JPH0767925A - 階段に於ける昇降補助及び転落防止器具 - Google Patents

階段に於ける昇降補助及び転落防止器具

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JPH0767925A
JPH0767925A JP5253559A JP25355993A JPH0767925A JP H0767925 A JPH0767925 A JP H0767925A JP 5253559 A JP5253559 A JP 5253559A JP 25355993 A JP25355993 A JP 25355993A JP H0767925 A JPH0767925 A JP H0767925A
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JP
Japan
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handle
moving base
handrail
stopper
fitted
Prior art date
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Pending
Application number
JP5253559A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Kinoshita
好秋 木下
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Individual
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  • Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
  • Rehabilitation Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】階段の側壁に階段と同傾斜に取付けた手摺に、
腕を通すベルトをハンドルに取付けた器具をはめ、梃の
原理を利用して階段の昇降補助と転落防止のための器具
を提供する。 【構成】ハンドル(2、13)の上部に腕かけベルト
(7)を取付け、下部を移動基体(1、1′、16)の
上部に取付け、移動基体の一端の上部と、もう一端の下
部にそれぞれ押しバネ(3、3′)を固着し、その先端
にローラー(4、4′)を取付け、ストッパーゴム
(5、5′)それぞれのローラーと平行になるよう内側
へ取付た移動基体を円柱状の手摺にはめこむ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、階段の手摺にベルトが
付いて移動できる器具をはめ、階段を昇るときの手助け
と、降りるときの転落防止のための、階段昇降の補助と
保安に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の階段の昇降補助や保安にはエスカ
レーターがある。又、階段の側壁に階段と同じ傾斜をつ
けた手摺や、踏み板に滑り止めを取付けて転落防止をし
ていた。又、手摺に照明を組込んだり電動の手摺などが
考案されていた。例えば(特公平成1年321289号
広報参照)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の階段での昇降補
助、保安器具には次の様な欠点があった。 (1)エスカレーターは高価で一般家庭では設置がむづ
かしかった。 (2)階段昇降時、一歩ごとに手摺から手を離すため、
足を踏み外した時、体を瞬間に支えることができなかっ
た。又、手摺につかまって昇る時の手の位置は目の高さ
から腰の位置くらいなのに対し、降りるときの手の位置
は腰より下になるため姿勢が前に傾斜し、不安定になる
為、高齢になると足を踏外すことがあった。本発明は、
これらの欠点を除く為に、階段の手摺を利用して安全ベ
ルトのついた器具を手摺にはめ、階段の昇りの時は器具
から手を離さず昇ることができ、降りる時には、万一足
を踏外したならばストッパーのついた器具のベルトが腕
を掴まえるようにして、階段からの転落防止をすること
を目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】輪状になった腕かけベル
ト(7)をとりつけたハンドル(2)を中空の移動基体
(1)や中空でU字形の移動基体(1′)の中央部に固
着するか、移動基体(16)の上部に、ストッパー(1
1)の入る穴を開け、ストッパー(11)を固着したハ
ンドル(13)の支持片(17)で両側から挟み、可動
するように取付ける。移動基体(1、1′、16)の一
端の上部と、もう一端の下部にそれぞれ内側に押込む力
の押しバネ(3、3′)を固着し、その先端にローラー
(4、4′)を内側に向かって取り付ける。その移動基
体内面両端のローラーと対面する場所に凸部(15、1
5′を設ける。そして縦長のストッパーゴム(5、
5′)を移動基体の内面のローラーの内側へ、それぞれ
のローラーと平行になるよう弧状に取付ける。そして移
動基体(1、1′、16)を、円柱の上下面に縦に全長
にわたって浅い溝のついた手摺にはめこむようにした、
階段に於ける昇降補助及び転落防止器具。
【0005】
【作用】階段の側壁に階段と同じ傾斜で円柱形の手摺を
取付ける。そしてハンドルを上にした状態で移動基体下
部のローラー(4)が階段の上に向くように手摺にはめ
る。これを使用するのには、階段を昇る時にはハンドル
を縦でも横でもよいから握り上方に押し上げるとローラ
ーの力でストッパーがかからず、軽く昇る。ハンドルを
急に引くと梃の原理でローラーが押されストッパーゴム
が手摺に当りハンドルは止まる。ボートを漕ぐように体
を一歩づつ腕の力で、階段を引き上げる。降りる時に
は、ハンドルを上にすると凸部が手摺の溝に入り倒れな
い。腕かけベルトに腕を通してから、手摺につかまり降
りる。降りると器具が引かれて後からついてくる。万
一、転落するとベルトが腕を支えてハンドルを急に引く
為、ストッパーがかかり転落を防止する。
【0006】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図4のように輪状になったベルトをハンドルの上部に可
動するように取付け、ハンドルの下部を中空の移動基体
の中央部に溶接などにより固着する。図3のようにハン
ドルを上向きにした状態の時移動基体の左下へバネを介
してローラーを内側へ向けて取付け、右上にも同じくロ
ーラーを取付ける。長い手摺の途中に手摺を支える支柱
がある場合には図5の様に、移動基体の側面を切取った
U字状のものにする。ストッパーをより確実なものにす
る為に図6のように移動基体(16)の上部にストッパ
ーの入る穴を開け、ハンドルの支持片(17)で挟んで
可動するように両側で止める。そしてハンドルの下部に
逆L字状のストッパーにバネを入れて固着する。図3、
4,6のハンドルの上部のベルトをA方向に静かに引い
た場合には前後のローラーが手摺を押しているので、ス
トッパーがかからない。A方向に急に引くとローラーが
押されて、ストッパーゴムが手摺に当り止まる。歩く速
さで引いても、ハンドルが長すぎると押しバネの力より
梃の力が勝り、ストッパーがかかってしまうし、バネの
力を強くしすぎると凸部(15、15′)と手摺とのの
摩擦が大きくなりハンドルを引いたとき、の梃の力が働
いてしまうので器具を傾斜した手摺にはめこんだ時、自
重で滑り落ちず軽く引いたとき、引いただけ移動するよ
うに、ハンドルの長さと押しバネとストッパーバネの強
さを調節する。尚、ハンドルの長さは移動基体の長さの
1.5倍位が最適である。
【0007】
【発明の効果】本発明のように梃の原理を応用したもの
に子供の竹馬がある。竹馬に見られるように簡単な仕組
みでも、一度ストッパーがかかると全体重をかけても外
れることはない。しかも外すのは簡単である。本発明は
この原理を応用したもので、図3の様な簡単な構造で十
分目的が達せられる。又、従来からある階段の側壁の手
摺を利用するため場所をとらない。階段を高齢者が昇る
時には、片手でハンドルを握り、片手でベルトを掴むの
で人に引張りあげられる様に楽に昇る事ができる。降り
る時には腕を通して器具を引いて降りるだけなので、わ
ずらわしさがなく気軽に転落防止ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を手摺から抜いた状態の斜視図である。
【図2】本発明を手摺から抜いた状態の側面図である。
【図3】本発明を手摺に入れた状態の縦断面図である。
【図4】本発明の使用状態を示す図である。
【図5】本発明を手摺から抜いた状態の側面図である。
【図6】本発明を手摺に入れた状態の縦断面図である。
【符号の説明】
1、1′、16移動基体 2、13ハンドル 3、3′押しバネ 4、4′ローラー 5、5′ストッパーゴム 6手摺 7腕かけベルト 8可動支点 9固定ネジ 11ストッパー 12ストッパーバネ 14階段 15、15′凸部 17支持片

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハンドル(2、13)の上部に輪状になっ
    た腕かけベルト(7)を取付け、それを移動基体(1、
    1′、16)の上部に取付け、前記移動基体の一端の上
    部と、もう一端の下部にそれぞれ内側に押込む力の押し
    バネ(3、3′)を固着し、その先端にローラー(4、
    4′)を内側に向かって取付け、縦長のストッパーゴム
    (5、5′)を移動基体内面のローラー(4、4′)の
    内側へ、それぞれのローラーと平行になるように取付け
    た移動基体(1、1′、16)を、円柱状の手摺にはめ
    こんだ、階段に於ける昇降補助及び転落防止器具。
  2. 【請求項2】ハンドル(2)を移動基体(1、1′)の
    中央上部に固着した、請求項1の階段に於ける昇降補助
    及び転落防止器具。
  3. 【請求項3】逆L字状のストッパー(11)に、ストッ
    パーバネ(12)を入れてハンドル(13)の下部に固
    着し、前記ハンドル(13)の両側の支持片(17)で
    移動基体(16)の横中央を挟み、可動するよう取付け
    て可動支点(8)設けた請求項1の階段に於ける昇降補
    助及び転落防止器具。
  4. 【請求項4】ハンドル(2)を上にした時、左右一方の
    側面を切取って側面U字状の移動基体(1)にした請求
    項1の階段に於ける昇降補助及び転落防止器具。
JP5253559A 1993-09-01 1993-09-01 階段に於ける昇降補助及び転落防止器具 Pending JPH0767925A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007131369A (ja) * 2005-11-08 2007-05-31 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd エスカレータ乗客転倒防止装置
KR101107271B1 (ko) * 2009-04-22 2012-01-25 이광선 난간용 보조 바아
JP2014057711A (ja) * 2012-09-18 2014-04-03 Yoda Corporation Kk 階段昇降用補助具
KR101687390B1 (ko) * 2016-01-07 2016-12-16 연세대학교 원주산학협력단 계단손잡이 이용 환자 이송장치
KR20210036694A (ko) * 2019-09-26 2021-04-05 주식회사 딕누리 장애우용 핸드레일 연결구조

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