JPH10314247A - 階段昇降補助装置 - Google Patents

階段昇降補助装置

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Publication number
JPH10314247A
JPH10314247A JP9148621A JP14862197A JPH10314247A JP H10314247 A JPH10314247 A JP H10314247A JP 9148621 A JP9148621 A JP 9148621A JP 14862197 A JP14862197 A JP 14862197A JP H10314247 A JPH10314247 A JP H10314247A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bracket
stairs
rod
guide groove
gripping
Prior art date
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Pending
Application number
JP9148621A
Other languages
English (en)
Inventor
Shizuo Kato
静男 加藤
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Individual
Original Assignee
Individual
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手摺だけでは階段の昇降補助装置として不十
分であるということである。 【解決手段】 階段の傾斜と平行な角度でその階段に沿
って配置された案内溝1と、可逆モーター3により駆動
されて案内溝1内において正逆方向に回転するねじ棒2
と、案内溝1に摺動自由に嵌合するとともにねじ棒2に
螺合した摺動体5と、その摺動体5に一体的に固定され
たブラケット6と、そのブラケット6に水平方向の揺動
自由に支持された握り棒8と、操作部11が握り棒8か
らから突出し、ばね弾力により係止部12がブラケット
6に形成された嵌合孔13に嵌入して握り棒8がブラケ
ット6に固定されるように付勢され、操作部11を握り
棒8側に引き寄せることにより係止部12が嵌合孔13
から脱出するようにした連結棒10と、握り棒8から押
しボタン17が突出した可逆モーター3のオンオフスイ
ッチ16と、からなる構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は老人のように階段の
昇降が困難な人の階段の昇降を補助する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、階段の昇降補助装置としては手摺
が一般的であるが、手摺だけでは昇降が困難な人も多
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は手摺だけでは階段の昇降補助装置として不十
分であるということである。
【0004】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】本発明は
上記課題を解決するための手段として、階段の傾斜と平
行な角度で階段に沿って配置された案内溝と、可逆モー
ターにより駆動されて案内溝内において正逆方向に回転
するねじ棒と、案内溝に摺動自由に嵌合するとともにね
じ棒に螺合した摺動体と、その摺動体に一体的に固定さ
れたブラケットと、そのブラケットに水平方向の揺動自
由に支持された握り棒と、操作部が握り棒からから突出
し、ばね弾力により係止部がブラケットに形成された嵌
合孔に嵌入して握り棒がブラケットに固定されるように
付勢され、操作部を握り棒側に引き寄せることにより係
止部が嵌合孔から脱出するようにした連結棒と、握り棒
から押しボタンが突出した可逆モーターのオンオフスイ
ッチと、からなる構成としたものであって、連結棒を階
段の方向と直角方向にすると、その係止部がばね弾力に
よりブラケットの嵌合孔に嵌入して握り棒がブラケット
に固定された状態になるから、握り棒を握るとともにオ
ンオフスイッチの押しボタンを押すと最上段においては
可逆モーターが一方向に回転してねじ棒が同方向に回転
し、摺動体が案内溝に沿って下降するのでこれに捕まっ
て階段を降りる。
【0005】その途中で足がもつれたりした場合にはオ
ンオフスイッチの押しボタンを離すと可逆モーターが停
止するので、握り棒を握っていれば転落の心配は無い。
【0006】最下段に達するとスイッチの作動により可
逆モーターが停止するので、連結棒の操作部を握り棒側
に引き寄せると係止部がブラケットの嵌合孔から脱出し
て握り棒がブラケットに対して水平方向に揺動自由にな
る。
【0007】したがって、握り棒を押すことにより階段
から出ることができる。
【0008】階段を昇る場合でも同様であってきわめて
安全に昇降することができる効果がある。
【0009】なお、可逆モーターは最上段または最下段
に達して停止すると、次の回転方向が自動的に切り替わ
るようにするのがよいが、階段の上段と下段に切り替え
スイッチを設けても良い。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。
【0011】図1において、aは階段であって、その一
側の壁面bに階段aの傾斜と平行な案内溝1が形成さ
れ、その中にねじ棒2が通されて両端で回転のみを自由
に支持されており、その下端が壁面b内に収められた可
逆可変速モーター3に連結されている。
【0012】案内溝2には、図2、3に示すように、ね
じ棒2に螺合した摺動体5が摺動自由に嵌入されていて
その側面に水平方向から見てコ字形をなすブラケット6
が固定されており、その内側に同じくコ字形をなし、内
端が平面円弧形をなす取付体7がピン18により水平方
向の揺動自由に取り付けられていてこの取付体7に水平
方向に延びる円筒形の握り棒8が固定されている。
【0013】握り棒8の両端部の下面には挿通孔9が形
成され、連結棒10の操作部11が摺動自由に挿通され
て支持端側に係止部12が一体的に固定されて取付体7
に形成された挿通孔14と対応しており、この挿通孔1
4は握り棒8が階段の傾斜方向と直角方向を向いたとき
にブラケット6に形成された嵌合孔13と整合するよう
になっていて、図2に鎖線で示すように、連結棒10の
操作部11に装着したばね9の弾力により操作部11が
握り棒8から離れて係止部12がブラケット6の嵌合孔
13に嵌入し、握り棒8は揺動不能となる。
【0014】そこで、図4、図5に示すように、握り棒
8を握って可逆可変速モーター3のオンオフスイッチ1
6の押しボタン17を押すと、ねじ棒2が一方向へ回転
して上方または下方へ移動するのでこれに捕まって階段
を昇降する。
【0015】昇降の速度は可逆可変速モーター3の回転
速度の速度調節によって行う。
【0016】昇降の途中で足がもつれたりして止まる必
要があるときは押しボタン17から手を離すと可逆可変
速モーター3が停止し、握り棒8も停止するので転落す
るおそれが無く安全である。
【0017】階段を最上段まで上がり、または、最下段
まで降りると図示しないスイッチの作動により可逆可変
速モーター3が停止し、握り棒8も停止するので、連結
棒10の操作部11を握り棒8側へ引き寄せると、図2
に実線で示すように、係止部12がブラケット6の嵌合
孔13から脱出し、図5、6に示すように、握り棒8は
ピン18中心として揺動自由となるのでこれを押して階
段の外へ出ることができる。
【0018】壁面bの階段aの上方部と下方部には可逆
可変速モーター3の回転方向を切り替える切替スイッチ
4が設けられているが、これを除去し、握り棒8が最上
段または最下段に達すると図示しないスイッチの作動に
より回転方向が切り替わる状態になるようにしてもよ
い。
【0019】また、案内溝1は壁面bに直接形成する以
外にコ字形断面の溝型鋼などを用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の側面図である。
【図2】要部の拡大側断面図である。
【図3】要部の拡大平断面図である。
【図4】階段を昇る状態の斜視図である。
【図5】階段を下る状態の斜視図である。
【図6】最上段において握り棒を押し開いた状態の平断
面図である。
【図7】最下段において握り棒を押し開いた状態の平断
面図である。
【符号の説明】
1:案内溝 2:ねじ棒 3:可逆可変速モーター 5:摺動体 6:ブラケット 8:握り棒 10:連結棒 11:操作部 12:係止部 13:嵌合孔 15;ばね 16:オンオフスイッチ 17:押しボタン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 階段の傾斜と平行な角度で該階段に沿っ
    て配置された案内溝と、 可逆モーターにより駆動されて前記案内溝内において正
    逆方向に回転するねじ棒と、 前記案内溝に摺動自由に嵌合するとともに前記ねじ棒に
    螺合した摺動体と、 該摺動体に一体的に固定されたブラケットと、 該ブラケットに水平方向の揺動自由に支持された握り棒
    と、 操作部が前記握り棒からから突出し、ばね弾力により係
    止部が前記ブラケットに形成された嵌合孔に嵌入して該
    握り棒が該ブラケットに固定されるように付勢され、前
    記操作部を前記握り棒側に引き寄せることにより前記係
    止部が前記嵌合孔から脱出するようにした連結棒と、 前記握り棒から押しボタンが突出した前記可逆モーター
    のオンオフスイッチと、 からなる階段昇降補助装置。
  2. 【請求項2】前記可逆モーターの回転速度が可変になっ
    ていることを特徴とする請求項1記載の階段昇降補助装
    置。
JP9148621A 1997-05-21 1997-05-21 階段昇降補助装置 Pending JPH10314247A (ja)

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JP9148621A JPH10314247A (ja) 1997-05-21 1997-05-21 階段昇降補助装置

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JP9148621A JPH10314247A (ja) 1997-05-21 1997-05-21 階段昇降補助装置

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JPH10314247A true JPH10314247A (ja) 1998-12-02

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ID=15456889

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JP9148621A Pending JPH10314247A (ja) 1997-05-21 1997-05-21 階段昇降補助装置

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JP (1) JPH10314247A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP2573035A1 (en) * 2011-09-20 2013-03-27 Thyssenkrupp Accessibility BV Supporting device for walking on a staircase
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