JPH077025B2 - 周波数検出装置 - Google Patents

周波数検出装置

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JPH077025B2
JPH077025B2 JP699389A JP699389A JPH077025B2 JP H077025 B2 JPH077025 B2 JP H077025B2 JP 699389 A JP699389 A JP 699389A JP 699389 A JP699389 A JP 699389A JP H077025 B2 JPH077025 B2 JP H077025B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は電力系統の交流電気量を一定周期でサンプリ
ングし、ディジタル変換後の前記サンプリング値列に基
づいて電気量演算処理を実行し、前記交流電気量の周波
数を検出する周波数検出装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図は例えば特開昭57−133362号公報に示された従来
の周波数検出装置のブロック接続図である。図におい
て、1は一定周期Tにてサンプリングされた第1から第
4までの4個のサンプリング値、2は第1のサンプリン
グ値から第4のサンプリング値を減算する第1の減算
器、3は第2のサンプリング値から第3のサンプリング
値を減算する第2の減算器、4は第1の減算器2の出力
を第2の減算器3の出力で除算する除算器、14は上記各
演算機器より構成される演算処理手段、15は前記演算処
理手段14の最終的な出力の逆三角関数に基づいて周波数
の絶対値を出力する逆三角関数演算手段である。
次に動作について説明する。
説明の都合上、交流電気量は交流電圧とし、最大値を
V、瞬時値をv、周波数をf、サンプリング周期をTと
する。
また、所定時刻tから周期Tずつ離れた時の各サンプリ
ング時刻t−nT(n=0,1,2,…)とした時の各電圧のサ
ンプリング値をv(nT)(n=0,1,2,…)と表現する。
ここで演算処理手段14の入力となる4個のサンプリング
値1を時刻t,t−T,t−3T,t−4Tにおいて、v(0),v
(T),v(3T),v(4T)とすると第1の減算器2の出力
は{v(0)−v(4T)}、第2の減算器3の出力は、
{v(T)−v(3T)}となり、除算器4により、演算
処理手段14の出力Yは となり、各サンプリング時刻毎に前記電気量Yを求め、
これを逆三角関数を解く逆三角関数演算手段15により、
周波数fを求めることが出来る。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の周波数検出装置は以上のように構成されているの
で、当該時刻の電気量Yを得るためには、サンプリング
周期Tの5倍の時間が必要である。
一般に電力系統で使用される周波数検出装置のサンプリ
ング周期Tは、交流電気量の基本周波数f0に対して、30
度サンプリング、即ち、1/(12・f0)に選ばれる事が多
く(電力系統の分野では、30度サンプリングと呼ぶ。30
度=π/6ラジアン。)、周波数検出のための演算処理時
間は、f0=50Hzの場合には、 5T=5/(12・f0)=0.0083秒 を必要とし、周波数検出に時間がかかるという問題点が
あった。
この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、電気量の演算処理手段において、入力する
サンプリング値を3個に減少させ、従来の演算処理手段
と比べて、周波数検出のための演算処理時間を3/5倍に
高速化した周波数検出装置を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る周波数検出装置は、演算処理手段におい
て、第1から第3までの3個のサンプリング値を入力と
し、第2のサンプリング値を第1の2乗器で2乗して定
数4で乗算する定数乗算器の出力から、第1及び第3の
サンプリング値を加算し2乗した第2の2乗器の出力で
減算する減算器の出力を、前記定数乗算器の出力で除算
し、さらに逆三角関数演算手段により交流電気量の周波
数を検出するようにしたものである。
〔作用〕
この発明における周波数検出装置の演算処理手段は、交
流電気量の3個のサンプリング値を使用して、高速度に
演算出力を得るようにしたものである。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図は、この発明の周波数検出装置の演算処理手段及び逆
三角関数演算手段を示したブロック接続図であり、図に
おいて、5は、所定時刻tの交流電圧のサンプリング値
をv(0)、前記当該時刻より周期T,2T前のサンプリン
グ値をそれぞれv(T),v(2T)とする第1から第3ま
での3個のサンプリング値、6は第1及び第3のサンプ
リング値を加算する加算器、7は第2のサンプリング値
を2乗する第1の2乗器、8は前記加算器6の出力を2
乗する第2の2乗器、9は第1の2乗器7の出力を定数
倍する定数乗算器、10は前記定数乗算器9の出力から第
2の2乗器8の出力を減算する減算器、11は前記減算器
10の出力を前記定数乗算器9の出力で除算する除算器、
12は前記除算器11の出力の逆三角関数から周波数を検出
する逆三角関数演算手段、13は3個のサンプリング値を
入力とする演算処理手段である。
次に動作について説明する。
第1及び第3のサンプリング値を加算し、第2の2乗器
8により2乗すると{v(0)+v(2T)}2となり、
又第2のサンプリング値を第1の2乗器7により2乗さ
れ定数4により定数倍すると4v(T)2となる。ここ
で、定数乗算器9の出力を第2の2乗器8で減算する減
算器10の出力〔4v(T)2−{v(0)+v(2T)}2
を定数乗算器9の出力4v(T)2で除算し、演算処理手
段13の出力Yを得る。つまり v(nT)=V・sin(θ−nT)(n=0,1,2,…)で三角
関数の公式で展開すると、 この演算処理手段13の出力Y(第4式)から逆三角関数
演算手段12により、周波数fを求めることができる。
第1式は、電圧vの大きさVには全く関係なく、サンプ
リング周期Tの関数である。
この発明における周波数検出時間は、f0=50Hzの場合に
は、 3T=3/(12・f0)=0.005秒となる。
ここで、サンプリング周期Tは角度の単位で表現されて
おり、一般に電圧vの基本周波数f0に対して、1/(12・
f0)に選ばれたとして(30度サンプリング)、従って、
T=(2・π・f)/(12・f0)ラジアンであり、求め
る周波数fは逆三角関数演算手段12により、第5式の様
にして求められる。
第2図は、この発明の周波数検出装置20のハードウェア
構成図例であり、図に於て、21は電力系統、22は電流変
成器、23は電圧変成器、24は電力系統の電流及び電圧処
理容易な値に変換する入力変換器、25は前記電流及び電
圧に含まれる高調波の内、サンプリング周波数の1/2以
上の周波数成分を除去するフィルタ、26はサンプリング
値を次のサンプリング周期まで保持するサンプルホール
ド、27はサンプルホールド26の出力を順時切り替えてア
ナログ/ディジタル変換器28に伝達するマルチプレク
サ、29はメモリー30にあらかじめ収納されているプログ
ラムを利用して演算処理手段と逆三角関数演算手段を実
施し、その出力を出力回路31から、端子32に出力させる
マイクロプロセッサであり、前記符号24〜32を付した各
部に依って、前記周波数検出装置20を構成している。
なお、前記実施例では、周波数fを求める手段として、
演算処理手段の電気量出力から、逆三角関数演算手段に
よる第5式を用いた逆三角関数(sin-1)の計算で求め
るとしたが、一般に使用されている電気量の演算処理手
段の出力をアドレスとして、逆三角関数のテーブルを参
照する方法であってもよい。
また、前記実施例では、電圧をサンプリングし、そのサ
ンプリング値を入力とする演算処理手段により電気量を
出力し、逆三角関数演算手段により周波数を求めるとし
たが、サンプリングする交流電気量は電流であっても同
様の効果を奏する。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば交流電気量の振幅値の
演算処理のため、3個のサンプリング値を入力として実
現しているので、高速度に演算出力を得られるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の周波数検出装置の演算処理手段を示
すブロック図、第2図はこの発明の演算処理手段を実現
する周波数検出装置のハードウェア構成を示すブロック
図、第3図は従来の周波数検出装置の演算処理手段を示
すブロック図である。 図において、5は3個のサンプリング値、6は加算器、
7は第1の2乗器、8は第2の2乗器、9は定数乗算
器、10は減算器、11は除算器、12は逆三角関数演算手
段、13は演算処理手段である。 なお、図中、同一符号は同一、または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電力系統の交流電気量を、一定の周期Tで
    サンプリングするサンプリング手段と、前記サンプリン
    グされたアナログ値をディジタル値に変換するアナログ
    /ディジタル変換手段と、ディジタル変換されたサンプ
    リング値に基づき演算処理して、前記交流電気量の周波
    数を検出する演算処理手段とを有する周波数検出装置に
    おいて、前記サンプリング手段によりサンプリングされ
    た第1から第3の3個のサンプリング値を入力とし、第
    1及び第3のサンプリング値を加算し、2乗して出力す
    る加算器及び第2の2乗器と、第2のサンプリング値を
    2乗して定数倍して出力する第1の2乗器及び定数乗算
    器と、前記定数乗算器の出力から第2の2乗器の出力を
    減算する減算器と、前記減算器の出力を前記定数乗算器
    の出力で除算する除算器から構成される演算処理手段
    と、前記演算処理手段の出力の逆三角関数に基づいて、
    前記交流電気量の周波数の絶対値を検出する逆三角関数
    演算手段とを備えたことを特徴とする周波数検出装置。
JP699389A 1989-01-13 1989-01-13 周波数検出装置 Expired - Fee Related JPH077025B2 (ja)

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