転軸66a
に外嵌されたスリーブ部材75が大半円形状断面の凹部63
aの前壁に当接し、ウオーム66が前後方向に移動不能と
なる。
このとき、収納部63の開口63cを通して、ガタ止め用の
ボルト80がウオーム66を適切に押し込んでいるか否かを
目で確認することができ、ウオーム66等を組み付けなが
ら検査することができる。
ガタ止め用のボルト80の押し込む力を所定の測定器によ
り検出し、所定の押し込み力になったならば、ガタ止め
用のボルト80の回転を停止する。
このとき、ウエーブワッシャ86によりガタ止め用のボル
ト80が後方へ付勢され、ねじ孔64のねじ谷の後側斜面に
ガタ止め用のボルト80のねじ山が弾撥的に当接している
ため、ガタ止め用のボルト80自身が前後方向にガタつか
ず、ガタ止め用のボルト80の押し込み力が変わらない
で、一定に維持される。
次に、回転防止用のナット85を更に工具で回し、ウエー
ブワッシャ86を潰すようにし、ガタ止め用のボルト80を
締めつける。それにより、ガタ止め用のボルト80が所定
の押し込み力を維持した状態で回転不能に組付けられ、
組付け後に押し込み力を再調節する必要がない。
次に、ロアケース62により収納部63の開口63cを覆うよ
うにすれば、ケース体61aにウオーム66等が適切な状態
で収納されるようになる。
駆動源ユニット25の電動モータ26の起動により歯車減速
機構27、フレキシブルケーブルFを介して駆動部60に駆
動力を伝達し、ウオーム66およびウオームホイール67を
介して、ピニオン68を回転駆動させてラック44に対して
相対的に移動させ、車体側のレール40と座席側のレール
30とを相互に変位させ、それにより座席の前後位置を調
節することができる。
座席の移動時に座席側のレール30に加わる下向きの荷重
は、主面板31と車体側のレール40の面部47との間に介装
した転動ローラ51が受けて転動し、静止時には複数の転
動ローラ51,51が荷重を受け、車体側のレール40の面部4
7が下向き荷重を安定して受け止める。
左右方向の側方荷重は、座席側のレール30の抱持溝部32
からロール体52,52を介して車体側のレール40の嵌合縁
部42に伝達して受け止められ、ロール体52,52は側方か
ら荷重を受けながら転動する。
座席側のレール30の抱持溝部32と車体側のレール40の嵌
合縁部42との間のロール体のない部分には樹脂スライダ
53が緩く嵌まり込んでいるので、座席の移動時の摺動抵
抗は僅かなものであり、座席は安定した動作荷重で移動
する。
「考案の効果」 本考案に係るシートスライド装置によれば、スライド部
材の係止部を他方のレールの長手方向の端部に外側方向
に外れ不能に掛止させながら、スライド部材を回動すれ
ば、スライド部材が嵌合縁部に嵌め込まれるとともに、
突起部が嵌合縁部に形成された切欠きに嵌合して、スラ
イド部材が長手方向に移動不能に嵌め込まれるようにし
たので、スライド部材が簡単に他方のレールの嵌合縁部
に嵌着することができ、生産性を向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
各図は本考案の一実施例を示しており、第1図は樹脂ス
ライダ等を示す平面図、第2図は第1図部分拡大平面
図、第3図はシートスライド装置の全体平面図、第4図
は第3図IV矢視図、第5図は同じくV矢視図、第6図は
シートスライド装置の正面図、第7図は第4図VII−VII
線断面図、第8図はレールユニットの要部断面図、第9
図は駆動部の要部平面図、第10図は第9図部分拡大図、
第11図はウエーブワッシャ等の要部断面図、第12図はガ
タ止め用のボルトとねじ孔との螺合状態を示す説明図で
ある。 10…シートスライド装置 20…レールユニット、25…駆動源ユニット 30…座席側のレール、31…主面板 32…抱持溝部、35…駆動部 38…ピニオン、40…車体側のレール 41…カバープレート、42…嵌合縁部 43…長溝、44…ラック 47…面部、51…転動ローラ 52…ロール体 53…樹脂スライダ(スライド部材) 55…係止部、56…突起部 60…駆動部、61a…ケース体 61…アッパケース、62…ロアケース 63…収納部、64…ねじ孔 70…ベアリング部材、75…スリーブ部材 80…ガタ止め用のボルト 85…回転防止用のナット 86…ウエーブワッシャ(ばね座金) 90…中継部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体側のレールと、該車体側のレールに相
    対的に移動可能に嵌合し、座席を支持する座席側のレー
    ルとより成るレールユニットを有し、両レールを相対的
    に移動させる駆動部を設けて成るシートスライド装置に
    おいて、 前記車体側のレールと座席側のレールとの一方のレール
    は、上向きまたは下向きの溝形断面をしていて、略水平
    な主面板の両縁に抱持溝部を形成して成り、他方のレー
    ルは、該主面板に平行な面部を有し、該抱持溝部に挿通
    する嵌合縁部を両縁に設けて成り、 前記嵌合縁部に嵌め込まれ、前記抱持溝部に長手方向に
    移動可能に嵌合するスライド部材を備え、 該スライド部材は、前記他方のレールの長手方向の端部
    に外側方向に外れ不能に掛止する係止部と、該係止部を
    前記他方のレールの長手方向の端部に掛止させながら、
    前記スライド部材を回動するようにして前記嵌合縁部に
    嵌め込む際に、前記嵌合縁部に形成された切欠きに嵌合
    して長手方向に移動不能に掛止する突起部とを有するこ
    とを特徴とするシートスライド装置。
JP6339190U 1990-06-15 1990-06-15 シートスライド装置 Expired - Lifetime JPH077216Y2 (ja)

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