JP2503316Y2 - 車両用シ―トトラック - Google Patents

車両用シ―トトラック

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JP2503316Y2
JP2503316Y2 JP1990052716U JP5271690U JP2503316Y2 JP 2503316 Y2 JP2503316 Y2 JP 2503316Y2 JP 1990052716 U JP1990052716 U JP 1990052716U JP 5271690 U JP5271690 U JP 5271690U JP 2503316 Y2 JP2503316 Y2 JP 2503316Y2
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JP
Japan
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seat track
rail
rear direction
lock nut
vehicle seat
Prior art date
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JP1990052716U
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JPH0411728U (ja
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隆 藤森
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Araco Corp
Original Assignee
Araco Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車両用シートトラツクに関する。
(従来技術) 一般に、車両用シートトラツクは実開昭62−124040号
公報に開示されているように、車体フロアに固定される
ロアレールに固着したロツクプレートに同レールの前後
方向に沿って複数の係合凹部を列設し、前記ロアレール
に前後方向に摺動可能に組付けたアツパレールにシート
トラツクハンドルを回動可能に取着け、同ハンドルに前
記各係合凹部と係脱可能なロツクレバーを一体に設け、
かつシートトラツクハンドルに同ハンドルを前記ロツク
レバーが前記ロツクプレートの各係合凹部の一つに係合
する方向へ付勢するスプリングを装着した構成を備えて
いる。
かかる構成によれば、ロツクレバーがロツクプレート
の係合凹部の一つに係合することによりアツパレールが
ロアレールに対してロツクされる。
一方、スプリングの付勢力に抗してシートトラツクハ
ンドルを回動操作してロツクレバーと係合凹部の係合を
解除するとアツパレールがロアレールに対して前後方向
へ摺動可能となり、車両用シートの前後位置を調整でき
る。
(考案が解決しようとする課題) ところで、上記した従来のシートトラツクにおいては
車両用シートの前後位置の最小調整量はロツクプレート
に列設した係合凹部のビツチの大小によって定まる。従
って、車両用シートの微調整を可能にするには係合凹部
のピツチを小さくすればよいが、ピツチを小さくすると
係合凹部の強度が低下するので余りピツチを小さくでき
ない。
本考案がかかる問題点に鑑み、車両用シートの前後位
置の微調整が可能で、かつ所要のロツク強度を確保でき
る車両用シートトラツクを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案に係る車両用シートトラツクは上記目的を達成
すべく、車体フロアに固定されるロアレールと、同ロア
レールに前後方向へ摺動可能に組付けたアッパレール
と、前記ロアレールに固着され同レールの前後方向に沿
って延びるスクリュウシャフトと、外周部に等角度間隔
に複数のスプライン溝を有し前記アッパレールに回転可
能に支持されて前記スクリュウシャフトに螺合し前後方
向の作用力にて同スクリュウシャフト上にて進退可能に
回転するロックナットと、同ロックナットの各スプライ
ン溝に係脱可能なロックレバーを一体に備え前記アッパ
レールに回動可能に組付けたシートトラックハンドル
と、同シートトラックハンドルに装着され同シートトラ
ックハンドルを付勢して前記ロックレバーを前記ロック
ナットの各スプライン溝の1つに係合させるスプリング
を備えていることを特徴とするものである。
(考案の作用、効果) このように構成したシートトラックにおいては、スク
リュウシャフトのリード角を所定の大きさに設定すれ
ば、ロックナットは前後方向の作用力によりスクリュウ
シャフト上にて回転して進退する。従って、シートトラ
ックハンドルをスプリングに抗して回動操作してロック
レバーをロックナットのスプライン溝の1つから離脱さ
せ、次いで車両用シートを前後方向へ押動操作すれば、
ロックナットはアッパレールを介して前後方向の作用力
を受けて回転し、スクリュウシャフト上を進退する。同
時に、車両用シートはロックナットの進退量に応じて前
後方向へ移動して、前後の位置調整がなされる。
一方、シートトラックハンドルの回動操作を解除する
と、シートトラックハンドルはスプリングの付勢力にて
回動復帰して、ロックレバーをロックナットのスプライ
ン溝の1つに係合させる。これにより、ロックナツトの
回転が規制され、アッパレールはロアレールに対してロ
ックされる。
しかして本考案によれば、ロアレールに対してアツパ
レールをロツクするロツク機構にスプライン構造を採用
したので、車両用シートの前後位置の微調整が可能とな
るようにスプライン溝のピッチを小さくしても所要のロ
ツク強度を確保することができる。
(実施例) 以下に本考案を図面に基づき説明するに、第1図ない
し第4図には本考案の一実施例に係る車両用シートトラ
ツクが示されている。当該シートトラツクはブラケツト
1を介して車体フロアに固定され前後方向へ延びるロア
レール2と、ロアレール2にローラ3及びボール4を介
して前後方向へ摺動可能に組付けられ、図示しない車両
用シートを支持するアツパレール5を備えている。
ロアレール2には同レール2に沿って前後方向へ延び
るスクリユウシヤフト6が前後一対のブラケツト7,8を
介して回転不能に固着されている。
一方、アツパレール5の上面中間部には一側に箱形の
収納部9aを設けたブラケツト9の他側が一対のリベツト
9bにより固着されている。この収納部9aには底面開口か
ら挿入したロツクナツト10が回転可能に嵌着され、同ナ
ツト10にはスクリユウシヤフト6が収納部9aの両側面に
設けた通孔9cを貫通して螺合している。このスクリュウ
シャフト6のリード角は、車両用シートを前後方向へ押
動操作してロックナット10にアッパレール5を介して前
後方向の力が作用した場合、ロックナット10がスクリュ
ウシャフト6上にて回転して前後方向へ進退する大きさ
に設定されている。また、ロツクナツト10の外周部には
複数のスプライン溝10aが等角度間隔で列設されてい
る。
つぎに、アツパレール5にはシートトラツクハンドル
11が同レール5の前端部上面にリベツト12aにて固着し
たブラケツト12と収納部9aの一側面に固着したブラケツ
ト13を介して回動可能に組付けられ前後方向に延びてい
る。このシートトラツクハンドル11の後端部にはロツク
ナツト10の各スプライン溝10aに係脱可能なロツクレバ
ー14が固着されている。また、シートトラツクハンドル
11は一端を同ハンドル11の後端部に係止し、他端をブラ
ケツト13に係止したコイルスプリング15によりロツクレ
バー14の先端が各スプライン溝10aの一つに係合する方
向へ回動付勢されている。
なお、本実施例においてはロツク機構を設けたシート
トラツクのみを図示したが、車両用シートは同シートト
ラツクと対をなすシートトラツクの両方にて支持されて
いる。
本実施例は以上の構成からなり、コイルスプリング15
の付勢力に抗してシートトラツクハンドル11を回動操作
してロツクレバー14とロツクナツト10のスプライン溝10
aとの係合を解除し、ついで車両用シートに前後方向の
力を加えると、ロックナット10はアッパレール5を介し
て前後方向の力を受け、スクリュウシャフト6上にて回
転して前後方向へ進退する。このため、車両用シートは
アッパレール5を介して前後方向へ移動し、ロックナッ
ト10の進退量に対応する量だけ前後位置が調整される。
一方、シートトラツクハンドル11の回動操作を解除す
ると、コイルスプリング15により同ハンドル11が付勢さ
れてロツクレバー14がロツクナツト10のスプライン溝10
aの一つに係合するので、同ナツト10の回転が阻止され
る。このため、ロックナット10は車両用シートからアッ
パレール5を介して前後方向の力を受けても回転せず、
アッパレール5はロアレール2に対してロックされる。
しかして本実施例によれば、アツパレール5をロアレ
ール2に対してロツクするロツク機構にスプライン構造
を採用したので、車両用シートの前後位置の微調整が可
能となるようにスプライン溝10aのピツチを小さくして
も所要のロツク強度を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る車両用シートトラツク
の外観斜視図、第2図は第1図の矢印II方向矢視図、第
3図は第1図III−III線から切断した断面図、第4図は
第1図のIV−IV線から切断した断面図である。 符号の説明 2…ロアレール、5…アツパレール、6…スクリユウシ
ヤフト、10…ロツクナツト、10a…スプライン溝、11…
シートトラツクハンドル、14…ロツクレバー、15…コイ
ルスプリング。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体フロアに固定されるロアレールと、同
    ロアレールに前後方向へ摺動可能に組付けたアッパレー
    ルと、前記ロアレールに固着され同レールの前後方向に
    沿って延びるスクリュウシャフトと、外周部に等角度間
    隔に複数のスプライン溝を有し前記アッパレールに回転
    可能に支持されて前記スクリュウシャフトに螺合し前後
    方向の作用力にて同スクリュウシャフト上にて進退可能
    に回転するロックナットと、同ロックナットの各スプラ
    イン溝に係脱可能なロックレバーを一体に備え前記アッ
    パレールに回動可能に組付けたシートトラックハンドル
    と、同シートトラックハンドルに装着され同シートトラ
    ックハンドルを付勢して前記ロックレバーを前記ロック
    ナットの各スプライン溝の1つに係合させるスプリング
    を備えていることを特徴とする車両用シートトラック。
JP1990052716U 1990-05-21 1990-05-21 車両用シ―トトラック Expired - Lifetime JP2503316Y2 (ja)

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JPH0411728U JPH0411728U (ja) 1992-01-30
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JPS6146242U (ja) * 1984-08-31 1986-03-27 いすゞ自動車株式会社 車輌用シ−トのスライド装置

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