JPH077169B2 - プログラムシヤツタの制御回路 - Google Patents

プログラムシヤツタの制御回路

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JPH077169B2
JPH077169B2 JP59170953A JP17095384A JPH077169B2 JP H077169 B2 JPH077169 B2 JP H077169B2 JP 59170953 A JP59170953 A JP 59170953A JP 17095384 A JP17095384 A JP 17095384A JP H077169 B2 JPH077169 B2 JP H077169B2
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JP
Japan
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rotor
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shutter
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JP59170953A
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JPS6148819A (ja
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倍男 荻原
肇 織田
陽一 関
宏 山崎
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Seikosha KK
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Seikosha KK
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、セクターの開閉動作を回転子の正逆転により
行なわせるカメラ用プログラムシヤツタに適した制御回
路に関する。
(従来の技術) 従来、セクターの開閉動作を行なう方式としてステツピ
ングモータの正逆転によるものがあるが、この方式の場
合、制御回路や駆動回路が複雑となり、機械部品も多か
つた。(例えば特願昭59−164546号)すなわち、ステツ
ピングモータを作動させ、しかも正逆転させるために
は、正逆転制御回路や多数の駆動用トランジスタが必要
である。
またセクターの開閉動作を回転子の正逆転により行なわ
せるシヤツタは、コイルで作られる磁界中に、永久磁石
で構成される回転子を配置し、レリーズ操作によりコイ
ルに励磁電流を流すと、正方向に回転しセクターを除々
に開放し、露光量に相当する時点で励磁電流を逆転(ま
たは遮断)し、それにより発生する逆方向の磁力(また
は、バネ力等)により回転子を逆転させてセクターを閉
じて所定の露光を得るように構成されていた。
(発明が解決しようとする問題点) したがつて、ステツピングモータによりセクターの開閉
を行なわせるシヤツタの場合、回路や機械部品が多くな
るため、高価格になるという欠点があつた。一方、回転
子でセクターの開閉が行なわれるシヤツタにおいては、
回路が簡単になるが、使用される回転子が、回転子自身
やセクターの貫性により、逆転磁界が与えられても直ち
に反転することはないため、必ず応答遅れを生ずる。更
に、開き過程で除々に回転子のスピードが上がるため、
セクターの開き量に応じて、すなわち露光量の多少によ
り応答遅れが変わつてしまうため、その補償が難しく、
適正な露光が得られないという欠点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本発明の特徴とするところは、露光量に応じたセクター
の開放開始から回転子の逆転信号を発生するまでの時間
をデータとして記憶しておき、側光し演算された露光量
にしたがいデータ群の中から必要なデータを取り出し、
カウンタにプリセツトして露光開始とともに、このデー
タをダウンカウントし、零になつた時点を検出してセク
ター閉鎖信号を発生させることで、制御回路や駆動回路
が簡単で、しかもセクターや回転子の応答遅れによる誤
差のないようにした点にある。
(構成) そこで、以下に本発明の詳細を図示した実施例に基づい
て説明する。
第2図(A),(B)は、本発明が適用されるシヤツタ
機構の一例を示すもので第2図(A)は、セクターの閉
じた状態を、示すもので、図中符号1は、永久磁石を有
する回転子2に磁界を与えるコイル、3は回転子2と結
合され同一の回転軸4を中心として回動し、セクター5,
6を駆動するレバーである。7は、レバー3を一方向に
付勢するためのバネである。第2図(B)は、コイル1
が励磁され、セクター5,6が開いている状態を示す。
(なお、同一符号のものは、同一のものを表わす。)セ
クター5,6は、レバー3に植設されたピン3−1,3−2に
よつて駆動される。コイル1は、2つのコイルL1,L2
り構成されており、一方はセクターを開くための、他方
は閉じるための駆動力を与えるために用いられ、後述す
るようにレリーズSWがONするとL1が励磁されて、回転子
2は図上、時計方向に回動し、セクター5,6が作動し、
露出を開始する。一定時間後に、回路からの信号により
コイルL1の電流は遮断されたコイルL2に励磁電流が流
れ、回転子2は反時計方向に回転し、バネ7の付勢力も
加つて急速にセクター5,6が閉鎖され、露出を終了す
る。
次に本発明の特徴部分をなす制御回路について説明す
る。
第1図は、制御回路の一実施例であつて、図中符号11
は、水晶振動子を備えた発振回路10から信号を所定の比
率に分周し、測光データをデジタル化するクロツクCLK
1,第1,第2ダウンカウンタ12,13に入力されるクロツクC
LK2、CLK3を発生する分周回路、14は、輝度検出回路
で、図示されないレリーズボタンに連動する測光スイツ
チS1によりON−OFFするトランジスタ14aを介して定電流
で充電されるコンデンサ14bからの端子電圧、及びcds等
の受光素子14cに直列接続された対数圧縮用ダイオード1
4dの端子電圧をコンパレータ14eにより比較し、測定ス
イツチS1の作動時点でゲート14fを開いてクロツクCK1を
後述するカウンタ回路15に出力し、またコンパレータ14
eの反転によりゲート14fを閉じてクロツクCLK1の出力を
停止して被写体輝度をデジタル化して出力するように構
成されている。カウンタ回路15は、測光スイツチS1の作
動によりクリアされ、同時に輝度検出回路14から出力さ
れるクロツクCLK1を計数して、その内容を出力するよう
に構成されている。16は、フイルム感度を示すスイツチ
群S3の信号をデコーダ17でコード変換した値と、カウン
タ15の輝度をデジタル化した値を演算するための第1演
算回路であり、その演算結果は、露光量データ記憶回路
18に入力される。該回路18には、全ゆる露光量に対応し
たデータが記憶されており、上記演算結果に基づいた特
定のデータが、データ群の中から選択され第1ダウンカ
ウンタ12にプリセツトされる。このデータは、前述した
コイルL1の励磁時間を決めるために用いられ、前述した
磁界反転後の機械系の応答遅れ等を考慮して決定されて
いる。すなわち、記憶されているデータは、回転子自身
やセクターの慣性における応答遅れなどのシャッタ機構
の特性を考慮した特性データとして決定されている。第
1ダウンカウンタ12にプリセツトされたデータは図示し
ないレリーズボタンの操作により、レリーズスイツチS2
がONすると、第1,第2ダウンカウンタ12,13,Dフリツプ
フロツプ(以下D−FF)という)19,ラツチ回路20のリ
セツトが解除される。この時、D−FF19の出力は“H"
となつているため、コイル1のL1を駆動するトランジス
タ21はONとなり、L1が励磁されセクター5,6は開き方向
に動き、露光を開始する。もちろんこの時、コイルL2
励磁するためのトランジスタ22はOFFしている。第1ダ
ウンカウンタ12は、リセツトが解除されると共にCLK2
よりプリセツトされたデータがダウンカウントされ、零
になると信号を出力し、D−FF19の出力を“L"とし、
トランジスタ21をOFF、22をONさせる。これにより、セ
クター5,6は、慣性によりなお少しの間開き方向に走つ
た後、コイルL2とバネ7の力により閉じ方向に走り出
し、露光を終了する。
一方、第2演算回路23は、オートフオーカス(以下AFと
いう)回路24で算出されコード化された距離値と、前述
したフイルム感度の値とを演算するもので、演算された
値は、FMデータ記憶回路25に入力される。該回路25に
は、全ゆるF値に対応したデータが記憶されており、上
記演算結果に基づいた時定のデータがデータ群の中から
選択され、第2ダウンカウンタ13にプリセツトされる。
(F値のデータは、本発明シヤツタのように、セクター
が除々に開いていくプログラムシヤツタにおいては、F
値=時間と見なせる。)ここまでの動作は、レリーズス
イツチS2がONする前に行なわれる。レリーズスイツチS2
がONすると第2ダウンカウンタ13は、CLK3によりダウン
カウントされ、零になると信号を出力し、ラツチ回路20
でラツチされ、同時にストロボトリガー回路へトリガー
信号が出力され、セクター5,6が所要のF値になつてい
る時に図示しないストロボが発光する。
第3図は、シヤツタの動作とコイルL1,L2,ストロボト
リガ信号の関係を示す図で、図は露出時間の長い場合の
例である。
なお、上述の実施例中では、回転子を駆動するコイルが
2つの例で説明したが、開き用のコイルだけとし、閉じ
用のコイルは閉じに要する時間を短かくするためのもの
でありバネ力だけで閉じても良い。
(発明の効果) 以上に述べた如く、本発明によれば、ステツピングモー
タで露出制御を行なう方式に比べ、モータの制御回路は
不要となり、駆動回路は簡略化される。特に駆動回路
は、大きな電流を流すのでトランジスタが大きくなり、
IC化する上で不利であつたが、これを減らせることは大
変有利である。
また、露光量やストロボトリガー信号をシャッタ機構の
特性に合わせてあらかじめデータとして記憶しておく方
式であるため、シヤツタ開口波形がいかなる波形であつ
ても適正な露光量やストロボトリガー信号を得ることが
でき、技術的にも、価格的にも多大な効果を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るシヤツタ制御回路の一実施例を
示すブロツク図、第2図(A),(B)は本発明に使用
するシヤツタ機構の一実施例を示す図、第3図は本発明
に使用するシヤツタの動作を示す説明図である。 1(L1,L2)……コイル、2……回転子、5,6……セク
ター、12……第1ダウンカウンタ、14……輝度検出回
路、16……第1演算回路、18……露光量データ記憶手
段、19……DFF
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 宏 千葉県四街道市鹿渡934―13番地 セイコ ー光機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭55−159421(JP,A) 特開 昭55−40480(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レンズ開口を形成するセクターと、該セク
    ターの開放と閉鎖を行なうため正逆回転で、且つ永久磁
    石により形成された回転子と、該回転子を駆動する励磁
    コイルを含む駆動手段とを備えたシャッタ機構におい
    て、クロックパルスを発生するパルス発生手段、被写体
    輝度を検出し、該輝度に応じた露光量を演算してデータ
    信号を出力する回路手段、各露光量に対応した前記シャ
    ッタ機構の特性データを記憶するデータ格納手段、前記
    データ格納手段のデータに基づいて、前記セクタの開き
    方向に前記回転子を作動すべく前記コイルに通電を継続
    する手段と、前記パルス発生手段の出力に基づき前記継
    続時間を計数し、前記回路手段の出力に相当する時点を
    検出して、前記駆動手段に前記回転子の逆転駆動信号を
    与える逆転信号発生手段とからなる制御部を備えたプロ
    グラムシャッタの制御回路。
JP59170953A 1984-08-16 1984-08-16 プログラムシヤツタの制御回路 Expired - Lifetime JPH077169B2 (ja)

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JP59170953A JPH077169B2 (ja) 1984-08-16 1984-08-16 プログラムシヤツタの制御回路

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JPS6148819A JPS6148819A (ja) 1986-03-10
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JP59170953A Expired - Lifetime JPH077169B2 (ja) 1984-08-16 1984-08-16 プログラムシヤツタの制御回路

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Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5540480A (en) * 1978-09-16 1980-03-21 Minolta Camera Co Ltd Program shutter device
JPS55159421A (en) * 1979-05-23 1980-12-11 Canon Inc Electromagnetically driven shutter
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JPS598478A (ja) * 1982-07-07 1984-01-17 Nippon Kogaku Kk <Nikon> 撮像素子の露光制御装置

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JPS6148819A (ja) 1986-03-10

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