JPH0770080B2 - 対物レンズ駆動装置 - Google Patents

対物レンズ駆動装置

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JPH0770080B2
JPH0770080B2 JP1286904A JP28690489A JPH0770080B2 JP H0770080 B2 JPH0770080 B2 JP H0770080B2 JP 1286904 A JP1286904 A JP 1286904A JP 28690489 A JP28690489 A JP 28690489A JP H0770080 B2 JPH0770080 B2 JP H0770080B2
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objective lens
axis
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lens
counterweight
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伸夫 竹下
健治朗 木目
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、対物レンズ駆動装置、特に光学式デイスク
の情報記録面に集光される光スポットのトラックすれ及
び焦点ずれを制御するようにした再生装置又は記録再生
装置の対物レンズ駆動装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来対物レンズ駆動装置としては、第7図乃至第9図に
示すものがある。図において、(1)は対物レンズ、
(2)はカウンターウエイト、(3)は上記対物レンズ
(1)及びカウンターウエイト(2)を保持し、可動軸
受(3a)及び焦点制御用コイルボビン(3b)を有するレ
ンズホルダで、その材料としてはヤング率の高いプラス
チックが用いられている。(4)はレンズホルダ(3)
の支軸であり、回転方向に回動自在かつ軸線方向に摺動
自在に上記可動軸受(3a)が嵌着される。(5)はレン
ズホルダ(3)を保持するダンパー、(6)は焦点制御
用永久磁石、(7a),(7b)はトラック制御用永久磁
石、(8)は支軸(4)と焦点制御用永久磁石(6)の
保持合せを兼ねたヨーク、(9a),(9b)はトラック制
御用ヨーク、(10)は焦点制御様コイル、(11a),(1
1b)はトラック制御用コイル、(12a),(12b)はダン
パーを固定するダンパー固定ピン、(13)はダンパー固
定ピン(12a),(12b)を立設して支持する固定台、
(14)は防塵カバーである。
次に動作について説明する。
上記構成の対物レンズ駆動装置では、支軸(4)に筒状
の可動軸受(3a)が嵌着されているので、レンズホルダ
(3)は支軸(4)の長手方向、すなわち第9図の矢印
Bの方向に摺動自在に支持されるとともに、第8図の矢
印Aの方向に支軸(4)を中心に回動自在に保持され
る。ここで、焦点制御用コイル(10)に所望の電流を流
すことにより、レンズホルダ(3)を矢印Bの方向に移
動させて焦点制御を行なうことができ、また、支軸
(4)より所定距離離れた位置に対物レンズ(1)をレ
ンズホルダ(3)に対して固定しているので、トラック
制御用コイル(11a),(11b)に所望の電流を流して、
矢印A方向に対物レンズ(1)を回動させて、トラック
制御を行なうことができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の対物レンズ駆動装置は、以上の様に構成されてい
るので、可動部であるレンズホルダ(3)の1次の振動
モード(第10図に、そのモードの概略イメージ図を示
す)の共振周波数(f1)が低く、対物レンズの駆動制御
系を構成する上で第11図に示した様な共振ピークが発生
することから、帯域が広く取れない等の問題点があっ
た。又、現在、ディスクの高回転化が要望されている中
で、低い共振周波数であることが制御帯域を制限し、高
回転化に制限を加えてしまう等の問題点があった。
この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、レンズホルダ部の共振周波数を、より高域
に推移させることができ、制御帯域をより広げることが
可能となりより高回転なディスクに追従可能な、対物レ
ンズ駆動装置を得ることを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る対物レンズ駆動装置は、所定の軸線の周
りに回動可能でかつ前記軸線に沿って移動可能なレンズ
ホルダと、前記レンズホルダの前記軸線から偏心した位
置にその光軸が前記軸線とほぼ平行になるように支持さ
れた対物レンズと、前記レンズボルダの前記軸線に対し
て前記対物レンズの反対側に設けられたカウンターウエ
イトと、前記レンズホルダを前記軸線に沿って移動させ
るとともに前記軸線周りに回動させる駆動手段とを備え
た対物レンズ駆動装置において、前記対物レンズはその
外周面の半分がレンズホルダの一端部全体に対応して形
成された半円形凹所に対接して支持されており、および
/または前記カウンターウエイトはレンズホルダの他端
面の一部に前記軸線に関して反対側の面が少なくとも露
出するようにして支持されていることを特徴としてい
る。
〔作用〕
この発明における対物レンズ駆動装置は、対物レンズの
半周部のみがレンズホルダの一端面全体に対接するよう
になっているのでレンズホルダは対物レンズの残り半周
部をめぐる部分がなく、および/またはカウンターウエ
イトはその一部がレンズホルダの他端面の一部に対接す
るようになっているのでレンズホルダはその回転軸線か
らこの他端面までの距離を実質的に短くしているので、
レンズホルダの内、低位の振動モード(例えば1次、2
次モード)に対して、主に共振周波数を低下させる要因
となっている部分、具体的には、支軸(4)から見て、
対物レンズ(1)の中心位置より外側の部分、並びにカ
ウンターウエイト(2)が取り付けられている位置より
外側の部分がなく、低位の共振周波数をより高域に推移
させることが可能となる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。尚、
図中、従来例と同一、もしくは相当する部分については
説明を省略する。
第1図において、(101)は対物レンズ、(102)はカウ
ンターウエイト、(103)は上記対物レンズ(101)及び
カウンターウエイト(102)を保持するレンズホルダで
ある。このレンズホルダ(103)は対物レンズ(101)及
びカウンターウエイト(102)を位置決めし、しかも保
持するに必要最低限の部分のみで構成されている。(10
4),(105)は各々対物レンズ(101)及びカウンター
ウエイト(102)を位置決めし、接着等により保持する
ための保持面である。
第2図から第4図において、レンズボルダ、対物レン
ズ、カウンターウエイト以外の構成部品については、従
来例と同様である。
次に動作について説明する。
本発明による対物レンズ駆動装置では、支軸(4)に筒
状の可動軸受(3a)が嵌着されているので、レンズホル
ダ(103)は支軸(4)の長手方向、すなわち第4図の
矢印Bの方向に摺動自在に支持されるとともに、第3図
の矢印Aの方向に支軸(4)を中心に回動自在に保持さ
れる。ここで、焦点制御用コイル(10)に所望の電流を
流すことにより、レンズホルダ(103)を矢印Bの方向
に移動させて焦点制御を行なうことができ、また、支軸
(4)より所定距離離れた位置に対物レンズ(101)を
レンズホルダ(103)に対して固定しているので、トラ
ック制御用コイル(11a),(11b)に所望の電流を流し
て、矢印A方向に対物レンズ(101)を回動させて、ト
ラック制御を行なうことができる。
その焦点制御及びトラック制御を行なう場合に、本発明
による対物レンズ駆動装置では、低位の振動モードに対
して、剛性としてよりもむしろ負荷として作用している
部分をレンズホルダ(103)から削除しているために、
例えば第5図に示す1次の振動モードの共振周波数f2
第6図に示した様に、従来例のそれ(f1)よりも、より
高域に推移することになり、制御帯域をより広く取れる
ことになる。
〔発明の効果〕
以上の様に、この発明によれば、低位の振動モードの共
振周波数を低下させている部分を削除する様に構成した
ので、大幅な設計変更を伴わずに共振周波数をより高域
に推移させることが可能となる。又、可動部分の軽量化
も同時に実現できるため、より高回転なディスクに対応
できる対物レンズ駆動装置を得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例による対物レンズ駆動装置の
可動部を示す詳細組立図、第2図は装置全体を示す分解
斜視図、第3図はその平面図、第4図はその側面図、第
5図は可動部の1次の振動モードを示す振動モード図、
第6図は1次の振動モードの共振周波数f2を従来例のそ
れf1と比較するための周波数特性図である。第7図は従
来の対物レンズ駆動装置を示す分解斜視図、第8図はそ
の平面図、第9図はその側面図、第10図は従来の対物レ
ンズ駆動装置の可動部の1次の振動モードを示す振動モ
ード図、第11図は従来の1次の振動モードの共振周波数
f1を示す周波数特性図である。 図に於いて、(101)は対物レンズ、(102)はカウンタ
ーウエイト、(103)はレンズホルダ、(104),(10
5)は各々、対物レンズ(101)及びカウンターウエイト
(102)を位置決めしかつ接着等により保持するための
保持面である。 なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の軸線の周りに回動可能でかつ前記軸
    線に沿って移動可能なレンズホルダと、前記レンズホル
    ダの前記軸線から偏心した位置にその光軸が前記軸線と
    ほぼ平行になるように支持された対物レンズと、前記レ
    ンズボルダの前記軸線に対して前記対物レンズの反対側
    に設けられたカウンターウエイトと、前記レンズホルダ
    を前記軸線に沿って移動させるとともに前記軸線周りに
    回動させる駆動手段とを備えた対物レンズ駆動装置にお
    いて、 前記対物レンズはその外周面の半分がレンズホルダの一
    端部全体に対応して形成された半円形凹所に対接して支
    持されており、および/または前記カウンターウエイト
    はレンズホルダの他端面の一部に前記軸線に関して反対
    側の面が少なくとも露出するようにして支持されている
    ことを特徴とする対物レンズ装置。
JP1286904A 1989-11-02 1989-11-02 対物レンズ駆動装置 Expired - Lifetime JPH0770080B2 (ja)

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JP1286904A JPH0770080B2 (ja) 1989-11-02 1989-11-02 対物レンズ駆動装置

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Publication Number Publication Date
JPH03147531A JPH03147531A (ja) 1991-06-24
JPH0770080B2 true JPH0770080B2 (ja) 1995-07-31

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0731814B2 (ja) * 1983-12-28 1995-04-10 株式会社東芝 対物レンズ駆動装置
JPS62142022U (ja) * 1986-03-01 1987-09-08

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JPH03147531A (ja) 1991-06-24

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