JP3467786B2 - セクタマーク検出装置 - Google Patents

セクタマーク検出装置

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JP3467786B2 JP32562192A JP32562192A JP3467786B2 JP 3467786 B2 JP3467786 B2 JP 3467786B2 JP 32562192 A JP32562192 A JP 32562192A JP 32562192 A JP32562192 A JP 32562192A JP 3467786 B2 JP3467786 B2 JP 3467786B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、例えば、光磁気ディス
ク記録再生装置に適用して好適なセクタマーク検出装置
に関する。 【0002】 【従来の技術】複数のセクタに分割され、各セクタ単位
で情報が記録される記録媒体として、光磁気ディスクな
どの光ディスクがある。 【0003】図4Aは、一般的な光ディスク1の記録フ
ォーマットを示している。この光ディスク1には、記録
領域がセクタS単位で半径方向Rの内側から外側に向か
って同心状に形成されている。スパイラル状に形成され
ていてもよい。同心状の1周を1トラックと称してい
る。 【0004】この光ディスク1はCAV(Constant Angu
lar Velocity)方式、すなわち、スピンドルモータの回
転数と記録再生周波数が一定の方式で駆動されるので、
セクタSの周方向φの長さが半径方向Rの内側から外側
に向かって徐徐に長くなっている。 【0005】光ディスク1の各セクタSは、ヘッダー部
Hとデータ部Dの構成にされており、ヘッダー部Hに
は、予めスタンパによって各セクタの先頭を表すセクタ
マークSMの他にトラック番号およびセクタ番号のアド
レスを表すID情報などが読み出し専用情報として記録
されている。なお、各セクタマークSMは、例えば、ソ
ースビットが特定変調されてチャンネルビットに変換さ
れ「1」または「0」が特定の順序で配列された一定
(同一)のパターンである。セクタマークSMに続くト
ラック番号などはソースビットが2-7 変調されたチャン
ネルビットとして記録されている。 【0006】上記のように構成される光ディスク1に対
して記録再生{なお、この明細書中、特に断らない限
り、記録再生の用語は記録および(または)再生の意味
を表すものとする。}を行う場合には、光ディスク1を
収容する光ディスク装置に上位のコントローラから記録
再生コマンドが供給される。この記録再生コマンドに
は、例えば、これから記録再生しようとする記録再生領
域の先頭のトラック番号とセクタ番号、すなわち先頭ア
ドレスと、このセクタ番号のセクタSから記録再生しよ
うとするセクタ数、いわゆるセクタ長の各情報が含まれ
ている。 【0007】したがって、シーク時には、まず、上記記
録再生コマンドで指定された先頭のセクタ番号を有する
トラックを捜すためにヘッドによりセクタマークSMを
検出し、検出したセクタマークSMに続く特定のパター
ン(VFOコードパターン)に同期させてID情報であ
るトラック番号およびセクタ番号を読み出し、これらに
続くデータ部Dに対して記録再生処理を行うようにして
いる。 【0008】したがって、光ディスク1に対して記録再
生処理を行う際には、セクタマークSMの検出が必須で
あり、そのため、光ディスク装置にはセクタマーク検出
回路が設けられている。なお、実際上、セクタマーク検
出回路でセクタマークSMが検出された場合には、セク
タマーク検出パルスが発生され、このセクタマーク検出
パルスに基づいて上記のID情報の読み出し処理以降の
処理が行われるようになっている。 【0009】また、このセクタマーク検出回路において
は、セクタマークSMの誤検出を回避するために、セク
タマークSMのためのウィンドウ信号が設けられてい
る。そして、連続してセクタマークSMを検出すること
ができなかった場合には、ウィンドウ信号を連続開放状
態、いわゆるフルオープン状態にしてセクタマークSM
を検出し易くする技術が採用されている。そして、この
ウィンドウフルオープン時にセクタマークSMを検出で
きなかった場合には、1セクタ分の基準クロックを計数
するカウンタからの疑似的なセクタマーク検出パルスを
出力する、いわゆる補間処理を行っていた。なお、常時
フルオープン状態にしておかない理由は、フルオープン
状態であるとセクタマークSM以外のものをセクタマー
クSMとして誤検出してしまうおそれがあるからであ
る。 【0010】図5A〜図5Eは、その補間処理の説明に
供される線図である。ウィンドウ信号SMWIN(図5
B参照)が開いている時点t1 時点で、光ディスク1
(図5A参照)から実際にセクタマークSMが検出でき
た場合には、セクタマーク検出回路から実セクタマーク
検出パルスSMADET(図5C参照)が出力され、そ
れがそのまま、セクタマーク検出パルスSMDET(図
5D参照)として出力される。 【0011】時点t2 および時点t3 では実セクタマー
ク検出パルスSMADETが検出されていないので、補
間セクタマーク検出パルスSMIDETがセクタマーク
検出パルスSMDETとして出力される。そして、時点
3 以降では、図5Bに示すように、ウィンドウ信号S
MWINがフルオープン状態にされる。フルオープン状
態中にも、セクタマークSMが検出されなかった場合に
は、補間セクタマーク検出パルスSMIDETが出力さ
れ(時点t3 〜t5 )、時点t6 で再び実際にセクタマ
ークSMが検出されて実セクタマーク検出パルスSMA
DETが出力されると、それがそのままセクタマーク検
出パルスSMDETとして出力される。その後、フルオ
ープン状態は解除され、ウィンドウ信号SMWINの通
常モードによるセクタマークSMの検出動作が行われ
る。 【0012】図5A〜図5Eを参照して説明した動作は
補間が正常に行われた場合の状態を示している。 【0013】 【発明が解決しようとする課題】ところで、近時、光デ
ィスクの記録フォーマットとして、記録容量を大きくす
るために、種々の工夫が採用されている。 【0014】図4Bは、そのような記録フォーマットを
有する光ディスク21の構成を概略的に示している。こ
の光ディスク21では、半径方向Rの内側の記録領域W
A と外側の記録領域WB とで基本クロックの周波数が異
なる値にされている。外周側の記録領域WB の基本クロ
ックの周波数を上げている。このようにすれば、記録領
域WB 側のセクタSの周方向φの長さが図3A例の光デ
ィスク1に比較して見かけ上短くなり、記録密度が大き
くなる。結果として、光ディスク21全体として記録容
量が大きくなる。 【0015】図5Fは、図4Bに示した光ディスク21
の記録領域WA と記録領域WB の境界BO部分のトラッ
クを拡大して示している。図4Fにおいて、記録領域W
A 内のセクタSをセクタSA 、記録領域WB 内のセクタ
SをセクタSB と表わしている。図5Gはウィンドウ信
号SMWIN、図5Hは実セクタマーク検出パルスSM
ADETおよび図5Iは、セクタマーク検出パルスSM
DETを示している。時点t3 までの動作は図5A〜図
5Dに示したものと同一であり、時点t3 において、セ
クタマークSMの未検出が連続的に2度発生したとこに
なるのでウィンドウ信号SMWINがフルオープン状態
になっている。 【0016】ここで、補間セクタマーク検出パルスSM
IDETのうち、パルスPaとパルスPbとは、光ディ
スク21のセクタマークSMに正しく同期して発生して
いるので、セクタマークSMに続くID情報を同期して
読み出すことができる。 【0017】しかしながら、記録領域WA が記録領域W
B に切り替わった後に発生するパルスPcとパルスPd
とは光ディスク21上のセクタマークSMに同期してい
ない、言い換えれば、セクタマークSMとかけ離れた位
置で発生しているため、このパルスPc,Pdを基にI
D情報を同期して読み出すことができないという問題が
あった。 【0018】本発明はこのような課題を考慮してなされ
たものであり、セクタマーク検出パルスの発生位置と記
録媒体上のセクタマークとの位置ずれ(同期ずれ)が発
生しないようにしたセクタマーク検出装置を提供するこ
とを目的とする。 【0019】 【発明の実施の形態】本発明は、例えば、図1に示すよ
うに、情報信号を記録する基本クロックの周波数の異な
る複数の領域を有し、上記複数の領域に分割された複数
のセクタの各セクタ単位で情報信号が記録され、かつ上
記各セクタの先頭部に先頭を示すセクタマークとID情
報が記録される領域とを有する記録媒体からセクタマー
クを検出してセクタマーク検出パルスを出力するセクタ
マーク検出回路と、上記セクタマークに対するウィンド
ウ信号を生成するウィンドウ信号生成回路と、上記セク
タマーク検出回路でセクタマークを検出できなかったと
きに上記基本クロックに基いて疑似的なセクタマーク検
出パルスを補間して出力するセクタマーク補間回路と、
上記セクタマーク補間回路による補間処理を行う場合と
行わない場合とを切り替えられるようにした切り替え回
路と、上記切り替え回路を制御する制御回路とを有した
セクタマーク検出回路であって、上記複数の領域の領域
内において上記セクタマークを検出できなかったときに
は疑似的なセクタマーク検出パルスを出力し、上記複数
の領域の境界付近一の領域から他の領域へのシーク時
に上記セクタマークを検出できなかったときには、上記
一の領域内においては疑似的なセクタマーク検出パルス
を出力し、上記他の領域においては上記ウィンドウ信号
を連続開放状態にするとともに上記セクタマークを検出
するまでの間は疑似的なセクタマーク検出パルスを出力
しないように上記切り替え回路を制御するものである。 【0020】 【0021】さらに、本発明は、記録媒体をディスク状
記録媒体21としたものである。 【0022】 【作用】本発明によれば、ウィンドウ信号SMWINが
フルオープン状態のとき、セクタマーク補間回路27に
よる補間処理を行う場合と行わない場合とが切り替えら
れる。 【0023】 【実施例】以下、本発明セクタマーク検出装置の一実施
例について図面を参照して説明する。なお、以下に参照
する図面において、上記の図4および図5に示したもの
に対応するものには同一の符号を付けている。また、適
宜それらの図面をも参照して説明する。 【0024】図1は、本発明セクタマーク検出装置の一
実施例が適用された光ディスク装置の要部構成を示して
いる。 【0025】図1において、記録媒体としての光ディス
ク21は、図4Bに示した光ディスク21と同一のもの
である。すなわち、半径方向Rの内側の記録領域WA
外側の記録領域WB とで基本クロックの周波数が異なる
値にされている。記録領域W A の基本クロックの記録再
生周波数をfA、記録領域WB の基本クロックの記録再
生周波数をfBとする。また、fA<fBとする。 【0026】光ディスク21は、スピンドルモータ19
によって回転される。そして、この光ディスク21のデ
ィスク面に対向して配され半径方向Rにリニアモータ
(図示していない)およびボイスコイルモータ(図示し
ていない)で移動されるヘッド23によりディスク面に
記録された情報信号が、アナログ信号である、いわゆる
RF信号として読み取られる。なお、光ディスク21が
光磁気ディスクである場合には、光ヘッドと磁気ヘッド
が用いられ、RF信号は光ヘッドから出力される。 【0027】このRF信号は、増幅器およびA/D変換
器等を有する媒体信号読取回路としてのRF信号処理回
路24によって2値化されデジタルRF信号に変換され
る。 【0028】このデジタルRF信号はセクタマーク検出
回路25に供給されるとともに、データリード処理回路
35などに供給される。 【0029】セクタマーク検出回路25で実際に検出さ
れたセクタマーク信号(実セクタマーク検出パルスとい
う。)SMADETは、ウィンドウ信号生成回路26と
セレクタ回路28の固定端子28bとセクタマーク補間
回路27と論理和回路32の一方の入力端子に供給され
る。 【0030】ウィンドウ信号生成回路26では、この実
セクタマーク検出パルスSMADETに応じてウィンド
ウ信号SMWINが生成され、それがセクタマーク検出
回路25とシステムコントローラ29に供給される。 【0031】セクタマーク補間回路27は、実セクタマ
ーク検出パルスSMADETでリセットされるカウンタ
を有し、カウンタで記録領域WA ではその基本クロック
を記録領域WB ではその基本クロックを所定個数、具体
的には、セクタSA (図2A参照)またはセクタSB
1セクタ長分、例えば、1360バイト分の各基本クロック
の個数を計数したときに補間セクタマーク検出パルスS
MIDETを論理和回路32の他方の入力端子に出力す
る。 【0032】論理和回路32からは、補間セクタマーク
検出パルスSMIDETと実セクタマーク検出パルスS
MADETとの論理和出力である論理和セクタマーク検
出パルスSMODETが出力され、固定端子28cに供
給される。 【0033】セレクタ回路28の共通端子28aには、
その内容が実セクタマーク検出パルスSMADETまた
は論理和セクタマーク検出パルスSMODETであるセ
クタマーク検出パルスSMDETが現れ、アドレス情報
(ID情報)認識回路を含むデータリード処理回路35
に入力される。 【0034】セレクタ回路28の切替制御端子28dに
はシステムコントローラ29から切替制御信号S1 が供
給される。 【0035】システムコントローラ29には、端子30
を通じて、図示しない上位のコントローラから記録再生
コマンド、シークコマンドなどの各種のコマンドが供給
される。データリード処理回路35で読み出されたリー
ドデータRDは端子31を通じて他の回路に出力される
とともに、システムコントローラ29および端子30を
通じて上位のコントローラに出力される。 【0036】次に図1例の動作について説明する。 【0037】端子30を通じてシステムコントローラ2
9に供給されたコマンドの内容が記録領域WA 内の特定
の記録領域のみの記録再生であった場合、セクタマーク
検出回路25、セクタマーク補間回路27およびウィン
ドウ信号生成回路26などの基本クロックとしては、記
録領域WA の基本クロックが使用される。 【0038】また、端子30を通じてシステムコントロ
ーラ29に供給されたコマンドの内容が記録領域WB
の特定の記録領域のみの記録再生であった場合、セクタ
マーク検出回路25の基本クロックとしては、記録領域
B の基本クロックが設定される。 【0039】上記2つの記録領域WA 内、または記録領
域WB 内の記録再生処理の場合には、システムコントロ
ーラ29によってセレクタ回路28の共通端子28aと
固定端子28cが接続状態になるような切替制御信号S
1 がセレクタ回路28の制御端子28dに供給される。 【0040】この2つの動作状態においては、従来の技
術の項で図5A〜図5Eを参照して説明したように、セ
クタマーク検出回路25で連続して2回セクタマークS
Mを検出できなかった場合に(時点t2 〜時点t3 )、
ウィンドウ信号生成回路26の出力信号であるウィンド
ウ信号SMWINがフルオープン状態にされる(時点t
3 以降)。 【0041】また、セクタマークSMが検出できなかっ
た時点t2 〜t5 の各時点では、セクタマーク補間回路
27のカウンタが動作して補間セクタマーク検出パルス
SMIDETが出力される。時点t6 でセクタマークS
Mが検出されて実セクタマーク検出パルスSMADET
が出力されたときには、ウィンドウ信号SMWINはフ
ルオープン状態が解除されセクタマーク補間回路27か
ら補間セクタマーク検出パルスSMIDETが出力され
なくなり、実セクタマーク検出パルスSMADETが論
理回路32を通じて論理和セクタマーク検出パルスSM
ODETとされ、セレクタ回路28(28aと28c)
を通じ、セクタマーク検出パルスSMDETとしてデー
タリード処理回路35に供給される。 【0042】データリード処理回路35は、セクタマー
ク検出パルスSMDETに基づいて、そのセクタSのセ
クタマークSMに続くID情報とデータ部Dの情報信号
をデジタルRF信号から読み出す。読み出されたリード
データRDは、システムコントローラ29に取り込まれ
る。 【0043】一方、端子30を通じてシステムコントロ
ーラ29に供給されたコマンドの内容がシークコマンド
でそのシークコマンドによって指定される先頭セクタS
のアドレスが記録領域WA と記録領域WB の境界BO付
近の記録領域WA 側であった場合には、システムコント
ローラ29は、ウィンドウ信号SMWINの状態に応じ
て、セレクタ回路28を切り替える。 【0044】図2A〜図2Hはそのようなシークコマン
ドが発行された場合の図1例の動作説明に供される線図
である。 【0045】すなわち、システムコントローラ29の切
替制御信号S3により、時点t11〜t13までは、共通端
子28aと固定端子28cとが接続状態にされ、ウィン
ドウ信号SMWIN(図2B参照)がフルオープン状態
になった時点t13(図2B参照)以降では、共通端子2
8aと固定端子28bとが接続状態にされる(図2F参
照)。 【0046】このような接続状態に制御することによ
り、図2Gに示すように、セクタマーク検出パルスSM
DETとしては、時点t11では実セクタマーク検出パル
スSMADET(図2C参照)、時点t12,t13では補
間セクタマーク検出パルスSMIDET(図2D参
照)、および時点t15では実セクタマーク検出パルスS
MADET(図2C参照)が出力される。時点t14
は、記録領域WB のセクタマークSMの位置に一致しな
い(非同期、同期外れの)補間セクタマーク検出パルス
SMIDETが出力されることはない。 【0047】このように制御することにより、セクタマ
ーク検出パルスSMDETの発生位置(時点)(図2G
参照)と光ディスク21のセクタマークSMの位置(図
2A参照)とが全て一致(同期)することになり、セク
タマークSMに続いて記録されているID情報を確実に
データリード処理回路35で読み取ることができる。 【0048】なお、このように、システムコントローラ
29に供給されたコマンドの内容がシークコマンドでそ
のシークコマンドによって指定される先頭セクタSのア
ドレスが記録領域WA と記録領域WB の境界BO付近の
記録領域WA 側であった場合に、システムコントローラ
29により、ウィンドウ信号SMWINの状態に応じ
て、セレクタ回路28を切り替えるのは、次のような理
由による。 【0049】図3はその理由の説明に供される線図であ
る。 【0050】ヘッド23を記録領域WA または記録領域
B の境界BO付近以外の位置から記録領域WA ,WB
の境界BO付近へのシーク動作の際、例えば、ヘッド2
3を記録領域WA の比較的内側から同記録領域WA 内の
比較的外側にリニアモータ(図示していない)を使用し
て移動させるようなシークコマンドが発行された場合に
は、図1例に示すセクタマーク補間回路27などの各ブ
ロックを記録領域WAで使用される基本クロックで動作
させて、セクタマークSMを検出しなければならなくな
る。 【0051】この場合に、ヘッド23の慣性によって、
ヘッド23が記録領域WB 側まで移動する場合があり
(図3中、軌跡22参照)、そのような場合、論理和セ
クタマーク検出パルスSMODETの出力のみをセクタ
マーク検出パルスSMDETとしてデータリード処理回
路35に供給するようにすると、図5Fと図5Iに示し
たように同期はずれのセクタマーク検出パルスSMDE
Tが発生してしまうことになるが、この実施例のように
制御すれば、すなわち、ウィンドウ信号SMWINがフ
ルオープン状態のとき、セクタマーク補間回路27によ
る補間処理を行う場合と行わない場合とをセレクタ回
28により切り替えられるように制御すれば、そのよう
な場合でも同期外れが発生しなくなる。 【0052】なお、シーク動作時に限らず、連続記録再
生コマンドの指定範囲内に記録領域WA と記録領域WB
の境界BO部分が含まれる場合にも、同様に切替制御す
ればよい。 【0053】一般的に言えば、記録再生コマンドなどに
応じてシステム的な観点からシステムコントローラ29
の制御の基に、セレクタ回路28を切り替えてセクタマ
ーク補間回路27を使用するかどうかを決定すればよ
い。 【0054】なお、図1例では再生系についてのみ説明
しているが、セクタマークSMの検出は再生系にかかわ
らず記録系の動作時にも必須である。 【0055】また、本発明は光磁気ディスクなどの光デ
ィスク以外に、フロッピィディスク、ハードディスクな
どの磁気ディスクに適用することもできる。ディスク状
記録媒体以外の記録媒体にも適用することができる。 【0056】さらに、本発明は上記の実施例に限らず本
発明の要旨を逸脱することなく種々の構成を採り得るこ
とはもちろんである。 【0057】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ウィンドウ信号がフルオープン状態のとき、セクタマー
ク補間回路による補間処理を行う場合と行わない場合と
が切り替えられるようにしたので、セクタマーク検出パ
ルスの発生位置と記録媒体上のセクタマークとの位置ず
れ(同期ずれ)が発生しなくなる。 【0058】本発明は特に、光ディスクなどのディスク
状記録媒体に適用して好適である。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明セクタマーク検出装置の一実施例が適用
された光ディスクの再生系の構成を示す線図である。 【図2】図1例の動作説明に供される線図である。 【図3】ウィンドウ信号に応じてセレクタ回路を切り替
える理由の説明に供される線図。 【図4】Aは記録周波数が全記録領域で同一の光ディス
クの記録フォーマットの説明に供される線図である。B
は記録周波数の異なる記録領域を有する光ディスクの記
録フォーマットの説明に供される線図である。 【図5】セクタマーク検出回路の一般的な動作説明に供
される線図である。 【符号の説明】 21 光ディスク 25 セクタマーク検出回路 26 ウィンドウ信号生成回路 27 セクタマーク補間回路 28 セレクタ回路 WA ,WB 記録領域
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−21975(JP,A) 特開 平3−171478(JP,A) 特開 平1−227227(JP,A) 特開 平1−199382(JP,A) 特開 昭63−166073(JP,A) 特開 昭63−166072(JP,A) 特開 昭63−117385(JP,A) 特開 昭63−81657(JP,A) 特開 昭63−44389(JP,A) 特開 昭61−5476(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 27/10

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 情報信号を記録する基本クロックの周波
    数の異なる複数の領域を有し、上記複数の領域に分割さ
    れた複数のセクタの各セクタ単位で情報信号が記録さ
    れ、かつ上記各セクタの先頭部に先頭を示すセクタマー
    クとID情報が記録される領域とを有する記録媒体から
    セクタマークを検出してセクタマーク検出パルスを出力
    するセクタマーク検出回路と、 上記セクタマークに対するウィンドウ信号を生成するウ
    ィンドウ信号生成回路と、 上記セクタマーク検出回路でセクタマークを検出できな
    かったときに上記基本クロックに基いて疑似的なセクタ
    マーク検出パルスを補間して出力するセクタマーク補間
    回路と、 上記セクタマーク補間回路による補間処理を行う場合と
    行わない場合とを切り替えられるようにした切り替え回
    路と、 上記切り替え回路を制御する制御回路とを有したセクタ
    マーク検出回路であって、 上記複数の領域の領域内において上記セクタマークを検
    出できなかったときには疑似的なセクタマーク検出パル
    スを出力し、 上記複数の領域の境界付近一の領域から他の領域への
    シーク時に上記セクタマークを検出できなかったときに
    は、 上記一の領域内においては疑似的なセクタマーク検出パ
    ルスを出力し、 上記他の領域においては上記ウィンドウ信号を連続開放
    状態にするとともに上記セクタマークを検出するまでの
    間は疑似的なセクタマーク検出パルスを出力しないよう
    に 上記切り替え回路を制御することを特徴とするセクタマ
    ーク検出装置。
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