JPH0772045A - 農機における自動制御装置の故障診断装置 - Google Patents

農機における自動制御装置の故障診断装置

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JPH0772045A
JPH0772045A JP27755893A JP27755893A JPH0772045A JP H0772045 A JPH0772045 A JP H0772045A JP 27755893 A JP27755893 A JP 27755893A JP 27755893 A JP27755893 A JP 27755893A JP H0772045 A JPH0772045 A JP H0772045A
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Hisakazu Aoto
久和 青戸
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 機体に配置された検出器の故障を簡単に診断
することができる農機における自動制御装置の故障診断
装置を提供せんとするものである。 【構成】 作業機の駆動部に対応する検出器を設け、検
出器の検出信号を入力とする制御部の出力信号により作
業機を制御するようにした農機において、前記制御部に
ポテンショメータのようなアナグロ方式の検出器と、診
断ソフトを実行させるチェック用入力ポートを付設し、
該チェック用入力ポートがONの状態で、前記検出器の
A/D変換後のデジタル値が連続的に変化すると警報器
に出力して警報器を作動させると共に、A/D変換後の
デジタル値に全く変化がないと警報器への出力を停止し
て警報器を作動させないように構成した農機における自
動制御装置の故障診断装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は農機の走行方向自動制御
装置、扱深自動制御装置、刈高さ自動制御装置、穀粒量
警報装置、排藁警報装置、耕深自動制御装置及びその他
の自動制御装置の故障診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、前述のような各種の自動制御装置
を農機に適宜装備しており、それらの自動制御装置の故
障診断装置として、制御回路の一部と他部とを断続する
コネクタ間に、故障診断時のみ、電圧計及びランプ等の
表示部を有するチェック装置を介装するものは特開昭5
6−85112号公報により既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記自動制御装置の故
障診断装置は、電圧計やランプ等が付設された別個のチ
ェック装置を必要とするので、コスト高になると共にそ
の持ち運びが面倒であり、しかも、点検時にセンサーを
変化させる者と、チェック装置の表示部を確認する者の
2人以上の作業者を必要とし、仮に、1人で行う場合
は、変化前と、変化後の値を記録する必要があり、作業
者は、その都度センサー部とチェック装置との間を移動
しなければならず、その上、記録装置及び記録値とその
後の結果との良否判断を行わなければならない等の問題
点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、作業機の駆動
部に対応する検出器を設け、検出器の検出信号を入力と
する制御部の出力信号により作業機を制御するようにし
た農機において、前記制御部にポテンショメータのよう
なアナログ方式の検出器と、診断ソフトを実行させるチ
ェック用入力ポートを付設し、該チェック用入力ポート
がONの状態で、前記検出器のA/D変換後のデジタル
値が連続的に変化すると警報器に出力して警報器を作動
させると共に、A/D変換後のデジタル値に全く変化が
ないと警報器への出力を停止して警報器を作動させない
ように構成することにより前述の課題を解決した。
【0005】
【作用】農機の自動制御装置が不調になったことを操縦
者が発見した場合、作業を中断してチェック用入力ポー
トIN0 をONとなし、各駆動部と対応するアナグロ式
の検出器の検出信号を順次変化させと、制御部から検出
器までが正常であると警報器が作動し、故障していると
警報器が作動せず、それによりアナログ方式の検出器を
一人で操作しながら警報器の作動又は非作動により、電
圧計やランプ等を見て点検前後の結果を比較しなくとも
簡単に良否を判断することができる。また、アナグロ方
式の検出器の検出信号がデジタル値に変換されて、その
変換後のデジタル値が連続的に変化すると警報は作動
し、変換後のデジタル値に全く変化がないと警報器は作
動しないから、例えば、ポテンショメータからなる検出
器に連繋するレバー等をその操作範囲にわたって連続的
に動かしてみて、警報器が途絶えることなく作動しなけ
れば正常、警報器が一部でも途絶えて作動しなければそ
の点において短絡、断線等の異常があることが発見で
き、単に制御部から検出器までが正常に接続されている
のみならず、検出器自体の故障をも簡単に診断すること
ができる。
【0006】
【実施例】次に、コンバインの自動制御装置について説
明すると、1は走行装置2を有する機台3上に搭載した
脱穀装置であって、その前方には刈取装置4と搬送され
る穀稈の稈身方向に傾動して扱深調節する穀稈搬送装置
5とからなる前処理装置が上下傾動可能に装着してあ
り、脱穀装置1の側部には、前方から順にサイドクラッ
チレバー6a,6b 等を有する操作盤6、操縦席7、穀粒タ
ンク8等を配設してあり、前記刈取装置4は分草体9・
・、刈刃、穀稈掻込装置及び穀稈引起体10等で構成して
あり、穀稈搬送装置5は株元搬送チエンと穂側搬送チエ
ンとからなり、それらのチエンには下向きのU字状杆11
に取付けた挟持レール及び案内レールが対設してあり、
上記U字状杆11には稈長検出器12を取付け、前記操作盤
6には方向操作スイッチ13として方向自動スイッチ13a
,サイドクラッチレバースイッチ13b, 13c を設け、
前記分草体9,9の後部には、走行方向を検出すべく2
つの端子に接離する左右の方向センサー14a,14b が設け
てある。
【0007】前記操縦席7の下部にはエンジンが収納し
てあり、該エンジンのスロットル軸は制御モーターで回
動し、その回動角はスロットルレバー15に連動するポテ
ンショメータ16により回転数として検出される。
【0008】また、制御部を構成するマイコン17を操縦
席7の下部に設けてあって、第3図に示すようにメイン
ハーネスaにカプラーbを介して接続し、該マイコン17
は第2図に示すように入力側に、各検出器(稈長検出器
12、方向操作スイッチ13、方向センサー14a , 14b 等)
の各検出部に接続した入力ポートIN.1,2,3・・
と、アースしたコネクタ雄18a 及びそれに係合するコネ
クタ雌18b からなるコネクタ18に通ずるチェック用入力
ポートIN.0を有し、出力側には走行方向制御部(サ
イドクラッチを電磁弁で作動する油圧シリンダーにより
断続する方式)の左右のソレノイド19, 20、扱深調節装
置の駆動部(ソレノイド又はモーターのスイッチ)及
び、方向自動パイロットランプ21並びに警報部を構成す
るホーン22等に通ずるOUT.1,2,3・・を備えて
いる。
【0009】前記マイコン17は前記ホーン22に通ずる入
力診断ソフトを図4のフローチャートに示すように備え
ており、コネクタ18をONにしてチェック用入力ポートI
N.0にHレベル信号1を入力している間に各検出部を
変化させた時、例えば方向センサー14b をA位置からB
位置へと手で回動させると端子LRがONからOFF に変化す
る。この時、方向センサー14b からIN.6及びマイコ
ン17に故障がなければ図6aに示すようにRAMが記憶
している前回のデーター[PREIN]と図6bに示す
ように変化させて入力した今回の新たなデーター[I
N]とを比較した時、図6bのD6 に示すように異な
り、ソフトタイマーにタイムデーターが例えば0.3 秒セ
ットされ、OUT0がHレベル信号1を第5図に示すご
とく0.3 秒だけ出力し、ホーン22が0.3 秒間作動し、正
常であるものと判断される。また、前記コネクタ18をON
にした状態で方向センサー14bを前述と同様に変化させ
てもマイコン17のIN.6に入力されない場合はソフト
タイマーが出力しないのでホーン22が作動せず入力側に
故障があることが直ちに判明する。このような操作によ
る故障診断は他の制御系統についても前述と同様に行な
うことができる。
【0010】次に、本発明の実施例を図7〜8について
説明すると、ポテンショメータ16等からなるアナログ方
式の検出器において、コネクタ18をONにしてチェック
用入力ポートIN0をONにし、チェック装置を介装し
ない状態で、検出器であるポテンショメータ16の検出信
号を変化させると、制御部から検出器までが正常である
とホーン22が作動し、故障しているとホーン22が作動せ
ず、それによりアナグロ方式の検出器を一人で操作しな
がら警報器となるホーン22の作動又は非作動により、電
圧計やランプ等を見て点検前後の結果を比較しなくとも
簡単に良否を判断することができる。
【0011】また、ポテンショメータ16の検出信号がデ
ジタル値に変換されて、その変換後のデジタル値が連続
的に変化するとホーン22は作動し、変換後のデジタル値
に全く変化がないとホーン22は作動しないから、ポテン
ショメータ16に連繋するスロットルレバー15等をその
操作範囲にわたって連続的に動かしてみて、ホーン22が
途絶えることなく作動しなければ正常、ホーン22が一部
でも途絶えて作動しなければその点において短絡、断線
等の異常があることが発見でき、単に制御部から検出器
までが正常に接続されているのみならず、検出器自体の
故障をも簡単に診断することができる。更に、通常の作
業を行なう時、前記コネクタ18をOFF にしておくと、診
断ソフトは作動せず、通常の制御のみ行なわれる。
【0012】
【発明の効果】本発明は、前述のように作業機の駆動部
に対応する検出器を設け、検出器の検出信号を入力とす
る制御部の出力信号により作業機を制御するようにした
農機において、前記制御部にポテンショメータのような
アナログ方式の検出器と、診断ソフトを実行させるチェ
ック用入力ポートを付設し、該チェック用入力ポートが
ONの状態で、前記検出器のA/D変換後のデジタル値
が連続的に変化すると警報器に出力して警報器を作動さ
せると共に、A/D変換後のデジタル値に全く変化がな
いと警報器への出力を停止して警報器を作動させないよ
うに構成したので、チェック用入力ポートIN0をON
にするだけで、チェック装置を介装しなくともアナログ
方式の検出器の検出信号を変化させると、制御部から検
出器までが正常であると警報器が作動し、故障している
と警報器が作動せず、それによりアナログ方式の検出器
を一人で操作しながら警報器の作動又は非作動により、
電圧計やランプ等を見て点検前後の結果を比較しなくと
も簡単に良否を判断することができる。
【0013】また、アナログ方式の検出器の検出信号が
デジタル値に変換されて、その変換後のデジタル値が連
続的に変化すると警報器は作動し、変換後のデジタル値
に全く変化がないと警報器は作動しないから、検出器に
連繋するレバー15等をその操作範囲にわたって連続的
に動かしてみて、警報器が途絶えることなく作動しなけ
れば正常、警報器が一部でも途絶えて作動しなければそ
の点において短絡、断線等の異常があることが発見で
き、単に制御部から検出器までが正常に接続されている
のみならず、検出器自体の故障をも簡単に診断すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの斜視図である。
【図2】制御回路図である。
【図3】要部の斜視図である。
【図4】メインフロチャートである。
【図5】ホーン作動図である。
【図6a】診断ソフトのフローチャートである。
【図6b】同上出力図である。
【図7】アナログ方式のA/D 変換値図である。
【図8】同上検出出力図である。
【符号の説明】
6 操作盤 12 稈長検出器 13 方向操作スイッチ 14a,14b 方向センサー 16 ポテンショメータ 17 マイコン 18 コネクター 19,20 ソレノイド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業機の駆動部に対応する検出器を設
    け、検出器の検出信号を入力とする制御部の出力信号に
    より作業機を制御するようにした農機において、前記制
    御部にポテンショメータのようなアナログ方式の検出器
    と、診断ソフトを実行させるチェック用入力ポートを付
    設し、該チェック用入力ポートがONの状態で、前記検
    出器のA/D変換後のデジタル値が連続的に変化すると
    警報器に出力して警報器を作動させると共に、A/D変
    換後のデジタル値に全く変化がないと警報器への出力を
    停止して警報器を作動させないように構成したことを特
    徴とする農機における自動制御装置の故障診断装置。
JP5277558A 1993-10-10 1993-10-10 農機における自動制御装置の故障診断装置 Expired - Lifetime JP2651790B2 (ja)

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