JPH076652Y2 - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置

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JPH076652Y2
JPH076652Y2 JP3971588U JP3971588U JPH076652Y2 JP H076652 Y2 JPH076652 Y2 JP H076652Y2 JP 3971588 U JP3971588 U JP 3971588U JP 3971588 U JP3971588 U JP 3971588U JP H076652 Y2 JPH076652 Y2 JP H076652Y2
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正治 青山
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【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は機器の配置構成を改良した複母線方式のガス絶
縁開閉装置に関する。
(従来の技術) 近年の変電所設備においては、電力需要の増大に伴い、
容器内に絶縁ガスを封入した電気機器で構成するガス絶
縁開閉装置が中心となりつつある。このガス絶縁開閉装
置は保守点検が容易で高信頼性等の優れた性能を有す
る。電力の集中と配分を行なうために変電所では母線に
よる様々な接続方式が用いられるが、変圧器バンク数お
よび送電線引出し回線数が多く、かつ系統上重要な変電
所に使用されるものに複母線方式がある。
この複母線方式は単母線方式に比べて設備,用地をも増
加するが、機器の点検系統運用が便利である利点があ
る。片母線が停止しても全停電を防ぐことができ、主母
線断路器の点検も片母線とその回線あるいは変圧器の停
止のみで行なえる。
この方式の単線結線図の例を第4図に示す。また第5図
には第4図の単線結線図のガス絶縁開閉装置のA回線の
機器の配置の側面図を示す。第4図および第5図の主母
線断路器DS1のように遮断器GCBと主母線断路器DS2の間
にある場合に、主母線断路器DS1とDS2の間に着脱装置4
を設け、点検等の理由により主母線断路器DS1を外す場
合には、遮断器GCBを取外し着脱装置4と2回線毎に1
ケ配置してある主母線の着脱装置5とを利用して取り外
す構成としている。
(考案が解決しようとする課題) 第4図および第5図に示すように、各回線Aの母線断路
器DS1,DS2の間に着脱装置4を設けた機器配置構成にお
いて、各回線Aの電流値が同じであれば、各回線の各機
器は同じ寸法で構成され、甲・乙主母線1,2の据付間隔
も各回線Aに共通となる。しかし、通常の定格電流の回
線の中に、例えば定格電流の大きな特殊回線を混在させ
なければならない場合、その特殊回線に使用する機器例
えば母線断路器DS1,DS2の寸法も大きくなる。
この場合、標準回線の母線断路器と特殊回線の母線断路
器との寸法も変わることから、標準回線用の甲,乙主母
線の据付間隔を大きくしなければならなくなる。これに
より従来の配置構成では、母線断路器間に着脱装置を設
けた場合は標準回線の主母線断路器DS1とDS2の寸法を特
殊回線のものと合わせなくてはならないので、全体が大
形化するようになる。
本考案の目的は各回線の電流値にかかわらず、甲乙母線
間を最小のものとし、機器設置スペースを少なく、安価
なものとし、かつ主母線断路器を該当回線と片母線停止
のみで取り外せることができるガス絶縁開閉装置を提供
することにある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案のガス絶縁開閉装置は、並行する甲乙主母線に母
線断路器,遮断器などの機器を連結して構成した複数定
格電流の複母線方式のガス絶縁開閉装置において、上位
電流定格の回線の母線断路器の相互間に着脱装置を設け
ず、その上位電流定格回線の一側面に隣接する回線との
間の主母線に着脱装置を設け、さらにもう一方に隣接す
る回線を母線用計器用変圧器回線としてこの回線の前記
上位定格電流回線に隣接しない側面側の主母線に着脱装
置を設けたことを特徴とするものである。
(作用) 本考案においては、上位電流定格の特殊回線の母線断路
器を取り外すときはその該当する主母線および回線を停
止し、遮断器を取り外したのち、主母線の両側の着脱装
置を取り除けば、その母線断路器は母線用計器用変圧器
回線とともに取り外すことができる。また上位電流定格
の特殊回線の機器の寸法も電流に応じて大きくなるが、
母線断路器の相互間に着脱装置がないことから、他の回
線にあった甲,乙主母線の据付間隔で組み合わせること
ができ、機器全体の配置の大きさを変更する必要がな
い。
(実施例) 以下本考案を第1図,第2図および第3図に示す実施例
を参照して説明する。まず本考案のガス絶縁開閉装置の
単線結線図を示す第1図において、複母線1,2に主母線
断路器A1DS1およびA1DS2を接続し、その両主母線断路器
A1DS1およびA1DS2を着脱装置4A1を介して相互に接続
し、その接続点に遮断器A1GCB,変流器A1CT,設置用開閉
器A1ECおよびケーブルヘッドA1CHを接続してバンク回線
A1を構成している。
同様に回線A1の隣りに複母線1,2に主母線断路器A2DS1
よびA2DS2を接続し、その両断路器A2DS1とA2DS2とを着
脱装置4A2で接続し、さらに遮断器A2CB,変流器A2CT,接
地開閉器A2CT,接地開閉器A2ECおよびケーブルヘッドA2C
Hを接続してバンク回線A2を構成している。バンク回線A
2の隣りおける複母線1,2に接地用開閉器DEC1およびDEC2
と母線計器用変圧器DPT1およびDPT2を接続して母線計器
用変圧器回線Dを構成している。
また回線Dの隣りにおける複母線1,2に母線断路器BDS1
およびBDS2を接続し、その両断路器BDS1,BDS2を直接に
接続した点に遮断器BGCB,計器用変流器BCT,線路用断路
器BDS3,接地用開閉器BEC,計器用変圧器BPTおよび避雷
器BArを接続して特殊回線Bを構成している。
さらにこの特殊回線Bの隣りにおける複母線1,2に断路
器CDS1およびCDS2を接続し、この両断路器CDS1,CDS2
遮断器CGCBおよび計器用変流器CCTを介して接続して連
絡回線Cを構成している。
ここで本考案において、特殊回線Bの母線断路器BDS1
よびBDS2の線路側端子を直接接続したことから、母線断
路器BDS1,BDS2の取外しを可能ならしめるために、特殊
回線Bの一側面に隣接する連絡回線Cとの間の主母線1,
2の部分に着脱装置5a1,5a2を設け、もう一方に隣接する
母線計器用変圧器回線Dの特殊回線Bに隣接しない側の
主母線1,2の部分に着脱装置5b1,5b2を設けたことを特徴
とするものである。
したがって、この着脱装置5a1,5a2および5b1,5b2を設け
たことにより、点検等の理由で主母線断路器BDS1および
BDS2を取り外す場合には、遮断器BGCBを取り外したの
ち、着脱装置5a1,5a2,5b1,5b2を利用して母線用計器用
変圧器回線Dとともに取り外す構成となる。
次に第2図は第1図の単線結線図で示す本考案のガス絶
縁開閉装置を示す配置構成図であり、第3図は第2図の
特殊回線Bの側面配置構成図である。
第2図において、甲,乙複母線1,2が並行して配置され
ており、この両母線1,2を遮断器A1GCB,A2GCB,変流器A1C
T,A2CTおよび接地用開閉器A1EC,A2ECが接続されてケー
ブルヘッドA1CH,A2CHに至るバンク回線A1,A2を構成して
いる。
次に母線計器用変圧器回線Dは、母線1,2にそれぞれ接
地用開閉器DEC1,DEC2および母線計器用変圧器DPT1,DPT2
が接続されて配置構成されている。
また定格電流の大きい特殊回線Bは第2図および第3図
に示すように、母線1,2に母線一体形断路器BDS1,BDS2
介して遮断器BGCBの一方の口出端子を接続し、その遮断
器BGCBの他方の口出端子を計器用変流器BCT,断路器BD
S3,接地用開閉器BEC,計器用変圧器BPTおよび避雷器BAr
を配置して連結し、ケーブルヘッドBCHに至る各構成機
器の配列構成になっている。
この特殊回線Bの各機器の配置構成において、特殊回線
Bの定格電流は他の回線より大きいために、例えば母線
断路器BDS1,BDS2もその電流に応じて寸法が大きくなっ
ている。しかし、本考案においては第1図に示すように
この母線断路器BDS1,BDS2の間に着脱装置4を設けない
ことから、甲,乙複母線1,2の据付間隔を大きくしなく
とも、第3図に示すように配置することが可能になる。
これは他の回線の機器配置の寸法にも影響を与えること
なく、着脱装置を設けないことで、通常の電流値の他の
回線と一緒に、大電流の特殊回線Bを同一の甲,乙複母
線1,2に連結して一体構造に組合せることができる。
さらに第2図において、連絡回線Cは遮断器CGCB,計器
用変流器CCTが連結して配置された構成となっている。
本考案は第2図のような機器配置の構成において、特殊
回線Bと連絡回線Cとの間の母線1,2に着脱装置5a1,5a2
を設け、さらに母線計器用変圧器回線Dとバンク回線A2
との間に着脱装置5b1,5b2を設けたものである。この着
脱装置5a1,5a25b1,5b2は周知の構成のものであり、接続
導体を収納する母線管路の途中に可撓接手を設け、この
可撓接手を伸縮させることによって取付け、取外すを可
能とするものである。
このように構成された本考案のパッファ形ガス遮断器に
おいて、特殊回線Bの母線断路器BDS1を取り外す場合
は、遮断器BGCBおよび着脱装置5a1,5b1を取り外すこと
により、主母線1の一部と母線計器用変圧器回線Dの計
器用変圧器DPT1および接地用開閉器DEC1とともに断路器
BDS1を同時に引き出すことができる。これは従来のよう
に母線断路器BDS1,BDS2の間に着脱装置を設けなくと
も、例えば断路器BDS1は甲母線1のみを停止させ、乙母
線2を活かした状態で着脱装置 5a1,5b1を取り外すことにより回線Dとともに取り外す
ことができる。
[考案の効果] 以上のように本考案によれば、特殊回線に隣接する主母
線部分に母線用断路器の着脱を目的とした着脱装置を設
けたことにより、通常の電流値の回線に大電流値の特殊
回線を混在させる場合に、特殊回線の母線断路器を電流
に応じて寸法を大きくしても、母線断路器間に着脱装置
を設けない構成により、通常の他の回線に合った甲,乙
母線の間隔の中で連結して組合わせることができる。さ
らに母線断路器の点検時はその回線と片回線との停止の
もとに、主母線に設けた着脱装置を利用して取り外すこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のガス絶縁開閉装置を示す単線結線図、
第2図は本考案の機器配置構成図、第3図は第2図III-
III線に沿う側面図、第4図は従来のガス絶縁開閉装置
を示す単線結線図、第5図は第4図V-V線に沿う側面図
である。。 1,2…主母線 5a1,5a2,5b1,5b2…着脱装置 A1,A2…バンク回線 B…特殊回線 C…連絡回線 D…母線計器用変圧器回線 DS1,DS2…母線断路器 GCB…遮断器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】並行する甲乙主母線に母線断路器,遮断器
    などの機器を連結して構成した複数定格電流の複母線方
    式のガス絶縁開閉装置において、上位電流定格の回線の
    母線断路器の相互間に着脱装置を設けず、その上位電流
    定格回線の一側面に隣接する回線との間の主母線に着脱
    装置を設け、さらにもう一方に隣接する回線を母線用計
    器用変圧器回線としてこの回線の前記上位定格電流回線
    に隣接しない側面側の主母線に着脱装置を設けたことを
    特徴とするガス絶縁開閉装置。
JP3971588U 1988-03-28 1988-03-28 ガス絶縁開閉装置 Expired - Lifetime JPH076652Y2 (ja)

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JPH01143216U JPH01143216U (ja) 1989-10-02
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