JPH07693A - 浴室用換気乾燥装置 - Google Patents

浴室用換気乾燥装置

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Publication number
JPH07693A
JPH07693A JP5143448A JP14344893A JPH07693A JP H07693 A JPH07693 A JP H07693A JP 5143448 A JP5143448 A JP 5143448A JP 14344893 A JP14344893 A JP 14344893A JP H07693 A JPH07693 A JP H07693A
Authority
JP
Japan
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ventilation
bathroom
duct
wall
unit bath
Prior art date
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Pending
Application number
JP5143448A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Muramatsu
篤 村松
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Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Seiko Co Ltd filed Critical Matsushita Seiko Co Ltd
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Publication of JPH07693A publication Critical patent/JPH07693A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 浴室自体の強度が弱いユニットバスなどに浴
室用換気乾燥装置を設置する際、その施工効率を向上さ
せることを目的とする。 【構成】 外側面に吸込口6、吐出口7、換気口8を有
した箱体状の本体9内部に、吸込口6と吐出口7とを結
び、吸込口6側に送風機10および吐出口7側にヒータ
11を配置した循環通風路12と、循環通風路12の送
風機10側とヒータ11側との中間に設けた通気口13
と換気口8とを結ぶ換気通風路14と、換気通風路14
あるいは循環通風路12の吐出口7側のいずれか一方を
閉鎖するダンパー15とを設けた換気乾燥機本体1を、
ユニットバス2の側壁3と対向する建物の外壁4の室外
5側に設置するとともに、その吸込口6、吐出口7を外
壁4および側壁3を貫通してユニットバス2に連通させ
た吸込ダクト16、吐出ダクト17に連通させてなる浴
室用換気乾燥装置の構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浴室の換気や浴室を衣
類の乾燥室として使用する浴室用換気乾燥装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、浴室内のスペースを有効に利用す
るために、浴室の換気だけではなく、温風を吹出して浴
室を衣類の乾燥室として使用する浴室用換気乾燥装置が
普及しつつある。
【0003】従来、この種の浴室用換気乾燥装置は、一
般に図4に示すような構成であった。
【0004】すなわち、浴室101の天井面102に開
口された開口部103から天井裏104に突設され、下
面に吸込口105および吐出口106と一側面に換気口
107とを有した箱体状の本体108内部に、吸込口1
05と吐出口106とを結び、吸込口105側に送風機
109および吐出口106側にヒータ110を配置した
循環通風路111と、この循環通風路111の送風機1
09側とヒータ110側との中間から分岐して循環通風
路111の送風機109側と換気口107とを結ぶ換気
通風路112と、この換気通風路112側と循環通風路
111のヒータ110側とを選択自在に閉鎖するダンパ
ー113とが設けられている。また、本体108の換気
口107には、アダプター114が突設されており、こ
のアダプター114に室外(図示せず)と連通させたダ
クト115を連通接続している。
【0005】上記構成において、浴室101の換気を行
う場合には、ダンパー113で循環通風路111のヒー
タ110側を閉鎖し、換気通風路112側を開放し、送
風機109を運転することによって、浴室101内の湿
気を含んだ空気を吸込口105から吸込み、換気口10
7からダクト115を通して室外へ排出する。一方、浴
室101を衣類の乾燥室として使用する場合には、ダン
パー113で換気通風路112側を閉鎖し、循環通風路
111のヒータ110側を開放し、送風機109を運転
するとともにヒータ110に通電することによって、浴
室101内の空気を吸込口105から吸込み、ヒータ1
10で暖めて吐出口106から浴室101へ吹出す。そ
して、図示はしてないが、浴室101内に吊した衣類
に、この温風を当てることによって衣類を乾燥させてい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近の一般
家庭の浴室の多くは、施工性に優れたユニットバスにな
ってきていることはよく知られているが、これらの浴室
の天井に上記従来の浴室用換気乾燥装置を設置する場合
には、浴室自体の強度が不十分なために、天井面102
に開口した開口部103の周囲に補強材116などを設
けて天井面102を補強し、この補強材116に本体1
08の下部に設けたフランジ部117を複数の取付ねじ
118で固定するか、あるいは天井裏104の梁(図示
せず)などからアンカボルトで吊り下げ固定するといっ
た非常に手間のかかる作業を行わなければならなく、し
かも、これらの施工作業の大半を狭い天井裏104で行
わなければならないので、施工効率が悪いという課題が
あった。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、浴室
自体の強度が弱いユニットバスなどに浴室用換気乾燥装
置を設置する際、その施工効率を向上させることのでき
る浴室用換気乾燥装置を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的を達成
するための第1の手段は、外側面に吸込口、吐出口およ
び換気口を有した箱体状の本体内部に、前記吸込口と前
記吐出口とを結び、前記吸込口側に送風機および前記吐
出口側にヒータを配置した循環通風路と、この循環通風
路の送風機側とヒータ側との中間に設けた通気口と前記
換気口とを結ぶ換気通風路と、この換気通風路と前記循
環通風路の吐出口側とを選択自在に閉鎖するダンパーと
を設けた換気乾燥機本体を、ユニットバスの側壁と対向
する建物の外壁の室外側に設置するとともに、その吸込
口および吐出口を前記外壁および前記側壁を貫通して前
記ユニットバスに連通させた吸込ダクトおよび吐出ダク
トに連通させてなる浴室用換気乾燥装置の構成としたも
のである。
【0009】また、上記目的を達成するための第2の手
段は、吸込ダクトおよび吐出ダクト内部に防火ダンパー
を設けた浴室用換気乾燥装置の構成としている。
【0010】
【作用】本発明は上記した第1の手段の構成により、浴
室用換気乾燥装置を設置する浴室が強度の弱いユニット
バスなどの場合にも、建物の外壁およびユニットバスの
側壁に、ユニットバスと室外とを結ぶ貫通穴を開口して
おけば、この貫通穴に吸込ダクトおよび吐出ダクトを挿
入配置し、これらのダクトの室外側に換気乾燥機本体の
吸込口および吐出口を接続させるとともに、浴室用換気
乾燥装置の重量の大半を占める換気乾燥機本体を建物の
外壁に設置することによって、その施工工事が完了する
こととなる。
【0011】また、第2の手段の構成により、なんらか
の原因で浴室用換気乾燥機から発煙、発火等が発生し、
その煙や火炎が吸込ダクトおよび吐出ダクトを通してユ
ニットバスに侵入しようとするのを防火ダンパーが阻止
することとなる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図1〜図
3を参照しながら説明する。
【0013】図に示すように、1はユニットバス2の側
壁3と対向する建物の外壁4の室外5側に設置された換
気乾燥機本体であり、外壁4に当接させる側面に吸込口
6および吐出口7を、また下面に換気口8を有した箱体
状の本体9内部に、吸込口6と吐出口7とを結び、吸込
口6側に送風機10および吐出口7側にヒータ11を配
置した循環通風路12と、この循環通風路12の送風機
10側とヒータ11側との中間に設けた通気口13と換
気口8とを結ぶ換気通風路14と、この換気通風路14
と循環通風路12の吐出口7側とを選択自在に閉鎖する
ダンパー15とが設けられている。また換気乾燥機本体
1の吸込口6および吐出口7には、吸込ダクト16およ
び吐出ダクト17の一方の端部が連通接続されており、
これらのダクトのもう一方の端部が外壁4と側壁3とを
貫通し、ユニットバス2に連通されている。そして、吸
込ダクト16および吐出ダクト17のそれぞれの内部に
は、これらダクト内部に異常高温の通風があった場合、
これを感知して、吸込ダクト16および吐出ダクト17
のそれぞれの通風路を閉鎖する防火ダンパー18、19
が配設されている。
【0014】上記構成において、ユニットバス2の換気
を行う場合には、ダンパー15で循環通風路12のヒー
タ11側を閉鎖し、換気通風路14側を開放し、送風機
10を運転することによって、ユニットバス2内の湿気
を含んだ空気を吸込ダクト16を通して吸込口6から吸
込み、換気通風路14を通して換気口8から室外5へ排
出する。一方、ユニットバス2を衣類の乾燥室として使
用する場合には、ダンパー15で換気通風路14側を閉
鎖し、循環通風路12のヒータ11側を開放し、送風機
10を運転するとともにヒータ11に通電することによ
って、ユニットバス2内の空気を吸込ダクト16を通し
て吸込口6から吸込み、ヒータ11で暖めて吐出口7か
ら吐出ダクト17を通してユニットバス2へ吹出す。そ
して、図示はしてないが、ユニットバス2内に吊した衣
類に、この温風を当てることによって衣類を乾燥させ
る。
【0015】そして、送風機10やヒータ11などの電
気部品に異常が生じ、換気乾燥機本体1内部で、発煙、
発火等が発生し、吐出ダクト17内部に異常高温の通風
があった場合には、防火ダンパー19が作動して、吐出
ダクト17を閉鎖し、煙や火炎がユニットバス2へ侵入
しようとするのを確実に阻止する。さらに換気乾燥機本
体1内部での異常状態が継続し、吸込ダクト16内部の
温度が異常高温に上昇した場合には、防火ダンパー18
が作動して、吸込ダクト16を閉鎖し、換気乾燥機本体
1内部への空気の供給を遮断することによって、換気乾
燥機本体1内部の燃焼を防止する。
【0016】また、上記のように構成された浴室用換気
乾燥装置の施工方法について以下に説明する。
【0017】建物の外壁4およびユニットバス2の側壁
3に、ユニットバス2と室外5とを結ぶ貫通穴20、2
0Aおよび21、21Aを開口し、これらの貫通穴2
0、20A、21、21Aに吸込ダクト16および吐出
ダクト17を挿入固定し、これらの吸込ダクト16、吐
出ダクト17の室外5側に換気乾燥機本体1の吸込口6
および吐出口7を接続するとともに、この換気乾燥機本
体1に設けたフランジ部22を複数の固定ねじ23で外
壁4に固定することによって、その施工工事は完了す
る。
【0018】このように本発明の実施例の浴室用換気乾
燥装置によれば、浴室用換気乾燥装置を設置する浴室が
強度の弱いユニットバス2の場合にも、その施工作業を
天井裏などの狭い所で行なわなくともよく、しかも浴室
用換気乾燥装置の重量の大半を占める換気乾燥機本体1
を建物の外壁4に設置しているので、この換気乾燥機本
体1を設置するためのユニットバス2の補強工事が不要
となり、その施工効率を大幅に向上させることができ
る。
【0019】また、吸込ダクト16および吐出ダクト1
7内部に防火ダンパー18、19を設けているので、換
気乾燥機本体1内部で、発煙、発火等が発生した場合、
それがユニットバス2に延焼するのを確実に防止するこ
とができる。
【0020】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば、浴室自体の強度が弱いユニットバスなどに
浴室用換気乾燥装置を設置する際、建物の外壁およびユ
ニットバスの側壁にユニットバスと室外とを結ぶ貫通穴
を開口し、この貫通穴に吸込ダクトおよび吐出ダクトを
挿入配置し、これらのダクトの室外側に換気乾燥機本体
の吸込口および吐出口を接続するとともに、この換気乾
燥機本体を建物の外壁に設置するだけの簡単な作業で施
工工事が完了することとなり、施工効率を大幅に向上さ
せることのできる効果のある浴室用換気乾燥装置が提供
できる。
【0021】また、吸込ダクトおよび吐出ダクトのそれ
ぞれの内部に防火ダンパーが設けられているので、換気
乾燥機本体内部で、発煙、発火等が発生した場合、それ
がユニットバスに延焼するのを確実に防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の浴室用換気乾燥装置の設置
状態を示す横断面図
【図2】同図1のA−B断面図
【図3】同浴室用換気乾燥装置の設置状態を示す縦断面
【図4】従来の浴室用換気乾燥装置の設置状態を示す縦
断面図
【符号の説明】
1 換気乾燥機本体 2 ユニットバス 3 側壁 4 外壁 5 室外 6 吸込口 7 吐出口 8 換気口 9 本体 10 送風機 11 ヒータ 12 循環通風路 13 通気口 14 換気通風路 15 ダンパー 16 吸込ダクト 17 吐出ダクト 18 防火ダンパー 19 防火ダンパー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外側面に吸込口、吐出口および換気口を
    有した箱体の内部に、前記吸込口と前記吐出口とを結
    び、前記吸込口側に送風機および前記吐出口側にヒータ
    を配置した循環通風路と、この循環通風路の送風機側と
    ヒータ側との中間に設けた通気口と前記換気口とを結ぶ
    換気通風路と、この換気通風路と前記循環通風路の吐出
    口側とを選択自在に閉鎖するダンパーとを設けた換気乾
    燥機本体を、ユニットバスの側壁と対向する建物の外壁
    の室外側に設置するとともに、その吸込口および吐出口
    を前記外壁および前記側壁を貫通して前記ユニットバス
    に連通させた吸込ダクトおよび吐出ダクトに連通させて
    なる浴室用換気乾燥装置。
  2. 【請求項2】 吸込ダクトおよび吐出ダクト内部に防火
    ダンパーを設けた請求項1記載の浴室用換気乾燥装置。
JP5143448A 1993-06-15 1993-06-15 浴室用換気乾燥装置 Pending JPH07693A (ja)

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JP5143448A JPH07693A (ja) 1993-06-15 1993-06-15 浴室用換気乾燥装置

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JP (1) JPH07693A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001156478A (ja) * 1999-09-17 2001-06-08 Matsushita Seiko Co Ltd 発熱体収納箱冷却装置とその制御方法
JP2009111407A (ja) * 1999-09-17 2009-05-21 Panasonic Ecology Systems Co Ltd 発熱体収納箱冷却装置とその制御方法

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JP4607218B2 (ja) * 1999-09-17 2011-01-05 パナソニックエコシステムズ株式会社 発熱体収納箱冷却装置とその制御方法

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