JPH01118204A - 磁気ヘッドユニット - Google Patents
磁気ヘッドユニットInfo
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- JPH01118204A JPH01118204A JP62276711A JP27671187A JPH01118204A JP H01118204 A JPH01118204 A JP H01118204A JP 62276711 A JP62276711 A JP 62276711A JP 27671187 A JP27671187 A JP 27671187A JP H01118204 A JPH01118204 A JP H01118204A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は磁気ヘッドユニットに係り、特に磁気テープ走
行時におけるテープ磁性粉の脱落を防止し得る磁気ヘッ
ドユニットに関する。
行時におけるテープ磁性粉の脱落を防止し得る磁気ヘッ
ドユニットに関する。
従来の技術
例えばカセットテープレコーダに用いられる磁気ヘッド
ユニットは、磁気テープが摺接され記録/再生又は消去
処理を行なう磁気ヘッドと、磁気テープの走行を案内し
磁気ヘッドとの摺接条件を一定に保つ機能を奏するテー
プガイドとにより構成されている。
ユニットは、磁気テープが摺接され記録/再生又は消去
処理を行なう磁気ヘッドと、磁気テープの走行を案内し
磁気ヘッドとの摺接条件を一定に保つ機能を奏するテー
プガイドとにより構成されている。
従来、このテープガイドは例えばナイロンにカーボンフ
ァイバーを20%含有してなる樹脂を一体成形してなる
構成とされていた。
ァイバーを20%含有してなる樹脂を一体成形してなる
構成とされていた。
発明が解決しようとする問題点
しかるに従来の磁気ヘッドガイドに設けられるテープガ
イドでは、ナイロンにカーボンファイバーが含有される
だけであり動PIJm抵抗(走行する磁気テープとこれ
と摺接するテープガイド間に生ずる摩擦抵抗をいう)及
び相手摩耗(テープガイドと摺接することにより磁気テ
ープの磁性粉が脱落することをいう)を十分に改善する
ことができず、第4図(50時間テープ走行結果を示す
)に示すようにテープガイド1によりテープ磁性粉が脱
落してしまうという問題点があった。この脱落したテー
プ磁性粉は同図に示されるように磁気ヘッド2のテープ
摺接面2aに付着し、記録再生処理に悪影響を及ぼし、
B音域の劣化、音飛び及びワウ・フラッタ−の原因とな
る。
イドでは、ナイロンにカーボンファイバーが含有される
だけであり動PIJm抵抗(走行する磁気テープとこれ
と摺接するテープガイド間に生ずる摩擦抵抗をいう)及
び相手摩耗(テープガイドと摺接することにより磁気テ
ープの磁性粉が脱落することをいう)を十分に改善する
ことができず、第4図(50時間テープ走行結果を示す
)に示すようにテープガイド1によりテープ磁性粉が脱
落してしまうという問題点があった。この脱落したテー
プ磁性粉は同図に示されるように磁気ヘッド2のテープ
摺接面2aに付着し、記録再生処理に悪影響を及ぼし、
B音域の劣化、音飛び及びワウ・フラッタ−の原因とな
る。
本発明は上記の点に鑑みて創作されたものであり、テー
プガイドに単結晶性ウィスカーを含有することによりテ
ープ磁性粉の脱落の防止を図った磁気ヘッドユニットを
提供することを目的とする。
プガイドに単結晶性ウィスカーを含有することによりテ
ープ磁性粉の脱落の防止を図った磁気ヘッドユニットを
提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解決するために本発明では、磁気テープが
摺接され記録/再生又は消去を行なう磁気ヘッドと、磁
気テープの側縁が摺接され磁気テープの走行位置を位置
決めする樹脂製テープガイドとにより構成される磁気ヘ
ッドユニットにおいて、上記テープガイドを甲結晶かつ
繊維性部材(ウィスカー)を1Cwt%〜50wt%含
有してなる高分子樹脂により形成した。
摺接され記録/再生又は消去を行なう磁気ヘッドと、磁
気テープの側縁が摺接され磁気テープの走行位置を位置
決めする樹脂製テープガイドとにより構成される磁気ヘ
ッドユニットにおいて、上記テープガイドを甲結晶かつ
繊維性部材(ウィスカー)を1Cwt%〜50wt%含
有してなる高分子樹脂により形成した。
作用
磁気ヘッドユニットを上記構成とすることにより、ウィ
スカーは高分子樹脂内で充填補強材として機能し、動摩
擦抵抗及び相手a!擦を改善することができ、テープ磁
性粉の脱落を防止することができる。
スカーは高分子樹脂内で充填補強材として機能し、動摩
擦抵抗及び相手a!擦を改善することができ、テープ磁
性粉の脱落を防止することができる。
実施例
次に本発明の実施例について図面と共に説明する。第1
図は本発明の一実施例である磁気ヘッドユニット3を示
している。この磁気ヘッドユニット3は磁気ヘッド4と
樹脂製テープガイド5とにより構成されている。
図は本発明の一実施例である磁気ヘッドユニット3を示
している。この磁気ヘッドユニット3は磁気ヘッド4と
樹脂製テープガイド5とにより構成されている。
磁気ヘッド4は、リバース対応の記録/再生用のヘッド
である。この磁気ヘッド4は薄形化が図られており、第
1図(C)中矢印L+で示される寸法は小とされている
。しかるにコイルの巻回数の関係より、第1図(A)中
矢印L2で示される長さ寸法が従来の同種の磁気ヘッド
(長さ寸法は10.8gMRが一般的)に比べて若干寸
法(約0.6M)程度長くなっている。 (12=1
1.4g)。
である。この磁気ヘッド4は薄形化が図られており、第
1図(C)中矢印L+で示される寸法は小とされている
。しかるにコイルの巻回数の関係より、第1図(A)中
矢印L2で示される長さ寸法が従来の同種の磁気ヘッド
(長さ寸法は10.8gMRが一般的)に比べて若干寸
法(約0.6M)程度長くなっている。 (12=1
1.4g)。
テープガイド5は、後に詳述するように高分子樹脂であ
るナイロンにチタン酸カリウムウィスカーを3Cwt%
含有させてなる材料を一体成型(1気ヘツドユニツト3
の取付は部を含む)したものである。このテープガイド
5は枠状の本体部5aと、磁気テープ6(図中−点鎖線
で示す)と虐接しこれを案内する一対のガイド部5b、
5cとにより構成されている。また、枠状の本体部5a
は磁気ヘッド4を保持し得る構成とされており、よって
磁気ヘッド4を本体部5aに接着することにより磁気ヘ
ッド4とテープガイド5は一体化し、磁気ヘッドユニッ
ト3が形成される。
るナイロンにチタン酸カリウムウィスカーを3Cwt%
含有させてなる材料を一体成型(1気ヘツドユニツト3
の取付は部を含む)したものである。このテープガイド
5は枠状の本体部5aと、磁気テープ6(図中−点鎖線
で示す)と虐接しこれを案内する一対のガイド部5b、
5cとにより構成されている。また、枠状の本体部5a
は磁気ヘッド4を保持し得る構成とされており、よって
磁気ヘッド4を本体部5aに接着することにより磁気ヘ
ッド4とテープガイド5は一体化し、磁気ヘッドユニッ
ト3が形成される。
テープガイド5の各ガイド部5b、5Gには磁気テープ
6の位置決め而5b−1,5G−1及び押上げ面5b−
2,502及び位置決め面5b−+、5G−+ と押上
げ面5b−2゜5C−2の間に位置する垂立面5b−3
゜5C−3が形成されている。この押上げ面5b2.5
C−2は傾斜面とされており、磁気テープ6は走行に際
しその下側縁を押上げ面5t) z、50 2により
上方向へ付勢され、上側縁が位置決め面51)−1,5
cm1に摺接されることにより、走行位置が位置決めさ
れる構成とされている。
6の位置決め而5b−1,5G−1及び押上げ面5b−
2,502及び位置決め面5b−+、5G−+ と押上
げ面5b−2゜5C−2の間に位置する垂立面5b−3
゜5C−3が形成されている。この押上げ面5b2.5
C−2は傾斜面とされており、磁気テープ6は走行に際
しその下側縁を押上げ面5t) z、50 2により
上方向へ付勢され、上側縁が位置決め面51)−1,5
cm1に摺接されることにより、走行位置が位置決めさ
れる構成とされている。
ここで各ガイド部5b、5cの先端部分に注目すると、
ガイド部5b、5cの先端部の幅寸法L3 (第1図
(A>に示す)は、それより内側の幅寸法L4より大な
る寸法(L3 >14 )とされている。また、各ガイ
ド部5b、5cの垂立面5b−3,5cm1の断面形状
は、磁気ヘッド4のテープ摺接面4aにまわり込むよう
な曲線形状(第1図(A>に部分切截して示す)とされ
ている。
ガイド部5b、5cの先端部の幅寸法L3 (第1図
(A>に示す)は、それより内側の幅寸法L4より大な
る寸法(L3 >14 )とされている。また、各ガイ
ド部5b、5cの垂立面5b−3,5cm1の断面形状
は、磁気ヘッド4のテープ摺接面4aにまわり込むよう
な曲線形状(第1図(A>に部分切截して示す)とされ
ている。
ガイド部5b、5cの形状を上記の如く構成することに
より、長さL2が人なる磁気ヘッド4においても安定し
たテープ走行を得ることができる。
より、長さL2が人なる磁気ヘッド4においても安定し
たテープ走行を得ることができる。
以下、その理由を説明する。
磁気ヘッドユニット3の第1図(A)中、矢印15で示
される寸法は規格により定められている(最大13s+
+)。これは、第2図に示すように磁気記録再生時にお
いて磁気ヘッドユニット3の本体部5aより突出した部
分(矢印へで示す)がテ−プカセット7の開口部7a内
に挿入されることによる。この開口部7aに円滑に磁気
ヘッドユニット3が挿入脱し得る最大値が13#Imで
ある。−方、各ガイド部5b、5cmが円滑に磁気テー
プ6の走行を案内するためには、磁気テープ6との摺接
幅L3は1Cg以上必要である。よって、各ガイド部5
b、5cの厚さが均一であったとすると(L3 =14
であったとすると)、磁気ヘッド4を挿入し得る部分の
寸法は11#l+!程度となってしまい、本発明で用い
るa型の磁気ヘッド4(長さL 2 = 11.4#I
II)は用いることができなくなってしまう。しかるに
、を記の如く各ガイド部5b。
される寸法は規格により定められている(最大13s+
+)。これは、第2図に示すように磁気記録再生時にお
いて磁気ヘッドユニット3の本体部5aより突出した部
分(矢印へで示す)がテ−プカセット7の開口部7a内
に挿入されることによる。この開口部7aに円滑に磁気
ヘッドユニット3が挿入脱し得る最大値が13#Imで
ある。−方、各ガイド部5b、5cmが円滑に磁気テー
プ6の走行を案内するためには、磁気テープ6との摺接
幅L3は1Cg以上必要である。よって、各ガイド部5
b、5cの厚さが均一であったとすると(L3 =14
であったとすると)、磁気ヘッド4を挿入し得る部分の
寸法は11#l+!程度となってしまい、本発明で用い
るa型の磁気ヘッド4(長さL 2 = 11.4#I
II)は用いることができなくなってしまう。しかるに
、を記の如く各ガイド部5b。
5Cの幅寸法に差を設けることにより、上記間ロアaに
挿入脱する最大値を満足させつつ薄型の磁気ヘッド4を
設けた磁気ヘッドユニット3を実現することができた。
挿入脱する最大値を満足させつつ薄型の磁気ヘッド4を
設けた磁気ヘッドユニット3を実現することができた。
また、垂立面5b−s。
5C−3の断面形状を上記のような曲面形状とすること
により、磁気テープ6の走行方向に長い寸法を有する磁
気ヘッド4の摺接面4aに、磁気チー16を適宜な状態
で摺接させることができる。
により、磁気テープ6の走行方向に長い寸法を有する磁
気ヘッド4の摺接面4aに、磁気チー16を適宜な状態
で摺接させることができる。
これにより、磁気テープ6の円滑な走行を行ないつつ、
磁気ヘッドユニット3の薄形化を図ることができる。
磁気ヘッドユニット3の薄形化を図ることができる。
次に本発明の要部となるテープガイド5の材質について
説明する。テープガイド5は、高分子樹脂であるナイロ
ンにチタン酸カリウムウィスカーを1Cwt%〜50w
t%含有した材料よりなる。チタン酸カリウムウィスカ
ーは微m繊紺であるため、これを高分子樹脂に含有する
ことにより充填補強機能を奏する。即ち、単に高分子樹
脂のみを所定形状に形成した場合に発生する間隙部分に
チタン酸カリウムの単結晶性ウィスカーが充填され、か
つこのグ・タン酸カリウムウィスカーは繊維性であるた
め高分子樹脂の強度及び摩耗特性の向上を図ることがで
きる。また、上記のように高分子樹脂の間隙部にチタン
酸カリウムウィスカーは充填されるため、樹脂表面の平
滑性が向上する。
説明する。テープガイド5は、高分子樹脂であるナイロ
ンにチタン酸カリウムウィスカーを1Cwt%〜50w
t%含有した材料よりなる。チタン酸カリウムウィスカ
ーは微m繊紺であるため、これを高分子樹脂に含有する
ことにより充填補強機能を奏する。即ち、単に高分子樹
脂のみを所定形状に形成した場合に発生する間隙部分に
チタン酸カリウムの単結晶性ウィスカーが充填され、か
つこのグ・タン酸カリウムウィスカーは繊維性であるた
め高分子樹脂の強度及び摩耗特性の向上を図ることがで
きる。また、上記のように高分子樹脂の間隙部にチタン
酸カリウムウィスカーは充填されるため、樹脂表面の平
滑性が向上する。
仮にチタン酸カリウムウィスカーの含有■が10wt%
未満では、テープガイド5の表面においてウィスカー繊
維が適宜にからみあった状態にすることが難しく、自己
摩耗び動摩擦係数の削減に対する効果が少なく強度的に
も弱い。また5Cwt%を越えると、樹脂中にウィスカ
ーtamを均一に分散させることが難しく、分散むらを
おこすことにより、成形性の悪化9寸法績度のバラツキ
等を発生するとともに、コスト高にもなる。
未満では、テープガイド5の表面においてウィスカー繊
維が適宜にからみあった状態にすることが難しく、自己
摩耗び動摩擦係数の削減に対する効果が少なく強度的に
も弱い。また5Cwt%を越えると、樹脂中にウィスカ
ーtamを均一に分散させることが難しく、分散むらを
おこすことにより、成形性の悪化9寸法績度のバラツキ
等を発生するとともに、コスト高にもなる。
よって、テープガイド5をチタン酸カリウムウィスカー
を所定a含有してなる高分子樹脂(ナイロン)により形
成することにより、テープガイド5の硬度は大となり、
かつその表面平滑性は良好となる。これによりテープガ
イド5と磁気チー16の摺接する面のvJ摩擦係数は小
さくなり、動摩擦抵抗及び相手摩耗を小さくすることが
できる。
を所定a含有してなる高分子樹脂(ナイロン)により形
成することにより、テープガイド5の硬度は大となり、
かつその表面平滑性は良好となる。これによりテープガ
イド5と磁気チー16の摺接する面のvJ摩擦係数は小
さくなり、動摩擦抵抗及び相手摩耗を小さくすることが
できる。
従って、摺接位置における磁気テープ6に塗布された磁
性体の剥離は抑制され、テープ磁性粉の脱落は防止され
る。第3図は本発明になる磁気ヘッドユニット3を用い
て、50時間のテープ走行を実験した結果を示している
(摺接面4aとガイド部5b、5c部分を拡大して示す
)。同図により、従来例で述べた第4図と比べてテープ
磁性粉の脱落が確実に抑制されているのが判る。
性体の剥離は抑制され、テープ磁性粉の脱落は防止され
る。第3図は本発明になる磁気ヘッドユニット3を用い
て、50時間のテープ走行を実験した結果を示している
(摺接面4aとガイド部5b、5c部分を拡大して示す
)。同図により、従来例で述べた第4図と比べてテープ
磁性粉の脱落が確実に抑制されているのが判る。
よって、チタン酸カリウムウィスカーを含有してなる樹
脂製テープガイド5を用いた磁気ヘッドユニット3によ
れば、磁気ヘッド4の摺接面4aにテープ磁性粉が付着
するようなことはなく、良好な磁気記録再生処理を実現
することができる。
脂製テープガイド5を用いた磁気ヘッドユニット3によ
れば、磁気ヘッド4の摺接面4aにテープ磁性粉が付着
するようなことはなく、良好な磁気記録再生処理を実現
することができる。
尚、上記実施例では、チタン酸カリウムウィスカーを含
有する高分子樹脂として従来より用いているナイロンを
用いたが、これに限るものではなく、下記の他の高分子
樹脂を用いても同様の効果を得ることができる。
有する高分子樹脂として従来より用いているナイロンを
用いたが、これに限るものではなく、下記の他の高分子
樹脂を用いても同様の効果を得ることができる。
ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエチレン
テレフタレート(PET)、ポリフェニレンサルファイ
ド(PPS)、ポリアセタール(ROM)、アクリルニ
トルブタジエンスチレン共重合体(ABS)、ポリフェ
ニレンエーテル(PPE) また含有するウィスカーもチタン酸カリウムに限るもの
ではな(、他の単結晶を有し、かつ繊維性のウィスカー
を用いても良いことは勿論である。
テレフタレート(PET)、ポリフェニレンサルファイ
ド(PPS)、ポリアセタール(ROM)、アクリルニ
トルブタジエンスチレン共重合体(ABS)、ポリフェ
ニレンエーテル(PPE) また含有するウィスカーもチタン酸カリウムに限るもの
ではな(、他の単結晶を有し、かつ繊維性のウィスカー
を用いても良いことは勿論である。
一方、テープガイド5の帯電について考えるに、樹脂製
テープガイド5は盾に磁気テープ6と摺接される為磁気
テープ走行による摩擦で、静電気が発生しテープガイド
5が帯“電してノイズ発生をもたらす。通常のテープガ
イドはステンレス等の金属である為磁気ヘッド及びこれ
を保持する金属部材を通してメカシャーシにアースされ
る。しかるに樹脂製テープガイド5ではアースされず帯
電されたままとなる。そこで、この帯電を防止する為、
ウィスカーとして導電性を付与したものを混入すること
により表面抵抗率を1X10”Ω以下とすることができ
樹脂製テープガイド5でも有効に帯電を防止することが
できる。
テープガイド5は盾に磁気テープ6と摺接される為磁気
テープ走行による摩擦で、静電気が発生しテープガイド
5が帯“電してノイズ発生をもたらす。通常のテープガ
イドはステンレス等の金属である為磁気ヘッド及びこれ
を保持する金属部材を通してメカシャーシにアースされ
る。しかるに樹脂製テープガイド5ではアースされず帯
電されたままとなる。そこで、この帯電を防止する為、
ウィスカーとして導電性を付与したものを混入すること
により表面抵抗率を1X10”Ω以下とすることができ
樹脂製テープガイド5でも有効に帯電を防止することが
できる。
発明の効果
上述の如く本発明によれば、テープガイドを単結晶かつ
繊維性部材(ウィスカー)を含有してなる高分子樹脂に
より形成することにより、ウィスカーは充填補強材とし
ての機能を奏し、高分子樹脂の硬度が大となると共に表
面平滑性は良好となり、よって磁気テープとテープガイ
ド間の動摩擦抵抗及び相手I9!擦は改善されるためテ
ープ磁性粉の脱落は防止され、磁気ヘッドの摺接面にテ
ープ磁性粉が付着することもなくなり磁気ヘッドによる
記録再生特性を向上させることができる等の特長を有す
る。
繊維性部材(ウィスカー)を含有してなる高分子樹脂に
より形成することにより、ウィスカーは充填補強材とし
ての機能を奏し、高分子樹脂の硬度が大となると共に表
面平滑性は良好となり、よって磁気テープとテープガイ
ド間の動摩擦抵抗及び相手I9!擦は改善されるためテ
ープ磁性粉の脱落は防止され、磁気ヘッドの摺接面にテ
ープ磁性粉が付着することもなくなり磁気ヘッドによる
記録再生特性を向上させることができる等の特長を有す
る。
第1図は本発明になる磁気へラドユニットの一実施例の
平面図、正面図、側面図、第2図はテープカセットに磁
気ヘッドユニットが挿入される様子を説明するための図
、第3図は本発明になる磁気ヘッドユニットでテープ走
行実験を行なった実験結果を示す図、第4図は従来の磁
気ヘッドユニットでテープ走行実験を行なった実験結果
を示す図である。 3・・・磁気ヘッドユニット、4・・・磁気ヘッド、5
・・・テープガイド、5a・・・本体部、5b、5c・
・・ガイド部、5b−+、5cm1・・・位回決め面、
5b 2.5C2・・・押上げ面、5b−3゜5C−
3・・・垂立面、6・・・磁気テープ。 務1図 斃2図 奪3図 44図
平面図、正面図、側面図、第2図はテープカセットに磁
気ヘッドユニットが挿入される様子を説明するための図
、第3図は本発明になる磁気ヘッドユニットでテープ走
行実験を行なった実験結果を示す図、第4図は従来の磁
気ヘッドユニットでテープ走行実験を行なった実験結果
を示す図である。 3・・・磁気ヘッドユニット、4・・・磁気ヘッド、5
・・・テープガイド、5a・・・本体部、5b、5c・
・・ガイド部、5b−+、5cm1・・・位回決め面、
5b 2.5C2・・・押上げ面、5b−3゜5C−
3・・・垂立面、6・・・磁気テープ。 務1図 斃2図 奪3図 44図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 磁気テープが摺接され記録/再生又は消去を行なう磁気
ヘッドと、該磁気テープの側縁が摺接され該磁気テープ
の走行位置を位置決めする樹脂製テープガイドとにより
構成される磁気ヘッドユニットにおいて、 該テープカードを単結晶かつ繊維性部材(ウィスカー)
を10wt%〜50wt%含有してなる高分子樹脂によ
り形成することにより、該磁気テープと該テープガイド
間の動摩擦抵抗を軽減したことを特徴とする磁気ヘッド
ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62276711A JPH01118204A (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 | 磁気ヘッドユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62276711A JPH01118204A (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 | 磁気ヘッドユニット |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8052142A Division JPH08241550A (ja) | 1996-03-08 | 1996-03-08 | 磁気ヘッドユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01118204A true JPH01118204A (ja) | 1989-05-10 |
Family
ID=17573261
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62276711A Pending JPH01118204A (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 | 磁気ヘッドユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01118204A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0230101U (ja) * | 1988-08-18 | 1990-02-26 | ||
JPH02192056A (ja) * | 1988-10-18 | 1990-07-27 | Alps Electric Co Ltd | 磁気ヘッドユニット |
JPH0380539U (ja) * | 1989-12-08 | 1991-08-19 | ||
JPH076937U (ja) * | 1993-05-26 | 1995-01-31 | アルプス電気株式会社 | 磁気ヘッド装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS57177168A (en) * | 1981-04-24 | 1982-10-30 | Minolta Camera Co Ltd | Picture exposure device |
JPS60223013A (ja) * | 1984-04-20 | 1985-11-07 | Canon Electronics Inc | 磁気ヘツド |
JPS614558A (ja) * | 1984-06-15 | 1986-01-10 | Trinity Ind Corp | 静電塗油装置 |
JPS62135557A (ja) * | 1985-12-10 | 1987-06-18 | Daiseru Hiyurusu Kk | テ−プガイド |
-
1987
- 1987-10-30 JP JP62276711A patent/JPH01118204A/ja active Pending
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