JPH0770963B2 - フイルタ係数演算装置 - Google Patents

フイルタ係数演算装置

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JPH0770963B2
JPH0770963B2 JP26599086A JP26599086A JPH0770963B2 JP H0770963 B2 JPH0770963 B2 JP H0770963B2 JP 26599086 A JP26599086 A JP 26599086A JP 26599086 A JP26599086 A JP 26599086A JP H0770963 B2 JPH0770963 B2 JP H0770963B2
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JP
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JP26599086A
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JPS63120516A (ja
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正治 松本
清一 石川
克昌 佐藤
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は任意の周波数特性を実現するフィルタのフィル
タ係数演算装置に関するものである。
従来の技術 第4図に、従来のフィルタ係数演算装置のブロック図を
示す。この従来例のフィルタは、FIR型のフィルタ(以
下、FIRフィルタと呼ぶ)である。図において、1は周
波数値及び振幅値を数値で一文字ずつ入力するキーボー
ドで代表される入力部、2は入力部1から入力された数
値を文字で表示するCRT(カソード・レイ・チューブ
(陰極線管))で代表される表示部、3は入力された周
波数値及び振幅値からFIRフィルタのフィルタ係数を求
める演算回路、4は求められたフィルタ係数をFIRフィ
ルタに転送する転送回路である。
希望する振幅周波数特性は、入力部1により、この演算
装置を使用する者の手入力により全ての周波数値及び振
幅値が数字で設定され、表示部2に入力された周波数値
及び振幅値が数字で表示されて行く。これにより、この
演算装置の使用者は設定した周波数値及び振幅値を確認
することができる。演算回路3では、設定された振幅周
波数特性は位相情報を含んでいないことから、ヒルベル
ト変換又は直線位相による演算手法により位相情報を求
め(参考文献1: デジタル信号処理の基礎 前田渡 オ
ーム社)、この位相情報と振幅周波数特性から、逆フー
リエ変換手法を使うことにより、FIRフィルタのフィル
タ係数を求める。
求められたフィルタ係数は、転送回路4により外部のFI
Rフィルタに転送され、係数が設定される。
以上のように構成することにより、希望の振幅周波数特
性に対するフィルタ係数を演算することができる。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら第4図で示した従来の構成では、希望する
振幅周波数特性を設定する場合に、周波数と振幅の2つ
の数値を一文字ずつ手で入力するため、例えば、希望の
振幅周波数特性を全て設定する場合は、FIRフィルタの
係数をNとすると、N/2個の周波数値と振幅値を入力し
なければならず、多大の時間と労力が必要となるという
欠点があった。
本発明は、上記問題点に鑑み、希望する振幅周波数特性
を数値で手で一文字ずつ入力するのではなく、ある物体
を上下左右に動かすことにより設定し、これにより、振
幅周波数特性を容易に、又瞬時に設定する事ができるフ
ィルタ係数演算装置を提供するものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するため、本発明は、水平方向に周波
数軸を、垂直方向に振幅軸をとり、ある物体(以下、入
力部と呼ぶ)の動きに対応して動く第1の印を表示し、
第1の印のある位置から周波数値及び振幅値を取得、設
定し、更に設定された周波数値を実際にフィルタ係数を
計算するに必要となる一番近い周波数値に置換して、そ
の位置を第2の印で表示する設定手段と、設定された周
波数値及び振幅値からフィルタ係数を求める演算手段
と、求められたフィルタ係数を外部のフィルタに転送す
る転送手段によって構成される。
作用 本発明は入力部を動かすことによりその動きと対応して
ある印が表示され、移動する。水平方向の位置は、周波
数値に、垂直方向の位置は、振幅値に対応する。これに
より、この装置の使用者は、入力部を動かすだけで容易
に任意の周波数値及び振幅値を設定することができる。
次に、演算手段において、設定された振幅周波数特性か
ら、フィルタ係数が求められ、転送手段によりこの係数
が、外部のフィルタに転送される。
実 施 例 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。第1図は本発明の一実施例におけるFIRフィル
タに対するフィルタ係数演算装置のブロック図を示すも
のである。
第1図において、5はこれを上下左右に動かすことによ
り周波数値及び振幅値を選択する入力部、6は周波数値
及び振幅値を決定する設定スイッチ、7は振幅周波数特
性と、現在の周波数値及び振幅値の位置を示す十字と、
その周波数値及び振幅値を数字で表示する表示部、8は
設定された振幅周波数特性からフィルタ係数を求める演
算回路、9は求まったフィルタ係数を外部のFIRフィル
タへ転送する転送回路である。
第2図は本実施例におけるフィルタ係数演算装置の表示
部を示すものである。第2図において、10は横軸を周波
数で、縦軸を振幅で表したグラフ、11は設定、表示され
た振幅周波数特性、12は入力部5の動きに対応して動く
十字、13は現在の十字12が示す周波数値及び振幅値を数
字で示したものである。
第2図において、十字12のA点の位置に周波数値及び振
幅値が設定,表示される。また、横軸は、対数で、縦軸
は、デシベル表示で行われる。
第3図は実施例におけるフィルタ係数演算装置の入力部
5の構成を示すものである。14は本体、15は球、16,17
はローラである。
第3図において、本体14を上又は下にして、球を直接回
すか、本体14を動かすことにより球を回転させる。この
球の回転をローラ16,17に伝達し更に、このローラ16,17
の回転を、電気的又は機械的に変換して、表示部7の十
字12の移動に対応させるものである。
以下、本実施例の動作について、図面に従って説明す
る。
第1図の入力部5を動かすことにより、その動きに対応
して表示部7に表示された十字12が移動し、十字12の中
心を点滅表示する丸印のあるA点の周波数及び振幅値が
数字で表示される。設定すべき周波数値及び振幅値の位
置に十字12を移動させ設定スイッチ6を押す。これによ
り、十字12の位置に対応した希望の周波数値及び振幅値
が設定され、設定された周波数値を実際にフィルタ係数
を計算するに必要となる一番近い周波数値に置換して設
定する。これは、例えば求めるフィルタ係数がFIRディ
ジタルフィルタの場合、タップ数がN、サンプリング周
波数がfsの時には制御可能な周波数の分解能はfs/Nとな
り、これ以下の分解能で周波数値を設定することに意味
がないのは明らかである。したがって、設定スイッチ6
を押したときの周波数値と一番近いfs/Nの分解能で設定
可能な周波数値に置き換えるわけである。これは、入力
部5において、周波数方向の移動がfs/N毎にしか移動で
きないようにすることと同一である。表示部7において
は、直前に設定された周波数値及び振幅値を記憶してお
き、この値と新しく設定された値とを直線又は曲線で結
び、同じ値に既に線が表示されている場合はその線を消
去し、新しい線を表示し、その値を設定する。また、実
際にフィルタ係数を計算するに必要となる周波数値がこ
の直線または曲線間にある場合は、この直線または曲線
上から計算により求める。
以上のようにして設定された振幅周波数特性を演算回路
8に設定し、ここで、ヒルベルト交換又は直線位相によ
る手法によって位相情報を含んだ複素関数が算出され、
これを逆フーリエ変換することによりFIRフィルタのフ
ィルタ係数が求められる。ここで求められたフィルタ係
数は、転送回路9により外部のFIRフィルタに転送、設
定される。
なお、本実施例では、フィルタをFIRフィルタとした
が、アナログ回路により構成されたパラメトリック型の
フィルタとしても、演算回路で求めるフィルタ係数が各
フィルタのパラメータ(周波数,Q,利得)となるのみ
で、動作は本実施例と同様である。また、A点は丸印以
外にクロス印等で表示しても良いものである。
発明の効果 本発明は、入力部の動きに対応して動く第1の印を表示
し、第1の印のある位置から周波数値及び振幅値を取
得、設定し、更にその位置を第2の印で表示する設定手
段と、設定された周波数値及び振幅値からフィルタ係数
を求める演算手段と、求められたフィルタ係数を外部の
フィルタに転送する転送手段を具備することにより、容
易に又瞬時に振幅周波数特性を設定することができるフ
ィルタ係数演算装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるフィルタ係数演算装
置のブロック図、第2図は本発明の一実施例におけるフ
ィルタ係数演算装置の表示部を示す平面図、第3図は本
発明の一実施例におけるフィルタ係数演算装置の入力部
の斜視図、第4図は従来のフィルタ係数演算装置のブロ
ック図である。 5……入力部、6……設定スイッチ、7……表示部、8
……演算回路、9……転送回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−52912(JP,A) 特開 昭61−141024(JP,A) 特開 昭59−211130(JP,A) 特開 昭56−96517(JP,A) 特開 昭53−26642(JP,A) 特開 昭57−2097(JP,A) 特開 昭57−53790(JP,A) 特開 昭57−111596(JP,A) 実開 昭58−88698(JP,U) 特公 平3−18719(JP,B2) 実公 平4−46320(JP,Y2) 米国特許3859884(US,A)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CRT等の表示装置上に、ある物体の動きに
    対応して動く第1の印を表示し、第1の印のある位置の
    水平方向位置から周波数値を、垂直方向位置から振幅値
    を取得、設定するとともに、設定された周波数値を実際
    にフィルタ係数を計算するに必要となる一番近い周波数
    値に置換し、その位置を第2の印で表示する設定手段
    と、設定された周波数値及び振幅値からフィルタ係数を
    求める演算手段と、求められたフィルタ係数を外部のフ
    ィルタに転送する転送手段とを具備したフィルタ係数演
    算装置。
  2. 【請求項2】設定手段は、直前に設定した周波数値及び
    振幅値を記憶し、次に周波数値及び振幅値が設定された
    場合に、それら2つの位置を直線又は曲線で結び、それ
    ら2つ位置の間に実際にフィルタ係数を計算するに必要
    となる周波数値及び振幅値がある場合はその値をその直
    線又は曲線上で計算して求め、これを表示することを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載のフィルタ係数演算
    装置。
  3. 【請求項3】設定手段は、既に表示されている線が、新
    しく表示された線と同一の周波数値である場合は、既に
    表示されている線を消去し、新しい線を設定することを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のフィルタ係数演
    算装置。
  4. 【請求項4】設定手段は、設定される周波数値及び振幅
    値を数値で表示することを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載のフィルタ係数演算装置。
  5. 【請求項5】演算手段で求めるフィルタ係数は、ディジ
    タル回路で構成されるFIR型フィルタ又はIIR型フィルタ
    のフィルタ係数であることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載のフィルタ係数演算装置。
  6. 【請求項6】演算手段で求めるフィルタ係数は、アナロ
    グ回路で構成されるパラメトリック型のフィルタのパラ
    メータ(周波数,Q,利得)であることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載のフィルタ係数演算装置。
  7. 【請求項7】第1の印は十字の形状を有し、第2の印は
    丸やクロスの形状を有することを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載のフィルタ係数演算装置。
JP26599086A 1986-07-18 1986-11-07 フイルタ係数演算装置 Expired - Lifetime JPH0770963B2 (ja)

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KR1019880003042A KR910007021B1 (ko) 1986-07-18 1988-03-22 필터계수 연산장치 및 필터계수의 연산설정방법

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JPS63120516A JPS63120516A (ja) 1988-05-24
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