JPH041238Y2 - - Google Patents

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JPH041238Y2
JPH041238Y2 JP1985202258U JP20225885U JPH041238Y2 JP H041238 Y2 JPH041238 Y2 JP H041238Y2 JP 1985202258 U JP1985202258 U JP 1985202258U JP 20225885 U JP20225885 U JP 20225885U JP H041238 Y2 JPH041238 Y2 JP H041238Y2
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JP
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tiles
tile
unit
joints
nailing
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JP1985202258U
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JPS62108435U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の目的及び産業上の利用分野) 本考案は壁タイルなどの集合体であるユニツト
タイルに関するものであり、とくに乾式施工方法
に適した釘止めユニツトタイルに関するものであ
る。
(従来技術と問題点) ユニツトタイルには、クラフト紙や織布、不織
布を連結材料としてユニツトタイルの表面や裏面
に用いたものがある。しかしこれらのユニツトタ
イルはすべてセメントモルタルや有機質接着剤を
使つて施工することを前提としたものであつた。
他方接着剤を使用しない釘止めタイルとして
は、合板や石綿板にタイルを張り付けたタイルパ
ネルなどがあるが、重量が重くなつたり、切断加
工が難であるという欠点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、弾性をもつた合成樹脂の目地によつ
て連結された目地付きユニツトタイルの裏面にお
いて、4枚のタイルのコーナーが集まる部分を含
む、2枚のタイル辺が隣接する目地部分に、目地
幅より広い釘打ち用の裏打ち材料を、隣接する双
方のタイル裏面に接着して裏打ちしたことを特徴
とする釘止めユニツトタイルである。ユニツトタ
イルの裏打ち材料を合板などの木質材料とした
り、シリコン樹脂、ウレタン樹脂、合成ゴム、プ
ラスチツクなどの合成樹脂材料とすることによ
り、目地付きユニツトタイルの裏面に裏打ちのあ
る目地部分に釘を打ち込んでユニツトタイルを固
定することができる。
(実施例) 大きさが97mm×97mmで厚さ5mmである9枚の陶
器質のタイル1を、幅3mmのシリコン樹脂の弾性
目地2によつて連結して、幅3mmの外周弾性目地
3を有する目地付きユニツトタイルを作成し、裏
面の4枚のタイルのコーナーが集まる部分に、4
枚のタイルの部分を覆う大きさの合板片から成る
裏打ち材料4をエポキシ樹脂でタイル裏面に接着
した。同様に隣接する2枚のタイル辺のユニツト
外周部分8ケ所に、2枚のタイルの部分を覆う大
きさの合板片から成る裏打ち材料5を接着して、
第1図のような釘止めユニツトタイルとした。
この釘止めユニツトタイルの裏打ち材料4,5
で裏打ちされた12ケ所の弾性目地2の上から釘8
を打ち、合板で構成された壁面9へ施工し、釘8
によつて損傷した目地部分に表面からシリコン樹
脂を注入して補修したところ、従来施工方法によ
つて目地を入れたタイル壁面と同じものが構成で
きた。
その他の実施例としては、2ケ所の裏打ち部分
を兼ねた裏打ち材料6や4ケ所の裏打ち部分を兼
ねた裏打ち材料7を接着した第3図のようなもの
や、第6図のような大型形状の釘止めユニツトタ
イルがある。
裏打ち材料をシリコン樹脂、ウレタン樹脂、合
成ゴムなどの弾性のある材料で構成すれば、施工
する壁面の多少の凹凸を吸収することができる。
また各タイルの中心の裏打ち材料のない部分に、
接着剤を併用した釘止め施工を行えば、釘の使用
目的を仮止め程度に済ますことができる。
(考案の効果) 本考案の釘止めユニツトタイルは、釘止めでき
る壁面さえあれば裏打ちのある弾性目地部分に釘
止めするだけで、タイル施工技術がない人でも容
易にタイル壁面を構成できるものである。外周目
地のない釘止めユニツトタイルを使用した場合で
も、ユニツト間の目地を入れるだけでタイル壁面
を構成でき、従来の施工方法のようにすべての目
地を後入れする手間が省略できる。
このように本考案によつて誰でもタイル施工が
容易にできるとともに、施工の作業性を著しく向
上させる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の裏面図であり、第2
図はそのA−A′断面図である。第3図は本考案
のその他の実施例の裏面図であり、第4図はその
B−B′断面図である。第5図は本考案の釘止め
ユニツトタイルを使つた施工例の断面図である。
第6図は本考案のその他の実施例の裏面図であ
る。 1……タイル、2……弾性目地、3……外周弾
性目地、4,5,6,7……裏打ち材料、8……
釘、9……合板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弾性をもつた合成樹脂の目地によつて連結され
    た目地付きユニツトタイルの裏面において、4枚
    のタイルのコーナーが集まる部分を含む、2枚の
    タイル辺が隣接する目地部分に、目地幅より広い
    釘打ち用の裏打ち材料を、隣接する双方のタイル
    裏面に接着して裏打ちしたことを特徴とする釘止
    めユニツトタイル。
JP1985202258U 1985-12-26 1985-12-26 Expired JPH041238Y2 (ja)

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JPS62108435U JPS62108435U (ja) 1987-07-10
JPH041238Y2 true JPH041238Y2 (ja) 1992-01-16

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5129722B2 (ja) * 1972-10-11 1976-08-27
JPS547518B2 (ja) * 1973-02-26 1979-04-07

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JPS5129722U (ja) * 1974-08-27 1976-03-03
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JPS62108435U (ja) 1987-07-10

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