JPH0766932A - 原稿読取装置 - Google Patents

原稿読取装置

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JPH0766932A
JPH0766932A JP5209546A JP20954693A JPH0766932A JP H0766932 A JPH0766932 A JP H0766932A JP 5209546 A JP5209546 A JP 5209546A JP 20954693 A JP20954693 A JP 20954693A JP H0766932 A JPH0766932 A JP H0766932A
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Fumihiko Nakamura
中村  文彦
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 白ローラとプラテンガラスが接触する原稿読
取装置において白ローラの駆動系の負荷を軽減する。白
ローラのコストダウン及び読取モータの小型化に貢献す
る。 【構成】 白ローラ20がコンタクトセンサの有するガ
ラス面33と直擦りする時、白ローラの周速度を遅くす
る。白ローラの周速度を低くする事で、コンタクトセン
サの有するガラス面に対して発生する摩擦力が低くな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は原稿読取装置、詳細に
は、例えば、ファクシミリ装置に用いられる原稿読取装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、情報処理システムの発達に伴い、
種々の情報処理機器が開発されている。これら機器のう
ち、ファクシミリ装置やプリンター等の記録装置は、オ
フィスのみならず、一般家庭においても広く使用される
ようになっている。
【0003】これらファクシミリ装置にあっては小型化
を容易にする為に、原稿を読み取る機構に於いて、コン
タクトセンサ等の光電変換素子と白ローラを設けてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記ファクシミリの原
稿を読み取る機構に於いては、後述する分離ローラ、給
紙ローラ及び排紙ローラと、白ローラとを同一駆動源で
行う為、原稿がない状態でもコンタクトセンサ等の有す
るガラス面と白ローラとが直接に接触し、前記白ローラ
を回転駆動させる駆動源となるステッピングモータ等に
多大なトルクを必要としていた。そして、ステッピング
モータ等のトルクアップを図る為、前記モータの大型
化、またコストが上がってしまい、装置本体の大型化、
コストアップにつながってしまうという欠点があった。
【0005】本発明の目的は従来の前記課題を解決し、
ユーザーにとって使い易く、品質をより向上させた記録
装置を提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明に係る代表的な手段は、例えば、コンタクトセ
ンサと白ローラとの間に原稿がある時の前記白ローラの
周速度をV1とし、原稿がない時の前記白ローラの周速
度をV2とすると、前記周速度V1、V2の関係が、V
1≧V2であるよう構成したことを特徴としてなる。
【0007】
【作用】前記手段によって、原稿がない状態でコンタク
トセンサ等の有するガラス面と白ローラとが直接に接触
しても、前記白ローラを回転駆動させる読取駆動系にか
かる負荷を下げることが出来る。
【0008】
【実施例】次にファクシミリ装置の一実施例について説
明する。
【0009】[第一実施例]この実施例に係るファクシ
ミリ装置に構成される記録系としては、一般にインクジ
ェット記録装置と称されるものである。図1は、そのフ
ァクシミリ装置の全体構造説明図、図2は装置のカバー
の開閉構造説明図、図3は電装系配置と外観斜視説明
図、図4は、記録制御のブロック説明図、図5は読取駆
動系説明図、図6は読取駆動系タイミングチャート(原
稿1枚のとき)、図7は読取駆動系タイミングチャート
(原稿2枚のとき)である。
【0010】(復合ファクシミリ全体説明)先ず、図1
及び図2によりファクシミリ装置の全体構成を説明す
る。
【0011】このファクシミリ装置は図1に示すよう
に、記録シートを供給する給紙系Aと、記録装置として
の記録系Bと、原稿に記載された画像を読み取るための
読取系Cと、操作部Dによって構成されている。
【0012】給紙系Aは給紙カセット1に載置された記
録シート2を、給紙ローラ3とこれとを圧接する給紙片
4とから成る給紙部で1枚ずつ分離給送し、その記録シ
ート2をフィードローラ対5a,5bによって搬送し後
述する記録系Bに供給する。
【0013】さらに、記録系Bの手前近傍には、記録シ
ート2の先端位置を検出するフォトセンサ・マイクロス
イッチ等の先端センサ6が設けられている。
【0014】給紙カセット1は本体7に対して着脱可能
に設けられており、また、給紙ローラ3、給紙片4、フ
ィードローラ5a・5b、先端センサ6は本体7に設け
られている。
【0015】記録系Bは他機から伝送された画信号、或
いは後述する読取系Cから伝送された画信号に応じて、
給紙系Aより供給された記録シート2に画像を記録する
ものである。
【0016】詳細には、記録系Bのプラテンローラ8に
より記録シート2を搬送し、前記画信号或いはデータに
応じて、インクジェットカートリッジ9より吐出された
インク滴が記録シート2に付着することにより画像を形
成するものである。
【0017】そして、所定の画像を形成した記録シート
2を更に、矢印a方向に搬送し、排出ローラ対10a・
10bによって搬送して装置外へ排出し、記録紙トレー
11により積載される。
【0018】前記プラテンローラ8、排出ローラ対10
a・10bは夫々装置本体7に設けられている。
【0019】またインクジェットカートリッジ9は、記
録カバー12を図2に示す矢印c方向に開放すること
で、矢印d方向に装置本体7より脱着可能に構成されて
いる。
【0020】一方、読取系Cは原稿13に光を照射して
その反射光を電気信号に変換し、この信号を操作モード
に応じて他機に伝送し、又は自己の記録系Bに伝送する
ものである。
【0021】詳細には、原稿載置台14と原稿トレー1
5に原稿13を複数枚載置し、この原稿13を分離ロー
ラ16a及びこれに圧接する圧接片16bによって一枚
ずつ分離給送し、その原稿13を搬送ローラ対17a,
17b及び排出ローラ対18a,18bによって搬送し
て装置外に排出するように構成している。
【0022】そして前記原稿13が搬送される間に、コ
ンタクトセンサ等の光電変換素子19と白ローラ20で
構成される読取部にて画情報を読み取り、その画信号を
コピーモードの場合には自己の記録系に伝送し、送信モ
ードの場合は他機の記録系に伝送するように構成してい
る。コンタクトセンサーは詳細には、読取プラテンガラ
スと、このガラス上の原稿に光を照射する手段と、この
反射光を受けて信号に変える光電変換素子を有してい
る。詳細には、特開昭63−98276、特開平1−1
2662を参照。
【0023】さらに、図5に示すように、分離ローラ1
6aの原稿搬送方向上流側近傍には、原稿13の有無を
検出し、原稿13の読取可能な状態か否かを判断するた
めの原稿有無センサ30と搬送ローラ対17a,17b
とコンタクトセンサ等の光電変換素子19(プラテンガ
ラス33)との間には、原稿13の先端、後端を検出
し、光電変換素子19の読取開始、終了のタイミングを
図るための原稿先後端センサ31をフォトセンサ、マイ
クロスイッチ等で構成している。前記原稿載置台14、
原稿トレー15、分離ローラ16a、搬送ローラ17
a、排出ローラ18a、光電変換素子19(プラテンガ
ラス33)、白ローラ20、原稿有無センサ30、原稿
先後端センサ31は夫々装置本体7に設けられている。
操作部Dは、前記モード切り換え操作、コピー操作、送
信操作等の操作を行うためのものであり、各種操作に応
じたキーが設けられている。この操作部Dは、読取系C
に於ける原稿搬送機構の上部に設けられており、装置本
体7に対して図2に示す矢印e方向に回動可能に構成さ
れている。尚、操作部Dの一方端側には送信・受信を行
う図示しない電話機のハンドセットが装備されている。
【0024】次に図3の電装系配置と外観の斜視図を説
明する。
【0025】本装置のシステム基板21aを装置底に設
け、装置右側に電源ユニット21bを設けている。後
は、操作部Dをコントロールする基板21c、中継基板
21d、電話機及び電話回線をコントロールする基板2
1eで構成している。
【0026】次に本装置の各部について具体的に説明す
る。
【0027】(給紙部)給紙ローラ3はシリコンゴムな
どの摩擦係数の高い材質から成るローラで、図1矢印方
向に回転することで給紙カセット1最上部の記録シート
2を繰り出す。
【0028】給紙片4は、コルクを含有したウレタンゴ
ムなどのシート部4aを図示しないアーム部で回動可能
に支持しており、図示しないバネなどにより給紙ローラ
3方向へ押圧されている。
【0029】従って、図示しない駆動源により給紙ロー
ラ3が回転すると、給紙ローラ3が記録シート2に接す
ることで最上部の記録シート2を1枚繰り出す。この
時、複数の記録シート2が繰り出された場合、下部の記
録シート2はシート部4aとの接触摩擦で搬送を阻止さ
れるため、最上部の記録シートのみ1枚がフィードロー
ラ対5a・5bへと送られ、以後記録シート2はフィー
ドローラ対5a・5bにより搬送される。
【0030】(記録シート)記録シート2としては、普
通紙やプラスチックシート等及びその他の材質であっ
て、インクを転写し得るものを用いることが可能であ
る。本実施例では、B4サイズ又はA4サイズにカット
された普通紙を記録シート2として用いる。そして記録
シート2を載置した給紙カセット1は装置本体7の所定
位置(図1の位置)に収納している。
【0031】(制御系の説明)次に、本装置の制御系に
ついて、図4に示すブロック図を参照して説明する。
【0032】図4に於いて、21は前記複合ファクシミ
リの制御部を示しており、装置全体に電力を供給する電
源ユニット21b、モデム基板ユニット、電話機を接続
するNCU基板ユニット21e、操作部21cから入力
した内容等を表示する表示部等が配置されている。
【0033】前記制御部21は、本装置全体の制御を行
うCPU21a1と、各種プログラムや各種データ等を
格納したROM21a2と、上記CPU21a1のワー
クエリアとして使用されると共に、記録枚数等の各種デ
ータの一時保存を行うRAM21a3、またファクシミ
リとプリンターとの切り分けを行う入出力切換インター
フェース21a7等を有する。
【0034】また、21a4は画像データの各ラインの
イメージを格納するラインメモリであって、原稿の送信
若しくはコピーの場合は原稿読取系Cからの1ライン分
のイメージデータが格納され、画像データの受信の場合
には復号された1ライン分のデータが格納される。そし
て上記ラインメモリ21a4に格納された画像データ
は、CPU21a1を通り記録系制御コードを追加して
入出力切換インターフェース21a7から記録系Bの有
するCPUB1に出力され、CPUB1が前記記録系制
御コードを解読することによって、画像記録が行われ
る。
【0035】また、21a5は送信する画像情報をMH
符号化等のより符号化したり、受信した符号化画像デー
タを復号化してイメージデータに変換する符号化/復号
化部である。21a6は送受信された符号化画像データ
を格納するバッファメモリである。
【0036】(駆動系)次に駆動系について具体的に説
明する。
【0037】駆動源は、読取系Cを駆動する読取モータ
32と、図示しない給紙モータ、記録モータ、及びイン
クジェットカートリッジ9を主走査方向に移動させるキ
ャリッジモータと、装置全体で4個のモータを使用して
いる。尚、前記各モータとしては、ステッピングモータ
を使用しているが、これに限定されるものではなくDC
モータやサーボモータ等で構成しても良い。
【0038】図5に読取駆動系構成の詳細を示す。
【0039】先ず、駆動源である読取モータ32が図5
に示す矢印方向に回転駆動することで、駆動連結ギアを
介して分離ローラ16aと搬送ローラ17aと白ローラ
20と排出ローラ18aとが回転をするよう構成してい
る。
【0040】(読取動作)次に本発明を最も良く示す読
取系Cの原稿13を読み取る動作を図6、7に示すタイ
ミングチャートを用いて説明する。以後の説明に於い
て、読取モータ32の回転方向は、図5に示す矢印方向
への回転を正転とする。
【0041】図6は原稿13が1枚の場合で、図7は原
稿13が複数枚の場合である。
【0042】また、読取モータ32の回転速度V1、V
2の関係は、V1≧V2としている。
【0043】最初に図6の原稿13が1枚の場合での動
作説明をする。
【0044】(動作1)先ず、原稿載置台14と原稿ト
レー15上に原稿13が積載され、原稿13が自重で分
離ローラ16aと圧接片16bとの間に入り込むことで
原稿有無センサ30が「紙あり」の状態となる。そして
読取モータ32が回転速度V2の速さで正転し、分離ロ
ーラ16a、搬送ローラ17a、排出ローラ18a、白
ローラ20がそれぞれ図4に示す矢印方向に回転する。
【0045】(動作2)次に、原稿13は搬送ローラ1
7aにより図1に示す矢印b方向へと搬送する。そして
原稿13の先端を原稿先後端センサ31が検出し、「紙
あり」の状態となる。この時点から読取モータ32の駆
動ステップを前述した制御部21でカウントし、所定ス
テップs1(ここでは、原稿13の先端が、原稿先後端
センサ31を通過後、読取手段である光電変換素子19
と白ローラ20との間へ至るに必要なステップ数であ
る。)回転することで、上述したように原稿13の先端
が光電変換素子19と白ローラ20との間へ到達する。
【0046】動作1、2に於いては、原稿13は光電変
換素子19と白ローラ20との間には「無い」状態であ
る。
【0047】(動作3)上述読取モータ32が所定ステ
ップs1分、回転速度V2の速さで正転した後、読取モ
ータ32は回転速度V1の速さで正転を行い、白ローラ
20で原稿を送りながら、光電変換素子19が原稿13
の読取動作を行う。
【0048】(動作4)そして原稿有無センサ30が
「紙なし」の状態となり、その後に原稿13の後端を原
稿先後端センサ31が検出し、「紙なし」の状態とな
る。この時点から読取モータ32の駆動ステップを前述
した制御部21でカウントし、所定ステップs2(ここ
では、原稿13の後端が、原稿先後端センサ31を通過
後、読取手段である光電変換素子19と白ローラ20と
の間へ至るに必要なステップ数である。)回転すること
で、上述したように原稿13の後端が光電変換素子19
と白ローラ20との間へ到達する。
【0049】動作3、4に於いては、原稿13は光電変
換素子19と白ローラ20との間には「有る」状態であ
る。
【0050】(動作5)上述読取モータ32が所定ステ
ップs2分、回転速度V1の速さで正転した後、読取モ
ータ32は回転速度V2の速さで正転を行い、排出ロー
ラ18aが回転駆動することで、原稿13を装置本体内
より排出する。
【0051】次に図7の原稿13が複数枚の場合での動
作説明をする。
【0052】(動作6)動作1と同じ動作である。
【0053】(動作7)動作2と同じ動作である。
【0054】動作6、7に於いては、原稿13は光電変
換素子19と白ローラ20との間には「無い」状態であ
る。
【0055】(動作8)動作3と同じ動作である。
【0056】(動作9)そして原稿有無センサ30が
「紙あり」の状態のまま、その後に原稿13の後端を原
稿先後端センサ31が検出し、「紙なし」の状態とな
る。この時点から読取モータ32の駆動ステップを後述
する制御部21でカウントし、所定ステップs2(ここ
では、原稿13の後端が、原稿先後端センサ31を通過
後、読取手段である光電変換素子19と白ローラ20と
の間へ至るに必要なステップ数である。)回転すること
で、上述したように原稿13の後端が光電変換素子19
と白ローラ20との間へ到達する。
【0057】動作8、9に於いては、原稿13は光電変
換素子19と白ローラ20との間には「有る」状態であ
る。
【0058】(動作10)上述読取モータ32が所定ス
テップs2分、回転速度V1の速さで正転した後、読取
モータ32は回転速度V2の速さで正転を行い、次の原
稿13の先端を原稿先後端センサ31が検出するのを待
ちながら、排出ローラ18aが回転駆動することで、最
初の原稿13を装置本体内より排出する。
【0059】(動作11)次の原稿13は、最初の原稿
13の後端が分離ローラ16aと圧接片16bとの間か
ら引き抜かれた後、所定時間後、分離ローラ16aと圧
接片16bによりさばかれて、そして搬送ローラ17a
により図1に示す矢印b方向へと搬送する。以後、動作
2と同じ動作である。
【0060】(動作12)次の原稿13は、前述動作
8、9、10、11を行い、原稿有無センサ30が「紙
なし」の状態(原稿載置台14と原稿トレー15上に原
稿13が積載されていない場合)となるまで繰り返す。
【0061】(動作13)動作4と同じ動作である。
【0062】(動作14)動作5と同じ動作である。
【0063】本発明(V1>V2とすることによってモ
ータの負荷を小さくする)の裏付けとなるデータを図8
に摩擦力測定機説明図、図9に摩擦力測定結果を表すグ
ラフ、図10にモータの出力特性を表すグラフを用いて
説明する。
【0064】先ず、図8の摩擦力測定機を説明する。
【0065】白ローラ20を固定し、ガラス33の面と
接触させ、更に前記白ローラ20の上方より図8に示す
矢印f方向に一定の荷重をかける。そして、図8に示す
矢印g方向に前記白ローラ20を回転させずに引っ張
る。
【0066】図9に前述摩擦力測定機にて得られたデー
タを示す。
【0067】図8に示す矢印g方向に前記白ローラ20
を回転させずに引っ張る時の速度Vを横軸に、引っ張り
力(摩擦力)Fを縦軸に記してある。
【0068】速度Vが上がると摩擦力Fも増える。
【0069】次に、図10のモータの出力特性について
説明する。
【0070】モータの回転数を横軸に、回転数に応ずる
出力トルクを縦軸に記してある。
【0071】モータの回転数が上がるとともに出力トル
クが落ちていくのがわかる。
【0072】(その他の実施例)次に前述したファクシ
ミリ装置における各部の他の実施例について説明する。
【0073】前述した実施例では、インクジェット記録
方式を記録手段として構成したが、トナーを使用する電
子写真記録方式(レーザービームプリンター)、若しく
はインクシートとサーマルヘッドを使用する熱転写記録
方式等で構成してもよいことは当然である。
【0074】また前述した実施例ではCSを読取手段と
して構成したが、CCDを使用した光学系で構成する読
取手段でも本発明と同等の効果が得られることは当然で
ある。
【0075】
【発明の効果】本発明は前述した如く、コンタクトセン
サとローラとの間に原稿がある時の前記ローラの周速度
をV1とし、原稿がない時の前記ローラの周速度をV2
とすると、前記周速度V1、V2の関係が、V1≧V2
であるよう構成することにより、原稿がない状態でコン
タクトセンサ等の有するガラス面とローラとが直接に接
触しても、前記ローラを回転駆動させる読取駆動系にか
かる負荷を下げることが可能となることで、前記読取駆
動系の有するモータの小型化、またコストを下げること
が出来る。
【0076】こうすることで装置本体の小型化、コスト
を下げることに結果的にはつながる。
【0077】また上記構成によれば、駆動系を増やした
り、ローラの表面を特殊コーティングを施して、コンタ
クトセンサの有するガラス面との摩擦力を軽減させると
いうようなことが無いため装置本体を大型化する要素、
そして装置本体のコストを上げる要素は全く無い。
【図面の簡単な説明】
【図1】ファクシミリ装置の全体構造説明図。
【図2】図1のファクシミリ装置のカバーの開閉を説明
する図。
【図3】図1のファクシミリ装置の電装系配置と外観斜
視説明図。
【図4】記録制御のブロック説明図。
【図5】読取駆動系説明図。
【図6】本発明を最も良く示す読取駆動系タイミングチ
ャート(原稿1枚のとき)。
【図7】本発明を最も良く示す読取駆動系タイミングチ
ャート(原稿複数枚のとき)。
【図8】摩擦力測定機の説明図。
【図9】摩擦力測定結果を表すグラフ。
【図10】読取モータの出力特性を表すグラフ。
【符号の説明】
A 給紙系 B 記録系 B1 CPU C 読取系 D 操作部 13 原稿 14 原稿台 15 原稿トレー 16a 分離ローラ 16b 圧接片 17a 搬送ローラ 17b 搬送ローラ 18a 排出ローラ 20b 排出ローラ 19 光電変換素子(CS) 20 白ローラ 21 制御部 21a1 CPU 30 原稿有無センサ 31 原稿先後端センサ 32 読取モータ 33 ガラス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読取プラテンガラスと、前記読取プラテ
    ンガラス上の原稿を送るローラと、前記ローラを駆動す
    る手段と、を有する原稿読取装置に於いて、 前記読取プラテンガラスと前記ローラとの間に原稿があ
    る時の前記ローラの周速度をV1とし、 前記読取プラテンガラスと前記ローラとの間に原稿がな
    い時の前記ローラの周速度をV2とすると、 前記周速度V1、V2の関係が、V1≧V2であるよう
    構成したことを特徴とした原稿読取装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の原稿読取装置を備え、記
    録媒体に記録する手段を有するファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記原稿読取装置は原稿を搬送する他の
    ローラを有し、前記ローラと前記原稿を搬送する他のロ
    ーラとを駆動する駆動系が同一駆動系である請求項1記
    載の原稿読取装置。
JP5209546A 1993-08-24 1993-08-24 原稿読取装置 Withdrawn JPH0766932A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5209546A JPH0766932A (ja) 1993-08-24 1993-08-24 原稿読取装置

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JP5209546A JPH0766932A (ja) 1993-08-24 1993-08-24 原稿読取装置

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JPH0766932A true JPH0766932A (ja) 1995-03-10

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ID=16574606

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5209546A Withdrawn JPH0766932A (ja) 1993-08-24 1993-08-24 原稿読取装置

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JP (1) JPH0766932A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7154048B2 (en) 2000-04-12 2006-12-26 Citizen Watch Co., Ltd. Common electrode wire for plating

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7154048B2 (en) 2000-04-12 2006-12-26 Citizen Watch Co., Ltd. Common electrode wire for plating

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