JP2002036277A - 発泡成形用金型 - Google Patents

発泡成形用金型

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JP2002036277A
JP2002036277A JP2000353060A JP2000353060A JP2002036277A JP 2002036277 A JP2002036277 A JP 2002036277A JP 2000353060 A JP2000353060 A JP 2000353060A JP 2000353060 A JP2000353060 A JP 2000353060A JP 2002036277 A JP2002036277 A JP 2002036277A
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nozzles
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Iwao Nohara
岩男 野原
Shigeki Yoshimura
茂樹 吉村
Kiyotaka Ida
清孝 井田
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OSAKA FIBRE INDUSTRY
Daisen Industry Co Ltd
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OSAKA FIBRE INDUSTRY
Daisen Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金型コストアップを抑え、原料ビーズの充填
むら防止し、かつ発泡、融着時の加熱むらを防止でき
る。 【解決手段】表側部材12と裏側部材13とを発泡成形
体を介して、または表側部材と発泡成形体を一体化して
なる発泡複合成形体の成形装置であって、その裏側部材
側の金型22には、原料ビーズを送入する充填器23を
配設するとともに、複数の用役ノズル3をそれぞれ配置
し、排気、加熱スチーム、加圧エアなどの用役供給装置
(図示せず)に接続されている。そして、発泡成形体4
の厚さEが10mm未満である部分の裏側部材13には
ノズル開口31a、・・が少なくとも100mmの間隔
Fをもって配設されていて、このノズル開口31a、・
・に相当する金型の外面に用役ノズル3が取り付けられ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアコンのドレン
パン部材や自動車用ダッシュボードなどのような、表皮
部材と裏側基材とを発泡部材を介して複合成形体に、ま
たは表側部材と発泡成形体を複合成形体に一体成形する
ための発泡成形装置に用いられる発泡成形用金型の新規
な構造に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明の出願人は、先に特願2000−
24123号として、前記目的の複合成形体の発泡成形
装置を提案している。この発泡成形装置について、図2
を用いて概説すると、表側部材12と裏側部材13とを
発泡成形体を介して一体化して成形するための発泡複合
成形体の成形装置であって、発泡成形体が成形されるキ
ャビティ11を形成する型閉め、型開き可能な1組の金
型の一方の金型を表側部材12を添付する金型21と
し、他方の金型を裏側部材を添付する金型22とし、そ
の裏側部材側の金型22には、発泡性樹脂からなる原料
ビーズを送入する充填器23を配設するとともに、複数
の用役ノズル3を、前記キャビティ11に開口させたノ
ズル開口31にそれぞれ配置している。
【0003】この事例では、用役ノズル3は、3a、3
b、3cの3本、3d、3e、3fの3本の計6本を示
している。そして、それらの用役ノズル3は、排気、加
熱スチーム、加圧エア、真空、冷却水またはドレンなど
1種以上の用役が供給可能な供給装置およびその制御装
置などを含む用役供給装置(図示せず)に接続されてい
る。この用役ノズル3を通じて、キャビティ11内にそ
れらの用役を供給して、キャビティ内に原料ビーズを充
填したり、充填した原料ビーズを加熱、溶着して一体化
させるなどの発泡成形操作が行われるのである。
【0004】ところが、従来の発泡成形体の場合、例え
ば、代表的な保冷用魚箱の場合のように、キャビティの
両側の金型に25〜50mmピッチに設けた多数のベン
トホールから用役を供給できる成形装置と異なり、この
成形装置では、これら用役ノズル3の配設の仕方につい
ては、ほとんど前例となる基準あるいは情報が存在して
いないという背景があった。
【0005】そして、本発明が対象とする表皮部材と裏
側基材とを発泡部材を介して複合成形体に一体成形する
ための発泡成形装置を実用化する研究において、完成成
形体の品質の維持とコストアップの抑制は重要な課題で
あり、前記用役ノズルの配置の仕方をどのようにするか
は、それらの課題に大きな影響があることが予想され
た。例えば、前記した用役ノズルを従来のベントホール
のようなピッチで配設することは、この用役ノズルがベ
ントホールのような簡単な金具でない点、および複雑な
取付工数の予想などの点から、この成形装置の実用化が
阻害されるような大幅なコストアップが予想された。ま
た、予備的な試験によれば、この用役ノズルの配置の仕
方が、得られる充填原料ビーズの充填むらや複合成形体
の密度むらの程度に大きく関与する重要な要因であるこ
とが分かってきた。
【0006】以上の説明は、図2に示すような表側部材
12と裏側部材13とを発泡成形体を介して一体化して
成形する3層構造の事例のものであるが、図2において
裏側部材13を省いた形態、すなわち、図4に示すよう
な表側部材12と発泡成形体を一体化して成形する2層
構造の事例についても全く同様な問題が指摘されるので
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解決するためになされたものであり、表皮部材と裏
側基材とを発泡部材を介して複合成形体に、または表側
部材と発泡成形体を複合成形体に一体成形するに際し
て、用役ノズルを最適に配設して、金型のコストアップ
を抑制するとともに、原料ビーズの充填むらを防止し、
かつ発泡、融着時の加熱むらを防止できる発泡成形用金
型を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の問題は、開閉自在
な金型内において表側部材と裏側部材とを発泡成形体を
介して複合成形体に、または表側部材と発泡成形体とを
複合成形体に一体成形するための発泡成形用金型であっ
て、排気、加熱スチーム、加圧エア、真空、冷却水また
はドレンなど1種以上の用役が供給可能な複数本の用役
ノズルを、前記発泡成形体の厚さが10mm未満である
部分の金型の外面に少なくとも100mmの間隔をもっ
て配設したことを特徴とする本発明の発泡成形用金型に
よって解決することができる。そして、この本発明は、
前記構成に加えて、前記発泡成形体の厚さが10mm以
上の部分の金型の外面に少なくとも150mmの間隔を
もって配設した形態に好ましく具体化することができ
る。
【0009】さらに、本発明は、前記金型の合わせ目か
ら最短距離に沿って配設される用役ノズルのうち、前記
発泡成形体の厚さが10mm未満である部分の金型の外
面に配設される用役ノズルを少なくとも100mmの相
互間隔をもって、かつ発泡成形体の先端部から30mm
以内の位置に配設した形態の前記発泡成形用金型として
具体化でき、さらに、好ましくは、前記金型の合わせ目
から最短距離に沿って配設される用役ノズルのうち、前
記発泡成形体の厚さが10mm以上である部分の金型の
外面に配設される用役ノズルを発泡成形体の先端部から
50mm以内の位置に配設した形態の前記発泡成形用金
型として具体化できる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の発泡成形用金型に
係る実施形態について、図1、2を参照しながら説明す
る。先ず、本発明は、図2に例示する発泡成形装置を前
提としている。すなわち、表側部材12と裏側部材13
とを発泡成形体を介して一体化してなる発泡複合成形体
を得るための成形金型であって、発泡成形体が成形され
るキャビティ11を形成する型閉め、型開き可能な1組
の金型の一方の金型を表側部材12を添付する金型21
とし、他方の金型を裏側部材を添付する金型22とし、
その裏側部材側の金型22には、発泡性樹脂からなる原
料ビーズを送入する充填器23を配設するとともに、複
数の用役ノズル3を、前記キャビティ11に開口させた
ノズル開口31にそれぞれ配置している点は、既に述べ
た通りである。そして、用役ノズル3は、排気、加熱ス
チーム、加圧エア、真空、冷却水またはドレンなど1種
以上の用役が供給可能な供給装置およびその制御装置な
どを含む用役供給装置(図示せず)に接続されている。
【0011】そして、本発明の特徴とするところは、前
記用役ノズル3を、前記発泡成形体の厚さが10mm未
満である部分の金型の外面に少なくとも100mmの間
隔をもって配設したところにある。このことを図1によ
って示すと、発泡成形体4の厚さEが10mm未満であ
る部分の裏側部材13にはノズル開口31a、・・が少
なくとも100mmの間隔Fをもって配設されていて、
このノズル開口31a、・・に相当する金型の外面に用
役ノズル3が取り付けられる。従って、用役ノズル3
は、少なくとも100mmの間隔Fをもって配設される
ことになる。なお、以下の説明において、用役ノズルの
取付位置は、ノズル開口31aまたは31bに一致して
いるものとして説明する。
【0012】そして、本発明は、前記構成に加えて、前
記発泡成形体の厚さEが10mm以上の部分について
は、当該部分の金型の外面に少なくとも150mmの間
隔Fをもって、用役ノズル3を配設した形態に好ましく
具体化することができる。
【0013】さらに、本発明では、前記金型21、22
の合わせ目から最短距離に沿って配設される用役ノズ
ル、すなわち図1においてノズル開口31b、・・に配
置される用役ノズルついては、前記したノズル開口31
a、・・の用役ノズルとは異なる次の基準で配設するの
が特に好ましい。すなわち、図1に示すように、前記発
泡成形体4の厚さAが10mm未満である部分の金型の
外面に配設される用役ノズルは、少なくとも100mm
の相互間隔Dをもって配設するとともに、発泡成形体4
の先端部41からの距離Cが30mm以内の位置に配設
したノズル開口31b、・・の位置に配置する形態に具
体化できる。
【0014】また、前記金型の合わせ目に沿って配設さ
れる用役ノズルのうち、前記発泡成形体4の厚さAが1
0mm以上である部分については、その相互の間隔Dを
少なくとも100mmとしたノズル開口31b、・・
を、発泡成形体4の先端部41からの距離Cが50mm
以内の位置に配設するよう先の場合より広げることが可
能となる。
【0015】以上の通り、本発明では、従来のベントホ
ールの場合に比較して、その間隔を2〜4倍とすること
ができ、かつ開閉式金型の一方に配置することになるの
で、複雑な用役ノズルを採用しても金型のトータルコス
トを十分抑制することが可能となった。また、用役ノズ
ル3には、排気、加熱スチーム、加圧エア、真空、冷却
水またはドレンなど用役を個別に制御しつつ供給が可能
となるので、原料ビーズの充填操作や加熱、融着操作に
おいて均一な用役供給も可能となり、得られる複合成形
体の品質むらも解消できる利点が得られるのである。
【0016】なお、本発明における用役ノズル3は、次
に述べるように各々の用役供給装置(図示せず)に接続
されるのが好ましい。すなわち、それらの用役ノズル3
は個々単独に、または複数個を一括したグループ単位
に、個別に制御される用役供給装置に接続されている。
ここで利用される用役供給装置としては、排気、加熱ス
チーム、加圧エア、真空、冷却水またはドレンなど1種
以上の用役が供給可能な供給装置およびその制御装置な
どを含むものである。
【0017】このように接続された用役ノズル3におい
ては、隣接する用役ノズル3の間で同時に別個の操作を
行うことが可能となる。このように、各用役ノズルを個
別に操作すれば、キャビティ内の用役の供給が特定のパ
ターンに偏る点を防止して、キャビティ内に均質に供給
できるから、原料ビーズの充填むらの防止や、発泡、融
着時の加熱むらの防止に特に効果的である。
【0018】この点を、キャビティ11内に充填された
原料ビーズを加熱、溶着するため加熱スチームを供給す
る加熱操作について補足すると、加熱操作は、例えば隣
り合う一方の用役ノズル3aから加熱スチームを供給し
ながら他方に用役ノズル3bから吸引排気して行われ、
かくして加熱スチームの流通を促進させる。また所定時
間後に加熱スチームを供給していた用役ノズル3aを吸
引排気に切替え、吸引排気していた用役ノズル3bを加
熱スチームの供給に切替えて加熱するように、加熱操作
の切替えを繰り返すことができる。このように操作する
ことによって、加熱スチームの流れが一定方向に固定さ
れないので、加熱温度むらを解消させることができるの
である。
【0019】次に、本発明の発泡成形用金型に係る他の
実施形態について、図3、4を参照しながら説明する。
この実施形態は、図1、2に例示する表側部材12と裏
側部材13とを発泡成形体4を介して一体化してなる3
層構造の発泡複合成形体に換えて、図3、4に示す表側
部材12と発泡成形体4を一体化してなる2層構造の発
泡複合成形体を得るための成形用金型であって、発泡成
形体が成形されるキャビティ11を形成する型閉め、型
開き可能な1組の金型の一方の金型を表側部材12を添
付する金型21とし、他方の金型を金型22とし、その
金型22には、発泡性樹脂からなる原料ビーズを送入す
る充填器23を配設するとともに、複数の用役ノズル3
を、前記キャビティ11に開口させたノズル開口31に
それぞれ配置している点は、先の実施形態に述べた通り
である。そして、用役ノズル3は、排気、加熱スチー
ム、加圧エア、真空、冷却水またはドレンなど1種以上
の用役が供給可能な供給装置およびその制御装置などを
含む用役供給装置(図示せず)に接続されている点など
も同様である。
【0020】そして、この実施形態の特徴は、前記用役
ノズル3を、前記発泡成形体の厚さが10mm未満であ
る部分の金型の外面に少なくとも100mmの間隔をも
って配設した点にある。すなわち図3によって示すと、
発泡成形体4の厚さEが10mm未満である部分の金型
22にはノズル開口31a、・・が少なくとも100m
mの間隔Fをもって配設されていて、このノズル開口3
1a、・・に用役ノズル3が取り付けられる。従って、
用役ノズル3は、少なくとも100mmの間隔Fをもっ
て配設されることになる。なお、以下の説明において、
用役ノズルの取付位置は、ノズル開口31aまたは31
bに一致しているものとして説明する。
【0021】そして、この実施形態では、前記構成に加
えて、前記発泡成形体の厚さEが10mm以上の部分に
ついては、当該部分の金型22の外面に少なくとも15
0mmの間隔Fをもって、用役ノズル3を配設した形態
に好ましく具体化することができる。
【0022】さらに、本発明では、前記金型21、22
の合わせ目から最短距離に沿って配設される用役ノズ
ル、すなわち図1においてノズル開口31b、・・に配
置される用役ノズルついては、前記したノズル開口31
a、・・の用役ノズルとは異なる次の基準で配設するの
が特に好ましい。すなわち、図3に示すように、前記発
泡成形体4の厚さAが10mm未満である部分の金型の
外面に配設される用役ノズルは、少なくとも100mm
の相互間隔Dをもって配設するとともに、発泡成形体4
の先端部41からの距離Cが30mm以内の位置に配設
したノズル開口31b、・・の位置に配置する形態に具
体化できる。
【0023】また、前記金型の合わせ目に沿って配設さ
れる用役ノズルのうち、前記発泡成形体4の厚さAが1
0mm以上である部分については、その相互の間隔Dを
少なくとも100mmとしたノズル開口31b、・・
を、発泡成形体4の先端部41からの距離Cが50mm
以内の位置に配設するよう先の場合より広げることが可
能となる。
【0024】以上の通り、この実施形態では、先の実施
形態に同じく、従来のベントホールの場合に比較して、
その間隔を2〜4倍とすることができ、かつ開閉式金型
の一方に配置することになるので、複雑な用役ノズルを
採用しても金型のトータルコストを十分抑制することが
可能となった。また、用役ノズル3には、排気、加熱ス
チーム、加圧エア、真空、冷却水またはドレンなど用役
を個別に制御しつつ供給が可能となるので、原料ビーズ
の充填操作や加熱、融着操作において均一な用役供給も
可能となり、得られる複合成形体の品質むらも解消でき
る利点が得られるのである。
【0025】なお、それらの用役ノズル3は個々単独
に、または複数個を一括したグループ単位に、個別に制
御される用役供給装置に接続されている。ここで利用さ
れる用役供給装置としては、排気、加熱スチーム、加圧
エア、真空、冷却水またはドレンなど1種以上の用役が
供給可能な供給装置およびその制御装置などを含むもの
である。
【0026】このように接続さてた用役ノズル3におい
ては、隣接する用役ノズル3の間で同時に別個の操作を
行うことが可能となる。このように、各用役ノズルを個
別に操作すれば、キャビティ内の用役の供給が特定のパ
ターンに偏る点を防止して、キャビティ内に均質に供給
できるから、原料ビーズの充填むらの防止や、発泡、融
着時の加熱むらの防止に特に効果的である点も先に説明
した実施形態の場合と全く同様である。
【0027】また、この実施形態の金型は、表側部材1
2、裏側部材13、発泡成形体4の3層構造ではなく、
金型22に接触する裏側部材13を欠き、発泡成形体4
が直接接触することになるので、成形操作中に金型22
の温度の影響を受け易い。そこで、金型22にはスチー
ムや冷水を熱媒体とする温度制御手段を具備させるのが
好ましい。この温度制御手段としては、図4に示すよう
に金型22の内部にスチームや冷水の熱媒体の流通通路
24を適宜な間隔に配設したり、または金型22の裏面
に沿ってそれら熱媒体の流通チャンバ(図示せず)を添
設して、金型22を加熱冷却できるようにすれば、発泡
成形を一層効果的に行うことができる利点が得られる。
【0028】
【発明の効果】本発明の発泡成形用金型は、以上に説明
したように構成されているので、表皮部材と裏側基材と
を発泡部材を介して複合成形体に、または表側部材と発
泡成形体を複合成形体に一体成形するに際して、排気、
加熱スチーム、加圧エアなどの各種用役を均一にかつ迅
速に供給することが可能となり、その結果原料ビーズの
充填むらを防止し、かつ発泡、融着時の加熱むらを防止
できるうえ、複雑な用役ノズルを採用しても金型装置全
体のコストアップも抑制できるという優れた効果があ
る。よって本発明は従来の問題点を解消した発泡成形用
金型として、その工業的価値は極めて大なるものがあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の用役ノズルの配置関係を説明するため
の部分斜視図。
【図2】本発明の発泡成形用金型の要部断面図。
【図3】本発明の他の実施形態を説明するための部分斜
視図。
【図4】本発明の他の発泡成形用金型の要部断面図。
【符号の説明】
3 用役ノズル 4 発泡成形体 11 キャビティ 12 表側部材 13 裏側部材 21、22 金型 23 充填器 31、31a、31b ノズル開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井田 清孝 岐阜県中津川市駒場町2番25号 株式会社 ダイセン工業内 Fターム(参考) 4F212 AG03 AG20 AH17 UA01 UB01 UB13 UL06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開閉自在な金型内において表側部材と裏側
    部材とを発泡成形体を介して複合成形体に、または表側
    部材と発泡成形体を複合成形体に一体成形するための発
    泡成形用金型であって、排気、加熱スチーム、加圧エ
    ア、真空、冷却水またはドレンなど1種以上の用役が供
    給可能な複数本の用役ノズルを、前記発泡成形体の厚さ
    が10mm未満である部分の金型の外面に少なくとも1
    00mmの間隔をもって配設したことを特徴とする発泡
    成形用金型。
  2. 【請求項2】前記発泡成形体の厚さが10mm以上の部
    分の金型の外面に少なくとも150mmの間隔をもって
    配設した請求項1に記載の発泡成形用金型。
  3. 【請求項3】前記金型の合わせ目から最短距離に沿って
    配設される用役ノズルのうち、前記発泡成形体の厚さが
    10mm未満である部分の金型の外面に配設される用役
    ノズルを少なくとも100mmの相互間隔をもって、か
    つ発泡成形体の先端部から30mm以内の位置に配設し
    た請求項1または2に記載の発泡成形用金型。
  4. 【請求項4】前記金型の合わせ目から最短距離に沿って
    配設される用役ノズルのうち、前記発泡成形体の厚さが
    10mm以上である部分の金型の外面に配設される用役
    ノズルを少なくとも100mmの相互間隔をもって、か
    つ発泡成形体の先端部から50mm以内の位置に配設し
    た請求項1または2に記載の発泡成形用金型。
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