JPH05329844A - 金 型 - Google Patents

金 型

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Publication number
JPH05329844A
JPH05329844A JP16172092A JP16172092A JPH05329844A JP H05329844 A JPH05329844 A JP H05329844A JP 16172092 A JP16172092 A JP 16172092A JP 16172092 A JP16172092 A JP 16172092A JP H05329844 A JPH05329844 A JP H05329844A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
cooling
cooling medium
master
molded product
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP16172092A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Kuroda
英夫 黒田
Masahisa Terao
正久 寺尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP16172092A priority Critical patent/JPH05329844A/ja
Publication of JPH05329844A publication Critical patent/JPH05329844A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C33/00Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
    • B29C33/02Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor with incorporated heating or cooling means
    • B29C33/04Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor with incorporated heating or cooling means using liquids, gas or steam

Abstract

(57)【要約】 【目的】 成形品全面にわたって急速に冷却することが
でき、成形品の金型内冷却時間を大幅に短縮することが
できる金型の提供。 【構成】 電鋳加工により製作したキャビティ部材2の
裏面に、冷却媒体通路に相当する複数のマスター棒材3
を敷設して再度電鋳加工を行って冷却部材4を形成し、
その後同マスター棒材3を溶解、排出させて同排出部分
が冷却媒体通路となるように構成したことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は射出成形その他各種成形
に用いられる金型において、冷却性能を大幅に向上させ
た金型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来射出成形その他各種成形において、
金型内に充填された成形品を冷却するために金型に冷却
媒体通路を設け、冷却水などを冷却通路に流す方法が採
用されている。その冷却性能を改善するため、本出願人
は先に特願平2−203389号を出願した。この発明
は金型成形品キャビティ壁に多条の冷却媒体通路を接合
加工により設けることを基本としているが、3次元形状
の成形品に対しては同出願の構造の金型では実現しにく
かった。3次元形状の成形品に対しては、電鋳加工を用
いると金型製作が容易になることが考えられる。電鋳加
工による金型製作は、例えば米国特許第3723585
号明細書に示す如く、マスター型に電気メッキし、その
皮膜をキャビティ部材とするものである。従来の電鋳加
工による金型製作で冷却媒体通路を多条に設けた構造の
ものを図4に示す。図4ではマスター型1の上に、電鋳
加工でキャビティ部材2を形成し、キャビティ部材2の
裏側に複数の冷却管30を敷設し、その上から溶射加工
により裏金50を裏打ちしていた。そして冷却管30の
内部31が成形時の冷却媒体通路である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの図4に示す
従来技術の金型では、冷却管30の管壁厚さを有するこ
とと、裏金50の溶射加工に必要な被溶射部スペースの
制約とから、冷却媒体通路31を多数間隔を詰めて形成
することが困難であり、また冷却管30とその周囲のキ
ャビティ部材2や裏金50との接着が不十分で、隙間が
できてしまう問題があった。以上のように図4の従来技
術では、電鋳加工による金型で冷却媒体通路を多数設け
ようとした場合、冷却媒体通路を多数間隔を詰めて形成
することが困難なため、成形品を均一に急速に冷却する
ことができず、また冷却管の周囲に隙間が生じるため、
この隙間により熱伝達率が低下して冷却効率が悪いとい
う問題があった。本発明は前記従来の問題を解決し、3
次元形状の成形品に対して金型キャビティの近傍に、熱
伝達の良い多数の冷却媒体通路を形成し、これにより冷
却性能の良い金型を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、電鋳
加工により製作したキャビティ部材の裏面に、冷却媒体
通路に相当する複数のマスター棒材を敷設して再度電鋳
加工を行い、その後同マスター棒材を溶解、排出させて
同排出部分が冷却媒体通路となるようにしてなるもの
で、これを課題解決のための手段とするものである。
【0005】
【作用】冷却媒体通路に相当する複数のマスター棒材は
電鋳加工後に溶解されるので、マスター棒材の部分がす
べて冷却媒体通路になることにより、冷却媒体通路を多
数間隔を詰めて形成することができ、かつ冷却媒体通路
の壁面がそのままキャビティ部材などになるため、熱伝
達率が低下することなく効率良く成形品を冷却すること
ができる。
【0006】
【実施例】以下本発明を図面の実施例について説明する
と、図1〜図3に本発明の実施例を示す。図1は本発明
の1実施例を示す金型の断面図で、1はマスター型、2
はキャビティ部材、3はマスター棒材、4は冷却部材、
5は裏金である。図2はマスター棒材の敷設状況を示す
斜視図、図3は本金型の製作工程フロー図である。図1
〜図3により本発明の実施例に係る金型を製作するに
は、先ず成形品と同一形状を有するマスター型1を製作
し、次にマスター型1の上にキャビティ部材2を電鋳で
形成し、さらにキャビティ部材2の裏面を切削加工して
冷却媒体通路に相当する多数のマスター棒材3を位置決
めして敷設できるようにする。マスター棒材3はアルミ
系合金、或いはセラミック凝固物に金属コートされた物
などで、電鋳後に化学的その他の方法で溶解できるもの
を使用する。なお、これらの溶解可能な材質は公知であ
り、またマスター棒材3のキャビティ部材2への固定は
接着剤やろう付けなどにより行なう。
【0007】またマスター棒材3は図1〜図2に示すよ
うに、キャビティ部材2の全面に、同部材2の形状に沿
って多数間隔を詰めて敷設する。またマスター棒材3の
敷設後、冷却部材4を再度電鋳により形成し、次に裏金
5を溶射により形成する。裏金5は、キャビティ型部分
(2,4,5で構成)の肉を増やして金型本体(成形機
への取付け部分を持ついわゆる金型ベース)への組み込
み加工を容易にし、かつ強度を増加させるものである。
また裏金5が形成された後、マスター型1を離型させ、
さらにマスター棒材3を溶解、排出させる。マスター棒
材3が溶解、排出した跡は成形時の冷却媒体通路とな
る。マスター棒材3はすべて溶解、排出させるので、冷
却媒体通路をキャビティ部材2面近傍に多数間隔を詰め
て形成することができ、かつ冷却媒体通路の壁面はその
ままキャビティ部材2及び冷却部材4になり、冷却媒体
とキャビティ部材2及び冷却部材4の間に何ら他の構造
物が介在しないため、熱伝達率が低下することなく効率
良く成形品全面を冷却することができる。なお、以上示
した本発明の実施例は、図示の如く3次元形状のマスタ
ー型に対して容易に実施できる。
【0008】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く本発明によれ
ば、3次元形状までの成形品に対して、成形品を冷却す
るための冷却媒体通路を金型キャビティ近傍に多数間隔
を詰めて設置でき、かつ冷却媒体通路の壁面がそのまま
キャビティ部材及び冷却部材となるので、成形品全面に
わたって急速に冷却することができ、成形品の金型内冷
却時間を大幅に短縮することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す金型の断面図である。
【図2】冷却媒体通路に相当するマスター棒材の敷設状
況を示す図1の斜視図である。
【図3】本発明における金型の製作工程フロー図であ
る。
【図4】従来の冷却媒体通路を形成した金型の断面図で
ある。
【符号の説明】
1 マスター型 2 キャビティ部材 3 マスター棒材 4 冷却部材 5 裏金

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電鋳加工により製作したキャビティ部材
    の裏面に、冷却媒体通路に相当する複数のマスター棒材
    を敷設して再度電鋳加工を行い、その後同マスター棒材
    を溶解、排出させて同排出部分が冷却媒体通路となるよ
    うに構成したことを特徴とする金型。
JP16172092A 1992-05-29 1992-05-29 金 型 Withdrawn JPH05329844A (ja)

Priority Applications (1)

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JP16172092A JPH05329844A (ja) 1992-05-29 1992-05-29 金 型

Applications Claiming Priority (1)

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JP16172092A JPH05329844A (ja) 1992-05-29 1992-05-29 金 型

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Effective date: 19990803