JP2001203860A - 画像読取装置及び画像読取記録装置 - Google Patents

画像読取装置及び画像読取記録装置

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JP2001203860A
JP2001203860A JP2000011646A JP2000011646A JP2001203860A JP 2001203860 A JP2001203860 A JP 2001203860A JP 2000011646 A JP2000011646 A JP 2000011646A JP 2000011646 A JP2000011646 A JP 2000011646A JP 2001203860 A JP2001203860 A JP 2001203860A
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Noriyuki Aoki
典之 青木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート原稿や冊子原稿、更には大サイズ原稿
も読み取ることが可能な画像読取装置及びこれを備えた
画像読取記録装置を提供するものである。 【解決手段】 フロートガラス24上にセットした原稿を
読取センサ13を往復移動させて読み取るスキャナ部A2
と、前記読取センサ13を固定させた読み取り位置へ原稿
を給送する原稿給送部A1とを有し、前記スキャナ部A2
は前記原稿給送部A1を取り外した状態で自走可能に構
成され、且つ原稿上を自走して該原稿を読み取り可能に
構成されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシート原稿や冊子原
稿、更には長尺の原稿を読み取ることが可能な画像読取
装置及びこれを備えた複写機やファクシミリ装置等の画
像読取記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、情報処理システムの発達に伴い、
種々の情報処理機器が開発されている。これら機器のう
ち、画像読取装置や画像読み取機能を有するファクシミ
リ装置等の情報処理機器は、オフィスのみならず、一般
家庭においても広く使用されるようになっている。
【0003】これら情報処理機器に用いられる画像読取
装置としては、自動原稿供給装置によって、シート原稿
が自動的に読み取り位置まで搬送され、画像の読み取り
が終了した後、シートが排出されるようになっている自
動原稿供給型がある。また、原稿上を画像読取装置が移
動し、画像を読み取るようになっているハンディスキャ
ナ型もある。さらに、読み取り面を下に向けてガラスの
上に原稿を載置し、イメージセンサを移動させて画像を
読み取るようなフラットベット型もある。
【0004】またこれら画像読取装置に用いられる読み
取り部は、原稿を縮小してCCD等の光電変換素子に導
く縮小光学系と、CCDを原稿に近接させて原稿像をC
CDに等倍のまま導く等倍光学系との大きく2つに分け
られる。
【0005】従来例として前記等倍光学系を用いた自動
原稿供給型の画像読取装置の一例を図6に示す。
【0006】この読取装置は電気基板(制御基板101、
主電源102)、読み取り部103、オペレーション部104等
によって構成されている。
【0007】読み取り部103は、原稿111を積載してセッ
トするための原稿トレー105、原稿搬送路をガイドする
上原稿ガイド106、下原稿ガイド107、複数枚の原稿を順
次送り出す原稿分離部108、光電変換素子を用いたコン
タクトセンサ109、前記コンタクトセンサ109の対向上面
に原稿の背原色(バックグランドカラー)となる読取基
準板110を取り付けている。原稿111の搬送経路として
は、まず、原稿分離ローラ112と予備搬送板バネ113とに
挟まれた原稿は摩擦片114により、1枚ずつ搬送され
る。そして原稿111は、給送ローラ115と対向コロ116に
よりコンタクトセンサ109と読取基準板110との間を通過
して、排出ローラ117と対向コロ118により、図中記載の
矢印方向に排出される。
【0008】また、コンタクトセンサ109は本体フレー
ム119に保持され、前記読取基準板110の自重もしくは、
図示しないバネ等によりコンタクトセンサ109側に付勢
されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の画像読取装置においては、自動原稿供給型の画像読
取装置の場合、シート原稿の画像を読み取ることができ
るが、本などの冊子原稿の画像を読み取ることはできな
い。
【0010】また、ハンディスキャナ型の画像読取装置
の場合、シート原稿及び冊子原稿の画像を読み取ること
はできるが、冊子原稿の読み取り面が平坦でない場合
は、読み取り画質が低下したり、画像読取装置の斜行が
生じたりしてしまう。また、写真などの原稿等を読み取
る場合、ハンディスキャナが原稿面を移動する際に、原
稿面をローラで傷つけてしまうおそれがある。
【0011】さらに、フラットベット型の画像読取装置
の場合、原稿サイズ以上の読み取り部が必要となり画像
読取装置が大型化してしまう。
【0012】本発明は上記課題に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、シート原稿や冊子原稿、更には大サ
イズ原稿も読み取ることが可能な画像読取装置及びこれ
を備えた画像読取記録装置を提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る代表的な構成は、フロートガラス上にセ
ットした原稿を読取手段を往復移動させて読み取るスキ
ャナ手段と、前記読取手段を固定させた読み取り位置へ
原稿を給送する原稿給送手段と、を有し、前記スキャナ
手段は前記原稿給送手段を取り外した状態で自走可能に
構成され、且つ原稿上を自走して該原稿を読み取り可能
に構成されていることを特徴とする。
【0014】上記構成にあっては、シート原稿は原稿給
送手段で送り出して読み取ることができ、また冊子原稿
はスキャナ手段によって読み取ることができる。そし
て、小サイズの写真原稿や冊子原稿はフラットベット読
みにし、それ以上のサイズの写真原稿や冊子原稿は自走
式スキャナで読み取ることができ、さらに冊子原稿読み
取り時に読み取り画質が低下したり、画像読取装置の斜
行による読み取り不良がなく、操作性を向上させること
ができ、かつ装置を小型化することが可能となる。
【0015】また、モバイル対応として携帯可能な小型
フラットベットスキャナとしての画像読取装置として使
用することも可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に本発明の1実施形態に係る画
像読取記録装置について、図面を参照して具体的に説明
する。
【0017】〔第1実施形態〕図1乃至図5を参照して
第1実施形態に係る画像読取記録装置としてファクシミ
リ装置を例示して説明する。
【0018】まず、図1及び図2により装置の全体構成
を説明する。尚、図1は装置の全体模式断面説明図であ
り、図2は装置の外観斜視説明図である。
【0019】このファクシミリ装置は、図1に示すよう
に、原稿を給送してその原稿情報を読み取る読取装置A
と、記録シートを給送して該記録シートに画像を記録す
る記録装置Bと、操作部Cとによって構成され、更に本
体上カバー1と、本体下カバー2と装置の制御を行う制
御基板3と、装置に電力供給する電源ユニット4が配置
されている。以下、各部装置について説明する。
【0020】{読取装置}本実施形態に係る読取装置A
は、原稿Rに光を照射してその反射光を電気信号に変換
し、この信号を操作モードに応じて他機に伝送し、又は
自己の記録装置Bに伝送するものである。
【0021】これを具体的に説明をすると、読取装置A
は主に原稿給送手段としての自動原稿給送部A1とスキ
ャナ手段としてのフラットベットハンディスキャナ部A
2とで構成されている。
【0022】(原稿給送部)シート原稿Rは原稿台5と
原稿補助トレー6に積載され、原稿幅規制板7a,7b
により搬送時の幅方向への斜行等を防ぐように構成され
ている。
【0023】複数枚あるシート原稿Rは、分離ローラ8
が図1の矢印方向に図示しない駆動モータにより回転
し、予備搬送板9が分離ローラ8側に付勢することで、
摩擦片10と分離ローラ8とのくさび形状の場所まで搬送
される。そして摩擦片10により複数枚あるシート原稿R
は1枚ずつ捌かれ、給送ローラ11aが図1の矢印方向に
図示しない駆動モータにより回転し、対向する補助コロ
11bの付勢力を得て搬送される。原稿搬送下ガイド12
は、分離ローラ8から後述する読取センサ13によるシー
トポジション(読み取り位置)Gまで原稿Rのガイドを
する。
【0024】前記読取センサ13のシートポジションGの
上部には、原稿Rのバックグランドカラーとなり、また
読み取りにおける白基準となる読取基準板14を読取セン
サ13の読み取り幅全域に渡り覆うようの幅で構成してい
る。
【0025】そして読取センサ13に読み取られた原稿R
を、後述するフラットベット移動ローラ15が図示する矢
印方向に図示しない駆動モータにより回転し、対向する
補助コロ16の付勢力を得て、図1の矢印eに示す画像読
取装置外へ排出する。そして、原稿排出トレー17に積載
される。また原稿排出トレー17は図2に示す矢印方向に
移動可能に構成されており、読み取り動作以外の時は、
装置内に収納することができるようになっている。
【0026】尚、前記原稿台5、原稿幅規制板7a,7
b、分離ローラ8、予備搬送板9、摩擦片10、給送ロー
ラ11a、駆動モータ等によって、自動原稿供給部C1が
構成されている。
【0027】(スキャナ部)次にフラットベットハンデ
ィスキャナ部A2について説明する。本実施形態に係る
フラットベットハンディスキャナ部A2は装置本体の本
体フレームと図示しない係合手段を介して着脱可能に構
成されている。図3はフラットベットハンディスキャナ
部A2が装置本体から取り外された状態の斜視説明図で
ある。
【0028】フラットベットハンディスキャナ部A2
は、図3に示すように、読取手段を収納した第1ユニッ
トとしての下ユニット18と、フロートガラス上にセット
した原稿を押さえる第2ユニットとしての上ユニット19
とにより構成されている。そして、本実施形態における
フラットベットハンディスキャナ部A2の大きさは、写
真、小冊子原稿を読み取れるA5サイズとして、小型で
携帯可能に構成されている。
【0029】上ユニット19は原稿のバックグランドカラ
ーとなり、また読み取りにおける白基準となる白地板20
を持つ圧板21を備え、支点を中心にして下ユニット18に
対して矢印f方向に揺動自在に配設されていて、さらに
図示しない係合部により係脱可能に構成されることによ
り、下ユニット18から着脱可能になっている。そして、
上ユニット19の前端部にはロックレバー22が配設され、
該ロックレバー22によって上ユニット19と下ユニット18
とが係脱される。
【0030】一方、下ユニット18はベースフレーム23に
読取センサ13(図1参照)及びフロートガラス24、操作
ボタン25、フラットベット移動ローラ15、従動コロ26、
不図示のバッテリーユニット、読取基板等を備えてい
る。前記読取センサ13には、図示しない光電変換素子I
Cが実装されたセンサ基板、図示しないLED素子を読
取センサ13の主走査方向に並べることによって形成され
たLEDアレイ、縮小光学系としての複数のミラー及び
レンズが配設されている。
【0031】前記読取センサ13は、図示しない2本のシ
ャフトによって支持される。そして前記読取センサ13に
固定された図示しないワイヤを図示しないモータ及びプ
ーリを介して引くことにで、図1のGの位置で示すシー
トポジションと、H及びIの位置で示すブックポジショ
ンとの間で、前記読取センサ13を前記フロートガラス24
と対向させてシャフトに沿って矢印j方向に移動させる
ことができる。
【0032】尚、前記シートポジションG及びブックポ
ジションHの位置には、それぞれ図示しない位置検出手
段としての位置センサが配設され、各位置センサによっ
て読取センサ13が前記ポジションにあるか否かが検出さ
れ、読取センサ13の移動が決定されるようになってい
る。
【0033】ここで、前記フラットベットハンディスキ
ャナ部A2で原稿を読み取る場合について説明する。
【0034】まず、A5サイズ以下の冊子原稿や写真等
を読み取る場合には、フラットベットハンディスキャナ
部A2を装置本体から取り外し、上ユニット19を開き原
稿をフロートガラス24上にセットする。操作ボタン25も
しくは後述の操作部Cのボタン、あるいはパソコンから
の無線通信により、読取センサ13が図1のH及びIの位
置で示すブックポジションとの間で移動して原稿を読み
取り、装置本体及びパソコンに読み取りデータを無線送
信する。このため、読取装置及び装置本体には信号を送
受するための無線インターフェースが設けられている。
【0035】次にA5サイズ以上の冊子原稿や写真等を
読み取る場合には、下ユニット18を自走させて原稿情報
を読み取る。図4は下ユニットを自走させて原稿を読み
取る状態を示し、(a)は斜視図、(b)は自走方向の断面説
明図である。
【0036】自走読み取りに際しては、図4(a)に示す
ように、フラットベットハンディスキャナ部A2を装置
本体から取り外し、更に上ユニット19を下ユニット18か
ら取り外して下ユニット18のフロートガラス24面側が写
真原稿R1の読み取り面と対向するように写真原稿R1上
に載置する。そして、下ユニット18を図4(a)の矢印方
向へと自走させながら、画像を読み取るものである。
【0037】すなわち、図4(b)に示すように、フロー
トガラス24を写真原稿R1と対向させて下ユニット18を
写真原稿R1上にセットすると、フラットベット移動ロ
ーラ15及び従動コロ26が写真原稿R1に当接し、フロー
トガラス24と写真原稿R1との距離は一定に維持され
る。この状態で下ユニット18の制御部が読取信号を受信
すると、フラットベット移動ローラ15を図示しない駆動
モータにより図4(b)の矢印方向に所定速度で回転駆動
させ、これによって下ユニット18が写真原稿R1上を自
走する。尚、このとき従動コロ26は図示する矢印方向に
連れ回る。
【0038】そして、前記自走読み取り時には読取セン
サ13はシートポジションGの位置に固定され、自走速
度、すなわちフラットベット移動ローラ15の回転速度に
同期して1ライン毎に原稿を読み取り、装置本体及びパ
ソコンに読み取りデータを無線送信する。
【0039】このようにして大サイズ原稿にあっては、
下ユニット18を自走させることで読み取ることができ
る。
【0040】{記録装置}次に記録装置Bについて説明
をする。本実施形態における記録装置としては、インク
ジェット記録方式を採用している。
【0041】図1において、記録装置Bは他機から伝送
された画信号、或いは前述した読取装置Aから伝送され
た画信号に応じて、シート搬送手段によって供給された
記録シートSに画像を記録するものである。
【0042】まず、シート搬送手段の構成について説明
する。このシート搬送手段で搬送する記録シートSとし
ては、普通紙やプラスチックシートあるいはその他の材
質を用いることが可能である。本実施形態では、B4サ
イズ又はA4サイズにカットされた普通紙を記録シート
Sとして用いている。そして記録シートSは、本体上カ
バー1の背面に設けてある記録シート高さ規制板27によ
り、シートトレー28と図1の矢印方向に引出し可能なシ
ート補助トレー29とに限られた枚数が収納積載される。
またシートサイドガイド30が記録シートSの幅方向の規
制をしている。
【0043】また図1において、記録シートSは圧板バ
ネ31によって付勢された圧板32により、給送ローラ33方
向へ付勢される。この給送ローラ33が図示しない駆動手
段により1回転駆動することにより、記録シートが1枚
ずつ分離給送される。
【0044】給送された記録シートSはピンチローラ34
及び搬送ローラ35によって後述する記録手段へと搬送さ
れ、所定画像が記録された後に排出ローラ対36a,36b
によって排出部37へ排出される。尚、排出部37には図2
の矢印方向へ移動可能な補助トレー38が取り付けられて
おり、大サイズシートの場合は補助トレー38を引き出し
て排出する。
【0045】記録手段はシート搬送方向と直交する方向
に往復移動可能なキャリッジ39に記録ヘッドとインクタ
ンクを一体的に形成したインクカートリッジ40が装着さ
れ、キャリッジ39を移動させるとともに、記録ヘッドか
ら記録信号に応じてインクを吐出することで記録を行う
ように構成している。
【0046】本実施形態ではインクの吐出構成として、
記録信号に応じて電気熱変換体に通電し、その熱エネル
ギーによってインクに生ずる膜沸騰を利用してインクに
生ずる気泡の成長、収縮により、インクを吐出口から吐
出して記録を行うように構成している。その代表的な構
成や原理については、例えば米国特許第 4723129号明細
書、同第 4740796号明細書に開示されている基本的な原
理を用いて行うものが好ましい。この方式は所謂オンデ
マンド型、コンティニュアス型の何れにも適用可能であ
るが、特にオンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体内
の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成長、
収縮により吐出用開口を介して液体を吐出させて、少な
くとも1つの滴を形成する。この駆動信号をパルス形状
とすると、即時適切に気泡の成長収縮が行われるので、
特に優れた液体の吐出が達成でき、より好ましい。
【0047】尚、図5に示すように、プリンタカバー41
が本体上カバー1の図示しない回転中心により矢印方向
に回転して開閉可能に構成されており、インクカートリ
ッジ40がキャリッジ39に対して着脱可能になっている。
【0048】{操作部}次に操作部Cは、コピー操作、
送信操作、スキャナー操作等の操作を行うためのもので
ある。
【0049】図1及び図2に示すように、操作カバー42
にダイアルキー42a等の各種操作に応じたキーや表示部
42bが設けられている。この操作部Cは、読取装置Aに
おける原稿給送経路の上部に設けられており、本実施形
態にあっては図5に示す矢印方向に回動可能に構成され
ている。これにより、露出した読取基準板14の通紙面側
の汚れ等を清掃可能になっている。
【0050】本実施形態にあっては前述のように、読取
装置本体に装着した状態にあっては通常のファクシミリ
装置として原稿を原稿給送部で自動給送するともに、ス
キャナ部によって読み取り、その読み取り情報を他機又
は自己の記録装置に伝送する。
【0051】一方、読取装置を装置本体から取り外した
状態でも読み取り可能であり、小サイズ原稿の場合はフ
ラットベットスキャナとしてフロートガラス24上に原稿
をセットして読み取り、また大サイズ原稿の場合は上ユ
ニット19を取り外し、下ユニット18を自走させることで
原稿を読み取ることができる。
【0052】これにより、画像読取装置の斜行による読
み取り不良がなく、操作性が向上し、さらに装置を小型
化することが可能となる。また、モバイル対応として携
帯可能な小型フラットベットスキャナとして使用するこ
とも可能となるものである。
【0053】〔第2実施形態〕次に前述した画像読取記
録装置における各部の他の実施形態について説明する。
前述した実施形態では、読取センサ13は図1に示すシー
トポジションGの位置に固定し、フラットベット移動ロ
ーラ15の移動に合わせて、1ライン毎に原稿の読み取り
動作を行う構成としたが、まず、読取センサ13が図1の
H及びIの位置で示すブックポジションとの間で移動し
て原稿を読み取り、次に、読み終えた次のラインまで読
取センサ13のH位置が来るようにフラットベット移動ロ
ーラ15により下ユニット18を移動させ、また読取センサ
13がH及びIの位置で示すブックポジションとの間で移
動し原稿を読み取る構成としてもよい。
【0054】また、前述した実施形態では、装置本体か
ら取り外した読取装置で原稿を読み取る際に、読み取り
データを装置本体及びパソコンに無線送信する構成とし
たが、フラットベットハンディスキャナ部A2の読取基
板に画像を貯えるメモリを設け、フラットベットハンデ
ィスキャナ部A2を装置本体、及びパソコンの無い場所
で携帯スキャナとして使用し、読み取った画像をメモリ
に貯え、後に装置本体、及びパソコンと無線送信する構
成としてもよい。
【0055】また、前述した実施形態では、冊子原稿や
写真等を読み取る場合について、フラットベットハンデ
ィスキャナ部A2を装置本体から取り外して行う構成と
したが、フラットベットハンディスキャナ部A2を装置
本体から取り外さず、上ユニット19を開き原稿をフロー
トガラス上にセットする構成としてもよいことは当然で
ある。
【0056】また、前述した実施形態では、インクジェ
ット記録方式を記録手段として構成したが、トナーを使
用する電子写真記録方式(レーザービームプリンタ)、
若しくはインクシートとサーマルヘッドを使用する熱転
写記録方式等で構成してもよいことは当然である。
【0057】また、前述した実施形態では、読取センサ
13としてコンタクトセンサを用いたが、これは光源とC
CDを用いた縮小光学系で構成してもよい。
【0058】また、前述した実施形態では、読取装置を
記録装置と結合させたファクシミリ装置を例示したが、
複写機として使用してもよく、更には読取装置単体で使
用してもよい。
【0059】
【発明の効果】本発明は前述のように構成したために、
シート原稿は原稿給送手段で送り出して読み取ることが
でき、また冊子原稿はスキャナ手段によって読み取るこ
とができる。そして、小サイズの写真原稿や冊子原稿は
フラットベット読みにし、それ以上のサイズの写真原稿
や冊子原稿は自走式スキャナで読み取ることができ、さ
らに冊子原稿読み取り時に読み取り画質が低下したり、
画像読取装置の斜行による読み取り不良がなく、操作性
を向上させることができ、かつ装置を小型化することが
可能となる。
【0060】また、モバイル対応として携帯可能な小型
フラットベットスキャナとしての画像読取装置として使
用することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】装置の全体模式断面説明図である。
【図2】装置の外観斜視説明図である。
【図3】フラットベットハンディスキャナ部A2が装置
本体から取り外された状態の斜視説明図である。
【図4】下ユニットを自走させて原稿を読み取る状態を
示し、(a)は斜視図、(b)は自走方向の断面説明図であ
る。
【図5】インクカートリッジの交換、原稿給送部の開放
状態を示す断面説明図である。
【図6】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
A …読取装置 A1 …自動原稿給送部 A2 …フラットベットハンディスキャナ部 B …記録装置 C …操作部 R …原稿 R1 …写真原稿 S …記録シート 1 …本体上カバー 2 …本体下カバー 3 …制御基板 4 …電源ユニット 5 …原稿台 6 …原稿補助トレー 7a,7b …原稿幅規制板 8 …分離ローラ 9 …予備搬送板 10 …摩擦片 11a …給送ローラ 11b …補助コロ 12 …原稿搬送下ガイド 13 …読取センサ 14 …読取基準板 15 …フラットベット移動ローラ 16 …補助コロ 17 …原稿排出トレー 18 …下ユニット 19 …上ユニット 20 …白地板 21 …圧板 22 …ロックレバー 23 …ベースフレーム 24 …フロートガラス 25 …操作ボタン 26 …従動コロ 27 …規制板 28 …シートトレー 29 …シート補助トレー 30 …シートサイドガイド 31 …圧板バネ 32 …圧板 33 …給送ローラ 34 …ピンチローラ 35 …搬送ローラ 36a,36b …排出ローラ対 37 …排出部 38 …補助トレー 39 …キャリッジ 40 …インクカートリッジ 41 …プリンタカバー 42 …操作カバー 42a …ダイアルキー 42b …表示部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロートガラス上にセットした原稿を読
    取手段を往復移動させて読み取るスキャナ手段と、 前記読取手段を固定させた読み取り位置へ原稿を給送す
    る原稿給送手段と、 を有し、 前記スキャナ手段は前記原稿給送手段を取り外した状態
    で自走可能に構成され、且つ原稿上を自走して該原稿を
    読み取り可能に構成されていることを特徴とする画像読
    取装置。
  2. 【請求項2】 前記スキャナ手段は、自走読み取り時に
    前記読取手段を固定させて原稿を読み取ることを特徴と
    する請求項1記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記スキャナ手段は、自走読み取り時に
    前記読取手段の往復移動と自走とを交互に行うことで原
    稿を読み取ることを特徴とする請求項1記載の画像読取
    装置。
  4. 【請求項4】 前記スキャナ手段は、前記読取手段を収
    納した第1ユニットと、前記フロートガラス上にセット
    した原稿を押さえる第2ユニットとで構成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  5. 【請求項5】 前記スキャナ手段は、第1ユニットを自
    走させるためのローラを有することを特徴とする請求項
    4記載の画像読取装置。
  6. 【請求項6】 前記ローラは前記原稿給送手段により給
    送した原稿を排出するローラを兼ねることを特徴とする
    請求項5記載の画像読取装置。
  7. 【請求項7】 前記スキャナ手段は、装置本体に装着し
    た状態における原稿読取位置と、装置本体から取り外し
    た状態における原稿読取位置とが異なることを特徴とす
    る請求項1記載の画像読取装置。
  8. 【請求項8】 前記スキャナ手段は、前記読取手段の移
    動位置を検出する検出手段を有することを特徴とする請
    求項1記載の画像読取装置。
  9. 【請求項9】 前記スキャナ手段は、装置本体から取り
    外した状態において無線インターフェースにより装置本
    体と相互通信可能であることを特徴とする請求項1記載
    の画像読取装置。
  10. 【請求項10】 前記スキャナ手段は、画像を記憶する
    メモリを内蔵することを特徴とする請求項1記載の画像
    読取装置。
  11. 【請求項11】 原稿を読み取り、記録媒体に記録可能
    な画像読取記録装置において、 請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載の画像読取
    装置と、 装置本体に設けられ、画信号に応じて記録媒体に記録を
    行う記録手段と、 を有し、 前記読取手段を装置本体から着脱可能に構成したことを
    特徴とする画像読取記録装置。
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