JPH0770956B2 - 周波数特性設定装置 - Google Patents

周波数特性設定装置

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JPH0770956B2
JPH0770956B2 JP11305087A JP11305087A JPH0770956B2 JP H0770956 B2 JPH0770956 B2 JP H0770956B2 JP 11305087 A JP11305087 A JP 11305087A JP 11305087 A JP11305087 A JP 11305087A JP H0770956 B2 JPH0770956 B2 JP H0770956B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、任意の振幅又は位相又は群遅延周波数特性な
どの信号の周波数特性を実現するトランスバーサル・フ
ィルタ(以下、FIRフィルタと呼ぶ)を用いたディジタ
ルイコライザの周波数特性を入力し、そのフィルタ係数
を求める周波数特性設定装置に関するものである。
従来の技術 近年、音響機器のディジタル化にともない、FIRフィル
タを用いたイコライザの開発が求められている。
第6図は従来の周波数特性設定装置のブロック図であ
る。
6は振幅周波数特性を入力する入力回路、7は入力回路
6に入力された振幅周波数特性からFIRフィルタのフィ
ルタ係数を求める演算回路、8は実際に入力された振幅
周波数特性を実現するFIRフィルタである。
入力回路6で入力される振幅周波数特性は処理される信
号の標本化周波数をF、FIRフィルタのフィルタ係数の
数をNとすると、周波数分解能がF/Nで周波数0からF/2
まで入力される。そして、演算回路7において入力され
た振幅周波数特性から折り返し(周波数F/2〜Fの帯域
の振幅周波数特性値)をつくり、この値を実数項とし、
虚数項を零として、逆フーリエ変換を行うことにより入
力された振幅周波数特性を実現するFIRフィルタ8のフ
ィルタ係数が求められる。そして、このフィルタ係数が
FIRフィルタ8に設定されることにより実際に入力され
た振幅周波数特性が実現されることとなる。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、第6図で示した従来例では処理を行う周
波数帯域と周波数分解能(FIRフィルタのフィルタ係数
の数)が決まると演算回路7での演算量(特に逆フーリ
エ変換の計算時間)が決まりこれを短縮できないという
欠点があった。
本発明は上記問題点を鑑みなされたもので、フィルタ係
数を求める演算量を少なくし、演算時間を大幅に短縮で
きるようにした周波数特性設定装置を提供するものであ
る。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するため本発明は、振幅又は位相又は
群遅延などの周波数特性を入力する入力手段と、入力手
段により入力された周波数特性を複数の異なる標本化周
波数に対応した周波数帯域に分割する分割手段と、分割
手段により分割されたそれぞれの周波数帯域の周波数特
性を実現するトランスバーサル・フィルタのフィルタ係
数を求める演算手段によって構成される。
作用 本発明は、入力手段により振幅又は位相又は群遅延など
の信号の周波数特性が入力され、分割手段によって異な
る複数の標本化周波数に対応する周波数帯域に入力され
た周波数特性を分割し、演算手段により分割されたそれ
ぞれの周波数特性を実現するFIRフィルタのフィルタ係
数を求めることにより、フィルタ係数を求める演算時間
を大幅に短縮できることとなる。
実 施 例 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。第1図は、本発明の第1の実施例における周波数
特性設定装置のブロック図を示すものである。
第1図において、1は任意の振幅周波数特性を2つの標
本化周波数に対する周波数帯域に分けて入力する入力回
路、2は入力された振幅周波数特性を2つの異なる標本
化周波数に対応する周波数帯域に分割する分割回路、3
はそれぞれの標本化周波数の周波数帯域に対応するFIR
フィルタのフィルタ係数を求める演算回路、4と5は標
本化周波数が異なりフィルタ係数の数が同じであるFIR
フィルタである。
以下、本実施例の動作について説明する。
入力回路1において、任意の振幅周波数特性を2つの標
本化周波数に対する周波数帯域に分け、その周波数帯域
が重なる部分は周波数分解能が小さい方で、周波数帯域
が重ならない周波数帯域では周波数分解能が大きい方で
振幅周波数特性が入力される。
第2図aに入力回路1で入力される振幅周波数特性を示
す。第2図aにおいて丸(○)印は、設定された振幅値
を示し、f1,f2は2つの異なる標本化周波数であり、f2
はf1の2倍であるとする。入力回路1で入力できる振幅
周波数特性の周波数分解能はこのf1/2で二分される。こ
の時、入力回路1によって振幅周波数特性を入力できる
f1/2までの周波数帯域の周波数分解能はその周波数帯域
に対応するFIRフィルタ4のフィルタ係数の数をNとす
るとf1/Nとなり、f1/2からf2/2の周波数帯域における入
力できる振幅周波数特性の周波数分解能はf2/Nとなる。
但し、実際に標本化周波数f1で信号の処理を行うFIRフ
ィルタ4の低域通過フィルタのカットオフ周波数付近の
周波数がf3であった場合は(周波数0からf2/Nの分解能
で周波数ポイントをとった時に、低域通過フィルタのカ
ットオフ周波数と一致するかそれに近い周波数をf3とす
る)、f3からf1/2までの設定できる振幅周波数特性の周
波数分解能は第3図のようにf2/Nとする。なお本実施例
はこのような入力方法をとるものとする。
以上のようにして入力された振幅周波数特性は次の分割
回路2に入力され、2つの標本化周波数及びFIRフィル
タ4,5のフィルタ係数の数に対応した周波数特性第2図
b,cに分割される(×印,△印がその振幅値)。以下、
この分解回路2における振幅周波数特性の分割方法につ
いて述べる。
まず、標本化周波数f1に対応する帯域0〜f1/2におい
て、0〜f3までの振幅周波数特性は周波数分解能f1/Nで
入力回路1において入力されるのでそのままこの値を用
いる。標本化周波数f1に対応する周波数帯域で問題とな
るのはf3〜f1/2までの帯域であるが、この帯域は周波数
分解能がf2/Nで振幅周波数特性が入力されていることか
らこの振幅周波数特性の値からf1/Nの周波数分解能の新
しい振幅周波数ポイントを求める必要がある。この新し
い振幅周波数ポイントの求めかたにはいろいろな方法が
考えられるが、ここでは線形補間して求める方法を示
す。つまり入力回路1において入力されたf3〜f1/2の振
幅周波数の値のうちf3での値をA,次の値をBとするとA,
B間にある本来の標本化周波数f1での値Cは、標本化周
波数f2がf1の2倍であるので C=(B−A)×f1/f2+A として求めることができる。f1/2までの他の値は同様に
して求めることができる。なお、ここでは線形補間をお
こなって標本化周波数f1に対応した周波数帯域の振幅周
波数特性を求めたが、先に述べたように他の方法、例え
ば多次関数による方法などいろいろな方法が考えられ
る。
また、周波数f4(>f3)からf1/2においては、f1/2の振
幅周波数特性値が零となるように補正を行った値を求
め、これを使用する方法も考えられる。この方法を示し
たのが第4図である。このf4の値は先に述べた低域通過
フィルタの信号抑制レベルが十分な値(例えば通過帯域
のレベルから10dB落ちた周波数)になる周波数とする。
周波数f4における入力回路1により入力された振幅値を
Dとすると新しい標本化周波数f1での値Eは E=−D/(f1/2−f4)×f1/N+D として求めることができ、多の値も同様にして求めるこ
とができる。このようにすることにより、先に述べた低
域通過フィルタの阻止帯域の信号を更に抑制することが
可能となる。また、f1/2において振幅周波数特性を零と
することは、演算回路3においてフィルタ係数をリニア
フェーズの条件で求める際に必要な条件でもある。
また同様に標本化周波数f2の帯域も、処理する信号に影
響しない周波数f5から同様な補正を行なうと同様の効果
が得られる。
次に、標本化周波数f2に対応する周波数帯域0〜f2/2に
おける振幅周波数特性について述べる。
周波数f3からf2/2までの値は入力回路1において周波数
分解能f2/Nで入力されるためこの値をそのまま使用でき
る。周波数0からf3までの値が周波数分解能がちがうた
め入力振幅周波数特性をそのまま使用できないため演算
を行ってこの帯域の値を求める必要がある。この演算の
方法も色々と考えられるが、ここでは入力された振幅周
波数特性を間引く方法を示す。つまり、ここではf2がf1
の2倍であることから周波数0〜f3までの標本化周波数
f2、フィルタ係数Nでの振幅周波数特性は、周波数分解
能f1/Nで入力された振幅周波数特性を2個に1個間引く
ことにより求めることができるわけである(第2図Cを
参照)このように間引きを行うことにより入力回路1で
周波数分解能f1/Nで入力された振幅周波数特性から標本
化周波数f2に対応する周波数帯域の振幅周波数特性を求
めることができる。
なお、ここでは間引きを行って標本化周波数f2に対応し
た周波数帯域の振幅周波数特性を求めたが、先に述べた
ように他の方法、例えば0〜f6(<f3)の振幅周波数特
性を零にする、または、0db(=1.0)にする方法などが
考えられる。
次に演算回路3において分割回路2で分割された2つの
周波数特性を使用してFIRフィルタ4,5のフィルタ係数が
求められる。ここでの演算は、それぞれの周波数帯域の
折り返し(f1/2〜f1,f2/2〜f2の周波数帯域)の振幅周
波数特性を求め、リニアフェーズの条件から振幅周波数
特性を実数項とし、虚数項を零とした逆フーリエ変換を
行いフィルタ係数を求める方法などがとられる。また、
虚数項を零とはせずに、ある位相周波数特性あるいは群
遅延特性を示す虚数項を与え、逆フーリエ変換を行う方
法なども考えられる。またヒルベルト変換の関係から最
小位相推移を行なうようなフィルタ係数演算法などもと
られる。このようにすることにより、それぞれの標本化
周波数に対応する周波数帯域に対して、入力された振幅
周波数特性(または、振幅周波数特性と位相周波数特性
又は群遅延特性)を実現するフィルタ係数が求められ
る。このようにして求められたフィルタ係数は、それぞ
れの周波数帯域に対応したFIRフィルタ4,5に入力され、
実際に入力回路1に入力された振幅周波数特性が実現さ
れることとなる。
なお、実施例では入力回路1において振幅周波数特性を
第1種(周波数0からf1/N毎に、f3からはf2/N毎に周波
数ポイントをとる)の標本化を行った場合を示したが、
第2種(周波数f1/N×1/2からf1/N毎に、f3(この場
合、周波数f2/N×1/2からf2/N毎に周波数ポイントをと
っていったときに低域通過フィルタのカットオフ周波数
に一致するかそれに近い値をf3とする)からはf2/N毎に
周波数ポイントをとる)の標本化を行った場合も、周波
数ポイントが周波数帯域の違いでずれが生じる場合があ
るが、直線補間又は多次関数近似などの方法をとること
により同様の考え方で周波数分割を行うことができ、そ
れぞれの周波数帯域のフィルタ係数を求めることができ
る。
また、実施例では振幅周波数特性を入力する場合を示し
たが入力が位相周波数特性又は群遅延特性などの他の周
波数特性とした場合も同様の考え方で行うことができ
る。
第5図は、本発明の第2の実施例における入力回路の振
幅周波数特性の入力方法及び分割回路の周波数分割の方
法を示す図である。第2の実施例の構成は第1図と同様
であり、入力方法,分割方法のみが異なる。
入力回路1で入力できる振幅周波数特性(第5図a)
は、全帯域にわたって処理できる標本化周波数f1,f2
は異なった(この図の場合は、f1/2Nの)周波数分解能
で設定できるようになっている。次の分割回路2では、
実際の信号を処理できる周波数ポイントを得るために、
入力された周波数ポイントから、f1の標本化周波数に対
応する周波数帯域では、入力された周波数ポイントを2
個のうち1個を間引く演算を(第5図b)、f2の標本化
周波数に対応する周波数帯域では、入力された周波数ポ
イントを4個のうち1個を間引く演算を行ない(第5図
c)、入力された振幅周波数特性を分割する。
以下は第1の実施例と同様の処理を行なう。
本実施例のように、入力回路1においては、処理できる
周波数分解能とは異なった分解能で周波数特性を設定で
きるようにしても、分割回路2において適当な演算を行
なうことにより、実際に処理できる周波数特性を得るこ
とができ、これによりFIRフィルタ4,5のフィルタ係数も
求めることが可能となる。
なお、本実施例では、分割回路2では第1種の標本化を
行なった場合を示したが、第2種の標本化を行なう場合
も考えられる。
また、第1,第2の実施例において、第1種の標本化を行
ない、第1種の標本化周波数によるIFFTを行なった場合
は、通常、演算回路3において求めたフィルタ係数に窓
をかける必要がある。したがって、第1図の演算回路3
において、何らかの特性をもつ窓関数をかける演算を行
なう機能をもたせる構成も考えられる。ただし、第2種
の標本化を行ない、第1種の標本化周波数によるIFFTを
行なった場合は、特に窓をかける必要はないことを明記
しておく。
発明の効果 以上述べたように、本発明の周波数特性設定装置は、入
力された任意の振幅又は位相又は群遅延などの周波数特
性を、複数の異なる標本化周波数に対応した周波数帯域
に分割する構成をとることにより、それぞれの周波数帯
域における処理するデータ数を減少させることができ、
これにより、フィルタ係数を求める演算時間を大幅に短
縮できることとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例における周波数特性設定
装置のブロック図、第2図は本発明の第1の実施例にお
ける入力周波数特性及び分割周波数特性を示す特性図、
第3図は本発明の第1の実施例における他の入力周波数
特性を示す特性図、第4図は本発明の第1の実施例にお
ける分割周波数特性を補正する方法を示す特性図、第5
図は本発明の第2の実施例における入力周波数特性及び
分割周波数特性を示す特性図、第6図は従来例を示すブ
ロック図である。 1……入力回路、2……分割回路、3……演算回路、4,
5……FIRフィルタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−52912(JP,A) 特開 昭62−82708(JP,A) 特開 昭62−95008(JP,A) 特開 昭63−246915(JP,A) 特開 昭63−246914(JP,A) 特開 昭63−244924(JP,A) 特開 昭63−234617(JP,A) 特公 平6−91416(JP,B2) 米国特許4896285(US,A) 欧州特許出願公開284175(EP,A) 欧州特許出願公開544647(EP,A)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】任意の振幅又は位相又は群遅延などの周波
    数特性を入力する入力手段と、前記入力手段により入力
    された周波数特性を複数の異なる標本化周波数に対応し
    た周波数帯域に分割する分割手段と、前記分割手段によ
    り分割されたそれぞれの周波数帯域の周波数特性を実現
    するトランスバーサル・フィルタのフィルタ係数を求め
    る演算手段を具備した周波数特性設定装置。
  2. 【請求項2】入力手段は、それぞれのトランスバーサル
    ・フィルタのフィルタ係数の数に対応した周波数分解能
    で周波数特性を入力することを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の周波数特性設定装置。
  3. 【請求項3】入力手段は、複数の異なる標本化周波数に
    対応した周波数帯域が重なる部分においては、それぞれ
    の周波数帯域に対するトランスバーサル・フィルタのフ
    ィルタ係数の数に対応した周波数分解能が小さい方で入
    力し、入力された周波数特性を分割する分割手段は、周
    波数帯域が重なる周波数分解能が大きい周波数特性を、
    前記入力手段により入力された重なった周波数分解能が
    小さい周波数特性から演算を行なうことにより求め、周
    波数特性を分割することを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の周波数特性設定装置。
  4. 【請求項4】入力手段は、複数の異なる標本化周波数に
    対応した周波数帯域が重なる部分の境界付近において
    は、それぞれの周波数帯域に対するトランスバーサル・
    フィルタのフィルタ係数の数に対応した周波数分解能が
    大きい方で入力し、入力された周波数特性を分割する分
    割手段は、周波数帯域が重なる周波数分解能が小さい周
    波数特性のうち他の、周波数帯域と重なる部分の境界付
    近の周波数特性を前記入力手段により入力された境界付
    近の重なった周波数分解能が大きい周波数特性から演算
    を行うことにより求め、周波数特性を分割することを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の周波数特性設定装
    置。
  5. 【請求項5】入力手段は、トランスバーサル・フィルタ
    のフィルタ係数の数に無関係な周波数分解能で入力し、
    入力された周波数特性をそれぞれの前記トランスバーサ
    ル・フィルタのフィルタ係数の数に対応した周波数分解
    能での値になるように演算して設定することを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の周波数特性設定装置。
  6. 【請求項6】入力手段により入力された周波数特性を分
    割する分割手段は、実際に信号を処理するそれぞれのト
    ランスバーサル・フィルタに入力される信号を周波数分
    割する帯域通過フィルタの高域のカットオフ周波数以上
    の周波数から前記トランスバーサル・フィルタに対応す
    る周波数帯域のナイキスト周波数(標本化周波数の半分
    の周波数)に向かって周波数特性が零となるように補正
    を行い、分割することを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の周波数特性設定装置。
  7. 【請求項7】入力手段により入力された周波数特性を分
    割する分割手段は、異なる複数の標本化周波数に対応す
    る周波数帯域のナイキスト周波数(標本化周波数の半分
    の周波数)において周波数特性が零となるように補正を
    行い、分割することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の周波数特性設定装置。
  8. 【請求項8】振幅又は位相又は群遅延などの周波数特性
    を入力する入力手段は、第1種(周波数の標本化ポイン
    トを周波数0から標本化周波数とトランスバーサル・フ
    ィルタのフィルタ係数できまる周波数分解能毎にとって
    いく方法)の標本化で行うことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の周波数特性設定装置。
  9. 【請求項9】振幅又は位相又は群遅延などの周波数特性
    を入力する入力手段は、第2種(周波数の標本化ポイン
    トを周波数0からではなく、標本化周波数とトランスバ
    ーサル・フィルタのフィルタ係数できまる周波数分解能
    の半分の周波数からその周波数分解能毎にとっていく方
    法)の標本化で行うことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の周波数特性設定装置。
  10. 【請求項10】振幅又は位相又は群遅延などの周波数特
    性を入力する入力手段は、第1種,第2種の標本化に無
    関係に入力し、分割手段は入力手段により入力された周
    波数特性から、第1種あるいは第2種の標本化ポイント
    を演算して求め、分割することを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の周波数特性設定装置。
  11. 【請求項11】入力手段又は、分割手段により設定され
    た周波数特性が第1種の標本化で行なわれていた場合
    は、演算手段において、求められたフィルタ係数に対し
    て何らかの特性を持つ窓関数をかけて、この窓をかけた
    ものをフィルタ係数とすることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の周波数特性設定装置。
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JPS63278410A (ja) 1988-11-16

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