JPS5848111Y2 - 発泡成形機における金型内発泡ピ−ズの加熱装置 - Google Patents
発泡成形機における金型内発泡ピ−ズの加熱装置Info
- Publication number
- JPS5848111Y2 JPS5848111Y2 JP10702178U JP10702178U JPS5848111Y2 JP S5848111 Y2 JPS5848111 Y2 JP S5848111Y2 JP 10702178 U JP10702178 U JP 10702178U JP 10702178 U JP10702178 U JP 10702178U JP S5848111 Y2 JPS5848111 Y2 JP S5848111Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steam
- foam
- mold
- molding machine
- beads
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は発泡成形機における金型内発泡ビーズの加熱装
置の改良に関するものである。
置の改良に関するものである。
一般に発泡成形機においては、フレームに蒸気室を介し
て金型を取付け、金型に設けた蒸気噴出孔より金型キャ
ビティ内に蒸気を噴出して発泡ビーズを加熱するように
しであるが、従来の装置においては蒸気室を囲繞するフ
レームの壁面が金属製であり、蒸気の多量の熱エネルギ
ーが該壁面を介して外部に放散し頗る不経済であった。
て金型を取付け、金型に設けた蒸気噴出孔より金型キャ
ビティ内に蒸気を噴出して発泡ビーズを加熱するように
しであるが、従来の装置においては蒸気室を囲繞するフ
レームの壁面が金属製であり、蒸気の多量の熱エネルギ
ーが該壁面を介して外部に放散し頗る不経済であった。
このため、蒸気室に面したフレームの壁面にゴムライニ
ングを施した装置が開発されたが、鉄部が繰返し高温蒸
気に晒されるため早期に老化して使用に耐えなくなる。
ングを施した装置が開発されたが、鉄部が繰返し高温蒸
気に晒されるため早期に老化して使用に耐えなくなる。
本考案はこれらの欠点をなくするために、蒸気室に面す
るフレームの壁面に空気層を介して内面板を固着してな
る発泡成形機における金型内発泡ビーズの加熱装置を提
供するものである。
るフレームの壁面に空気層を介して内面板を固着してな
る発泡成形機における金型内発泡ビーズの加熱装置を提
供するものである。
本考案の実施例を図面によって説明すれば、１は固定フ
レーム、２は移動フレームであり、夫々内面に蒸気室３
及び４を形成すると共に該蒸気室３及び４を介して固定
フレーム１及び移動フレーム２にボールド５及び６によ
って金型７及び８を取付けである。
レーム、２は移動フレームであり、夫々内面に蒸気室３
及び４を形成すると共に該蒸気室３及び４を介して固定
フレーム１及び移動フレーム２にボールド５及び６によ
って金型７及び８を取付けである。
金型７，８の表面には多数の蒸気噴出孔９゜９・・・・
・・９を穿設しである。
・・９を穿設しである。
固定フレーム１及び移動フレーム２の蒸気室３及び４に
面した壁面には空気層１０を介してステンレス鋼等の耐
蝕性金属板よりなる内面板１１を固着しである。
面した壁面には空気層１０を介してステンレス鋼等の耐
蝕性金属板よりなる内面板１１を固着しである。
１２は固定フレーム１に設けた原料ビーズの充填用フィ
ラーである。
ラーである。
第２図乃至第５図は内面板１１を固着する各種の態様を
示すもので、第２図はディスタンスピース１３を介して
内面板１１を固着してディスタンスピース１３の厚さに
相当する厚さの空気層１０を形成したもの、第３図は内
部に空気層１０を封入して適宜形状のマット状に形成し
た内面板１１を固着したもの、第４図は石綿板等の通気
性材料１４を介して内面板１１を固着することにより該
通気性材料１４に空気層１０を内在させたもの、第５図
は接着剤層１５を介して内面板１１を貼着し、該接着剤
層１５の厚さに相当する空気層１０を形成したものであ
る。
示すもので、第２図はディスタンスピース１３を介して
内面板１１を固着してディスタンスピース１３の厚さに
相当する厚さの空気層１０を形成したもの、第３図は内
部に空気層１０を封入して適宜形状のマット状に形成し
た内面板１１を固着したもの、第４図は石綿板等の通気
性材料１４を介して内面板１１を固着することにより該
通気性材料１４に空気層１０を内在させたもの、第５図
は接着剤層１５を介して内面板１１を貼着し、該接着剤
層１５の厚さに相当する空気層１０を形成したものであ
る。
なお、空気層１０を形成する空気は正圧又は負圧何れを
使用してもよい。
使用してもよい。
上記のように構成し、公知のように固定フレーム１に対
して移動フレーム２を前進させて金型７．８を型締し、
フィラー１２を介して金型キャビティ内に原料ビーズを
充填したのち、適宜の蒸気送入口（図示せず）より蒸気
室３，４に蒸気を送入して鉄車３，４に蒸気を充満し、
噴出孔９を介して金型キャビティ内の原料ビーズに浸入
させて二次発泡させ、次いで蒸気を遮断して冷却水によ
って冷却して製品Ａを成形したのち型開きして製品Ａを
取出すものであるが、この際、フレーム１，２の蒸気室
３．４に面する壁面は高温の蒸気に晒されるので、従来
の装置においてはフレーム１，２の蒸気室３，４に面す
る壁面が金属製であるため鉄面を介して多量の熱エネル
ギーが壁面の昇温に消費されると共に外部にも放散する
。
して移動フレーム２を前進させて金型７．８を型締し、
フィラー１２を介して金型キャビティ内に原料ビーズを
充填したのち、適宜の蒸気送入口（図示せず）より蒸気
室３，４に蒸気を送入して鉄車３，４に蒸気を充満し、
噴出孔９を介して金型キャビティ内の原料ビーズに浸入
させて二次発泡させ、次いで蒸気を遮断して冷却水によ
って冷却して製品Ａを成形したのち型開きして製品Ａを
取出すものであるが、この際、フレーム１，２の蒸気室
３．４に面する壁面は高温の蒸気に晒されるので、従来
の装置においてはフレーム１，２の蒸気室３，４に面す
る壁面が金属製であるため鉄面を介して多量の熱エネル
ギーが壁面の昇温に消費されると共に外部にも放散する
。
しかるに本考案においては空気層１０によって熱を遮断
し、外部への放散を阻止すると共に壁面の昇温に消費さ
れる熱量をも少なくするものである。
し、外部への放散を阻止すると共に壁面の昇温に消費さ
れる熱量をも少なくするものである。
上述のように本考案は、フレーム１，２に設けた蒸気室
３，４を介して該フレーム１，２に成形用金型７．８を
取付け、該金型７，８に設けた蒸気噴出孔９より金型キ
ャビティ内に蒸気を噴出してキャビティ内の原料ビーズ
を加熱するようにした装置において、フレーム１，２の
蒸気室３洟に面した壁面に空気層１０を介して内面板１
１を固着してなる発泡成形機における発泡ビーズの加熱
装置に関するものであるから、空気層１０によって熱エ
ネルギーの放散を阻止して熱の消費量を節約し、又、内
面板１１にステンレス鋼等の耐蝕性金属板を使用するこ
とにより内面板１１の腐蝕を防止すると共に高温蒸気に
よる老化のおそれがなく極めて経済的である。
３，４を介して該フレーム１，２に成形用金型７．８を
取付け、該金型７，８に設けた蒸気噴出孔９より金型キ
ャビティ内に蒸気を噴出してキャビティ内の原料ビーズ
を加熱するようにした装置において、フレーム１，２の
蒸気室３洟に面した壁面に空気層１０を介して内面板１
１を固着してなる発泡成形機における発泡ビーズの加熱
装置に関するものであるから、空気層１０によって熱エ
ネルギーの放散を阻止して熱の消費量を節約し、又、内
面板１１にステンレス鋼等の耐蝕性金属板を使用するこ
とにより内面板１１の腐蝕を防止すると共に高温蒸気に
よる老化のおそれがなく極めて経済的である。
図面は本考案の実施例を示すもので、第１図は縦断側面
図、第２図乃至第５図は内面板の固着の態様を示す実施
例である。 １・・・・・・固定フレーム、２・・・・・・移動フレ
ーム、３゜４・・・・・・蒸気室、７，８・・・・・・
金型、９・・・・・・蒸気噴出孔、１０・・・・・・空
気層、１１・・・・・・内面板。
図、第２図乃至第５図は内面板の固着の態様を示す実施
例である。 １・・・・・・固定フレーム、２・・・・・・移動フレ
ーム、３゜４・・・・・・蒸気室、７，８・・・・・・
金型、９・・・・・・蒸気噴出孔、１０・・・・・・空
気層、１１・・・・・・内面板。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ■ フレーム１，２に設けた蒸気室３，４を介して該フ
レーム１，２に成形用金型７，８を取付け、該金型７．
８に設けた蒸気噴出孔９より金型キャビティ内に蒸気を
噴出してキャビティ内の発泡ビーズを加熱するようにし
た装置において、フレーム１，２の蒸気室３，４に面し
た壁面に空気層１０を介して内面板１１を固着してなる
発泡成形機における発泡ビーズの加熱装置。 ■ 内面板１１を耐蝕性金属板とした実用新案登録請求
の範囲第１項記載の発泡成形機における金型内発泡ビー
ズの加熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10702178U JPS5848111Y2 (ja) | 1978-08-02 | 1978-08-02 | 発泡成形機における金型内発泡ピ−ズの加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10702178U JPS5848111Y2 (ja) | 1978-08-02 | 1978-08-02 | 発泡成形機における金型内発泡ピ−ズの加熱装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5523772U JPS5523772U (ja) | 1980-02-15 |
| JPS5848111Y2 true JPS5848111Y2 (ja) | 1983-11-02 |
Family
ID=29050737
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10702178U Expired JPS5848111Y2 (ja) | 1978-08-02 | 1978-08-02 | 発泡成形機における金型内発泡ピ−ズの加熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5848111Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5815024U (ja) * | 1981-07-21 | 1983-01-29 | 株式会社ダイセン工業 | 合成樹脂の発泡成形機 |
| JP5930453B2 (ja) * | 2011-09-26 | 2016-06-08 | 積水化成品工業株式会社 | 金型装置 |
-
1978
- 1978-08-02 JP JP10702178U patent/JPS5848111Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5523772U (ja) | 1980-02-15 |
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