JPH0765397A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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Publication number
JPH0765397A
JPH0765397A JP23090993A JP23090993A JPH0765397A JP H0765397 A JPH0765397 A JP H0765397A JP 23090993 A JP23090993 A JP 23090993A JP 23090993 A JP23090993 A JP 23090993A JP H0765397 A JPH0765397 A JP H0765397A
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JP
Japan
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tilt
objective lens
signal
coils
radial
Prior art date
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Pending
Application number
JP23090993A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Murakami
豊 村上
Takuo Hayashi
卓生 林
Akira Matsubara
彰 松原
Toru Nakamura
徹 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP23090993A priority Critical patent/JPH0765397A/ja
Publication of JPH0765397A publication Critical patent/JPH0765397A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディスク記録面とビーム光軸との傾きによる
信号品質劣化をなくし、ディスク一周中のそり量の変化
に対してビーム光軸の傾きを高速に補正できるようにす
ること。 【構成】 対物レンズホルダ2の側面にチルトコイル5
a〜5を取り付ける。又磁石10a,10b及びU字型
ヨーク9a,9bと、対物レンズホルダ2を傾動自在に
支持する支持材6a〜6hとを基台7に取り付ける。対
物レンズ1から放出されるビーム光軸と光ディスク12
の記録面との傾きを、径方向傾き検出器11a,11b
と周方向傾き検出器11c,11dとで検出する。傾き
検出器の誤差信号に基づき、チルトコイル5a〜5dに
通電を行い、対物レンズ1の光軸を高速で補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンパクトディスクプ
レーヤ(CDプレーヤ)、レーザーディスクプレーヤ
(LDプレーヤ)等において、ディスク記録面に対する
ビーム光軸の傾きを高速に補正できるようにした光ディ
スク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】CDプレーヤ、LDプレーヤ等の光ディ
スク再生装置において、信号再生ビームの光軸が光ディ
スク再生面に対して傾いていると、光学的な収差が発生
してクロストークが増大し、再生信号が劣化する。又、
光ディスク記録再生装置においては信号記録ビームの光
軸が光ディスク記録面に対して傾いていると、記録信号
の劣化を生じてピット形成にミスを生じることがある。
【0003】従来のLDプレーヤ等においては、ディス
クの径方向のそりはディスク一周の平均的なそり量とし
て検出されている。そしてDCモータ等のチルトモータ
により、光ピックアップ全体を傾け、ビーム光軸の制御
をするチルト制御装置が取り付けられたものもある。
【0004】近年、光ディスク装置は高密度記録化が進
んでいる。解像度を高め、高密度の記録再生を行うため
に、開口数(NA)の大きい(即ち口径の大きい)対物
レンズが用いられる。しかし対物レンズの口径を大きく
すると、光ディスク再生面に対するビーム光軸の傾きが
生じた場合、コマ収差の度合いがNAの3乗に比例して
大きくなり、ディスク一周中のそり量の変化が信号の記
録再生特性に悪影響を及ぼすという問題が生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前述した
チルト制御装置を有する光ディスク装置では、光ピック
アップ全体の傾きをDCモータ等によって制御するた
め、そのレスポンスが悪く、ディスクが回転中に各角度
でのそり量の変化に対応するように、光ピックアップの
チルト制御を行うことはできなかった。
【0006】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたものであって、ディスク一周中のそり量の変化
に対応して、ビーム光軸のディスク記録面に対する傾き
を高速に補正できる光ディスク装置を実現することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、光ディスクに光を集光する対物レンズと、対物レン
ズを保持する対物レンズホルダと、複数本の弾性体を含
み、対物レンズホルダを光ディスクのフォーカス方向及
びトラッキング方向と対物レンズの光軸の傾き方向に微
動自在に支持する支持材と、対物レンズから放出される
光の光軸と光ディスクの記録面と周方向の角度ずれを検
出する周方向傾き検出手段と、対物レンズから放出され
る光の光軸と光ディスクの記録面と径方向の角度ずれを
検出する径方向傾き検出手段と、支持材を固定する基台
と、対物レンズホルダの側面に巻回され、対物レンズホ
ルダをフォーカス方向に駆動するフォーカスコイルと、
対物レンズホルダの側面であって、光ディスクの周方向
又は径方向の相対向する側面に固着され、対物レンズホ
ルダをトラッキング方向に駆動する複数のトラッキング
コイルと、対物レンズホルダの側面であって、光ディス
クの周方向又は径方向に対向する側面に固着され、対物
レンズホルダを光軸の傾き方向に駆動する複数のチルト
コイルと、トラッキングコイル及びチルトコイルに対向
するように基台に配置された磁気印加手段と、周方向傾
き検出手段と径方向傾き検出手段との出力に基づき、各
チルトコイルに流す駆動電流を制御し、対物レンズの光
軸と光ディスクの周方向と径方向の傾きを補正するチル
トコイル制御回路と、を具備することを特徴とするもの
である。
【0008】本願の請求項2の発明では、チルトコイル
は、対物レンズの光軸を中心に第1〜第4のチルトコイ
ルが四方に夫々配列され、第1及び第2のチルトコイル
と、第3及び第4のチルトコイルとが光ディスクの径方
向に沿って取り付けられ、第2及び第4のチルトコイル
と、第1及び第3のチルトコイルとが光ディスクの周方
向に沿って取付けられるものであり、チルトコイル制御
回路は、径方向傾き検出手段の信号から周方向傾き検出
手段の信号を減算し、その減算値を第1及び第4のチル
トコイルの駆動電流に変換する減算手段と、径方向傾き
検出手段の信号と周方向傾き検出手段の信号を加算し、
その加算値を第2及び第3のチルトコイルの駆動電流に
変換する加算手段と、を有することを特徴とするもので
ある。
【0009】本願の請求項3の発明は、光ディスクに光
を集光する対物レンズと、対物レンズを保持する対物レ
ンズホルダと、複数本の弾性体を含み、対物レンズホル
ダを光ディスクのフォーカス方向及びトラッキング方向
と対物レンズの光軸の傾き方向に微動自在に支持する支
持材と、対物レンズから放出される光の光軸と光ディス
クの記録面と周方向の角度ずれを検出する周方向傾き検
出手段と、対物レンズから放出される光の光軸と光ディ
スクの記録面と径方向の角度ずれを検出する径方向傾き
検出手段と、対物レンズと光ディスクとのフォーカス方
向のずれを検出するフォーカス検出手段と、支持材を固
定する基台と、対物レンズホルダの側面であって、光デ
ィスクの周方向又は径方向の相対向する側面に固着さ
れ、対物レンズホルダをトラッキング方向に駆動する複
数のトラッキングコイルと、対物レンズホルダの側面で
あって、光ディスクの周方向又は径方向に対向する側面
に固着され、対物レンズホルダを光ディスクのトラッキ
ング方向、周方向、径方向に駆動する複数のボイスコイ
ルと、トラッキングコイル及びボイスコイルに対向する
ように基台に配置された磁気印加手段と、周方向傾き検
出手段と径方向傾き検出手段とフォーカス検出手段の出
力に基づき、複数個のボイスコイルに流す駆動電流を制
御し、対物レンズの光軸と光ディスクの周方向と径方向
の傾き補正と、コヒーレント光のフォーカス補正とを同
時に行うボイスコイル制御回路と、を具備することを特
徴とするものである。
【0010】本願の請求項4の発明では、ボイスコイル
は、対物レンズの光軸を中心に第1〜第4のボイスコイ
ルが四方に夫々配列され、第1及び第2のボイスコイル
と、第3及び第4のボイスコイルとが光ディスクの径方
向に沿って取り付けられ、第2及び第4のチルトコイル
と、第1及び第3のチルトコイルとが光ディスクの周方
向に沿って取付けられるものであり、ボイスコイル制御
回路は、径方向傾き検出手段の信号から周方向傾き検出
手段の信号とフォーカス検出手段の信号を減算し、その
演算値を第4のボイスコイルの駆動電流に変換する第1
の演算手段と、径方向傾き検出手段の信号とフォーカス
検出手段の信号との和から周方向傾き検出手段の信号を
減算し、その演算値を第1のボイスコイルの駆動電流に
変換する第2の演算手段と、径方向傾き検出手段の信号
と周方向傾き検出手段の信号との和からフォーカス検出
手段の信号を減算し、その演算値を第2のボイスコイル
の駆動電流に変換する第3の演算手段と、径方向傾き検
出手段の信号と周方向傾き検出手段の信号とフォーカス
検出手段の信号とを加算し、その演算値を第3のボイス
コイルの駆動電流に変換する第4の演算手段と、を有す
ることを特徴とするものである。
【0011】
【作用】このような特徴を有する本願の請求項1の発明
によれば、対物レンズの光軸が光ディスクの周方向又は
径方向に傾斜した場合には、径方向及び周方向傾き検出
手段は径方向及び周方向の傾き信号を夫々出力する。こ
れらの周方向及び径方向の傾き信号を用いて、各チルト
コイルに分配すべき制御信号を演算する。この演算結果
を駆動電流に変換して各チルトコイルに与えると、対物
レンズの光軸と光ディスクの傾きが補正される。又対物
レンズのフォーカス方向とトラッキング方向の補正を行
うには、対物レンズホルダの外周に回巻されてフォーカ
スコイルとトラッキングコイルとにサーボ用の駆動電流
を与える。チルトコイル,フォーカスコイル,トラッキ
ングコイルに流れた駆動電流は、磁気印加手段により電
磁力に変換され、対物レンズが所定方向に姿勢制御され
る。こうすると光ディスクの回転時の一周中のそり量の
変化に対し、ビーム光軸のディスク記録面に対する傾き
を高速に補正できる。従って対物レンズにおけるコマ収
差が少なくなり、高品位な信号の記録再生ができる。
【0012】又本願の請求項4の発明によれば、対物レ
ンズホルダの外周側面に互いに独立して駆動されるボイ
スコイルを複数個設ける。これらのボイスコイルに、周
方向傾き検出手段,径方向傾き検出手段,フォーカス検
出手段で夫々検出される傾き信号及び制御信号を用いて
駆動電流を与えると、フォーカスコイルを用いずにフォ
ーカスサーボを行うことができる。又対物レンズの周方
向と径方向のチルト制御に関しては、請求項1記載の発
明と同様に作用する。こうすると対物レンズホルダに取
り付けるコイルの種類が少なくなる。
【0013】
【実施例】以下本発明の第1実施例におけるチルト制御
装置を含む光ディスク装置について、図1〜図5を参照
しながら説明する。図1は第1実施例の光ディスク装置
の主要部の構成を示す分解斜視図である。図2は光ディ
スク装置に取付けられた傾き検出手段の動作原理を示す
説明図である。図2(a)はビーム光軸の傾きがない場
合の要部断面図であり、図2(b)はビーム光軸の傾き
が生じた場合の要部断面図である。又図3はチルトコイ
ル制御回路の構成を示す回路図であり、図4は光ディス
ク装置に取り付けられたチルトコイルの配置を示す斜視
図である。
【0014】図1に示すように、光ピックアップの対物
レンズ1は対物レンズホルダ2に保持されている。対物
レンズホルダ2の側面には、フォーカスコイル3が水平
に巻回されている。図1に示すように対物レンズ1の光
軸方向をz、光ディスクの周方向をy,光ディスクの径
方向をxとする。対物レンズホルダ2の周方向(y方
向)の一方の側面にはトラッキングコイル4a,4b、
他方の側面にもトラッキングコイル4c及び図示しない
トラッキングコイル4dが取付けられている。トラッキ
ングコイル4a〜4dはつる巻き又は渦巻き状に巻かれ
たコイルで、光ピックアップのトラックサーボ用の駆動
電流を流すコイルである。
【0015】対物レンズホルダ2の周方向の側面であっ
て、トラッキングコイル4a〜4dの夫々の下部に位置
する部分にチルトコイル5a〜5dが取付けられてい
る。図4に示すように、第1,第2のチルトコイル5
a,5bと、第3,第4のチルトコイル5c,5dと
は、x軸と線対称となるよう光ディスクの径方向に沿っ
て配置されている。この場合チルトコイル5a,5c
と、チルトコイル5b,5dは光ディスクの周方向に沿
って配置されることとなる。チルトコイル5a〜5dも
つる巻き又は渦巻き状に巻かれたコイルで、光ピックア
ップのチルト制御用の駆動電流を流すコイルである。図
1及び図4に示すようにチルトコイル5a,5bは対物
レンズホルダ2の手前側面に固着され、チルトコイル5
c,5dは対物レンズホルダ2の他方の側面に固着され
る。そして図4に示すようにチルトコイル5aと5d、
5bと5cが各々直列に接続されている。
【0016】次に、4本の平行な直線状の支持材6a,
6b,6c,6dは、一端を対物レンズホルダ2の側面
に、他端は支持材固定部8に固着されている。図1に示
すように支持材6a〜6dは、対物レンズホルダ2をフ
ォーカス方向A(z軸)、トラッキング方向B(x
軸)、径方向傾きC、周方向傾きDの4方向に微動及び
傾動可能に支持するものである。
【0017】支持材固定部8は、対物レンズホルダ2を
弾力的に保持した状態で基台7に取付けられる。基台7
はy方向に一対のU字型ヨーク9a,9bを保持するも
ので、光学ピックアップ本体13の上部に取り付けられ
ている。ヨーク9a,9bは磁石10a,10bと共に
磁気印加手段を構成している。
【0018】対物レンズホルダ2の上面には、対物レン
ズ1を挟んでx方向に沿って径方向傾き検出器11a,
11bが取り付けられている。又対物レンズ1を挟んで
y方向に沿って、周方向傾き検出器11c,11dが取
り付けられている。傾き検出器11a〜11dは図2
(a),(b)に示すように、コヒーレント光が対物レ
ンズ1から放出されて光ディスク12に集光された後、
光ディスク12で反射される光のうち、対物レンズ1に
戻らない回折光を受光する受光素子である。
【0019】次にチルトコイル制御回路について図3を
用いて説明する。図1の傾き検出器11aの信号出力か
ら傾き検出器11bの信号出力を減算器21により減算
した信号を径方向傾き信号aとする。又傾き検出器11
cから傾き検出器11dの信号出力を減算器22により
減算した信号を周方向傾き信号bとする。図3の減算器
23は傾き信号aから傾き信号bを減算する回路で、差
信号c(=a−b)を出力する。又加算器24は傾き信
号aと傾き信号bを加算する回路で、和信号d(=a+
b)を出力する。減算器23の出力はドライバ25で駆
動電流に変換され、チルトコイル5a,5dの直列接続
体に与えられる。加算器24の出力も同様にドライバ2
6で駆動電流に変換され、チルトコイル5b,5cの直
列接続体に与えられる。ここでチルトコイル5a,5d
は、電流が流れたときに互いに逆方向の電磁力が発生す
るよう接続されるものとする。チルトコイル5b,5d
についても同様である。
【0020】以上のように構成された第1実施例の光デ
ィスク装置の動作について説明する。図1に示すように
対物レンズ1から出射されて光ディスク12に集光した
光のうち、対物レンズ1に戻らない回折光は径方向傾き
検出器11a,11b及び周方向傾き検出器11c,1
1dによって受光される。特に図1に示すように対物レ
ンズ1が径方向Cに傾斜しないで、対物レンズホルダ2
と光ディスク12が平行のとき、即ちビーム光軸の傾き
がない場合は、二つの径方向傾き検出器11a,11b
で受光される光量は等しい。この場合図3のチルトコイ
ル制御回路に入力される傾き信号aの値は0となる。
【0021】しかし図2(b)に示すように対物レンズ
ホルダ2と光ディスク12が平行でないとき、即ちビー
ム光軸に径方向の傾きが発生した場合、径方向傾き検出
器11a,11bの受光量に差が生じ、径方向傾き信号
aは傾き方向及び傾き量に応じて正又は負の信号にな
る。
【0022】又図1に示す周方向Dに関しても、周方向
傾き検出器11c,11dにより上記と同様な原理で周
方向傾き信号bが発生する。これらの傾き信号a,bは
図3の減算器23と加算器24に入力され、差信号cと
和信号dに変換される。そして差信号cをドライバ25
で駆動電流に変換し、この電流を図5のチルトコイル5
a,5dに与える。又和信号dをドライバ26で駆動電
流に変換し、この電流をチルトコイル5b,5cに与え
る。
【0023】図1のU字型ヨーク9a,9bと磁石10
a,10bからなる磁気回路との電磁作用により、図4
の矢印で示すようにチルトコイル5a,5dに差駆動力
F1,F2が夫々発生する。同様にチルトコイル5b,
5cに和駆動力F4,F3が夫々発生する。差駆動力F
1,F2は互いに反対方向を向き、和駆動力F3,F4
も互いに反対方向を向いている。又、差駆動力F1と和
駆動力F3は同一方向を向き、差駆動力F2と和駆動力
F4も同一方向を向いている。
【0024】ここでレンズホルダ2に発生する径方向C
の回転モーメントを回転半径を1として計算する。図4
において対物レンズ1のy軸より手前側のチルトコイル
5a,5cによる回転モーメントはF1+F3であり、
対物レンズ1のy軸より向側のチルトコイル5b,5d
による回転モーメントはF2+F4である。従ってy軸
を回転軸とする径方向の総合回転モーメントFrは、次
の(1)式になる。 Fr=(F1+F3)+(F2+F4) ={(a−b)+(a+b)} +{(a−b)+(a+b)} =4a ・・・(1)
【0025】又レンズホルダ2に発生する周方向Dの回
転モーメントを回転半径を1として計算する。図4にお
いて対物レンズ1のx軸より向側のチルトコイル5c,
5dによる回転モーメントはF3−F2であり、対物レ
ンズ1のx軸より手前側のチルトコイル5b,5aによ
る回転モーメントはF4−F1である。従ってx軸を回
転軸とする周方向の総合回転モーメントFtは、次の
(2)式になる。 Ft=(F3−F2)+(F4−F1) ={(a+b)−(a−b)} +{(a+b)−(a−b)} =4b ・・・(2)
【0026】(1)式の4aは径方向傾き信号aを増幅
したもので、径方向の傾きに比例した駆動電流がチルト
コイル5a〜5dに与えられ、光ディスク12に対する
対物レンズ1の径方向Cの傾きが制御されることが分か
る。又(2)式の4bは周方向傾き信号bを増幅したも
ので、周方向の傾きに比例した駆動電流がチルトコイル
5a〜5dに与えられ、対物レンズ1の周方向Dの傾き
が制御されることが分かる。以上のように対物レンズホ
ルダ2はディスクの径方向Cとディスクの周方向Dに夫
々所定量傾き、光ディスク12と光ビーム光軸の径方向
と周方向の傾きが補正される。
【0027】一方、対物レンズホルダ2は、トラッキン
グコイル4a〜4dに適当な通電をすることによりトラ
ッキング方向に平行移動する。このため対物レンズ1を
通して光ディスク12に照射する光ビームのトラッキン
グを調整することができる。又、フォーカスコイル3に
適当な通電を行うと、電磁作用により対物レンズホルダ
ー2がフォーカス方向に平行移動する。このようにして
対物レンズ1を通して光ディスク12に照射する光ビー
ムのフォーカスを調整することができる。
【0028】以上のように径方向傾き検出器11a,1
1b、周方向傾き検出器11c,11dにより発生する
傾き信号をチルトコイル制御回路に与え、それらの和信
号と差信号をつくり、これらに基づき2系統のチルトコ
イル5a,5cと5b,5dに通電する。こうすると回
転する光ディスクの一周中の径方向と周方向の傾き変化
に対し、対物レンズ1から放出される光ビームの光軸傾
きを高速に補償できる。さらに上記の構成により、径方
向と周方向の姿勢制御を2対のチルトコイルで併用で
き、部品点数の削減ができので、チルト制御装置を低価
格にすることができる。
【0029】次に本発明の第2実施例におけるチルト制
御装置を含む光ディスク装置についてついて、図5〜図
7を参照しながら説明する。図5は第2実施例の光ディ
スク装置の主要部の構成を示す分解斜視図である。図6
はボイスコイル制御回路の構成を示す回路図であり、図
7は第2実施例の光ディスク装置に取り付けられたボイ
スコイルの要部斜視図である。
【0030】図5〜図7において、第1実施例と同じ機
能を有する構成部材には同じ符号をつけ、それらの説明
は省略する。第1実施例と異なる部分は、図1のフォー
カスコイル3とチルトコイル5a〜5dを、電気的に独
立したボイスコイル30a,30b,30c,30dに
置き換え、フォーカスコイルとチルトコイルを兼用して
いる点である。
【0031】図5において対物レンズホルダ2の周方向
の側面であって、トラッキングコイル4a〜4dの下部
に位置する部分にボイスコイル30a〜30dが取付け
られている。図7に示すように、第1のボイスコイル3
0a及び第2のボイスコイル30bと、第3のボイスコ
イル30c及び第4のボイスコイル30dとは、x軸と
線対称になるように光ディスクの径方向に沿って配置さ
れている。この場合ボイスコイル30a,30cと、ボ
イスコイル30b,30dは光ディスクの周方向に沿っ
て配置されることになる。ボイスコイル30a〜30d
もつる巻き又は渦巻き状に巻かれたコイルで、光ピック
アップのチルト制御とフォーカス制御用の駆動電流を流
すコイルである。図5及び図7に示すようにボイスコイ
ル30a,30bは対物レンズホルダ2の手前側の側面
に固着され、ボイスコイル30c,30dは対物レンズ
ホルダ2の他方の側面に固着される。そして図7に示す
ようにボイスコイル30a,30b,30c,30dは
駆動電流が独立に供給されるようドライバに接続されて
いる。
【0032】以上のように構成された第2実施例の光デ
ィスク装置のボイスコイル制御回路について説明する。
なお傾き検出信号の検出方法は第1の実施例と同様であ
るので、ここでは説明を省略する。図6に示すボイスコ
イル制御回路において、減算器31と加算器32は径方
向傾き信号aと周方向傾き信号bとが入力され、夫々差
信号cと和信号dとを生成する。
【0033】第1実施例と異なり、ボイスコイル制御回
路にはフォーカス制御信号fが入力される。フォーカス
制御信号fは対物レンズ1を介して検出されたフォーカ
スサーボ用の誤差信号で、減算器33,35、加算器3
4,36に夫々与えられる。減算器33は、減算器31
の差信号cと制御信号fが入力され、減算減算信号g
(=a−b−f)を生成する第1の演算手段である。加
算器34は、減算器31の差信号cと制御信号fが入力
され、減算加算信号h(=a−b+f)を生成する第2
の演算手段である。減算器35は、加算器32の和信号
dと制御信号fが入力され、加算減算信号i(=a+b
−f)を生成する第3の演算手段である。加算器36
は、加算器32の和信号dと制御信号fが入力され、加
算加算信号j(=a+b+f)を生成する第4の演算手
段である。
【0034】次に図6に示すように減算減算信号gをド
ライバ37で電流変換し、ボイスコイル30dに与え
る。減算加算信号hをドライバ38で電流変換し、ボイ
スコイル30aに与える。同様にして加算減算信号iを
ドライバ39で電流変換し、ボイスコイル30bに与
え、加算加算信号jをドライバ40で電流変換し、ボイ
スコイル30cに与える。こうするとU字型ヨーク9
a,9bと磁石10a,10bからなる磁気印加手段の
電磁作用により、ボイスコイル30aに減算加算駆動力
F5が、ボイスコイル30dに減算減算駆動力F6が、
ボイスコイル30cに加算加算駆動力F7が、ボイスコ
イル30bに加算減算駆動力F8が図示の矢印方向に発
生する。
【0035】以上のように構成された第2実施例の光デ
ィスク装置の動作について説明する。第1実施例の場合
と同様にして、レンズホルダ2に発生する径方向Cの回
転モーメントを回転半径を1として計算する。図7のy
軸より手前側のボイスコイル30a,30cによる回転
モーメントはF5+F7であり、y軸側より向側のボイ
スコイル30b,30dによる回転モーメントはF6+
F8である。従ってy軸を回転軸とする径方向Cの総合
回転モーメントFrは、次の(3)式になる。 Fr=(F5+F7)+(F6+F8) ={(a+b+f)+(a−b+f)} +{(a−b−f)+(a+b−f)} =4a ・・・(3)
【0036】又レンズホルダ2に発生する周方向Dの回
転トルクを計算する。図7において対物レンズ1のx軸
より向側のボイスコイル30c,30dによる回転モー
メントはF7−F6であり、対物レンズ1のx軸より手
前側のボイスコイル30b,30aによる回転モーメン
トは−(F5−F8)である。従ってx軸を回転軸とす
る周方向Dの総合回転モーメントはFtは、次の(4)
式になる。 Ft=(F7−F6)−(F5−F8) ={(a+b+f)−(a−b−f)} −{(a−b+f)−(a+b−f)} =4b ・・・(4)
【0037】フォーカス方向(z軸)の起動力Ffは、
次の(5)式になる。 Ff=F5−F6+F7−F8 =(a−b+f)−(a−b−f) +(a+b+f)−(a+b−f) =4f ・・・(5)
【0038】(3)式の4aは径方向傾き信号aを増幅
したもので、径方向の傾きに比例した駆動電流がボイス
コイル30a〜30dに与えられ、光ディスク12に対
する対物レンズ1の径方向傾きが制御される。又(4)
式の4bは周方向傾き信号bを増幅したもので、周方向
の傾きに比例した駆動電流がボイスコイル30a〜30
dに与えられ、光ディスク12に対する対物レンズ1の
周方向傾きが制御される。更に(5)式の4fはフォー
カス制御信号fを増幅したもので、フォーカス方向のず
れに比例した駆動電流がボイスコイル30a〜30dに
与えられ、フォーカスサーボが働く。
【0039】以上の駆動力を調整することにより、対物
レンズ1を保持する対物レンズホルダ2は、ディスク径
方向Cとディスク周方向Dに傾くと共に、フォーカス方
向に平行移動する。こうして光ディスク12と光ビーム
光軸の径方向と周方向の傾きを補正すると同時に、対物
レンズ1を通して光ディスクに照射する光ビームのフォ
ーカスを調整することができる。又、対物レンズホルダ
2はトラッキングコイル4a〜4dに適当な通電を行う
と、電磁作用によりトラッキング方向に平行移動する。
このため対物レンズ1を通して光ディスク12に照射す
る光ビームのトラッキングを調整することができる。
【0040】以上のように電気的に独立したボイスコイ
ル30a〜30dを対物レンズホルダ2の周方向側面上
に配置し、径方向傾き信号aと周方向傾き信号bとフォ
ーカス制御信号fより制御信号を得ることで、ボイスコ
イル30a〜30dで周方向傾き制御と、径方向傾き制
御と、フォーカス制御とを兼用できる。このためチルト
制御装置とフォーカス制御装置の部品点数の削減がで
き、光ディスク装置の小型と低価格化が実現できる。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明は、対物レンズから
放出されるビーム光軸と光ディスク記録面との傾きを検
出する周方向及び径方向の傾き検出手段と、対物レンズ
ホルダを光軸の傾き方向に微動自在に姿勢を制御する複
数のチルトコイルを設けることにより、光ディスクの回
転時の一周中の傾き変化に対し、対物レンズのビーム光
軸を高速に補正できる。このため対物レンズのコマ収差
の発生を小さくでき、高品位な信号の記録再生が可能な
優れた光ディスク装置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における光ディスク装置の
構成を示す分解斜視図である。
【図2】(a)は第1実施例の光ディスク装置におい
て、傾き検出手段のビーム光軸の傾きがない場合、
(b)は傾きが生じた場合の動作説明図である。
【図3】第1実施例の光ディスク装置に用いられるチル
トコイル制御回路の構成図である。
【図4】第1実施例の光ディスク装置に取り付けられる
チルトコイルの要部斜視図である。
【図5】本発明の第2実施例における光ディスク装置の
構成を示す分解斜視図である。
【図6】第2実施例の光ディスク装置に用いられるボイ
スコイル制御回路の構成図である。
【図7】第2実施例の光ディスク装置に取り付けられる
ボイスコイルの要部斜視図である。
【符号の説明】
1 対物レンズ 2 対物レンズホルダ 3 フォーカスコイル 4a〜4d トラッキングコイル 5a〜5d チルトコイル 6a〜6d 支持材 7 基台 8 支持材固定部 9a,9b U字型ヨーク 10a,10b 磁石 11a,11b 径方向傾き検出器 11c,11d 周方向傾き検出器 12 光ディスク 13 光学ピックアップ本体 21,22,23,31,33,35 減算器 24,32,34,36 加算器 25,26,37〜40 ドライバ 30a〜30d ボイスコイル A フォーカス方向 B トラッキング方向 C 径方向傾き D 周方向傾き
フロントページの続き (72)発明者 中村 徹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクに光を集光する対物レンズ
    と、 前記対物レンズを保持する対物レンズホルダと、 複数本の弾性体を含み、前記対物レンズホルダを前記光
    ディスクのフォーカス方向及びトラッキング方向と前記
    対物レンズの光軸の傾き方向に微動自在に支持する支持
    材と、 前記対物レンズから放出される光の光軸と前記光ディス
    クの記録面と周方向の角度ずれを検出する周方向傾き検
    出手段と、 前記対物レンズから放出される光の光軸と前記光ディス
    クの記録面と径方向の角度ずれを検出する径方向傾き検
    出手段と、 前記支持材を固定する基台と、 前記対物レンズホルダの側面に巻回され、前記対物レン
    ズホルダをフォーカス方向に駆動するフォーカスコイル
    と、 前記対物レンズホルダの側面であって、前記光ディスク
    の周方向又は径方向の相対向する側面に固着され、前記
    対物レンズホルダをトラッキング方向に駆動する複数の
    トラッキングコイルと、 前記対物レンズホルダの側面であって、前記光ディスク
    の周方向又は径方向に対向する側面に固着され、前記対
    物レンズホルダを前記光軸の傾き方向に駆動する複数の
    チルトコイルと、 前記トラッキングコイル及び前記チルトコイルに対向す
    るように前記基台に配置された磁気印加手段と、 前記周方向傾き検出手段と径方向傾き検出手段との出力
    に基づき、前記各チルトコイルに流す駆動電流を制御
    し、前記対物レンズの光軸と前記光ディスクの周方向と
    径方向の傾きを補正するチルトコイル制御回路と、を具
    備することを特徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記チルトコイルは、 前記対物レンズの光軸を中心に第1〜第4のチルトコイ
    ルが四方に夫々配列され、第1及び第2のチルトコイル
    と、第3及び第4のチルトコイルとが前記光ディスクの
    径方向に沿って取り付けられ、第2及び第4のチルトコ
    イルと、第1及び第3のチルトコイルとが前記光ディス
    クの周方向に沿って取付けられるものであり、 前記チルトコイル制御回路は、 前記径方向傾き検出手段の信号から前記周方向傾き検出
    手段の信号を減算し、その減算値を前記第1及び第4の
    チルトコイルの駆動電流に変換する減算手段と、 前記径方向傾き検出手段の信号と前記周方向傾き検出手
    段の信号を加算し、その加算値を前記第2及び第3のチ
    ルトコイルの駆動電流に変換する加算手段と、を有する
    ものであることを特徴とする請求項1記載の光ディスク
    装置。
  3. 【請求項3】 光ディスクに光を集光する対物レンズ
    と、 前記対物レンズを保持する対物レンズホルダと、 複数本の弾性体を含み、前記対物レンズホルダを前記光
    ディスクのフォーカス方向及びトラッキング方向と前記
    対物レンズの光軸の傾き方向に微動自在に支持する支持
    材と、 前記対物レンズから放出される光の光軸と前記光ディス
    クの記録面と周方向の角度ずれを検出する周方向傾き検
    出手段と、 前記対物レンズから放出される光の光軸と前記光ディス
    クの記録面と径方向の角度ずれを検出する径方向傾き検
    出手段と、 前記対物レンズと前記光ディスクとのフォーカス方向の
    ずれを検出するフォーカス検出手段と、 前記支持材を固定する基台と、 前記対物レンズホルダの側面であって、前記光ディスク
    の周方向又は径方向の相対向する側面に固着され、前記
    対物レンズホルダをトラッキング方向に駆動する複数の
    トラッキングコイルと、 前記対物レンズホルダの側面であって、前記光ディスク
    の周方向又は径方向に対向する側面に固着され、前記対
    物レンズホルダを前記光ディスクのトラッキング方向、
    周方向、径方向に駆動する複数のボイスコイルと、 前記トラッキングコイル及び前記ボイスコイルに対向す
    るように前記基台に配置された磁気印加手段と、 前記周方向傾き検出手段と径方向傾き検出手段と前記フ
    ォーカス検出手段の出力に基づき、前記複数個のボイス
    コイルに流す駆動電流を制御し、前記対物レンズの光軸
    と前記光ディスクの周方向と径方向の傾き補正と、前記
    コヒーレント光のフォーカス補正とを同時に行うボイス
    コイル制御回路と、を具備することを特徴とする光ディ
    スク装置。
  4. 【請求項4】 前記ボイスコイルは、 前記対物レンズの光軸を中心に第1〜第4のボイスコイ
    ルが四方に夫々配列され、第1及び第2のボイスコイル
    と、第3及び第4のボイスコイルとが前記光ディスクの
    径方向に沿って取り付けられ、第2及び第4のチルトコ
    イルと、第1及び第3のチルトコイルとが前記光ディス
    クの周方向に沿って取付けられるものであり、 前記ボイスコイル制御回路は、 前記径方向傾き検出手段の信号から前記周方向傾き検出
    手段の信号と前記フォーカス検出手段の信号を減算し、
    その演算値を前記第4のボイスコイルの駆動電流に変換
    する第1の演算手段と、 前記径方向傾き検出手段の信号と前記フォーカス検出手
    段の信号との和から前記周方向傾き検出手段の信号を減
    算し、その演算値を前記第1のボイスコイルの駆動電流
    に変換する第2の演算手段と、 前記径方向傾き検出手段の信号と前記周方向傾き検出手
    段の信号との和から前記フォーカス検出手段の信号を減
    算し、その演算値を前記第2のボイスコイルの駆動電流
    に変換する第3の演算手段と、 前記径方向傾き検出手段の信号と前記周方向傾き検出手
    段の信号と前記フォーカス検出手段の信号とを加算し、
    その演算値を前記第3のボイスコイルの駆動電流に変換
    する第4の演算手段と、を有するものであることを特徴
    とする請求項3記載の光ディスク装置。
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