JP3088417B1 - シャッター付きコネクタ - Google Patents

シャッター付きコネクタ

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JP3088417B1
JP3088417B1 JP11118655A JP11865599A JP3088417B1 JP 3088417 B1 JP3088417 B1 JP 3088417B1 JP 11118655 A JP11118655 A JP 11118655A JP 11865599 A JP11865599 A JP 11865599A JP 3088417 B1 JP3088417 B1 JP 3088417B1
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健一 望月
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甲府日本電気株式会社
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Abstract

【要約】 【課題】コネクタの接点部分への塵挨の侵入を防止す
る。 【解決手段】カードエッジコネクタ1の開口部3内の接
点4より外側に近い部分にシャッター5が開口部3の幅
方向に移動可能なように取り付けられ、軸6を中心に回
転可能なようにほぼ扇形の開閉レバー7が取り付けら
れ、スプリング8がシャッター5を方向Eに付勢してい
る。シャッター5の後端部に垂直に設けた当て板9に押
されて開閉レバー7は、回転方向Fに付勢され、オプシ
ョンカード2を抜去した状態では当て板9が開閉レバー
7の側面10に当接した状態で開閉レバー7は開口部3
内に出っ張り、シャッター5は開口部3を塞いだ状態に
ある。オプションカード2を開口部3に挿入すると、開
閉レバー7は側面11が押されて回転し、オプションカ
ード2の挿入路から待避させられ、開閉レバー7に当て
板9が押されることによりシャッター5は移動し、開口
部3を開放する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防塵用のシャッタ
ーを備えたコネクタに関し、特に情報処理機器において
PCI、EISA等のカードエッジタイプの拡張スロッ
トに用いられるカードエッジコネクタで防塵機能をシャ
ッターを設けたものに関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ、サーバ等の情
報処理機器では、拡張スロットにPCI、EISA等の
カードエッジタイプのコネクタを有する。従来、これら
のコネクタでは、長期間、接続相手のカード等が挿入さ
れていないでいると、コネクタの開口部に塵埃が溜ま
り、特に内部の接点部分に塵埃が付着すると電気的接触
不良をおこしたり、電源とGND(地気)間のショート
による発煙、発火の原因になり得た。のため、従来は
コネクタにカード等が挿入されていないときにコネクタ
の開口部を塞ぐための蓋を外部から取り付けて防塵対策
を行っていた。
【0003】また、特開平11 − 8010号公報に
開示されているように、コネクタが取り付けられる電子
機器のキャビネットにシャッター板を設け、接続相手の
コネクタの挿入時に接続相手のコネクタの先端に設けた
傾斜部でシャッター板をこじ開けるものがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】拡張スロット用コネク
タに防塵用のシャッターも蓋も取り付けていない場合
は、拡張スロット用コネクタに長期間カードを実装しな
かった場合に、電気的接触不良や発煙、発火する可能性
があった。その理由は、内部へ堆積した塵挨が接点に付
着するためであった。
【0005】防塵対策として拡張スロット用コネクタに
外部から蓋を取り付ける場合は、情報処理機器の輸送時
に拡張スロット用コネクタから蓋が脱落したり、一旦コ
ネクタから取り外した蓋を紛失してしまう恐れがあっ
た。その理由は、この蓋が外部から追加している部品で
あるため、振動等により意図しない場合でもコネクタか
ら外れてしまう場合があったり、一度コネクタから蓋を
取り外した場合に、再度取り付ける行為を怠ってしまう
ことがあるからである。
【0006】また、特開平11 − 8010号公報に
開示されているようなコネクタでは、接続相手の先端に
傾斜部を設けなければならないと言う欠点がある。エッ
ジコネクタで接続相手がプリント基板である場合は、プ
リント基板のエッジに傾斜部を設けなければならず、プ
リント基板の製作費用が高くなるし、必ずしも可能なこ
ととは言えない。また、傾斜部でこじ開けるのでは、シ
ャッターをスムーズに開けることができない。さらに、
電子機器のキャビネット側に設けているため、コネクタ
を電子機器から取り外して単体で保管する場合は、その
シャッターを利用できず、ケースに納めるとう以外に
防塵することができないという欠点がある。
【0007】本発明の目的は、情報処理機器の拡張スロ
ットコネクタで使用されるカードエッジコネクタ等のコ
ネクタの防塵機能を設けることで接点部分に塵挨が侵入
するのを防止し接触部分の信頼性と安全性の向上をはか
ることである。またコネクタ自体に防塵機能を持たせる
ことで、防塵のための部品をコネクタの外部に追加して
設ける必要を無くすことにより生産性の向上をはかるこ
とも目的とする。更に、カードエッジコネクタにカード
を挿入するだけで防塵機能の開閉が可能となり、操作
性、保守性の向上をはかることも目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のシャッター付き
コネクタ(図2の1)は、接続相手(図2の2)の端子
部が挿入され内部にこの端子部が接触するための接点
(図2の4)が設けられた開口部(図1の3)と、前記
端子部の挿抜方向(図2のBおよび図3のC)と直角な
方向(図2のDおよび図3のE)に移動可能に設けられ
前記開口部に前記端子部が挿入されていないときは前記
開口部を塞ぐシャッター(図2の5)と、前記端子部の
挿抜方向および前記シャッターの移動方向と直角な方向
の軸(図2の6)に回転自在に取り付けられ前記開口部
に前記端子部が挿入されていないときは前記開口部内に
出っ張っていて前記端子部の挿入時に前記端子部に押さ
れて回転することにより前記開口部が開放されるように
前記シャッターを移動させ前記端子部を抜去すると再び
前記開口部内に出っ張るように戻るとともに前記シャッ
ターが前記開口部を塞ぐようにする開閉レバー(図2の
7)とを含むことを特徴とする。
【0009】本発明のシャッター付きコネクタ(図2の
1)は、接続相手(図2の2)の端子部が挿入され内部
にこの端子部が接触するための接点(図2の4)が設け
られた開口部(図1の3)と、前記端子部の挿抜方向
(図2のBおよび図3のC)と直角な方向(図2のDお
よび図3のE)に移動可能に設けられたシャッター(図
2の5)と、前記開口部に前記端子部が挿入されていな
いときは前記開口部を塞ぐような方向(図3のE)に前
記シャッターを付勢する付勢手段(図2の8)と、前記
端子部の挿抜方向および前記シャッターの移動方向と直
角な方向の軸(図2の6)に回転自在に取り付けられ前
記開口部に前記端子部が挿入されていないときは前記開
口部内に出っ張っていて前記端子部の挿入時に前記端子
部に押されて回転することにより前記開口部が開放され
るように前記シャッターを移動させ前記端子部を抜去す
ると再び前記開口部内に出っ張るように戻るとともに前
記シャッターが前記開口部を塞ぐようにする開閉レバー
(図2の7)とを含むことを特徴とする。
【0010】本発明のシャッター付きコネクタ(図2の
1)は、接続相手(図2の2)の端子部が挿入され内部
にこの端子部が接触するための接点(図2の4)が設け
られた開口部(図1の3)と、板ばね(図4の15)に
取り付けられこの板ばねの変形により前記端子部の挿抜
方向(図2のBおよび図3のC)と直角な方向(図2の
Dおよび図3のE)に移動可能で前記板ばねの弾性力に
より前記開口部に前記端子部が挿入されていないときは
前記開口部を塞ぐ方向(図3のE)に付勢されるシャッ
ター(図2の5)と、前記端子部の挿抜方向および前記
シャッターの移動方向と直角な方向の軸(図2の6)に
回転自在に取り付けられ前記開口部に前記端子部が挿入
されていないときは前記開口部内に出っ張っていて前記
端子部の挿入時に前記端子部に押されて回転することに
より前記開口部が開放されるように前記シャッターを移
動させ前記端子部を抜去すると再び前記開口部内に出っ
張るように戻るとともに前記シャッターが前記開口部を
塞ぐようにする開閉レバー(図2の7)とを含むことを
特徴とする。
【0011】本発明のシャッター付きコネクタ(図2の
1)は、接続相手(図2の2)の端子部が挿入され内部
にこの端子部が接触するための接点(図2の4)が設け
られた開口部(図1の3)と、前記端子部の挿抜方向
(図2のBおよび図3のC)と直角な方向(図2のDお
よび図3のE)に移動可能に設けられたシャッター(図
2の5)と、前記開口部に前記端子部が挿入されていな
いときは前記開口部を塞ぐような方向(図3のE)に前
記シャッターを付勢する付勢手段(図2の8)と、前記
シャッターの後端部に設けられた前記端子部の挿抜方向
に平行な当て板(図2の9)と、前記端子部の挿抜方向
および前記シャッターの移動方向と直角な方向の軸(図
2の6)に回転自在に取り付けられ前記開口部に前記端
子部が挿入されていないときは前記開口部内に出っ張っ
ていて前記端子部の挿入時に前記端子部に押されて回転
することにより前記当て板を押して前記開口部が開放さ
れるように前記シャッターを移動させ前記端子部を抜去
すると前記付勢手段の付勢力により前記シャッターが前
記開口部を塞ぐように移動するとともに再び前記開口部
内に出っ張るように戻る開閉レバー(図2の7)とを含
むことを特徴とする。
【0012】本発明のシャッター付きコネクタ(図2の
1)は、接続相手(図2の2)の端子部が挿入され内部
にこの端子部が接触するための接点(図2の4)が設け
られた開口部(図1の3)と、前記端子部の挿抜方向
(図2のBおよび図3のC)と直角な方向(図2のDお
よび図3のE)に移動可能に設けられ前記開口部に前記
端子部が挿入されていないときは前記開口部を塞ぐシャ
ッター(図2の5)と、前記端子部の挿抜方向および前
記シャッターの移動方向と直角な方向の軸(図2の6)
に回転自在に取り付けられ前記シャッターに設けられた
ラックと噛み合うピニオン部を有し前記開口部に前記端
子部が挿入されていないときは前記開口部内に出っ張っ
ていて前記端子部の挿入時に前記端子部に押されて回転
することにより前記開口部が開放されるように前記シャ
ッターを移動させ前記端子部を抜去すると再び前記開口
部内に出っ張るように戻るとともに前記シャッターが前
記開口部を塞ぐようにする開閉レバー(図2の7)とを
含むことを特徴とする。
【0013】本発明のシャッター付きコネクタ(図4の
1)は、接続相手(図4の2)の端子部が挿入され内部
にこの端子部が接触するための接点(図4の4)が設け
られた開口部(図4の3)と、前記端子部の挿抜方向
(図2のBおよび図3のC)と直角な方向(図2のDお
よび図3のE)に移動可能に設けられ前記開口部に前記
端子部が挿入されていないときは前記開口部を塞ぐ対を
成すシャッター(図4の5)と、前記端子部の挿抜方向
および前記シャッターの移動方向と直角な方向の軸(図
4の6)に回転自在に取り付けられ前記開口部に前記端
子部が挿入されていないときは前記開口部内に出っ張っ
ていて前記端子部の挿入時に前記端子部に押されて回転
することにより前記開口部が開放されるように前記対を
成すシャッターを互いに逆な方向に移動させ前記端子部
を抜去すると再び前記開口部内に出っ張るように戻ると
ともに前記対を成すシャッターが前記開口部を塞ぐよう
に互いに逆な方向に移動する前記対を成すシャッターに
対応して対を成す開閉レバー(図4の7)とを含むこと
を特徴とする。
【0014】本発明のシャッター付きコネクタ(図2の
1)は、接続相手(図2の2)の端子部が挿入され内部
にこの端子部が接触するための接点(図2の4)が設け
られた開口部(図1の3)と、前記端子部の挿抜方向
(図2のBおよび図3のC)と直角な方向(図2のDお
よび図3のE)に移動可能に設けられ前記開口部に前記
端子部が挿入されていないときは前記開口部を塞ぐシャ
ッター(図2の5)と、前記端子部の挿抜方向および前
記シャッターの移動方向と直角な方向の軸(図2の6)
に回転自在に取り付けられ前記開口部に前記端子部が挿
入されていないときは前記開口部内に出っ張っていて前
記端子部の挿入時に前記端子部に押されて回転すること
により前記開口部が開放されるように前記シャッターを
移動させ前記端子部を抜去すると再び前記開口部内に出
っ張るように戻るとともに前記シャッターが前記開口部
を塞ぐようにする複数の開閉レバー(図2の7)とを含
むことを特徴とする。
【0015】上述のシャッターの前縁に立ち上げ部(図
2の12)を設けることが望ましい。
【0016】上述の接続相手は、例えばプリント基板の
エッジである。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0018】図1に本発明の実施の形態のカードエッジ
コネクタ1の平面図である。図2および図3はともに図
1におけるAA断面図を示し、それぞれカードエッジコ
ネクタ1に対しオプションカード2を挿入した状態およ
び抜去した状態を示す。
【0019】カードエッジコネクタ1には接続相手であ
るオプションカード2が挿入される開口部3が設けら
れ、挿入されたオプションカード2の先端の部分の端子
部に設けられた端子パターン(図示略)が開口部3の内
部に設けられた接点4に接触する。
【0020】カードエッジコネクタ1の開口部3の内部
の接点4より外側に近い部分の図示していない案内機構
により、シャッター5がオプションカード2の挿抜方向
(方向B、C)に直角な方向D、E(開口部3の幅方
向)に一定範囲内で移動可能なように取り付けられてい
る。また、カードエッジコネクタ1の上面および開口部
3の内面に近接する開口部3の長手方向の軸6を中心に
回転可能なようにほぼ扇形の開閉レバー7が取り付けら
れている。一端がシャッター5に固着され他端がコネク
ター1の枠体に固着されたスプリング8がシャッター5
を方向Eに付勢している。シャッター5の後端部に垂直
に設けた当て板9に押されて開閉レバー7は、回転方向
Fに付勢され、図3に示すようにオプションカード2を
方向Cに抜去した状態では当て板9が開閉レバー7の一
方の側面10に当接した状態で開閉レバー7は開口部3
の内部に出っ張り、シャッター5は開口部3を塞いだ状
態にある。
【0021】図2に示すようにオプションカード2を開
口部3に方向Bに挿入すると、開閉レバー7は他方の側
面11が押されて回転方向Gに回転し、オプションカー
ド2の挿入路から退避させられる。このときに開閉レバ
ー7に当て板9が押されることによりシャッター5は方
向Dに移動し、開口部3を開放する。
【0022】オプションカード2を抜去した状態では、
シャッター5が塞いでいるために開口部3の接点4が設
けられた内部に塵埃が侵入することはない。また、図1
〜図3に示すようにカードエッジコネクタ1を上向きに
固定したときは、シャッター5上に塵埃が降り積もるこ
とになるが、オプションカード2の挿入時にシャッター
5が水平に開くこととなるのでシャッター5に積もった
塵埃がシャッター5から落下することはない。さらにシ
ャッター5の前端部に立ち上げ部12を設けてあるので
シャッター5を開くときにシャッター5上の塵埃が横方
向に滑ってシャッター5の前端を越えて接点4上に落下
することを防止している。
【0023】開口部3全体を塞ぐことができる1つのシ
ャッター5を設けているが、図1に示すように開閉レバ
ー7は開口部3の長手方向にほぼ等間隔に3つのものを
設けている。しかし、これは一例にすぎず、開閉レバー
7は、1つでも2つでも4つ以上でもよいことは言うま
でもない。
【0024】なお、シャッター5の上面にラックを設
け、開閉レバー7の側面10および11に挟まれた曲面
13を軸6を中心とする円筒面とし、シャッター5のラ
ックと噛み合う曲面13上にピニオンの歯を設け、シャ
ッター5の移動と開閉レバー7の回転とが相互に同期し
て行われるようにしてもよい。この場合は当て板9は不
要となり、スプリング8の替わりに開閉レバー7を回転
方向Fに付勢するスプリングを設けるようにしてもよ
い。
【0025】図4は本発明の他の実施の形態のカードエ
ッジコネクタの断面図(図1に示すAA断面図に相当す
る位置の断面図)で、図2および3に示すものと異なる
点は、開口部3の両側に一対のシャッター5および対を
成す開閉レバー7を設け、対を成すシャッター5および
開閉レバー7が互いに逆方向に動作するようにしたこと
と、一端がカードエッジコネクタ1の枠体に固定された
板ばね15の他端に開閉レバー7を取り付け、スプリン
グ8を除いたことである。
【0026】シャッター5は板ばね15の弾性変形によ
り水平方向に移動することとなり、板ばね15の弾性力
により開口部3の中央に向く方向の付勢力を受ける。
【0027】図4のカードエッジコネクタ1では、オプ
ションカード2の挿入により、一対のシャッター5がい
わゆる両開きを行うこととなる。
【0028】なお、本発明のシャッター付きコネクタ
は、オプションカード用のエッジコネクタに限られず、
例えばピン端子を有する雄型コネクタが挿抜される雌型
コネクタにも適用できる。
【0029】
【発明の効果】第1の効果は、コネクタの接触部分の電
気的接触不良を防止し、電源とGNDのショートによる
発煙・発火を防止することによって製品の信頼性の向上
を図れることである。
【0030】その理由は、コネクタの接点部への塵挨の
侵入を抑止するからである。
【0031】第2の効果は、拡張スロットのコネクタ自
体に防塵機能を有することで生産性の向上、製品のコス
トダウンを図れることである。
【0032】その理由は、従来のようにコネクタの外部
に防塵用の部品を追加することが不要となるからであ
る。
【0033】第3の効果は、オプションカード等の接続
相手をコネクタへ取り付け、取り外しを行う際の操作
性、保守性の向上が図れることである。
【0034】その理由は、接続相手を挿入、抜去するだ
けで防塵用のシャッターが自動的に開閉する機能を備え
ているからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のカードエッジコネクタの
平面図である。
【図2】図1のAA断面図で、カードエッジコネクタ1
にオプションカード2を挿入した状態の図である。
【図3】図1のAA断面図で、カードエッジコネクタ1
からオプションカード2を抜去した状態の図である。
【図4】本発明の他の実施の形態のカードエッジコネク
タの断面図である。
【符号の説明】
1 カードエッジコネクタ 2 オプションカード 3 開口部 4 接点 5 シャッター 6 軸 7 開閉レバー 8 スプリング 9 当て板 10 側面 11 側面 12 立ち上げ部 13 曲面 15 板ばね

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続相手の端子部が挿入され内部にこの
    端子部が接触するための接点が設けられた開口部と、前
    記端子部の挿抜方向と直角な方向に移動可能に設けられ
    前記開口部に前記端子部が挿入されていないときは前記
    開口部を塞ぐシャッターと、前記端子部の挿抜方向およ
    び前記シャッターの移動方向と直角な方向の軸に回転自
    在に取り付けられ前記開口部に前記端子部が挿入されて
    いないときは前記開口部内に出っ張っていて前記端子部
    の挿入時に前記端子部に押されて回転することにより前
    記開口部が開放されるように前記シャッターを移動させ
    前記端子部を抜去すると再び前記開口部内に出っ張るよ
    うに戻るとともに前記シャッターが前記開口部を塞ぐよ
    うにする開閉レバーとを含むことを特徴とするシャッタ
    ー付きコネクタ。
  2. 【請求項2】 接続相手の端子部が挿入され内部にこの
    端子部が接触するための接点が設けられた開口部と、前
    記端子部の挿抜方向と直角な方向に移動可能に設けられ
    たシャッターと、前記開口部に前記端子部が挿入されて
    いないときは前記開口部を塞ぐような方向に前記シャッ
    ターを付勢する付勢手段と、前記端子部の挿抜方向およ
    び前記シャッターの移動方向と直角な方向の軸に回転自
    在に取り付けられ前記開口部に前記端子部が挿入されて
    いないときは前記開口部内に出っ張っていて前記端子部
    の挿入時に前記端子部に押されて回転することにより前
    記開口部が開放されるように前記シャッターを移動させ
    前記端子部を抜去すると再び前記開口部内に出っ張るよ
    うに戻るとともに前記シャッターが前記開口部を塞ぐよ
    うにする開閉レバーとを含むことを特徴とするシャッタ
    ー付きコネクタ。
  3. 【請求項3】 接続相手の端子部が挿入され内部にこの
    端子部が接触するための接点が設けられた開口部と、板
    ばねに取り付けられこの板ばねの変形により前記端子部
    の挿抜方向と直角な方向に移動可能で前記板ばねの弾性
    力により前記開口部に前記端子部が挿入されていないと
    きは前記開口部を塞ぐ方向に付勢されるシャッターと、
    前記端子部の挿抜方向および前記シャッターの移動方向
    と直角な方向の軸に回転自在に取り付けられ前記開口部
    に前記端子部が挿入されていないときは前記開口部内に
    出っ張っていて前記端子部の挿入時に前記端子部に押さ
    れて回転することにより前記開口部が開放されるように
    前記シャッターを移動させ前記端子部を抜去すると再び
    前記開口部内に出っ張るように戻るとともに前記シャッ
    ターが前記開口部を塞ぐようにする開閉レバーとを含む
    ことを特徴とするシャッター付きコネクタ。
  4. 【請求項4】 接続相手の端子部が挿入され内部にこの
    端子部が接触するための接点が設けられた開口部と、前
    記端子部の挿抜方向と直角な方向に移動可能に設けられ
    たシャッターと、前記開口部に前記端子部が挿入されて
    いないときは前記開口部を塞ぐような方向に前記シャッ
    ターを付勢する付勢手段と、前記シャッターの後端部に
    設けられた前記端子部の挿抜方向に平行な当て板と、前
    記端子部の挿抜方向および前記シャッターの移動方向と
    直角な方向の軸に回転自在に取り付けられ前記開口部に
    前記端子部が挿入されていないときは前記開口部内に出
    っ張っていて前記端子部の挿入時に前記端子部に押され
    て回転することにより前記当て板を押して前記開口部が
    開放されるように前記シャッターを移動させ前記端子部
    を抜去すると前記付勢手段の付勢力により前記シャッタ
    ーが前記開口部を塞ぐように移動するとともに再び前記
    開口部内に出っ張るように戻る開閉レバーとを含むこと
    を特徴とするシャッター付きコネクタ。
  5. 【請求項5】 接続相手の端子部が挿入され内部にこの
    端子部が接触するための接点が設けられた開口部と、前
    記端子部の挿抜方向と直角な方向に移動可能に設けられ
    前記開口部に前記端子部が挿入されていないときは前記
    開口部を塞ぐシャッターと、前記端子部の挿抜方向およ
    び前記シャッターの移動方向と直角な方向の軸に回転自
    在に取り付けられ前記シャッターに設けられたラックと
    噛み合うピニオン部を有し前記開口部に前記端子部が挿
    入されていないときは前記開口部内に出っ張っていて前
    記端子部の挿入時に前記端子部に押されて回転すること
    により前記開口部が開放されるように前記シャッターを
    移動させ前記端子部を抜去すると再び前記開口部内に出
    っ張るように戻るとともに前記シャッターが前記開口部
    を塞ぐようにする開閉レバーとを含むことを特徴とする
    シャッター付きコネクタ。
  6. 【請求項6】 接続相手の端子部が挿入され内部にこの
    端子部が接触するための接点が設けられた開口部と、前
    記端子部の挿抜方向と直角な方向に移動可能に設けられ
    前記開口部に前記端子部が挿入されていないときは前記
    開口部を塞ぐ対を成すシャッターと、前記端子部の挿抜
    方向および前記シャッターの移動方向と直角な方向の軸
    に回転自在に取り付けられ前記開口部に前記端子部が挿
    入されていないときは前記開口部内に出っ張っていて前
    記端子部の挿入時に前記端子部に押されて回転すること
    により前記開口部が開放されるように前記対を成すシャ
    ッターを互いに逆な方向に移動させ前記端子部を抜去す
    ると再び前記開口部内に出っ張るように戻るとともに前
    記対を成すシャッターが前記開口部を塞ぐように互いに
    逆な方向に移動する前記対を成すシャッターに対応して
    対を成す開閉レバーとを含むことを特徴とするシャッタ
    ー付きコネクタ。
  7. 【請求項7】 接続相手の端子部が挿入され内部にこの
    端子部が接触するための接点が設けられた開口部と、前
    記端子部の挿抜方向と直角な方向に移動可能に設けられ
    前記開口部に前記端子部が挿入されていないときは前記
    開口部を塞ぐシャッターと、前記端子部の挿抜方向およ
    び前記シャッターの移動方向と直角な方向の軸に回転自
    在に取り付けられ前記開口部に前記端子部が挿入されて
    いないときは前記開口部内に出っ張っていて前記端子部
    の挿入時に前記端子部に押されて回転することにより前
    記開口部が開放されるように前記シャッターを移動させ
    前記端子部を抜去すると再び前記開口部内に出っ張るよ
    うに戻るとともに前記シャッターが前記開口部を塞ぐよ
    うにする複数の開閉レバーとを含むことを特徴とするシ
    ャッター付きコネクタ。
  8. 【請求項8】 前記シャッターの前縁に立ち上げ部を設
    けたことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の
    シャッター付きコネクタ。
  9. 【請求項9】 前記接続相手は、プリント基板のエッジ
    であることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載
    のシャッター付きコネクタ。
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