JPH076807Y2 - 自転車用シューズ - Google Patents

自転車用シューズ

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JPH076807Y2
JPH076807Y2 JP1509891U JP1509891U JPH076807Y2 JP H076807 Y2 JPH076807 Y2 JP H076807Y2 JP 1509891 U JP1509891 U JP 1509891U JP 1509891 U JP1509891 U JP 1509891U JP H076807 Y2 JPH076807 Y2 JP H076807Y2
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JP
Japan
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tongue
shoe
shoelace
bicycle
tip
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JP1509891U
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English (en)
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JPH04104905U (ja
Inventor
憲二郎 北
吉英 柴原
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Mizuno Corp
Original Assignee
Mizuno Corp
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Publication date
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、甲皮を靴紐で締める構
造の自転車用シューズに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、甲皮を靴紐で締める構造の自
転車用シューズにおいては、蝶結びした靴紐のループや
端部が自転車のペダルやチェーンに引掛かって煩わしい
ばかりでなく、ペダルをこぐことを妨げたり、転倒の原
因となることもあった。また、近年流行してきたマウン
テンバイクのようにオフロードを走行する場合は、車輪
が跳ね上げた土や砂、泥等が靴の紐締め部から靴内に入
って、履き心地が悪くなるという欠点も有していた。
【0003】そこで、第4図に示すように、靴紐締め部
21をベロ部20で覆うようにした構造の自転車用シュ
ーズが提供されている。この自転車用シューズは、前記
の2つの欠点は克服できるが、靴紐締め部21に沿って
ベロ部20の片側を固定してあるので、ベロ部20の開
口の幅が小さくて靴紐22が締めにくい上、靴紐締め部
21をベロ部20が完全に覆ってしまうため通気性が悪
いという欠点もあった。
【0004】さらに、第5図に示すように、蝶結びした
靴紐25のループや端部を靴紐締め部24の脇に設けた
紐止め23によって固定するようにした自転車用シュー
ズも提供されている。この自転車用シューズは、蝶結び
した靴紐25のループや端部が自転車のペダルやチェー
ンに引掛かるという欠点を克服するとともに、靴紐25
も締めやすく、靴紐締め部24が開放されて通気性にも
優れているが、車輪が跳ね上げた土や砂、泥等が靴紐締
め部24から靴内に入って、履き心地が悪くなるという
欠点は克服できないものであった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】従って、蝶結びした靴
紐のループや端部が自転車のペダルやチェーンに引掛か
ることがない上に、車輪が跳ね上げた土や砂、泥等が靴
の紐締め部から靴内に入って履き心地が悪くなるという
ようなこともなく、さらには靴紐が締めやすく、、ほど
けず、通気性にも優れた自転車用シューズが求められて
いた。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案はかかる欠点を
解決するために、甲皮を靴紐で締める構造の自転車用シ
ューズにおいて、別体のベロ部が靴紐締め部を覆うよう
に、該ベロ部の先端をシューズの前方甲皮に固定する
か、あるいは靴紐締め部の先端に位置する靴紐と甲皮内
側のタングとの間に挟んで固定し、該固定部と反対の履
口側に位置するベロ部の両翼内面と、該両翼内面に相対
する靴紐締め部両側の靴甲皮上面には着脱自在の固着手
段を設け、さらに該ベロ部の履口側上面と、該履口側を
前方甲皮へ折返したときに相対する位置の靴甲皮上面あ
るいはベロ部先端の上面にも着脱自在の固着手段を設け
た自転車用シューズにした。
【0007】別体のベロ部を前方甲皮に固定する方法と
しては、靴甲皮に縫着、接着等の手段で固定するもので
あり、また靴紐締め部の先端に位置する靴紐と甲皮内側
のタングとの間に挟んで固定するときは、単に挟み込む
だけでもよいし、挟んだ先端をさらに甲皮上面や甲皮内
側のタングに縫着、接着等の手段で固定しても良い。
【0008】ベロ部の履口側の両翼内面と、該両翼内面
に相対する靴紐締め部両側の靴甲皮上面とに設ける固着
手段及び該ベロ部の履口側上面と、該履口側を靴の前方
甲皮へ折返したときに相対する位置の靴甲皮上面あるい
はベロ部先端の上面とに設ける固着手段としては、ベル
ベットファスナーやスナップボタン等が使用できる。
【0009】
【作用】この考案は以上のように構成したから、自転車
に乗る際には、まずベロ部の履口側を靴の前方甲皮へ折
り曲げ、足を挿入後靴紐締め部の靴紐をしっかりと締め
た後、ベロ部の外側に蝶結びした靴紐のループや端部が
はみ出さないようにしてベロ部の履口側を元に戻し、該
ベロ部の両翼内面に設けた固着手段と、靴甲皮上面の靴
紐締め部両側に設けた固着手段とを結合して固着する。
このようにすれば、ベロ部が靴紐締め部と蝶結びした靴
紐のループや端部を覆うことになるから、靴紐のループ
や端部が自転車のペダルやチェーンに引掛かることがな
い上に、車輪が跳ね上げた土や砂、泥等が靴紐締め部か
ら靴内に入って履き心地が悪くなるというようなことも
なくなり、靴紐も締めやすくほどけない。
【0010】また、通気性を求めたいときや、この自転
車用シューズで道路を歩行する際には、ベロ部の履口側
を靴の前方甲皮へ折返し、該ベロ部の履口側上面と、該
履口側を靴の前方甲皮上面へ折返したときに相対する位
置の靴甲皮上面あるいはベロ部先端の上面とに設けた固
着手段を結合して固着する。この場合は、靴紐締め部が
ベロ部によって覆われないから、通気性が良好になるば
かりでなく、ベロ部はその履口側上面と、靴甲皮上面あ
るいはベロ部先端の上面に設けた固着手段で固着されて
いるから、歩行等によって靴が動いてもベロ部は揺れ動
くことがないので、歩行しやすい。さらに、ベロ部を靴
紐締め部の先端に位置する靴紐と甲皮内側のタングとの
間に挟み込むだけにして、靴甲皮に縫着、接着等をしな
ければ、ベロ部の不要時にこの自転車用シューズから取
り外すこともできる。
【0011】
【実施例】第1図及び第2図は本考案の一実施例で、自
転車用シューズ1において、別体のベロ部2が靴紐締め
部3を覆うように、ベロ部2の先端10を靴紐締め部3
の先端の靴紐6と甲皮内側のタング7との間に挟み込ん
で固定している。そして、履口側9のベロ部2の両翼4
内面と、該両翼4内面に相対する靴紐締め部3両側の靴
甲皮上面には、着脱自在の固着手段5a,5bとしてベ
ルベットファスナーを設けている。さらに該ベロ部2の
履口側9上面と、該履口側9を靴の前方甲皮8へ折返し
たときに相対する位置の靴甲皮上面(本実施例では前方
甲皮8上面)に、着脱自在の固着手段5c,5dとして
ベルベットファスナーを設けている。
【0012】ベロ部2の先端10は上記実施例の外、前
方甲皮8に縫着、接着等によって固定してもよく、また
ベロ部2の履口側9の両翼4内面と、該両翼4内面に相
対する靴紐締め部3両側の靴甲皮上面に設ける固着手段
5a,5b及びベロ部2の履口側9上面と、該履口側9
を靴の前方甲皮8へ折返したときに相対する位置の靴甲
皮上面に設ける固着手段5c,5dとして、ベルベット
ファスナーの外スナップボタンを用いても良い。さら
に、ベロ部2の履口側9上面を靴の前方甲皮8へ折返し
たときに相対する位置に設ける固着手段5dは、ベロ部
2の先端10上面としても良い。
【0013】第1図は、自転車のペダルをこぐ際に有用
なベロ部2の実用例で、靴紐6を締めた後、ベロ部2の
履口側9の両翼4内面に設けた固着手段5aと、靴甲皮
上面の靴紐締め部3両側に設けた固着手段5bとを結合
して、靴紐締め部3と蝶結びした靴紐6のループや端部
を覆ったところを示している。この状態では、蝶結びし
た靴紐6のループや端部が自転車のペダルやチェーンに
引掛かることがなく、車輪が跳ね上げた土や砂、泥等が
靴紐締め部3から靴内に入ることもない。
【0014】第2図は、通気性を求めたいときや、この
自転車用シューズ1で道路を歩行するときに有用なベロ
部2の実用例で、ベロ部2の履口側9を前方甲皮8へ折
返し、ベロ部2の履口側上面に設けた固着手段5cと、
靴甲皮上面に設けた固着手段5dとを結合したところを
示している。この場合は、靴紐締め部3がベロ部2によ
って覆われていないから、通気性は良好で、またベロ部
2はその履口側9上面と、靴甲皮上面に設けた固着手段
5c,5dで固着されているから、歩行等によっても揺
れ動くことがない。第3図は、本実施例に使用している
ベロ部2を内側から見た図で、履口側9の両翼4には固
着手段5aとしてベルベットファスナーを設けている。
ベロ部の先端10は、靴紐締め部3の先端の靴紐6と甲
皮内側のタング7との間に挟み込んだ際に、抜けにくい
ようにやや広げてあるが、この形に限定するものではな
い。
【0015】
【考案の効果】この考案は以上のように構成したから、
ベロ部2の履口側9の両翼4内面に設けた固着手段5a
と、靴甲皮上面の靴紐締め部3両側に設けた固着手段5
bとを結合するだけで、ベロ部2が靴紐締め部3を覆う
から、蝶結びした靴紐6のループや端部が自転車のペダ
ルやチェーンに引掛かることがなく、また車輪が跳ね上
げた土や砂、泥等が靴紐締め部3から靴内に入って履き
心地が悪くなるというようなこともなくなり、靴紐6も
締めやすくほどけない。
【0016】通気性を求めたいときは、ベロ部2の履口
側9を前方甲皮8へ折返し、ベロ部2の履口側9上面の
固着手段5cと、靴甲皮上面あるいはベロ部2の先端1
0上面に設けた固着手段5dとを結合すれば、靴紐締め
部3はベロ部2によって覆われなくなるから、通気性が
良好になるばかりでなく、道路を歩行した際にベロ部2
が揺れ動いて歩きにくいということがない。さらに、ベ
ロ部2を靴紐締め部3の前方に位置する靴紐6と甲皮内
側のタング7との間に挟み込むだけで、縫着、接着等を
しなければ、ベロ部2を不要とするときは、ベロ部2を
自転車用シューズ1から取り外すこともできる。
【0017】かくて、このベロ部を自転車用シューズに
装着して実用に供すると、蝶結びした靴紐6のループや
端部が自転車のペダルやチェーンに引掛かることがない
上に、車輪が跳ね上げた土や砂、泥等が靴紐締め部3か
ら靴内に入って履き心地が悪くなるというようなことも
なく、さらには靴紐6が締めやすく、ほどけず、通気性
にも優れた自転車用シューズ1になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】靴紐締め部をベロ部で覆った状態を示す一実施
例の斜視図である。
【図2】ベロ部を折り返した状態を示す一実施例の斜視
図である。
【図3】ベロ部を内側から見た平面図である。
【図4】従来の自転車用シューズの斜視図である。
【図5】従来の自転車用シューズの斜視図である。
【符合の説明】
1 自転車用シューズ 2 ベロ部 3 靴紐締め部 4 両翼 5a 固着手段 5b 固着手段 5c 固着手段 5d 固着手段 6 靴紐 7 甲皮内側のタング 8 前方甲皮 9 履口側 10 先端 20 ベロ部 21 靴紐締め部 22 靴紐 23 紐止め 24 靴紐締め部 25 靴紐

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 甲皮を紐で締める構造の自転車用シュー
    ズにおいて、別体のベロ部が靴紐締め部を覆うように、
    該ベロ部の先端をシューズの前方甲皮に固定し、該固定
    部と反対の履口側に位置するベロ部の両翼内面と、該両
    翼内面に相対する靴紐締め部両側の靴甲皮上面には着脱
    自在の固着手段を設け、さらに該ベロ部の履口側上面
    と、該履口側を前方甲皮へ折返したときに相対する位置
    の靴甲皮上面あるいはベロ部先端の上面にも着脱自在の
    固着手段を設けた自転車用シューズ。
  2. 【請求項2】 甲皮を紐で締める構造の自転車用シュー
    ズにおいて、別体のベロ部が靴紐締め部を覆うように、
    該ベロ部の先端をシューズの靴紐締め部の先端に位置す
    る靴紐と甲皮内側のタングとの間に挟んで固定し、該固
    定部と反対の履口側に位置するベロ部の両翼内面と、該
    両翼内面に相対する靴紐締め部両側の靴甲皮上面には着
    脱自在の固着手段を設け、さらに該ベロ部の履口側上面
    と、該履口側を前方甲皮へ折返したときに相対する位置
    の靴甲皮上面あるいはベロ部先端の上面にも着脱自在の
    固着手段を設けた自転車用シューズ。
JP1509891U 1991-02-22 1991-02-22 自転車用シューズ Expired - Lifetime JPH076807Y2 (ja)

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JPH04104905U JPH04104905U (ja) 1992-09-09
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