JPH076629A - モータ用ケーブル - Google Patents

モータ用ケーブル

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JPH076629A
JPH076629A JP10067194A JP10067194A JPH076629A JP H076629 A JPH076629 A JP H076629A JP 10067194 A JP10067194 A JP 10067194A JP 10067194 A JP10067194 A JP 10067194A JP H076629 A JPH076629 A JP H076629A
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JP
Japan
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cable
motor
encoder
line
motor power
Prior art date
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Pending
Application number
JP10067194A
Other languages
English (en)
Inventor
Jinichi Ito
仁一 伊藤
Takashi Katagiri
崇 片桐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Instruments Corp
Original Assignee
Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd filed Critical Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
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Publication of JPH076629A publication Critical patent/JPH076629A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低コストで、しかも設計の自由度及び耐ノイ
ズ性を向上する。 【構成】 制御装置15に接続されるモータ電力線13
Aと位置検出器14の信号ケーブル12Aとをまとめて
一本のケーブル体20にしてなるもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータ用ケーブルに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばブラシレスモータ等のモー
タにおいては、モータ主軸の位置データを検出し、この
位置データに基づいてフィードバック制御等の様々な処
理がなされている。この装置の一例を示したのが図5で
ある。同図において、符号11はモータを、11aはモ
ータ主軸をそれぞれ示しており、該モータ11にはモー
タ主軸11aの位置データを検出するための位置検出器
として、例えばエンコーダ14が付設されている。この
エンコーダ14において検出される位置データは、エン
コーダケーブル12を介して制御装置15に伝送され、
処理される。また、この信号に基づいたモータ駆動電力
は、制御装置15からモータ電力線13を介してモータ
11に印加される。
【0003】ここで、上記エンコーダケーブル12はエ
ンコーダ信号線と電源線及びグランド線を、モータ電力
線13は相数分の電力線及びグランド線を、それぞれ束
ねて被覆したものであり、図示されない支持部材により
適宜支持されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記モ
ータ用ケーブルにおいては、以下の問題点がある。すな
わち、エンコーダケーブル12、モータ電力線13の2
本のケーブルが必要となるために、ケーブルコストが高
くなるといった問題がある。また、エンコーダケーブル
12、モータ電力線13を束ねて支持する場合には、そ
の重量が比較的重いので、支持部材を比較的剛性の高い
構造としなければならず、従って支持部材のコストが高
くなると共にその設計の自由度が制限されるといった問
題がある。さらに、場合によっては、エンコーダケーブ
ル12とモータ電力線13との配線ルートが異なり、該
エンコーダケーブル12とモータ電力線13とが離れて
配設されることがあるが、このような状態になると、モ
ータ11と制御装置15との間において、エンコーダケ
ーブル12、モータ電力線13により形成されるループ
が大きくなってしまうので、磁気結合によるノイズが載
りやすくなり、モータが誤動作するという畏れもある。
【0005】そこで本発明は、低コストで、しかも設計
の自由度及び耐ノイズ性が向上されるモータ用ケーブル
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のモータ用ケーブ
ルは上記目的を達成するために、制御装置に接続される
モータ電力線と位置検出器の信号ケーブルとをまとめて
一本のケーブル体にしてなることを特徴としている。
【0007】
【作用】このような手段におけるモータ用ケーブルによ
れば、モータ電力線と位置検出器の信号ケーブルとがま
とめられて一本のケーブル体となり、その分ケーブル外
被が少なくなって、ケーブルコストの低減がなされる。
また、ケーブル外被が少なくなる分ケーブル重量が軽く
なり、支持部材のコスト低減及びその設計の自由度の向
上がなされる。また、モータ電力線と位置検出器の信号
ケーブルとが可能な限り近くに配設されることから、ル
ープが小さくなって、耐ノイズ性の向上がなされる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の一実施例を示すモータ用ケーブル
を適用した位置検出器の信号伝送装置の概略構成図、図
2はモータ用ケーブルの断面図であり、従来技術で説明
したのと同一なものに対しては同一符号を付し、ここで
の説明は省略する。この実施例のモータ用ケーブルが従
来技術のそれと違う点は、モータ電力線13Aとエンコ
ーダケーブル12Aとをまとめて外被20aにより被覆
して、一本のケーブル体20とした点である
【0009】ここで、本実施例においては、例えば3相
モータが使用されており、従ってモータ電力線13A
は、U,V,Wの3相の電力線13a,13b,13c
及びグランド電源線13dより構成されている。また、
エンコーダケーブル12Aは、エンコーダ信号線(差動
信号線)たるBUS線12a、BUS−bar線12b
及び5V電源線12c並びにグランド電源線12dより
構成されている。上記BUS線12a及びBUS−ba
r線12bは縒り線よりなり、これらBUS線12a、
BUS−bar線12b及び5V電源線12c並びにグ
ランド電源12d、すなわちエンコーダケーブル12A
は、図3に示されるような、シールド線22によりシー
ルド被覆された状態となっている。このシールド線22
は、例えば60本の0.08mmの錫メッキ軟銅線を網
組みして形成したものである。
【0010】エンコーダケーブル12Aを内蔵したシー
ルド線22及び上記モータ電力線13Aは、図2に示さ
れるように、まとめられた状態で外被20aにより被覆
されており、従ってこれらモータ電力線13A及びエン
コーダケーブル12A並びにシールド線22を内蔵して
一本のケーブル体20が構成された状態となっている。
【0011】そして、上記ケーブル体20を構成する各
線は、ドライバ側のコネクタにおいて、例えば図4に示
される如く配置される丸印で示されるピンに接続されて
いる。すなわち、符号1,2,3はU,V,W相の電力
線13a,13b,13c用のピンを、4はモータのグ
ランド電源線13d用のピンを、5はオプショナル用の
ピンを、6はシールド線22用のピンを、7はエンコー
ダの5V電源線12c用のピンを、8はエンコーダのグ
ランド電源線12d用のピンを、9はエンコーダのBU
S線12a用のピンを、10はエンコーダのBUS−b
ar線12b用のピンを、それぞれ示している。なお、
図4のコネクタをモータ側に設けることも勿論可能であ
る。
【0012】このように、本実施例においては、モータ
電力線13Aとエンコーダケーブル12Aとをまとめて
一本のケーブル体20にするようにしたので、その分ケ
ーブル外被20aを少なくできるようになっており、従
ってケーブルコストを低減することが可能となってい
る。また、上述の如くケーブル外被20aを少なくでき
るので、その分ケーブル重量を軽くすることができるよ
うになっており、従って支持部材のコスト低減及びその
設計の自由度の向上を図ることが可能となっている。ま
た、モータ電力線13Aとエンコーダケーブル12Aと
を凡そ抱き合わせ、両者を可能な限り近くに配設してい
るので、モータ11と制御装置15との間においてモー
タ電力線13Aとエンコーダケーブル12Aとにより形
成されるループを小さくできるようになっており、従っ
て耐ノイズ性を向上することが可能となっている。ま
た、図4に示されるように、コネクタの一体化が容易と
なるので、ドライバとケーブルの接続、モータとケーブ
ルの接続がワンタッチとなり、従ってメンテナンス性を
向上することが可能となっている。
【0013】しかも、本実施例においては、エンコーダ
ケーブル12Aを磁気的相互干渉防止用のシールド線2
2により覆ってシールドするようにしているので、さら
に耐ノイズ性を向上することが可能となっている。
【0014】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変形可能であるというのはいうまでもなく、例え
ば、上記実施例においては、位置検出器としてエンコー
ダを用いているが、エンコーダに限定されるものではな
く、例えばレゾルバを用いることも可能である。
【0015】また、コネクタピンの配列も、図4に示さ
れるものに限定されるものではない。
【0016】また、上記実施例においては、3相のモー
タに対する適用例が述べられているが、本発明は3相以
外のモータに対しても勿論適用可能である。
【0017】さらにまた、本発明は一軸のモータばかり
ではなく、2軸以上のモータに対しても適用可能であ
る。その一例を示したのが図5である。
【0018】この実施例にあっては、2台のモータ1
1,31が制御装置15,35によりそれぞれ個別に制
御される。第1のモータ11のモータ主軸11aの位置
データはエンコーダ14により、第2のモータ31のモ
ータ主軸31aの位置データはエンコーダ34により、
それぞれ検出され、エンコーダ14において検出された
位置データはエンコーダケーブル12Aを介して制御装
置15に伝送されて処理され、エンコーダ34において
検出された位置データはエンコーダケーブル32Aを介
して制御装置35に伝送されて処理される。この信号に
基づいた各モータ駆動電力は、制御装置15からモータ
電力線13Aを介して第1のモータ11に、制御装置3
5からモータ電力線33Aを介して第2のモータ31
に、それぞれ印加される。
【0019】ここで、モータ電力線13Aは、図6に示
されるように、U,V,Wの3相の電力線13a,13
b,13c及びグランド電源線13dより構成されてお
り、モータ電力線33Aは、U,V,Wの3相の電力線
33a,33b,33c及びグランド電源線33dより
構成されている。
【0020】また、エンコーダケーブル12Aは、エン
コーダ信号線(差動信号線)たるBUS線12a、BU
S−bar線12b及び5V電源線12c並びにグラン
ド電源線12dより構成されており、エンコーダケーブ
ル32Aは、エンコーダ信号線(差動信号線)たるBU
S線32a、BUS−bar線32b及び5V電源線3
2c並びにグランド電源線32dより構成されている。
【0021】上記BUS線12a,32a、BUS−b
ar線12b,32b及び5V電源線12c,32c並
びにグランド電源線12d,32dは、図6に示される
ように、束ねられてエンコーダ信号線12を構成し、こ
のエンコーダ信号線12はシールド線22によりシール
ド被覆され、さらにこのシールド線22の周囲には、上
記モータ電力線13A,33Aより構成されるモータ電
力線13が取り巻いた状態で外被20aにより被覆され
ている。従って、上記モータ電力線13及びエンコーダ
信号線12並びにシールド線22を内蔵して一本のケー
ブル体20が構成された状態となっている。
【0022】このように構成しても、先の実施例と同様
な効果を得ることができるというのはいうまでもない。
【0023】なお、この実施例にあっては、2軸のモー
タに対する適用例が述べられているが、3軸以上のモー
タに対しても同様に適用可能である、
【0024】
【発明の効果】以上述べたように本発明のモータ用ケー
ブルによれば、制御装置に接続されるモータ電力線と位
置検出器の信号ケーブルとをまとめて一本のケーブル体
にするようにしたので、その分ケーブル外被を少なくで
き、従ってケーブルコストを低減することが可能とな
る。また、上述の如くケーブル外被を少なくできるの
で、その分ケーブル重量を軽くすることができ、従って
支持部材のコスト低減及びその設計の自由度の向上を図
ることが可能となる。また、モータ電力線と位置検出器
の信号ケーブルとを可能な限り近くに配設しているの
で、モータと制御装置との間において位置検出器の信号
ケーブルとモータ電力線とにより形成されるループを小
さくでき、従って耐ノイズ性を向上することが可能であ
る。さらにまた、コネクタの一体化が容易となるので、
ドライバとケーブルの接続、モータとケーブルの接続が
ワンタッチとなり、メンテナンス性を向上することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すモータ用ケーブルを適
用した位置検出器の信号伝送装置の概略構成図である。
【図2】図1のモータ用ケーブルの断面図である。
【図3】シールド線部分の概略斜視図である。
【図4】コネクタピンの配置図である。
【図5】本発明の他の実施例を示すモータ用ケーブルを
適用した位置検出器の信号伝送装置の概略構成図であ
る。
【図6】図5のモータ用ケーブルの断面図である。
【図7】従来技術を示す位置検出器の信号伝送装置の概
略構成図である。
【符号の説明】
12a〜12d,32a〜32d エンコーダ信号線 12A,32A 位置検出器の信号ケーブル 13A,33A モータ電力線 14,34 位置検出器 15,35 制御装置 20 一本のケーブル体 20a 外被 22 シールド線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御装置に接続されるモータ電力線と位
    置検出器の信号ケーブルとをまとめて一本のケーブル体
    にしてなるモータ用ケーブル。
  2. 【請求項2】 モータ電力線とシールド線によりシール
    ドされたエンコーダ信号線とを被覆して一体化したこと
    を特徴とする請求項1記載のモータ用ケーブル。
JP10067194A 1993-04-22 1994-04-14 モータ用ケーブル Pending JPH076629A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10067194A JPH076629A (ja) 1993-04-22 1994-04-14 モータ用ケーブル

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5-26489 1993-04-22
JP2648993 1993-04-22
JP10067194A JPH076629A (ja) 1993-04-22 1994-04-14 モータ用ケーブル

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JPH076629A true JPH076629A (ja) 1995-01-10

Family

ID=26364278

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JP10067194A Pending JPH076629A (ja) 1993-04-22 1994-04-14 モータ用ケーブル

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002349442A (ja) * 2001-05-21 2002-12-04 Kawamoto Pump Mfg Co Ltd 自動給水装置
JP2007209142A (ja) * 2006-02-02 2007-08-16 Ichinomiya Denki:Kk ブラシレスモータ
CN102751006A (zh) * 2012-07-20 2012-10-24 安徽江淮电缆集团有限公司 一种采煤机用电缆
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JP2021026812A (ja) * 2019-07-31 2021-02-22 日立金属株式会社 可動部用ケーブル

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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20001012