JPH076721Y2 - ロータリ耕耘装置 - Google Patents

ロータリ耕耘装置

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JPH076721Y2
JPH076721Y2 JP9964588U JP9964588U JPH076721Y2 JP H076721 Y2 JPH076721 Y2 JP H076721Y2 JP 9964588 U JP9964588 U JP 9964588U JP 9964588 U JP9964588 U JP 9964588U JP H076721 Y2 JPH076721 Y2 JP H076721Y2
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JP
Japan
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rotary
case
operation shaft
shaft
rotary case
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JP9964588U
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JPH0220401U (ja
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伸一 竹田
利彦 岡田
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、板金製のロータリケースの上部に伝動切換機
構を配備し、この伝動切換機構の切換操作用シフト部材
を回動操作軸によりシフト操作するよう構成し、前記回
動操作軸をロータリケースに回動自在に支持してあるロ
ータリ耕耘装置に関する。
〔従来の技術〕
上記耕耘装置において、従来では、例えば第3図に示す
ように、前記回動操作軸(29)の操作側とは反対側の軸
端を、板金製ロータリケース(13)を貫通する状態で溶
接固定した軸受ボス部材(40)に内嵌支持させるととも
に、外方側の開口をキャップシール(41)で封止する構
造となっていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来構造では、板金製ロータリケースにボス貫通用
の大径の貫通孔を精度よく形成しなければならず、又、
ボス部材の外周を溶接する必要があり、加工が煩しい欠
点があるとともに、軸受用の大径のボス部材や土埃りの
侵入を阻止するキャップシールが必要でコストアップを
招く問題もあった。
本考案は、上記不都合点を解消し、加工工数及び部品点
数の削減によりコストダウンを図ることを目的としてい
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の特徴は、冒記構成のロータリ耕耘装置におい
て、前記回動操作軸の一端を、前記ロータリケースの内
面に突設した支持ピンに外嵌支持してあるしてある点に
あり、その作用・効果は次の通りである。
〔作用〕
つまり、前記回動操作軸よりも小径の支持ピンをロータ
リケースに固定状態で設け、回動操作軸を支持ピンに外
嵌させて、回動自在に支持するのである。
〔考案の効果〕
その結果、小径の支持ピンをロータリケースに付設する
加工を施すとともに、回動操作軸の軸端に嵌合孔を形成
するだけの加工でよく、ボス部材挿通用の大径の穿設加
工は不要で、しかも、外方側に開口部分はないので専用
のシール部材も不要となり、構造が簡素化し、組付が容
易なものとなって、コスト低減が可能となった。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図に本考案に係るロータリ耕耘装置(1)を装着し
た歩行型耕耘機を示している。この耕耘機は、一輪歩行
型走行機体(2)の後部にヒッチ(3)を介して着脱自
在にロータリ耕耘装置(1)を連結して構成してある。
前記走行機体(2)は、搭載エンジン(4)の動力をミ
ッションケース(6)に伝達し、ミッションケース
(6)下部に支承した単一の車輪(7)に動力を供給し
て、走行可能に構成するとともにミッションケース
(6)上部から後方上方に向けて左右一対の操縦ハンド
ル(8)を延設してある。そして、ミッションケース
(6)に走行用主クラッチを配備し、操縦ハンドル
(8)の右側グリップ(9a)に配備した操作レバー(10
a)を握り操作することにより、主クラッチの入切を行
うよう構成してある。
そして、ロータリ耕耘装置(1)は、複数の耕耘爪(1
1)を取付けた爪軸(12)を、ロータリケース(13)の
下部に支承するとともに、ロータリケース(13)の上部
とミッションケース(6)の上部との間に、着脱自在な
副チェーンケース(14)を配備してある。
詳述すると、第1図に示すように、前記副チェーンケー
ス(14)は、略同一形状に加工成形した二つ割構造の分
割ケース(14a),(14b)をボルト連結して構成し、ケ
ース内方側に、伝動チェーン(15)及びチェーン張設用
の一対のスプロケット(16a),(16b)を内装してあ
る。そして中央部に補強ボス(17)を備えた貫通孔(1
8)を形成し、この貫通孔(18)を挿通する把手付きボ
ルト(19)により、機体(2)に着脱可能に連結固定し
てある。
前記各スプロケット(16a),(16b)は、副チェーンケ
ース(14)を機体から取外した自由状態において、各分
割ケース(14a),(14b)に形成した円筒状突曲部(2
0),(20)により、位置保持するよう構成し、かつ、
ボス部内面に同一径にスプライン加工を施し、ミッショ
ンケース(6)側のPTO軸(21)及びロータリケース(1
3)の入力軸(22)のいずれにも嵌合可能に設けてあ
る。しかも、各スプロケット(16a),(16b)のチェー
ン巻回径を異る状態に構成して、前後逆向きに装着する
ことでロータリ耕耘装置(1)の駆動出力の変速を行え
るよう構成してある。
前記ロータリケース(13)は板金材で構成してあり、そ
の上部の副チェーンケース(14)との連結部分には、伝
動切換機構の一例である耕耘作業クラッチ(23)を配備
してある。詳述すると、ロータリケース(13)の入力軸
(22)に駆動側スプロケット(24)を遊転外嵌するとと
もに、このスプロケット(24)の側部に形成した咬合連
結部(25)に咬合離脱自在な咬合スリーブ(26)を、前
記入力軸(22)にスプライン外嵌してあり、かつ、コイ
ルスプリング(27)により咬合スリーブ(26)を咬合方
向側に付勢してある。又、前記咬合スリーブ(26)に嵌
合して軸芯方向側にシフト操作する切換操作用シフト部
材(28)を、入力軸(22)に平行に配備した回動操作軸
(29)の回動により操作するよう構成してある。つま
り、前記シフト部材(28)の円筒部(28a)を前記操作
軸(29)に遊転外嵌するとともに、操作軸(29)の外周
に突設した係合ピン(30)が係入する傾斜状の案内長孔
(31)を前記円筒部(28a)に形成してあり、操作軸(2
9)の回動に伴い、シフト部材(28)が軸芯方向にシフ
トするよう構成してある。
前記操作軸(29)はロータリケース(13)に回動自在に
支持してあり、操作側端部は、ケース外方に突出させ、
操作ワイヤ(32)を介して左側ハンドルグリップ部(9
b)に設けた操作レバー(10b)連動連係した揺動アーム
(33)を一体回転可能に取付けてある。この操作レバー
(10b)はクラッチ切状態でロック自在に設けてある。
操作軸(29)の他端はロータリケース(13)の内面に突
設した支持ピン(34)に外嵌支持してある。
この支持ピン(34)は、ロータリケース(13)の外方側
から貫通させて大径頭部(34a)で接当規制して、外方
側から溶接固定してある。そして操作軸(29)の端面に
形成した回動軸芯を中心とする軸芯方向に沿う嵌合孔
(35)に前記支持ピン(34)を嵌合させて、回動可能に
支持してある。
〔別実施例〕
前記支持ピン(34)はロータリケース(13)を貫通させ
るものに代えて、ロータリケース(13)内面側に溶接し
て突設するよう構成してもよい。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利
にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図
面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案に係るロータリ耕耘装置の実
施例を示し、第1図は伝動構造を示す断面図、第2図は
歩行型耕耘機の全体側面図である。 そして第3図は従来構造を示す断面図である。 (13)……ロータリケース、(23)……伝動切換機構、
(28)……シフト部材、(29)……回動操作軸、(34)
……支持ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】板金製のロータリケース(13)の上部に伝
    動切換機構(23)を配備し、この伝動切換機構(23)の
    切換操作用シフト部材(28)を回動操作軸(29)により
    シフト操作するよう構成し、前記回動操作軸(29)をロ
    ータリケース(13)に回動自在に支持してあるロータリ
    耕耘装置であって、前記回動操作軸(29)の一端を、前
    記ロータリケース(13)の内面に突設した支持ピン(3
    4)に外嵌支持してあるロータリ耕耘装置。
JP9964588U 1988-07-26 1988-07-26 ロータリ耕耘装置 Expired - Lifetime JPH076721Y2 (ja)

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JP9964588U JPH076721Y2 (ja) 1988-07-26 1988-07-26 ロータリ耕耘装置

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JP9964588U JPH076721Y2 (ja) 1988-07-26 1988-07-26 ロータリ耕耘装置

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Publication Number Publication Date
JPH0220401U JPH0220401U (ja) 1990-02-09
JPH076721Y2 true JPH076721Y2 (ja) 1995-02-22

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