JPH0767016B2 - 開閉装置 - Google Patents

開閉装置

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JPH0767016B2
JPH0767016B2 JP1342469A JP34246989A JPH0767016B2 JP H0767016 B2 JPH0767016 B2 JP H0767016B2 JP 1342469 A JP1342469 A JP 1342469A JP 34246989 A JP34246989 A JP 34246989A JP H0767016 B2 JPH0767016 B2 JP H0767016B2
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穂積 鈴木
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、開閉装置に関する。詳しくは、一部の面が接
しかつ他の面が互いに対向または接した状態で配置され
た2つの部材の片側を他の片側に対して開閉させる開閉
装置に関する。
[従来の技術] 従来、2つの部材のいずれか片側を他の片側に対して開
閉自在に構成する方法としては、他の片側の部材に軸を
取付け、この軸を介して片側の部材を回動自在に取付け
る方法が一般的である。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上述した方法では、回動軸が固定であるか
ら、片側の部材を開閉させたときに、その片側の部材が
他の片側の部材と干渉しないように、予め両部材間に隙
間を設けておく必要がある。
特に、開閉される片側の部材の2つの面が他の片側の部
材と干渉するような形態では、その2つの面に対してそ
れぞれ隙間を設けておく必要がある。
このことは、隙間から異物が侵入するだけでなく、外観
上の体裁も悪くデザイン上の美観を損ねる結果となる。
ここに、本発明の目的は、このような従来の問題を解消
し、閉じた状態では隙間なく2つの部材を接した状態に
配置でき、かつ、開放させる場合に部材同志が干渉する
のを確実に防止することができる開閉装置を提供するこ
とにある。
[課題を解決するための手段] そのため、本発明では、一部の面が互いに接しかつ他の
面が互いに対向または接した状態で配置された2つの部
材のいずれか一方に第1および第2の係合孔を形成する
とともに、他方に第1の係合孔に対して摺動自在にかつ
回動自在に係合する第1の突起部を形成するとともに,
第2の係合孔に対して摺動自在に係合する第2の突起部
を形成し、第1および第2の係合孔を両部材が互いに接
する一部の面から離れる方向へ向かってかつ互いに対向
または接する他の面から離れる方向へ向かって伸びる形
状に形成し、第1の突起部が第1の係合孔の終端部に到
達した場合に該終端部を中心として第2の突起部が開回
動するのを許容する第3の係合孔を第2の係合孔の終端
部に連続して形成した、ことを特徴とする。
[作 用] 上記構成による本発明では、2つの部材の片側を開放さ
せる場合、第1および第2の係合孔に沿って両部材が互
いに接する一部の面から離れる方向へ向かってかつ互い
に対向または接する他の面から離れる方向へ向かって、
当該各係合孔と対応する第1および第2の突起部とを相
対移動させる。つまり、2つの部材を相対移動させる。
ここにおいて、2つの部材は、第1の突起部が第1の係
合孔の終端部に到達するまで相対移動されると、当該両
部材の一部の面および他の面が互いに離れた状態とな
る。かかる状態に移行するまでの間、2つの部材は各係
合孔と各突起部との協働により相対回動が規制されるの
で、干渉することはない。
次に、その状態で、第1の突起部の終端部を中心として
第2の突起部を第3の係合孔内を摺動させることにより
2つの部材の片側を他の片側に対して開回動させること
ができる。
一方、閉じた状態では、両部材が互いに接した状態にあ
るので異物の侵入がなく、外観上の問題も解消できる。
[実施例] 以下、本発明を電子キャッシュレジスタに適用した実施
例を図面を参照しながら説明する。
第5図に本実施例の電子キャッシュレジスタを示す。同
図において、1はキャッシュドロワー、2は上面2Aが前
方へ向かうに従って次第に下方へ傾斜する傾斜面状の筺
体である。筺体2には、その内部にプリント基板3が取
付けられているとともに、後面に顧客用表示器4が、上
面2Aに他方の部材を構成するキーボードカバー5がそれ
ぞれ取付けられている。
キーボードカバー5は、両側壁が前記筺体2の両側壁外
側から被嵌した状態に、かつ、後端面が前記顧客用表示
器4の背面に接した状態に配置されている。つまり、キ
ーボードカバー5は、後端面(一部の面)が前記顧客用
表示器4の背面(一部の面)に接し、かつ、底面(他の
面)が筺体2の上面2A(他の面)側に対向した状態で配
置されている。ここに、筺体2と顧客用表示器4とによ
り一方の部材が構成されている。
キーボードカバー5には、その上面側にキーボード6が
配置されているとともに、その下面側にキーボード用の
プリント基板7が前記プリント基板3と対向してかつ僅
かな隙間を隔てて配置されている。また、上面側の後部
位置には、オペレータ用表示器8が設けられている。
さて、本実施例では、メンテナンス時などに、キーボー
ドカバー5を後端部側を支点として前端部側を上方へ開
閉できるようになっている。そこで、この開閉装置を第
1図〜第4図に基づいて説明する。
第1図〜第3図に示す如く、前記筺体2の両側壁後部に
は、それぞれ第1の係合孔11A(11B),第2の係合孔12
A(12B)が形成されている。一方、前記キーボードカバ
ー5の両側壁後部には、前記第1の係合孔11A(11B)
〔第2の係合孔12A(12B)〕に対して摺動自在にかつ回
動自在に係合する第1の突起部21A(21B)〔第2の突起
部22A(22B)〕が設けられている。
各突起部21A(21B),22A(22B)は、前記係合孔11A(11
B),12A(12B)に対して摺動自在にかつ回動自在に係合
するスペーサ23と、このスペーサ23を前記筺体2の内側
からキーボードカバー5の両側壁内面側に保持させるね
じ24とから構成されている。
前記第1の係合孔11A(11B)は、第4図に示す如く、前
記筺体2の両側壁後部位置からキーボードカバー5と平
行な方向へかつ顧客用表示器4の背面つまりキーボード
カバー5の後端面が接する背面から離れる方向へ伸びる
第1の孔部13と、この第1の孔部13の終端部から顧客用
表示器4の背面および筺体2の上面2Aから次第に離れる
方向つまり斜め上方へ向かって伸びる第2の孔部14と、
この第2の孔部14の終端部からキーボードカバー5と平
行な方向へかつ顧客用表示器4の背面から離れる方向へ
伸びる第3の孔部15と、この第3の孔部15の終端部から
顧客用表示器4の背面と平行な方向へかつ筺体2の上面
2Aに次第に近ずく方向へ伸びる第4の孔部16とを備える
形状に形成されている。
前記第2の係合孔12A(12B)は、第4図に示す如く、前
記第1の係合孔11A(11B)の終端部近傍位置からキーボ
ードカバー5と平行な方向へかつ顧客用表示器4の背面
から離れる方向へ伸びる第1の孔部17と、この第1の孔
部17の終端部から顧客用表示器4の背面および筺体2の
上面2Aから次第に離れる方向つまり斜め上方へ向かって
伸びる第2の孔部18と、この第2の孔部18の終端部から
キーボードカバー5と平行な方向へかつ顧客用表示器4
の背面から離れる方向へ伸びる第3の孔部19と、この第
3の孔部19の終端部から前記第4の孔部16を中心とする
円弧形状にかつ筺体2の両側壁上面に開口する第3の係
合孔としての第4の孔部20とを備える形状に形成されて
いる。
このような構成であるから、キーボートカバー5の各突
起部21A(22B),22A(22B)が係合孔11A(11B),12A(1
2B)の第1の孔部13,17に位置しているときには、つま
りキーボードカバー5が閉じているときには、第3図に
示す如く、キーボードカバー5の後端面が顧客用表示器
4の背面に接した状態にある。つまり、キーボードカバ
ー5の後端面と顧客用表示器4の背面との間に隙間がな
い状態にある。
この状態から、キーボードカバー5を係合孔11A(11
B),12A(12B)方向へ向かってスライドさせる。する
と、各突起部21A(21B),22A(22B)は、第3図の矢印
方向へ摺動される。このとき、各突起部21A(21B),22A
(22B)が第1の孔部13,17から第2の孔部14,18へ摺動
されると、その第2の孔部14,18の傾斜によってキーボ
ードカバー5の後端部側が次第に上方へ持上げられるの
で、プリント基板7が筺体2側のプリント基板3をこす
るようなことを防止できる。
やがて、第1および第2の突起部21A(21B),22A(22
B)が第3の孔部15,19の終端部まで達すると、第1の係
合孔11A(11B)に係合する第1の突起部21A(21B)は第
4の孔部16つまり、第1の係合孔11A(11B)の終端部に
入込む。つまり、第2図に示す如く、キーボードカバー
5の後端面と顧客用表示器4の背面との間に隙間ができ
る。この状態において、第1の係合孔11A(11B)の終端
部に係合する第1の突起部21A(21B)を支点としてキー
ボードカバー5を回動させると、第2の係合孔12A(12
B)に係合する第2の突起部22A(22B)は第4の孔部20
から抜けることができるので、キーボードカバー5を上
方へ開くことができる。
したがって、この実施例によれば、筺体2の両側壁に第
1および第2の係合孔11A(11B),12A(12B)を設ける
とともに、キーボードカバー5の両側壁に第1および第
2の係合孔11A(11B),12A(12B)に摺動自在にかつ回
動自在に係合する第1および第2の突起部21A(21B),2
2A(22B)を設けたので、各突起部21A(21B),22A(22
B)を係合孔11A(11B),12A(12B)に沿って移動させれ
ば、キーボードカバー5を他の部品と干渉することなく
開放させることができる。
しかも、筺体2の両側壁に第1および第2の係合孔11A
(11B),12A(12B)を設けてあるので、第1の係合孔11
A(11B)に係合する第1の突起部21A(21B)が第4の孔
部16に達するまで、キーボードカバー5の回動を確実に
規制することができる。このことは、それ以前にキーボ
ードカバー5を開こうとしても規制されるので、キーボ
ートカバー5や顧客用表示器4の変形や損傷を確実に防
止できる。
また、第1および第2の係合孔11A(11B),12A(12B)
は、筺体2の上面2Aから次第に離れる方向へ傾斜する第
2の孔部14,18を備えているから、キーボードカバー5
がスライドする際、キーボードカバー5の後端部側を筺
体2の上面から次第に遠ざけることができる。このこと
は、キーボードカバー5に設けられたプリント基板7が
筺体2側のプリント基板3をこすることがないので、部
品の損傷を防止することができる。
また、上記実施例では、係合孔11A(11B),12A(12B)
を筺体2側に、突起部21A(21B),22A(22B)をキーボ
ードカバー5側にそれぞれ設けたが、これとは逆の配置
でもよい。つまり、係合孔をキーボード5側に、突起部
を筺体2側に設けるようにしてもよい。
また、係合孔11A(11B),12A(12B)の形状について
も、上記実施例で述べた形状に限られるものではなく、
顧客用表示器4の背面および筺体2の上面2Aから次第に
離れる形状であればよい。例えば、顧客用表示器4の背
面および筺体2の上面2Aから離れる方向へ直線状に傾斜
する形状でも、同様な効果を奏することができる。
また、上記実施例では、電子キャッシュレジスタにおい
て、キーボードカバー5を筺体2の上面に配置し、か
つ、キーボードカバー5の後端面を顧客用表示器4の背
面に接した状態からキーボードカバー5を開くようにし
たものであるが、本発明は、これに限られるものでな
い。要は、一部の面が互いに接しかつ他の面が互いに対
向または接した状態で配置された2つの部材の開閉装置
に利用できる。
[発明の効果] 以上の通り、本発明によれば、2つの部材のいずれか一
方に第1および第2の係合孔を形成するとともに、他方
に第1の係合孔に対して摺動自在にかつ回動自在に係合
する第1の突起部を形成するとともに,第2の係合孔に
対して摺動自在に係合する第2の突起部を形成し、第1
および第2の係合孔を両部材が互いに接する一部の面か
ら離れる方向へ向かってかつ互いに対向または接する他
の面から離れる方向へ向かって伸びる形状に形成し、第
1の突起部が第1の係合孔の終端部に到達した場合に該
終端部を中心として第2の突起部が開回動するのを許容
する第3の係合孔を第2の係合孔の終端部に連続して形
成したので、閉じた状態では隙間なく2つの部材を接し
た状態に配置でき、かつ開放させる場合には部材同志が
干渉するのを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示すもので、第1図は要部を示
す分解斜視図、第2図は組込み状態の一部を示す斜視
図、第3図は動作を説明するための図、第4図は係合孔
を示す図、第5図は電子キャッシュレジスタを示す図で
ある。 2,4……筺体および顧客用表示器(一方の部材)、 5……キーボードカバー(他方の部材)、 11A,11B……第1の係合孔、 12A,12B……第2の係合孔、 20……第3の係合孔、 21A,21B……第1の突起部、 22A,22B……第2の突起部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一部の面が互いに接しかつ他の面が互いに
    対向または接した状態で配置された2つの部材のいずれ
    か一方に第1および第2の係合孔を形成し、他方に第1
    の係合孔に対して摺動自在にかつ回動自在に係合する第
    1の突起部を形成するとともに,第2の係合孔に対して
    摺動自在に係合する第2の突起部を形成し、第1および
    第2の係合孔を両部材が互いに接する一部の面から離れ
    る方向へ向かってかつ互いに対向または接する他の面か
    ら離れる方向へ向かって伸びる形状に形成し、第1の突
    起部が第1の係合孔の終端部に到達した場合に該終端部
    を中心として第2の突起部が開回動するのを許容する第
    3の係合孔を第2の係合孔の終端部に連続して形成し
    た、ことを特徴とする開閉装置。
JP1342469A 1989-12-28 1989-12-28 開閉装置 Expired - Fee Related JPH0767016B2 (ja)

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