JPH0766149B2 - プリンタのオートフオーカス機構 - Google Patents

プリンタのオートフオーカス機構

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JPH0766149B2
JPH0766149B2 JP63025512A JP2551288A JPH0766149B2 JP H0766149 B2 JPH0766149 B2 JP H0766149B2 JP 63025512 A JP63025512 A JP 63025512A JP 2551288 A JP2551288 A JP 2551288A JP H0766149 B2 JPH0766149 B2 JP H0766149B2
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B27/00Photographic printing apparatus
    • G03B27/32Projection printing apparatus, e.g. enlarger, copying camera
    • G03B27/34Means for automatic focusing therefor

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、プリンタのオートフオーカス機構に係り、特
に基準キヤリアをヘツドへ装着したときに求められるAF
曲線に基づいてフオーカス位置に定めるプリンタのオー
トフオーカス機関に関する。
[従来技術] 写真フイルムには、35mmサイズフイルム、ブローニーフ
イルム、110サイズフイルム等があり、また同じ写真フ
イルムでもフルサイズとハーフサイズとがある。これら
の各種のサイズの写真フイルムに対処するために、焼付
用レンズを移動すると共に、焼付光路の共役長を換える
ことで焼付倍率を変換する焼付装置が知られている。こ
のレンズの移動量と共役長とはAF曲線によって得ること
ができる。以下に従来のAF曲線の求め方について説明す
る。
第3図には焼付装置の概略図が示されている。ネガキヤ
リア66に保持されたネガフイルム60は図示しない光源に
よって照射され、その透過光はレンズ62を介して印画紙
64へと照射され焼付がなされる。ここで、第1のレンズ
公式により以下の式が成り立つ。
ここに、A:レンズとネガフイルムとの距離 S:共役長 f:レンズの焦点距離 次に、倍率m1を指定し、この倍率m1で合焦させた場合、
前記(1)式により、以下の式が得られる。
また、倍率m2を指定して、合焦させた場合は同様に以下
の式が得られる。
ここに、 Ap:ネガフイルムとレンズ基準との距離(補正値) A′:レンズ基準とレンズ位置との距離 Sp:ネガフイルムと印画紙基準との距離(補正値) S′:印画紙基準と印画紙位置との距離 A′m1、S′m1:倍率m1のときのA′、S′ A′m2、S′m2:倍率m2のときのA′、S′ なお、A′、S′は実際に測距して(例えばパルスモー
タの送りパルス数)求める値であり、Ap、Spはピントが
合った時、前記(1)式が成立するとみなした場合の計
算から求める値である。
ここで、A′m1、S′m1、A′m2、S′m2は、各基準位
置からの距離であるので、その値はわかっており、焦点
距離fもレンズによって定められているので、上記
(2)、(3)式により、Ap、Spを求めることができ
る。
以上で求めたAp、Spによって、次の式からわかるよう
に、Ap又はSpの一方が決まれば、Ap又はSpの他方を容易
に求めることができる。
ところで、一般の焼付装置では、ピントと共に倍率も正
確であることが要求されるため、実際の焼付作業として
は倍率を入力することにより、正確なピントが得られる
ことが必要である。
すなわち、ピントはボケが許容錯乱円内であれば合って
いるとみなされるが、倍率はそのピントが合っている範
囲内で変化するため、その分の補正が必要となる。
そこで、以下のような手順で所定の倍率でのA′、S′
を求める。
まず、第2のレンズ公式として以下の式が成り立つ。
ここで、ピント合せの場合と同様に以下の式からAm、Sm
を求める。
この(6)、(7)式から、Am、Smを求めることによ
り、次式の如くAm又はSmの一方が決まればAm又はSmの他
方を求めることができる。
この(8)式と、前記(4)式の連立方程式により、
A′とS′とが求まる。
以上の合焦作業を繰り返し、最適なAp、Sp、Am、Smを求
め制御部のメモリに記憶させておけば、以後は倍率mを
入力することにより、その倍率でピントが合うA′、
S′を容易に求めることができる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような方法では、ネガフイルム60の
位置が第3図想像線のように変わると各パラメータが変
化して(第3図に示される如く、ネガキヤリア66の下端
面を基準としてK−K′の誤差が生じている)、正確な
A′、S′を得ることができなくなる。ネガフイルム60
の位置は、ネガフイルム60を保持しているネガキヤリア
66をネガフイルム60のサイズに応じて交換した場合に変
化する。すなわち、ネガキヤリア間に機械加工上の寸法
のばらつきがあるためである。また、実際にネガフイル
ムの位置に変化はないが、開口面(ネガフイルム配置
部)にガラスが組み込まれているネガキヤリアを適用し
た場合に、このガラスにより透過光の光路長が変化し
て、結果としてネガフイルムの位置が変化したのと同様
となることもある。このように、ネガフイルムの位置の
変化が起こる原因としては、AF曲線を定めたときに適用
されたネガキヤリアとは異なるネガキヤリアを適用した
場合に生じることがほとんどである。
本発明は上記事実を考慮し、ネガキヤリア等の原画フイ
ルムを保持するキヤリアが交換されても、最適のフオー
カス位置へ位置決めすることができるプリンタのオート
フオーカス機構を得ることが目的である。
[課題を解決するための手段] 本発明に係るプリンタのオートフオーカス機構は、引伸
し倍率を変更する際に原画フイルムの位置を変えること
によって共役長を変更すると共に焼付用レンズを移動さ
せる正立型プリンタに用いられ、異なるサイズの原画フ
イルムをそれぞれ保持する複数のキヤリアが装着可能で
かつ基準キヤリアを装着したときに求められるAF曲線に
基づいてフオーカス位置を定めるプリンタのオートフオ
ーカス機構であって、基準キヤリア以外の各キヤリアを
装着したときの原画フイルムの位置と基準キヤリアをヘ
ツドへ装着したときの原画フイルムの位置との差に応じ
た補正値を前記各キヤリア毎に設定する設定手段と、装
着されたキヤリアを判別する判別手段と、判別手段で判
別されたキヤリアに対応する補正値に基づいてAF曲線を
補正する補正手段と、を有している。
[作用] 原画フイルムには各種のサイズがあり、これら各サイズ
の原画フイルムに応じて複数のキヤリアの中から焼付処
理に適用される原画フイルムに適したキヤリアを選択す
る。キヤリアによる原画フイルムの保持位置は何れのキ
ヤリアを適用しても変わることがないことが好ましい
が、キヤリアの機械加工上等の理由からキヤリア毎に原
画フイルムの位置ずれが生じており、AF曲線に基づいて
最適なフオーカス位置へ位置決めしても前記ずれにより
適正とならない場合が生じる。
本発明では、設定手段で基準キヤリア以外の各キヤリア
を装着したときの原画フイルムの位置と基準キヤリアを
装着したときの原画フイルムの位置との差に基づいて求
められる補正値を各キヤリア毎に設定しておき、焼付処
理時に実際にヘツドへ装着されるキヤリアを判別手段に
より判別し、判別されたキヤリアに対応する補正値に基
づいてAF曲線を補正するようにしたので、AF曲線に基づ
く前記位置決めを正確に行うことができる。
[実施例] 第1図には本発明が適用された正立型写真焼付装置10が
示されている。ハウジング12にはベースプレート14上に
ネガキヤリア16が搭載できるようになっており、このネ
ガキヤリア16内へネガフイルム18が装填されている。
ハウジング12内にはネガキヤリア16と同軸的に光源20、
YMCフイルタ21、ミラー21A及び光拡散筒22が設けられ、
焼付光を焼付用レンズ24、シヤツタ26を通して印画紙28
へ送るようになっている。シヤツタ26の駆動はドライバ
27を介して制御装置29からの信号で制御されるようにな
っている。なお、YMCフイルタ21の光軸上への進退もこ
の制御装置29からの信号で制御されるようになってい
る。
制御装置29はマイクロコンピユータ68を含んで構成され
ており、マイクロコンピユータ68は入力ポート70、出力
ポート72、CPU74、RAM76、ROM78及びこれらを接続する
データバスやコントロールバス等のバス80で構成されて
いる。制御装置29の入力ポート70にはキーボード82が接
続されており、このキーボード82のキー操作により倍率
やネガフイルムのサイズ等を入力できるようになってい
る。
ここで、ネガフイルム18のサイズが異なる場合、前記ネ
ガキヤリア16もこれに応じて変えなければならず、この
ため、ネガキヤリア16は各ネガフイルムサイズに応じた
開口部(図示省略)が形成されたものが複数個用意され
ている。
ネガフイルム18は通常ネガキヤリア16の一対の板面に挟
持されて保持されており、例えばネガキヤリア16の下端
面16Aとネガフイルムとの間の間隔寸法は一定であるこ
とが好ましいが、ネガキヤリア16の機械加工上の寸法の
ばらつき等により、前記間隔寸法がネガキヤリアによっ
て異なる場合がある。この間隔寸法誤差は、従来技術の
項で示した各パラメータ(第3図参照)に誤差を生じさ
せるため、本実施例では各ネガキヤリアにおける前記間
隔寸法′を予め測定しておき、マイクロコンピユータ68
のRAM76へ記憶させておくようにしている。
この場合、複数のネガキヤリアの中から基準となるネガ
キヤリア16(標準サイズ用ネガキヤリアが好ましい)を
設定しておき、AF曲線はこのネガキヤリア16を装着して
定めるようになっている。AF曲線の定め方については後
述する。すなわち、この基準となるネガキヤリア16の前
記間隔寸法誤差は0となる。
装着されるネガキヤリアの判別は、前記キーボード82に
よりネガフイルムサイズを入力することによりなされ、
この入力でネガキヤリアが判別され、基準となるネガキ
ヤリア16の間隔寸法(第3図寸法K)と異なる場合は、
その間隔寸法(第3図寸法K′)がRAM76から読み出さ
れ、これらの誤差ΔK(K−K′)に基づいて、前記各
パラメータの補正がされた後、設定倍率に応じて以下に
示すハウジング12等の駆動が制御されるようになってい
る。
ハウジング12はプーリ30、32へ掛け渡されるベルト34の
一部へ取り付けられ、プーリ30、32が図示しないモータ
の駆動力を受けることにより第2図上下方向へ移動可能
となっている。
焼付用レンズ24はターレツト38へ取り付けられており、
このターレツト38はねじ軸36でハウジング12へ軸支され
た昇降台40へ搭載されている。この昇降台40へ取り付け
られたモータ41の駆動でターレツト38が回転して光軸上
へ他の焼付用レンズを対応させることができるようにな
っている。また昇降台40は回転が阻止されており、ねじ
軸36がモータ43の駆動力で回転されるとターレツト38と
共に上下動して焼付用レンズ24の位置を変更できるよう
になっている。
ハウジング12内には反射ミラー42が配置されて水平方向
へスライド可能となっている。またミラー42の一部がベ
ルト44へ取り付けられている。ベルト44はプーリ46、48
へ巻き掛けられており、これらのプーリ46、48が図示し
ないモータの回転力を受けることによりミラー42が第1
図左右方向に移動して光軸上へ進退可能となっている。
このミラー42は光源20からの焼付光を反射させてズーム
レンズ52、ビームスプリツタ54を介して2個のイメージ
センサ56、58へ送るようになっている。イメージセンサ
56、58はズームレンズ52によりネガサイズに応じた大き
さのネガ像が結像され、このネガ像の各点がスキヤニン
グ測光されるようになっている。この測光されたデータ
は制御装置29へ供給され、露光時間が算出されるように
なっている。
ところで、本実施例の焼付装置10では一連の焼付処理を
する前に高倍率の位置と低倍率の位置とで各1箇所ずつ
ハウジング12を位置決めして、レンズ位置及び共役長を
得るための所定の式(AF曲線)を得るようにしている。
すなわち、焼付用レンズ24が決まると、AF曲線によって
得られたレンズ位置及び共役長に基づいて、モータ43を
駆動させピント合わせするようになっている。
制御装置29のRAM76には、予めピント微調整ピツチ寸法
が記憶されており、前記ピントが合わせされたレンズ位
置を原位置として第1図上下4箇所のそれぞれの位置へ
昇降台40を位置決めし、それぞれの位置(9箇所)で焼
付処理をするようになっている。このとき、印画紙28の
裏面には図示しない印字機によりレンズ位置の低い方
(第1図下側)から順番に1〜9までの番号が付される
ようになっており、制御装置29内でこの番号と各レンズ
位置とが対応可能とされている(原位置は5番)。
ここで、作業員は上記焼付処理を高倍率と低倍率の2箇
所の位置で行ない、最適なピント位置を選定し、選定さ
れた印画紙28に付された番号を制御装置29へ入力する。
制御装置29ではこの選定されたピント位置に基づいてAF
曲線を補正するようにしている。このAF曲線の補正は繰
り返し行なわれ、選定されるピント位置の番号と原位置
の番号(印字番号5番)とが一致された時点で真のAF曲
線が得られるようになっている。
次に本実施例の作用を説明する。
本実施例において、焼付処理を行なう前に、所定の倍率
に応じたレンズ位置及び共役長を定めるAF曲線の補正を
して、真のAF曲線を得ておく必要がある。以下に第2図
のフローチヤートに従い、この真のAF曲線の定め方を説
明する。
まず、ステツプ100において、高い倍率m1を入力する。
ステツプ102ではこの入力された倍率m1に応じたAF曲線
からA′m1及びS′m1を求める。次のステツプ104で
は、ステツプ102で得られた値に基づいてレンズ位置及
び共役長を変更し、所定位置へ位置決めする。
次にステツプ106において、予め記憶されているピツチ
の4倍の距離分、レンズ位置第1図最下部へ移動させ、
焼付処理を行なう。次に、前記ピツチ毎にレンズ位置を
第1図上方へ上昇させ、合計9箇所の位置で焼付処理を
行なう。ここで、印画紙には印字機により、焼付順に1
〜9までの番号が付される。
次にステツプ108において、低い倍率m2を入力する。ス
テツプ110ではこの入力された倍率m2に応じてAF曲線か
らA′m2及びS′m2を求める。次のステツプ112ではス
テツプ110で得られた値に基づいてレンズ位置及び共役
長を変更し、所定位置へ位置決めする。次のステツプ11
4では前記ステツプ106と同様に合計9箇所の位置で焼付
処理を行なう。この場合も前述と同様に、印画紙には焼
付順に1〜9までの番号が付される。なお、高・低の倍
率入力は自動的に行なわれるようにしてもよい。
ステツプ115で作業員はこの焼付された2セツト(高倍
率の9枚と低倍率の9枚)から、最適なピントの印画紙
を各1枚選定し、その印画紙に付された番号と倍率とを
入力する。この番号の入力時に高い倍率のものか低い倍
率のものかは、予め入力順を決めておいてもよいし、倍
率と共に入力するようにしてもよい。
次のステツプ116では、入力された番号に相当するレン
ズ位置と倍率とに基づいて、AF曲線を補正する。次にス
テツプ118で入力された番号が5番、すなわち原位置に
対応する番号か否かが判断され、否定判定の場合はステ
ツプ100へ移行して上記工程(ステツプ100〜ステツプ11
6)を繰り返す。従って、次のレンズ24の原位置はその
都度補正されたAF曲線によって、演算されることにな
る、これを繰り返すことにより、AF曲線によって演算さ
れるレンズ原位置で実際に焼付処理がなされた印画紙28
が最適なピントとなるようになる。これは、ステツプ11
8で入力される印画紙に付された番号が5番となること
により、容易に判定することができる。
このようにして、高倍率と低倍率との双方で原位置で焼
付をした印画紙28に焼き付けられた画像のピントが最適
となった時点で補正されたAF曲線が真のAF曲線となり、
以下に示す通常の焼付処理時には、常に最適なピント位
置で焼付処理をすることができる。
次に、ネガキヤリアの違いによるAF曲線の各パラメータ
を補正する制御ルーチンについて第4図に従い説明す
る。
ネガフイルム18がネガキヤリア16に保持され、装着され
ると、まず、ステツプ150において、キーボード82から
の倍率及びネガフイルムのサイズの入力の有無を判断す
る。次のステツプ152では、入力されたサイズに基づい
て適用されネガキヤリアを判別し、次いでステツプ154
でこの判別されたネガキヤリアが基準ネガキヤリア16か
否かが判断される。ここで、基準ネガキヤリア16と一致
する場合、AF曲線の各パラメータを何ら補正する必要が
ないので、このルーチンは終了する。また、ステツプ15
4で否定判定、すなわち基準ネガキヤリア16とは異なる
ネガキヤリアであると判断された場合は、ステツプ156
へ移行して、判別されたネガキヤリアに基づいてRAM76
から間隔寸法K′を読み出す。この間隔寸法K′は本実
施例の焼付装置10に適用される全てのネガキヤリアに対
応して、予め測定され、RAM76に記憶されているもので
ある。
次のステツプ158では、基準ネガキヤリア16での間隔寸
法Kが読み出され、次いでステツプ160でこれらの誤差
ΔK(=K−K′)が演算される。第3図に示される如
く、ネガフイルム18の位置がずれた場合に変化するパラ
メータは、印画紙基準からネガフイルムまでの距離Sp、
レンズ基準位置からネガフイルムまでの距離Apであり、
ステツプ161では基準ネガフイルム16を適用したときの
各パラメータSp、Apを読出し、これらは、ステツプ16
4、166で前記誤差ΔKに基づいて補正され、このルーチ
ンは終了する。
これにより、ネガキヤリアが異なることにより生じるネ
ガフイルム18の位置の変化を加味してAF曲線を用いてハ
ウジング12等を設定倍率に基づいて位置決めすることが
できる。
次に、通常の焼付処理の作動について説明する。
光源20から放出された焼付光は、光拡散筒22で拡散され
たネガフイルム18を照明する。このネガフイルム18を透
過した光は、ターレツト38の開口を通り、ミラー42で横
方向に反射される。さらに反射された光はズームレンズ
52を通った後にビームスプリツタ54で二分され、イメー
ジセンサ56、58へそれぞれ入射する。これらのイメージ
センサ56、58にはズームレンズ52によりネガサイズに応
じたサイズのネガ像が結像され、このネガ像の各点がス
キヤニング測光される。
イメージセンサ56、58により、ネガ像の各点の濃度が測
定され、得られた濃度値に基づいて焼付露光量が算出さ
れる。
プリント時にはモータ41の駆動でターレツト38が回転
し、焼付倍率に応じた焼付用レンズ24が光軸上に挿入さ
れる。これとともにミラー42が第1図右方向に移動して
焼付光軸から退避される。ここでシヤツタ26が焼付露光
量に応じた時間だけ開口して印画紙28にネガフイルム上
の画像が焼付られる。
焼付倍率を変更する場合には、焼付倍率指定キー(図示
省略)を操作する。この指定された焼付倍率に応じてAF
曲線によってレンズ位置及び共役長を演算し、ねじ軸36
を回転させターレツト38を上下動させる。これと共にベ
ルト34の駆動によりハウジング12が所定量だけ上下動し
てネガフイルム18と焼付用レンズ24との位置が変化し、
焼付光路の共役長が変化する。
なお、本実施例ではネガキヤリア16の下端面16Aを基準
面としてネガフイルム18との間の間隔寸法を記憶させる
ようにしたが、装置本体の位置の変化のない部分であれ
ばどこでもよい。また、本実施例では、RAM76へ間隔寸
法K′をそのまま記憶させるようにたが、誤差ΔKを記
憶させるようにしてもよい。但し、この場合基準ネガキ
ヤリア16自体が例えば新品と交換された場合は、各誤差
ΔKを再設定する必要がある。
さらに、本実施例ではネガフイルム18のサイズのキー入
力によネガキヤリアの判別を行ったが、ネガキヤリアに
バーコード等を付しネガキヤリア装着部にバーコードリ
ーダを設置すれば、ネガキヤリアを装着した時点で自動
的にネガキヤリアを判別することができる。
[発明の効果] 以上説明した如く本発明に係るプリンタのオートフオー
カス機構は、ネガキヤリア等の原画フイルムを保持する
キヤリアが交換されても、最適のフオーカス位置へ位置
決めすることができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用された焼付装置の構成図、第2図
はピント合わせの手順を示すフローチヤート、第3図は
ピント合わせ方法を説明するための焼付装置の概略図、
第4図はネガフイルムの位置ずれに基づくパラメータ補
正ルーチンを示すフローチヤートである。 10……焼付装置、 16……ネガキヤリア、 18……ネガフイルム、 28……印画紙、 29……制御装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】引伸し倍率を変更する際に原画フイルムの
    位置を変えることによって共役長を変更すると共に焼付
    用レンズを移動させる正立型プリンタに用いられ、異な
    るサイズの原画フイルムをそれぞれ保持する複数のキヤ
    リアが装着可能でかつ基準キヤリアを装着したときに求
    められるAF曲線に基づいてフオーカス位置を定めるプリ
    ンタのオートフオーカス機構であって、基準キヤリア以
    外の各キヤリアを装着したときの原画フイルムの位置と
    基準キヤリアをヘツドへ装着したときの原画フイルムの
    位置との差に応じた補正値を前記各キヤリア毎に設定す
    る設定手段と、装着されたキヤリアを判別する判別手段
    と、判別手段で判別されたキヤリアに対応する補正値に
    基づいてAF曲線を補正する補正手段と、を有するプリン
    タのオートフオーカス機構。
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