JPH0768405A - フィンガーチャック - Google Patents
フィンガーチャックInfo
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- JPH0768405A JPH0768405A JP22013193A JP22013193A JPH0768405A JP H0768405 A JPH0768405 A JP H0768405A JP 22013193 A JP22013193 A JP 22013193A JP 22013193 A JP22013193 A JP 22013193A JP H0768405 A JPH0768405 A JP H0768405A
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- JP
- Japan
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- clamping
- clamp
- aluminum wheel
- spider
- chuck
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 クランプ部を増設して、アルミホイールの遠
心力による変形を抑制し、かつ重旋削に必要な締付力が
得られ、加えてアルミホイールの肉厚の変動を吸収す
る。 【構成】 チャック軸線の周囲を３等分する位置に第１
クランプ部４を設ける。第１クランプ部４と同一円周上
において、各第１クランプ部４の中間に第２クランプ部
５を配設する。合計６個のクランプ部４，５によりアル
ミホイールＷの外周縁を把持する。第１クランプ部４及
び第２クランプ部５に各別のドローバを結合し、各ドロ
ーバを共通のスパイダに連結する。スパイダとドローバ
との連結部に皿ばね等の弾性体を介装して、クランプ部
４，５に弾性締付力を付与する。
心力による変形を抑制し、かつ重旋削に必要な締付力が
得られ、加えてアルミホイールの肉厚の変動を吸収す
る。 【構成】 チャック軸線の周囲を３等分する位置に第１
クランプ部４を設ける。第１クランプ部４と同一円周上
において、各第１クランプ部４の中間に第２クランプ部
５を配設する。合計６個のクランプ部４，５によりアル
ミホイールＷの外周縁を把持する。第１クランプ部４及
び第２クランプ部５に各別のドローバを結合し、各ドロ
ーバを共通のスパイダに連結する。スパイダとドローバ
との連結部に皿ばね等の弾性体を介装して、クランプ部
４，５に弾性締付力を付与する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、アルミホイールの高
速・高精度加工に適したフィンガーチャックに関するも
のである。
速・高精度加工に適したフィンガーチャックに関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】従来から、アルミホイールの外径旋削に
は３個のクランプ部を備えたフィンガーチャックが広く
使用されている。このフィンガーチャックは、チャック
軸線の周囲を３等分する位置にクランプ部を設け、各ク
ランプ部に各別のドローバを結合し、各ドローバを共通
のスパイダに連結し、スパイダをチャック軸線方向へ駆
動して、クランプ部を把持及び解放動作させるように構
成されている。また、スパイダは、通常、クランプ部の
数に応じて三角形に形成され、各頂点部の可撓性を利用
してクランプ部に弾性締付力を与え、アルミホイール外
周縁の肉厚の変動を吸収できるようになっている。
は３個のクランプ部を備えたフィンガーチャックが広く
使用されている。このフィンガーチャックは、チャック
軸線の周囲を３等分する位置にクランプ部を設け、各ク
ランプ部に各別のドローバを結合し、各ドローバを共通
のスパイダに連結し、スパイダをチャック軸線方向へ駆
動して、クランプ部を把持及び解放動作させるように構
成されている。また、スパイダは、通常、クランプ部の
数に応じて三角形に形成され、各頂点部の可撓性を利用
してクランプ部に弾性締付力を与え、アルミホイール外
周縁の肉厚の変動を吸収できるようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のフィ
ンガーチャックは３個のクランプ部でアルミホイールを
把持しているため、図３に示すように、旋削加工中の遠
心力によってアルミホイールＷがクランプ部４１とクラ
ンプ部４１の間の部分で外側へ変形し、切込量が変形部
で大きく把持部で小さくなり、加工後の肉厚が不均一に
なって、真円度が低下するばかりでなく、重旋削に必要
な締付力が得られないという問題点があった。特に、近
年のアルミホイールは軽量化のために剛性が低く設計さ
れ、かつ、加工時間を短縮するために高速回転で加工さ
れるので、こうした問題点が顕著に現れる。
ンガーチャックは３個のクランプ部でアルミホイールを
把持しているため、図３に示すように、旋削加工中の遠
心力によってアルミホイールＷがクランプ部４１とクラ
ンプ部４１の間の部分で外側へ変形し、切込量が変形部
で大きく把持部で小さくなり、加工後の肉厚が不均一に
なって、真円度が低下するばかりでなく、重旋削に必要
な締付力が得られないという問題点があった。特に、近
年のアルミホイールは軽量化のために剛性が低く設計さ
れ、かつ、加工時間を短縮するために高速回転で加工さ
れるので、こうした問題点が顕著に現れる。
【０００４】アルミホイールの変形抑制対策としてはク
ランプ部の増設が有効である。しかしながら、クランプ
部を共通のスパイダで駆動する構造のフィンガーチャッ
クにおいてクランプ部を増設すると、各クランプ部に対
応する部分でスパイダの可撓性が低下するため、アルミ
ホイール外周縁の肉厚の変動を吸収できなくなるという
別の問題が発生する。
ランプ部の増設が有効である。しかしながら、クランプ
部を共通のスパイダで駆動する構造のフィンガーチャッ
クにおいてクランプ部を増設すると、各クランプ部に対
応する部分でスパイダの可撓性が低下するため、アルミ
ホイール外周縁の肉厚の変動を吸収できなくなるという
別の問題が発生する。
【０００５】そこで、この発明の課題は、クランプ部を
増設して、アルミホイールの変形を抑制できるととも
に、重旋削に必要な締付力が得られ、しかも、スパイダ
の可撓性によらずともアルミホイールの肉厚の変動を吸
収できる新規なフィンガーチャックを提供することにあ
る。
増設して、アルミホイールの変形を抑制できるととも
に、重旋削に必要な締付力が得られ、しかも、スパイダ
の可撓性によらずともアルミホイールの肉厚の変動を吸
収できる新規なフィンガーチャックを提供することにあ
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明のフィンガーチャックは、チャック軸線
の周囲を３等分する位置に第１クランプ部を設け、第１
クランプ部と同一円周上において各第１クランプ部の間
に第２クランプ部を配設し、第１クランプ部及び第２ク
ランプ部に各別のドローバを結合し、各ドローバを共通
のスパイダに連結し、少なくとも一方のクランプ部にお
いて、スパイダとドローバとの連結部にはクランプ部に
弾性締付力を与える皿ばね等の弾性体を介装して構成さ
れる。
めに、この発明のフィンガーチャックは、チャック軸線
の周囲を３等分する位置に第１クランプ部を設け、第１
クランプ部と同一円周上において各第１クランプ部の間
に第２クランプ部を配設し、第１クランプ部及び第２ク
ランプ部に各別のドローバを結合し、各ドローバを共通
のスパイダに連結し、少なくとも一方のクランプ部にお
いて、スパイダとドローバとの連結部にはクランプ部に
弾性締付力を与える皿ばね等の弾性体を介装して構成さ
れる。
【０００７】
【作用】上記構成によれば、合計６個のクランプ部がア
ルミホイールを把持するので、遠心力によるアルミホイ
ールの変形を抑制して、高速で高精度に加工できるとと
もに、締付力の総和を大きくして、重旋削加工が可能と
なる。また、弾性体がクランプ部に弾性締付力を付与す
るため、スパイダの可撓性によらずともアルミホイール
外周縁の肉厚の変動を吸収できて、スパイダ駆動方式の
フィンガーチャックにおいてクランプ部を支障なく増設
することができる。
ルミホイールを把持するので、遠心力によるアルミホイ
ールの変形を抑制して、高速で高精度に加工できるとと
もに、締付力の総和を大きくして、重旋削加工が可能と
なる。また、弾性体がクランプ部に弾性締付力を付与す
るため、スパイダの可撓性によらずともアルミホイール
外周縁の肉厚の変動を吸収できて、スパイダ駆動方式の
フィンガーチャックにおいてクランプ部を支障なく増設
することができる。
【０００８】
【実施例】以下、この発明を具体化した一実施例を図１
及び図２に基づいて説明する。本実施例のフィンガーチ
ャックにおいては、チャックボディ１が背面側のカップ
状ボディ２と、前面側の面板３とから構成されている。
面板３の前面には、チャック軸線の周囲を３等分する位
置に第１クランプ部４が設けられるとともに、第１クラ
ンプ部４と同一円周上において各第１クランプ部４の中
間位置には第２クランプ部５が配設されている。つま
り、合計６個のクランプ部４，５がチャックボディ１の
前面外周部に６０゜の等角度をおいて環状に列設されて
いる。
及び図２に基づいて説明する。本実施例のフィンガーチ
ャックにおいては、チャックボディ１が背面側のカップ
状ボディ２と、前面側の面板３とから構成されている。
面板３の前面には、チャック軸線の周囲を３等分する位
置に第１クランプ部４が設けられるとともに、第１クラ
ンプ部４と同一円周上において各第１クランプ部４の中
間位置には第２クランプ部５が配設されている。つま
り、合計６個のクランプ部４，５がチャックボディ１の
前面外周部に６０゜の等角度をおいて環状に列設されて
いる。
【０００９】第１クランプ部４及び第２クランプ部５は
それぞれ同様に構成され、アルミホイールＷを受け止め
る正面半円形の受止部材７と、アルミホイールＷを把持
するジョウ８と、ジョウ８を支持する支持体９とを備え
ている。受止部材７は台座１０を介して面板３に固定さ
れ、支持体９は台座１０の突出壁１１に軸１２により回
動可能に支持され、ジョウ８は支持体９の前面にボルト
１３によって交換可能に支持されている。そして、各ク
ランプ部４，５は、支持体９の回動に伴いジョウ８をチ
ャックボディ１の半径方向へ開閉して、アルミホイール
Ｗの外周縁を把持及び解放できるように構成されてい
る。
それぞれ同様に構成され、アルミホイールＷを受け止め
る正面半円形の受止部材７と、アルミホイールＷを把持
するジョウ８と、ジョウ８を支持する支持体９とを備え
ている。受止部材７は台座１０を介して面板３に固定さ
れ、支持体９は台座１０の突出壁１１に軸１２により回
動可能に支持され、ジョウ８は支持体９の前面にボルト
１３によって交換可能に支持されている。そして、各ク
ランプ部４，５は、支持体９の回動に伴いジョウ８をチ
ャックボディ１の半径方向へ開閉して、アルミホイール
Ｗの外周縁を把持及び解放できるように構成されてい
る。
【００１０】面板３の前面中央部には内側クランプ部１
５が設けられている。内側クランプ部１５は第１クラン
プ部４と同じ角度位置に３個の把持爪１６をチャックボ
ディ１の半径方向へ摺動自在に備えていて、各把持爪１
６によりアルミホイールＷの内周面を把持及び解放でき
るようになっている。
５が設けられている。内側クランプ部１５は第１クラン
プ部４と同じ角度位置に３個の把持爪１６をチャックボ
ディ１の半径方向へ摺動自在に備えていて、各把持爪１
６によりアルミホイールＷの内周面を把持及び解放でき
るようになっている。
【００１１】カップ状ボディ２の内部には円板状のスパ
イダ１８がチャック軸線と直交する面内に拡がるように
収容され、その中央部には筒状のスライダ１９が固定さ
れている。スライダ１９はガイド２０によりチャック軸
線方向へ摺動自在に支持されるとともに、キー２１を介
し面板３のキー溝２２に回り止めされている。そして、
スライダ１９を工作機械側のアクチュエータ（図示略）
で駆動することによって、スパイダ１８がチャック軸線
方向へ往復移動されるようになっている。
イダ１８がチャック軸線と直交する面内に拡がるように
収容され、その中央部には筒状のスライダ１９が固定さ
れている。スライダ１９はガイド２０によりチャック軸
線方向へ摺動自在に支持されるとともに、キー２１を介
し面板３のキー溝２２に回り止めされている。そして、
スライダ１９を工作機械側のアクチュエータ（図示略）
で駆動することによって、スパイダ１８がチャック軸線
方向へ往復移動されるようになっている。
【００１２】第１及び第２クランプ部４，５と対応する
位置において、面板３にはクランプ部４，５と同数本の
ドローバ２４がスリーブ２５を介してチャック軸線方向
へ摺動自在に支持されている。各ドローバ２４の前端は
ピン２６を介して支持体９の長孔２７にそれぞれ結合さ
れるとともに、各ドローバ２４の後端はスパイダ１８の
外周孔２８に遊挿されてナット２９により連結されてお
り、スパイダ１８の往復移動に伴いドローバ２４を介し
各クランプ部４，５のジョウ８を開閉できるようになっ
ている。
位置において、面板３にはクランプ部４，５と同数本の
ドローバ２４がスリーブ２５を介してチャック軸線方向
へ摺動自在に支持されている。各ドローバ２４の前端は
ピン２６を介して支持体９の長孔２７にそれぞれ結合さ
れるとともに、各ドローバ２４の後端はスパイダ１８の
外周孔２８に遊挿されてナット２９により連結されてお
り、スパイダ１８の往復移動に伴いドローバ２４を介し
各クランプ部４，５のジョウ８を開閉できるようになっ
ている。
【００１３】また、本実施例では、第１及び第２クラン
プ部４，５において、スパイダ１８と各ドローバ２４と
の連結部に弾性体としての皿ばね３１がナット２９との
間に座金３２を介して設けられ、皿ばね３１がドローバ
２４を後方へ引張る力によって、各ジョウ８にアルミホ
イールＷの外周縁を弾性的に締め付ける力を付与するよ
うに構成されている。なお、図２において、３４は内側
クランプ部１５の把持爪１６を開閉するためのロッドで
あり、前記スライダ１９の内側において別のアクチュエ
ータ（図示略）により摺動される。３５はチャックボデ
ィ１を工作機械の主軸（図示略）に取り付けるためのボ
ルトである。
プ部４，５において、スパイダ１８と各ドローバ２４と
の連結部に弾性体としての皿ばね３１がナット２９との
間に座金３２を介して設けられ、皿ばね３１がドローバ
２４を後方へ引張る力によって、各ジョウ８にアルミホ
イールＷの外周縁を弾性的に締め付ける力を付与するよ
うに構成されている。なお、図２において、３４は内側
クランプ部１５の把持爪１６を開閉するためのロッドで
あり、前記スライダ１９の内側において別のアクチュエ
ータ（図示略）により摺動される。３５はチャックボデ
ィ１を工作機械の主軸（図示略）に取り付けるためのボ
ルトである。
【００１４】上記のように構成した本実施例のフィンガ
ーチャックによれば、合計６個のクランプ部４，５のジ
ョウ８がアルミホイールＷの外周縁を把持するので、遠
心力によるアルミホイールＷの変形を抑制し、加工後の
肉厚を各部均一にして、真円度を向上でき、もって、高
速・高精度の旋削加工が可能となる。また、アルミホイ
ールＷを締め付ける力の総和が大きくなるため、従来困
難とされていた低剛性アルミホイールＷの重旋削加工も
可能になる。しかも、全クランプ部４，５において皿ば
ね３１がジョウ８に弾性締付力を付与するから、従来と
は異なり、スパイダ１８の可撓性によらずとも、アルミ
ホイールＷ外周縁の肉厚の変動を吸収でき、スパイダ駆
動方式のフィンガーチャックであっても、第１クランプ
部４に加えて第２クランプ部５を支障なく増設すること
ができる。
ーチャックによれば、合計６個のクランプ部４，５のジ
ョウ８がアルミホイールＷの外周縁を把持するので、遠
心力によるアルミホイールＷの変形を抑制し、加工後の
肉厚を各部均一にして、真円度を向上でき、もって、高
速・高精度の旋削加工が可能となる。また、アルミホイ
ールＷを締め付ける力の総和が大きくなるため、従来困
難とされていた低剛性アルミホイールＷの重旋削加工も
可能になる。しかも、全クランプ部４，５において皿ば
ね３１がジョウ８に弾性締付力を付与するから、従来と
は異なり、スパイダ１８の可撓性によらずとも、アルミ
ホイールＷ外周縁の肉厚の変動を吸収でき、スパイダ駆
動方式のフィンガーチャックであっても、第１クランプ
部４に加えて第２クランプ部５を支障なく増設すること
ができる。
【００１５】なお、上記実施例では、各クランプ部４，
５において、ジョウ８がチャックボディ１の半径方向へ
回動してアルミホイールＷを把持するが、ジョウをアル
ミホイールから離れた位置で閉鎖回動した後、チャック
軸線方向へ引っ込み動作させて、被把持面に突起等を備
えた異形アルミホイールを把持できるように構成しても
よい。また、第１クランプ部４と第２クランプ部５のい
ずれか一方の弾性体を省略しても良い。
５において、ジョウ８がチャックボディ１の半径方向へ
回動してアルミホイールＷを把持するが、ジョウをアル
ミホイールから離れた位置で閉鎖回動した後、チャック
軸線方向へ引っ込み動作させて、被把持面に突起等を備
えた異形アルミホイールを把持できるように構成しても
よい。また、第１クランプ部４と第２クランプ部５のい
ずれか一方の弾性体を省略しても良い。
【００１６】また、上記実施例では、各クランプ部４，
５がチャックボディ１の半径方向定位置でアルミホイー
ルＷを把持するが、アルミホイールの外径に応じてクラ
ンプ部４，５を半径方向へ位置調整できるように構成し
てもよい。この場合の位置調整機構については、本出願
と同一の出願人が特願平４−９３３２６号の明細書及び
図面で開示した技術を利用することができる。
５がチャックボディ１の半径方向定位置でアルミホイー
ルＷを把持するが、アルミホイールの外径に応じてクラ
ンプ部４，５を半径方向へ位置調整できるように構成し
てもよい。この場合の位置調整機構については、本出願
と同一の出願人が特願平４−９３３２６号の明細書及び
図面で開示した技術を利用することができる。
【００１７】その他、皿ばね３１にかえてコイルスプリ
ングやゴム等の各種弾性体を用いるなど、本発明の趣旨
を逸脱しない範囲で各部の形状並びに構成を適宜に変更
して具体化することも可能である。
ングやゴム等の各種弾性体を用いるなど、本発明の趣旨
を逸脱しない範囲で各部の形状並びに構成を適宜に変更
して具体化することも可能である。
【００１８】
【発明の効果】以上に詳述したように、この発明によれ
ば、第１クランプ部の間に第２クランプ部を増設すると
ともに、スパイダとドローバとの連結部に皿ばね等の弾
性体を介装して構成したので、アルミホイールの変形を
抑制できるとともに、重旋削に必要な締付力が得られ、
しかも、スパイダの可撓性によらずともアルミホイール
の肉厚の変動を吸収できて、スパイダ駆動方式のフィン
ガーチャックにおいてクランプ部を支障なく増設できる
という優れた効果を奏する。
ば、第１クランプ部の間に第２クランプ部を増設すると
ともに、スパイダとドローバとの連結部に皿ばね等の弾
性体を介装して構成したので、アルミホイールの変形を
抑制できるとともに、重旋削に必要な締付力が得られ、
しかも、スパイダの可撓性によらずともアルミホイール
の肉厚の変動を吸収できて、スパイダ駆動方式のフィン
ガーチャックにおいてクランプ部を支障なく増設できる
という優れた効果を奏する。
【図１】本発明の一実施例を示すフィンガーチャックの
正面図である。
正面図である。
【図２】図１のフィンガーチャックの断面図である。
【図３】従来のフィンガーチャックの正面図である。
１・・チャックボディ、４・・第１クランプ部、５・・
第２クランプ部、８・・ジョウ、１５・・内側クランプ
部、１６・・把持爪、１８・・スパイダ、２４・・ドロ
ーバ、３１・・皿ばね。
第２クランプ部、８・・ジョウ、１５・・内側クランプ
部、１６・・把持爪、１８・・スパイダ、２４・・ドロ
ーバ、３１・・皿ばね。
Claims (1)
- 【請求項１】 チャック軸線の周囲を３等分する位置に
第１クランプ部を設け、第１クランプ部と同一円周上に
おいて各第１クランプ部の間に第２クランプ部を配設
し、第１クランプ部及び第２クランプ部に各別のドロー
バを結合し、各ドローバを共通のスパイダに連結し、少
なくとも一方のクランプ部において、スパイダとドロー
バとの連結部にはクランプ部に弾性締付力を与える皿ば
ね等の弾性体を介装してなることを特徴とするフィンガ
ーチャック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22013193A JPH0768405A (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | フィンガーチャック |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22013193A JPH0768405A (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | フィンガーチャック |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0768405A true JPH0768405A (ja) | 1995-03-14 |
Family
ID=16746395
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22013193A Pending JPH0768405A (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | フィンガーチャック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0768405A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103350558A (zh) * | 2013-07-31 | 2013-10-16 | 中信戴卡股份有限公司 | 一种改进的车轮印刷翻转夹具 |
| CN103496543A (zh) * | 2013-09-24 | 2014-01-08 | 东风设计研究院有限公司 | 轮毂输送翻转机 |
| CN105668220A (zh) * | 2016-03-01 | 2016-06-15 | 东莞市创智涂装设备工程有限公司 | 轮毂跟踪转件装置 |
| TWI551379B (zh) * | 2011-10-19 | 2016-10-01 | 帝國夾具股份有限公司 | 輕合金輪圈用夾頭裝置 |
-
1993
- 1993-09-03 JP JP22013193A patent/JPH0768405A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TWI551379B (zh) * | 2011-10-19 | 2016-10-01 | 帝國夾具股份有限公司 | 輕合金輪圈用夾頭裝置 |
| CN103350558A (zh) * | 2013-07-31 | 2013-10-16 | 中信戴卡股份有限公司 | 一种改进的车轮印刷翻转夹具 |
| CN103496543A (zh) * | 2013-09-24 | 2014-01-08 | 东风设计研究院有限公司 | 轮毂输送翻转机 |
| CN105668220A (zh) * | 2016-03-01 | 2016-06-15 | 东莞市创智涂装设备工程有限公司 | 轮毂跟踪转件装置 |
| CN105668220B (zh) * | 2016-03-01 | 2018-02-09 | 广东创智智能装备有限公司 | 轮毂跟踪转件装置 |
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