JPH076937U - 磁気ヘッド装置 - Google Patents

磁気ヘッド装置

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JPH076937U JP3277393U JP3277393U JPH076937U JP H076937 U JPH076937 U JP H076937U JP 3277393 U JP3277393 U JP 3277393U JP 3277393 U JP3277393 U JP 3277393U JP H076937 U JPH076937 U JP H076937U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気テープがカールすることによる磁気的特
性の劣化を防止することのできる磁気ヘッド装置を提供
する 【構成】 磁気テープ導入側51に消去ヘッド12と、
磁気テープ導出側49に録再ヘッド10とが組み込まれ
た台座14上で、磁気テープ導入側テープガイド46及
び磁気テープ導出側テープガイド44が立設し、導出側
テープガイド44は、テープ案内面48の他側縁に磁気
テープ28を規制面53に押圧する第1制御手段57a
を有し、導入側テープガイド46は、テープ案内面50
の他側縁に磁気テープ28を規制面53に押圧する第2
制御手段57bを有し、第2制御手段57bは第1制御
手段57aより押圧力が小さいことよりなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、情報の記録及び又は再生等を行う磁気記録装置に装填されて、磁気 テープと摺接して磁気テープに記録又は記録された情報の読み取りを行う磁気ヘ ッド装置に関するもので、特に適正な磁気テープの走行を保つことのできるもの である。
【0002】
【従来の技術】
カセットテープレコーダやカーステレオ等の磁気記録装置においては、操作の 簡便さのためにカセットテープを装着したまま正方向、逆方向に記録又は再生を 行うことのできるオートリバースタイプの磁気記録装置が普及するに至っている 。
【0003】 しかしながら、オートリバースタイプの磁気記録装置において、一方向と同一 の機能を正逆両方向に持たせようとすれば磁気ヘッドの数が2倍になり、種々の 部品数が倍化するばかりでなく、ヘッド部が巨大化して大きなスペースを要する ようになってしまう。
【0004】 そこで、一つの台座に一つ以上の磁気ヘッドを組み込んだ磁気ヘッド装置が使 用される。そうした磁気ヘッド装置を使用すれば、台座ごと回転させたり、もし くは上下に又は左右に動かすことによって正逆両方向に同一の機能を働かすこと が可能となる。
【0005】 従来の磁気ヘッドの一例として図7ないし図9に示されるものが知られている 。
【0006】 この図7ないし図9において、録音再生用磁気ヘッド10と消去用磁気ヘッド 12はそれぞれ台座14に組み込まれている。
【0007】 尚、録音再生用磁気ヘッド10と消去用磁気ヘッド12の一体化された台座1 4に組み込んだ磁気ヘッド装置もある。
【0008】 録音再生用磁気ヘッド10及び消去用磁気ヘッド12にはコイル(図示せず) の巻回された磁気コア60、60、68が設けられ、各磁気コア60、60、6 8に形成された磁気ギャップ62、66はそれぞれの磁気ヘッドの摺動面16及 び摺動面18に臨んでいる。
【0009】 摺動面16、18は、それぞれの磁気コア60、60、68が磁気テープ28 と確実に接触するように湾曲している。
【0010】 さらに、台座14には、磁気テープ28の走行方向中の両側部の一方の側部に 消去用磁気ヘッド12に隣接して磁気テープ導入側テープガイド22が設けられ 、他方の側部には録音再生用磁気ヘッド10に隣接して磁気テープ導出側テープ ガイド20が設けられている。
【0011】 導入側テープガイド22及び導出側テープガイド20は略平板凹字状で、凹ん だ部分のテープ案内面24、26を磁気テープ28が摺動走行する。テープ案内 面24、26は、磁気テープ28の走行方向に対して曲率中心38を円心として 緩やかに湾曲している。
【0012】 磁気テープ28は、この磁気ヘッド装置34を装填した磁気記録装置内の所定 の走行路を走行し、磁気記録装置に設けられたガイドポール32でガイドされた 後、磁気テープ導入側テープガイド22のテープ案内面26を摺動し、消去用磁 気ヘッド12の摺動面18と録音再生用磁気ヘッド10の摺動面16を順に摺動 し、導出側テープガイド20の案内面24を摺動し、磁気記録装置に設けられた ガイドポール30にガイドされて再び磁気記録装置内の所定の走行路を走行する 。
【0013】 尚、磁気テープ28への記録又は再生時には、磁気テープ28を収容するカセ ットテープに設けられているフェルト製のパッド72が磁気テープ28を磁気ヘ ッド10、12に押圧する。
【0014】 磁気テープ28が消去用磁気ヘッド12の摺動面18に位置する磁気ギャップ 66を摺動する際に磁気テープ28に記録されている磁気記録が消去されたり、 また磁気テープ28が録音再生用磁気ヘッド10の摺動面16に位置する磁気ギ ャップ62を摺動する際に、磁気テープ28に記録したり、もしくは磁気テープ 28に記録されている磁気記録を読み取る。
【0015】 また、導出側テープガイド20のテープ案内面24の一側縁には、テープ案内 面24に対して直角に第1規制面53が形成され、テープ案内面24の他側縁に は、テープ案内面24に対して傾斜して連続する調整面57と、テープ案内面2 4に対して直角に向いて調整面57に連続する第2規制面55が形成されている 。そして前記第1規制面53と第2規制面55との間の間隔は、磁気テープ28 の幅よりも若干広い間隔に形成されている。
【0016】 同様に、導入側テープガイド22のテープ案内面26の一方には、テープ案内 面26に対して直角に第1規制面53が形成され、テープ案内面26の他方には 、テープ案内面26に対して傾斜して連続する調整面57と、テープ案内面26 に対して直角に向いて調整面57に連続する第2規制面55が形成されている。 そして前記第1規制面53と第2規制面55との間の間隔は、磁気テープ28の 幅よりも若干広い間隔に形成されている。
【0017】 図10は再生時において、パッド72(磁気テープを収容するカセットテープ に設けられている)が磁気テープ28を磁気ヘッド10の摺動面16に押しつけ るとともに、磁気テープ28が導出側テープガイド20のテープ案内面24と調 整面57に沿って変形した状態を示している。
【0018】 再生時には磁気テープ28の幅方向側縁部のうち、一端は導出側テープガイド 20の調整面57に摺接し、磁気テープ28の他端は第1規制面53に当接し、 磁気テープ28は第1規制面53で走行位置を規制されつつ移動する。よって走 行位置が規制された状態の磁気テープ28が録音再生用磁気ヘッド10の磁気コ ア60に正規の走行位置と角度で接触するのでアジマス損失の発生を抑制しつつ 再生することができる。
【0019】 この状態から頭出し操作を行うと、パッド72が磁気テープ28を録音再生用 磁気ヘッド10の摺動面16に押しつける力が少なくなるか、なくなった状態で 早送り又は巻き戻し操作等で高速走行されるので、磁気テープ28は図11に示 すように導出側テープガイド20のテープ案内面24から離れるようになる。こ の状態においては、磁気テープ28は第1規制面53と第2規制面55との間で 移動するが、第2規制面55はテープ案内面24に対して直角に形成された面で あって第1規制面53と第2規制面55との間の間隔は磁気テープ28の幅より わずかに広いだけなので、この規制面55の間で磁気テープ28は幅方向に移動 する自由度が小さくなるか、なくなるために、頭出し操作時において磁気テープ 28の走行を安定化できる。
【0020】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記した構造では調整面57、57にて磁気テープ28にカールが発 生するため、録音再生用磁気ヘッド10のギャップ62又は消去用磁気ヘッド1 2のギャップ66と、磁気テープ28との間にスペーシングロスを生じてしまい 、磁気的特性を劣化させていた。特に導入側テープガイド22の直近にギャップ のある消去用ヘッド12は、導入側テープガイド22と消去用磁気ヘッド12の ギャップ66との距離が短いためその影響を受けやすく、磁気テープ28の調整 面57側のチャンネルの記録された信号を消す消去効率が悪くなるという問題が あった。
【0021】 本考案は、前記課題を解決するためになされたもので、磁気テープがカールす ることによる磁気的特性の劣化を防止することのできる磁気ヘッド装置を提供す ることを目的とするものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の磁気ヘッド装置は、磁気テープ導入側に消去ヘッドと、磁気テ ープ導出側に録再ヘッドとが組み込まれた台座上で、磁気テープの走行方向両側 部に、磁気テープをガイドする磁気テープ導入側テープガイド及び磁気テープ導 出側テープガイドが設けられ、台座が磁気記録装置に装填される磁気ヘッド装置 において、前記導入側テープガイド及び導出側テープガイドは、磁気テープの摺 動するテープ案内面と、前記テープ案内面の一側縁に磁気テープ幅方向の移動を 規制する規制面とを有するとともに、前記導出側テープガイドは、前記テープ案 内面の他側縁に磁気テープを前記規制面に押圧する第1制御手段を有し、前記導 入側テープガイドは、前記テープ案内面の他側縁に磁気テープを前記規制面に押 圧する第2制御手段を有し、前記第2制御手段は前記第1制御手段より押圧力が 小さいことを特徴としている。
【0023】
【作用】
磁気テープにカールが発生しないため、導入側テープガイドの直近にギャップ のある消去用磁気ヘッドは、導入側テープガイドと消去用磁気ヘッドのギャップ との距離が短いことによる影響をほとんど受けず、磁気テープの記録された信号 を消す消去効率が劣化することがなく、かつ導出側テープガイドの調整面にて磁 気テープが規制されるので、アジマス損失の発生を抑制することができる。
【0024】
【実施例】
本考案の一実施例を図1〜図3を参照して以下に説明する。尚、図1〜図3に 示す磁気ヘッド装置はオートリバースタイプのものであるが、本発明はこのタイ プに限定されるものではなく、台座や取付板又は取付枠等に少なくとも一つ以上 の磁気ヘッドと複数のテープガイドの設けられる磁気ヘッド装置であれば適用で きるものである。
【0025】 図1〜図3に示す磁気ヘッド装置42は、録音再生用磁気ヘッド10と消去用 磁気ヘッド12がそれぞれ台座14に組み込まれて概略構成されている。
【0026】 尚、録音再生用磁気ヘッド10と消去用磁気ヘッド12を一体化したユニット を台座14に組み込んでもよい。
【0027】 録音再生用磁気ヘッド10にはコイル(図示せず)の巻回された磁気コア60 、60がシールド板64を介して設けられ、磁気コア60の先端に形成された磁 気ギャップ62が録音再生用磁気ヘッド10の摺動面上に臨んでいる。
【0028】 同様に、消去用磁気ヘッド12にもコイル(図示せず)の巻回された磁気コア 68の先端に形成された磁気ギャップ66が摺動面18上に臨んでいる。
【0029】 摺動面16は磁気テープ28が磁気コア60に確実に接触するように湾曲し、 摺動面18も磁気テープ28が磁気コア68に確実に接触するように湾曲してい る。
【0030】 録音再生用磁気ヘッド10の大きさ、その摺動面16の曲率及び磁気ギャップ の位置と、消去用磁気ヘッド12の大きさ、摺動面18の曲率及び磁気ギャップ の位置は、それぞれの磁気ヘッドの機能を効果的に作用させるために、各々異な っている。
【0031】 台座14は前面輪郭がほぼ円形上を為していて、その中心を通り、磁気テープ の走行方向に垂直な直線B−B上に、取付孔56、58が形成されている。これ ら取付孔56、58はこの磁気ヘッド装置42を磁気記録装置のシャーシに設け られた回転駆動装置に取付ける際に使用するものであり、台座14はその中心を 軸に180゜ずつ磁気テープ28の走行方向にほぼ平行な面に沿って回転する。
【0032】 さらに、台座14には、磁気テープ28の走行方向中の一方の側部であるテー プ導出部49に録音再生用磁気ヘッド10に隣接して磁気テープ導出側テープガ イド44が設けられ、他方の側部であるテープ導入部51には消去用磁気ヘッド 12に隣接して磁気テープ導入側テープガイド46が立設している。
【0033】 導出側テープガイド44及び導入側テープガイド46は略平板凹字状で、凹ん だ部分のテープ案内面48、50を磁気テープ28が摺動走行する。
【0034】 テープ案内面48、50は磁気テープ28の走行方向に対して緩やかに湾曲し ている。
【0035】 磁気テープ28が消去用磁気ヘッド12の摺動面18に位置する磁気ギャップ 66を摺動する際に磁気テープ28に記録されている磁気記録が消去されたり、 また磁気テープ28が録音再生用磁気ヘッド10の摺動面16に位置する磁気ギ ャップ62を摺動する際に磁気テープ28に記録したり、もしくは磁気テープ2 8に記録されている磁気記録が再生される。
【0036】 また、導出側テープガイド44は、図2に示すように、基体部59と、基体部 59の肩部に形成される側片45、47で構成され、一方の側片45においてテ ープ案内面48側の部分にはテープ案内面48に対して直角に第1規制面53が 形成され、他方の側片47においてテープ案内面48側の部分には、テープ案内 面48に対して傾斜して連続する調整面57aとテープ案内面48に対して直角 に向いて調整面57aに連続する第2規制面55が形成されている。
【0037】 前記第1規制面53と第2規制面55との間の間隔は、磁気テープ28の幅よ りも若干広い間隔に形成されている。
【0038】 一方、導入側テープガイド46は、図3に示すように、基体部59と、基体部 59の肩部に形成される側片45、47で構成され、一方の側片45においてテ ープ案内面50側の部分にはテープ案内面50に対して直角に第1規制面53が 形成され、他方の側片47においてテープ案内面50側の部分には、テープ案内 面50に対して傾斜して連続する調整面57bとテープ案内面48に対して直角 に向いて調整面57bに連続する第2規制面55が形成されている。
【0039】 前記第1規制面53と第2規制面55との間の間隔は、磁気テープ28の幅よ りも若干広い間隔に形成されている。
【0040】 そして、前記調整面57bは前記調整面57aより押圧力が小さくなるように 構成されている。つまり、テープ案内面48に対する調整面57a、57bの傾 斜角をθa、θbとすると、例えばθa>θb、0゜<θa≦90゜、0゜≦θ b≦90゜の関係を満たすように構成されている。
【0041】 このような構成を採用することにより、磁気テープ28にカールが発生するこ とを抑制できるため、導入側テープガイド46の直近にギャップ66のある消去 用磁気ヘッド12は、導入側テープガイド46と消去用磁気ヘッド12のギャッ プ66との距離が短いことによる影響をほとんど受けず、磁気テープ28の記録 された信号を消す消去効率が劣化することがなく、かつ導出側テープガイド44 の調整面57aにて磁気テープ28が規制されるので、アジマス損失の発生を抑 制することができる。
【0042】 この効果がもっともよく発揮される構成は、θb=0゜である。つまり、導入 側テープガイド46の調整面が実質的に押圧する作用をしていない状態であるか ら、消去用磁気ヘッド12の摺動面18上で、磁気テープ28がカールすること がほとんどなくなり、摺動面18と磁気テープ28との密着性が向上し、消去効 率を最大限に発揮することが可能となる。
【0043】 (実験例) 下記条件で本実施例の磁気ヘッド装置を製造し、その磁気ヘッド装置において 、アジマス角度をずらした時の消去率を測定した。
【0044】 θa=60゜ θb= 0゜ また、比較例として、下記条件での磁気ヘッド装置の消去率を測定した。
【0045】 θa=60゜ θb=60゜ 本実施例の磁気ヘッド装置の測定結果を図4に、比較例の磁気ヘッド装置の測 定結果を図5に示す。尚、図4、図5中□は正方向、+は逆方向の消去率を示す 。
【0046】 図5から、比較例の磁気ヘッド装置では、正方向、逆方向ともに0.6゜程度 の追従性しかないことが分かる。
【0047】 しかしながら、図4から本実施例の磁気ヘッド装置では、正方向では1.5゜ 程度、逆方向では2.4゜以上の追従性が得られていることが分かる。
【0048】 尚、本実施例において図6のように、導入側テープガイド46の第1規制面5 3、第2規制面55、導出側テープガイド44の第1規制面53、第2規制面5 5のうちの少なくとも一つを、磁気テープ28の走行方向に対して従来例より長 く構成することにより、前述したアジマスの追従性をさらに向上させることがで きる。
【0049】 さらに、図6において磁気ヘッドのアジマス等を調整する位置決め基準部80 、80を設けてもよい。アジマスが正確に設定されれば、さらに消去効率等の磁 気的特性を向上させることができる。
【0050】 尚、本実施例においては、回転リバースタイプのアジマス無調整ヘッドについ て記載したが、これに限るものではない。本発明のポイントである、テープガイ ドの直近にギャップのある磁気ヘッドにおける、テープカールの影響を受けやす いことによる磁気的特性の劣化のある磁気ヘッド装置に、適宜実施することが可 能である。
【0051】
【効果】
本考案の磁気ヘッド装置は、磁気テープ導入側に消去ヘッドと、磁気テープ導 出側に録再ヘッドとが組み込まれた台座上で、磁気テープの走行方向両側部に、 磁気テープをガイドする磁気テープ導入側テープガイド及び磁気テープ導出側テ ープガイドが設けられ、台座が磁気記録装置に装填される磁気ヘッド装置におい て、前記導入側テープガイド及び導出側テープガイドは、磁気テープの摺動する テープ案内面と、前記テープ案内面の一側縁に磁気テープ幅方向の移動を規制す る規制面とを有するとともに、前記導出側テープガイドは、前記テープ案内面の 他側縁に磁気テープを前記規制面に押圧する第1制御手段を有し、前記導入側テ ープガイドは、前記テープ案内面の他側縁に磁気テープを前記規制面に押圧する 第2制御手段を有し、前記第2制御手段は前記第1制御手段より押圧力が小さい ことにより、磁気テープにカールが発生しないため、導入側テープガイドの直近 にギャップのある消去用磁気ヘッドは、導入側テープガイドと消去用磁気ヘッド のギャップとの距離が短いことによる影響をほとんど受けず、磁気テープの記録 された信号を消す消去効率が劣化することがなく、かつ導出側テープガイドの調 整面にて磁気テープが規制されるので、アジマス損失の発生を抑制することがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の磁気ヘッド装置の実施例を示す正面図
【図2】本考案の磁気ヘッド装置の導出側テープガイド
の一実施例を示す図
【図3】本考案の磁気ヘッド装置の導入側テープガイド
の一実施例を示す図
【図4】本考案の磁気ヘッド装置の実験例を示すグラフ
【図5】従来の磁気ヘッド装置の実験例を示すグラフ
【図6】本考案の別の実施例を示す正面図
【図7】従来の磁気ヘッド装置の斜視図
【図8】従来の磁気ヘッド装置の正面図
【図9】従来の磁気ヘッド装置の断面図
【図10】従来の磁気ヘッド装置のテープガイドを示す
【図11】従来の磁気ヘッド装置のテープガイドを示す
図 〔図面の簡単な説明〕 10 録音再生用磁気ヘッド 12 消去用磁気ヘッド 14 基台 44 磁気テープ導出側テープガイド 46 磁気テープ導入側テープガイド 48 テープ案内面 50 テープ案内面 53 第1規制面 55 第2規制面 57a 調整面(第1制御手段) 57b 調整面(第2制御手段)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープ導入側に消去ヘッドと、磁気
    テープ導出側に録再ヘッドとが組み込まれた台座上で、
    磁気テープの走行方向両側部に、磁気テープをガイドす
    る磁気テープ導入側テープガイド及び磁気テープ導出側
    テープガイドが設けられ、台座が磁気記録装置に装填さ
    れる磁気ヘッド装置において、 前記導入側テープガイド及び導出側テープガイドは、磁
    気テープの摺動するテープ案内面と、前記テープ案内面
    の一側縁に磁気テープ幅方向の移動を規制する規制面と
    を有するとともに、 前記導出側テープガイドは、前記テープ案内面の他側縁
    に磁気テープを前記規制面に押圧する第1制御手段を有
    し、 前記導入側テープガイドは、前記テープ案内面の他側縁
    に磁気テープを前記規制面に押圧する第2制御手段を有
    し、 前記第2制御手段は前記第1制御手段より押圧力が小さ
    いことを特徴とする磁気ヘッド装置。
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