JPH0765207A - 車内検札システム - Google Patents
車内検札システムInfo
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- JPH0765207A JPH0765207A JP21440493A JP21440493A JPH0765207A JP H0765207 A JPH0765207 A JP H0765207A JP 21440493 A JP21440493 A JP 21440493A JP 21440493 A JP21440493 A JP 21440493A JP H0765207 A JPH0765207 A JP H0765207A
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- 238000004891 communication Methods 0.000 claims abstract description 33
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- 238000011179 visual inspection Methods 0.000 description 1
- 230000002618 waking effect Effects 0.000 description 1
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- Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
- Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 車内での検札作業の能率化を図ると共に、座
席の有効活用を図ることを可能とする車内検札システム
を提供する。 【構成】 通信回線8を介してネットワーク接続された
複数の地上システムと、移動する列車内に設置された列
車内システムとからなる車内検札システムであって、地
上システムは、座席指定情報読取手段1と、座席指定情
報記憶手段2と、通信回線8を介する、乗換情報送受信
手段7と、列車番号問い合わせ・受信手段4、6と、列
車座席指定情報検索手段3と、列車座席指定情報送信手
段6とを備える一方、列車内システムが、列車番号送信
手段9、12と、列車座席指定情報受信手段9と、列車
座席指定情報記憶手段10列車座席指定情報表示手段1
1とを備えたことを特徴とする車内検札システム。
席の有効活用を図ることを可能とする車内検札システム
を提供する。 【構成】 通信回線8を介してネットワーク接続された
複数の地上システムと、移動する列車内に設置された列
車内システムとからなる車内検札システムであって、地
上システムは、座席指定情報読取手段1と、座席指定情
報記憶手段2と、通信回線8を介する、乗換情報送受信
手段7と、列車番号問い合わせ・受信手段4、6と、列
車座席指定情報検索手段3と、列車座席指定情報送信手
段6とを備える一方、列車内システムが、列車番号送信
手段9、12と、列車座席指定情報受信手段9と、列車
座席指定情報記憶手段10列車座席指定情報表示手段1
1とを備えたことを特徴とする車内検札システム。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、列車内にて乗務員が乗
客に対して検札を行う車内検札システムに関するもので
ある。
客に対して検札を行う車内検札システムに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】現在、特急や急行等の優等列車内におい
て、乗車券や料金券の確認(即ち、車内検札)を行う場
合には、乗務員が乗客の間を巡回して、乗車券を一枚一
枚手に取り、その乗車券に印刷された日時、列車名、乗
車区間、号車、座席番号等を目視により確認し、間違い
がなければ、確認済の検札印を押印したり、或いは確認
済の穿孔を行ったりしている。
て、乗車券や料金券の確認(即ち、車内検札)を行う場
合には、乗務員が乗客の間を巡回して、乗車券を一枚一
枚手に取り、その乗車券に印刷された日時、列車名、乗
車区間、号車、座席番号等を目視により確認し、間違い
がなければ、確認済の検札印を押印したり、或いは確認
済の穿孔を行ったりしている。
【0003】ところが、このような従来からの目視によ
る車内検札方法によれば、検札作業にかなりの時間を要
することは勿論のこと、途中乗車の乗客に対しては検札
洩れが生じるおそれがあり、更に、既に検札した乗客に
対して二重検札してしまうこともある。そして、車内が
混雑した時等には、検札作業そのものが不可能になって
しまうことさえある。また、乗客側にとっても、睡眠中
に起こされて検札を受けることによる不快感や、自由席
から指定席に変更したいときに、とりあえずは空いてい
る座席が用意されるものの、その後で予約した乗客が来
た場合には、当然のことながら移動を余儀無くされる時
の不快感は、よく経験させられるところである。
る車内検札方法によれば、検札作業にかなりの時間を要
することは勿論のこと、途中乗車の乗客に対しては検札
洩れが生じるおそれがあり、更に、既に検札した乗客に
対して二重検札してしまうこともある。そして、車内が
混雑した時等には、検札作業そのものが不可能になって
しまうことさえある。また、乗客側にとっても、睡眠中
に起こされて検札を受けることによる不快感や、自由席
から指定席に変更したいときに、とりあえずは空いてい
る座席が用意されるものの、その後で予約した乗客が来
た場合には、当然のことながら移動を余儀無くされる時
の不快感は、よく経験させられるところである。
【0004】このような従来の車内検札方法に代わるも
のとして、特開平4−60786には、乗車券に関する
座席指定情報を管理センタで管理すると共に、列車との
間で通信を行って乗務員に座席指定情報を報知し、車内
での検札時間の短縮を図ることを可能ならしめる「指定
席管理システム」なのものが提案されている。
のとして、特開平4−60786には、乗車券に関する
座席指定情報を管理センタで管理すると共に、列車との
間で通信を行って乗務員に座席指定情報を報知し、車内
での検札時間の短縮を図ることを可能ならしめる「指定
席管理システム」なのものが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記指
定席管理システムによれば、車内での座席の管理は、あ
くまで、管理センタにおける座席指定情報に基づいて行
われるようになっており、販売された座席指定券に該当
する座席には、無条件で乗客が乗車しているものとみな
すものとなっている。従って、管理センタにおいて販売
済として取り扱われている座席が、途中で空席となった
場合であっても、その座席については新たに指定席券を
販売することはできず、座席の有効活用や販売実績の向
上を図る上で問題を残している。
定席管理システムによれば、車内での座席の管理は、あ
くまで、管理センタにおける座席指定情報に基づいて行
われるようになっており、販売された座席指定券に該当
する座席には、無条件で乗客が乗車しているものとみな
すものとなっている。従って、管理センタにおいて販売
済として取り扱われている座席が、途中で空席となった
場合であっても、その座席については新たに指定席券を
販売することはできず、座席の有効活用や販売実績の向
上を図る上で問題を残している。
【0006】また、運行中の全ての優等列車に対して座
席指定情報を送信するという通信処理を、全面的に管理
センタに担わすことは、処理能力の面で過負荷となるお
それがあり、そのような場合には、当然のことながら、
処理時間の大幅な遅滞を避けることはできない。本発明
は、かかる現状に鑑みてなされたものであり、各駅に設
置され、ネットワーク接続された地上システムにおいて
得られた列車座席指定情報を、列車内システムに送信す
ることによって、車内での検札作業の能率化を図ると共
に、座席の有効活用を図ることを可能となす車内検札シ
ステムを提供することを目的としている。
席指定情報を送信するという通信処理を、全面的に管理
センタに担わすことは、処理能力の面で過負荷となるお
それがあり、そのような場合には、当然のことながら、
処理時間の大幅な遅滞を避けることはできない。本発明
は、かかる現状に鑑みてなされたものであり、各駅に設
置され、ネットワーク接続された地上システムにおいて
得られた列車座席指定情報を、列車内システムに送信す
ることによって、車内での検札作業の能率化を図ると共
に、座席の有効活用を図ることを可能となす車内検札シ
ステムを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本請求項1にかかる発明は、複数の駅に設置され、
通信回線を介してネットワーク接続された複数の地上シ
ステムと、移動する列車内に設置された列車内システム
とからなる車内検札システムであって、前記地上システ
ムが、改札時に、座席指定券より座席指定情報を読み取
る座席指定情報読取手段と、読み取った座席指定情報を
列車番号別に記憶する座席指定情報記憶手段と、通信回
線を介し、記憶した座席指定情報の中の乗換情報を、乗
換駅に設置された地上システムへ送信し、また自駅に関
する乗換情報を他の地上システムから受信する乗換情報
送受信手段とを備える一方、列車到着時に、前記列車内
システムに対して列車番号を問い合わせ、該列車内シス
テムから送信される列車番号を受信する列車番号問い合
わせ・受信手段と、受信した列車番号を基に、記憶した
座席指定情報の中から該当する列車についての列車座席
指定情報を検索する列車座席指定情報検索手段と、検索
した列車座席指定情報を、前記列車内システムへ送信す
る列車座席指定情報送信手段とを備え、前記列車内シス
テムが、前記地上システムからの列車番号の問い合わせ
を受け、該地上システムへ列車番号を送信する列車番号
送信手段と、前記地上システムから送信される列車座席
指定情報を受信する列車座席指定情報受信手段と、受信
した列車座席指定情報を記憶する列車座席指定情報記憶
手段と、記憶した列車座席指定情報を表示する表示手段
と、を備えたことを特徴としている。
に、本請求項1にかかる発明は、複数の駅に設置され、
通信回線を介してネットワーク接続された複数の地上シ
ステムと、移動する列車内に設置された列車内システム
とからなる車内検札システムであって、前記地上システ
ムが、改札時に、座席指定券より座席指定情報を読み取
る座席指定情報読取手段と、読み取った座席指定情報を
列車番号別に記憶する座席指定情報記憶手段と、通信回
線を介し、記憶した座席指定情報の中の乗換情報を、乗
換駅に設置された地上システムへ送信し、また自駅に関
する乗換情報を他の地上システムから受信する乗換情報
送受信手段とを備える一方、列車到着時に、前記列車内
システムに対して列車番号を問い合わせ、該列車内シス
テムから送信される列車番号を受信する列車番号問い合
わせ・受信手段と、受信した列車番号を基に、記憶した
座席指定情報の中から該当する列車についての列車座席
指定情報を検索する列車座席指定情報検索手段と、検索
した列車座席指定情報を、前記列車内システムへ送信す
る列車座席指定情報送信手段とを備え、前記列車内シス
テムが、前記地上システムからの列車番号の問い合わせ
を受け、該地上システムへ列車番号を送信する列車番号
送信手段と、前記地上システムから送信される列車座席
指定情報を受信する列車座席指定情報受信手段と、受信
した列車座席指定情報を記憶する列車座席指定情報記憶
手段と、記憶した列車座席指定情報を表示する表示手段
と、を備えたことを特徴としている。
【0008】また、本請求項2にかかる発明は、前記列
車内システムが、更に、前記列車座席指定情報記憶手段
が記憶した情報を受け取って記憶し、表示すると共に、
受け取った列車座席指定情報を更新して、該列車座席指
定情報記憶手段に渡すことが可能な携帯端末装置を備え
ていることを特徴としている。
車内システムが、更に、前記列車座席指定情報記憶手段
が記憶した情報を受け取って記憶し、表示すると共に、
受け取った列車座席指定情報を更新して、該列車座席指
定情報記憶手段に渡すことが可能な携帯端末装置を備え
ていることを特徴としている。
【0009】
【作用】上記本請求項1にかかる発明の構成によれば、
車内検札システムは、地上システムと列車内システムか
らなり、更に、地上システムは、複数の駅に設置される
と共に、通信回線を介してネットワーク接続されてい
る。本地上システムでは、改札時に、座席指定情報読取
手段によって、座席指定券より、列車番号・号車番号・
座席番号・乗車区間を含んでなる座席指定情報が読み取
られる。そして、読み取った座席指定情報は、座席指定
情報記憶手段によって、列車番号別に記憶される。ま
た、記憶した座席指定情報の中の乗換情報については、
通信回線を介し、乗換情報送受信手段によって、乗換駅
に設置された地上システムへ送信される。更に、他駅の
地上システムにおける自駅に関する乗換情報は、同様
に、通信回線を介して、乗換情報送受信手段によって受
信される。
車内検札システムは、地上システムと列車内システムか
らなり、更に、地上システムは、複数の駅に設置される
と共に、通信回線を介してネットワーク接続されてい
る。本地上システムでは、改札時に、座席指定情報読取
手段によって、座席指定券より、列車番号・号車番号・
座席番号・乗車区間を含んでなる座席指定情報が読み取
られる。そして、読み取った座席指定情報は、座席指定
情報記憶手段によって、列車番号別に記憶される。ま
た、記憶した座席指定情報の中の乗換情報については、
通信回線を介し、乗換情報送受信手段によって、乗換駅
に設置された地上システムへ送信される。更に、他駅の
地上システムにおける自駅に関する乗換情報は、同様
に、通信回線を介して、乗換情報送受信手段によって受
信される。
【0010】一方、列車到着時には、列車番号問い合わ
せ・受信手段によって、列車内システムに対して列車番
号が問い合わせられ、列車内システムから送信される列
車番号が受信される。そして、列車座席指定情報検索手
段によって、受信した列車番号を基に、記憶した座席指
定情報の中から該当する列車についての列車座席指定情
報が検索される。更に、列車座席指定情報送信手段によ
って、検索した列車座席指定情報が、前記列車内システ
ムへ送信される。
せ・受信手段によって、列車内システムに対して列車番
号が問い合わせられ、列車内システムから送信される列
車番号が受信される。そして、列車座席指定情報検索手
段によって、受信した列車番号を基に、記憶した座席指
定情報の中から該当する列車についての列車座席指定情
報が検索される。更に、列車座席指定情報送信手段によ
って、検索した列車座席指定情報が、前記列車内システ
ムへ送信される。
【0011】次に、本列車内システムでは、前記地上シ
ステムからの列車番号の問い合わせを受けると、列車番
号送信手段によって、地上システムへ列車番号が送信さ
れる。そして、列車座席指定情報受信手段によって、地
上システムから送信される列車座席指定情報が受信され
る。更に、列車座席指定情報記憶手段によって、受信し
た列車座席指定情報が記憶される。また、表示手段によ
って、記憶した列車座席指定情報が表示される。従っ
て、乗務員は、表示された列車座席指定情報を見て、次
なる到着駅迄の間における座席の予約状況を正確に把握
して、必要な座席についてのみ車内検札を行うことが可
能となる。
ステムからの列車番号の問い合わせを受けると、列車番
号送信手段によって、地上システムへ列車番号が送信さ
れる。そして、列車座席指定情報受信手段によって、地
上システムから送信される列車座席指定情報が受信され
る。更に、列車座席指定情報記憶手段によって、受信し
た列車座席指定情報が記憶される。また、表示手段によ
って、記憶した列車座席指定情報が表示される。従っ
て、乗務員は、表示された列車座席指定情報を見て、次
なる到着駅迄の間における座席の予約状況を正確に把握
して、必要な座席についてのみ車内検札を行うことが可
能となる。
【0012】また、本請求項2にかかる発明の構成によ
れば、本列車内システムには、更に、車内を巡回して検
札を行うための携帯端末装置が備えられている。かかる
携帯端末装置では、列車座席指定情報記憶手段が記憶し
た情報が受け取られ、記憶され、表示される。従って、
乗務員は、かかる携帯端末装置を携帯して車内を巡回
し、検札作業を行うことが可能となる。また、空席につ
いては、次の停車駅までの区間に限り、座席指定券を発
行することが可能となり、その場合には、表示内容が更
新され、列車座席指定情報記憶手段に渡される。
れば、本列車内システムには、更に、車内を巡回して検
札を行うための携帯端末装置が備えられている。かかる
携帯端末装置では、列車座席指定情報記憶手段が記憶し
た情報が受け取られ、記憶され、表示される。従って、
乗務員は、かかる携帯端末装置を携帯して車内を巡回
し、検札作業を行うことが可能となる。また、空席につ
いては、次の停車駅までの区間に限り、座席指定券を発
行することが可能となり、その場合には、表示内容が更
新され、列車座席指定情報記憶手段に渡される。
【0013】以上の結果、乗務員の検札作業の大幅な能
率化が図られ、検札時に乗客に与える不快感を軽減する
ことができ、しかも、空席を有効活用することが可能と
なる。
率化が図られ、検札時に乗客に与える不快感を軽減する
ことができ、しかも、空席を有効活用することが可能と
なる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面に従い
具体的に説明する。図1は、本発明にかかる車内検札シ
ステムの第1の実施例の構成を示すブロック図である。
本車内検札システムは、各駅(A駅、B駅、C駅・・
・)に設置され、通信回線7を介してネットワーク接続
された複数の固定の地上システムと、移動する列車内に
設置された列車内システムとから構成されている。
具体的に説明する。図1は、本発明にかかる車内検札シ
ステムの第1の実施例の構成を示すブロック図である。
本車内検札システムは、各駅(A駅、B駅、C駅・・
・)に設置され、通信回線7を介してネットワーク接続
された複数の固定の地上システムと、移動する列車内に
設置された列車内システムとから構成されている。
【0015】各地上システム(図中、破線で囲む内部の
構成をとり、代表して、A駅に設置された地上システム
の構成を示す)は、自動改札機に設けられ、座席指定乗
車券等に記録された内容から座席指定情報を読み取る座
席指定情報読取部1と、読み取った座席指定情報を記憶
する座席指定情報記憶部2と、記憶した座席指定情報の
中から到着した列車の列車番号に基づき列車座席指定情
報を検索する列車座席指定情報検索部3と、到着した列
車に対して列車番号の問い合わせコマンドを発し、当該
列車の列車番号を記憶する列車番号問い合わせ部4と、
前記座席指定情報記憶部2と列車座席指定情報検索部3
と列車番号問い合わせ部4を実現するためのワークステ
ーション5と、列車内システム(図中、一点鎖線で囲む
内部の構成をとる)との通信を行うための光通信ユニッ
ト6と、他駅とネットワーク接続するために設けられた
通信装置7とから構成されている。
構成をとり、代表して、A駅に設置された地上システム
の構成を示す)は、自動改札機に設けられ、座席指定乗
車券等に記録された内容から座席指定情報を読み取る座
席指定情報読取部1と、読み取った座席指定情報を記憶
する座席指定情報記憶部2と、記憶した座席指定情報の
中から到着した列車の列車番号に基づき列車座席指定情
報を検索する列車座席指定情報検索部3と、到着した列
車に対して列車番号の問い合わせコマンドを発し、当該
列車の列車番号を記憶する列車番号問い合わせ部4と、
前記座席指定情報記憶部2と列車座席指定情報検索部3
と列車番号問い合わせ部4を実現するためのワークステ
ーション5と、列車内システム(図中、一点鎖線で囲む
内部の構成をとる)との通信を行うための光通信ユニッ
ト6と、他駅とネットワーク接続するために設けられた
通信装置7とから構成されている。
【0016】一方、列車内システムは、上記地上システ
ムとの通信を行うための光通信ユニット9と、地上シス
テムから送信された列車座席指定情報を記憶する列車座
席指定情報記憶部10と、記憶した列車座席指定情報を
モニタ画面に表示する表示部11と、地上システムに対
して列車座席指定情報を送信してもらうために、列車番
号を通信ユニット9に送出する列車番号送出部12と、
前記列車座席指定情報記憶部10に記憶した列車座席指
定情報を表示部11に表示させるための操作を行う操作
部13と、前記10、11、12、13の各機能ブロッ
クを実現するためのパーソナルコンピュータ14とから
構成されている。
ムとの通信を行うための光通信ユニット9と、地上シス
テムから送信された列車座席指定情報を記憶する列車座
席指定情報記憶部10と、記憶した列車座席指定情報を
モニタ画面に表示する表示部11と、地上システムに対
して列車座席指定情報を送信してもらうために、列車番
号を通信ユニット9に送出する列車番号送出部12と、
前記列車座席指定情報記憶部10に記憶した列車座席指
定情報を表示部11に表示させるための操作を行う操作
部13と、前記10、11、12、13の各機能ブロッ
クを実現するためのパーソナルコンピュータ14とから
構成されている。
【0017】続いて、図1に示す車内検札システムの動
作について、図2及び図3に示すフローチャートに従
い、具体的に説明する。図2は、図1に示す地上システ
ムの動作を示すフローチャートである。先ず、改札時
に、自動改札機等に設けた座席指定情報読取部1にて、
乗客が持つ座席指定券から、列車番号・号車番号・座席
番号・乗車区間・大人小児別からなる座席指定情報を読
み込む(S1)。そして、読み取った座席指定情報をワ
ークステーション5に取り込み、列車番号別に集計し
て、座席指定情報記憶部2に記憶する(S2)。
作について、図2及び図3に示すフローチャートに従
い、具体的に説明する。図2は、図1に示す地上システ
ムの動作を示すフローチャートである。先ず、改札時
に、自動改札機等に設けた座席指定情報読取部1にて、
乗客が持つ座席指定券から、列車番号・号車番号・座席
番号・乗車区間・大人小児別からなる座席指定情報を読
み込む(S1)。そして、読み取った座席指定情報をワ
ークステーション5に取り込み、列車番号別に集計し
て、座席指定情報記憶部2に記憶する(S2)。
【0018】この場合、座席指定情報記憶部2に記憶さ
れる座席指定情報は、図4に示すようなデータファイル
として記憶される。この例では、東京駅に設置された地
上システムにおいて、座席指定券から読み取った座席指
定情報として、東京駅発博多行きの「ひかり1号」につ
いての座席指定情報に関するデータファイルを示してい
る。即ち、列車番号別のファイル(ここでは、「ひかり
1号」についてのファイルとなる)に、号車番号及び座
席番号の昇順に乗車区間及び大人小児別の情報がソート
して記憶される。例えば、6号車の座席番号1Aに該当
する座席は、乗車区間が「東京(乗車駅)→名古屋(降
車駅)」であり、「大人」についての座席として指定さ
れている。また、6号車の座席番号1D及び2Aに該当
する座席についての座席指定券は販売されていないた
め、座席指定情報はない(図中、水平方向の破線で示し
ている)。そして、ここに示すフォーマットと同様なフ
ォーマットでもって、他の列車番号についてもデータフ
ァイルが存在している。
れる座席指定情報は、図4に示すようなデータファイル
として記憶される。この例では、東京駅に設置された地
上システムにおいて、座席指定券から読み取った座席指
定情報として、東京駅発博多行きの「ひかり1号」につ
いての座席指定情報に関するデータファイルを示してい
る。即ち、列車番号別のファイル(ここでは、「ひかり
1号」についてのファイルとなる)に、号車番号及び座
席番号の昇順に乗車区間及び大人小児別の情報がソート
して記憶される。例えば、6号車の座席番号1Aに該当
する座席は、乗車区間が「東京(乗車駅)→名古屋(降
車駅)」であり、「大人」についての座席として指定さ
れている。また、6号車の座席番号1D及び2Aに該当
する座席についての座席指定券は販売されていないた
め、座席指定情報はない(図中、水平方向の破線で示し
ている)。そして、ここに示すフォーマットと同様なフ
ォーマットでもって、他の列車番号についてもデータフ
ァイルが存在している。
【0019】次に、A駅で乗車した乗客がB駅で別列車
に乗換えるような場合を考えてみると、B駅では別列車
に新たに乗車することになるが、B駅の自動改札機を通
過してはいない。即ち、B駅を乗車駅とする新たな列車
に対しては、座席指定情報が与えられないことになって
しまう。そこで、このような場合に対応するため、上述
したステップS2の処理に続き、A駅での改札時に取得
した座席指定情報の内で、B駅で乗換を必要とする情報
については、列車がB駅に到着するまでに、通信回線8
を経由してA駅からB駅に対して該当する座席指定情報
を通信装置7により伝送する。同様に、他の駅に対して
も該当する座席指定情報を伝送する(S3)。逆に、A
駅以外の自動改札機で獲得した座席指定情報の内で、A
駅で乗換を必要とする座席指定情報が、通信回線7を経
由して他駅より伝送されてきた場合(S4においてYe
sの場合)には、ワークステーション4に取り込み、列
車番号別に集計して、座席指定情報記憶部2に記憶する
(S5)。なお、ステップS4において、Noの場合に
は、ステップS6の処理に移行する。
に乗換えるような場合を考えてみると、B駅では別列車
に新たに乗車することになるが、B駅の自動改札機を通
過してはいない。即ち、B駅を乗車駅とする新たな列車
に対しては、座席指定情報が与えられないことになって
しまう。そこで、このような場合に対応するため、上述
したステップS2の処理に続き、A駅での改札時に取得
した座席指定情報の内で、B駅で乗換を必要とする情報
については、列車がB駅に到着するまでに、通信回線8
を経由してA駅からB駅に対して該当する座席指定情報
を通信装置7により伝送する。同様に、他の駅に対して
も該当する座席指定情報を伝送する(S3)。逆に、A
駅以外の自動改札機で獲得した座席指定情報の内で、A
駅で乗換を必要とする座席指定情報が、通信回線7を経
由して他駅より伝送されてきた場合(S4においてYe
sの場合)には、ワークステーション4に取り込み、列
車番号別に集計して、座席指定情報記憶部2に記憶する
(S5)。なお、ステップS4において、Noの場合に
は、ステップS6の処理に移行する。
【0020】次に、到着列車の列車番号を検出する為
に、列車番号問い合わせ部4は、一定の周期で列車番号
の問い合わせコマンドを、光通信ユニット6を通じて列
車内システムに送信する(S6)。このコマンドに対し
て、列車内システムより列車番号による応答があった場
合(S7においてYesの場合)には、その列車番号に
対応する号車番号・座席番号・乗車区間・大人小児別か
らなる列車座席指定情報を、座席指定情報記憶部2から
検索して、光通信ユニット6を通じて列車内システムに
送信する(S8)。なお、ステップS7において、No
の場合には、ステップS1の処理に戻る。
に、列車番号問い合わせ部4は、一定の周期で列車番号
の問い合わせコマンドを、光通信ユニット6を通じて列
車内システムに送信する(S6)。このコマンドに対し
て、列車内システムより列車番号による応答があった場
合(S7においてYesの場合)には、その列車番号に
対応する号車番号・座席番号・乗車区間・大人小児別か
らなる列車座席指定情報を、座席指定情報記憶部2から
検索して、光通信ユニット6を通じて列車内システムに
送信する(S8)。なお、ステップS7において、No
の場合には、ステップS1の処理に戻る。
【0021】図3は、図1に示す列車内システムの動作
を示すフローチャートである。先ず、パーソナルコンピ
ュータ14では、光通信ユニット9を通じて、地上シス
テムより列車番号の問合せコマンドが送信されたか否か
を検出して(S11)、該コマンドを受信した場合(S
11においてYesの場合)には、列車番号送出部12
により、列車番号を地上システムに送信する(S1
2)。続いて、光通信ユニット9を通じて、列車座席指
定情報を地上システムより受信し、列車座席指定情報記
憶部10に記憶する(S13)。そして、乗務員が操作
部13を操作することにより、指定した号車番号につい
ての座席番号別乗車区間・大人小児別の座席指定情報
(即ち、予約状況)を、表示部11に表示する(S1
4)。
を示すフローチャートである。先ず、パーソナルコンピ
ュータ14では、光通信ユニット9を通じて、地上シス
テムより列車番号の問合せコマンドが送信されたか否か
を検出して(S11)、該コマンドを受信した場合(S
11においてYesの場合)には、列車番号送出部12
により、列車番号を地上システムに送信する(S1
2)。続いて、光通信ユニット9を通じて、列車座席指
定情報を地上システムより受信し、列車座席指定情報記
憶部10に記憶する(S13)。そして、乗務員が操作
部13を操作することにより、指定した号車番号につい
ての座席番号別乗車区間・大人小児別の座席指定情報
(即ち、予約状況)を、表示部11に表示する(S1
4)。
【0022】図5は、図1に示す表示部11に画面表示
される列車座席指定情報の例を示す模式図である。ここ
では、乗車日が「〇月△日」で、乗車列車が「ひかり1
号」で、その6号車についての座席指定情報が画面表示
されている。なお、検札区間は「名古屋駅→京都駅間」
になっている。画面表示された表中の縦の1〜20は座
席の列番号を示し、A〜Eは座席位置を示している。ま
た、「○」は空席または紙切符などで座席指定情報が取
り込まれていない座席を、「▲」は小児の座席指定券で
乗車している座席を、「・」は大人の座席指定券で乗車
している座席を夫々示している。
される列車座席指定情報の例を示す模式図である。ここ
では、乗車日が「〇月△日」で、乗車列車が「ひかり1
号」で、その6号車についての座席指定情報が画面表示
されている。なお、検札区間は「名古屋駅→京都駅間」
になっている。画面表示された表中の縦の1〜20は座
席の列番号を示し、A〜Eは座席位置を示している。ま
た、「○」は空席または紙切符などで座席指定情報が取
り込まれていない座席を、「▲」は小児の座席指定券で
乗車している座席を、「・」は大人の座席指定券で乗車
している座席を夫々示している。
【0023】従って、乗務員は、このように画面表示さ
れた列車座席指定情報を確認することにより、乗客が持
つ座席指定券の情報を把握することができる。その場
合、「○」が示す座席には座席指定券の情報を把握でき
ていない乗客が着席しており、また「▲」が示す座席に
は大人の乗客が着席しているのは不合理であるので、こ
れら「○と▲」の座席の乗客に対してのみ、検札を行え
ばよいことになる。そして、「・」に該当する座席に着
席している乗客については検札する必要はなく、従来全
ての乗客に対して行っていた検札業務は、大幅に簡素化
され、能率アップを図ることが可能となる。
れた列車座席指定情報を確認することにより、乗客が持
つ座席指定券の情報を把握することができる。その場
合、「○」が示す座席には座席指定券の情報を把握でき
ていない乗客が着席しており、また「▲」が示す座席に
は大人の乗客が着席しているのは不合理であるので、こ
れら「○と▲」の座席の乗客に対してのみ、検札を行え
ばよいことになる。そして、「・」に該当する座席に着
席している乗客については検札する必要はなく、従来全
ての乗客に対して行っていた検札業務は、大幅に簡素化
され、能率アップを図ることが可能となる。
【0024】図6は、本発明にかかる車内検札システム
の第2の実施例の構成を示すブロック図である。この実
施例は、図1に示す第1の実施例の列車内システムに、
更に、カードリーダライタ15、ICカード16、及び
携帯型端末器17を付加した構成となっている。ここ
で、携帯型端末器17は、カードリーダライタ機能およ
び情報表示機能を有している。そして、列車座席指定情
報記憶部10に記憶した列車座席指定情報は、操作部1
3による指示により、カードリーダライタ15を介しI
Cカード16に書き込むことができるようになってい
る。そこで、このICカード16に書き込まれた列車座
席指定情報を、携帯型端末器17に内蔵のカードリーダ
ライタ(図示せず)で読み込むことにより、座席の予約
状況が、携帯型端末器17の表示器18に表示される。
従って、乗務員はこの携帯型端末器17を携帯して列車
内を巡回し、検札業務を行う。また、自由席の乗客が指
定席を購入したいという場合には、携帯型端末器17に
表示された座席の予約状況を確認して、空席の検索を行
い、その乗客を空席へ案内して、次の停車駅までに限り
座席指定券を販売する。この場合、携帯型端末器17を
操作して空席を予約済に変更し、更新されたデータをI
Cカード16に書き込む。更に、このICカード16に
書き込まれたデータを列車内システムのカードリーダラ
イタ15で読み取り、列車座席指定情報記憶部10に記
憶させてパーソナルコンピュータ14で管理するように
なっている。このようにして、次の停車駅までの区間に
ついての指定席の販売を行うことができるようになり、
空席の有効活用を図ることが可能となる。
の第2の実施例の構成を示すブロック図である。この実
施例は、図1に示す第1の実施例の列車内システムに、
更に、カードリーダライタ15、ICカード16、及び
携帯型端末器17を付加した構成となっている。ここ
で、携帯型端末器17は、カードリーダライタ機能およ
び情報表示機能を有している。そして、列車座席指定情
報記憶部10に記憶した列車座席指定情報は、操作部1
3による指示により、カードリーダライタ15を介しI
Cカード16に書き込むことができるようになってい
る。そこで、このICカード16に書き込まれた列車座
席指定情報を、携帯型端末器17に内蔵のカードリーダ
ライタ(図示せず)で読み込むことにより、座席の予約
状況が、携帯型端末器17の表示器18に表示される。
従って、乗務員はこの携帯型端末器17を携帯して列車
内を巡回し、検札業務を行う。また、自由席の乗客が指
定席を購入したいという場合には、携帯型端末器17に
表示された座席の予約状況を確認して、空席の検索を行
い、その乗客を空席へ案内して、次の停車駅までに限り
座席指定券を販売する。この場合、携帯型端末器17を
操作して空席を予約済に変更し、更新されたデータをI
Cカード16に書き込む。更に、このICカード16に
書き込まれたデータを列車内システムのカードリーダラ
イタ15で読み取り、列車座席指定情報記憶部10に記
憶させてパーソナルコンピュータ14で管理するように
なっている。このようにして、次の停車駅までの区間に
ついての指定席の販売を行うことができるようになり、
空席の有効活用を図ることが可能となる。
【0025】なお、本第2の実施例においては、列車内
システムにおけるパーソナルコンピュータ14と携帯型
端末器17との情報伝達にICカード16を介在させる
構成としたが、別の方法として、ケーブル接続により通
信を行う方法や、或いは、送受信を行う通信手段を備え
ることによって無線通信を行う方法を使用してもかまわ
ない。また、本第1及び第2の実施例において、地上シ
ステムと列車内システムとの通信に、光通信ユニット6
及び9を使った空間伝送方法を用いたが、他の無線通信
手段等を使用することも可能である。
システムにおけるパーソナルコンピュータ14と携帯型
端末器17との情報伝達にICカード16を介在させる
構成としたが、別の方法として、ケーブル接続により通
信を行う方法や、或いは、送受信を行う通信手段を備え
ることによって無線通信を行う方法を使用してもかまわ
ない。また、本第1及び第2の実施例において、地上シ
ステムと列車内システムとの通信に、光通信ユニット6
及び9を使った空間伝送方法を用いたが、他の無線通信
手段等を使用することも可能である。
【0026】
【発明の効果】以上、説明した本車内検札システムによ
れば、列車の乗務員は、座席の予約状況を列車内にて正
確に把握することができるようになるため、従来のよう
に、座席指定券を一枚一枚手に取って確認するといった
検札作業は大幅に能率化される。この場合、車内検札用
の携帯端末装置を用意することにより、より一層、検札
作業をスムースに実行することが可能となる。即ち、乗
務員は、携帯端末装置を携行し、列車内を巡回して検札
を行い、表示された列車座席指定情報と異なる乗客が乗
車している場合にのみ、従来の検札作業を行えばよいこ
とになるので、混雑時においても、検札業務の大幅な簡
素化が図れ、睡眠中の乗客を起こす頻度も減少する。
れば、列車の乗務員は、座席の予約状況を列車内にて正
確に把握することができるようになるため、従来のよう
に、座席指定券を一枚一枚手に取って確認するといった
検札作業は大幅に能率化される。この場合、車内検札用
の携帯端末装置を用意することにより、より一層、検札
作業をスムースに実行することが可能となる。即ち、乗
務員は、携帯端末装置を携行し、列車内を巡回して検札
を行い、表示された列車座席指定情報と異なる乗客が乗
車している場合にのみ、従来の検札作業を行えばよいこ
とになるので、混雑時においても、検札業務の大幅な簡
素化が図れ、睡眠中の乗客を起こす頻度も減少する。
【0027】また、自由席の乗客が指定席を購入したい
というような場合には、携帯端末装置に表示された列車
座席指定情報から空席を見つけ出し、その乗客を案内し
て座席指定券を販売することもできるようになる。従っ
て、従来のように、とりあえず空いている座席に座って
もらい、その後でその座席の乗客が来た場合には移動し
てもらうといったことにより不快感を引き起こすことは
避けられる。このため、サービス性の向上が図られる。
というような場合には、携帯端末装置に表示された列車
座席指定情報から空席を見つけ出し、その乗客を案内し
て座席指定券を販売することもできるようになる。従っ
て、従来のように、とりあえず空いている座席に座って
もらい、その後でその座席の乗客が来た場合には移動し
てもらうといったことにより不快感を引き起こすことは
避けられる。このため、サービス性の向上が図られる。
【0028】更に、地上システムは、複数の駅に設置さ
れ、各駅間でネットワーク接続されているため、他駅で
得られた座席指定情報のうちで、乗換情報等、自駅に関
する情報については、すべて自駅へ伝送されるようにな
っているので、座席指定情報の管理洩れを生じることが
なくなり、途中乗車の乗客に対する検札漏れを招くこと
もなく、車内検札の正確性が保証される。
れ、各駅間でネットワーク接続されているため、他駅で
得られた座席指定情報のうちで、乗換情報等、自駅に関
する情報については、すべて自駅へ伝送されるようにな
っているので、座席指定情報の管理洩れを生じることが
なくなり、途中乗車の乗客に対する検札漏れを招くこと
もなく、車内検札の正確性が保証される。
【図1】本発明にかかる車内検札システムの第1の実施
例の構成を示すブロック図である。
例の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す地上システムの動作を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図3】図1に示す列車内システムの動作を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図4】図1に示す座席指定情報記憶部2に記憶される
座席指定情報に関するデータファイルの例を示す模式図
である。
座席指定情報に関するデータファイルの例を示す模式図
である。
【図5】図1に示す表示部11に画面表示される列車座
席指定情報の例を示す模式図である。
席指定情報の例を示す模式図である。
【図6】本発明にかかる車内検札システムの第2の実施
例の構成を示すブロック図である。
例の構成を示すブロック図である。
1 座席指定情報読取部 2 座席指定情報記憶部 3 列車座席指定情報検索部 4 列車番号問い合わせ部 5 ワークステーション 6 光通信ユニット 7 通信装置 8 通信回線 9 光通信ユニット 10 列車座席指定情報記憶部 11 表示部 12 列車番号送出部 13 操作部 14 パーソナルコンピュータ 15 カードリーダライタ 16 ICカード 17 携帯型端末器 18 表示器
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の駅に設置され、通信回線を介して
ネットワーク接続された複数の地上システムと、移動す
る列車内に設置された列車内システムとからなる車内検
札システムであって、 前記地上システムが、 改札時に、座席指定券より座席指定情報を読み取る座席
指定情報読取手段と、 読み取った座席指定情報を列車番号別に記憶する座席指
定情報記憶手段と、 記憶した座席指定情報の中の乗換情報を、乗換駅に設置
された地上システムへ送信し、また自駅に関する乗換情
報を他の地上システムから受信する乗換情報送受信手段
とを備える一方、 列車到着時に、前記列車内システムに対して列車番号を
問い合わせ、該列車内システムから送信される列車番号
を受信する列車番号問い合わせ・受信手段と、 受信した列車番号を基に、記憶した座席指定情報の中か
ら該当する列車についての列車座席指定情報を検索する
列車座席指定情報検索手段と、 検索した列車座席指定情報を、前記列車内システムへ送
信する列車座席指定情報送信手段とを備え、 前記列車内システムが、 前記地上システムからの列車番号の問い合わせを受け、
該地上システムへ列車番号を送信する列車番号送信手段
と、 前記地上システムから送信される列車座席指定情報を受
信する列車座席指定情報受信手段と、 受信した列車座席指定情報を記憶する列車座席指定情報
記憶手段と、 記憶した列車座席指定情報を表示する表示手段と、 を備えたことを特徴とする車内検札システム。 - 【請求項2】 前記列車内システムが、更に、前記列車
座席指定情報記憶手段が記憶した情報を受け取って記憶
し、表示すると共に、受け取った列車座席指定情報を更
新して、該列車座席指定情報記憶手段に渡すことが可能
な携帯端末装置を備えていることを特徴とする請求項1
記載の車内検札システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21440493A JP2766607B2 (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | 車内検札システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21440493A JP2766607B2 (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | 車内検札システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0765207A true JPH0765207A (ja) | 1995-03-10 |
JP2766607B2 JP2766607B2 (ja) | 1998-06-18 |
Family
ID=16655237
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21440493A Expired - Fee Related JP2766607B2 (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | 車内検札システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2766607B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103700147A (zh) * | 2013-12-10 | 2014-04-02 | 柳州译海网络科技有限公司 | 一种基于火车站实名售票系统的检票终端 |
CN103714580A (zh) * | 2013-12-10 | 2014-04-09 | 柳州译海网络科技有限公司 | 一种基于实名售票系统的火车站检票进站方法 |
CN104167037A (zh) * | 2014-08-14 | 2014-11-26 | 中国铁道科学研究院电子计算技术研究所 | 一种铁路客运车站实名制验证检票门禁系统 |
WO2016015454A1 (zh) * | 2014-07-29 | 2016-02-04 | 刘健 | 一种轨道列车的自动售检票系统 |
CN105631988A (zh) * | 2015-11-30 | 2016-06-01 | 东莞酷派软件技术有限公司 | 用户管理方法和用户管理装置 |
CN105787857A (zh) * | 2016-03-01 | 2016-07-20 | 广州铁路职业技术学院 | 列车卧铺管理装置及方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0295466U (ja) * | 1989-01-18 | 1990-07-30 | ||
JPH0562037A (ja) * | 1991-09-03 | 1993-03-12 | Hitachi Ltd | 自動検札方法、自動検札機、自動券売検札機、自動検札システムおよび自動券売検札システム |
-
1993
- 1993-08-30 JP JP21440493A patent/JP2766607B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0295466U (ja) * | 1989-01-18 | 1990-07-30 | ||
JPH0562037A (ja) * | 1991-09-03 | 1993-03-12 | Hitachi Ltd | 自動検札方法、自動検札機、自動券売検札機、自動検札システムおよび自動券売検札システム |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN103700147A (zh) * | 2013-12-10 | 2014-04-02 | 柳州译海网络科技有限公司 | 一种基于火车站实名售票系统的检票终端 |
CN103714580A (zh) * | 2013-12-10 | 2014-04-09 | 柳州译海网络科技有限公司 | 一种基于实名售票系统的火车站检票进站方法 |
WO2016015454A1 (zh) * | 2014-07-29 | 2016-02-04 | 刘健 | 一种轨道列车的自动售检票系统 |
RU2683412C2 (ru) * | 2014-07-29 | 2019-03-28 | Сиань Шиюнь Транспорт Эквипмент Ко. Лтд | Автоматическая система продажи и проверки проездных билетов на рельсовом транспорте |
CN104167037A (zh) * | 2014-08-14 | 2014-11-26 | 中国铁道科学研究院电子计算技术研究所 | 一种铁路客运车站实名制验证检票门禁系统 |
CN105631988A (zh) * | 2015-11-30 | 2016-06-01 | 东莞酷派软件技术有限公司 | 用户管理方法和用户管理装置 |
CN105787857A (zh) * | 2016-03-01 | 2016-07-20 | 广州铁路职业技术学院 | 列车卧铺管理装置及方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2766607B2 (ja) | 1998-06-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |