JPH076775Y2 - 魚釣用電動リール - Google Patents

魚釣用電動リール

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JPH076775Y2
JPH076775Y2 JP20132087U JP20132087U JPH076775Y2 JP H076775 Y2 JPH076775 Y2 JP H076775Y2 JP 20132087 U JP20132087 U JP 20132087U JP 20132087 U JP20132087 U JP 20132087U JP H076775 Y2 JPH076775 Y2 JP H076775Y2
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JP
Japan
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motor
gear
pinion gear
fixed
fitted
Prior art date
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Application number
JP20132087U
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English (en)
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JPH01105466U (ja
Inventor
貞男 半田
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Mamiya OP Co Ltd
Original Assignee
Mamiya OP Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は魚釣用電動リールに関し、詳しくはスプール
の胴部内にモータを内蔵した両軸受タイプの電動リール
に関する。
(従来の技術とその問題点) 従来のこの種電動リールとして実開昭61-110275号公報
が存在する。
このものは、モータが1側に形成した支軸を側枠に固定
し、モータの他側に設けたボス部をスプールの胴部内側
に設けたドーナツ状の支持部材で支持し、更にモータの
回転軸側端を第2腕車に装着したメタルで支持する三点
支持構造をなしている。
しかしながら、三点のセンターを合せることは実作業と
しては大変困難であり、又、回転軸によって太陽ピニオ
ン歯車を支持する構造は回転軸が高速回転の為、回転軸
面に潤滑油不足が発生した場合、回転軸と太陽ピニオン
歯車とが焼付いてしまい作動不能となるなどの問題点を
有する。
(考案の目的) 本考案の上述した如き従来の事情に鑑み、モータ支持の
センター合せが容易で、しかも回転軸と太陽ピニオン歯
車との間に焼付現象が発生しない魚釣用電動リールを提
供することにある。
(考案の構成) 上記目的を達成するために本考案が講じた技術的手段
は、左右の側枠間に軸承したスプールの胴部内にモータ
を内蔵し、そのモータの一側支軸を側枠に定着固定し、
モータの他側のボス部を胴部内側に嵌合固定したドーナ
ツ状の支持部材で支持し、更にモータのボス部を胴部内
側に嵌合固定したドーナツ状の支持部材で支持し、更に
モータのボス部より突出した回転軸は短かくしてモータ
ピニオン歯車を嵌着固定し、そのモータピニオン歯車と
胴部内面に形成した内歯歯車とに噛合する第1遊星歯車
を保持した第1腕車と太陽ピニオン歯車は第2腕車に突
設した支杆に嵌合し、且つ第2腕車は主歯車と噛合した
ピニオン歯車と係脱切換え自在としたことを特徴とす
る。
上記第2腕車に突設される支杆は第2腕車に一体に形成
したり、或いは支杆を第2腕車と別体構造とし第2腕車
に対して圧入固定するなどして一体化するなど何れでも
良いものである。
(作用) 上記構成によれば、スプール内に内蔵されたモータは、
その一側の支軸が側枠に固定され、モータの他側におけ
るボス部がスプール内側に固着した支持部材で支持され
る二点支持構造となる。
そして、モータの回転軸は短かくしてモータピニオン歯
車のみを嵌合固着し、モータピニオン歯車及び内歯歯車
と噛合する遊星歯車を保持した第1腕車、その第1腕車
を固着した太陽ピニオン歯車は第2腕車の支杆に嵌合支
持されるため、高速回転するモータの回転軸との摩擦接
触はなくなる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、両
軸受タイプの魚釣用電動リールは左右の側枠1,2と、そ
の左右の側枠1,2の内板1a,2a間に軸承されたスプール
3、及びスプール3の胴部3a内に収納設置したモータ
4、側枠1内に収納装備した動力伝達機構とで構成され
ており、スプール3内に収納するモータ4の一側に突設
した支軸5が側枠2の内板2aにナット6によって締着固
定され、そのモータ4の外側でスプール3が回転可能に
形成されている。
又、モータ4の他側における回転軸7基部のボス部8は
スプール3の胴部3a内側に嵌合固着されたドーナツ状の
支持部材9の通孔9aに嵌合されて支持されている。即
ち、モータ4は二点で支持される。
上記モータ4の回転軸7は短かくしてモータピニオン歯
車10のみが圧入固着され、そのモータピニオン歯車10と
スプール3の胴部3a内面に形成した内歯歯車11と噛合す
る第1遊星歯車12を第1腕車13に軸支すると共に、該第
1腕車13は第2腕車14に突設した支杆15に遊嵌した太陽
ピニオン歯車16の外側に圧入固着されている。又、太陽
ピニオン歯車16と内歯歯車11とには第2腕車14に軸支し
た第2遊星歯車17が噛合され、第2腕車14の軸筒部14a
は側枠1の皿板1bに固着した軸18に遊転自在に嵌合支持
すると共に、軸筒部14aの側部に係合溝部19が形成され
て軸18に嵌合されたピニオン歯車20が係脱自在とされて
いる。前記スプール3の胴部外側面には蓋板21がネジ止
め固定され、その蓋板21の筒部21aには図示を省略した
平行巻機構の綾溝シャフトへ回転力を伝達する歯車22が
圧入固着されており、その筒部21aが側枠1を形成する
内板1aに軸受29を介して回転可能に支持されている。
側枠1を形成する内板1aに起立固定した主歯車固定シャ
フト23には主歯車シャフト24が遊嵌され、その主歯車シ
ャフト24に主歯車25を嵌合すると共に、主歯車25と主歯
車シャフト24との間に多板式ドラッグ機構26が装着さ
れ、そのドラッグ機構26はドラッグ調整摘まみ27の回動
によって接触面の係合度が強弱調節自在としてあり、主
歯車25はピニオン歯車20と噛合されている。
上記ピニオン歯車20はクラッチ操舵によって軸18上を軸
方向にスライドされ、クラッチONで第2腕車14の係合溝
部19と嵌入係合し、クラッチOFFで係合溝部19との係合
が解除される。
上記構成により、クラッチONにセットし、且つ第2腕車
14の回転を阻止して第2遊星歯車17の回転がスプール3
の胴部3a内面の内歯歯車11に伝達されるようにしてモー
タ4を駆動すれば遊星歯車機構を介してスプール3が回
転し、同時にハンドル28を回動すれば主歯車25→ピニオ
ン歯車20→第2腕車14→第2遊星歯車17と伝達されてモ
ータ4の回転力に手動操作の回転がプラスされて電動・
手動併用の駆動となる。
又、クラッチONにセットし、モータ4の駆動をOFFとし
て手動操作すれば手動による捲取りが可能となる。
(考案の効果) 本考案の魚釣用電動リールは以上詳述した如き構成とし
たことにより次のような効果を発揮する。
スプール内に収容するモータは二点支持とし、且つ
回転軸を短かくしたことにより、センター合せが容易で
あると共に落下時の衝撃によって回転軸が曲るといった
ことを解消できる。
モータの回転軸を短かくしてモータピニオン歯車の
みを固着し、第1腕車を圧入した太陽ピニオン歯車は第
2腕車に突設した支杆に嵌合したので、高速回転するモ
ータの回転軸は太陽ピニオン歯車と接触することがなく
なり、従来構造にみられた作動不能の原因である焼付け
を確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示す断面図である。 図中 1:側枠、2:側枠 3:スプール、3a:スプールの胴部 4:モータ、5:支軸 7:回転軸、8:ボス部 9:支持部材、10:モータピニオン歯車 11:内歯歯車、13:第1腕車 14:第2腕車、15:支杆 16:太陽ピニオン歯車、20:ピニオン歯車 25:主歯車

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右の側枠間に軸承したスプールの胴部内
    にモータを内蔵し、そのモータの一側支軸を側枠に定着
    固定し、モータの他側のボス部を胴部内側に嵌合固定し
    たドーナツ状の支持部材で支持し、更にモータのボス部
    より突出した回転軸は短かくしてモータピニオン歯車を
    嵌着固定し、そのモータピニオン歯車と胴部内面に形成
    した内歯歯車とに噛合する第1遊星歯車を保持した第1
    腕車と、その第1腕車の中心に固着した太陽ピニオン歯
    車は内歯歯車及び前記太陽ピニオン歯車と噛合する第2
    遊星歯車を保持する第2腕車に突設した支杆に遊転自在
    に嵌合し、且つ第2腕車には主歯車と噛合したピニオン
    歯車を係脱切換え自在とした魚釣用電動リール。
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JPH01105466U JPH01105466U (ja) 1989-07-17
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