JPH0771873B2 - 感熱記録材料 - Google Patents
感熱記録材料Info
- Publication number
- JPH0771873B2 JPH0771873B2 JP63125860A JP12586088A JPH0771873B2 JP H0771873 B2 JPH0771873 B2 JP H0771873B2 JP 63125860 A JP63125860 A JP 63125860A JP 12586088 A JP12586088 A JP 12586088A JP H0771873 B2 JPH0771873 B2 JP H0771873B2
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- Japan
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- sensitive
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/30—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used using chemical colour formers
- B41M5/333—Colour developing components therefor, e.g. acidic compounds
- B41M5/3333—Non-macromolecular compounds
- B41M5/3335—Compounds containing phenolic or carboxylic acid groups or metal salts thereof
- B41M5/3336—Sulfur compounds, e.g. sulfones, sulfides, sulfonamides
Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は感熱記録材料に関し、詳しくはロイコ染料及び
該染料を熱時発色させる顕色剤を含む感熱記録材料の高
速記録適性にすぐれかつ保存性を向上させた感熱記録材
料に関するものである。
該染料を熱時発色させる顕色剤を含む感熱記録材料の高
速記録適性にすぐれかつ保存性を向上させた感熱記録材
料に関するものである。
<従来の技術> 一般に無色又は淡色のロイコ染料と該ロイコ染料を熱時
発色させる顕色剤とを発色成分とする感熱記録材料は、
従来実用化された他の感熱記録材料に比べて、得られる
発色像が非常に鮮明であることから、広くコンピュータ
ーのアウトプット、ファクシミリ、レコーダー等の記録
紙として、又切符類、カード類にも使用されている。該
記録紙の記録特性は用途によって異なるが、例えば記録
速度を上げるためには、記録装置の改良とともに記録紙
自身の発色性を促進する必要があり、近年この方向の感
熱紙の開発が求められている。
発色させる顕色剤とを発色成分とする感熱記録材料は、
従来実用化された他の感熱記録材料に比べて、得られる
発色像が非常に鮮明であることから、広くコンピュータ
ーのアウトプット、ファクシミリ、レコーダー等の記録
紙として、又切符類、カード類にも使用されている。該
記録紙の記録特性は用途によって異なるが、例えば記録
速度を上げるためには、記録装置の改良とともに記録紙
自身の発色性を促進する必要があり、近年この方向の感
熱紙の開発が求められている。
従来より顕色剤としてはビスフェノールAが一般的に使
用されてきたがビスフェノールAは融点が157℃と高く
高速記録適性がなく、高速記録適性を上げるため各種の
増感剤を添加することも提案されているもののいまだ十
分効果があるものではない。
用されてきたがビスフェノールAは融点が157℃と高く
高速記録適性がなく、高速記録適性を上げるため各種の
増感剤を添加することも提案されているもののいまだ十
分効果があるものではない。
また高速記録適性を上げるため、より融点の低い顕色剤
の提案も多数なされており、実用可能なものとしてはp
−ヒドロキシ安息香酸エステル(特開昭56−144193
号)、4−ヒドロキシフタル酸ジエステル(特開昭58−
153692号)、4−ヒドロキシフェニル−4−アルコキシ
フェニルスルホン(特開昭60−13852号)およびビス
(4−ヒドロキシ−3−アリルフェニル)スルホン(特
開昭60−208286号)等が考えられている。しかしながら
これらの物質はいずれも得られた画像の退色性が著しく
劣るという欠点を有している。そこで退色性を改良する
ために酸化防止剤等の各種薬品の添加も提案されている
が記録性と保存性とが満足できるものは得られていな
い。
の提案も多数なされており、実用可能なものとしてはp
−ヒドロキシ安息香酸エステル(特開昭56−144193
号)、4−ヒドロキシフタル酸ジエステル(特開昭58−
153692号)、4−ヒドロキシフェニル−4−アルコキシ
フェニルスルホン(特開昭60−13852号)およびビス
(4−ヒドロキシ−3−アリルフェニル)スルホン(特
開昭60−208286号)等が考えられている。しかしながら
これらの物質はいずれも得られた画像の退色性が著しく
劣るという欠点を有している。そこで退色性を改良する
ために酸化防止剤等の各種薬品の添加も提案されている
が記録性と保存性とが満足できるものは得られていな
い。
<発明が解決しようとする問題点> 本発明は高速記録性にすぐれ、かつ保存安定性、特に耐
水性にもすぐれた感熱記録体を得ることを目的とする。
水性にもすぐれた感熱記録体を得ることを目的とする。
<問題を解決するための手段> 本発明は、支持体上に無色又は淡色のロイコ染料と該ロ
イコ染料を熱時発色させる顕色剤を含有する感熱層を設
けた感熱記録材料において、該顕色剤として下記の一般
式(1)によって表わされる化合物を使用し、かつ1,1,
3−トリ(3−t−ブチル−4−ヒドロキシ−6−メチ
ルフェニル)ブタン、1,1,3−トリ(3−シクロヘキシ
ル−4−ヒドロキシ−6−メチルフェニル)ブタンおよ
び1,2−ビス〔3,3−ビス(3−t−ブチル−4−ヒドロ
キシフェニル)ブチリルオキシ〕エチレンのうちの少く
とも1つの化合物を含有させたことを特徴とする感熱記
録材料で、高速記録性にすぐれ、かつ、保存安定性、特
に耐水性がすぐれた感熱記録体が得られることを見いだ
したものである。
イコ染料を熱時発色させる顕色剤を含有する感熱層を設
けた感熱記録材料において、該顕色剤として下記の一般
式(1)によって表わされる化合物を使用し、かつ1,1,
3−トリ(3−t−ブチル−4−ヒドロキシ−6−メチ
ルフェニル)ブタン、1,1,3−トリ(3−シクロヘキシ
ル−4−ヒドロキシ−6−メチルフェニル)ブタンおよ
び1,2−ビス〔3,3−ビス(3−t−ブチル−4−ヒドロ
キシフェニル)ブチリルオキシ〕エチレンのうちの少く
とも1つの化合物を含有させたことを特徴とする感熱記
録材料で、高速記録性にすぐれ、かつ、保存安定性、特
に耐水性がすぐれた感熱記録体が得られることを見いだ
したものである。
一般式(1) (式中Zは−SO2−、R1は低級アルキレン基、R2はベン
ジル基を示す) 次に一般式(1)によって表わされる化合物の具体例と
しては などがある。が、本発明はこれらに限定されるものでは
ない。
ジル基を示す) 次に一般式(1)によって表わされる化合物の具体例と
しては などがある。が、本発明はこれらに限定されるものでは
ない。
これらは必要に応じて単独もしくは混合又は他の顕色
剤、例えば、ビスフェノールA、ビスフェノールS、4
−ヒドロキシ安息香酸ベンジルエステル、活性白土など
と混合して用いることもできる。
剤、例えば、ビスフェノールA、ビスフェノールS、4
−ヒドロキシ安息香酸ベンジルエステル、活性白土など
と混合して用いることもできる。
本発明の感熱記録材料は、本発明の感熱層上に皮膜層を
設けて更に保存性を高め、切符やカード類に好適に使用
することができる。更に、この皮膜層を設けた本発明の
感熱記録材料の支持体の裏面にバック層並びに感圧接着
層を順次設け、これに剥離紙を貼付してラベル用等の感
熱記録材料として使用することもできる。
設けて更に保存性を高め、切符やカード類に好適に使用
することができる。更に、この皮膜層を設けた本発明の
感熱記録材料の支持体の裏面にバック層並びに感圧接着
層を順次設け、これに剥離紙を貼付してラベル用等の感
熱記録材料として使用することもできる。
本発明で用いられる無色又は淡色のロイコ染料の例とし
てはトリアリールメタン系化合物、ジフェニルメタン系
化合物、キサンテン系化合物、チアジン系化合物、スピ
ロピラン系化合物などが用いられ、その具体的な化合物
を例示すれば、クリスタルバイオレットラクトン、3,3
−ビス(P−ジメチルアミノフェニル)フタリドなどの
トリアリールメタン系化合物、4,4′−ビス−ジメチル
アミノベンズヒドリンベンジルエーテル、N−ハロフェ
ニル−ロイコオーラミン等のジフェニルメタン系化合
物、3−ジエチルアミノ−7−クロロフルオラン、3−
ジエチルアミノ−6−メチル−7−クロロフルオラン、
3−シクロヘキシルアミノ−6−クロロフルオラン、3
−ジエチルアミノ−7−ジベンジルアミノフルオラン、
3−ピロリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオラ
ン、3−ピペリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオ
ラン、3−シクロヘキシルメチルアミノ−6−メチル−
7−アニリノフルオラン、3−エチルイソアミルアミノ
−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジエチル
アミノ−7−(o−クロロアニリノ)フルオラン、3−
ジブチルアミノ−7−(0−クロロアニリノ)フルオラ
ン等のキサンテン系化合物、ベンゾイルロイコメチレン
ブルー、p−ニトロベンジルロイコメチレンブルー等の
チアジン系化合物、3−メチル−スピロ−ジナフトピラ
ン、3−エチル−スピロ−ジナフトピラン、3,3′−ジ
クロロ−スピロ−ジナフトピラン等のスピロピラン系化
合物などがあげられる。又これらは単独もしくは混合し
て用いることができる。
てはトリアリールメタン系化合物、ジフェニルメタン系
化合物、キサンテン系化合物、チアジン系化合物、スピ
ロピラン系化合物などが用いられ、その具体的な化合物
を例示すれば、クリスタルバイオレットラクトン、3,3
−ビス(P−ジメチルアミノフェニル)フタリドなどの
トリアリールメタン系化合物、4,4′−ビス−ジメチル
アミノベンズヒドリンベンジルエーテル、N−ハロフェ
ニル−ロイコオーラミン等のジフェニルメタン系化合
物、3−ジエチルアミノ−7−クロロフルオラン、3−
ジエチルアミノ−6−メチル−7−クロロフルオラン、
3−シクロヘキシルアミノ−6−クロロフルオラン、3
−ジエチルアミノ−7−ジベンジルアミノフルオラン、
3−ピロリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオラ
ン、3−ピペリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオ
ラン、3−シクロヘキシルメチルアミノ−6−メチル−
7−アニリノフルオラン、3−エチルイソアミルアミノ
−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジエチル
アミノ−7−(o−クロロアニリノ)フルオラン、3−
ジブチルアミノ−7−(0−クロロアニリノ)フルオラ
ン等のキサンテン系化合物、ベンゾイルロイコメチレン
ブルー、p−ニトロベンジルロイコメチレンブルー等の
チアジン系化合物、3−メチル−スピロ−ジナフトピラ
ン、3−エチル−スピロ−ジナフトピラン、3,3′−ジ
クロロ−スピロ−ジナフトピラン等のスピロピラン系化
合物などがあげられる。又これらは単独もしくは混合し
て用いることができる。
更に、本発明の感熱層を構成するためには結着剤、ある
いは本発明の効果を阻害しない限りにおいて増感剤、充
填剤が適宜使用せられる。
いは本発明の効果を阻害しない限りにおいて増感剤、充
填剤が適宜使用せられる。
感熱層の結着剤、更に本発明の感熱記録材料における被
膜層、バック層として使用される材料としては、例えば
カゼイン、ゼラチン、ポリビニルアルコール、変性ポリ
ビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、でん粉、イ
ソブチレン−無水マレイン酸樹脂、スチレン−無水マレ
イン酸樹脂、ポリアクリルアミド、カルボキシメチルセ
ルロース、ヒドロキシエチルセルロース、あるいは、酢
酸ビニル樹脂、アクリル酸エステル樹脂、塩化ビニル−
酢酸ビニル共重合体、SBR、NBR等のエマルジョン、ラテ
ックスなどが用いられる。
膜層、バック層として使用される材料としては、例えば
カゼイン、ゼラチン、ポリビニルアルコール、変性ポリ
ビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、でん粉、イ
ソブチレン−無水マレイン酸樹脂、スチレン−無水マレ
イン酸樹脂、ポリアクリルアミド、カルボキシメチルセ
ルロース、ヒドロキシエチルセルロース、あるいは、酢
酸ビニル樹脂、アクリル酸エステル樹脂、塩化ビニル−
酢酸ビニル共重合体、SBR、NBR等のエマルジョン、ラテ
ックスなどが用いられる。
増感剤としては、例えばエルカ酸、ステアリン酸、フタ
ル酸ジフェニルエステル、1−ヒドロキシ−2ナフトエ
酸フェニルエステル、更にパラフィンワックス、ステア
リン酸アマイド等のワックス類などが用いられる。
ル酸ジフェニルエステル、1−ヒドロキシ−2ナフトエ
酸フェニルエステル、更にパラフィンワックス、ステア
リン酸アマイド等のワックス類などが用いられる。
更に充填剤としては、例えば炭酸カルシウム、水酸化ア
ルミニウム、酸化チタン、酸化亜鉛、硫化バリウム、タ
ルク、クレー、カオリナイト、ポリオレフィン粒子、ポ
リスチレン粒子、尿素−ホルマリン樹脂粒子等の吸油性
顔料などが必要に応じて加えられる。更に耐光性向上の
目的で酸化防止剤、紫外線吸収剤、エネルギークエンチ
ャー等を本発明の感熱層又は被膜層に含有させることも
出来る。
ルミニウム、酸化チタン、酸化亜鉛、硫化バリウム、タ
ルク、クレー、カオリナイト、ポリオレフィン粒子、ポ
リスチレン粒子、尿素−ホルマリン樹脂粒子等の吸油性
顔料などが必要に応じて加えられる。更に耐光性向上の
目的で酸化防止剤、紫外線吸収剤、エネルギークエンチ
ャー等を本発明の感熱層又は被膜層に含有させることも
出来る。
本発明の感熱記録材料は、ロイコ染料と顕色剤を各々微
粒子に分散化後両者を混合し前記の各成分を必要に応じ
て添加して得た感熱層用塗料を紙、プラスチックシー
ト、樹脂コーテッド紙等の支持体に塗布することにより
得ることができる。
粒子に分散化後両者を混合し前記の各成分を必要に応じ
て添加して得た感熱層用塗料を紙、プラスチックシー
ト、樹脂コーテッド紙等の支持体に塗布することにより
得ることができる。
さらには感圧接着層に用いられる粘着剤は、アクリル酸
エステル樹脂、エチレン/酢酸ビニル系共重合樹脂等の
エマルジョン型で用いるものと、天然ゴム系、合成ゴム
系、ポリアクリル酸エステル系、ポリビニルアルコール
系等の溶液型、ポリビニルアルコールやデキストリン澱
粉等の感湿性接着剤等を用いることが出来る。
エステル樹脂、エチレン/酢酸ビニル系共重合樹脂等の
エマルジョン型で用いるものと、天然ゴム系、合成ゴム
系、ポリアクリル酸エステル系、ポリビニルアルコール
系等の溶液型、ポリビニルアルコールやデキストリン澱
粉等の感湿性接着剤等を用いることが出来る。
剥離紙としては紙等の支持体にシリコーン樹脂や弗素系
樹脂の離型剤を塗布含浸したもの、又は、シリコーン樹
脂や弗素系樹脂等の離型作用のすぐれたプラスチックテ
ープ等が用いられる。
樹脂の離型剤を塗布含浸したもの、又は、シリコーン樹
脂や弗素系樹脂等の離型作用のすぐれたプラスチックテ
ープ等が用いられる。
<実施例> 以下実施例、比較例にて本発明を詳細に説明する。
なお各実施例、比較例における部数は全て重量部を示す
ものとする。
ものとする。
実施例1 下記の組成からなる混合物をそれぞれ別個にダイノミル
を用いて粉砕・分散して[A]液、[B]液、[C]液
を調製した。
を用いて粉砕・分散して[A]液、[B]液、[C]液
を調製した。
A液; ベンジル−4−ヒドロキシフェニルスルホニル酢酸エス
テル 25部 ポリビニルアルコール(10%水溶液) 24部 1,1,3−トリ(3−t−ブチル−4−ヒドロキシ−6−
メチルフェニル)ブタン 4部 水 28部 B液; 3−エチルイソアミルアミノ−6−メチル−7−アニリ
ノフルオラン 10部 ポリビニルアルコール(10%水溶液) 15部 水 15部 C液; 炭酸カルシウム 23部 ポリビニルアルコール(10%水溶液) 23部 水 14部 ついでA液11.5部、B液3.7部、C液9.1部、ポリビニル
アルコール(10%水溶液)17.8部、を混合攪拌して塗液
をつくり、つぎに該塗料を上質紙の表面に乾燥後と塗布
量が7g/m2となるように塗布乾燥し、本発明の感熱記録
材料を得た。
テル 25部 ポリビニルアルコール(10%水溶液) 24部 1,1,3−トリ(3−t−ブチル−4−ヒドロキシ−6−
メチルフェニル)ブタン 4部 水 28部 B液; 3−エチルイソアミルアミノ−6−メチル−7−アニリ
ノフルオラン 10部 ポリビニルアルコール(10%水溶液) 15部 水 15部 C液; 炭酸カルシウム 23部 ポリビニルアルコール(10%水溶液) 23部 水 14部 ついでA液11.5部、B液3.7部、C液9.1部、ポリビニル
アルコール(10%水溶液)17.8部、を混合攪拌して塗液
をつくり、つぎに該塗料を上質紙の表面に乾燥後と塗布
量が7g/m2となるように塗布乾燥し、本発明の感熱記録
材料を得た。
実施例2 実施例1で用いた1,1,3−トリ(3−t−ブチル−4−
ヒドロキシ−6−メチルフェニル)ブタンの代わりに1,
1,3−トリ(3−シルロヘキシル−4−ヒドロキシ−6
−メチルフェニル)ブタンを用いた以外は実施例1と同
様にして本発明の感熱記録材料(感熱記録紙)を得た。
ヒドロキシ−6−メチルフェニル)ブタンの代わりに1,
1,3−トリ(3−シルロヘキシル−4−ヒドロキシ−6
−メチルフェニル)ブタンを用いた以外は実施例1と同
様にして本発明の感熱記録材料(感熱記録紙)を得た。
実施例3 実施例1で用いた1,1,3−トリ(3−t−ブチル−4−
ヒドロキシ−6−メチルフェニル)ブタンの代わりに1,
2−ビス〔3,3−ビス(3−t−ブチル−4−ヒドロキシ
フェニル)ブチリルオキシ〕エチレンを用いた以外は実
施例1と同様にして本発明の感熱記録材料(感熱記録
紙)を得た。
ヒドロキシ−6−メチルフェニル)ブタンの代わりに1,
2−ビス〔3,3−ビス(3−t−ブチル−4−ヒドロキシ
フェニル)ブチリルオキシ〕エチレンを用いた以外は実
施例1と同様にして本発明の感熱記録材料(感熱記録
紙)を得た。
比較例1 実施例1で用いたA液の代わりにE液を用いた以外は実
施例1と同様にして比較用感熱記録材料を得た。
施例1と同様にして比較用感熱記録材料を得た。
E液; 4−ヒドロキシフェニル−4′−イソプロポキシフェニ
ルスルホン 25部 ポリビニルアルコール(10%水溶液) 24部 1,1,3−トリ(3−t−ブチル−4−ヒドロキシ−6−
メチルフェニル)ブタン 4部 水 28部 比較例2 比較例1で用いた1,1,3−トリ(3−t−ブチル−4−
ヒドロキシ−6−メチルフェニル)ブタンを除いた以外
は比較例1と同様にして比較用感熱記録材料を得た。
ルスルホン 25部 ポリビニルアルコール(10%水溶液) 24部 1,1,3−トリ(3−t−ブチル−4−ヒドロキシ−6−
メチルフェニル)ブタン 4部 水 28部 比較例2 比較例1で用いた1,1,3−トリ(3−t−ブチル−4−
ヒドロキシ−6−メチルフェニル)ブタンを除いた以外
は比較例1と同様にして比較用感熱記録材料を得た。
比較例3 比較例2で用いた4−ヒドロキシフェニル−4′−イソ
プロポキシフェニルスルホンの代わりにベンジル−4−
ヒドロキシフェニル酢酸エステルを用いた以外は比較例
1と同様にして比較用感熱記録材料を得た。
プロポキシフェニルスルホンの代わりにベンジル−4−
ヒドロキシフェニル酢酸エステルを用いた以外は比較例
1と同様にして比較用感熱記録材料を得た。
以上各実施例および各比較例で得た感熱記録材料につい
てMSIサーマルヘッド印字装置(松下電子部品(株)社
製)を用いてライン密度7.7line/mm、印字エネルギー0.
8mjで印字したときの濃度で発色感度を、更に熱傾斜試
験機(東洋精機(株)社製)を用いて110℃、3秒間の
条件で発色させた後、40℃、90%RHで7日間保存した
後、また水中で24時間保存した後の画像濃度および地肌
濃度を各々マクベス濃度計RD−100を用いて測定し、本
発明の感熱記録材料の保存性の評価を行なった。
てMSIサーマルヘッド印字装置(松下電子部品(株)社
製)を用いてライン密度7.7line/mm、印字エネルギー0.
8mjで印字したときの濃度で発色感度を、更に熱傾斜試
験機(東洋精機(株)社製)を用いて110℃、3秒間の
条件で発色させた後、40℃、90%RHで7日間保存した
後、また水中で24時間保存した後の画像濃度および地肌
濃度を各々マクベス濃度計RD−100を用いて測定し、本
発明の感熱記録材料の保存性の評価を行なった。
表から明らかなように、本発明の感熱記録材料は発色感
度が高く、かつ、保存安定性に優れていることが確認さ
れた。
度が高く、かつ、保存安定性に優れていることが確認さ
れた。
<発明の効果> 本発明は上記の構成によりなるのですぐれた画像濃度を
継続しながら、かつ、十分な発色感度と保存性を得るこ
とができる。
継続しながら、かつ、十分な発色感度と保存性を得るこ
とができる。
Claims (1)
- 【請求項1】支持体の上に無色又は淡色のロイコ染料と
該ロイコ染料を熱時発色させる顕色剤を含有する感熱層
を設けた感熱記録材料において、該顕色剤として一般式
(1) (式中Zは−SO2−、R1は低級アルキレン基、R2はベン
ジル基を示す)で表わされるフェノール誘導体を使用
し、かつ1,1,3−トリ(3−t−ブチル−4−ヒドロキ
シ−6−メチルフェニル)ブタン、1,1,3−トリ(3−
シクロヘキシル−4−ヒドロキシ−6−メチルフェニ
ル)ブタンおよび1,2−ビス〔3,3−ビス(3−t−ブチ
ル−4−ヒドロキシフェニル)ブチリルオキシ〕エチレ
ンのうちの少くとも1つの化合物を含有させたことを特
徴とする感熱記録材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63125860A JPH0771873B2 (ja) | 1988-05-25 | 1988-05-25 | 感熱記録材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63125860A JPH0771873B2 (ja) | 1988-05-25 | 1988-05-25 | 感熱記録材料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01295887A JPH01295887A (ja) | 1989-11-29 |
JPH0771873B2 true JPH0771873B2 (ja) | 1995-08-02 |
Family
ID=14920734
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63125860A Expired - Fee Related JPH0771873B2 (ja) | 1988-05-25 | 1988-05-25 | 感熱記録材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0771873B2 (ja) |
-
1988
- 1988-05-25 JP JP63125860A patent/JPH0771873B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01295887A (ja) | 1989-11-29 |
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