JPH02192056A - 磁気ヘッドユニット - Google Patents
磁気ヘッドユニットInfo
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- JPH02192056A JPH02192056A JP1178573A JP17857389A JPH02192056A JP H02192056 A JPH02192056 A JP H02192056A JP 1178573 A JP1178573 A JP 1178573A JP 17857389 A JP17857389 A JP 17857389A JP H02192056 A JPH02192056 A JP H02192056A
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- NJLLQSBAHIKGKF-UHFFFAOYSA-N dipotassium dioxido(oxo)titanium Chemical compound [K+].[K+].[O-][Ti]([O-])=O NJLLQSBAHIKGKF-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 26
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Landscapes
- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、磁気ヘッドの所定位置にテープを導くための
テープガイドの材質に関するものである。
テープガイドの材質に関するものである。
「従来の技術」
第5図の磁気ヘッドユニットは、矩形状の枠体lと取り
付は部2とテープガイド3.3とが一体に形成された取
り付は台部材4に、磁気ヘッド5が固定されたものであ
る。
付は部2とテープガイド3.3とが一体に形成された取
り付は台部材4に、磁気ヘッド5が固定されたものであ
る。
前記テープガイド3.3は、枠体lの左右両縁部1b、
lbに、磁気ヘッドを挟むように立設されている。この
テープガイド3の先端側の中央部分にはテープ摺接部7
が形成されており、このテープ摺接部7の両側には爪1
0.11が突設されている。
lbに、磁気ヘッドを挟むように立設されている。この
テープガイド3の先端側の中央部分にはテープ摺接部7
が形成されており、このテープ摺接部7の両側には爪1
0.11が突設されている。
テープ摺接部7は、磁気ヘッド5のテープ摺接面5aに
対して走行する磁気テープ8を安定させている。また爪
to、11は、磁気テープ8の走行する方向が磁気ヘッ
ド5のギャップ9に対して正しく直交するように、磁気
テープ8の幅方向の動きを規制している。
対して走行する磁気テープ8を安定させている。また爪
to、11は、磁気テープ8の走行する方向が磁気ヘッ
ド5のギャップ9に対して正しく直交するように、磁気
テープ8の幅方向の動きを規制している。
従来の磁気ヘッドユニットでは、テープガイド部3.3
が6−6ナイロンで形成されていた。
が6−6ナイロンで形成されていた。
「発明が解決しようとする課題」
従来の磁気ヘッドユニットはテープガイド部3が硬質な
6−6ナイロンで形成されていたので、耐摩耗性に優れ
ていた。ところが6−6ナイロンは潤滑性に劣るため、
前記従来の磁気ヘッドユニットにおいては、磁気テープ
8の磁性粉がテープガイド部3との゛摩擦によって脱落
し、この脱落した磁性粉が磁気ヘッド5のテープ摺接面
5aに付着して磁気ヘッド5の磁気特性を劣化させる問
題が有った。
6−6ナイロンで形成されていたので、耐摩耗性に優れ
ていた。ところが6−6ナイロンは潤滑性に劣るため、
前記従来の磁気ヘッドユニットにおいては、磁気テープ
8の磁性粉がテープガイド部3との゛摩擦によって脱落
し、この脱落した磁性粉が磁気ヘッド5のテープ摺接面
5aに付着して磁気ヘッド5の磁気特性を劣化させる問
題が有った。
「課題を解決するための手段」
本発明の磁気ヘッドユニットでは、ウィスカ構造のチタ
ン酸カリウムが配合された熱可塑性樹脂を用いてテープ
ガイドを形成することにより、前記課題の解決を図った
。
ン酸カリウムが配合された熱可塑性樹脂を用いてテープ
ガイドを形成することにより、前記課題の解決を図った
。
前記ウィスカ構造のチタン酸カリウムの配合量は、熱可
塑性樹脂に対して5重量%以上40重量%以下の範囲に
設定されることが望ましい。チタン酸カリウムの配合量
が5重量%未満であると後述するような磁気テープから
の磁性粉の脱落を防止する効果を得ることができない。
塑性樹脂に対して5重量%以上40重量%以下の範囲に
設定されることが望ましい。チタン酸カリウムの配合量
が5重量%未満であると後述するような磁気テープから
の磁性粉の脱落を防止する効果を得ることができない。
またチタン酸カリウムの配合量が40重量%を越えると
、テープガイドの表面が荒くなり、磁気テープの磁性粉
の脱落が生じる問題がある。
、テープガイドの表面が荒くなり、磁気テープの磁性粉
の脱落が生じる問題がある。
また用いるウィスカの繊維長は10μR以上20μM以
下であることが望ましく、繊維径は0.2μm以上0.
5μm以下であることが望ましい。
下であることが望ましく、繊維径は0.2μm以上0.
5μm以下であることが望ましい。
本発明には、K 20・nT io 2で示されるチタ
ン酸カリウムの他に、K 20・nTi02−Xで示さ
れる酸素の割合が少ないものなどを用いることもできる
。K、O・nT io 2−Xで示されるチタン酸カリ
ウムを用いると、テープガイドの導電性が向上するので
、磁気テープとの摺動によって発生する電荷によってテ
ープガイドの部分が帯電するのを防止できる利点がある
。
ン酸カリウムの他に、K 20・nTi02−Xで示さ
れる酸素の割合が少ないものなどを用いることもできる
。K、O・nT io 2−Xで示されるチタン酸カリ
ウムを用いると、テープガイドの導電性が向上するので
、磁気テープとの摺動によって発生する電荷によってテ
ープガイドの部分が帯電するのを防止できる利点がある
。
また熱可塑性樹脂には、6−6ナイロンや12ナイロン
などのポリアミドやポリアセタール、ポリエチレンテレ
フタレート、ポリエチレンテレフタレート、液晶樹脂な
ど各種のものを利用できる。
などのポリアミドやポリアセタール、ポリエチレンテレ
フタレート、ポリエチレンテレフタレート、液晶樹脂な
ど各種のものを利用できる。
中でも12ナイロンは吸水率が小さいので、寸法変化が
少なく磁気ヘッドユニットの耐環境性が向上する利点が
ある。
少なく磁気ヘッドユニットの耐環境性が向上する利点が
ある。
第2の発明の磁気ヘッドユニットは、前記ウィスカ構造
のチタン酸カリウムと共に固体潤滑剤が=3 配合された熱可塑性樹脂によってテープガイドが形成さ
れたものである。
のチタン酸カリウムと共に固体潤滑剤が=3 配合された熱可塑性樹脂によってテープガイドが形成さ
れたものである。
好適な固体潤滑剤としては、高密度ポリエチレン、ポリ
テトラフルオロエチレン、超高分子量ポリエチレン等の
ボレオレフィンを挙げることができる。
テトラフルオロエチレン、超高分子量ポリエチレン等の
ボレオレフィンを挙げることができる。
またこの固体潤滑剤の添加量は、熱可塑性樹脂全体に対
して3〜25wt%程度であることが望ましい。固体潤
滑剤の添加量が3wt%未満になると、磁気テープから
の磁性粉の脱落を防止する効果が十分発揮されない。ま
た固体潤滑剤の添加量が25wt%を越えると、熱可塑
性樹脂の硬度が劣化し、耐摩耗性が低下する不都合が生
じる。
して3〜25wt%程度であることが望ましい。固体潤
滑剤の添加量が3wt%未満になると、磁気テープから
の磁性粉の脱落を防止する効果が十分発揮されない。ま
た固体潤滑剤の添加量が25wt%を越えると、熱可塑
性樹脂の硬度が劣化し、耐摩耗性が低下する不都合が生
じる。
「作用」
チタン酸カリウムからなるウィスカは各種のウィスカの
中でも、特に繊維径が細い。このためチタン酸カリウム
からなるウィスカが配合された熱可塑性樹脂を射出成形
すると、ウィスカが同一方向に奇麗に配向する。
中でも、特に繊維径が細い。このためチタン酸カリウム
からなるウィスカが配合された熱可塑性樹脂を射出成形
すると、ウィスカが同一方向に奇麗に配向する。
このようなウィスカ構造のチタン酸カリウムが配合され
た熱可塑性樹脂を用いてテープガイドを射出成形すると
、成形時にウィスカが金型のキャビテイ面に衝突して倒
れるので、磁気テープの走行方向に沿ってウィスカを奇
麗に配向させることができる。
た熱可塑性樹脂を用いてテープガイドを射出成形すると
、成形時にウィスカが金型のキャビテイ面に衝突して倒
れるので、磁気テープの走行方向に沿ってウィスカを奇
麗に配向させることができる。
従って本発明の磁気ヘッドユニットは、磁気テープの走
行方向にウィスカが奇麗に配向した磁気テープの摺動摩
擦の小さいテープガイドを備えたものとなる。
行方向にウィスカが奇麗に配向した磁気テープの摺動摩
擦の小さいテープガイドを備えたものとなる。
またチタン酸カリウムと共に固体潤滑剤が配合された熱
可塑性樹脂を用いてテープガイドを形成すると、磁気テ
ープの磁性粉の脱落をより一層、減らずことができる。
可塑性樹脂を用いてテープガイドを形成すると、磁気テ
ープの磁性粉の脱落をより一層、減らずことができる。
「実施例」
以下、実施例に沿って本発明の磁気ヘッドユニットを詳
しく説明する。
しく説明する。
(実施例1)
第5図に示した構造の磁気ヘッドユニットの取り付は台
部材4を、ウィスカ構造のチタン酸カリウムがポリアミ
ド樹脂に対して25%配合された樹脂を用いて射出成形
法によって形成した。チタン酸カリウムにはに20−
nTiotを用い、ポリアミド樹脂には■2ナイロンを
用いた。また配合されたチタン酸カリウム製ウィスカの
繊維長は平均15μ尺、繊維径は平均084μ尻であっ
た。なお、この取り付は台部材4を射出成形する際−に
は、第5図中矢印B、Bで示す部分から樹脂を注入した
。
部材4を、ウィスカ構造のチタン酸カリウムがポリアミ
ド樹脂に対して25%配合された樹脂を用いて射出成形
法によって形成した。チタン酸カリウムにはに20−
nTiotを用い、ポリアミド樹脂には■2ナイロンを
用いた。また配合されたチタン酸カリウム製ウィスカの
繊維長は平均15μ尺、繊維径は平均084μ尻であっ
た。なお、この取り付は台部材4を射出成形する際−に
は、第5図中矢印B、Bで示す部分から樹脂を注入した
。
この磁気ヘッドユニットのテープガイド部3のテープ摺
接部7の表面を倍率756倍で観察したところ、第1図
に示すように磁気テープの走行方向Aに沿ってウィスカ
40・・・が配向していた。
接部7の表面を倍率756倍で観察したところ、第1図
に示すように磁気テープの走行方向Aに沿ってウィスカ
40・・・が配向していた。
次にこの磁気ヘッドユニットに対して磁気テープを10
0時間連続走行させ、直後の表面を観察した。この磁気
テープ走行試験は、温度20℃、湿度50%の環境下で
行った。
0時間連続走行させ、直後の表面を観察した。この磁気
テープ走行試験は、温度20℃、湿度50%の環境下で
行った。
その結果、磁気テープから脱落した磁性粉はほとんど観
察されず、第2図に示すように磁性粉が脱落し易い爪1
1の近傍を拡大鏡で観察しても、脱落した磁性粉は発見
されなかった。
察されず、第2図に示すように磁性粉が脱落し易い爪1
1の近傍を拡大鏡で観察しても、脱落した磁性粉は発見
されなかった。
比較のためにテープガイド3を備えた取り付は台部材4
が6−6ナイロンで形成された前記従来の磁気ヘッドユ
ニットを同様の磁気テープ走行試験に供したところ、第
3図および第4図に示すように、磁気テープから多量の
磁性粉が脱落した。
が6−6ナイロンで形成された前記従来の磁気ヘッドユ
ニットを同様の磁気テープ走行試験に供したところ、第
3図および第4図に示すように、磁気テープから多量の
磁性粉が脱落した。
この磁気テープ走行試験の結果から、この磁気へッドユ
ニソトはテープガイドの部分における磁気テープの摺動
摩擦が小さく、磁性粉の脱落が極めて少ないものである
ことが確認された。
ニソトはテープガイドの部分における磁気テープの摺動
摩擦が小さく、磁性粉の脱落が極めて少ないものである
ことが確認された。
(実施例2)
固体潤滑剤が配合された熱可塑性樹脂を用いて、実施例
1と同様に取り付は台部材4を射出成形した。用いた熱
可塑性樹脂の組成は、ウィスカ構造のチタン酸カリウム
25wt%、固体潤滑剤5wt%、ポリアミド樹脂70
wt%であった。固体潤滑剤にはポリオレフィンを用い
た。チタン酸カリウムとポリアミドには、実施例1と同
一のもの、即ちに20−nT r 02と12ナイロン
を用いた。
1と同様に取り付は台部材4を射出成形した。用いた熱
可塑性樹脂の組成は、ウィスカ構造のチタン酸カリウム
25wt%、固体潤滑剤5wt%、ポリアミド樹脂70
wt%であった。固体潤滑剤にはポリオレフィンを用い
た。チタン酸カリウムとポリアミドには、実施例1と同
一のもの、即ちに20−nT r 02と12ナイロン
を用いた。
この磁気ヘッドユニットを、実施例1の場合よりも長時
間(1000時間)の磁気テープ走行試験に供した。
間(1000時間)の磁気テープ走行試験に供した。
走行試験直後に磁気ヘッドユニットの表面を観察しとこ
ろ、磁気テープから脱落した磁性粉は全く観察されなか
った。この結果から、固体潤滑剤を配合すると、磁性粉
の脱落を防止する効果がより向上することが判明した。
ろ、磁気テープから脱落した磁性粉は全く観察されなか
った。この結果から、固体潤滑剤を配合すると、磁性粉
の脱落を防止する効果がより向上することが判明した。
「発明の効果」
以上説明したように本発明の磁気ヘッドユニットは、ウ
ィスカ構造のチタン酸カリウムが配合された熱可塑性樹
脂によってテープガイドが形成されているので、テープ
ガイドと磁気テープとの動摩擦係数が低減し、磁気テー
プの磁性粉の脱落が無くなる。従って本発明の磁気ヘッ
ドユニットによれば、磁気ヘッドのテープ摺動面に磁気
テープの磁性粉が付着するのを防止することができ、磁
気ヘッドの磁気特性を常に良好に保つことができる。
ィスカ構造のチタン酸カリウムが配合された熱可塑性樹
脂によってテープガイドが形成されているので、テープ
ガイドと磁気テープとの動摩擦係数が低減し、磁気テー
プの磁性粉の脱落が無くなる。従って本発明の磁気ヘッ
ドユニットによれば、磁気ヘッドのテープ摺動面に磁気
テープの磁性粉が付着するのを防止することができ、磁
気ヘッドの磁気特性を常に良好に保つことができる。
また本発明の磁気ヘッドユニットでは、ウィスカ構造の
チタン酸カリウムが配合された熱可塑性樹脂によってテ
ープガイドが形成されているので、テープガイドは表面
硬度のより高いものとなる。
チタン酸カリウムが配合された熱可塑性樹脂によってテ
ープガイドが形成されているので、テープガイドは表面
硬度のより高いものとなる。
従って本発明の磁気ヘッドユニットは磁気テープの摺動
によるテープガイドの摩耗も少なく安定した特性を発揮
するものとなる。
によるテープガイドの摩耗も少なく安定した特性を発揮
するものとなる。
またウィスカ構造のチタン酸カリウムに加えて固体潤滑
剤が配合された熱可塑性樹脂でテープガイドが形成され
た第2発明の磁気ヘッドユニットにあっては、磁気テー
プの磁性粉の脱落を防止する効果がより一層向上する。
剤が配合された熱可塑性樹脂でテープガイドが形成され
た第2発明の磁気ヘッドユニットにあっては、磁気テー
プの磁性粉の脱落を防止する効果がより一層向上する。
従って第2発明の磁気ヘッドユニットによれば、磁気ヘ
ッドのテープ摺接面への磁性粉の付着をより確実に防止
でき、磁気へ、ラドの磁気特性をより良好に保つことが
できる。
ッドのテープ摺接面への磁性粉の付着をより確実に防止
でき、磁気へ、ラドの磁気特性をより良好に保つことが
できる。
第1図は実施例の磁気ヘッドユニットのテープガイドの
部分の表面状態を示す拡大図、第2図は実施例の磁気ヘ
ットユニットを磁気テープ走行試験に供した結果を示す
部分拡大部、第3図は従来の磁気へッドユニソトを磁気
テープ走行試験に供した結果を示す正面図、第4図は同
結果を示す部分拡大図、第5図は磁気へッドユニッ1−
の一例を示す斜視図である。 3・・・テープガイ ド部、 5・・・磁気ヘラ ド、 40・・・ウィスカ。
部分の表面状態を示す拡大図、第2図は実施例の磁気ヘ
ットユニットを磁気テープ走行試験に供した結果を示す
部分拡大部、第3図は従来の磁気へッドユニソトを磁気
テープ走行試験に供した結果を示す正面図、第4図は同
結果を示す部分拡大図、第5図は磁気へッドユニッ1−
の一例を示す斜視図である。 3・・・テープガイ ド部、 5・・・磁気ヘラ ド、 40・・・ウィスカ。
Claims (2)
- (1)磁気ヘッドの側方に隣接してテープガイドが設け
られた磁気ヘッドユニットにおいて、前記テープガイド
が、ウィスカ構造のチタン酸カリウムを配合した熱可塑
性樹脂によって形成されたことを特徴とする磁気ヘッド
ユニット。 - (2)前記熱可塑性樹脂が、ウィスカ構造のチタン酸カ
リウムと固体潤滑剤とが配合されたものであることを特
徴とする請求項1記載の磁気ヘッドユニット。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63-262010 | 1988-10-18 | ||
JP26201088 | 1988-10-18 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8066891A Division JP2828422B2 (ja) | 1988-10-18 | 1996-03-22 | 磁気ヘッドユニットおよびテープガイド部材とその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02192056A true JPH02192056A (ja) | 1990-07-27 |
JP2763597B2 JP2763597B2 (ja) | 1998-06-11 |
Family
ID=17369765
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1178573A Expired - Fee Related JP2763597B2 (ja) | 1988-10-18 | 1989-07-11 | 磁気ヘッドユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2763597B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0619139U (ja) * | 1992-07-29 | 1994-03-11 | ミツミ電機株式会社 | テープガイド及びヘッドアセンブリ |
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JPH01118204A (ja) * | 1987-10-30 | 1989-05-10 | Mitsumi Electric Co Ltd | 磁気ヘッドユニット |
JPH0230101U (ja) * | 1988-08-18 | 1990-02-26 |
-
1989
- 1989-07-11 JP JP1178573A patent/JP2763597B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2763597B2 (ja) | 1998-06-11 |
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