JPS60136052A - テ−プ材駆動機構 - Google Patents

テ−プ材駆動機構

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JPS60136052A
JPS60136052A JP24375983A JP24375983A JPS60136052A JP S60136052 A JPS60136052 A JP S60136052A JP 24375983 A JP24375983 A JP 24375983A JP 24375983 A JP24375983 A JP 24375983A JP S60136052 A JPS60136052 A JP S60136052A
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JP
Japan
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tape
acid
tape material
drive mechanism
magnetic
Prior art date
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Pending
Application number
JP24375983A
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English (en)
Inventor
Takao Otogawa
孝雄 音川
Junji Hamana
浜名 純二
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Canon Electronics Inc
Original Assignee
Canon Electronics Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明はテープ材駆動機構に関し、特に記録媒体として
磁気テープを用いる磁気記録再生装置において磁気テー
プを駆動走行させる磁気テープ駆動機構等のテープ材駆
動機構に関する。
〔従来技術〕
記録媒体に磁気テープを用い、磁気ヘッドに磁気テープ
を摺動させて情報の記録再生を行なう磁気記録再生装置
においてはいわゆるテープ鳴き現象、すなわち磁気テー
プのベース材に磁性粉を接着固定するバインダ中の未硬
化物質や磁性粉等が摺動時に磁気テープ面から剥落して
磁気ヘッドの摺動面に移行し、磁気テープと磁気ヘッド
間に粘着力が発生することによシ磁気テープの走行むら
が生じ、摺動音が発生し、磁気ヘッドの再生出力中に2
〜4KH2の基本波とXの高調波のノイズが入る現象を
防止することが課題の一つになっている。
このテープ鳴きを防止するために従来磁気ヘッドの摺動
面と磁気テープ間の摺動摩擦を低減させる方法での種々
の工夫がなされているか人テープ鳴きの原因はヘッド摺
動面と磁気テープとの関係にだけではなく、磁気テープ
と、これを駆動走行させる磁気テープ駆動機構との関係
にもある。
すなわち、磁気テープ駆動機構には同機構の磁気テ〜グ
走行経路上に磁気テープの走行経路を規正し、その横プ
レを補正し、テープを安定走行させるためのテープ走行
補正片が通常設けられており、磁気テープに摺動される
が、このテープ補正片に先述した磁気テープから剥落し
7V未硬化物質や磁性片が付着すると補正片とテープ間
に粘着力が生じて磁気テープの走行が不安定となり、テ
ープ鳴きの原因となる。
ところが従来の磁気テープ駆動機構にあってはこのテー
プ走行補正片への上記の磁性粉や未硬化物質等の付着に
よる磁気テープ走行の不安定化の対策が充分とは言えな
かった。
これは磁気テープ駆動機構に限らず、テープ材を駆動走
行させる走行経路上にテープ材の走行経路を補正する補
正部材を有したテープ材駆動機構に共通する問題である
〔目 的〕
本発明は以上のよう々事情に鑑みてなされたもので上述
のテープ材の走行経路を補正する補正部材を有したテー
プ材駆動機構において、安定したテープ材の走行を長期
間にわたって保証でき、特に磁気テープを用いる磁気記
録再生装置の磁気テープ駆動機構の場合にテープ鳴きの
発生を防止できるテープ材駆動機構の提供を目的とする
〔実施例〕
以下、添付図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明
する。なおここでは本発明を上述の磁気テープ駆動機構
に適用した例を実施例としている。
図は実施例の磁気記録再生装置の磁気テープ1躯動機構
の要部を示すものである。
図において符号1で示すものはキャプスタンで、不図示
のモータによシ一定速度で回転駆動され、その外周面上
にピンチローラ2にょシ圧接された磁気テープ3を一定
速度で駆動走行させる。
また図において符号5で示すものは磁気テープ3に摺接
して情報の記録再生を行なう磁気ヘッドである。
この磁気ヘッド5とキャブ12フ1間の磁気テープ走行
経路上には、先述したテープ走行′経路を規正し、また
その横プレを補正するテープ走行補正片4が設けられて
いる。
磁気テープ3は、不図示のモータにより回転駆動される
供給リールから巻きほどかれて磁気ヘッド5の摺動面に
接して導かれ、テープ走行補正片4に案内され、キャッ
プスタン1の回転によす図中矢印入方向に一定速度で走
行させられ、不図示のモータによ多回転駆動される不図
示の巻取りリールにより巻き取られる。この間に磁気テ
ープ3に摺接する磁気へラド5によシ情報の記録再生が
行なわれる。
以上の構成においてテープ走行補正片4は第2図に示す
ような形状構造をなしている。
すなわちテープ走行補正片4は、磁気テープ走行路上に
固定するための矩形のプレート状の基部4aに、略F字
形の突片状をなしガイド溝4cを有するガイド部4bが
一体に植設されて構成されている。走行する磁気テープ
3がガイド溝4cに係合することによシ磁気テープ3の
走行経路が規正され、その横プレが補正される。
本実施例にあっては、このテープ走行補正片4を、有機
系潤滑剤を含有する樹脂から形成した。
このように構成することによシ第2図に点で示すように
、テープ走行補正片4中に含有された有機系潤滑剤6が
、テープ走行補正片4のガイド溝4C部分も含む表面全
体に治山して供給される。
有機系潤滑剤6の潤滑作用によシテープ走行補正片4と
磁気テープ3の摺動摩擦が長期間にわたって小さく維持
され、また先述の磁気テープ中の磁性粉やバインダ中の
未硬化物質がテープ走行補正片4に付着するのが防+h
され、安定した磁気テープの走行が保証される。
なお上記の有機系潤滑剤としては種々の分野で潤滑剤と
して用いられているものを広く用いることができる。特
に用いて好ましいものとしては、ステアリン酸、オレイ
ン酸、ノくレミチン酸等の高級脂肪酸の金属塩からなる
金属石けんC(RCOO)nM];オレイン酸エステル
、ステアリン酸エチル等の高級脂肪酸のエステル[RC
OOR] ;オレイルアルコ−ル [ROTI] ; t−ブチルアミン、アミノプロピオ
ン酸。
シクロヘラシルアミン亜硝酸塩などのアミン類[RNH
2] ;メチルポリシロキサン、フェニルメチルシリコ
ーン のシリコーン油類;オレイン酸アミド、ステアリン酸ア
ミドなどの脂肪酸アミド〔RCONH2〕等カ挙げられ
る。捷だこのうちの複数種類を組み合わせて用いてもよ
い。
次に以上の実施例の作用効巣を確認するために、実施例
による磁気テープ駆動機構を用いた場合と、従来例を用
いた場合のそれぞれについて行なった磁気ヘッドのテー
プ鳴き試験とその結果について説明する。
本実施例による磁気テープ駆動機構においてはテープ走
行補正片として、ポリアセタール樹脂から形成したもの
をさらに有機系潤滑剤の温度5ocまたテープ走行補正
片4に有機系潤滑剤を含有させる方法としては、テープ
走行補正片を有機系潤滑剤の液体中に浸漬する方法、補
正片の成形の際の樹脂硬化時に有機系潤滑剤を混入する
方法、圧力含浸による方法等どのような方法であっても
良い。
この実施例による磁気テープ駆動機構と、磁気コアを磁
気テープ摺動面に臨ませて樹脂だけの固定材で固定した
磁気ヘッドとを組み合わせたものを試料lA((第1本
発明例)として用意した。
また実施例による磁気テープ駆動機構と、上記と同じ磁
気ヘッドの磁気テープ摺動面に臨む固定材の樹脂中に有
機系潤滑剤を含有させた磁気ヘッドとを組み合わせたも
のを試料B(第2本発明例)として用意した。
また従来例による磁気テープ駆動機構としては、テープ
走行補正片としてポリアセタール樹脂のみで構成さtて
実施例のものと同じ形状に形成したものを用いた。
この従来例による磁気テープ駆動機構と、先述の摺動面
部分の固定材の樹脂中に有機系潤滑剤を含有させていな
い磁気ヘッドとを組み合わせて試料C(第1従来例)と
して用意した。
またこの従来例による磁気テープ駆動機構と、先述の摺
動面部分の固定材の樹脂中に有機系潤滑剤を含有させた
磁気ヘッドを組み合わせて試料D(第2従来例)として
用意した。
次に以上の試料A−Dのそれぞれについて同じ条件下で
テープ鳴き試験を行なった。
すなわち磁気テープとしてγ−Fe203テープを用い
、これを気温55℃、湿度50%中の雰囲気中で試料A
−Dの駆動機構で所定速度で駆動走行させてそれぞれの
磁気ヘッドに摺動させ、試料A〜Dのそれぞれについて
走行開始からテープ鳴き発生までの経過時間を測定した
。その結果は下記の表に示す如くになった。
この表に示されるように、AとCを比較し、BとDを比
較すると、本実施例による試料AおよびBのテープ鳴き
が発生するまでの時間はそれぞれに対応する従来例によ
る試料CおよびDのそれに対して20〜30時間程度上
回っており、本実施例が優れたテープ鳴き防止効果を有
することが確認できる。
なお本発明の構成は実施例の磁気テープ駆動機構に限ら
ず、テープ材を駆動走行させる走行翌路上にテープ材の
走行する経路を補正する補正部材を有したテープ材駆動
機構の全てに適用でき、テ一部材の走行を円滑化、安定
化させる効果が得られる。
またテープ材の走行林路の補正部材の形状に関する構造
は実施例のテープ走行補正片の形状に限るものではなく
、他の形状であっても良いのは勿論である。
〔効 果〕
以上の説明から明らかなように本発明のテープ材駆動機
構によれば、テープ材走行経路の補正部材を有機系潤滑
剤を含有させた樹脂から形成したので、有機系潤滑剤の
潤滑作用によりテープ材と補正部材間の摺動摩擦が小さ
く維持され、テープ材の走行が長期間にわたり円滑化、
安定化される。
特に磁気テープ駆動機構の場合はテープ鳴き現象が長期
間にわたり防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例による磁気テープ駆動機構の要
部を示す斜視図、第2図は第1図中のテープ走行補正片
の構造を示す斜視図である。 1・・キャプスタン 2・・・ピンチローラ3・・・磁
気テープ 4・・・テープ走行補正片5・・・磁気ヘッ
ド 6・・・有機系潤滑剤特許出願人 キャノン電子 
株式会社 第1図 第2図 在 手続補正書(岬) 昭和59年 3月19日 許庁長宮殿 件の表示 昭和 58 年 特許願 第 243759 号明の名
称 テープ材駆動機構 、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称 キャノン電子株式会社 、代理人 電話 03 (268)2481 (代)住 王の内容 l)特許請求の範囲を別紙のように補正します。 2)明細書第7頁第5行目の「パレミチン1を「バルミ
チン]に訂正スる。 特許請求の範囲を以下のように補正する。 l)テープ材を駆動して走行させる経路上にテープ材の
走行経路を補正する補止部材を有したテープ材駆動機構
において、前記補正部材を、有機系潤滑剤を含有させた
樹脂から形成したことを特徴とするテープ材駆動機構。 2)前記有機系潤滑剤として、ステアリン酸、オレイン
酸、パルミチン酸等の高級脂肪酸の金属塩からなる金属
石けん[(RCOO) ylMl 、オレイン酸エステ
ル、ステアリン酸エチル等の高級脂肪酸のエステル[R
COOR] 、オレイルアルコール、ラウリルアルコー
ルなどの高級アルコール[ROM] 、t−ブチルアミ
ン、アミノプロピオン酸、シクロヘキシルアミン亜硝酸
塩などのアミン[[RNH2] ;メチルポリシロキサ
ン、フェニルメチルシリコーン化合物、メチルシリコー
ン化合物などのシリコーン油類;オレイン酸アミド、ス
テアリン酸アミドなどの脂肪酸アミド[RCON H2
]のうち少なくとも1種類を用いたことを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載のテープ材駆動機構。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■)テープ材を駆動して走行させる経路上にテープ材の
    走行経路を補正する補正部材を有したテープ材駆動機構
    において、前記補正部材を、有機系潤滑剤を含有させた
    樹脂から形成したことを特徴とするテープ材駆動機構。 2)前記有機系潤滑剤として、ステアリン酸。 オレイン酸、パレミチン酸等の高級脂肪酸の金属塩から
    なる金属石けん[(RCOO)nM) ;オレイン酸エ
    ステル、ステアリン酸エチル等の高級脂肪酸のエステル
    [RCOOR] ニオレイルアルコール、ラウリルアル
    コールfx トf)高Rアルコ−pv [:ROH] 
    ; t −吟 ブチルアミン、アミノプロピオン酸、シクロヘテシルア
    ミン亜硝酸塩などのアミン類(RNH2] ;メチルポ
    リシロキサン、フェニルメチルシリコーン化合物、メチ
    ルシリコーン化合物などのシリコーン油類;オレイン酸
    アミド、ステアリン酸アミドなどの脂肪酸アミド(RC
    ONH2]のうち少なくとも1種類を用いたことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載のテープ材駆動機構。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63146261A (ja) * 1986-07-24 1988-06-18 Yobea Rulon Kogyo Kk 磁気テープガイドローラ
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US5233156A (en) * 1991-08-28 1993-08-03 Cetac Technologies Inc. High solids content sample torches and method of use

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5862864A (ja) * 1981-10-12 1983-04-14 Hitachi Ltd ガイドロ−ラ
JPS58137172A (ja) * 1982-02-09 1983-08-15 Dai Ichi Seiko Co Ltd テ−プカセツトのガイドロ−ラ−

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