JP2002113227A - 縦型遊技機の開閉連結装置 - Google Patents

縦型遊技機の開閉連結装置

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JP2002113227A
JP2002113227A JP2000312559A JP2000312559A JP2002113227A JP 2002113227 A JP2002113227 A JP 2002113227A JP 2000312559 A JP2000312559 A JP 2000312559A JP 2000312559 A JP2000312559 A JP 2000312559A JP 2002113227 A JP2002113227 A JP 2002113227A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造コストの低減、組立作業の容易化および
合理化、固定体に対する開閉体の円滑な開放の保証等を
図った縦型遊技機の開閉連結装置を提供する。 【解決手段】 開閉連結装置C1は、外枠における左側
端の所要位置に配設される第1支持部材20と、前枠に
おける左側端の所要位置に配設される第2支持部材21
と、これら第1支持部材20および第2支持部材21に
両端部が枢支されるアーム部材22とから構成される。
第2支持部材21は、第2支軸46を中心としたアーム
部材22の回動変位に基づく第3支軸47の円弧移動
と、第1支軸45のガイド溝28に沿う移動とにより、
第1支持部材20に対して横方向へスライド変位しなが
ら回動変位する。これにより前枠の開放時には、第2支
持部材21の姿勢変位に基づき、前枠全体が外枠の前面
中央方向へ移動しながら開放する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、縦型遊技機の開
閉連結装置に関し、更に詳細には、遊技ホールの設置台
に縦向きの設置姿勢で遊技に供される縦型遊技機におい
て、設置台に固定的に設置される固定体の前側に、開閉
体を開閉可能に連結するための開閉連結装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】例えば、パチンコ機やアレンジボール機
等に代表されるこの種の縦型遊技機では、遊技ホールの
設置台に固定的に設置される固定体としての外枠の開口
前面側に、各種の必要な遊技構成部材を搭載した開閉体
としての前枠が、両枠側縁の上,下部に配設された開閉
連結装置を利用して開閉(横開き)可能に組付けられて、
1台単位で構成されている。前記開閉連結装置について
は、従来から最も一般化されている形式として軸および
孔を含む嵌挿連結タイプがあり、例えば前記外枠の一側
端に回動支軸を設けると共に、前記前枠の一側端に軸孔
を設け、前記回動支軸を前記軸孔へ嵌挿させることによ
り、外枠に対して前枠を開閉可能に連結支持するように
なっている。
【0003】しかしながら前述した開閉連結装置では、
常には前枠の開閉中心が固定されているため、前枠を外
枠から開放するに際して、該前枠に搭載した遊技構成部
材が隣接する遊技機や台間サンド等に干渉することがあ
った。このため、前枠の充分な開放角度(例えば90度
以上)を確保できなかったり、または不用意に勢いよく
開放させて前記遊技構成部材を破損させてしまう等の問
題が発生していた。
【0004】そこで前述した問題を解消するため、前記
外枠と前記前枠とを、複数のアーム部材を連繋して構成
したリンク機構で連結支持し、これらアーム部材のリン
ク運動を利用して前枠の回動中心を移動させるようにし
た開閉連結装置も提案されている。このようなリンク機
構からなる開閉連結装置によれば、前枠を外枠から開放
させるに際し、該前枠を外枠の前方側や中央側へ偏倚さ
せることが可能となるから、隣接する遊技機や台間サン
ド等と該前枠との干渉が好適に回避されると共に、充分
な開放角度を確保し得るようになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、リンク
機構からなる従来の開閉連結装置は、複数のアーム部材
から構成されているため、部品点数の増加に伴うコスト
アップを招来する問題を内在していた。しかも、構造が
複雑であるから組立て作業に手間や時間がかかり、これ
もコストアップを招来する原因となっている。更には、
構造が複雑であるから故障が発生し易いと共にスムーズ
に動かなくなることもあり、前枠の確実かつ円滑な開放
変位を保証し得ない欠点も指摘される。
【0006】
【発明の目的】本発明は、前述した課題を好適に解決す
るべく提案されたもので、構成部品点数を最小限として
簡単な構成とすることで、製造コストの低減、組立作業
の容易化および合理化、固定体に対する開閉体の円滑な
開放の保証等を図った縦型遊技機の開閉連結装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した課題を克服し、
所期の目的を好適に達成するため本発明は、設置台に固
定的に設置される固定体の前側に、開閉体を開閉可能に
連結するための縦型遊技機の開閉連結装置であって、前
記開閉連結装置は、前記固定体の一側端の所要位置に配
設され、該固定体の横方向へ延在する所要長のガイド溝
を設けた第1支持部材と、前記開閉体の一側端の所要位
置に配設され、前記第1支持部材のガイド溝に沿って移
動可能に係合する第1支軸を設けた第2支持部材と、前
記第1支持部材の所要位置に第2支軸を介して一方の端
部が枢支されると共に、前記第2支持部材の所要位置に
第3支軸を介して他方の端部が枢支されるアーム部材と
からなり、前記第2支持部材は、前記第2支軸を中心と
した前記アーム部材の回動変位に基づく前記第3支軸の
円弧移動、および前記第1支軸のガイド溝に沿う移動に
より、前記第1支持部材に対して横方向へスライド変位
しながら回動変位し、前記開閉体の開放時には、前述し
た第2支持部材の姿勢変位に基づき、該開閉体全体が前
記固定体の前面中央方向へ移動しつつ開放するよう構成
したことを特徴とする。
【0008】
【作用】開閉体を固定体の前側に連結するための開閉連
結装置は、固定体側に配設される第1支持部材と、開閉
体側に配設される第2支持部材と、第2支軸および第3
支軸によりこれら第1支持部材および第2支持部材に回
動可能に端部連結されるアーム部材とから構成される。
第2支持部材は、第1支持部材に形成されたガイド溝に
係合されて移動可能な第1支軸および前記アーム部材に
より、前記第1支持部材に連繋されている。すなわち第
2支持部材は、前記第2支軸を中心とした前記アーム部
材の回動変位に基づく前記第3支軸の円弧移動と、前記
第1支軸のガイド溝に沿う移動とにより、前記第1支持
部材に対して横方向へスライド変位しながら回動変位す
る。従って開閉体の開放時には、前述した第2支持部材
の姿勢変位に基づき、当該開閉体全体が前記固定体の前
面中央方向へ移動しつつ開放するようになり、側方に配
設された遊技機や台間サンド等に開閉体が干渉しない。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る縦型遊技機の
開閉連結装置につき、好適な実施例を挙げて添付図面を
参照しながら、以下詳細に説明する。なお本発明は、遊
技ホールの設置台に固定的に設置される固定体と、この
固定体の前側に開閉可能に配設される開閉体を有する各
種の縦型遊技機、例えばパチンコ機やアレンジボール
機、およびパチンコ式スロットマシンやメダル式スロッ
トマシン等を対象とする。そこで実施例では、縦型遊技
機Pとして、設置台に固定的に設置されて外郭用固定保
持枠をなす固定体としての外枠Aと、各種構成部材(ガ
ラス扉、上球皿および下球皿、打球発射装置、遊技盤
等)を固定設置するための搭載用開閉枠をなす開閉体と
しての前枠Bとを有し、外枠Aの前側に前枠Bが開閉可
能に配設されるパチンコ機を例示しながら説明する。
【0010】縦型遊技機Pにおける固定体としての外枠
Aは、図1および図2に示すように、上,下および左,右
の4本の枠部材10,13,11,12を枠組み連結して
縦長方形に構成され、全ての枠部材10,11,12,1
3に亘る開口前面域に、前枠Bを整合し得るようになっ
ている。一例として外枠Aは、木材から形成された上枠
部材10および左枠部材11を共通用として、樹脂材か
ら成形された右枠部材12および下枠部材13を2通り
のサイズのものを選択的に連結することにより、一般に
「関東枠、関西枠」と呼称区分されているサイズの異な
る2種類の何れにも対応し得るようになっている。そし
て、外枠Aの左上方の外側隅角部には、後述する第1の
開閉連結装置C1の第1支持部材20を配設するための
第1設置部14が設けられていると共に、該外枠Aの左
下方の内側隅角部には、後述する第2の開閉連結装置C
2の第1支持部材20を配設するための第2設置部15
が設けられている。なお、メダル式スロットマシンにお
ける固定体は、具体的な図示は省略するが、制御基板、
図柄可変表示装置、パチンコ球やメダル等の遊技媒体の
貯留払出装置等を収容設置して、遊技ホールの設置台に
固定的に設置される箱状の筐体とされる。また、パチン
コ式スロットマシンにおける固定体は、前記パチンコ機
における枠状の外枠Aのような形態や、前記メダル式ス
ロットマシンにおける箱状の筐体のような形態等とされ
る。
【0011】一方、縦型遊技機Pにおける開閉体として
の前枠Bは、前記外枠Aの開口前面域に整合するサイズ
に設定されており、その前面側には図示しないガラス
扉、上球皿および下球皿、打球発射装置、遊技盤等の各
種構成部材が設置固定される。但し、この前枠の具体的
構成および前記各種構成部材等は本願発明の要旨ではな
く、また説明の便宜化および理解の容易化を図るため、
該前枠は単純形状の板状部材として図示する一方、各種
構成部材の図示は省略する。そして、前枠Bの左上方の
外側隅角部には、後述する第1の開閉連結装置C1の第
2支持部材21を配設するための第1設置部16が設け
られていると共に、該前枠Bの左下方の外側隅角部に
は、後述する第2の開閉連結装置C2の第2支持部材2
1を配設するための第2設置部17が設けられている。
なお、メダル式スロットマシンにおける開閉体は、具体
的な図示は省略するが、図柄透視表示部、スタートボタ
ン、ストップボタン等を設けて、前記筐体の前側に開閉
可能に設置される扉状の前側化粧体とされる。また、パ
チンコ式スロットマシンにおける開閉体は、前記パチン
コ機における前枠Bのような形態や、前記メダル式スロ
ットマシンにおける扉状の前側化粧体のような形態等と
される。
【0012】本実施例の縦型遊技機Pでは、図1および
図2に示すように、前記外枠Aの開口前面域に対して前
記前枠Bを開閉可能に連結支持するために、両枠A,B
の夫々の左側縁における上部同士を連結支持する第1の
開閉連結装置C1と、両枠A,Bの夫々の左側縁におけ
る下部同士を連結支持する第2の開閉連結装置C2とを
有している。これら第1の開閉連結装置C1および第2
の開閉連結装置C2は、図3および図5に示すように基
本的には同一形態とされており、前記外枠Aの左側端の
所要位置に配設される第1支持部材20と、前記前枠B
の左側端の所要位置に配設される第2支持部材21と、
これら第1支持部材20および第2支持部材21の所要
位置に回動可能に端部接続されるアーム部材22とから
構成されている。
【0013】第1の開閉連結装置C1における前記第1
支持部材20は、例えば板状金属片を屈曲成形した一体
成形部材であって、前記外枠Aにおける左上方の外側隅
角部において左枠部材11の上端側から上枠部材10の
左端側へ凹設された前記第1設置部14に整合する正面
L形を呈し、左枠部材11に密着する垂直板部23と上
枠部材10に密着する水平板部24とが略直角に連設さ
れている。これら垂直板部23および水平板部24の適
宜位置には複数個のネジ用通孔25が穿設されており、
これらネジ用通孔25に挿通したネジ26を前記外枠A
へねじ込むことにより、第1支持部材20が前記第1設
置部14に強固に固定される。また前記水平板部24の
前端には、該水平板部24の前方へ略水平に延出する第
1庇部27が一体的に連設され、この第1庇部27に
は、横方向へ延在する所要長のガイド溝28が形成され
ている。更に前記水平板部24の右端前側には、該水平
板部24の右側方へ略水平に延出する第2庇部29が一
体的に連設され、この第2庇部29には、前記アーム部
材22を回動可能に枢支する第2支軸46を固定するた
めの支持孔30が穿設されている。
【0014】また、第1の開閉連結装置C1における前
記第2支持部材21は、図3に示すように、例えば板状
金属片を屈曲成形した一体成形部材であって、前記前枠
Bにおける上端左部に凹設された前記第1設置部16に
整合する側面L形を呈し、該前枠Bの前面に密着する垂
直板部31と該前枠Bの上端面に密着する水平板部32
とが略直角に連設されている。前記垂直板部31の適宜
位置には複数個のネジ用通孔33が穿設されており、こ
れらネジ用通孔33に挿通したネジ34を前枠Bへねじ
込むことにより、第2支持部材21が前記第1設置部1
6に強固に固定される。そして前記水平板部32の左端
には、該水平板部32の左側方へ略水平に延出する第3
庇部35が一体的に連設され、この第3庇部35の上面
には、垂直上方に立設して前記ガイド溝28に係合可能
な支持ピン(第1支軸)45が、例えばカシメ付け等によ
り固定されている。また前記水平板部32の略中央に
は、前記アーム部材22を回動可能に枢支する第3支軸
47を固定するための支持孔36が穿設されている。な
お、前記水平板部32と垂直板部31との連設部におけ
る中央には、前記アーム部材22の先端部の干渉を回避
するための開口部37が形成されている。
【0015】また、第1の開閉連結装置C1における前
記アーム部材22は、長手方向の途中で屈曲した平面
「ヘ字形」の板状金属片であって、前記第1支持部材2
0の側の長片部40と前記第2支持部材21の側の短片
部41とが、例えば45度の角度で連設されている。前
記長片部40の先端部には、前記第2支軸46が嵌挿す
る第1支持孔42が穿設されており、該第1支持孔42
に嵌挿した第2支軸46を第1支持部材20の前記支持
孔30に固定することにより、当該アーム部材22が該
第1支持部材20に対して回動可能に連結される。また
前記短片部41の先端部には、前記第3支軸47が嵌挿
する第2支持孔43が穿設されており、該第2支持孔4
3に嵌挿した第3支軸47を第2支持部材21の前記支
持孔36に固定することにより、該第2支持部材21が
当該アーム部材22に対して回動可能に連結される。
【0016】このように構成された第1の開閉連結装置
C1では、第1支持部材20に回動可能に支持された前
記アーム部材22と、前記ガイド溝28にスライド可能
に係合した前記支持ピン45とにより、第2支持部材2
1が該第1支持部材20に連繋されている。従って前記
第2支持部材21は、前記第2支軸46を中心とした前
記アーム部材22の回動変位に基づく前記第3支軸47
の円弧移動と、前記支持ピン45のガイド溝28に沿う
直線移動とのリンク運動により、前記第1支持部材20
に対して横方向へスライド変位しながら回動変位するよ
うになる。
【0017】例えば、第2支持部材21を第1支持部材
20の下方へ押し込んだ際(前枠Bを外枠Aに閉成した
際)には、図4(a)に示すように、前記支持ピン45が
前記ガイド溝28に沿って左方向へ移動して左端部に到
来すると共に、前記第3支軸47が前記第1庇部27の
下方へ移動することにより、第2支持部材21は第1支
持部材20の前端部に沿って左右横方向へ姿勢制御され
る。すなわち、第2支持部材21の左端部(第3庇部3
5の左端部)が、第1支持部材20の左端部(前記垂直板
部23)に一致するようになる。
【0018】一方、第2支持部材21を第1支持部材2
0の下方から手前側へ引き出す際(前枠Bを外枠Aから
開放する際)には、図4(b)に示すように、前記支持ピ
ン45が前記ガイド溝28に沿って右方向へ移動して右
端部に到来すると共に、前記アーム部材22の回動変位
に伴って前記第3支軸47が前記第2支軸46を中心と
して前方へ円弧移動することにより、第2支持部材21
は第1支持部材20の略中央位置で前後方向へ延在する
よう姿勢制御される。すなわち、第2支持部材21の左
端部(第3庇部35の左端部)は、該第2支持部材21が
回動変位するに従って第1支持部材20の略中央までス
ライド移動するようになる。
【0019】第2の開閉連結装置C2における前記第1
支持部材20は、図5に示すように、例えば板状金属片
を屈曲成形した一体成形部材であって、前記外枠Aにお
ける左下方の内側隅角部において下枠部材13の左端側
から左枠部材11の下端側へ延在する前記第2設置部1
5に整合する正面L形を呈し、下枠部材13の上端縁に
密着する水平板部24と、左枠部材11の内側に密着す
る第1垂直板部23aと、前記下枠部材13の背面に密
着する第2垂直板部23bとが、夫々直角に連設されて
いる。これら第1垂直板部23aおよび第2垂直板部2
3bの適宜位置には複数個のネジ用通孔25が穿設され
ており、これらネジ用通孔25に挿通したネジ26を前
記外枠Aへねじ込むことにより、前記第2設置部15に
強固に固定される。また前記水平板部24の前端には、
該水平板部24の前方へ略水平に延出する第1庇部27
が一体的に連設され、この第1庇部27には、横方向へ
延在する所要長のガイド溝28が形成されている。更に
前記水平板部24の右端には、該水平板部24の右側方
へ略水平に延出する第2庇部29が一体的に連設され、
この第2庇部29には、前記アーム部材22を回動可能
に枢支する第2支軸46を固定するための支持孔30が
穿設されている。
【0020】また、第2の開閉連結装置C2における前
記第2支持部材21は、例えば板状金属片を屈曲成形し
た一体成形部材であって、前記前枠Bにおける下端左部
に凹設された前記第2設置部17に整合する側面L形を
呈し、該前枠Bの前面に密着する垂直板部31と該前枠
Bの下端面に密着する水平板部32とが略直角に連設さ
れている。前記垂直板部31の適宜位置には複数個のネ
ジ用通孔33が穿設されており、これらネジ用通孔33
に挿通したネジ34を前記前枠Bへねじ込むことによ
り、第2支持部材21が前記第2設置部17に強固に固
定される。そして前記水平板部32の左端には、該水平
板部32の左側方へ略水平に延出する第3庇部35が一
体的に連設され、この第3庇部35の下面には、垂直下
方へ立設して前記ガイド溝28に係合可能な支持ピン
(第1支軸)45が、例えばカシメ付け等により固定され
ている。また前記水平板部32の略中央には、前記アー
ム部材22を回動可能に枢支する第3支軸47を固定す
るための支持孔36が穿設されている。なお、前記水平
板部32と垂直板部31との連設部における中央には、
前記アーム部材22の先端部の干渉を回避するための開
口部37が形成されている。
【0021】また、第2の開閉連結装置C2における前
記アーム部材22は、長手方向の途中で屈曲した平面
「ヘ字形」の板状金属片であって、前記第1支持部材2
0の側の長片部40と前記第2支持部材21の側の短片
部41とが、例えば45度の角度で連設されている。前
記長片部40の先端部には、前記第2支軸46が嵌挿す
る第1支持孔42が穿設されており、該第1支持孔42
に嵌挿した第2支軸46を第1支持部材20の前記支持
孔30に固定することにより、当該アーム部材22が該
第1支持部材20に対して回動可能に連結される。また
前記短片部41の先端部には、前記第3支軸47が嵌挿
する第2支持孔43が穿設されており、該第2支持孔4
3に嵌挿した第3支軸47を第2支持部材21の前記支
持孔36に固定することにより、該第2支持部材21が
当該アーム部材22に対して回動可能に連結される。
【0022】このように構成された第2の開閉連結装置
C2では、第1支持部材20に回動可能に支持された前
記アーム部材22と、前記ガイド溝28にスライド可能
に係合した前記支持ピン45とにより、第2支持部材2
1が該第1支持部材20に連繋されている。従って前記
第2支持部材21は、前記第2支軸46を中心とした前
記アーム部材22の回動変位に基づく前記第3支軸47
の円弧移動と、前記支持ピン45のガイド溝28に沿う
直線移動とのリンク運動により、前記第1支持部材20
に対して横方向へスライド変位しながら回動変位するよ
うになる。
【0023】例えば、第2支持部材21を第1支持部材
20の下方へ押し込んだ際(前枠Bを外枠Aに閉成した
際)には、図6(a)に示すように、前記支持ピン45が
前記ガイド溝28に沿って左方向へ移動して左端部に到
来すると共に、前記第3支軸47が前記第1庇部27の
上方へ移動することにより、第2支持部材21は第1支
持部材20の前端部に沿って左右横方向へ姿勢制御され
る。すなわち、第2支持部材21の左端部(第3庇部3
5の左端部)が、第1支持部材20の左端部(前記第1庇
部27)に一致するようになる。
【0024】一方、第2支持部材21を第1支持部材2
0の下方から手前側へ引き出す際(前枠Bを外枠Aから
開放する際)には、図6(b)に示すように、前記支持ピ
ン45が前記ガイド溝28に沿って右方向へ移動して右
端部に到来すると共に、前記アーム部材22の回動変位
に伴って前記第3支軸47が前記第2支軸46を中心と
して前方へ円弧移動することにより、第2支持部材21
は第1支持部材20の略中央位置で前後方向へ延在する
よう姿勢制御される。すなわち、第2支持部材21の左
端部(第3庇部35の左端部)は、該第2支持部材21が
回動変位するに従って第1支持部材20の略中央までス
ライド移動するようになる。
【0025】なお、前記第1の開閉連結装置C1および
第2の開閉連結装置C2では、前記アーム部材22の長
さおよび前記ガイド溝28の長さにより、第1支持部材
20に対する第2支持部材21の回動角度および移動量
が決定されると共に規制される。例えば、前記ガイド溝
28の全長を更に長く設定しかつアーム部材22の全長
を変更しなければ、第2支持部材21の左端部のスライ
ド移動量が更に大きくなるから、第2支持部材21の回
動角度を大きく設定し得る。一方、前記ガイド溝28の
全長を変更せずに、アーム部材22の全長を短く設定す
れば、第2支持部材21の回動角度が小さく設定され
る。
【0026】
【実施例の作用】次に、前述のように構成された本実施
例に係る縦型遊技機の開閉連結装置の作用につき説明す
る。前記第1の開閉連結装置C1および第2の開閉連結
装置C2では、前記第2支軸46を第1支持部材20に
固定するだけで、該第1支持部材20にアーム部材22
を回動可能に連結し得る一方、前記支持ピン45を前記
ガイド溝28に係合させた状態において、前記第3支軸
47を第2支持部材21に固定するだけで、該アーム部
材22に第2支持部材21を回動可能に連結することが
でき、第1支持部材20と第2支持部材21およびアー
ム部材22を容易に組立てることができる。なお第2支
軸46は、第1支持部材20の前記支持孔30に対して
カシメ付けされ、また第3支軸47は、第2支持部材2
1の前記支持孔36に対してカシメ付けされる。
【0027】そして、各開閉連結装置C1,C2におけ
る前記第1支持部材20を、外枠Aの第1設置部14お
よび第2設置部15へネジ26で夫々固定することで、
これら第1の開閉連結装置C1および第2の開閉連結装
置C2が該外枠Aへ固定される。また、各開閉連結装置
C1,C2における前記第2支持部材21を、前枠Bの
第1設置部16および第2設置部17へネジ34で夫々
固定することにより、これら第1の開閉連結装置C1お
よび第2の開閉連結装置C2が該前枠Bに固定され、こ
れにより該前枠Bが外枠Aの前側に連結支持される。そ
して実施例の縦型遊技機Pは、外枠Aおよび前枠Bの夫
々の左側縁における上部同士を連結支持する第1の開閉
連結装置C1と、両枠A,Bの夫々の左側縁における下
部同士を連結支持する第2の開閉連結装置C2とによ
り、前枠Bが外枠Aに開閉可能に連結支持される。
【0028】このように実施例の夫々の開閉連結装置C
1,C2は、第1支持部材20と第2支持部材21およ
びアーム部材22の3部材のみで構成され、かつ第1支
持部材20と第2支持部材21が単一のアーム部材22
で連結されたシンプルな構造であるから、組立てが簡単
かつ容易で短時間で行なうことができ、組立作業の容易
化および合理化を図り得る。また、部品点数が少ないか
ら部品コストが低減される一方、組立作業の合理化によ
り作業コストも低減されるから、遊技機の製造コスト低
減が期待できる。
【0029】前述のような各開閉連結装置C1,C2に
より外枠Aに連結支持された前記前枠Bは、該外枠Aの
開口前面域に対して閉成した際に、図7(a)および図9
(a)に示すように、第1の開閉連結装置C1および第2
の開閉連結装置C2における各支持ピン45が、前記ガ
イド溝28に沿って左方向へ移動して該溝28の左端部
に到来すると共に、各第3支軸47が前記第1庇部27
の下方または上方へ移動することにより、各第2支持部
材21が第1支持部材20の前端部に沿って左右横方向
へ姿勢制御されるから、外枠Aの各枠部材10,11,1
2,13の前端面に対して密着的に整合するようにな
る。この時、前枠Bの左側端部は、外枠Aの左側端部と
整合一致する。
【0030】そして前枠Bの全閉状態にあって、第1の
開閉連結装置C1における第1支持部材20の第1庇部
27は、図7(a)に示すように、該前枠Bの上端縁に近
接してその前端縁が前枠Bから前方へ突出せず、また第
2の開閉連結装置C2における第1支持部材20の第1
庇部27は、該前枠Bの下端縁に近接してその前端縁が
前枠Bから前方へ突出しないように設定されている。こ
れにより実施例の縦型遊技機Pでは、第1の開閉連結装
置C1および第2の開閉連結装置C2が外枠Aおよび前
枠Bから全く突出しないから、倒伏状態での段積みがし
易くなると共に、搬送作業やホールの設置枠台への設置
作業を行なう作業員が負傷する原因となることもない。
【0031】一方、外枠Aに閉成されていた前枠Bの開
放変位の初期段階では、図7(b)および図9(b)に示す
ように、第1の開閉連結装置C1および第2の開閉連結
装置C2における各支持ピン45が前記ガイド溝28に
沿って右方向へ適宜移動すると共に、各第3支軸47が
前記第1庇部27の下方または上方から前方へ円弧状に
移動することにより、各第2支持部材21が図示右方向
へ移動しながら回動するようになるから、これに伴って
前枠Bも右方向へ移動しながら開放する。従って、外枠
Aの左枠部材11の前側に位置していた前枠Bの左側部
分が、該外枠Aの右方向(外枠Aの前面中央方向)への移
動するから、該左枠部材11と前枠Bとの干渉が好適に
回避され、前枠Bの開放変位に支障を来すことがない。
【0032】そして、前枠Bの開放変位の最終段階で
は、図8および図10に示すように、第1の開閉連結装
置C1および第2の開閉連結装置C2における各支持ピ
ン45が、前記ガイド溝28に沿って更に右方向へ移動
して該溝28の右端部に到来すると共に、各第3支軸4
7が更に前方へ円弧状に移動することにより、各第2支
持部材21が更に図示右方向へ移動しながら回動するか
ら、これに伴って前枠Bも右方向へ移動しながら開放す
る。この時、前枠Bの左側部分は、外枠Aの上枠部材1
0の前端面および下枠部材13の上端面に沿って移動す
る。そして、各支持ピン45がガイド溝28の右端部ま
で到来すると、前枠Bが90度以上の最大開放状態とな
り、これ以上の開放変位が規制されるに至る。
【0033】なお各開閉連結装置C1,C2は、第1支
持部材20と第2支持部材21とが単一のアーム部材2
2で連結されたシンプルな構造であるから、第2支持部
材21の移動および回動による姿勢変位が極めてスムー
ズになされ、従って外枠Aに対する前枠Bの開閉も円滑
になされる。
【0034】また実施例では、各開閉連結装置C1,C
2における各ガイド溝28の長さおよび各アーム部材2
2の長さの設定により、外枠Aに対する前枠Bの最大開
放角度Rが、90度以上の概ね100度程度に設定され
ている。これにより、前記外枠Aが遊技ホールの設置枠
台に対して適宜の後傾状態で設置されることを前提とす
れば、90度以上に開放している前枠Bは更に開放方向
へ変位しようとするから、外枠A側の開口前面側へ回動
して勝手に閉成してしまう不都合が回避される。
【0035】そして前枠Bの全開状態においては、図8
および図10から明らかなように、該前枠Bの左側部分
が外枠Aの前面中央方向へ移動して前記第1支持部材2
0の略中間部分に到来するから、外枠Aの左側端部と前
枠Bとの間に間隔Hが形成される。これにより、前枠B
の前面に各種の構成部材(図示せず)が突出状態に設置固
定されていたとしても、これら構成部材が図示しない左
側の遊技機や台間サンド等に干渉することがなくなり、
前記100度程度の最大開放角度Rが確保されると共に
前記構成部材の破損等が回避される。
【0036】また実施例の各開閉連結装置C1,C2で
は、第1支持部材20と第2支持部材21とを連結する
前記アーム部材22を平面「へ字形」に成形してあるこ
とにより、図8および図10から明らかな如く、前枠B
を全開状態に開放した際には、夫々のアーム部材22に
おける長片部40が第1支持部材20(外枠A)と重合
し、また短片部41が第2支持部材21(前枠B)と重合
するようになり、外枠Aと前枠Bとのコーナー部分へ殆
ど露出しない。従って、前枠Bを開放させてメンテナン
ス作業や部品交換作業等を行なうに際し、各アーム部材
22が邪魔になることがない。
【0037】一方、前枠Bの全開状態においては、図1
0から明らかなように、第2開閉連結部材C2における
アーム部材22の前記短片部41が前枠Bの下側へ入り
込むようになるから、この短片部41の上面における略
全域で前枠Bの重量を受け止めるようになり、該前枠B
の好適な支持が可能になると共に、アーム部材22に部
分的な集中荷重が加わる不都合が回避される。更には、
アーム部材22を平面「へ字形」に成形したことによ
り、全開状態の前枠Bを閉成するに際して、該アーム部
材22が突張って閉成を規制してしまうこともない。
【0038】なお前記実施例では、ガイド溝28に係合
する支持ピン45を第3庇部35に対して固定的に立設
したものを例示したが、この支持ピン45を回動可能な
ものとすれば、ガイド溝28に沿って移動する際に転動
するようになるから、摩擦抵抗が減少して前枠Bの開閉
が一段と円滑になる。
【0039】そして実施例では、各開閉連結装置C1,
C2における第1支持部材20に形成したガイド溝28
に関し、該第1支持部材20の前側において左右横方向
へ直線状に延在するものを例示した。しかしこのガイド
溝28は、前枠Bの円滑かつ確実な開閉がなされること
を前提とすれば、円弧状や楕円弧状またはスプライン状
のものでもよく、またその延在方向も様々に設定し得
る。
【0040】また前記実施例では、外枠Aおよび前枠B
の左側縁部における上部および下部に夫々開閉連結装置
C1,C2を配設するようにしたが、外枠Aに対する前
枠Bの連結強度および円滑な開放変位が保証される場合
は、1つの開閉連結装置だけで前枠Bを外枠Aに連結す
るようにしてもよい。更には、外枠Aに対する前枠Bの
連結強度を更に向上させる必要がある場合は、3つ以上
の開閉連結装置を配設するようにしてもよい。
【0041】更に、2つ以上の開閉連結装置を配設する
場合は、少なくとも1つの開閉連結装置に前記ガイド溝
28および支持ピン45を設けておけば、前枠Bを開放
する際の前述のような姿勢制御を好適に行ない得る。
【0042】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る縦型遊
技機の開閉連結装置は、固定体側に配設される第1支持
部材と、開閉体側に配設される第2支持部材と、第2支
軸および第3支軸によりこれら第1支持部材および第2
支持部材に回動可能に端部連結されるアーム部材との3
部材のみで構成され、かつ第1支持部材と第2支持部材
が単一のアーム部材で連結されたシンプルな構造である
から、組立てが簡単でかつ短時間で行なうことができ、
組立作業の容易化および合理化を図り得る利点がある。
また、部品点数が少ないから部品コストが低減される一
方、組立作業の合理化により作業コストも低減されるか
ら、縦型遊技機の製造コスト低減を図り得る有益な効果
を奏する。そして、前記開閉連結装置を利用して開閉体
および固定体の一側縁同士を連結支持したもとで該開閉
体を該固定体から開放させる際には、ガイド溝に沿う第
1支軸の移動と、アーム部材の回動による第3支軸の円
弧移動とにより、第2支持部材がスライド変位しながら
回動変位して開閉体の一側縁が固定体の前面中央方向へ
移動するようになるから、該開閉体の前面に設置固定さ
れた各種構成部材が、当該遊技機の一側縁の側に設置さ
れた遊技機や台間サンド等に干渉することがなくなる。
従って、開閉体の開放角度が充分に確保されると共に、
前記構成部材の破損等が回避される等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適実施例に係る開閉連結装置を実施
した縦型遊技機を、固定体としての外枠に対して開閉体
としての前枠を閉成した状態で示す概略斜視図である。
【図2】実施例の開閉連結装置を実施した縦型遊技機
を、外枠から前枠を開放した状態で示す概略斜視図であ
る。
【図3】外枠および前枠における左側縁の上部同士を連
結支持する第1の開閉連結装置の分解斜視図である。
【図4】(a)は、外枠に前枠を閉成した際の第1の開閉
連結装置の態様を示す斜視図であり、(b)は、外枠から
前枠を開放した際の第1の開閉連結装置の態様を示す斜
視図である。
【図5】外枠および前枠における左側縁の下部同士を連
結支持する第2の開閉連結装置の分解斜視図である。
【図6】(a)は、外枠に前枠を閉成した際の第2の開閉
連結装置の態様を示す斜視図であり、(b)は、外枠から
前枠を開放した際の第2の開閉連結装置の態様を示す斜
視図である。
【図7】(a)は、外枠に前枠を完全に閉成した状態で示
す両枠の左側縁上部の平面図であり、(b)は、前枠の開
放初期段階で示す両枠の左側縁上部の平面図である。
【図8】外枠から前枠を完全に開放した状態で示す両枠
の左側縁上部の平面図である。
【図9】(a)は、外枠に前枠を完全に閉成した状態で示
す両枠の左側縁下部の平断面図であり、(b)は、前枠の
開放初期段階で示す両枠の左側縁下部の平断面図であ
る。
【図10】外枠から前枠を完全に開放した状態で示す両
枠の左側縁下部の平断面図である。
【符号の説明】
20 第1支持部材 21 第2支持部材 22 アーム部材 28 ガイド溝 45 支持ピン(第1支軸) 46 第2支軸 47 第3支軸 A 外枠(固定体) B 前枠(開閉体) C1 第1の開閉連結装置 C2 第2の開閉連結装置 R 最大開放角度

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設置台に固定的に設置される固定体(A)
    の前側に、開閉体(B)を開閉可能に連結するための縦型
    遊技機の開閉連結装置(C1,C2)であって、 前記開閉連結装置(C1,C2)は、 前記固定体(A)の一側端の所要位置に配設され、該固定
    体(A)の横方向へ延在する所要長のガイド溝(28)を設け
    た第1支持部材(20)と、 前記開閉体(B)の一側端の所要位置に配設され、前記第
    1支持部材(20)のガイド溝(28)に沿って移動可能に係合
    する第1支軸(45)を設けた第2支持部材(21)と、 前記第1支持部材(20)の所要位置に第2支軸(46)を介し
    て一方の端部が枢支されると共に、前記第2支持部材(2
    1)の所要位置に第3支軸(47)を介して他方の端部が枢支
    されるアーム部材(22)とからなり、 前記第2支持部材(21)は、前記第2支軸(46)を中心とし
    た前記アーム部材(22)の回動変位に基づく前記第3支軸
    (47)の円弧移動、および前記第1支軸(45)のガイド溝(2
    8)に沿う移動により、前記第1支持部材(20)に対して横
    方向へスライド変位しながら回動変位し、 前記開閉体(B)の開放時には、前述した第2支持部材(2
    1)の姿勢変位に基づき、該開閉体(B)全体が前記固定体
    (A)の前面中央方向へ移動しつつ開放するよう構成した
    ことを特徴とする縦型遊技機の開閉連結装置。
  2. 【請求項2】 前記第2支持部材(21)は、前記ガイド溝
    (28)に係合した前記第1支軸(45)および単一の前記アー
    ム部材(22)により、前記第1支持部材(20)に連繋されて
    いる請求項1記載の縦型遊技機の開閉連結装置。
  3. 【請求項3】 前記固定体(A)に対する前記開閉体(B)の
    最大開放角度(R)は、前記アーム部材(22)の長さおよび
    前記ガイド溝(28)の長さにより決定されると共に規制さ
    れ、少なくとも前記固定体(A)に対して90度以上に設
    定されている請求項1または2記載の縦型遊技機の開閉
    連結装置。
  4. 【請求項4】 前記固定体(A)および開閉体(B)の一側縁
    における上部同士が第1の開閉連結装置(C1)で連結さ
    れ、また固定体(A)および開閉体(B)の一側縁における下
    部同士が第2の開閉連結装置(C2)で連結されている請求
    項1〜3の何れかに記載の縦型遊技機の開閉連結装置。
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