JPH077128Y2 - エアバッグ式クランプ機構を利用した発泡成形装置 - Google Patents

エアバッグ式クランプ機構を利用した発泡成形装置

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JPH077128Y2
JPH077128Y2 JP216890U JP216890U JPH077128Y2 JP H077128 Y2 JPH077128 Y2 JP H077128Y2 JP 216890 U JP216890 U JP 216890U JP 216890 U JP216890 U JP 216890U JP H077128 Y2 JPH077128 Y2 JP H077128Y2
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frame
hot air
mold
airbag
foam molding
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JP216890U
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敏雄 岩沢
明徳 竹宮
圭一 古賀
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Bridgestone Corp
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Bridgestone Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (利用分野) 本考案はエアバッグ式クランプ機構を利用した発泡成形
装置の改良に関するものである。
(従来の技術) 第3図は従来のエアバッグ式によるウレタン等の発泡成
形装置を示す縦断面図である。
この図において、1は上型、2は下型であり、これはそ
れぞれの周囲から伸びる立壁3、4が天板5及び底板6
に固定されている。そしてこの底板6は更にエアバッグ
7を介して基板8に支持されている。この天板5と基板
8は、基板8から上方に伸びた腕部9、10との間でヒン
ジ11及びロック12によって、締付けられ又は開放される
ものである。
このエアバッグ7は図示しないが、エア供給源に連結さ
れ、エアの供給によって膨張し、又エアが抜かれること
によって収縮するものである。この図においては下型2
内にウレタン等の発泡原液13が注入され、エアバッグ7
内にエアが供給されて上型1及び下型2がクランプされ
た状態を示している。
この場合、上下の型1、2は加温されるのが一般的であ
り、このために型1、2には温水等が導入される導管14
が埋め込まれる。
通常この上下型1、2はアルミニュウム合金をもって作
られるが、導管14が埋め込むために特殊な技能を要し、
コストが著しく高くなり又型の製作にも長時間を要する
等経済的ではなかった。
一方、上下の型1、2によって形成されるキャビテイの
形状を変更する場合もこの導管14が埋め込まれるいるた
め設計変更に際して大きな制約もあった。
更に導管14内に温水を導入した場合であっても、温度分
布が不均一になりやすく、場合によってはキャビテイ内
の発泡にむらが生じる等問題点も多くもっていた。
(目的) 本考案はこれらの欠点を改良することを目的としたもの
であり、型の外表面に熱風を吹き付け、かつこの熱風が
型の表面を吹き抜けやすくしたものであり、更にこの熱
風によるゴム製のエアバッグに与える悪影響を最小限に
押さえることを目的としたものである。
(構成) 本考案は以上の目的を達成するために次の構成をとる。
即ち、上下に分割され、その内面が発泡成形品の外表面
と同一とした上下型であって、少なくともその一方の型
を支持する第1フレームと装置本体の第2フレームとの
間に膨張収縮可能なエアバッグを介在させたエアバッグ
式クランプ機構を利用した発泡成形装置において、前記
した第1フレーム及び第2フレームに、第2フレームの
外方より導かれる熱風の通路を形成すると共に、当該型
と第1フレーム間にこの熱風の吹き抜け口を設け、更に
この両フレーム間における熱風通路には、前記エアバッ
グに直接的に熱風が当たらないよう遮蔽板を備えたこと
を特徴とするエアバッグ式クランプ機構を利用した発泡
成形装置に係るものである。
(作用) 本考案は上記したような構成を取るため、ダクト等から
供給される熱風を常に型外表面に向かって当てることが
できるので、型が均一に加熱されることになり、このた
め型内の発泡不良は大きく減少することになった。
更には、型の開閉のためにエアの供給及び排気が繰り返
し行われるゴム製のエアバッグには、熱風が直接吹き付
けることがないので、その耐久性も低下することがない
等の優れたものとなる。
(実施例) 以下図面に基づき本考案の実施例を説明する。
実施例1 第1図は本考案の発泡成型装置20の第1実施例の縦断面
図である。
図において符号21、22は上型及び下型であり、この上下
の型によって発泡成形品と同型のキャビテイ23が形成さ
れる。
そして符号24は下型22を支える第1フレームであって、
このフレーム24はエアバッグ25を介して装置本体の第2
フレーム26と一体化されている。
このエアバッグ25は、図示はしないが、エア供給源にバ
ルブを介してパイプにて連結されていて、このバルブの
開閉によってエアバッグ25が膨張し或は収縮する。
これら各型はアルミニウム合金で形成されており、この
下型22の周囲には下向きに垂れ下がる立壁27が形成さ
れ、これが第1フレーム24と一体に固着されている。
一方、上型21はこれと同様に型の周囲に立壁28が備えら
れ、これが第3フレーム29と一体化されている。
この第3フレーム29は第2フレーム26から伸びるアーム
30、31にヒンジ32及びクランプ33にて固定されていて、
これに立壁27が一体化されているものである。
クランプは開閉ローラ34が取り付けられており、ローラ
34のガイドレール35を予め上下位置を決めておくことに
よりクランプの開閉が自動的にされることになる。
図中36はこの開閉機構を構成するバネ装置をー示したも
のである。
又、図において、一点鎖線で示したものは第3フレーム
29と共に上型1が開かれた状態を示すものである。
さて、エアバッグ25は装置本体の前後に2つづつ(又は
3つ或はそれ以上)分割されて並用されており、その中
央下部に置かれたダクト37から熱風が吹き出すことにな
る。
そして、第1及び第2フレーム24、26の中央にはこの熱
風の通路38が形成されて下型22の外表面に直接熱風が当
たって加温されることになる。
更に、この熱風がうまく流れるように(矢印)下型22の
立壁27には吹き抜け口39が備えられている。
一方、この通路38の近くにはゴム製のエアバッグ25が固
定されているが、このエアバッグ25と熱風とを直接的に
接触させないことを目的として、このエアバッグ25を囲
んで熱風遮蔽板40が配置されている。
この遮蔽板40は、装置本体の第2フレーム26から斜め上
向き及び垂直に第1プレート41、第1フレーム24からこ
の第1プレート41とオーバーラップして斜め下向きに伸
びる第2プレート42が配置されて、エアバッグ25に熱風
が直接当たらないようにされているものである。
熱風の通路38は、これら各プレート41、42に囲まれて形
成されていることになる。
図において、装置本体20にはレール43上を走行するよう
に車輪44が取り付けられている。そして熱風を導入する
ダクト37がこのレール43、43間に配備されて、所定の位
置で熱風がそのダクト37の上方から吹き出すことになっ
ている。この図例でいえば、台車にも通路38が備えら
れ、第3プレート(図示せず)が斜め上向きに固定され
ている。
この例において、熱風遮蔽板40の形状は図例以外のもの
であってもよいことは当然である。
実施例2 第2図は第2実施例の縦断面図である。
この例は前記した実施例1のエアバッグ25の位置と上下
型21、22との配置を逆にした以外は基本的には同じであ
る。
そして遮蔽板140はフレームに一体に取り付けられ、そ
の先端が内向きに傾斜した構造となっている。
図において符号121、122は上型及び下型であり、この上
下の型によって発泡成形品と同型のキャビテイ123が形
成される。
そして符号124は上型121を支える第1フレームであっ
て、このフレーム124はエアバッグ125を介して第2フレ
ーム126と1体化されている。
上型121は前例と同様に型の周囲に立壁128が備えられ、
これが第2フレーム126と一体化されている。
そして第2フレーム126は装置本体から伸びるアーム13
0、131にヒンジ132及びクランプ133にて固定されてい
る。
さて、エアバッグ125は装置本体の前後に2つづつ(又
は3つ或はそれ以上)分割されて並用されており、(図
示しない)ダクトから熱風が吹き出すことになる。
そして、第1及び第2フレーム124、126の中央にはこの
熱風の通路138が形成されて型の外表面に直接熱風が当
たって加温されることになる。
更に、この熱風がうまく流れるように(矢印)上型121
の立壁128に吹き抜け口139が備えられている。
一方、この通路138の近くにはゴム製のエアバッグ125が
固定されているが、このエアバッグ125と熱風とを直接
的に接触させないことを目的として、このエアバッグ12
5を囲んで熱風遮蔽板140が配置されている。
この遮蔽板140は、第2フレーム126から垂下し、その先
端は内向きに傾斜されていて、エアバッグ125に熱風が
直接当たらないようにされているものである。
熱風の通路138は、遮蔽板140に囲まれて形成されている
ことになる。
(効果) 本考案は以上のような構成を取るためにエアバッグ式の
欠点を改善でき、使用時に熱風を使用しても全く耐久性
に問題はなくなったものである。即ち、型製造に対して
のコストダウン、型形状変更に対しての制約減が可能と
なり、熱風を使用してもゴム製のエアバッグの耐久性の
アップが図れるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の発泡成型装置の第1実施例の縦断面
図、第2図は第2実施例の縦断面図、第3図は従来の発
泡成型装置を示す縦断面図である。 符号の説明 21、121……上型、22、122……下型、23、123……キャ
ビテイ、24、26、29、124、126……フレーム、25、125
……エアバッグ、30、31、130、131……アーム、32、13
2……ヒンジ、33、133……クランク、37……ダクト、38
……熱風通路、39、139……吹き抜け口、40……遮蔽
板、41、42……プレート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下に分割され、その内面が発泡成形品の
    外表面と同一とした上下型であって、少なくともその一
    方の型を支持する第1フレームと装置本体の第2フレー
    ムとの間に膨張収縮可能なエアバッグを介在させたエア
    バッグ式クランプ機構を利用した発泡成形装置におい
    て、前記した第1フレーム及び第2フレームに、第2フ
    レームの外方より導かれる熱風の通路を形成すると共
    に、当該型と第1フレーム間にこの熱風の吹き抜け口を
    設け、更にこの両フレーム間における熱風通路には、前
    記エアバッグに直接的に熱風が当たらないよう遮蔽板を
    備えたことを特徴とするエアバッグ式クランプ機構を利
    用した発泡成形装置。
JP216890U 1990-01-12 1990-01-12 エアバッグ式クランプ機構を利用した発泡成形装置 Expired - Lifetime JPH077128Y2 (ja)

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JPH0393111U JPH0393111U (ja) 1991-09-24
JPH077128Y2 true JPH077128Y2 (ja) 1995-02-22

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100779364B1 (ko) * 2007-05-16 2007-11-28 광명산업(주) 연속 발포라인의 금형 개폐 시스템
KR100830292B1 (ko) * 2007-10-02 2008-05-16 광명산업(주) 연속 발포라인의 금형 개폐 시스템
KR100830293B1 (ko) * 2007-10-02 2008-05-16 광명산업(주) 연속 발포라인의 금형 개폐 시스템

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100779364B1 (ko) * 2007-05-16 2007-11-28 광명산업(주) 연속 발포라인의 금형 개폐 시스템
KR100830292B1 (ko) * 2007-10-02 2008-05-16 광명산업(주) 연속 발포라인의 금형 개폐 시스템
KR100830293B1 (ko) * 2007-10-02 2008-05-16 광명산업(주) 연속 발포라인의 금형 개폐 시스템

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