JPH0769098B2 - 殺生物性取付具を有する蒸発器コア - Google Patents

殺生物性取付具を有する蒸発器コア

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JPH0769098B2
JPH0769098B2 JP3236868A JP23686891A JPH0769098B2 JP H0769098 B2 JPH0769098 B2 JP H0769098B2 JP 3236868 A JP3236868 A JP 3236868A JP 23686891 A JP23686891 A JP 23686891A JP H0769098 B2 JPH0769098 B2 JP H0769098B2
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    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
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    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
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    • B60H1/32Cooling devices
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    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
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    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の空気調和方式
に使用する形式の請求項1の前提部分に限定されるよう
なアルミニウム製の蒸発器コアに関する。より詳細に
は、本発明は、凝縮液と反応して蒸発器コアの内部の生
物の成長を有効に禁止する第二銅イオンを生成するがア
ルミニウム熱交換面の腐食の加速をさけるためにこれか
ら電気的に絶縁さている金属銅の沈着物が形成された上
流側の面(facade)を備えた蒸発器コアに関する。
【0002】
【従来の技術】典型的な自動車の空気調和方式において
は、冷却剤は、自動車の客室の前方部分に配された蒸発
器コアを経て循環され、客室に向かう空気を冷却する。
蒸発器コアは、アルミニウム合金のシート材から個々に
打抜かれて一体的な構造としてろう付けされた複数のエ
レメントの積層体(stack)からなる板−フイン(plate−
and−fin)構造を備えている。アルミニウム合金が好ま
しいのは、比重が低く、熱伝導性が高く打抜き及びろう
付けのような簡単な操作によって入手の容易なシート材
から蒸発器を作製できるためである。
【0003】蒸発器コアの板−フイン構造は、それを通
る空気と熱交換面との最大の接触を与える多数の空気通
路を供与する。空気調和作動の間に、水分が蒸発器コア
の空気通路内に凝縮して細菌及びかびの成長を促進する
傾向を示すが、この成長が過大であると、悪臭を発生
し、または他の仕方で、乗客に不快感を与える。本出願
人の係属中の米国特許願360、681号には、微生物
の成長を禁止するための金属銅のめっきによって被覆さ
れたアルミニウム蒸発器コアが記載されている。
【0004】空気通路中に集収される凝縮液は、弱酸性
の傾向をもち、銅と反応して第二銅イオンを生成する。
第二銅イオンは、凝縮液中に溶解して、凝縮液中の生物
の成長を禁止する。凝縮液と銅との反応は低速である。
また微生物の成長を禁止するには、非常に低濃度の第二
銅イオンが有効である。そのため、薄いメッキによって
蒸発器を長期にわたって保護することができる。
【0005】基体のアルミニウムが銅めっきとの物理的
及び電気的接触に露呈されていると、潜在的な腐食の問
題を生ずる。凝縮液のような電解質の存在下では、露呈
されたアルミニウム及び銅の被覆は、電池を形成する。
この「レドックス」結合は、蒸発器コアの腐食の加速に
よって示されるように、アルミニウムの酸化を増大させ
る。前記米国特許願に記載された蒸発器は、銅めっきと
アルミニウム基体との間に亜鉛層を備えている。
【0006】亜鉛層は、銅が腐食した領域においては、
その下方のアルミニウムを凝縮液との接触から保護する
ための障壁を形成する。しかし、銅のそのままの反応に
よって生じた殺生物性の第二銅イオンを供与すると共に
蒸発器コアの腐食を加速しうる銅−アルミニウムの動電
気結合を防止する方式が望まれている。
【発明が解決しようとする課題】
【0007】従って、本発明の1つの目的は、凝縮液と
反応して殺生物性の第二銅イオンを発生させる銅めっき
を含み、この銅めっきは、蒸発器コアの腐食を加速させ
かねない動電気結合をさけるようにアルミニウムから物
理的及び電気的に絶縁されていると共に、蒸発器コアの
内部の空気通路の内部を含めて蒸発器コアの表面上にイ
オンを分布させてこれらの空気通路内の微生物の成長を
禁止するように適切に配置さている、自動車の空気調和
方式のためのアルミニウム製の蒸発器コアを提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題は、本発明によ
れば、請求項1の特徴部分に示された空気調和方式のた
めの蒸発器コアによって解決される。本発明の好ましい
実施例による蒸発器コアは、アルミニウム製の熱交換器
の構造物と、この構造物の内部に生成する凝縮液中に第
二銅イオンを分散させて微生物の成長を禁止するため
に、該構造物に固着された、銅によって一部が被覆され
た取付具とを備えている。
【0009】熱交換器の構造物は、好ましくは、打抜か
れたアルミニウムシートエレメントによって形成され、
主面の間に延在された多数の空気通路を備えている、既
知のろう付け構造物であり、一方の主面は、蒸発器コア
を自動車に取付けた後に空気を導入するために、上流側
に指向させられる。
【0010】本発明によれば、取付具は、上流側の面に
隣接して、蒸発器コアに固着されており、コアを通る連
続した空気流を与えるように熱交換器の構造物の空気通
路と整列された空気通路を備えている。取付具は、非導
電性のポリマーからできており、アルミニウム構造物か
ら離隔された選定された表面部分に金属銅のめっきを備
えている。従って、銅めっきは、取付具によってアルミ
ニウムから物理的に隔てられており、該取付具は、非導
電性ポリマーからできていることによって、銅アルミニ
ウムから電気的に絶縁している。
【0011】空気調和作動の間に、コアによって冷却さ
れた空気中の水分は凝縮する。この凝縮液は、酸化イオ
ウ、酸化窒素及び他の汚染物質が溶存しているため、弱
酸性の傾向を持っている。この凝縮液は、熱交換器の構
造物との接触によって冷却される取付具を含めた蒸発器
コア中の表面部分上に集収される。凝縮液は、銅めっき
された表面上において、銅と反応し、第二銅イオンを生
成する。第二銅イオンは、凝縮液中に溶解し、空気流の
作用の下に空気通路に流入する。第二銅イオンは、非常
に低濃度であっても、蒸発器コア中の微生物の成長を有
効に禁止する。
【0012】このように、本発明による殺生物性の取付
具を備えた蒸発器コアは、熱交換器の構造物と銅めっき
との間の電気的接続を防止し、さもなくば、熱交換器の
構造物の腐食の加速をひき起こしかねない種類の電池の
形成を防止する。また、取付具は銅めっきとの凝縮液の
反応によって、第二銅イオンを生成し、生物の成長を有
効に禁止する仕方で蒸発器のコアの空気通路に沿ってこ
れらのイオンを分散させる。取付具は、必要なイオンの
低濃度及び遅い銅の反応によって長期間有効に作用す
る。
【0013】本発明の一つの局面によれば、取付具は、
微生物の成長に対する更新された保護を与えるために、
空気調和方式から熱交換器の構造物を取外す必要なしに
交換することができる。次に本発明の好ましい実施例を
図面に基づいて一層詳細に説明する。
【実施例】
【0014】図面を参照して、本発明の好ましい実施例
による自動車の空気調和装置の蒸発器コア10は、熱交
換ユニット12と、殺生物取付具14とを備えている。
熱交換ユニット12は、自動車の内部を貫流する空気流
を冷却するために自動車に取付けるために当該技術にお
いて知られる形式のろう付けされたアルミニウムシート
装置である。
【0015】熱交換ユニット12は、作動時に液体冷却
剤がそれを通り循環される複数の通路17を画質する複
数対の板16を備えている。各々の対の板16は、上流
側の面21と下流側の面22との間に空気を案内するた
めの多数の空気通路20を画定するフイン18によっ
て、互いに離隔されている。板16及びフイン18はろ
う付け合金被覆(braze alloy cladding)を有するアル
ミニウムのシート材から個々に打抜かれる。
【0016】熱交換ユニット12を作製するためには、
板16とフイン18とを端板23と24の間に重ね合せ
状に一体的な構造物となるように組立てる。従来から、
高湿低温の通常の作動条件の下に、細菌またはかびが凝
縮液の作用下に成長して、空気調和装置の蒸発器コア1
0によって調整された空気の品質を劣化させる傾向が示
されるのは、空気通路20中においてであった。
【0017】この問題を克服するために、本発明によ
り、殺生物性の第二銅イオンを発生させて、熱交換ユニ
ット12の空気通路20にそれを分散させるための取付
具14が提供される。取付具14は、熱交換ユニット1
2に、その上流側の面21に密着するように固着させ
る。取付金具14は、空気調和装置の蒸発器コア10を
通るひと続きの空気流路を形成するように熱交換ユニッ
ト12の空気通路20と合致する開口27を画定する絶
縁性のポリマーキャリヤ26を備えている。
【0018】熱交換ユニット12に流入する空気流との
干渉を最小にするために、キャリヤ26の前面を最小と
することが望ましい。取付具14は、端板23と24上
に配されるストラップ28によって熱交換ユニット12
に固着してあり、これらのストラップ28は、下流側の
面22に係止されて取付具14を熱交換ユニット12に
固着する折曲縁30を備えている。取付金具14は、実
質的に非導電性の射出成形ポリマーからできている。
【0019】この例では、好ましいポリマーは、アクリ
ロニトリル−ブタジエン−スチレン(ABS)である。
取付具14は銅めっき40も備えており、この銅めっき
40は、キャリヤ26の前面に沿ってまた部分的に通路
27に沿って、図2に示すように延在されるように、キ
ャリヤ26の選定された表面部分に形成されている。銅
めっき40は、特に、熱交換ユニット12から離隔され
た表面に、銅アルミニウムとの間の導電を許容する種類
の直接の物理的接触を防止するように適用される。
【0020】ABSのポリマーキャリヤ26に銅めっき
40を適用するための好ましい方法は、次の工程からな
る無電解沈着による方法である。 (1)射出成形されたABSのポリマーキャリヤ26
を、約34℃において、クロム酸水溶液中に浸漬するこ
とによって調整する。クロム酸濃度は、1リットル当た
り約900gとする。キャリヤ26は、表面をエッチし
て金属対プラスチックの接着力を高めるために、1〜5
分間浸漬した後、水で十分に洗浄する。
【0021】(2) エッチされたABS面は、塩化第一
すずを1リットル当たり20g、また濃塩酸を1リット
ル当たり40mlそれぞれ含有する水溶液中にキャリヤ2
6を浸漬させることによって増感処理する。キャリヤ2
6は1〜3分間約20〜25℃の温度で水溶液中に浸漬
する。
【0022】(3) 増感処理した、ABS面は、パラジ
ウム触媒物質を吸収するために核形成処理される。この
目的のため、第一スズイオンが付着した、増感処理され
たABS面は、塩化パラジウムを1リットル当たり0.
25g、また濃塩酸を1リットル当たり2.5mlそれぞ
れ含有する水溶液中に浸漬する。ポリマー26は、約2
0〜40℃の温度で水溶液中に約30秒〜60秒浸漬す
る。この処理により、増感処理の際に吸収された第一ス
ズイオンは、水溶液中のパラジウムイオンと反応して、
パラジウム金属を沈着させ、必要な触媒のサイト(cata
lytic sites)を形成する。
【0023】(4)核形成処理されたキャリヤ26は、
無電解銅めっき浴に浸漬する。好ましい浴組成は、それ
ぞれ水1リットルについて、硫酸銅3.6g、酒石酸カ
リウムナトリウム25.0g、水酸化ナトリウム3.8
g及びホルムアルデヒド10.0gである。キャリヤ2
6の浸漬時に銅イオンは、キャリヤ26の表面上のパラ
ジウム触媒の存在下に、ホルムアルデヒドと反応し、該
表面上にひと続きの金属銅めっきを沈着させる。
【0024】銅めっき40の形成は、熱交換ユニット1
2と直接の接触が予定されていないキャリヤ26の表面
部分に限定される。これは、選定された表面部分のみを
処理するように、一以上の処理液中にキャリヤ26を部
分的に浸漬することにより達成しうる。別の方法として
は、熱交換ユニット12と接触するべき表面部分は、銅
がその上に沈着されないように、マスクし、または光化
学的に処理することができる。さらに別の方法として
は、取付具14の全ての表面上に金属銅をめっきした
後、不所望の銅めっきを物理的に除去してもよい。
【0025】キャリヤ26上に銅めっき40を沈着させ
た後、ストラップ28により固定させて、取付具14を
熱交換ユニット12に取付ける。このようにして組立て
た蒸発器コア10は、いつでも自動車に取付けて使用し
うる態勢となっている。空気調和作動の間に冷却剤は、
通路17を通って流れ、空気通路20を通る空気から熱
を取出す。冷却の進行にともなって、空気中の水分は、
取付具14の表面部分を含めた蒸発器コア10の表面部
分上に凝縮する傾向を示す。
【0026】この凝縮液は、空気中の酸化イオウその他
の酸性の化学種の存在によって、多少酸性となる傾向を
示す。凝縮液は、金属銅のめっきと反応して第二銅イオ
ンを形成する。反応生成物、主に銅の硫酸塩及び酸化物
は、乾燥状態の下では、銅めっき上の緑色のさびとして
容易に観察される。銅塩は、凝縮液の存在の下に溶解
し、コア10を通る空気流の作用下に空気通路20を通
って移動する。この際に、銅イオンは、空気通路20中
においての細菌及びかびの成長を禁止する。
【0027】本発明の1つの利点は、銅めっきと凝縮液
との間の反応が、所望の殺生物効果を得るにたる量の第
二銅イオンを生成するには満足であるが、自動車上で使
用するのに適した長時間にわたってイオンを生成するに
たる低速となることにある。
【0028】前述した例では、無電解の銅沈着によって
めっきを形成したが、真空スパッタリングを含む他の技
術によっても、適切なめっきを沈着させることができ
る。更に、最初に形成した銅めっき上に銅を電気めっき
して、めっきの厚さを増大させることによって、取付具
の寿命を更に長くできる。また、前述した実施例では、
ストラップによって取付具を熱交換ユニットに取付けて
いる。これらのストラップは、取付具を交換のため取外
す際に容易に解放できる。
【0029】これは、空気調和方式から熱交換ユニット
12を取外すことなく、自動車上において有利に行いう
る。取付具は、例えばポリマーボルトを用いて、アルミ
ニウムと銅めっきとの間の電気的接触を阻止する他の適
宜の手段によって熱交換ユニットに取付けることができ
る。
【0030】また、前述した例では、取付具は、主に射
出成形ABSポリマーからできている。このボリマー
は、実質的に非導電性であるため、銅めっきをアルミニ
ウム構造物から物理的に離隔させるだけでなく、電気的
に絶縁もする。そのため、銅とアルミニウムとの間の電
流が阻止され、アルミニウムの腐食を加速しかねない電
気化学セルの形成が阻止される。
【0031】それと同時に、金属銅は、凝縮液と反応し
て、結果生成物としての殺生物性第二銅イオンを空気通
路内に分散させるように、適宜位置される。前述した例
では取付具はABSからできているが、その他の非導電
性のポリマー、例えばポリプロピレン、ポリカーボネー
ト、ポリアセタールまたは他の工業的な等級の成形可能
な合成樹脂から適宜なるものでもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による殺生物性取付具を有する蒸発器コ
アの分解斜視図である。
【図2】図1に示した蒸発器コアの一部分の断面図であ
る。
【符号の説明】
10 -------- 蒸発器コア 12 -------- 熱
交換ユニット 14 -------- 取付具 20、27 ------
--空気通路 21 -------- 上流側の面 40 -------- め
っき

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部の貫流空気を冷却するために、空気
    調和方式において使用するための蒸発器コア(10)で
    あって、上流側の面(21)を含み、その内部を経て空
    気を導くために該面(21)から延在された複数の空気
    通路(20)を備えている、熱交換ユニット(12)を
    有し、熱交換ユニット(12)の構造体は、内部を貫流
    する空気と熱伝達関係にある空気通路(20)を画定す
    るアルミニウム合金からできているものにおいて、蒸発
    器コア(10)が、熱交換ユニット(12)の上流側の
    面(21)に隣接して、取付具(14)を有し、取付具
    (14)は、熱交換ユニット(12)の空気通路(2
    0)に整列された空気通路(27)を含み、取付具(1
    4)は、電気絶縁材料からできており、熱交換ユニット
    (12)のアルミニウム構造物から離隔されてこれから
    電気的に絶縁された金属銅めっき(90)を備えてお
    り、空気調和方式の作動時に取付具(14)を通って熱
    交換ユニット(12)に流入する空気からの凝縮液がめ
    っき(40)上に集収されてめっき(40)と反応し銅
    イオンを生成させ、該銅イオンが該凝縮液中に溶解して
    熱交換ユニット(12)中の空気通路(20)中に移行
    し、該空気通路(20)中の生物の成長を禁止すること
    を特徴とする蒸発器コア。
  2. 【請求項2】 自動車の客室に向かう空気を冷却するた
    めに自動車の空気調和方式において使用さる請求項1記
    載の蒸発器コア(10)であって、熱交換ユニット(1
    2)が、アルミニウム合金のシート材から打抜いて一体
    的構造としてろう付けされた複数の板(16)及びフイ
    ン(18)を含み、取付具(14)は、電気絶縁性ポリ
    マーのキャリヤ(26)を含み、金属銅のめっき(4
    0)は、アルミニウムの熱交換ユニット(12)から隔
    てられたキヤリヤ(26)の選定された表面部分上に形
    成してあり、取付具(14)は、熱交換ユニット(1
    2)に、その上流側の面(21)に接するように固着さ
    れている蒸発器コア。
  3. 【請求項3】 取付具(14)がストラップ(28)を
    含み、これらのストラップ(28)は、熱交換ユニット
    (12)の回りに延在されて取付具(14)を熱交換ユ
    ニット(12)に固着させるようにした請求項2記載の
    蒸発器コア。
JP3236868A 1990-08-27 1991-08-26 殺生物性取付具を有する蒸発器コア Expired - Lifetime JPH0769098B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/572,649 US5042575A (en) 1990-08-27 1990-08-27 Evaporator core having biocidal fixture
US572649 2000-05-17

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Publication Number Publication Date
JPH04251171A JPH04251171A (ja) 1992-09-07
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ID=24288763

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US (1) US5042575A (ja)
EP (1) EP0473218A3 (ja)
JP (1) JPH0769098B2 (ja)
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