JPH0771104A - 浴室の壁面構造 - Google Patents

浴室の壁面構造

Info

Publication number
JPH0771104A
JPH0771104A JP5243808A JP24380893A JPH0771104A JP H0771104 A JPH0771104 A JP H0771104A JP 5243808 A JP5243808 A JP 5243808A JP 24380893 A JP24380893 A JP 24380893A JP H0771104 A JPH0771104 A JP H0771104A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
butyl rubber
panel
bathroom
wall
stuck
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5243808A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Tanigawa
▲琢▼洋 谷川
Katsumi Iwai
克巳 岩井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
Priority to JP5243808A priority Critical patent/JPH0771104A/ja
Publication of JPH0771104A publication Critical patent/JPH0771104A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Residential Or Office Buildings (AREA)
  • Finishing Walls (AREA)
  • Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 浴室内スペースが減縮されることがなく、耐
水性に優れ、かつ、施工性に優れた浴室とする。 【構成】 木造、コンクリート、ブロック等の壁躯体の
浴室の室内側に形成される壁面において、前記壁躯体1
1の室内10側には石綿セメント板あるいは硅酸カルシ
ウム板からなる基板21とブチルゴムシート22とを一
体に貼着成形したブチルゴム複合板20を止着してタイ
ル仕上げする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、浴室の壁体の室内側
に形成され、タイルを貼着する浴室の壁面構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の浴室壁面構造としては、
図4に示すように木造の壁体においては、その縦柱1間
に上下方向に所定の間隔で木ずり(小幅木)2が取付け
られ、その内側に防水シート3とラス4とが貼着され、
さらに、その内側に下地モルタル5が所定の厚さで塗着
されて、内壁の壁厚t1 に形成され、さらに室内側には
タイルTが貼着されている。また、他の木造壁体におい
ては図5に示すように、縦柱1間に例えば所定の厚さに
形成されたラスカットボード(合板7に防水モルタル8
を貼着したボード)6を釘等により止着して所定の厚さ
で下地モルタル5が塗着されて、内壁の壁厚さt2 に形
成され、室内側にはタイルが貼着される。また、図6は
コンクリート壁躯体9に所定の厚さt3 で下地モルタル
5を塗着して室内側にタイルが貼着される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た木ずり2およびラスカットボード6の場合には壁材を
複数層にして取付けるので極めて手数を要するととも
に、複数層によりその壁厚t1,t2に形成され、浴室
内側に張出されて浴室内寸法が減縮される問題点があ
り、また、コンクリート壁躯体9の場合、下地モルタル
5に亀裂等を生じてタイルが脱落する等の問題点があっ
た。
【0004】本発明は、上記従来の問題点を解決すべく
なされたもので、浴室内スペースが減縮されることがな
く、耐水性に優れ、かつ、施工性に優れた浴室の壁面構
造を提供することを技術課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記技術課題
を解決するため、木造、コンクリート、ブロック等の壁
躯体の浴室の室内側に形成される壁面において、前記壁
躯体の室内側には石綿セメント板あるいは硅酸カルシウ
ム板からなる基板とブチルゴムシートとを一体に貼着成
形したブチルゴム複合板を止着してタイル仕上げする構
成とした浴室の壁面構造である。
【0006】
【作用】上記構成としたことにより、隣接相互のブチル
ゴム複合板のブチルゴムシートの端面相互は粘着接合さ
れて水密性を確保することができ、下地モルタルを排除
することができて内装壁厚を減縮することが可能となっ
て、浴室スペースを大きく確保することができる。
【0007】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面にしたがって
説明すると、図1は木造壁体11の浴室10の場合を示
すもので、コンクリートブロック13により所定の高さ
の腰壁12が所定の高さに形成されるとともに、浴室1
0内の床部14には浴槽15が埋設状に設置され、ま
た、コンクリートブロック13により形成された腰壁1
2の上部に沿って枕木16が取付けられ、その上部には
所定の間隔で縦柱17が立設されて、同縦柱17を主体
とする木造壁体11が形成されている。このように形成
された浴室10の木造壁体11の内部にはブチルゴム複
合板20による内装材が取付けられている。
【0008】この内装材であるブチルゴム複合板20は
図2に示すように所定の板厚、例えば3mm程度の石綿セ
メント板あるいは硅酸カルシウム板からなる基板21の
一方の面に耐水性、耐熱性、耐老化性、粘着性を有する
所定の厚さ、例えば2mm程度のブチルゴムシート22が
貼着されて複合形成されている。このように形成された
ブチルゴム複合板20はブチルゴムシート22自体乾式
のものであることから、現場において切断することがで
き、ブチルゴムシート22側を壁体11側として取付ビ
ス23により止着するとともに、隣接するブチルゴム複
合板20はその端面を突き合わせ状にしてブチルゴムシ
ート22の端面を密着状にして順次取付けられ、石綿セ
メント板あるいは硅酸カルシウム板からなる基板21の
内側面には従来と同様にタイルTが接着されて内装仕上
げがなされている。
【0009】このように本実施例においては、木造壁体
11の浴室10の室内側に形成される壁面において、木
造壁体11の室内側には石綿セメント板あるいは硅酸カ
ルシウム板からなる基板21とブチルゴムシート22と
を一体に貼着成形したブチルゴム複合板20を止着して
タイルTを接着して内装仕上げする構成としたものであ
る。
【0010】したがって、このブチルゴム複合板20は
それ自体乾式であることから現場においてその浴室10
の内壁形状に応じた寸法・形状に容易に切断加工するこ
とができて切断屑により浴室内が汚損することを著減す
ることができる。また、ブチルゴムシート22自体は粘
着性を有することから、隣接する相互の接合部はブチル
ゴム複合板20の端面を突合せ状にすることで相互のブ
チルゴムシート22は粘着接合されて水密性を確保する
ことができるとともに、このブチルゴムシート22は耐
水性を有することから、石綿セメント板あるいは硅酸カ
ルシウム板からなる基板21の反り、割れを防止するこ
とができ、タイルTの脱落の素因を排除することができ
る。また、石綿セメント板あるいは硅酸カルシウム板か
らなる基板21に直接タイルTを取付けることができる
ので、従来のタイルTを取付けるための下地モルタル5
の塗着が不要となり、その分浴室10側への張出し寸法
を減縮することができて浴室内のスペースを大きく確保
することができる。
【0011】次に、図3はコンクリート壁体25の浴室
10の内装材仕上げを示すもので、この場合においても
ブチルゴム複合板20により内装仕上げをすることがで
きるもので、このコンクリート壁体25の場合にはブチ
ルゴムシート22側に不織布26を貼着するとともに、
同不織布26側に図示のように接着剤27を点着塗布す
るもので、この場合においても上記実施例と同等の作用
効果を奏するものである。
【0012】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成したもので
あるから、ブチルゴム複合板はそれ自体乾式であること
から現場においてその浴室の内壁形状に応じた寸法・形
状に容易に切断加工することができて切断屑により浴室
内が汚損することを著減することができる。また、ブチ
ルゴムシート自体は粘着性を有することから、隣接する
相互の接合部はブチルゴム複合板の端面を突合せ状にす
ることで相互のブチルゴムシートは粘着接合されて水密
性を確保することができるとともに、このブチルゴムシ
ートは耐水性を有することから、石綿セメント板あるい
は硅酸カルシウム板からなる基板の反り、割れを防止す
ることができ、タイルの脱落の素因を排除することがで
きる。また、石綿セメント板あるいは硅酸カルシウム板
からなる基板に直接タイルを取付けることができるの
で、従来のタイルを取付けるための下地モルタル等の塗
着が不要となり、その分、浴室側への張出し寸法を減縮
することができて浴室内のスペースを大きく確保するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】木造壁体の浴室の縦断面図である。
【図2】ブチルゴム複合板の斜視図である。
【図3】コンクリート壁体の浴室の縦断面図である。
【図4】従来の木造壁体の浴室の内装仕上げの縦断面図
である。
【図5】従来の木造壁体の浴室の他の内装仕上げの縦断
面図である。
【図6】従来のコンクリート壁体の浴室の内装仕上げの
縦断面図である。
【符号の説明】
10 浴室 11 木造壁体 20 ブチルゴム複合板 21 石綿セメント板あるいは硅酸カルシウム板からな
る基板 22 ブチルゴム 25 コンクリート壁体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 木造、コンクリート、ブロック等の壁躯
    体の浴室の室内側に形成される壁面において、前記壁躯
    体の室内側には石綿セメント板あるいは硅酸カルシウム
    板からなる基板とブチルゴムシートとを一体に貼着成形
    したブチルゴム複合板を止着してタイル仕上げする構成
    とした浴室の壁面構造。
JP5243808A 1993-09-03 1993-09-03 浴室の壁面構造 Pending JPH0771104A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5243808A JPH0771104A (ja) 1993-09-03 1993-09-03 浴室の壁面構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5243808A JPH0771104A (ja) 1993-09-03 1993-09-03 浴室の壁面構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0771104A true JPH0771104A (ja) 1995-03-14

Family

ID=17109247

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5243808A Pending JPH0771104A (ja) 1993-09-03 1993-09-03 浴室の壁面構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0771104A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005248419A (ja) * 2004-02-02 2005-09-15 Inax Corp 浴室と室外の間仕切り構造
JP2010031125A (ja) * 2008-07-28 2010-02-12 Sumitomo Chemical Co Ltd 膜形成用前駆体溶液

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005248419A (ja) * 2004-02-02 2005-09-15 Inax Corp 浴室と室外の間仕切り構造
JP2010031125A (ja) * 2008-07-28 2010-02-12 Sumitomo Chemical Co Ltd 膜形成用前駆体溶液

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6247286B1 (en) Modular structural element
JPH083232B2 (ja) 改良されたセメント質建築用パネル
JP4535382B2 (ja) 有孔板継目部の補強構造
JPH0771104A (ja) 浴室の壁面構造
JPH035464B2 (ja)
JPH10331385A (ja) 化粧板の施工方法及び化粧板を含む構造
KR200263064Y1 (ko) 욕실의 벽면 구조체
JPS6141896Y2 (ja)
EP3978700B1 (en) Prefabricated finishing assembly panel and closed room trim prefabrication panel system
CN212026982U (zh) 一种地台大理石基层安装节点结构
JP2000160732A (ja) 壁仕上用下地構造
JPH06173356A (ja) 横目地用防水材
CN213014792U (zh) 一种复合保温板房屋勒脚处连接结构
JPS6350331Y2 (ja)
JPH04297654A (ja) パネル状床材
JPH0545696Y2 (ja)
JP4167375B2 (ja) 外壁の目地構造及び外壁目地施工方法
JP2003097027A (ja) フローリング材と該フローリング材を使用した床の施工法
KR19990012102U (ko) 주택건물의 실내바닥 공사용 조인트 필러 테이프
JPH10159314A (ja) 家屋等の床構造
JPH09158348A (ja) 住宅外壁部の断熱材取付構造とその取付方法
DE2451143A1 (de) Verfahren zur auskleidung von feuchtraeumen zum zwecke der rauminnenseitigen waermedaemmung mit rauminnenseitiger dampfsperre mittels grossflaechigen, mehrschichtigen montageelementen
JPH041238Y2 (ja)
JP2525284Y2 (ja) 建築用セラミックパネル
JPH0415876Y2 (ja)