JPH0765498A - 情報処理装置 - Google Patents
情報処理装置Info
- Publication number
- JPH0765498A JPH0765498A JP22817093A JP22817093A JPH0765498A JP H0765498 A JPH0765498 A JP H0765498A JP 22817093 A JP22817093 A JP 22817093A JP 22817093 A JP22817093 A JP 22817093A JP H0765498 A JPH0765498 A JP H0765498A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- mode
- signal
- step pulse
- mode switching
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 360rpm と300rpm との両方で回転する
ことができる外付けFDDの回転数の切替をホスト装置
からの指令によって実行することができるシステムを提
供する。 【構成】 外付け3モードFDD4の回転数の切替信号
をステップパルス発生回路を使用して発生させてステッ
プパルスと同一の信号線でFDD4に送る。通常のステ
ップパルスとモード切替信号とを区別するために、通常
の最大ステップパルス数よりも多いパルスを発生させ、
これをFDD4側で区別して検出し、モード切替情報と
して使用する。モード切替信号は通常のステップパルス
と同一のラインで伝送されるので、従来のインタフェー
スをそのまま使用できる。
ことができる外付けFDDの回転数の切替をホスト装置
からの指令によって実行することができるシステムを提
供する。 【構成】 外付け3モードFDD4の回転数の切替信号
をステップパルス発生回路を使用して発生させてステッ
プパルスと同一の信号線でFDD4に送る。通常のステ
ップパルスとモード切替信号とを区別するために、通常
の最大ステップパルス数よりも多いパルスを発生させ、
これをFDD4側で区別して検出し、モード切替情報と
して使用する。モード切替信号は通常のステップパルス
と同一のラインで伝送されるので、従来のインタフェー
スをそのまま使用できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フロッピーディスク装
置(FDD)とホスト装置との組み合せのような情報処
理装置に関する。
置(FDD)とホスト装置との組み合せのような情報処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、現在市場で多く使用されている
3.5インチフロッピ−ディスクは、両面倍密度ディス
ク(2DD)、両面高密度ディスク(2HD)の2種類
がある。これらがワ−プロ或はパソコン等によって種々
の記憶容量となるようにフオ−マットされることにより
大別して以下に示すディスクが存在する。 (1) 2DDのディスクをフオ−マットする事によっ
て得られる、フオ−マット時容量が640キロバイトの
ディスク。 (2) 2DDのディスクをフオ−マットする事によっ
て得られる、フオ−マット時容量が720キロバイトの
ディスク(以下、640キロバイトディスクと720キ
ロバイトディスクを合わせて2DDディスクと呼ぶ)。 (3) 2HDのディスクをフオ−マットする事によっ
て得られる、フオ−マット時容量が1.25メガバイト
のディスク(以下、1.25MBディスクと呼ぶ)。 (4) 2HDのディスクをフオ−マットする事によっ
て得られる、フオ−マット容量が1.44メガバイトの
ディスク(以下1.4MBディスクと呼ぶ)。 2HDディスクにおいて、日本国内において普及してい
るパソコン等では、1.25MBディスクが主流であ
る。一方海外において普及しているパソコン等では、
1.44MBディスクが主流である。
3.5インチフロッピ−ディスクは、両面倍密度ディス
ク(2DD)、両面高密度ディスク(2HD)の2種類
がある。これらがワ−プロ或はパソコン等によって種々
の記憶容量となるようにフオ−マットされることにより
大別して以下に示すディスクが存在する。 (1) 2DDのディスクをフオ−マットする事によっ
て得られる、フオ−マット時容量が640キロバイトの
ディスク。 (2) 2DDのディスクをフオ−マットする事によっ
て得られる、フオ−マット時容量が720キロバイトの
ディスク(以下、640キロバイトディスクと720キ
ロバイトディスクを合わせて2DDディスクと呼ぶ)。 (3) 2HDのディスクをフオ−マットする事によっ
て得られる、フオ−マット時容量が1.25メガバイト
のディスク(以下、1.25MBディスクと呼ぶ)。 (4) 2HDのディスクをフオ−マットする事によっ
て得られる、フオ−マット容量が1.44メガバイトの
ディスク(以下1.4MBディスクと呼ぶ)。 2HDディスクにおいて、日本国内において普及してい
るパソコン等では、1.25MBディスクが主流であ
る。一方海外において普及しているパソコン等では、
1.44MBディスクが主流である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、海外向けパソコ
ン等が日本国内にも普及し始めている。2DDのディス
クおいては、国内向けパソコンも、海外向けパソコン
も、前記の720キロバイトフオ−マットにする事によ
って、両者共に読み書きが可能であり、デ−タ互換を保
つことが可能である。しかしながら、従来2HDディス
クを使用するFDDにおいては、1.25MBと1.4
4MBの何れか一方の容量でしか読み書きのできない機
種が多かった。2DDタイプと2HDタイプとはディス
クの容器に設けられた開口によって区別することができ
るが、2HDの1.44MBディスクと、1.25MB
ディスクの区別は、両者共に同じ2HDフロッピーディ
スクを使用しているので、ディスクのタイプ判別センサ
によって検出することができない。このため、従来の外
付け3モードFDDには手動によるモード切替スイッチ
が設けられており、2DDタイプ及び2HDの1.25
MBタイプの時にはディスクの回転を360rpmモード
に手動設定し、2HDの1.44MBタイプの時には3
00rpm モードに手動設定した。このため、FDDの操
作が面倒であった。なお、ホスト装置側においても、2
DD、2HDの1.25MB、及び2HDの1.44M
Bの情報を必要とするが、この情報はフォーマット時に
ディスクのトラックゼロに書き込まれたディスク識別用
のメディアIDデータ或はこれに準じた情報を再生する
ことによって得ることができる。また、ホスト装置に内
蔵された3.5インチ型FDDに対してはホスト装置か
ら1.25MBタイプと1.44MBタイプとの判別結
果が専用の信号線で送られるようにインタ−フェ−スは
構成され、ディスクの回転数の自動切換が行われるが、
ホスト装置に対して外付けの3.5インチにはデイスク
の判別結果を送るようにインタ−フェ−スが構成されて
いない。上述のような問題は、5.25インチ型フロッ
ピーディスクを使用するFDDをホスト装置に外付けす
る場合にも生じる。即ち、5.25インチ型フロッピー
ディスクには2DDタイプと2HDタイプとの2種類が
あるが、これを区別するための被検出部がフロッピーデ
ィスクには設けられていない。従って、2つのタイプの
区別は読み出されたメディアIDデータ或はこれに準じ
た情報に基づいてホスト装置が判断した。ホスト装置に
内蔵された5.25インチ型FDDに対してはメディア
判別結果を専用の信号線で送るように構成されている
が、外付けの5.25インチ型FDDにはメディア判別
結果を送るように構成されていない。このため、外付け
の5.25インチ型FDDには手動によるモード切替ス
イッチを設け、リード回路のフィルタの定数切替及びラ
イト回路におけるライト電流の切替を行うことが必要に
なり、3.5インチ型FDDと同様に操作性が悪いとい
う問題がある。上述のように、従来のホスト装置に設け
られている標準的な外付けフロッピ−ディスクのインタ
−フェ−スには、メディアの種類、或はメディアのフオ
−マット状態を細かく判別するための信号線が設けられ
ていない。この為に、結果的には外付けFDD装置側
に、手動操作手段によるモ−ド切替手段を設けるか、或
はフロッピ−ディスクインタ−フェ−ス信号線以外に別
途モ−ド切り替えの為の信号線を接続する必要が生じ
る。しかし、前者では操作性が悪くなってしまう。ま
た、後者では、装置全体が高価になり、且つ所要スペ−
スが大きくなり、且つホスト装置の「拡張スロット」と
呼ばれる、機能拡張のための「システム資源」を浪費し
てしまう
ン等が日本国内にも普及し始めている。2DDのディス
クおいては、国内向けパソコンも、海外向けパソコン
も、前記の720キロバイトフオ−マットにする事によ
って、両者共に読み書きが可能であり、デ−タ互換を保
つことが可能である。しかしながら、従来2HDディス
クを使用するFDDにおいては、1.25MBと1.4
4MBの何れか一方の容量でしか読み書きのできない機
種が多かった。2DDタイプと2HDタイプとはディス
クの容器に設けられた開口によって区別することができ
るが、2HDの1.44MBディスクと、1.25MB
ディスクの区別は、両者共に同じ2HDフロッピーディ
スクを使用しているので、ディスクのタイプ判別センサ
によって検出することができない。このため、従来の外
付け3モードFDDには手動によるモード切替スイッチ
が設けられており、2DDタイプ及び2HDの1.25
MBタイプの時にはディスクの回転を360rpmモード
に手動設定し、2HDの1.44MBタイプの時には3
00rpm モードに手動設定した。このため、FDDの操
作が面倒であった。なお、ホスト装置側においても、2
DD、2HDの1.25MB、及び2HDの1.44M
Bの情報を必要とするが、この情報はフォーマット時に
ディスクのトラックゼロに書き込まれたディスク識別用
のメディアIDデータ或はこれに準じた情報を再生する
ことによって得ることができる。また、ホスト装置に内
蔵された3.5インチ型FDDに対してはホスト装置か
ら1.25MBタイプと1.44MBタイプとの判別結
果が専用の信号線で送られるようにインタ−フェ−スは
構成され、ディスクの回転数の自動切換が行われるが、
ホスト装置に対して外付けの3.5インチにはデイスク
の判別結果を送るようにインタ−フェ−スが構成されて
いない。上述のような問題は、5.25インチ型フロッ
ピーディスクを使用するFDDをホスト装置に外付けす
る場合にも生じる。即ち、5.25インチ型フロッピー
ディスクには2DDタイプと2HDタイプとの2種類が
あるが、これを区別するための被検出部がフロッピーデ
ィスクには設けられていない。従って、2つのタイプの
区別は読み出されたメディアIDデータ或はこれに準じ
た情報に基づいてホスト装置が判断した。ホスト装置に
内蔵された5.25インチ型FDDに対してはメディア
判別結果を専用の信号線で送るように構成されている
が、外付けの5.25インチ型FDDにはメディア判別
結果を送るように構成されていない。このため、外付け
の5.25インチ型FDDには手動によるモード切替ス
イッチを設け、リード回路のフィルタの定数切替及びラ
イト回路におけるライト電流の切替を行うことが必要に
なり、3.5インチ型FDDと同様に操作性が悪いとい
う問題がある。上述のように、従来のホスト装置に設け
られている標準的な外付けフロッピ−ディスクのインタ
−フェ−スには、メディアの種類、或はメディアのフオ
−マット状態を細かく判別するための信号線が設けられ
ていない。この為に、結果的には外付けFDD装置側
に、手動操作手段によるモ−ド切替手段を設けるか、或
はフロッピ−ディスクインタ−フェ−ス信号線以外に別
途モ−ド切り替えの為の信号線を接続する必要が生じ
る。しかし、前者では操作性が悪くなってしまう。ま
た、後者では、装置全体が高価になり、且つ所要スペ−
スが大きくなり、且つホスト装置の「拡張スロット」と
呼ばれる、機能拡張のための「システム資源」を浪費し
てしまう
【0004】そこで、本発明の目的は、使用する記録媒
体ディスクに適合するモードを自動的に設定することが
できる情報処理装置を提供することにある。
体ディスクに適合するモードを自動的に設定することが
できる情報処理装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、複数種類の記録媒体ディスクを着脱自在に
装着することができるように構成されたディスク回転装
置と、前記回転装置に装着されたディスクとの相対的走
査運動によって信号変換を行うための信号変換ヘッド
と、前記信号変換ヘッドに接続されたリード回路と、ス
テッピングモータを有して前記信号変換ヘッドを前記デ
ィスクの半径方向に移動するためのヘッド移動装置と、
前記ステッピングモータを駆動するためのステップパル
ス入力端子と、前記ステップパルス入力端子と前記ステ
ッピングモータとの間に接続されたステッピングモータ
制御回路とを有する情報蓄積装置と、前記情報蓄積装置
に接続されたホスト装置とから成る情報処理装置におい
て、前記ホスト装置が、前記複数種類の記録媒体ディス
クを判別し、前記複数種類の記録媒体ディスクの相違に
よる前記情報蓄積装置のモードの切替を示すモード切替
指令信号を発生する手段と、前記信号変換ヘッドを前記
ディスクの所望トラック上に位置決めするためのヘッド
位置決め用ステップパルスを発生する他に、前記モード
切替指令信号に応答して前記複数種類のディスクの内の
最大のトラック数を有するものの全トラックを横切るこ
とができるように前記信号変換ヘッドを移動するために
必要なステップパルスの数よりも大きい所定数のステッ
プパルスの連続から成るモード切替用ステップパルス列
を発生するように構成され、且つ共通のステップパルス
信号ラインによって前記ステップパルス入力端子に接続
されたステップパルス発生手段とを備えており、前記情
報蓄積装置が前記モード切替用パルス列を検出するため
に前記ステップパルス入力端子に接続されたモード切替
検出手段を有し、前記モード切替検出手段は前記ディス
ク回転装置のモードと前記リード回路のモードとの内の
いずれか一方又は両方を切替え制御するように構成され
ていることを特徴とする情報処理装置に係わるものであ
る。
の本発明は、複数種類の記録媒体ディスクを着脱自在に
装着することができるように構成されたディスク回転装
置と、前記回転装置に装着されたディスクとの相対的走
査運動によって信号変換を行うための信号変換ヘッド
と、前記信号変換ヘッドに接続されたリード回路と、ス
テッピングモータを有して前記信号変換ヘッドを前記デ
ィスクの半径方向に移動するためのヘッド移動装置と、
前記ステッピングモータを駆動するためのステップパル
ス入力端子と、前記ステップパルス入力端子と前記ステ
ッピングモータとの間に接続されたステッピングモータ
制御回路とを有する情報蓄積装置と、前記情報蓄積装置
に接続されたホスト装置とから成る情報処理装置におい
て、前記ホスト装置が、前記複数種類の記録媒体ディス
クを判別し、前記複数種類の記録媒体ディスクの相違に
よる前記情報蓄積装置のモードの切替を示すモード切替
指令信号を発生する手段と、前記信号変換ヘッドを前記
ディスクの所望トラック上に位置決めするためのヘッド
位置決め用ステップパルスを発生する他に、前記モード
切替指令信号に応答して前記複数種類のディスクの内の
最大のトラック数を有するものの全トラックを横切るこ
とができるように前記信号変換ヘッドを移動するために
必要なステップパルスの数よりも大きい所定数のステッ
プパルスの連続から成るモード切替用ステップパルス列
を発生するように構成され、且つ共通のステップパルス
信号ラインによって前記ステップパルス入力端子に接続
されたステップパルス発生手段とを備えており、前記情
報蓄積装置が前記モード切替用パルス列を検出するため
に前記ステップパルス入力端子に接続されたモード切替
検出手段を有し、前記モード切替検出手段は前記ディス
ク回転装置のモードと前記リード回路のモードとの内の
いずれか一方又は両方を切替え制御するように構成され
ていることを特徴とする情報処理装置に係わるものであ
る。
【0006】
【発明の作用及び効果】本発明においては使用する記録
媒体ディスクに適合する動作モードを示す信号をホスト
装置から専用の信号線で情報蓄積装置に送ることが不要
になる。即ち、ホスト装置から情報蓄積装置に送る別の
信号線を兼用し、別の信号と区別できる形態にモード切
替信号を送るので、従来のインタフェースをそのまま使
用することが可能になり、装置のコストの上昇を抑える
ことができる。更に詳細には、ヘッドを移動するための
ステッピングパルスを送る手段を兼用し、通常のヘッド
移動では生じることがないステップパルスの数からなる
モード切替用パルス列を送るようにしたので、モード切
替情報を極めて容易に送ることができ、且つ極めて容易
に検出することができる。上述のようにホスト装置から
モード切替信号を情報蓄積装置に与えることによって情
報蓄積装置側で手動でモード切替を行うことが不要にな
るので、モード切替の自動化が達成され、操作性が向上
する。
媒体ディスクに適合する動作モードを示す信号をホスト
装置から専用の信号線で情報蓄積装置に送ることが不要
になる。即ち、ホスト装置から情報蓄積装置に送る別の
信号線を兼用し、別の信号と区別できる形態にモード切
替信号を送るので、従来のインタフェースをそのまま使
用することが可能になり、装置のコストの上昇を抑える
ことができる。更に詳細には、ヘッドを移動するための
ステッピングパルスを送る手段を兼用し、通常のヘッド
移動では生じることがないステップパルスの数からなる
モード切替用パルス列を送るようにしたので、モード切
替情報を極めて容易に送ることができ、且つ極めて容易
に検出することができる。上述のようにホスト装置から
モード切替信号を情報蓄積装置に与えることによって情
報蓄積装置側で手動でモード切替を行うことが不要にな
るので、モード切替の自動化が達成され、操作性が向上
する。
【0007】
【第1の実施例】次に、図1〜図6を参照して本発明の
実施例に係わる情報処理装置としてのコンピュータシス
テムを説明する。
実施例に係わる情報処理装置としてのコンピュータシス
テムを説明する。
【0008】図1はコンピュータシステムの全体を概略
的に示す。このコンピュータシステムは、ホスト装置1
と、入力装置としてのキーボード2と、表示装置3と、
情報蓄積装置(外部記憶装置)としての外付けFDD
(フロッピーディスク装置)4とから成る。FDD4は
インタフェースケーブル5によってホスト装置1に結合
されている。ホスト装置1は3.5インチ型の内蔵FD
D6を有し、ここにパソコン用の基本操作プログラムで
あるMS−DOS(マイクロソフト社のオペレ−ティン
グシステム)が書き込まれたフロッピーディスク(常駐
ソフト)あるいはデバイスドライバ7を挿入するように
構成されている。更に詳細には、このOS(オペレーテ
ィングシステム)は日本電気(株)のパソコンPC−9
801向けに作られたMS−DOSである。
的に示す。このコンピュータシステムは、ホスト装置1
と、入力装置としてのキーボード2と、表示装置3と、
情報蓄積装置(外部記憶装置)としての外付けFDD
(フロッピーディスク装置)4とから成る。FDD4は
インタフェースケーブル5によってホスト装置1に結合
されている。ホスト装置1は3.5インチ型の内蔵FD
D6を有し、ここにパソコン用の基本操作プログラムで
あるMS−DOS(マイクロソフト社のオペレ−ティン
グシステム)が書き込まれたフロッピーディスク(常駐
ソフト)あるいはデバイスドライバ7を挿入するように
構成されている。更に詳細には、このOS(オペレーテ
ィングシステム)は日本電気(株)のパソコンPC−9
801向けに作られたMS−DOSである。
【0009】図2はホスト装置1の内部を原理的に示す
ものであり、CPU8、ROM9、RAM10、内蔵F
DD6、内蔵FDD用のFDC(フロッピーディスク制
御装置)6a及び外付けFDD用のFDC11を有す
る。
ものであり、CPU8、ROM9、RAM10、内蔵F
DD6、内蔵FDD用のFDC(フロッピーディスク制
御装置)6a及び外付けFDD用のFDC11を有す
る。
【0010】外付けFDD4は2DDタイプ、2HDの
1.25MBタイプ及び2HDの1.44MBタイプの
3種類の3.5インチのフロッピーディスクを使用する
ことが可能な3モードタイプに構成されている。図3は
3モードFDD4を原理的に示すものであり、フロッピ
ーディスク21の回転装置としてターンテーブル22と
モータ23とモータ制御及び駆動回路24とを有する。
モータ制御及び駆動回路24は回転速度切替手段を内蔵
し、ディスク21を360rpm と300rpm との2段階
に回転させることができるように構成され、更に、ディ
スク21がターンテーブル22上に装着された時即ちデ
ィスク交換時にまず360rpm で回転させるように構成
されている。ディスク21が例えば2HDの1.25M
Bタイプの場合には、最外周のトラックゼロT00から最
内周のトラックTn までに80トラックを同心円状に有
する。ディスク21がいずれのタイプの場合にも、フォ
ーマット後のトラックゼロT00には周知のメディアID
データが書き込まれている。
1.25MBタイプ及び2HDの1.44MBタイプの
3種類の3.5インチのフロッピーディスクを使用する
ことが可能な3モードタイプに構成されている。図3は
3モードFDD4を原理的に示すものであり、フロッピ
ーディスク21の回転装置としてターンテーブル22と
モータ23とモータ制御及び駆動回路24とを有する。
モータ制御及び駆動回路24は回転速度切替手段を内蔵
し、ディスク21を360rpm と300rpm との2段階
に回転させることができるように構成され、更に、ディ
スク21がターンテーブル22上に装着された時即ちデ
ィスク交換時にまず360rpm で回転させるように構成
されている。ディスク21が例えば2HDの1.25M
Bタイプの場合には、最外周のトラックゼロT00から最
内周のトラックTn までに80トラックを同心円状に有
する。ディスク21がいずれのタイプの場合にも、フォ
ーマット後のトラックゼロT00には周知のメディアID
データが書き込まれている。
【0011】データの読取り及び書込みを行うための信
号変換磁気ヘッド25にはヘッド移動装置26が結合さ
れている。ヘッド移動装置26はステッピングモータ2
7とこの回転運動をヘッド25の直線運動に変換するた
めのリードスクリュー機構28とから成り、ヘッド25
を所望トラック上に位置決めする。ステッピングモータ
27にはこれを制御及び駆動するための周知の制御及び
駆動回路29が接続されている。
号変換磁気ヘッド25にはヘッド移動装置26が結合さ
れている。ヘッド移動装置26はステッピングモータ2
7とこの回転運動をヘッド25の直線運動に変換するた
めのリードスクリュー機構28とから成り、ヘッド25
を所望トラック上に位置決めする。ステッピングモータ
27にはこれを制御及び駆動するための周知の制御及び
駆動回路29が接続されている。
【0012】FDD4は、更に、周知のリード回路3
0、ライト回路31、トラックゼロセンサ32、トラッ
クゼロ検出回路33、VFO34、ライトデータ入力端
子35、リードパルス出力端子36、ドライブセレクト
信号入力端子37、トラックゼロ信号出力端子38、ス
テップパルス入力端子39、ステップ方向信号入力端子
40、モータオン信号入力端子41を有する他に、本発
明に関係するモード切替検出手段としてのモード判定回
路42を有する。なお、FDD4は更に多くの入出力端
子(ポート)、インタフェース回路、センサ、制御回路
等を有するが、本発明に直接に関係しないので図示が省
略されている。
0、ライト回路31、トラックゼロセンサ32、トラッ
クゼロ検出回路33、VFO34、ライトデータ入力端
子35、リードパルス出力端子36、ドライブセレクト
信号入力端子37、トラックゼロ信号出力端子38、ス
テップパルス入力端子39、ステップ方向信号入力端子
40、モータオン信号入力端子41を有する他に、本発
明に関係するモード切替検出手段としてのモード判定回
路42を有する。なお、FDD4は更に多くの入出力端
子(ポート)、インタフェース回路、センサ、制御回路
等を有するが、本発明に直接に関係しないので図示が省
略されている。
【0013】ライト回路31はライトデータ入力端子3
5とヘッド25との間に接続されている。このライト回
路31はディスク21のタイプの変化に応じてライト電
流を切替えるように構成されている。ヘッド25とリー
ドパルス出力端子36aとの間に接続されたリード回路
30は再生信号を波形整形してデータとクロックとを含
むリードパルスを形成する。このリード回路30は周知
の波形フィルタを含み、このフィルタの定数はヘッド2
5のディスク21の半径方向の位置によって切替えられ
ると共に、ディスク21のタイプの変化によっても切替
えられる。ディスク21のタイプによるライト電流及び
フィルタ定数の切替は、FDD4に設けられた周知のH
Dセンサ(図示せず)に基づいて実行される。なお、2
HDの1.25MBタイプと2HDの1.44MBタイ
プのライト電流及びフィルタ定数の設定は同一である。
リード回路30とウインドウ信号出力端子36bとの間
に接続された周知のVFO34はリード回路30から得
られたリードパルスに基づいてデータパルスとクロック
パルスとを分離するためのウインドウ信号を発生する。
トラックゼロセンサ32はヘッド移動装置26のディス
ク半径方向の移動部分に設けられたホトインタラプタと
ホトカプラーとの組み合せから成り、トラックゼロT00
の位置に対応するようにホトインタラプタが位置した時
にこれを示す出力を発生する。このセンサ32の出力の
精度はさほど高くないので、この出力がトラックゼロ検
出回路33に入力し、周知の論理によって正確にトラッ
クゼロが検出される。この例ではステッピングモータ制
御及び駆動回路29からステッピングモータ所定励磁相
を示す信号がトラックゼロ検出回路33に与えられる。
この所定励磁相とはトラックゼロにヘッド25を位相決
めする時に励磁される相である。トラックゼロ検出回路
33の出力はトラックゼロ信号出力端子38に接続され
ている。ドライブセレクト信号入力端子37はリード回
路30、ライト回路31に接続されている。モータオン
信号入力端子41はディスク回転モータ制御及び駆動回
路24に接続されている。
5とヘッド25との間に接続されている。このライト回
路31はディスク21のタイプの変化に応じてライト電
流を切替えるように構成されている。ヘッド25とリー
ドパルス出力端子36aとの間に接続されたリード回路
30は再生信号を波形整形してデータとクロックとを含
むリードパルスを形成する。このリード回路30は周知
の波形フィルタを含み、このフィルタの定数はヘッド2
5のディスク21の半径方向の位置によって切替えられ
ると共に、ディスク21のタイプの変化によっても切替
えられる。ディスク21のタイプによるライト電流及び
フィルタ定数の切替は、FDD4に設けられた周知のH
Dセンサ(図示せず)に基づいて実行される。なお、2
HDの1.25MBタイプと2HDの1.44MBタイ
プのライト電流及びフィルタ定数の設定は同一である。
リード回路30とウインドウ信号出力端子36bとの間
に接続された周知のVFO34はリード回路30から得
られたリードパルスに基づいてデータパルスとクロック
パルスとを分離するためのウインドウ信号を発生する。
トラックゼロセンサ32はヘッド移動装置26のディス
ク半径方向の移動部分に設けられたホトインタラプタと
ホトカプラーとの組み合せから成り、トラックゼロT00
の位置に対応するようにホトインタラプタが位置した時
にこれを示す出力を発生する。このセンサ32の出力の
精度はさほど高くないので、この出力がトラックゼロ検
出回路33に入力し、周知の論理によって正確にトラッ
クゼロが検出される。この例ではステッピングモータ制
御及び駆動回路29からステッピングモータ所定励磁相
を示す信号がトラックゼロ検出回路33に与えられる。
この所定励磁相とはトラックゼロにヘッド25を位相決
めする時に励磁される相である。トラックゼロ検出回路
33の出力はトラックゼロ信号出力端子38に接続され
ている。ドライブセレクト信号入力端子37はリード回
路30、ライト回路31に接続されている。モータオン
信号入力端子41はディスク回転モータ制御及び駆動回
路24に接続されている。
【0014】モード判定回路42はステップパルス入力
端子39とディスク回転モータ制御及び駆動回路24と
の間に接続され、モード判定用ステップパルスを抽出し
てモータの回転数設定信号を出力する。このモード判定
回路42の詳細は後述する。
端子39とディスク回転モータ制御及び駆動回路24と
の間に接続され、モード判定用ステップパルスを抽出し
てモータの回転数設定信号を出力する。このモード判定
回路42の詳細は後述する。
【0015】図4はホスト装置1におけるディスクの判
別機能とステッピングモータの制御機能とディスク判別
に基づいてモード指定を行う機能とを等価的に示す図で
ある。データセパレータ54は、FDD4のリードパル
ス出力端子36aとウインドウ信号出力端子36bとに
接続され、リードパルスからデータパルスとクロックパ
ルスを抽出する。ディスク判別手段52はデータセパレ
ータ51における復調動作で得られたデータに基づいて
ディスクのタイプを判別する。この判別方法は例えば次
の通りである。 (1) ターンテーブル22上に装着されたディスク2
1を初期設定された360rpm で回転し、トラックゼロ
T00にヘッド25を位置決めし、ここに書かれているメ
ディアIDデータを読み取る。 (2) メディアIDデータを読み取ることができた時
には、読み取られたデータをそのままメディア情報とし
てホスト側で使用する。 (3) 上記(1)のステップでメディアIDを読み取
ることができなかった時には、2DD又は2HDの1.
25MBタイプ以外の2HDの1.44MBタイプのデ
ィスクであると判断し、モード切替指令を発生する。
別機能とステッピングモータの制御機能とディスク判別
に基づいてモード指定を行う機能とを等価的に示す図で
ある。データセパレータ54は、FDD4のリードパル
ス出力端子36aとウインドウ信号出力端子36bとに
接続され、リードパルスからデータパルスとクロックパ
ルスを抽出する。ディスク判別手段52はデータセパレ
ータ51における復調動作で得られたデータに基づいて
ディスクのタイプを判別する。この判別方法は例えば次
の通りである。 (1) ターンテーブル22上に装着されたディスク2
1を初期設定された360rpm で回転し、トラックゼロ
T00にヘッド25を位置決めし、ここに書かれているメ
ディアIDデータを読み取る。 (2) メディアIDデータを読み取ることができた時
には、読み取られたデータをそのままメディア情報とし
てホスト側で使用する。 (3) 上記(1)のステップでメディアIDを読み取
ることができなかった時には、2DD又は2HDの1.
25MBタイプ以外の2HDの1.44MBタイプのデ
ィスクであると判断し、モード切替指令を発生する。
【0016】ディスク判別結果で得られたモード切替指
令はアクセス信号発生手段53に送られる。アクセス信
号発生手段51は周知の方法でヘッド25を所定トラッ
クに位置決めするためのヘッド位置決めアクセス信号を
発生するように構成されている他に、モード切替用アク
セス信号として150トラックアクセス信号発生手段5
3aを等価的に有する。150トラックアクセス信号発
生手段53aはディスク判別回路52によって2DDタ
イプ又は2HDの1.25MBタイプ以外の2HDの
1.44MBクが検出されたことを示す信号(モード切
替指令)に応答してヘッド25を150トラック送るこ
とを指令するモード切替用アクセス信号を発生する。
令はアクセス信号発生手段53に送られる。アクセス信
号発生手段51は周知の方法でヘッド25を所定トラッ
クに位置決めするためのヘッド位置決めアクセス信号を
発生するように構成されている他に、モード切替用アク
セス信号として150トラックアクセス信号発生手段5
3aを等価的に有する。150トラックアクセス信号発
生手段53aはディスク判別回路52によって2DDタ
イプ又は2HDの1.25MBタイプ以外の2HDの
1.44MBクが検出されたことを示す信号(モード切
替指令)に応答してヘッド25を150トラック送るこ
とを指令するモード切替用アクセス信号を発生する。
【0017】アクセス信号発生手段53に接続されたス
テップ方向信号発生回路54は、ヘッド25が現在位置
するトラックとこれから位置決めするための所望トラッ
クとの関係に基づいてステップアウトかステップインか
を示す信号を形成し、これをFDD4のステップ方向信
号入力端子40に送る。
テップ方向信号発生回路54は、ヘッド25が現在位置
するトラックとこれから位置決めするための所望トラッ
クとの関係に基づいてステップアウトかステップインか
を示す信号を形成し、これをFDD4のステップ方向信
号入力端子40に送る。
【0018】ステップパルス発生回路55はアクセス信
号で与えられた所望トラックと現在トラックとの差に対
応するステップパルスを発生する。この実施例では1ス
テップパルスでヘッド25がトラック移動するように構
成されており、またディスク21のトラック数は80で
ある。従って、ヘッド25を例えば最内周トラックから
最外周トラックまで連続的に送る場合には、80個のス
テップパルスが所定周期Tを有して順次に発生する。ま
た、ステップパルス発生回路55は、モード切替用アク
セス信号を受け取ると、ヘッド25を最大トラック数8
0よりも多い100トラックを移動させることを示す1
00個のパルスが一定周期Tで配置されたパルス列を図
6(A)のt1 〜t2 区間に示すように発生する。この
モード切替用パルス列は位置決めステップパルスと同一
の信号ライン56を通してFDD4のステップパルス入
力端子39に送られる。
号で与えられた所望トラックと現在トラックとの差に対
応するステップパルスを発生する。この実施例では1ス
テップパルスでヘッド25がトラック移動するように構
成されており、またディスク21のトラック数は80で
ある。従って、ヘッド25を例えば最内周トラックから
最外周トラックまで連続的に送る場合には、80個のス
テップパルスが所定周期Tを有して順次に発生する。ま
た、ステップパルス発生回路55は、モード切替用アク
セス信号を受け取ると、ヘッド25を最大トラック数8
0よりも多い100トラックを移動させることを示す1
00個のパルスが一定周期Tで配置されたパルス列を図
6(A)のt1 〜t2 区間に示すように発生する。この
モード切替用パルス列は位置決めステップパルスと同一
の信号ライン56を通してFDD4のステップパルス入
力端子39に送られる。
【0019】図5は図3のモード判定回路42を詳しく
示すブロック図である。ステップパルス入力端子39に
入力するステップパルスが所定周期Tを有して順次に入
力しているか否かを検出する再トリガ可能モノマルチバ
イブレータ(MMV)61がステップパルス入力端子3
9に接続されている。このMMV61の出力パルス幅は
ステップパルスの周期Tよりも幾らか長いTa に設定さ
れている。従って、時間Ta 以内に再トリガされると、
MMV61は図6(B)のt1 〜t3 に示すように高レ
ベル出力を発生し続ける。ANDゲート62の一方の入
力端子はMMV61に接続され、他方の入力端子はステ
ップパルス入力端子39に接続されている。従って、A
NDゲート62はMMV61の出力が高レベルの期間に
ステップパルスを通す。ANDゲート62に接続された
カウンタ63はANDゲート62を通ったステップパル
スを計数する。カウンタ63のリセット端子Rはリセッ
ト用MMV64に接続されている。このリセット用MM
Vは再トリガ可能なMMVに接続され、この出力パルス
の前縁(例えばt1 )でトリガされてステップパルスよ
りも短い幅のリセットパルスを発生する。従って、カウ
ンタ63は図6の例えばt1 でリセットされてクロック
パルスの計数を開始する。このカウンタには80パルス
よりも多いパルスを検出するために100パルス出力端
子65が設けられている。この出力端子65からは図6
(C)のt2 に示すように100パルスを計数した時の
みに出力パルスが発生する。なお、カウンタ63の出力
端子65を81以上の任意の個数のパルス出力端子等に
変えることができる。通常のシーク時には最大80パル
スが連続的に発生するのみであるので、通常のシーク時
にはカウンタ63から高レベルの出力パルスが発生しな
い。これにより、モード切替情報としてのステップパル
スの検出が可能になる。フリップフロップ66のセット
端子Sはカウンタ63の出力端子65に接続され、リセ
ット端子Rは初期化回路(リセット回路)72に接続さ
れ、ディスク25の挿入時又は電源オン時にリセット信
号の供給を受ける。フリップフロップ66の出力ライン
67は図6(D)に示すようにリセット状態の時に36
0rpm モードを示す低レベルになり、セット状態の時に
300rpm モードを示す高レベルになる。この出力ライ
ン67は図1のモータ制御及び駆動回路24に接続され
る。図1のモータ23の回転数はモード判定回路42の
出力が低レベルから高レベルに転換するt2 時点で図6
(E)に示すように360rpm から300rpm に切替わ
る。なお、初期化回路72はディスク21の有無を検出
するための周知のディスクセンサ71に接続されてい
る。また、この初期化回路72はこの装置の電源がオン
に転換した時にもリセット信号を出力する。
示すブロック図である。ステップパルス入力端子39に
入力するステップパルスが所定周期Tを有して順次に入
力しているか否かを検出する再トリガ可能モノマルチバ
イブレータ(MMV)61がステップパルス入力端子3
9に接続されている。このMMV61の出力パルス幅は
ステップパルスの周期Tよりも幾らか長いTa に設定さ
れている。従って、時間Ta 以内に再トリガされると、
MMV61は図6(B)のt1 〜t3 に示すように高レ
ベル出力を発生し続ける。ANDゲート62の一方の入
力端子はMMV61に接続され、他方の入力端子はステ
ップパルス入力端子39に接続されている。従って、A
NDゲート62はMMV61の出力が高レベルの期間に
ステップパルスを通す。ANDゲート62に接続された
カウンタ63はANDゲート62を通ったステップパル
スを計数する。カウンタ63のリセット端子Rはリセッ
ト用MMV64に接続されている。このリセット用MM
Vは再トリガ可能なMMVに接続され、この出力パルス
の前縁(例えばt1 )でトリガされてステップパルスよ
りも短い幅のリセットパルスを発生する。従って、カウ
ンタ63は図6の例えばt1 でリセットされてクロック
パルスの計数を開始する。このカウンタには80パルス
よりも多いパルスを検出するために100パルス出力端
子65が設けられている。この出力端子65からは図6
(C)のt2 に示すように100パルスを計数した時の
みに出力パルスが発生する。なお、カウンタ63の出力
端子65を81以上の任意の個数のパルス出力端子等に
変えることができる。通常のシーク時には最大80パル
スが連続的に発生するのみであるので、通常のシーク時
にはカウンタ63から高レベルの出力パルスが発生しな
い。これにより、モード切替情報としてのステップパル
スの検出が可能になる。フリップフロップ66のセット
端子Sはカウンタ63の出力端子65に接続され、リセ
ット端子Rは初期化回路(リセット回路)72に接続さ
れ、ディスク25の挿入時又は電源オン時にリセット信
号の供給を受ける。フリップフロップ66の出力ライン
67は図6(D)に示すようにリセット状態の時に36
0rpm モードを示す低レベルになり、セット状態の時に
300rpm モードを示す高レベルになる。この出力ライ
ン67は図1のモータ制御及び駆動回路24に接続され
る。図1のモータ23の回転数はモード判定回路42の
出力が低レベルから高レベルに転換するt2 時点で図6
(E)に示すように360rpm から300rpm に切替わ
る。なお、初期化回路72はディスク21の有無を検出
するための周知のディスクセンサ71に接続されてい
る。また、この初期化回路72はこの装置の電源がオン
に転換した時にもリセット信号を出力する。
【0020】[動作]図3のFDD4にディスク21と
して2DDタイプ又は2HDの1.25MBタイプのフ
ォーマット済のフロッピーディスクが挿入された時に
は、モータ23が初期設定に従って360rpm で回転す
るので、ホスト装置1がトラックゼロT00のリード指令
を発生すると、トラックゼロのメディアIDデータに基
づいて2DDタイプ又は2HDの1.25MBタイプを
ディスク判別手段52で判別することができる。この時
にはディスク21の回転数を変える必要がないので、こ
の回転数を保って次の動作に移る。
して2DDタイプ又は2HDの1.25MBタイプのフ
ォーマット済のフロッピーディスクが挿入された時に
は、モータ23が初期設定に従って360rpm で回転す
るので、ホスト装置1がトラックゼロT00のリード指令
を発生すると、トラックゼロのメディアIDデータに基
づいて2DDタイプ又は2HDの1.25MBタイプを
ディスク判別手段52で判別することができる。この時
にはディスク21の回転数を変える必要がないので、こ
の回転数を保って次の動作に移る。
【0021】FDD4にディスク21として2HDの
1.44MBタイプのフォーマット済のフロッピーディ
スクが挿入された時には、初期設定でディスク21が3
60rpm で回転するため、ホスト装置1がトラックゼロ
のリードを指令しても、メディアIDデータをディスク
判別手段52で読み取ることができない。そこで、ディ
スク判別手段52は2HDの1.44MBタイプである
と判断し、この結果をアクセス信号発生手段53に与え
る。前述したようにアクセス信号発生手段53はモード
切替用ステップパルスの発生を指令し、ステップパルス
発生回路55は100パルスを連続的に発生する。図3
のモード判定回路42はこの100パルスを検出し、モ
ード切替信号を発生し、ディスク21の回転数は300
rpm になる。ホスト装置1はトラックゼロのリードを再
度指令し、メディアIDデータを読み取ってディスクの
タイプを確認する。なお、100ステップパルスはステ
ッピングモータ制御及び駆動回路29にも供給される
が、所定数以上のステップパルスは無効とされる。従っ
て、ヘッド25が必要以上に移動することはない。
1.44MBタイプのフォーマット済のフロッピーディ
スクが挿入された時には、初期設定でディスク21が3
60rpm で回転するため、ホスト装置1がトラックゼロ
のリードを指令しても、メディアIDデータをディスク
判別手段52で読み取ることができない。そこで、ディ
スク判別手段52は2HDの1.44MBタイプである
と判断し、この結果をアクセス信号発生手段53に与え
る。前述したようにアクセス信号発生手段53はモード
切替用ステップパルスの発生を指令し、ステップパルス
発生回路55は100パルスを連続的に発生する。図3
のモード判定回路42はこの100パルスを検出し、モ
ード切替信号を発生し、ディスク21の回転数は300
rpm になる。ホスト装置1はトラックゼロのリードを再
度指令し、メディアIDデータを読み取ってディスクの
タイプを確認する。なお、100ステップパルスはステ
ッピングモータ制御及び駆動回路29にも供給される
が、所定数以上のステップパルスは無効とされる。従っ
て、ヘッド25が必要以上に移動することはない。
【0022】上述から明らかなように、図3のシステム
では、FDD4側にモータ23の回転数を360及び3
00rpm を設定するための手動スイッチを設けることな
しに回転数の自動切替を達成することができる。また、
ホスト装置1と外付けFDD4との間にモード切替信号
の特別のラインを設けることなしにモード切替信号を伝
送することができる。即ち、既存のインタフェースを使
用してシステムを構成することができ、システムのコス
トの上昇を抑えることができる。
では、FDD4側にモータ23の回転数を360及び3
00rpm を設定するための手動スイッチを設けることな
しに回転数の自動切替を達成することができる。また、
ホスト装置1と外付けFDD4との間にモード切替信号
の特別のラインを設けることなしにモード切替信号を伝
送することができる。即ち、既存のインタフェースを使
用してシステムを構成することができ、システムのコス
トの上昇を抑えることができる。
【0023】
【第2の実施例】次に、図7を参照して第2の実施例に
係わるコンピュータシステムを説明する。この第2の実
施例のシステムは第1の実施例のシステムの一部を変更
したものに相当するので、図7には変更された箇所のみ
が示され、実質的に共通する部分は示されていない。
係わるコンピュータシステムを説明する。この第2の実
施例のシステムは第1の実施例のシステムの一部を変更
したものに相当するので、図7には変更された箇所のみ
が示され、実質的に共通する部分は示されていない。
【0024】この第2の実施例は外付けの5.25イン
チ型FDDのモード切替に本発明を適用したものであ
る。5.25インチフロッピーディスクには2DDタイ
プと2HDタイプとがあり、リード/ライト時に回転数
の切替は不要のことが多いが、リード回路30における
フィルタの定数切替え及びライト回路31における書き
込み電流の切替えは必要である。そこで、本実施例では
図7に示すようにモード判定回路42の出力ラインがリ
ード回路30とライト回路31とに接続されている。リ
ード回路30は増幅器71とフィルタ72と微分器73
とゼロボルトコンパレータ74とリードパルス形成回路
75とから成る周知の回路である。フィルタ72は微分
器73に与える再生波形を補正するものであり、同一タ
イプのディスクの場合であっても、ライン76から与え
られる内周側トラックと外周側トラックとを区別する信
号に応答してフィルタ定数を変えるように構成されてい
ると共に、2DDタイプのディスクと2HDタイプのデ
ィスクとに応じても定数を切替えるように構成されてい
る。モード判定回路42は2DDタイプと2HDタイプ
とを判別するための出力を発生し、これに応答してフィ
ルタ72の定数及びライト電流が切替わる。
チ型FDDのモード切替に本発明を適用したものであ
る。5.25インチフロッピーディスクには2DDタイ
プと2HDタイプとがあり、リード/ライト時に回転数
の切替は不要のことが多いが、リード回路30における
フィルタの定数切替え及びライト回路31における書き
込み電流の切替えは必要である。そこで、本実施例では
図7に示すようにモード判定回路42の出力ラインがリ
ード回路30とライト回路31とに接続されている。リ
ード回路30は増幅器71とフィルタ72と微分器73
とゼロボルトコンパレータ74とリードパルス形成回路
75とから成る周知の回路である。フィルタ72は微分
器73に与える再生波形を補正するものであり、同一タ
イプのディスクの場合であっても、ライン76から与え
られる内周側トラックと外周側トラックとを区別する信
号に応答してフィルタ定数を変えるように構成されてい
ると共に、2DDタイプのディスクと2HDタイプのデ
ィスクとに応じても定数を切替えるように構成されてい
る。モード判定回路42は2DDタイプと2HDタイプ
とを判別するための出力を発生し、これに応答してフィ
ルタ72の定数及びライト電流が切替わる。
【0025】5.25インチ型フロッピーディスクの2
DDタイプと2HDタイプとの判別方式は、前述の3.
5インチの2DDタイプ又は2HDの1.25MBタイ
プと2HDの1.44MBタイプとの判別方式と実質的
に同一である。即ち、ディスク21の装着時及び電源投
入時にモード判定回路42の出力が2HDモードを示す
ように初期設定される。これにより、2HDタイプのデ
ィスクが挿入された時には、ホスト装置1のディスク判
別手段52がメディアIDデータの読み取りを行うこと
ができ、2HDタイプを検出することができる。また、
2DDタイプのディスクが挿入された時には、ディスク
判別手段でメディアIDデータの読み取りが不可能であ
るので、2DDタイプであると判断する。しかる後、第
1の実施例における2HDの1.44MBタイプの検出
時と同様にモード切替用に100個のステップパルスを
発生させ、これをFDD4に送る。FDD4のモード判
定回路42は100個のパルス列を第1の実施例と同様
に検出し、5.25インチの2DDタイプに適合するモ
ードを得るためのモード切替信号を図7のフィルタ72
に送る。これにより、2DDタイプに適合するフィルタ
特性になり、2DDタイプのディスクの正確な読み取り
が可能になる。また、ライト回路31におけるライト電
流のレベルも2DDタイプに適合する値に切替えられ
る。従って、第2の実施例によっても第1の実施例と同
様な作用効果を得ることができる。
DDタイプと2HDタイプとの判別方式は、前述の3.
5インチの2DDタイプ又は2HDの1.25MBタイ
プと2HDの1.44MBタイプとの判別方式と実質的
に同一である。即ち、ディスク21の装着時及び電源投
入時にモード判定回路42の出力が2HDモードを示す
ように初期設定される。これにより、2HDタイプのデ
ィスクが挿入された時には、ホスト装置1のディスク判
別手段52がメディアIDデータの読み取りを行うこと
ができ、2HDタイプを検出することができる。また、
2DDタイプのディスクが挿入された時には、ディスク
判別手段でメディアIDデータの読み取りが不可能であ
るので、2DDタイプであると判断する。しかる後、第
1の実施例における2HDの1.44MBタイプの検出
時と同様にモード切替用に100個のステップパルスを
発生させ、これをFDD4に送る。FDD4のモード判
定回路42は100個のパルス列を第1の実施例と同様
に検出し、5.25インチの2DDタイプに適合するモ
ードを得るためのモード切替信号を図7のフィルタ72
に送る。これにより、2DDタイプに適合するフィルタ
特性になり、2DDタイプのディスクの正確な読み取り
が可能になる。また、ライト回路31におけるライト電
流のレベルも2DDタイプに適合する値に切替えられ
る。従って、第2の実施例によっても第1の実施例と同
様な作用効果を得ることができる。
【0026】
【第3の実施例】次に、図8〜図11を参照して本発明
の第3の実施例のシステムを説明する。但し、図8〜図
11において図1〜図7と共通する部分には同一の符号
を付してその説明を省略する。この第3の実施例のFD
D4aでは、図8に示すようにディスクセンサ71が初
期化回路72に接続されていない。従って、ディスク2
1の交換を行ってもモ−ド判定回路4aが初期化されな
い。このため、ディスク21の挿入時におけるこの回転
数は不安定である。この点に対処するために、図9に機
能的に示すように、ホスト装置1のアクセス信号発生手
段53は 00トラックアクセス信号手段53aと15
0トラックアクセス信号発生手段53bとの2つを含
む。また、図8に示すようにFDD4aの一部が変形さ
れている。次に、各部を詳しく説明する。
の第3の実施例のシステムを説明する。但し、図8〜図
11において図1〜図7と共通する部分には同一の符号
を付してその説明を省略する。この第3の実施例のFD
D4aでは、図8に示すようにディスクセンサ71が初
期化回路72に接続されていない。従って、ディスク2
1の交換を行ってもモ−ド判定回路4aが初期化されな
い。このため、ディスク21の挿入時におけるこの回転
数は不安定である。この点に対処するために、図9に機
能的に示すように、ホスト装置1のアクセス信号発生手
段53は 00トラックアクセス信号手段53aと15
0トラックアクセス信号発生手段53bとの2つを含
む。また、図8に示すようにFDD4aの一部が変形さ
れている。次に、各部を詳しく説明する。
【0027】図9に示すホスト装置1内のアクセス信号
発生手段53は、ディスク21の300rpmの回転指
令を与えるための100トラックアクセス信号発生手段
53aと360rpm の回転指令を与えるための150ト
ラックアクセス信号発生手段53bとを有する。図9に
おけるその他の部分の動作は図4と実質的に同一であ
る。
発生手段53は、ディスク21の300rpmの回転指
令を与えるための100トラックアクセス信号発生手段
53aと360rpm の回転指令を与えるための150ト
ラックアクセス信号発生手段53bとを有する。図9に
おけるその他の部分の動作は図4と実質的に同一であ
る。
【0028】図8の初期化回路72aは、ディスクセン
サ回路71に接続されていない。従って、初期化回路7
2aは、このFDD4aの電源がオンに転換した時にの
みリセット信号を出力する。図8のモ−ド判定回路42
aは、ホスト装置1の100及び150トラックアクセ
ス信号発生手段53a、53bに基づいて送られる10
0個のパルス列と150個のパルス列とを通常のシ−ク
時のパルスと判別して検出し、300rpm 及び360rp
m の設定を行うものである。図10は第3の実施例のモ
−ド判定回路42aを示す。図10の再トリガ可能MM
V61は図5と同様に構成され、ステップパルス入力端
子39に接続されている。カウンタ63aのクロック入
力端子CKはステップパルス入力端子39に接続されク
リア端子CLRは再トリガ可能MMV61に接続されて
いる。カウンタ63aは周期Tを有して連続的に入力す
る100のパルスを計数した時に出力パルスを発生する
第1の出力端子65と150のパルスを計数した時に出
力パルスを発生する第2の出力端子68とを有する。カ
ウンタ63aの後段のDタイプフリップフロップ66a
は、グランドに接続されたデ−タ入力端子Dと、カウン
タ63aの第2の出力端子68に接続されたクロック入
力端子CKと、カウンタ63aの第1の出力端子65に
接続されたプリセット端子PRと、初期化回路72aに
接続されたクリア端子CLと、出力ライン67に接続さ
れた出力端子Qとを有する。
サ回路71に接続されていない。従って、初期化回路7
2aは、このFDD4aの電源がオンに転換した時にの
みリセット信号を出力する。図8のモ−ド判定回路42
aは、ホスト装置1の100及び150トラックアクセ
ス信号発生手段53a、53bに基づいて送られる10
0個のパルス列と150個のパルス列とを通常のシ−ク
時のパルスと判別して検出し、300rpm 及び360rp
m の設定を行うものである。図10は第3の実施例のモ
−ド判定回路42aを示す。図10の再トリガ可能MM
V61は図5と同様に構成され、ステップパルス入力端
子39に接続されている。カウンタ63aのクロック入
力端子CKはステップパルス入力端子39に接続されク
リア端子CLRは再トリガ可能MMV61に接続されて
いる。カウンタ63aは周期Tを有して連続的に入力す
る100のパルスを計数した時に出力パルスを発生する
第1の出力端子65と150のパルスを計数した時に出
力パルスを発生する第2の出力端子68とを有する。カ
ウンタ63aの後段のDタイプフリップフロップ66a
は、グランドに接続されたデ−タ入力端子Dと、カウン
タ63aの第2の出力端子68に接続されたクロック入
力端子CKと、カウンタ63aの第1の出力端子65に
接続されたプリセット端子PRと、初期化回路72aに
接続されたクリア端子CLと、出力ライン67に接続さ
れた出力端子Qとを有する。
【0029】この第3の実施例のシステムの動作を次に
説明する。電源オン時にリセットパルスがフリップフロ
ップ66aのクリア端子CLに与えられる。このため、
フリップフロップ66aはリセット状態になり、出力端
子Qは360rpm のディスク回転を示す低レベルにな
る。ホスト装置1は装着されたディスク21のトラック
ゼロのメディアIDデータを読み取る。読み取られたな
らば、ディスク21はこのメディア(ディスク)に適合
する回転数であると判断し、FDD4aのモータ23の
速度切換えを実行しない。一方、メディアIDデータが
読み取れない場合には、まず100個のステップパルス
から成る第1のモード切替用パルス列をホスト装置1で
作成してFDD4aのステップパルス入力端子39に図
11(A)のt1 〜t2 区間に示すように与える。FD
D4aのモード判定回路42aは100個のパルスを図
8のカウンタ63aで検出し、図11(C)のt2 でカ
ウンタ63aの第1の出力端子65にパルスを発生し、
これがフリップフロップ66aのプリセット端子PRに
与えられ、この出力端子Qが図11(E)に示すように
t2 で高レベルになる。フリップフロップ66aがt3
以前にリセット状態の時にはt3 でセット状態になり、
モータ23はt3 から300rpm で回転する。この結
果、ディスクのトラックゼロからメディアIDデータを
読み取ることが可能になる。
説明する。電源オン時にリセットパルスがフリップフロ
ップ66aのクリア端子CLに与えられる。このため、
フリップフロップ66aはリセット状態になり、出力端
子Qは360rpm のディスク回転を示す低レベルにな
る。ホスト装置1は装着されたディスク21のトラック
ゼロのメディアIDデータを読み取る。読み取られたな
らば、ディスク21はこのメディア(ディスク)に適合
する回転数であると判断し、FDD4aのモータ23の
速度切換えを実行しない。一方、メディアIDデータが
読み取れない場合には、まず100個のステップパルス
から成る第1のモード切替用パルス列をホスト装置1で
作成してFDD4aのステップパルス入力端子39に図
11(A)のt1 〜t2 区間に示すように与える。FD
D4aのモード判定回路42aは100個のパルスを図
8のカウンタ63aで検出し、図11(C)のt2 でカ
ウンタ63aの第1の出力端子65にパルスを発生し、
これがフリップフロップ66aのプリセット端子PRに
与えられ、この出力端子Qが図11(E)に示すように
t2 で高レベルになる。フリップフロップ66aがt3
以前にリセット状態の時にはt3 でセット状態になり、
モータ23はt3 から300rpm で回転する。この結
果、ディスクのトラックゼロからメディアIDデータを
読み取ることが可能になる。
【0030】その後、図11のt4 時点の少し前でディ
スク21の交換が行われ、例えば2HDの1.25MB
タイプのディスクが挿入されたとすれば、このディスク
の回転数は前の設定状態の300 rpmであるために、ホ
スト装置1はメデアIDデ−タを読み取ることができな
い。そこで、図9のディスク判別手段52は今までとは
別のモ−ドに切替えることを指令する信号をアクセス信
号発生手段53に送る。これに応答して150トラック
アクセス信号発生手段53bから150トラックアクセ
ス信号が発生し、ステップパルス発生回路55は、図1
1(A)のt4〜t6 で示すように周期Tで150個の
パルスを発生する。FDD4aのモ−ド判定回路42a
はカウンタ63aによってこの150パルスを検出し、
図11(D)のt6 〜t7 で第2の出力端子68から高
レベルパルスを発生する。フリップフロップ66aは1
1(D)のパルスの前縁をクロックとしてデ−タ入力端
子Dの低レベルを読み込み、この出力端子Qは図11
(E)に示すようにt6 で低レベルに転換し、モ−タ制
御及び駆動回路24に360rpm の指令を与える。36
0rpm でディスク21が回転すると、メディアIDデ−
タの読み取りが可能になり、続いてこの回転数を保持し
たデ−タ変換が行われる。従って、この実施例によって
も第1の実施例と同様の作用効果を得ることができる。
スク21の交換が行われ、例えば2HDの1.25MB
タイプのディスクが挿入されたとすれば、このディスク
の回転数は前の設定状態の300 rpmであるために、ホ
スト装置1はメデアIDデ−タを読み取ることができな
い。そこで、図9のディスク判別手段52は今までとは
別のモ−ドに切替えることを指令する信号をアクセス信
号発生手段53に送る。これに応答して150トラック
アクセス信号発生手段53bから150トラックアクセ
ス信号が発生し、ステップパルス発生回路55は、図1
1(A)のt4〜t6 で示すように周期Tで150個の
パルスを発生する。FDD4aのモ−ド判定回路42a
はカウンタ63aによってこの150パルスを検出し、
図11(D)のt6 〜t7 で第2の出力端子68から高
レベルパルスを発生する。フリップフロップ66aは1
1(D)のパルスの前縁をクロックとしてデ−タ入力端
子Dの低レベルを読み込み、この出力端子Qは図11
(E)に示すようにt6 で低レベルに転換し、モ−タ制
御及び駆動回路24に360rpm の指令を与える。36
0rpm でディスク21が回転すると、メディアIDデ−
タの読み取りが可能になり、続いてこの回転数を保持し
たデ−タ変換が行われる。従って、この実施例によって
も第1の実施例と同様の作用効果を得ることができる。
【0031】本発明は上述の実施例に限定されるもので
はなく、例えば次の変形が可能なものである。 (1) 図7の5.25インチタイプのフィルタ及びラ
イト電流の切替えにも図8〜図11のモ−ド判定回路4
2aを使用することができる。 (2) 再トリガ可能MMV61をカウントとラッチの
組み合せで構成することができる。 (3) モータ23の回転速度、フィルタ、ライト電流
の他に切替が必要なものがあれば、これ等の切替にも本
発明を適用することができる。
はなく、例えば次の変形が可能なものである。 (1) 図7の5.25インチタイプのフィルタ及びラ
イト電流の切替えにも図8〜図11のモ−ド判定回路4
2aを使用することができる。 (2) 再トリガ可能MMV61をカウントとラッチの
組み合せで構成することができる。 (3) モータ23の回転速度、フィルタ、ライト電流
の他に切替が必要なものがあれば、これ等の切替にも本
発明を適用することができる。
【図1】第1の実施例のコンピュータシステムを示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】図1のホスト装置の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図3】図1の外付FDDを示すブロック図である。
【図4】図1のホスト装置でモード切替信号を発生する
手段を機能的に分けて示すブロック図である。
手段を機能的に分けて示すブロック図である。
【図5】図3のモード判定回路を詳しく示すブロック図
である。
である。
【図6】図5の各部及びディスク回転モータの状態の変
化を示す波形図である。
化を示す波形図である。
【図7】第2の実施例のモード判定回路とリード回路及
びライト回路の関係を示すブロック図である。
びライト回路の関係を示すブロック図である。
【図8】第3の実施例のコンピュ−タシステムを示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図9】第3の実施例のホスト装置を機能的に示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図10】図8のモ−ド判定回路を詳しく示すブロック
図である。
図である。
【図11】図10の各部を示す波形図である。
【符号の説明】 1 ホスト装置 4 外付け3モードFDD 42 モード判定回路
Claims (1)
- 【請求項1】 複数種類の記録媒体ディスクを着脱自在
に装着することができるように構成されたディスク回転
装置と、 前記回転装置に装着されたディスクとの相対的走査運動
によって信号変換を行うための信号変換ヘッドと、 前記信号変換ヘッドに接続されたリード回路と、 ステッピングモータを有して前記信号変換ヘッドを前記
ディスクの半径方向に移動するためのヘッド移動装置
と、 前記ステッピングモータを駆動するためのステップパル
ス入力端子と、 前記ステップパルス入力端子と前記ステッピングモータ
との間に接続されたステッピングモータ制御回路とを有
する情報蓄積装置と、 前記情報蓄積装置に接続されたホスト装置とから成る情
報処理装置において、 前記ホスト装置が、前記複数種類の記録媒体ディスクを
判別し、前記複数種類の記録媒体ディスクの相違による
前記情報蓄積装置のモードの切替を示すモード切替指令
信号を発生する手段と、前記信号変換ヘッドを前記ディ
スクの所望トラック上に位置決めするためのヘッド位置
決め用ステップパルスを発生する他に、前記モード切替
指令信号に応答して前記複数種類のディスクの内の最大
のトラック数を有するものの全トラックを横切ることが
できるように前記信号変換ヘッドを移動するために必要
なステップパルスの数よりも大きい所定数のステップパ
ルスの連続から成るモード切替用ステップパルス列を発
生するように構成され、且つ共通のステップパルス信号
ラインによって前記ステップパルス入力端子に接続され
たステップパルス発生手段とを備えており、 前記情報蓄積装置が前記モード切替用パルス列を検出す
るために前記ステップパルス入力端子に接続されたモー
ド切替検出手段を有し、 前記モード切替検出手段は前記ディスク回転装置のモー
ドと前記リード回路のモードとの内のいずれか一方又は
両方を切替え制御するように構成されていることを特徴
とする情報処理装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22817093A JP2885013B2 (ja) | 1993-08-20 | 1993-08-20 | 情報処理装置 |
US08/719,590 US5761699A (en) | 1993-08-20 | 1996-09-25 | System for adapting a computer system to different types of data storage disks for interchangeable use with a disk drive |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22817093A JP2885013B2 (ja) | 1993-08-20 | 1993-08-20 | 情報処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0765498A true JPH0765498A (ja) | 1995-03-10 |
JP2885013B2 JP2885013B2 (ja) | 1999-04-19 |
Family
ID=16872325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22817093A Expired - Lifetime JP2885013B2 (ja) | 1993-08-20 | 1993-08-20 | 情報処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2885013B2 (ja) |
-
1993
- 1993-08-20 JP JP22817093A patent/JP2885013B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2885013B2 (ja) | 1999-04-19 |
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